JPH06125402A - センサ電話機 - Google Patents

センサ電話機

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JPH06125402A
JPH06125402A JP29820392A JP29820392A JPH06125402A JP H06125402 A JPH06125402 A JP H06125402A JP 29820392 A JP29820392 A JP 29820392A JP 29820392 A JP29820392 A JP 29820392A JP H06125402 A JPH06125402 A JP H06125402A
Authority
JP
Japan
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sensor
telephone
cordless
circuit
interface
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JP29820392A
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English (en)
Inventor
Koichi Fujiwara
幸一 藤原
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡便で、かつ信頼性の高いホームセキュリテ
ィセンサシステムならびにローカルな各種監視システム
を経済的に提供する。 【構成】 定められた情報を検出する人検知センサ1,
ガス漏れセンサ2を有するセンサ部aと、このセンサ部
aの出力を入力とするセンサ信号処理部bと、コードレ
ス親電話機200との間を無線で接続する無線型センサ
インタフェース部cとからなるセンシング機能を有し、
コードレス親電話機200を公衆電話回線とのインタフ
ェースとするセンサ電話機100であって、無線型セン
サインタフェース部cが、IDコード受発信回路7と空
きチャンネル自動選択回路8とを少なくとも具備したこ
とを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、センサ機能を有する電
話機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明にかかわる従来技術としては、電
話回線を利用した、防犯・防災を目的とした各種の遠隔
監視装置(セキュリティシステム)があり、セキュリテ
ィ装置に接続されたセンサ信号に異常が生じた場合、予
め定められた電話機に自動ダイヤルし、異常を知らせる
通信モデム(インタフェース装置)が存在する。しか
し、従来のセンサと公衆電話回線とを結ぶインタフェー
ス装置は電話機とは全く独立しており、設置場所も異な
っていた。また、各種センサは各部屋に配備され、上記
インタフェース装置と配線されるのが普通であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】その一例として、ホー
ムオートメーションシステムがあり、ホームバスシステ
ムにより構成された本格的なセキュリティシステムも実
現されているが、これらのシステムではインタフェース
ユニットが中核となり、電話機は音声端末機器に過ぎな
い。このようなホームオートメーションシステムは大が
かりな配線工事が必要であるから、住居を新築あるいは
増改築するような際でなければ、システム導入は経済的
でなかった。また、一度システムを構築すると改造時の
柔軟性に欠ける欠点があった。
【0004】近年、この欠点を克服するために、センサ
端末に無線型センサインタフェース部を接続あるいは内
蔵させ、ワイヤレスでセンサ信号を前記インタフェース
装置に送信する方式が実用化されている。しかし、この
方式は混信等の外部電波雑音の影響を受け易い欠点があ
った。また、この方式でも公衆電話回線とのインタフェ
ース装置は電話機とは独立して設置されていた。
【0005】本発明の目的は、近年急速に家庭内に普及
してきたコードレス電話機を通話以外にも活用すること
によって、簡便で、かつ信頼性の高いホームセキュリテ
ィセンサシステムならびにローカルな各種監視システム
を経済的に提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるセンサ電
話機は、定められた情報を検出するセンサを備えたセン
サ部と、このセンサ部の出力を入力するセンサ信号処理
部と、コードレス親電話機との間を無線で接続する無線
型センサインタフェース部とからなるセンシング機能を
有し、コードレス親電話機を公衆電話回線とのインタフ
ェースとするセンサ電話機であって、無線型センサイン
タフェース部が、IDコード受発信回路と空きチャンネ
ル自動選択回路とを少なくとも含むコードレス電話機方
式の信号伝送部を具備したことを特徴とするものであ
