JPH06125479A - 液晶ビデオ投影装置 - Google Patents
液晶ビデオ投影装置Info
- Publication number
- JPH06125479A JPH06125479A JP4272975A JP27297592A JPH06125479A JP H06125479 A JPH06125479 A JP H06125479A JP 4272975 A JP4272975 A JP 4272975A JP 27297592 A JP27297592 A JP 27297592A JP H06125479 A JPH06125479 A JP H06125479A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- light
- screen
- remote controller
- infrared
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- Details Of Television Systems (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 液晶ライトバルブを用いてスクリーンに画像
を表示する液晶ビデオ投影装置において、赤外線方式の
リモートコントローラによる画質調整や音量調整を容易
に行えるようにする。 【構成】 光源５の光をダイクロイックミラー７，８で
Ｒ（赤），Ｇ（緑），Ｂ（青）の三原色に分解し、各々
の液晶ライトバルブ１３，１４，１５で像を作り、再び
ダイクロイックミラー９，１０で合成して、投影レンズ
６によりスクリーン１に画像を投影する。また、リモー
トコントローラ３から送信された赤外線信号をスクリー
ン１で反射させ、投影レンズ６で集光させた後、ダイク
ロイックミラー９，１０で反射させて、Ｒ色の液晶ライ
トバルブ１３の有効表示範囲の外側近傍に配置した赤外
フォトダイオード（受光素子）１６を介して受信させ
る。
を表示する液晶ビデオ投影装置において、赤外線方式の
リモートコントローラによる画質調整や音量調整を容易
に行えるようにする。 【構成】 光源５の光をダイクロイックミラー７，８で
Ｒ（赤），Ｇ（緑），Ｂ（青）の三原色に分解し、各々
の液晶ライトバルブ１３，１４，１５で像を作り、再び
ダイクロイックミラー９，１０で合成して、投影レンズ
６によりスクリーン１に画像を投影する。また、リモー
トコントローラ３から送信された赤外線信号をスクリー
ン１で反射させ、投影レンズ６で集光させた後、ダイク
ロイックミラー９，１０で反射させて、Ｒ色の液晶ライ
トバルブ１３の有効表示範囲の外側近傍に配置した赤外
フォトダイオード（受光素子）１６を介して受信させ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、液晶パネルをライト
バルブとするＯＨＰ等の液晶投写形表示装置である液晶
ビデオ投影装置に関するものである。
バルブとするＯＨＰ等の液晶投写形表示装置である液晶
ビデオ投影装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、ＴＦＴアクティブマトリクス
形ＬＣＤ等の液晶ライトバルブを用いてテレビ放送ある
いはＶＴＲなどの画像をスクリーンに拡大して表示する
ことが知られている。図４はこのような従来の液晶ビデ
オ投影装置の概略の構成図である。
形ＬＣＤ等の液晶ライトバルブを用いてテレビ放送ある
いはＶＴＲなどの画像をスクリーンに拡大して表示する
ことが知られている。図４はこのような従来の液晶ビデ
オ投影装置の概略の構成図である。
【０００３】図４において、１は投影用のスクリーン、
２は投影装置本体、３は画質，音量等を離れた所から遠
隔制御するための赤外線信号を送信するリモートコント
ローラ、４はこのリモートコントローラ３を操作する観
察者である。
２は投影装置本体、３は画質，音量等を離れた所から遠
隔制御するための赤外線信号を送信するリモートコント
ローラ、４はこのリモートコントローラ３を操作する観
察者である。
【０００４】上記のような構成の液晶ビデオ投影装置に
おいては、装置本体２の投影窓からスクリーン１上に液
晶ライトバルブを通った画像が投影される。ここで、投
影画像の明るさや音量などを変えたい場合、観察者４は
