JPH06125547A - 動画像カラーテレビ電話 - Google Patents

動画像カラーテレビ電話

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JPH06125547A
JPH06125547A JP4272661A JP27266192A JPH06125547A JP H06125547 A JPH06125547 A JP H06125547A JP 4272661 A JP4272661 A JP 4272661A JP 27266192 A JP27266192 A JP 27266192A JP H06125547 A JPH06125547 A JP H06125547A
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JP
Japan
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image signal
image
signal
moving image
binary image
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JP4272661A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Kaneoka
則幸 兼岡
Yutaka Kinebuchi
豊 杵渕
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】回線を介して動画像を伝送するテレビ電話に関
し、受信画像の二値画像を鮮明に表示させる動画像カラ
ーテレビ電話を提供することにある。 【構成】二値画像信号を二値画像符号に符号化する二値
画像符号化手段6、二値画像符号を二値画像信号に復号
化する二値画像復号化手段10、及び、動画像復号化器
9で復号化した動画像信号に二値画像信号を重畳させる
画像重畳手段12を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビ信号等の動画像
信号を符号化して伝送する画像伝送技術に係り、特に、
動画像に含まれる文字等の二値画像を受信側で鮮明に表
示させる動画像カラーテレビ電話に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ信号等の動画像信号をディジタル
的に圧縮し、公衆回線等を用いて伝送するテレビ電話,
テレビ会議システムが普及しつつある。それら装置の中
で、伝送速度が64[kb/s]から1.5[Mb/s]
のものについては、相互通信を図るために、国際電信電
話諮問委員会(CCITT)において、圧縮方式や画面
フォーマットの標準化が検討されH.261として勧告
化されている。
【0003】この動画像伝送の標準化方式を図2を用い
て簡単に説明する。この方式は、符号化(現)フレーム
の画像信号と直前に符号化伝送した(前)フレームの画
像信号との差分を符号化するフレーム間符号化方式と符
号化フレームの画像信号そのものを符号化するフレーム
内符号化方式とを組合せたものである。
【0004】まず、フレーム間符号化方式を説明する。
テレビカメラ2で得た画像信号は、フォーマット変換器
4のA/D変換器201によってディジタル化した後、
色輝度分離・並べ替え回路202によって色輝度分離と
定められた画像信号フォーマットに並び替える。この並
び替えた画像信号300を水平8画素、垂直8ラインの
64画素からなるブロック毎に読み出し、減算器203
で予測信号301とブロック内の各対応する画素毎に差
分を求め差分信号302とする。
【0005】予測信号301は、直前に画像符号化伝送
したフレームから次のように作成する。直前に符号化伝
送したフレームの画像信号はフレームメモリ209に格
納しておく。動き検出回路211は、前フレームから現
フレームに到る間に符号化するブロックが動いた方向と
大きさである動きベクトル303を検出する。動きベク
トル303は、可変長符号化回路212により符号化し
て伝送する。可変遅延回路210では、動きベクトル3
03をもとに前フレームから符号化するブロックに対応
した画素を読み出し、スイッチ213を切り替えてこれ
を予測信号301とする。
【0006】差分信号302は、直交変換器204で直
交変換の一つであるDCT(Discrete Cosine Transfor
m)を施し、量子化器205で量子化する。量子化した