る。
【0007】
【作用】本発明によれば、センサ信号は混信防止性に優
れた、コードレス電話機方式で送信されるから信頼性が
高い。また、公衆電話回線とのインタフェースは、コー
ドレス親電話機の機能をそのまま利用することが出来る
から、電話機側には特別なインタフェース装置は不要と
なり、経済的なオンラインセキュリティシステムがワイ
ヤレスで構築できる。さらに、従来のコードレス子機に
相当するセンサ端末はIDコードが付与されているか
ら、他のコードレス電話機に誤接続されることがない。
このように、センサ信号の伝送をコードレス電話機と同
じ方式で実施するため、既存のコードレス電話機との接
続性が確保され、既に購入済みのコードレス電話機をセ
ンサ電話機に拡張することも容易である。
【0008】次に、本発明の理解を容易にするために、
本発明の実施例を説明する前に、本発明のセンサ電話機
に備えられている各種機能並びに最適実施方法につい
て、センサ部、センサ信号処理部、音声通報部、無線型
センサインタフェース部、コードレス親電話機の順で説
明する。
【0009】センサ部は防犯、火災、ガス漏れ、あるい
は酸欠センサ等のいずれかのセキュリティセンサが単独
あるいは混合して搭載されている。これらのセンサは目
的に応じて最適な場所に設置され、誤動作防止のために
信頼性の高いものが好ましい。防犯センサとしては、赤
外線方式、超音波方式、圧力変動感知方式などによる人
検知センサ、あるいはマグネット方式によるドア・窓の
開閉検知スイッチ等のいずれかを選択することが出来
る。火災センサとしては、煙センサ、バイメタル方式の
熱センサのいずれかを適宜選択することが出来る。ガス
漏れセンサとしては、都市ガスあるいはプロパンガス等
LPGの可燃性ガスセンサのいずれかを適宜選択するこ
とが出来る。また、酸欠センサとしてはCOガスセンサ
が適当である。
【0010】これらセンサは、信頼性確保の点からは、
動作原理の異なる複数のセンサが搭載されていることが
好ましい。例えば、火災センサの場合、煙センサとバイ
メタルからなる熱センサの2つのセンサの組合わせが挙
げられる。防犯センサの場合、焦電型の人検知センサ
と、半導体圧力センサの組合わせが挙げられる。COガ
スセンサは、石油ストーブや瞬間湯沸器の不完全燃焼に
よるガス中毒を未然に防ぐために有効であるが、同時
に、ガス漏れセンサを補完するので、可燃ガスセンサと
COガスセンサを組合わせることは信頼性を向上する上
で有効である。以上説明した各種センサは、市販のもの
を最適感度に調整し、最適場所に設置することで性能が
発揮されることに注意せねばならない。例えば、防犯セ
ンサでは、人のみを感知し、猫等に反応しないように感
度、設置場所を設定する。
【0011】次に、センサ信号処理部を説明する。セン
サ信号処理部はセンサの種類によって構成は異なるが、
センサ出力信号の異常判定回路が少なくとも具備されて
いる。センサは大別すると、アナログ型とディジタル型
に分類される。本発明にかかわるセキュリティセンサの
場合、一般的にはアナログ型センサとしては、ガス漏れ
センサ、火災センサ、酸欠センサがあり、ディジタル型
センサとしては、防犯センサが該当する。もちろん、火
災センサでもバイメタル型のようにディジタル型もあ
る。センサ信号の異常判定回路は、ディジタル型センサ
の場合、ON−OFFスイッチに相当する。例えば、ド
ア開閉検知回路などである。アナログ型センサの場合、
一般的には、センサ出力信号の異常判定回路は、信号前
処理回路、メモリ、コンパレータから構成されている。
そして、センサ出力信号は増幅器、あるいは波形整形機
等による信号前処理を受けた後に、予めメモリされてい
るセンサ信号のしきい値を越えた場合に異常と判定され
る。
【0012】センサ信号処理部は、信頼性を向上するた
めに複数のセンサを設置した場合は、センサ信号の論理
積処理回路がさらに付加される。そして、異常時は次の
音声通報部、無線型センサインタフェース部に信号が送
られる。
【0013】次に、音声通報部を説明する。音声通報部
は音声合成回路からなり、どのセンサが異常かを知らせ
ることを目的としている。異常時には音声合成音が次の
無線型センサインタフェース部に送られる。さらに、内
蔵のスピーカによって異常事態を周囲に知らせる警報回
路を付加することもできる。このように、センサ側に音
声通報部を設ければ、コードレス親電話機側の機能追加
をしないで、既存のコードレス電話機をセンサ電話機に
変身させることができる。すなわち、既存のコードレス
親電話機に、コードレス子機を増設する感覚で、コード
レス子機と同じIDをもつセンサ端末を必要な場所に配
備することによって達成される。
【0014】次に、無線型センサインタフェース部を説
明する。該インタフェース部は、IDコード受発信回路
と空きチャンネル自動選択回路とを少なくとも含むコー
ドレス電話機方式の信号伝送回路を具備するものであ
る。これらの回路は従来のコードレス子機の回路をその