リモートコントローラ３の送信部を投影装置本体２の受
信部の方に向け、リモートコントローラ３のスイッチを
操作する。これにより、リモートコントローラ３からの
赤外線信号が装置本体２の受光素子を通して受信され、
上記画像の明るさや音量などが制御される。
おいては、装置本体２の投影窓からスクリーン１上に液
晶ライトバルブを通った画像が投影される。ここで、投
影画像の明るさや音量などを変えたい場合、観察者４は
リモートコントローラ３の送信部を投影装置本体２の受
信部の方に向け、リモートコントローラ３のスイッチを
操作する。これにより、リモートコントローラ３からの
赤外線信号が装置本体２の受光素子を通して受信され、
上記画像の明るさや音量などが制御される。
【０００５】図５は投影装置本体２の内部構成を示した
ものである。ここではダイクロイックミラーを用いて光
源５の光をＲ（赤），Ｇ（緑），Ｂ（赤）の三原色に分
解し、各々の光を各液晶ライトバルブを透過させてそれ
ぞれの像を形成し、これを再びダイクロイックミラーで
合成するようにしており、その合成したものを投影レン
ズ６によりスクリーン１に拡大投影するようにしてい
る。図中、７はＢ色反射のダイクロイックミラー、８，
９はＲ色反射のダイクロイックミラー、１０はＲ・Ｂ色
反射のダイクロイックミラー、１１，１２は全反射ミラ
ーである。また、１３，１４，１５はそれぞれＲ色用，
Ｇ色用，Ｂ色用の液晶ライトバルブ、１６はリモートコ
ントローラ３からの赤外線信号を受信するための受光素
子である赤外フォトダイオード、１７は受信回路を有し
た制御部である。
ものである。ここではダイクロイックミラーを用いて光
源５の光をＲ（赤），Ｇ（緑），Ｂ（赤）の三原色に分
解し、各々の光を各液晶ライトバルブを透過させてそれ
ぞれの像を形成し、これを再びダイクロイックミラーで
合成するようにしており、その合成したものを投影レン
ズ６によりスクリーン１に拡大投影するようにしてい
る。図中、７はＢ色反射のダイクロイックミラー、８，
９はＲ色反射のダイクロイックミラー、１０はＲ・Ｂ色
反射のダイクロイックミラー、１１，１２は全反射ミラ
ーである。また、１３，１４，１５はそれぞれＲ色用，
Ｇ色用，Ｂ色用の液晶ライトバルブ、１６はリモートコ
ントローラ３からの赤外線信号を受信するための受光素
子である赤外フォトダイオード、１７は受信回路を有し
た制御部である。
【０００６】また図６は上述の赤外線信号の送受信機の
概略の回路構成を示すブロック図であり、送信側のリモ
ートコントローラ３の内部構成と受信側の投影装置本体
２内の制御部１７の構成を示している。
概略の回路構成を示すブロック図であり、送信側のリモ
ートコントローラ３の内部構成と受信側の投影装置本体
２内の制御部１７の構成を示している。
【０００７】リモートコントローラ３の各スイッチ１８
の操作により入力された信号は、スイッチマトリクス回
路を構成するエンコーダ（ＩＣ）１９によりデジタル信
号に符号化され、パルス出力回路２０に入力される。そ
して、このパルス出力回路２０から電力増幅された制御
パルスが出力され、これにより赤外光の発光素子である
赤外発光ダイオード２１が駆動され、赤外線信号が送信
される。
の操作により入力された信号は、スイッチマトリクス回
路を構成するエンコーダ（ＩＣ）１９によりデジタル信
号に符号化され、パルス出力回路２０に入力される。そ
して、このパルス出力回路２０から電力増幅された制御
パルスが出力され、これにより赤外光の発光素子である
赤外発光ダイオード２１が駆動され、赤外線信号が送信
される。
【０００８】上記送信された赤外線信号は、投影装置本
体２の赤外フォトダイオード１６を通して受信される。
すなわち、赤外フォトダイオード１６にて赤外信号光は
光電変換され、この変換された電気信号は増幅器２２に
より増幅された後、波形整形回路２３により波形整形さ
れる。この波形整形された信号はデコーダ（ＩＣ）２４
にて必要な信号に変換された後、画質調整回路２５に入
力され、ここで画像の明るさやコントラスト等の調整あ
るいは音量の調整等に必要な制御信号が生成される。そ
して、この制御信号が画像信号とともにＬＣＤ駆動回路
２６に入力され、この駆動回路２６によりＬＣＤ２７が
駆動される。これにより、スクリーン１に投影された画
像や音量の制御が行われる。