信号は、可変長符号化回路212によって可変長符号化
する。また、同時に逆量子化器206、及び、逆直交変
換器207で逆量子化,逆直交変換(逆DCT)し、再生
差分信号304とする。この信号304に加算器208
で先の予測信号301を加え再生信号305を得る。ま
た、再生信号305は、次のフレームの処理のためにフ
レームメモリ209に格納する。なお、動きベクトル3
03を用いるフレーム間符号化方式は、動き補償フレー
ム間符号化方式と呼ばれている。
【0007】次に、フレーム内符号化方式について説明
する。フレーム内符号化方式は、スイッチ213を切り
替え予測信号301を0とすることで、画像信号300
が差分を求めることなく、直交変換器204,量子化器
205によって直交変換,量子化する。量子化された信
号は、可変長符号化回路212によって可変長符号化す
る。
【0008】受信側では、伝送されてきた符号を可変長
復号化回路214で可変長復号化し、以下、符号化側の
逆量子化器206,逆直交変換器207,加算器20
8,フレームメモリ209、及び、可変遅延回路210
の動作と同様にして、復号化側の逆量子化器215,逆
直交変換器216,加算器217,フレームメモリ21
8、及び、可変遅延回路219によって再生画像信号3
06を得る。この時、伝送された符号の符号化方式がフ
レーム内符号化であれば、スイッチ222を切り替えて
予測信号307を0とする。再生画像信号306は、フ
ォーマット再生器14の並び替え・色輝度合成回路22
0で並び替え・色輝度合成し、さらに、D/A変換器2
21によってアナログ化してディスプレイ15に表示す
る。こうして動画像伝送を行なう方式が標準化された方
式である。
【0009】一方、このような動画像符号化方式を利用
したテレビ電話の利用形態には、相手の顔を見ながらの
会話以外に、テレショッピング等の画像や音声等をメデ
ィアとする情報サービスがある。これらの情報サービス
に用いられる画像は、複数の選択子で構成されるメニュ
ー画面や画像を説明するために文字を含むことが多い。
この場合、情報の受信者は、受信画面に表示される文字
が鮮明で読み易いことを望んでいる。その要求に対する
アプローチの一つとして、特開平3−217186 号公報があ
る。これは、パソコンからの文字コードを符号化フォー
マットに対応するグラフィックデータに展開することで
鮮明な文字を伝送しようとするものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】先に述べた標準化方式
のように、画像符号化方式の多くは、画像信号の冗長度
を圧縮するために、DCT等の直交変換や量子化を採用
している。直交変換は、画像信号を空間周波数成分に分
解すると高周波成分の係数が少ないことを利用して圧縮
するものである。しかし、画像中に文字を含むと文字部
分の信号レベルは、文字部分以外の動画像部分に比べて
非常に高い、あるいは、低いことが多く、そのまま直交
変換を行なうと高周波成分の係数が多くなり充分な圧縮
効果が得られないという問題があった。また、直交変換
や量子化は、非可逆符号化であるために、受信側では解
像度が落ち鮮明な文字が表示できないという問題があっ
た。本発明の目的は、圧縮効果を低下させることなしに
鮮明な文字等の二値画像の伝送を可能とする動画像カラ
ーテレビ電話を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明は動画像符号化器,音声符号化器,動画像復号化
器,音声復号化器、及び、回線インターフェースを有す
る動画像カラーテレビ電話において、二値画像信号を符
号化する二値画像符号化手段と、二値画像符号を復号化
する二値画像復号化手段と、二値画像を動画像に重畳す
る画像重畳手段を持たせた。さらに、二値画像信号を動
画像信号に挿入して複合画像信号を作成する画像信号複
合手段を持たせた。さらに、複合画像信号を動画像信号
と二値画像信号に分離する画像信号分離手段持たせた。
さらに、動画像信号から二値画像信号を検出,分離する
画像信号分離手段を持たせた。
【0012】
【作用】動画像カラーテレビ電話の動作を説明しながら
各手段の作用について述べる。動画像符号化器は、テレ
ビカメラ等によって与えられた動画像信号を先に述べた
ような動画像符号化方式によって動画像符号に変換す
る。音声符号化器は、マイク等によって与えられた音声
信号を同様に標準の音声符号化方式により音声符号に変
換する。二値画像符号化手段は、外部に接続したパソコ
ン等から与えられた文字画像等の二値画像信号を二値画