まま利用することで実現できる。なお、小電力型と微弱
電波型の2種類のいずれかの方式を選択できるが、混信
防止と送信距離の観点からは小電力型の方が優れてい
る。また。必要とあれば、盗聴防止機能をセンサ信号の
伝送にも適用することができる。該インタフェース回路
は、センサ部、センサ信号処理部、音声通報部とを一体
型にしたセンサ端末を構成する方法でもよいし、これら
の近くに独立設置する方式でもよい。
【0015】IDコードは該インタフェース部にDIP
スイッチを設け、コードレス親電話機に合わせて設定す
るようにすれば、インタフェース部の共通仕様化が図ら
れる。またこのようにすれば、センサ電話機増設時に現
地で据え付け調整が簡単にできるメリットがある。
【0016】異常時の自動ダイヤル機能は該インタフェ
ース側に設ける方法と、親機側に設ける2種類の方法の
いずれかを選択することが出来る。該インタフェース側
に設ける方法は、上述した既存のコードレス電話機にセ
キュリティ機能を付加する場合に適している。この場
合、通報先の電話番号は、例えば、該インタフェース部
に設けた専用のDIPスイッチ等によりハード的に設定
することができる、親機側に設ける方式は、新規のセン
サ電話機に適用する場合に適している。この場合は、該
インタフェース側から親機側へセンサ異常信号が送信さ
れるのを受けて、親機側で外線に自動ダイヤルするもの
である。親機のプッシュボタン(PB)によって電話番
号を登録することができるから、登録先の変更が容易で
ある。また、上述の音声合成部を親機側に設置すること
によって、センサ端末の経済化が図れる。
【0017】次に、コードレス親電話機に必要な機能を
説明する。上述の説明から明かなように、既存のコード
レス電話機に適用する場合と、新規なセンサ電話機を導
入する場合とでは異なった方法を取るのが有利である。
すなわち、既存のコードレス電話機に適用する場合、コ
ードレス親機は現存のものをそのまま使用する。新規な
センサ電話機の場合、親機に自動音声通報機能、すなわ
ち、センサの種類によって異なる音声メッセージを作成
する音声合成回路と自動ダイヤル回路とを追加する必要
がある。この場合、親機側でどのセンサが異常かが分か
るように、センサ電話機側からセンサ識別信号を送信す
る機能が必要である。
【0018】以上、本発明の各部の機能を説明したが、
本発明の最大の特徴は、既存のコードレス電話機との接
続性に優れている点にある。すなわち、既存のコードレ
ス電話機に、子機を増設する感覚で、最適な場所に無線
型センサ端末、すなわちセンサ電話機を設置することが
できる。センサ電話機は、従来の子機の受話器、送信
機、プッシュボタン等の通話(マンマシーンインタフェ
ース)に関係する部品・回路を取り除き、代わりにセン
サ、センサ信号処理回路、音声合成回路、自動ダイヤル
回路を取り付けることによって構成される。家庭内の設
置場所としては、火災センサの場合は台所の天井、防犯
センサの場合はドアや窓等の侵入口、ガス漏れセンサの
場合はガスの種類に応じて台所や風呂場の天井あるいは
床の近辺を適宜選べばよい。なお、センサ端末の動作電
源としては、電池駆動のものでもよいが、保守性を考慮
して、センサと無線型センサインタフェース部は100
V商用電源駆動が好ましい。
【0019】
【実施例】
〈第1の実施例〉図1は本発明のセンサ電話機の第1の
実施例の構成を示す回路ブロック図である。本実施例は
新規なセンサ電話機を導入する場合に適用される。セン
サ電話機100はセンサ部aとセンサ信号処理部bと、
信号伝送部dを含む無線型センサインタフェース部c
と、電源部eとから主として構成されている。センサ部
aには、赤外線ビーム方式の人検知センサ1と都市ガス
等のガス漏れセンサ2が搭載されている。センサ部aか
らの信号はセンサ信号処理部bに送られる。なお、人検
知センサ1にはスイッチ6が設けられており、外出時に
スイッチ6をONすることで防犯監視がスタートする。
帰宅時の防犯解除は、赤外線ビームを遮らないように注
意してスイッチ6をOFFすればよい。
【0020】センサ信号処理部bは、センサ信号処理回
路3と信号前処理回路4とメモリ5とから構成されてい
る。人検知センサ1はON−OFF型であるから、直接
センサ信号処理回路3に接続される。ガス漏れセンサ2
はアナログ型であり、信号前処理回路4で増幅された後
に、センサ信号処理回路3に接続される。センサ信号処
理回路3では、メモリ5に記憶されたしきい値と比較さ
れ、ガス漏れの有無が判定される。センサ部aに異常が
検出された場合、無線型センサインタフェース部cに信
号が送られる。
【0021】無線型センサインタフェース部cは、ID
コード受発信回路7、空きチャンネル自動選択回路8、
センサ情報送信回路9、ID設定用DIPスイッチ10
とから主として構成されている。そして、IDコード受
発信回路7,空きチャネル自動選択回路8,センサ情報
送信回路9等によって信号伝送部dが構成されている。