体２の赤外フォトダイオード１６を通して受信される。
すなわち、赤外フォトダイオード１６にて赤外信号光は
光電変換され、この変換された電気信号は増幅器２２に
より増幅された後、波形整形回路２３により波形整形さ
れる。この波形整形された信号はデコーダ（ＩＣ）２４
にて必要な信号に変換された後、画質調整回路２５に入
力され、ここで画像の明るさやコントラスト等の調整あ
るいは音量の調整等に必要な制御信号が生成される。そ
して、この制御信号が画像信号とともにＬＣＤ駆動回路
２６に入力され、この駆動回路２６によりＬＣＤ２７が
駆動される。これにより、スクリーン１に投影された画
像や音量の制御が行われる。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の液晶ビデオ投影装置にあっては、リモート
コントローラからの信号光を受光する受光部が投影装置
本体の前面あるいは側面に設けられているので、観察者
がリモートコントローラを操作する際に送信可能な位置
が限定されてしまい、例えば前方のスクリーンを見て画
像の状態を観察しながらスクリーンと反対側の後方にリ
モートコントローラを向けて信号を送信しなければなら
ず、操作が容易でなく、使い勝手が悪いという問題点が
あった。
ような従来の液晶ビデオ投影装置にあっては、リモート
コントローラからの信号光を受光する受光部が投影装置
本体の前面あるいは側面に設けられているので、観察者
がリモートコントローラを操作する際に送信可能な位置
が限定されてしまい、例えば前方のスクリーンを見て画
像の状態を観察しながらスクリーンと反対側の後方にリ
モートコントローラを向けて信号を送信しなければなら
ず、操作が容易でなく、使い勝手が悪いという問題点が
あった。
【００１０】また、赤外線の受光部を投影レンズとは別
に装置本体の外側に設けなければならないため、デザイ
ン上余計な手間がかかるとともに、本体外側なのである
程度体裁良く作る必要があり、余計な部品とコストが必
要になるという問題点があった。
に装置本体の外側に設けなければならないため、デザイ
ン上余計な手間がかかるとともに、本体外側なのである
程度体裁良く作る必要があり、余計な部品とコストが必
要になるという問題点があった。
【００１１】この発明は、上記のような問題点に着目し
てなされたもので、画質調整や音量調整の操作を自然の
感覚で容易に行うことができ、また投影装置本体の外側
に余計な部品が必要なく、低コストな液晶ビデオ投影装
置を得ることを目的としている。
てなされたもので、画質調整や音量調整の操作を自然の
感覚で容易に行うことができ、また投影装置本体の外側
に余計な部品が必要なく、低コストな液晶ビデオ投影装
置を得ることを目的としている。
【００１２】
【課題を解決するための手段】この発明の液晶ビデオ投
影装置は、液晶ライトバルブを用いてスクリーンに画像
を表示する液晶ビデオ投影装置において、赤外線信号を
送信するリモートコントローラを備え、その赤外線信号
を受信するための受光素子を前記液晶ライトバルブの有
効表示範囲の外側近傍に配置したものである。
影装置は、液晶ライトバルブを用いてスクリーンに画像
を表示する液晶ビデオ投影装置において、赤外線信号を
送信するリモートコントローラを備え、その赤外線信号
を受信するための受光素子を前記液晶ライトバルブの有
効表示範囲の外側近傍に配置したものである。
【００１３】またこの発明の液晶ビデオ投影装置は、
赤，緑，青の三原色の各液晶ライトバルブを用いてスク
リーンに画像を表示する液晶ビデオ投影装置において、
赤外線信号を送信するリモートコントローラを備え、そ
の赤外線信号を受信するための受光素子を前記赤色の液
晶ライトバルブの有効表示範囲の外側近傍に配置したも
のである。
赤，緑，青の三原色の各液晶ライトバルブを用いてスク
リーンに画像を表示する液晶ビデオ投影装置において、
赤外線信号を送信するリモートコントローラを備え、そ
の赤外線信号を受信するための受光素子を前記赤色の液
晶ライトバルブの有効表示範囲の外側近傍に配置したも
のである。
【００１４】
【作用】この発明の液晶ビデオ投影装置においては、リ
モートコントローラからの赤外信号光を受光する受光素
子を液晶ライトバルブの有効表示範囲の外側近傍に配置
しているので、リモートコントローラをスクリーンの方
に向けて信号を送信することにより、該信号がスクリー