像符号に変換する符号化を行なう。二値画像信号から二
値画像符号への変換は、ディスプレイの表示サイズ、分
解能で1ビットの情報量を持つ二値画像信号(ビットマ
ップデータ)に対し、有効信号が出現するまでの無効信
号の数であるランレングスを求め、このランレングスを
出現確率が高いほど符号長が短くなるような可変長符号
に割り当てる変換を行なったり、文字画像を定められた
文字コードとすることによって行なう。この符号化は、
可逆符号化であり復号化で完全に元の信号に復元でき
る。回線インタフェースは、動画像符号,音声符号、及
び、二値画像符号を定められた通信プロトコルに従って
伝送符号として回線に出力する。また、回線インタフェ
ースは、回線から入力された伝送符号を通信プロトコル
に従って各符号に分解し、動画像復号化器,音声復号化
器、及び、二値画像復号手段に分配して与える。動画像
復号化器は、動画像符号を動画像信号に変換する。音声
復号化器は、音声符号を音声信号に変換する。二値画像
復号手段は、二値画像符号を二値画像信号に変換する。
この変換は、可変長符号をランレングスにしたり、文字
コードを文字画像にすることで二値画像信号(ビットマ
ップデータ)に戻す。画像重畳手段は、動画像信号と二
値画像信号から動画像に二値画像を重畳した動画像信号
を作成する。この動画像信号をディスプレイに与えて動
画像を表示させる。
【0013】画像信号複合手段は、動画像信号の非表示
部分に二値画像信号を挿入した複合画像信号を作成す
る。また、画像信号分離手段は、複合画像信号を動画像
信号と二値画像信号に分離したり、動画像信号の二値画
像成分を抽出,分離する。
【0014】このように送信側で動画像と二値画像をそ
れぞれ別々に符号化して伝送し、受信側でそれぞれの符
号を復号化した後、動画像に二値画像を重畳して表示す
ることにより鮮明な二値画像を含む動画像の伝送が可能
となる。さらに、動画像と二値画像を容易に分離できる
複合画像信号を作成することにより、それぞれの画像単
独を用いたデータ処理が可能となり応用範囲が広がる。
また、複合画像信号を動画像信号と二値画像信号に分離
したり、動画像信号の二値画像成分を抽出,分離するこ
とで画像編集における操作性の向上が図れる。
【0015】
【実施例】以下、動画像や音声等のマルチメディアを対
象とする情報サービスのシステムに、本発明の動画像カ
ラーテレビ電話を用いた一実施例を説明する。本実施例
は、テレビカメラによって撮影した商品の動画像,パソ
コンで作成したその商品の名称等を示す二値画像の文
字、及び、音声によるその商品の説明を送信側から伝送
し、受信側で図3に示すように、動画像カラーテレビ電
話1のディスプレイ15に伝送された動画像と文字の重
畳表示、同時にスピーカ16から音声の出力を行なうよ
うな例である。
【0016】図1は本発明である動画像カラーテレビ電
話の第1の実施例を示す構成図である。送信側は、テレ
ビカメラ2,マイク3,フォーマット変換器4,動画像
符号化器5,二値画像符号化手段6、及び、音声符号化
器7で構成している。受信側は、動画像復号化器9,二
値画像復号化手段10,音声復号化器11,画像重畳手
段12,画像信号複合手段13,フォーマット再生器1
4,ディスプレイ15、及び、スピーカ16で構成して
いる。また、送受共通な要素に回線インタフェース8が
ある。
【0017】フォーマット変換器4は、テレビカメラ2
によって与えられた動画像信号のアナログ信号からディ
ジタル信号への変換,色輝度分離、及び、定められたフ
ォーマットに並び替える処理を行なう。その後、動画像
符号化器5が標準の動画像符号化方式で動画像符号10
2に変換する。また、同時に音声符号化器7がマイク3
によって与えられた音声信号を同様に標準の音声符号化
方式で音声符号103に変換する。
【0018】二値画像符号化手段6は、外部に接続した
パソコン等(図示せず)から得られる二値画像信号10
0を二値画像符号101に変換する。二値画像符号化手
段6は、図4に示すように、フレームメモリ50,ラン
レングス検出回路51,可変長符号テーブル52で構成
している。二値画像信号100は、図5に示すような受
信側ディスプレイの表示サイズ,表示分解能で、1ビッ
ト(0と1の二値)の情報量を持つビットマップデータ
である。この二値画像信号100は、フレームメモリ5
0に一旦格納する。ランレングス検出回路51は、フレ
ームメモリ50からデータを読み出し、1が出現するま
での0の数であるランレングスを求める。可変長符号テ
ーブル52は、このランレングスに対し、出現確率が高
