JPH0612537Y2 - フロ−スル−型分析装置 - Google Patents

フロ−スル−型分析装置

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JPH0612537Y2
JPH0612537Y2 JP1986029386U JP2938686U JPH0612537Y2 JP H0612537 Y2 JPH0612537 Y2 JP H0612537Y2 JP 1986029386 U JP1986029386 U JP 1986029386U JP 2938686 U JP2938686 U JP 2938686U JP H0612537 Y2 JPH0612537 Y2 JP H0612537Y2
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JP
Japan
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pump
flow
liquid
liquid sensor
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JP1986029386U
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JPS62141761U (ja
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浩二 六野
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 イ．産業上の利用分野 本考案は、フロースルー型分析装置における試料注入技
術に関する。
ロ・従来技術 フロースルー型分析装置は、途中に測定電極を設けた測
定流路の一端から試料を注入し、これをポンプにより測
定領域に移送して目的成分を検出するもので、多数の試
料を連続的に分析することができるという大きな特徴を
持つ反面、試料が測定領域に到達するに要する時間が試
料の粘度に左右されやすく、測定領域への試料の到達時
点を時間から検出する形式の装置にあっては分析ミスを
引き起こしやすいという不都合があった。
ハ．目的 本考案はこのような問題に鑑みてなされたものであっ
て、その目的とするところは試料の粘度に関わりなく確
実に測定領域に到達させることができるフロースルー型
分析装置を提供することにある。
ニ．考案の概要 すなわち、本考案が特徴とするところは、試料注入口か
ら一定距離を置いて液センサを配置し、この液センサを
試料が通過する時間をもってポンプの作動時間を調整す
るようにした点にある。
ホ．実施例 そこで、以下に本考案の詳細を図示した実施例に基づい
て説明する。
第１図は、本考案の一実施例を示すものであって、測定
電極１ａ、１ｂと比較電極１ｃを備えたフローセル１を
途中に配置するとともに、比較電極液流路２を交差させ
て液ジャンクション部を設けた測定流路４の一端にポン
プ５を、他端にインレット６ａとインレットフラップ６
ｂからなる試料注入機構６を接続して構成された従来の
フロースルー型分析装置において、インレット６ａから
一定距離、例えば注入すべき試料量を収容できる管路長
ｌを隔てて液センサ７が設けられている。８は、ポンプ
制御回路で、液センサ７からの液存在信号の継続時間に
基づいてポンプ５の作動時間を調節するように構成され
ている。なお、図中符号９は、試料注入機構６にパイプ
により通過する標準液槽を、また１０は各電極１ａ〜１
ｃからの信号により成分濃度を検出する測定回路を示
す。
この実施例においてインレットプラップ６ｂを開いてシ
リンジをインレット６ａに挿入して試料を注入すると、
液センサ７は試料の先端部を検知して信号を出力する。
この時点で、試料の注入を中止してインレットフラップ
６ｂを閉鎖すると、ポンプ５が作動して試料をフローセ
ル１に向けて移動させ、同時にポンプ制御回路８が計時
を開始する。このようにして注入されている試料の後端
が液センサ７を通過すると、液センサ７の液存在信号が
停止する。ポンプ制御回路８は、この液存在信号の停止
により計時を中止して試料が液センサ７を通過するに要
した時間Ｔを検出する。云うまでもなく、この時間Ｔ
は、注入された試料の流動性を表わすことになる。ポン
プ制御回路８は、今、検出した時間Ｔに比例する期間だ
け引続いてポンプ５を作動させる一方、この期間が終了
した時点でポンプ５を停止させる（第２図）。これによ
り、試料は、この組成のいかんにかかわりなくフローセ
ル１内に停止して比較電極液と接して成分が分析され
る。分析作業が終了すると、ポンプ５は再び作動してフ
ローセル１内に試料を測定流路の外に排出する。
ヘ．効果 以上説明したように本考案によれば、試料注入口から距
離を持って液センサを配置するとともに、この液センサ
を試料が通過する時間に比例させてポンプの作動時間を
調節するようにしたので、試料の粘度変化に関わりなく
試料を測定領域へ確実に移送させて、分析ミスの発生を
防止することができるばかでなく、注入量に相当する距
離を隔てた位置に液センサーを配設すれば、試料の注入
量を管理するためのセンサーとしても使用することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第１図は、本考案の一実施例を示す装置の構成図、及び
第２図は同上装置の動作を示す説明図である。 １……フローセル、２……比較電極液流路 ４……測定流路 ５……ポンプ、６……試料注入機構 ７……液センサ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】試料注入機構から注入された試料をポンプ
    によりフローセルに移送する分析装置において、前記試
    料注入機構から分析に必要な量を収容できる位置に配置
    された液センサーと、注入された試料が液センサーを通
    過するに要する時間に基づいて試料の粘性を検知し、前
    記粘性に基づいて前記ポンプの作動時間を制御して試料
    を前記フローセルに移送する制御手段とを備えたフロー
    スルー型分析装置。
JP1986029386U 1986-02-28 1986-02-28 フロ−スル−型分析装置 Expired - Lifetime JPH0612537Y2 (ja)

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JPS62141761U JPS62141761U (ja) 1987-09-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5419351A (en) * 1977-07-14 1979-02-14 Nec Corp Logic circuit of low power
JPS5769254A (en) * 1980-10-20 1982-04-27 Toshiba Corp Automated chemical analyzing apparatus

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