ンで反射して上記受光素子を介して受信される。
モートコントローラからの赤外信号光を受光する受光素
子を液晶ライトバルブの有効表示範囲の外側近傍に配置
しているので、リモートコントローラをスクリーンの方
に向けて信号を送信することにより、該信号がスクリー
ンで反射して上記受光素子を介して受信される。
【００１５】
【実施例】図１はこの発明の一実施例による液晶ビデオ
投影装置の概略の構成図であり、図５と同一符号は同一
構成要素を示している。図において、１は画像が表示さ
れるスクリーン、３は赤外線信号を送信するリモートコ
ントローラ、５は光源、６は投影レンズ、７はＢ色反射
のダイクロイックミラー、８，９はＲ色反射のダイクロ
イックミラー、１０はＲ・Ｂ色反射のダイクロイックミ
ラー、１１，１２は全反射ミラー、１３，１４，１５は
それぞれＲ色，Ｇ色，Ｂ色の原画用の液晶ライトバル
ブ、１６はリモートコントローラ３からの赤外線信号を
受信するための受光素子である赤外フォトダイオード
で、上記Ｒ色の液晶ライトバルブ１３の有効表示範囲の
外側近傍に配置されている。
投影装置の概略の構成図であり、図５と同一符号は同一
構成要素を示している。図において、１は画像が表示さ
れるスクリーン、３は赤外線信号を送信するリモートコ
ントローラ、５は光源、６は投影レンズ、７はＢ色反射
のダイクロイックミラー、８，９はＲ色反射のダイクロ
イックミラー、１０はＲ・Ｂ色反射のダイクロイックミ
ラー、１１，１２は全反射ミラー、１３，１４，１５は
それぞれＲ色，Ｇ色，Ｂ色の原画用の液晶ライトバル
ブ、１６はリモートコントローラ３からの赤外線信号を
受信するための受光素子である赤外フォトダイオード
で、上記Ｒ色の液晶ライトバルブ１３の有効表示範囲の
外側近傍に配置されている。
【００１６】上記のように構成された液晶ビデオ投影装
置においては、図２に示すように、投影装置本体３０の
外面にリモートコントローラ３からの赤外信号光を受光
する受光部はなく、観察者４はスクリーン１の表示状態
を観察しながら同スクリーン１の方へリモートコントロ
ーラ３の発光部を向けて赤外線信号を送信させることが
できる。
置においては、図２に示すように、投影装置本体３０の
外面にリモートコントローラ３からの赤外信号光を受光
する受光部はなく、観察者４はスクリーン１の表示状態
を観察しながら同スクリーン１の方へリモートコントロ
ーラ３の発光部を向けて赤外線信号を送信させることが
できる。
【００１７】すなわち、スクリーン１の表示用以外の部
分は通常黒色系の布等が使われており、可視光帯域の光
はこの部分で吸収させて画像の外枠の輪郭をはっきりさ
せている。しかし、赤外領域の光は黒色でもかなり反射
し、このため、上記リモートコントローラ３から送信さ
れた赤外線信号はこのスクリーン１の外枠面で反射し、
装置本体３０の投影レンズ６により逆に集光され、ダイ
クロイックミラー１０に導かれる。
分は通常黒色系の布等が使われており、可視光帯域の光
はこの部分で吸収させて画像の外枠の輪郭をはっきりさ
せている。しかし、赤外領域の光は黒色でもかなり反射
し、このため、上記リモートコントローラ３から送信さ
れた赤外線信号はこのスクリーン１の外枠面で反射し、
装置本体３０の投影レンズ６により逆に集光され、ダイ
クロイックミラー１０に導かれる。
【００１８】この時、上記ダイクロイックミラー１０は
赤外及びＲ，Ｂ領域の波長の光を反射するように設定さ
れているので、赤外線信号はここで反射して更にダイク
ロイックミラー９へと導かれる。また、このダイクロイ
ックミラー９は、赤外及びＲ帯域の波長の光を反射する
ように設定されているため、赤外線信号はここで再度反
射し、Ｒ色の液晶ライトバルブ１３の有効表示範囲の近
傍に実像として赤外光のスクリーン像が結像する。
赤外及びＲ，Ｂ領域の波長の光を反射するように設定さ
れているので、赤外線信号はここで反射して更にダイク
ロイックミラー９へと導かれる。また、このダイクロイ
ックミラー９は、赤外及びＲ帯域の波長の光を反射する
ように設定されているため、赤外線信号はここで再度反
射し、Ｒ色の液晶ライトバルブ１３の有効表示範囲の近
傍に実像として赤外光のスクリーン像が結像する。
【００１９】したがって、Ｒ色の液晶ライトバルブ１３
の有効表示範囲の外側近傍に配置した赤外フォトダイオ