いほど符号長が短くなるような可変長符号を割り当て
る。このようにして、冗長度を圧縮した符号に変換す
る。また、二値画像信号100として、二値画像の冗長
度を圧縮したものと考えられる文字コードを利用するこ
ともできる。
【0019】回線インタフェース8は、定められた通信
プロトコルに従い、二値画像符号101,動画像符号1
02、及び、音声符号103を合成した伝送符号104
として回線に出力する。
【0020】受信側では、回線インタフェース8が、回
線から入力された伝送符号105を通信プロトコルに従
って分解し、二値画像符号106,動画像符号107、
及び、音声符号108を二値画像復号手段10,動画像
復号化器9、及び、音声復号化器11に分配して与え
る。動画像復号化器9は、送信側の動画像符号化方式に
対応する動画像復号化方式により動画像符号107を動
画像信号109に変換する。音声復号化器11も送信側
の音声符号化方式に対応する音声復号化方式により、音
声符号108を音声信号に変換する。
【0021】二値画像復号手段10も送信側の二値画像
符号化方式に対応する二値画像復号化方式により、二値
画像符号106を二値画像信号110に変換する。二値
画像復号化手段10は、図6に示すように可変長復号テ
ーブル60,ランレングス再生回路61,文字ROM6
2、及び、フレームメモリ63で構成している。伝送さ
れた二値画像符号106は、可変長復号テーブル60に
よってランレングス120、または、文字コード121
に変換する。ランレングス再生回路61は、ランレング
スを二値画像信号(ビットマップデータ)に変換する。
文字ROM62 は、文字コード121に対応した二値画像信
号(ビットマップデータ)を与える。これら二値画像信
号は、一旦、フレームメモリ63に格納する。
【0022】画像重畳手段12は、図7に示すように、
高速に動作するスイッチ70とレベル信号発生器71に
よって構成している。フレームの表示信号に同期して、
動画像復号化器9から出力される動画像信号109を二
値画像複号化手段10から出力される二値画像信号11
0によって制御する。二値画像信号110が無効(0)の
場合は、スイッチ70はa側を選択し、動画像信号10
9をフォーマット再生器14に出力する。二値画像信号
110が有効(1)の場合は、スイッチ70はb側を選
択し、レベル信号発生器71によって与えられる二値画
像レベルの信号をフォーマット再生器14に出力する。
フォーマット再生器14は、動画像信号109の並び替
え・色輝度合成、さらに、ディジタル信号からアナログ
信号に変換する。この表示信号により、動画像に二値画
像が重畳された画像をディスプレイ15に表示する。
【0023】画像信号複合手段13は、図8に示すよう
な高速に動作するスイッチ80で構成し、動画像信号に
二値画像信号を挿入した複合動画像信号を作成する。カ
ラー動画像信号の一つであるNTSC(National Telev
ision System Committee)信号は、図に示すように垂直
帰線消去期間に文字信号を重畳することが可能で、文字
放送等にも用いられている。画像信号複合手段13は、
動画像信号109の垂直帰線消去期間の文字信号が重畳
可能な部分に二値画像信号110を挿入(重畳)させた複
合動画像信号を作成する。
【0024】この複合動画像信号は、容易に動画像信号
と二値画像信号に分離することができる。そこで、この
複合動画像信号をVTR(Video Tape Recoder)等の動
画像記憶装置に記憶させておき、必要に応じて再生信号
から動画像,二値画像それぞれを抽出し、個別にデータ
処理することが可能になる。
【0025】図9は本発明である動画像カラーテレビ電
話の第2の実施例を示すブロック図である。第1の実施
例に対し画像信号分離手段17を加えている。入力信号
として、動画像記憶装置等に記憶させた複合動画像信号
を用いる。画像信号分離手段17は、図10に示すよう
に高速に動作するスイッチ90で構成している。フォー
マット変換器4でディジタル化された復号画像信号は、
同期信号の制御によりスイッチ90を切り替え、動画像
成分は動画像符号化器5に、垂直帰線消去期間に挿入
(重畳)された二値画像成分は二値画像符号化器6に、
それぞれ分離して出力する。その後の処理、また、音声
信号の処理は、第1の実施例と同様である。このよう
に、記憶していた複合動画像信号を入力することで、二
値画像信号の入力タイミングの制御や編集作業が容易に
なる。
【0026】また、画像信号分離手段17を図11に示
