JPH0612504U

JPH0612504U - 路面マット

Info

Publication number: JPH0612504U
Application number: JP6195292U
Authority: JP
Inventors: 幸平永洞
Original assignee: 幸平永洞
Priority date: 1992-07-20
Filing date: 1992-07-20
Publication date: 1994-02-18

Abstract

(57)【要約】【目的】（イ）歩行者が路上で滑って転倒する車故を防
止する。（ロ）廃棄した古タイヤの再利用により、社会的問題を
解消する。【構成】いろいろな形状に打ち抜き、又は、切断したタ
イヤ片（１）をベース（２）に適宜間隔をおいて並べ、
熱と圧力により固着、或いは接着剤を介して貼着し路面
に敷設する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、古タイヤをいろいろな形状に打ち抜き、あるいは切断し、固着したプレートを歩道や街路面などに敷く、路面マットに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、歩道や街路面には、煉瓦やタイル等が多く使用されていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これには、次のような欠点があった。（イ）路面が雨や雪、散水などで濡れたとき、また寒冷地などでは凍結により滑って転倒し、ケガをするなどの危険があった。（ロ）古タイヤの廃棄物が多く、社会的な問題であった。本案は、これらの欠点を解決するためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

（イ）いろいろな形状に打ち抜き、あるいは切断したタイヤ片（１）を適宜間隔をおいてベース（２）に並べ、接着剤を介して、熱、または圧力により固着し、プレート状にしたマットを歩道や街路面に敷設する。（ロ）古タイヤの廃棄物を再利用をする。

【０００５】

【作用】

この路面マットを一般の歩道面や階段、駅のホーム、あるいは街路面に敷設することによって、歩行者が滑って転倒し、ケガをするなどの車故を防止する。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例について説明する。（イ）廃棄になったタイヤを、いろいろな形状に打ち抜き、あるいは、切断したタイヤ片（１）を、適宜間隔にベース（２）に並べ、熱と圧力により固着する。（ロ）タイヤ片（１）と、ベース（２）を、熱と圧力により融着させる。（ハ）タイヤ片（１）と、ベース（２）を、接着剤（３）を介して貼着することもある。（ニ）コンクリートブロック等の上面にタイヤ片（１）を貼着して設ける。（ホ）使用する場所により、ベース（２）の厚さ、硬さ等、材質を変えることができる。本案は以上のような構成で、これを歩道面や街路面、階段、駅のホーム、遊歩道などに敷設する。

【０００７】

【考案の効果】

路上で滑って転倒し、ケガをするなどの危険が少ない。古タイヤの再利用にり、廃棄物を減少させることがでる。水はけがよく、水溜まりができない。融雪効果に富む。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一部切り欠き斜視図である。

【符号の説明】

（１）はタイヤ片、（２）はベース、（３）は接着剤、

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】いろいろな形状に打ち抜き、あるいは切断
した、タイヤ片（１）をベース（２）に並べて固着し、
プレート状にした路面マット。