ード１６には、上記のように投影レンズ６で集光された
強い赤外信号光が入射し、図６と同様の回路にて信号処
理が行われ、スクリーン１上の画像の画質や音量などが
制御される。
の有効表示範囲の外側近傍に配置した赤外フォトダイオ
ード１６には、上記のように投影レンズ６で集光された
強い赤外信号光が入射し、図６と同様の回路にて信号処
理が行われ、スクリーン１上の画像の画質や音量などが
制御される。
【００２０】このように、観察者４は投影装置本体３０
の位置を意識することなく、スクリーン１の画像を観察
しながら該スクリーン１に向って赤外線信号を送信する
ことができ、リモートコントローラ３の操作が楽にな
り、画質調整や音量調整などを自然な感覚で容易に行う
ことができる。また、投影装置本体３０の外側に余計な
部品が必要なく、低コストなものにすることができると
ともに、赤外線の受光部（受光窓）を投影レンズ６と別
個に設けなくても良くなるので、デザイン的にも容易に
なる。
の位置を意識することなく、スクリーン１の画像を観察
しながら該スクリーン１に向って赤外線信号を送信する
ことができ、リモートコントローラ３の操作が楽にな
り、画質調整や音量調整などを自然な感覚で容易に行う
ことができる。また、投影装置本体３０の外側に余計な
部品が必要なく、低コストなものにすることができると
ともに、赤外線の受光部（受光窓）を投影レンズ６と別
個に設けなくても良くなるので、デザイン的にも容易に
なる。
【００２１】なお、赤外線の受光素子である赤外フォト
トランジスタ１６は、上記のようにＲ色の液晶ライトバ
ルブ１３の近傍に配置しているので、外来光の影響を受
けにくい構造となっている。すなわち、スクリーン１で
反射した光の成分の内ダイクロイックミラー９，１０に
よって赤外光及びＲの波長帯域の光のみ選択されて赤外
フォトトランジスタ１６に入射されるので、外来光の影
響を受けにくい。
トランジスタ１６は、上記のようにＲ色の液晶ライトバ
ルブ１３の近傍に配置しているので、外来光の影響を受
けにくい構造となっている。すなわち、スクリーン１で
反射した光の成分の内ダイクロイックミラー９，１０に
よって赤外光及びＲの波長帯域の光のみ選択されて赤外
フォトトランジスタ１６に入射されるので、外来光の影
響を受けにくい。
【００２２】また、投影レンズ６により逆にスクリーン
１の像が受光部に結像（集光）することになるため、エ
ネルギーの強い赤外線信号を受光することができ、リモ
ートコントローラ３による確実な制御が可能となる。
１の像が受光部に結像（集光）することになるため、エ
ネルギーの強い赤外線信号を受光することができ、リモ
ートコントローラ３による確実な制御が可能となる。
【００２３】図３はこの発明の他の実施例を示す構成図
である。この実施例は、カラーフィルタを内蔵した液晶
ライトバルブ３１を原画位置に設定した構造のもので、
ライトバルブ一枚式の液晶ビデオ投影装置となってい
る。また、リモートコントローラ３からの赤外線信号を
受信するための赤外フォトダイオード１６は、上記液晶
ライトバルブ３１の有効表示範囲の外側近傍に配置され
ている。
である。この実施例は、カラーフィルタを内蔵した液晶
ライトバルブ３１を原画位置に設定した構造のもので、
ライトバルブ一枚式の液晶ビデオ投影装置となってい
る。また、リモートコントローラ３からの赤外線信号を
受信するための赤外フォトダイオード１６は、上記液晶
ライトバルブ３１の有効表示範囲の外側近傍に配置され
ている。
【００２４】このような構成の場合、ダイクロイックミ
ラーは使用されていないので、投影レンズ６により集光
されたスクリーン１からの赤外線信号は、直接原画用の
液晶ライトバルブ３１の近傍に配置した赤外フォトダイ
オード１６に導かれる。以後の動作は図１のＲ，Ｇ，Ｂ
のライトバルブ三枚式の場合と同様であり、前述の実施
例と同様の作用効果を得ることができる。
ラーは使用されていないので、投影レンズ６により集光
されたスクリーン１からの赤外線信号は、直接原画用の
液晶ライトバルブ３１の近傍に配置した赤外フォトダイ
オード１６に導かれる。以後の動作は図１のＲ，Ｇ，Ｂ
のライトバルブ三枚式の場合と同様であり、前述の実施
例と同様の作用効果を得ることができる。
【００２５】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、リモ