【0022】なお、11−1はアンテナであり、従来の
子機の通話制御に関するその他の回路はこの図から省略
している。さて、異常検出時はセンサ電話機100側か
ら後述するコードレス親電話機200側に、ID設定用
DIPスイッチ10により決められたIDコードを送信
する。コードレス親電話機200側は自分の子機のID
コードかどうかをチェックした後、信号伝送用の空きチ
ャンネルを捜し、センサ電話機100に知らせる。セン
サ電話機100側はそのチャンネルが空いているかどう
かを、空きチャンネル自動選択回路8で確認し、そのチ
ャンネルを通じてセンサ情報を、センサ情報送信回路9
からアンテナ11−1を経由して送信する。以上がセン
サ電話機100の主要動作である。
【0023】次に、コードレス親電話機200側を説明
する。コードレス親電話機200はセンサ情報受信回路
12、音声合成回路13、自動ダイヤル回路14から主
として構成されている。なお、通話制御回路15には従
来の親機の通話制御に関するその他の回路並びに送受話
器、PB等はこの図から省略している。なお、11−2
はアンテナを示す。センサ電話機100から受信したセ
ンサ情報に基づき、異常センサを識別し、その異常セン
サのメッセージを音声合成回路13で作成し、これが予
め定められた通報先に自動ダイヤル回路14によって通
報される以上説明したように、本実施例では、センサ電
話機100の共通の回路(音声合成回路13、自動ダイ
ヤル回路14)はコードレス親電話器200側にもたせ
る構成になっているから、端末の低価格化に有利な構成
となっている。なお、本実施例では異常時の自動音声通
報の場合を説明したが、本実施例の機能の拡張として、
外出先からセンサにアクセスしてセンサ異常の有無を直
接確認することももちろん可能である。 〈第2の実施例〉図2は本発明のセンサ電話機の第2の
実施例の構成を示す回路ブロック図である。本実施例は
既存のコードレス電話機にセンサ機能を付加する場合に
適用される。図2において図1と同じ符号は同じ部分を
示す。センサ電話機100は、センサ部aと、センサ信
号処理部bと、信号伝送部dを含む無線型センサインタ
フェース部cと、電源部eと音声通報部fとから主とし
て構成されている。センサ部aには光散乱方式の煙セン
サ21とCOガス検知方式の酸欠センサ22が搭載され
ている。センサ部aからの信号はセンサ信号処理部bに
送られる。
【0024】センサ信号処理部bはセンサ信号処理回路
3と信号前処理回路23,24とメモリ5とから構成さ
れている。いずれのセンサもアナグロ型であり、それぞ
れ信号前処理回路23,24で増幅された後に、センサ
信号処理回路3に接続される。センサ信号処理回路3で
は、メモリ5に記憶されたしきい値と比較され、火災の
発生、酸欠の有無が判定される。センサ部aに異常が検
出された場合、音声通報部eに信号が送られる。なお、
煙センサとCOガスセンサの出力の論理積で異常判定を
行うようにすることも可能である。この場合、火災通報
の誤動作を極力少なくすることができる。
【0025】音声通報部fでは異常センサのメッセージ
を音声合成回路25で作成し、これが無線型センサイン
タフェース部cに送られる。
【0026】無線型センサインタフェース部cはIDコ
ード受発信回路7、空きチャンネル自動選択回路8、自
動ダイヤル回路26、ID設定用DIPスイッチ10、
通報先設定用DIPスイッチ27とから主として構成さ
れている。なお、従来の子機の通話制御に関するその他
の回路はこの図から省略している。さて、異常検出時は
センサ電話機100側からコードレス親電話機200側
に、ID設定用DIPスイッチ10により決められたI
Dコードを送信する。コードレス親電話機200側は自
分の子機のIDコードかどうかをチェックした後、信号
伝送用の空きチャンネルを捜し、センサ端末に知らせ
る。センサ電話機100側はそのチャンネルが空いてい
るかどうかを、空きチャンネル自動選択回路8で確認
後、そのチャンネルを通じてコードレス親電話機200
側へ確認信号を送る。コードレス親電話機200側が交
換機を呼び出した後、通報先設定用DIPスイッチ27
で決められたダイヤル先に自動ダイヤル回路26で音声
通報する。なお、28は通話制御回路を示す。
【0027】上述したように、本実施例ではセンサ電話
機100側に外線に異常通報するための全ての機能、す
なわち、音声合成回路19、自動ダイヤル回路26から
なる自動音声通報機能をもたせる構成になっている。従
って、既存のコードレス親電話機200をそのまま用い
ることができ、子機を増設する感覚でセンサ端末を設置
することが出来る。また、上記説明では外線に通報する
例を説明したが、子機間通話が可能なタイプのコードレ
ス電話機であれば、特定の子機、もちろん親機にも通報
することも可能である。なお、上記したのは本発明の一
実施例にすぎず、本発明はこれに限定されるものではな