すように補間回路92とコンパレータ93で構成するこ
とにより、動画像に二値画像が重畳された動画像信号を
入力信号とする場合にも対応できる。フォーマット変換
器4でディジタル化された画像信号は、コンパレータ9
3で画素ごとに文字等の二値画像レベルかの判断を行な
い、二値画像符号化器6に二値画像信号を与える。補間
回路92は、画像信号の二値画像レベルの部分の信号を
二値画像レベルに近接する部分のレベルから求めて設定
する。このようにして、二値画像信号と画像信号に分離
する。その後の処理、また、音声信号の処理は、第1の
実施例と同様である。
【0027】以上説明したように、送信側で文字等の二
値画像と動画像を個別に符号化し、受信側でそれぞれを
復号化した後、画像を重畳することで、鮮明な二値画像
表示が可能な画像伝送ができる。本実施例では、完全に
二値の二値画像について説明したが、色情報を持つ文字
やアイコンなど擬似の二値画像に応用できることは明ら
かである。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、文字等の二値画像には
可逆符号化を行なうために受信側で鮮明な二値画像表示
が可能となる。また、動画像に含まれる二値画像により
画像符号化の直交変換で高周波成分の係数が増えること
がなく、充分な圧縮効果が得られる。二値画像符号化を
行なうことにより、二値画像符号が新たに増えることに
なるが、二値情報を圧縮した符号で、しかも、通常、二
値画像が短時間に変化することはないため符号量は多く
ない。
【0029】さらに、動画像と二値画像を容易に分離で
きる複合画像信号を作成することにより、それぞれの画
像単独を用いたデータ処理等の応用範囲が広がる。
【0030】さらに、複合画像信号を動画像信号と二値
画像信号に分離したり、動画像信号の二値画像成分を抽
出,分離することで、伝送画像編集における操作性の向
上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である動画像カラーテレ
ビ電話のブロック図。
【図2】標準化方式の動画像符号・復号化器のブロック
図。
【図3】動画像に二値画像を重畳した表示例を示す斜視
図。
【図4】二値画像符号化手段のブロック図。
【図5】二値画像の説明図。
【図6】二値画像復号化手段のブロック図。
【図7】画像重畳手段のブロック図。
【図8】画像信号複合手段のブロック図。
【図9】本発明の第2の実施例である動画像カラーテレ
ビ電話のブロック図。
【図10】画像信号分離手段の第1のブロック図。
【図11】画像信号分離手段の第2のブロック図。
【符号の説明】
1…動画像カラーテレビ電話、2…テレビカメラ、3…
マイク、4…フォーマット変換器、5…動画像符号化
器、6…二値画像符号化手段、7…音声符号化器、8…
回線インタフェース、9…動画像復号化器、10…二値
画像復号化器、11…音声復号化器、12…画像重畳手
段、13…画像信号復号手段、14…フォーマット再生
器、15…ディスプレイ、16…スピーカ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】動画像符号化器,音声符号化器,動画像復
    号化器,音声復号化器、及び、回線インターフェースを
    有する動画像カラーテレビ電話において、二値画像信号
    を符号化する二値画像符号化手段と、二値画像符号を復
    号化する二値画像復号化手段と、二値画像を動画像に重
    畳する画像重畳手段を有することを特徴とする動画像カ
    ラーテレビ電話。
  2. 【請求項2】請求項1において、動画像信号に前記二値
    画像信号を挿入して複合画像信号とする画像信号複合手
    段を設けた動画像カラーテレビ電話。
  3. 【請求項3】請求項1において、動画像信号に前記二値
    画像信号を挿入した複合画像信号を前記動画像信号と前
    記二値画像信号に分離する画像信号分離手段を有する動
    画像カラーテレビ電話。
  4. 【請求項4】請求項1において、動画像信号から前記二
    値画像成分を抽出し、前記二値画像信号と二値画像成分
    のない動画像信号とに分離する画像信号分離手段を有す
    る動画像カラーテレビ電話。
JP4272661A 1992-10-12 1992-10-12 動画像カラーテレビ電話 Pending JPH06125547A (ja)

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