ートコントローラからの赤外信号光を受光する受光素子
を液晶ライトバルブの有効表示範囲の外側近傍に配置し
たので、観察者はスクリーンの画像を見ながら該スクリ
ーンに向って信号を送信すれば良く、画質調整や音量調
整の操作を自然の感覚で容易に行うことができるという
効果がある。
ートコントローラからの赤外信号光を受光する受光素子
を液晶ライトバルブの有効表示範囲の外側近傍に配置し
たので、観察者はスクリーンの画像を見ながら該スクリ
ーンに向って信号を送信すれば良く、画質調整や音量調
整の操作を自然の感覚で容易に行うことができるという
効果がある。
【００２６】また、投影装置本体の外側に余計な部品を
設定する必要がなく、低コストなものになるとともに、
デザイン的にも容易になるという効果がある。
設定する必要がなく、低コストなものになるとともに、
デザイン的にも容易になるという効果がある。
【００２７】また、受光素子をＲ色の液晶ライトバルブ
の近傍に配置することで、外来光の影響を受けにくく、
かつエネルギーの強い赤外線信号を受信することができ
る。
の近傍に配置することで、外来光の影響を受けにくく、
かつエネルギーの強い赤外線信号を受信することができ
る。
【図１】 この発明の一実施例を示す構成図
【図２】 図１の装置の使用状態を示す説明図
【図３】 この発明の他の実施例を示す構成図
【図４】 従来例を示す構成図
【図５】 図４の投影装置本体の内部構成図
【図６】 赤外線信号の送受信機の回路構成を示すブロ
ック図
ック図
１ スクリーン ３ リモートコントローラ ５ 光源 ６ 投影レンズ ７，８，９，１０ ダイクロイックミラー １３，１４，１５ 液晶ライトバルブ １６ 赤外フォトダイオード（受光素子） ３０ 投影装置本体 ３１ 液晶ライトバルブ
Claims (2)
- 【請求項１】 液晶ライトバルブを用いてスクリーンに
画像を表示する液晶ビデオ投影装置において、赤外線信
号を送信するリモートコントローラを備え、その赤外線
信号を受信するための受光素子を前記液晶ライトバルブ
の有効表示範囲の外側近傍に配置したことを特徴とする
液晶ビデオ投影装置。 - 【請求項２】 赤，緑，青の三原色の各液晶ライトバル
ブを用いてスクリーンに画像を表示する液晶ビデオ投影
装置において、赤外線信号を送信するリモートコントロ
ーラを備え、その赤外線信号を受信するための受光素子
を前記赤色の液晶ライトバルブの有効表示範囲の外側近
傍に配置したことを特徴とする液晶ビデオ投影装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4272975A JPH06125479A (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 液晶ビデオ投影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4272975A JPH06125479A (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 液晶ビデオ投影装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06125479A true JPH06125479A (ja) | 1994-05-06 |
Family
ID=17521402
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4272975A Withdrawn JPH06125479A (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 液晶ビデオ投影装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06125479A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000004530A1 (fr) * | 1998-07-15 | 2000-01-27 | Seiko Epson Corporation | Dispositif d'affichage pour video et procede de reglage correspondant |