い。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、定められ
た情報を検出するセンサを備えたセンサ部と、このセン
サ部の出力を入力するセンサ信号処理部と、コードレス
親電話機との間を無線で接続する無線型センサインタフ
ェース部とからなるセンシング機能を有し、コードレス
親電話機を公衆電話回線とのインタフェースとするセン
サ電話機であって、無線型センサインタフェース部が、
IDコード受発信回路と空きチャンネル自動選択回路と
を少なくとも含むコードレス電話機方式の信号伝送部を
具備したので、センサ信号は混信防止性に優れた、コー
ドレス電話機方式で送信されるから信頼性が高く、従来
の無線型のセキュリティシステムでは外部電波妨害対策
は取られていないため、有線方式に比べ信頼性の点で問
題があったのを解決できる。
【0029】また、公衆電話回線とのインタフェース
は、コードレス親電話機の機能をそのまま利用すること
が出来るから、電話機側には従来必要であったインタフ
ェース装置は不要となり、経済的なオンラインセキュリ
ティシステムがワイヤレスで構築できる。さらに、従来
のコードレス子機に相当するセンサ端末はIDコードが
付与されているから、他のコードレス電話機に誤接続さ
れることがない。このように、センサ信号の伝送をコー
ドレス電話機と同じ方式で実施するため、既存のコード
レス電話機との接続性が確保される特徴がある。従っ
て、センサ端末さえ取付ければ、既に購入済みのコード
レス電話機を簡単にセンサ電話機に変身させることが出
来る。
【0030】そして、本発明のセンサ電話機は、ホーム
セキュリティのみならず、限定された地域内のローカル
な各種監視にも効果が発揮できる。例えば、農家の場
合、自宅近くのビニールハウス内にセンサ端末を設置す
るだけで、高級果実・野菜の盗難防止あるいは温度・湿
度管理を自宅にある既設のコードレス電話機で簡単かつ
経済的に実施することが出来る。また、自動車に振動セ
ンサ等が搭載された本発明のセンサ端末を取り付けれ
ば、自動車の盗難防止を図ることが出来る。このように
本発明のセンサ電話機の効果は計り知れない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示す回路ブロッ
ク図である。
【図2】本発明の第2の実施例の構成を示す回路ブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 人検知センサ 2 ガス漏れセンサ 3 センサ信号処理回路 4 信号前処理回路 5 メモリ 6 スイッチ 7 IDコード受発信回路 8 空きチャンネル自動選択回路 9 センサ情報送信回路 10 ID設定用DIPスイッチ 12 センサ情報受信回路 13 音声合成回路 14 自動ダイヤル回路 15 通話制御回路 100 センサ電話機 200 コードレス親電話機 a センサ部 b センサ信号処理部 c 無線型センサインタフェース部 d 信号伝送部 e 電源部 f 音声通報部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定められた情報を検出するセンサを備え
    たセンサ部と、このセンサ部の出力を入力するセンサ信
    号処理部と、コードレス親電話機との間を無線で接続す
    る無線型センサインタフェース部とからなるセンシング
    機能を有し、前記コードレス親電話機を公衆電話回線と
    のインタフェースとするセンサ電話機であって、前記無
    線型センサインタフェース部が、IDコード受発信回路
    と空きチャンネル自動選択回路とを少なくとも含むコー
    ドレス電話機方式の信号伝送部を具備したことを特徴と
    するセンサ電話機。
JP29820392A 1992-10-12 1992-10-12 センサ電話機 Pending JPH06125402A (ja)

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JP29820392A JPH06125402A (ja) 1992-10-12 1992-10-12 センサ電話機

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010057833A (ko) * 1999-12-23 2001-07-05 박종섭 공중 통신망을 이용한 자동 경보 장치
KR100340110B1 (ko) * 1999-12-30 2002-06-12 안상석 보안경보시스템을 위한 통신 구축 시스템

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010057833A (ko) * 1999-12-23 2001-07-05 박종섭 공중 통신망을 이용한 자동 경보 장치
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