| WO2013132658A1 (ja) * | 2012-03-09 | 2013-09-12 | Ｎｅｃディスプレイソリューションズ株式会社 | 投写型表示装置 |
-
1992
- 1992-10-12 JP JP4272975A patent/JPH06125479A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000004530A1 (fr) * | 1998-07-15 | 2000-01-27 | Seiko Epson Corporation | Dispositif d'affichage pour video et procede de reglage correspondant |
| US7265765B1 (en) | 1998-07-15 | 2007-09-04 | Seiko Epson Corporation | Method and adjusting device for projection-type display |
| US8354976B2 (en) | 1998-07-15 | 2013-01-15 | Seiko Epson Corporation | Method and adjusting device for projection-type display |
| US8395563B2 (en) | 1998-07-15 | 2013-03-12 | Seiko Epson Corporation | Method and adjusting device for projection-type display |
| WO2013132658A1 (ja) * | 2012-03-09 | 2013-09-12 | Ｎｅｃディスプレイソリューションズ株式会社 | 投写型表示装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5706063A (en) | Optical system of a reflection LCD projector | |
| JPH0481714A (ja) | 液晶プロジェクション装置 | |
| JPS603291A (ja) | 投写式液晶表示装置 | |
| JP2922785B2 (ja) | 映像モニタを備える液晶プロジェクタ | |
| JPH06125479A (ja) | 液晶ビデオ投影装置 | |
| US5826961A (en) | Rear projector employing an image display | |
| JP2000019637A (ja) | 投写型表示装置 | |
| JPH06225247A (ja) | 液晶プロジェクタ | |
| JP3143368B2 (ja) | 液晶プロジェクタ | |
| JPH03163985A (ja) | 液晶プロジェクタ | |
| JPH02144516A (ja) | 液晶プロジェクター | |
| JPS63220681A (ja) | 液晶表示装置プロジエクタ−システム | |
| JP2973625B2 (ja) | 上映システム | |
| JPH03236696A (ja) | 液晶プロジェクタ | |
| JPH08223515A (ja) | 投写型画像表示装置 | |
| JP3082201B2 (ja) | 液晶投射ディスプレイ | |
| JPS63182979A (ja) | 液晶テレビプロジエクタ−システム | |
| JPH04147248A (ja) | 液晶ビデオ・プロジェクター | |
| JPH04255839A (ja) | 液晶プロジェクション装置 | |
| JP3069793B2 (ja) | 投写型液晶表示装置 | |
| KR200256910Y1 (ko) | 액정프로젝터의화이트밸런스장치 | |
| JPH05107657A (ja) | 投写型画像表示装置 | |
| KR200277994Y1 (ko) | 엘씨디 프로젝터 디지털 위성 티브이 | |
| JPH0572651A (ja) | 投写型画像表示装置 | |
| JPS6392190A (ja) | カラ−テレビ画像投影装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000104 |