JPH06124560A - 磁界変調記録ヘッド装置 - Google Patents

磁界変調記録ヘッド装置

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Publication number
JPH06124560A
JPH06124560A JP29812892A JP29812892A JPH06124560A JP H06124560 A JPH06124560 A JP H06124560A JP 29812892 A JP29812892 A JP 29812892A JP 29812892 A JP29812892 A JP 29812892A JP H06124560 A JPH06124560 A JP H06124560A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magneto
optical disk
magnetic field
slider
magnetic head
Prior art date
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Pending
Application number
JP29812892A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Nakayama
茂雄 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Chemi Con Corp
Original Assignee
Nippon Chemi Con Corp
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Publication date
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Publication of JPH06124560A publication Critical patent/JPH06124560A/ja
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  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造簡単にして、記録媒体側の上下振動を吸
収することにより、記録媒体に対する作用磁界を安定化
させた磁界変調記録ヘッド装置を提供する。 【構成】 記録媒体(光磁気ディスク2)に磁界を作用
させる磁気ヘッド(4)と、前記記録媒体に接触するコ
ンタクト部(8)を備えるとともに前記磁気ヘッドが固
定され、前記磁気ヘッドのヘッド面(22)を前記記録
媒体上に維持するスライダ(6)と、このスライダを回
動支持部(10)を介して回動可能に支持するハウジン
グ(12)と、このハウジングを支持本体(ベース取付
板16)に弾性的に支持させる弾性支持機構(14)と
を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気ディスクの光磁
気記録時に用いられる磁界変調記録ヘッド装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】記録・再生媒体として光磁気ディスク
は、表面側に磁界、裏面側にレーザ光を作用させ、必要
な情報を「0」、「1」データに変換して記録する。こ
の光磁気記録において、データの時間的分解能は磁界側
で設定され、記録面の空間的な分解能はレーザ光側で決
定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
光磁気ディスクの記録トラック上に必要な磁界を作用さ
せるための磁界発生手段としての磁界変調記録ヘッド
は、磁気的に特性が優れていることは勿論であるが、回
転するディスク面に対して常に一定の間隔を以て維持さ
れることが必要とされている。振動等で間隔にずれを生
じると、記録面に作用する磁界が変化し、その変化が許
容範囲を脱した場合には記録精度やエラーが生じるおそ
れがある。
【0004】また、このような光磁気ディスクでは、デ
ータの記録手段として磁界変調記録ヘッド部とレーザ発
生部とを必要としており、各部の信頼性に加え、構造的
にも簡略化及び軽量化が望まれるところである。
【0005】そこで、本発明は、構造簡単にして、記録
媒体側の上下振動を吸収することにより、記録媒体に対
する作用磁界を安定化させた磁界変調記録ヘッド装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の磁界変調記録ヘ
ッド装置は、記録媒体(光磁気ディスク2)に磁界を作
用させる磁気ヘッド(4)と、前記記録媒体に接触する
コンタクト部(8)を備えるとともに前記磁気ヘッドが
固定され、前記磁気ヘッドのヘッド面(22)を前記記
録媒体上に維持するスライダ(6)と、このスライダを
回動支持部(10)を介して回動可能に支持するハウジ
ング(12)と、このハウジングを支持本体(ベース取
付板16)に弾性的に支持させる弾性支持機構(14)
とを備えたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】この磁界変調記録ヘッド装置では、磁気ヘッド
がスライダに取り付けられ、スライダは記録媒体の表面
にコンタクト部を以て接触している。即ち、このコンタ
クト部によって磁気ヘッドのヘッド面と記録媒体との間
の理想的な間隔が設定されている。
【0008】ところが、記録媒体を回転させると、記録
媒体の反り等の厚み方向の変形、回転による厚み方向の
移動によってヘッド面と記録媒体との間隔に変化が生じ
る。このような間隔変化は記録面に対する作用磁界に変
化を生じさせることになる。
【0009】そこで、本発明の磁界変調記録ヘッド装置
では、磁気ヘッドを支持するスライダを回動支持部を介
してハウジングに取り付け、ハウジングは弾性支持機構
を介して支持本体に取り付けている。したがって、スラ
イダは記録媒体の厚み方向の揺れに応じて回動するとと
もに、弾性支持機構を以て弾性的に加圧状態で保持さ
せ、記録媒体と磁気ヘッドとを密接状態に保持させたの
である。その結果、記録媒体の上下振動を磁気ヘッド側
で吸収することができ、磁気ヘッドと記録媒体との間隔
が一定間隔に保持され、記録媒体に対する作用磁界を安
定化させることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図面に示した実施例を参照し
て詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明の磁界変調記録ヘッド装置
の一実施例を示している。この磁界変調記録ヘッド装置
は、情報の記録媒体としての光磁気ディスク2に磁界を
作用させる手段であって、その記録面に対して必要な時
間間隔で一定の磁界を作用させる。
【0012】この光磁気ディスク2に磁界を作用させる
中枢部を成す磁気ヘッド4が設置されている。この磁気
ヘッド4には、光磁気ディスク2に記録すべき情報に応
じて駆動信号が与えられて間欠的に磁化され、必要な磁
界を光磁気ディスク2の記録面側に作用させる。
【0013】この磁気ヘッド4はヘッド支持体としての
スライダ6に機械的に固定されている。スライダ6は、
磁気ヘッド4の機械的な保持とともに、そのヘッド面を
光磁気ディスク2の記録面に対して一定の間隔を保持さ
せてスライドさせる機能を持っている。また、コンタク
ト部8は、スライダ6に一体に設けられて、磁気ヘッド
4と光磁気ディスク2との間に適正な間隔を設定する間
隔保持機能を果たしている。
【0014】スライダ6は、回動支持部10を介してハ
ウジング12に取り付けられている。回動支持部10
は、ハウジング12に対してスライダ6が回動可能に支
持するものであり、光磁気ディスク2の厚み方向の揺れ
に対応した回動を許容する手段である。
【0015】そして、ハウジング12は、弾性支持機構
14を介して支持本体であるベース取付板16に弾性的
に支持されている。ベース取付板16は、記録・再生装
置に内蔵されるベース部に磁気ヘッド2を取り付けるた
めの手段である。そして、弾性支持機構14は、光磁気
ディスク2の回転による厚み方向の上下変動や、反り等
の変形に応じて光磁気ディスク2の表面にハウジング1
2及びスライダ6を通して磁気ヘッド4を適当な圧接状
態によって接触させるための弾性支持手段である。
【0016】このような構成によれば、光磁気ディスク
2に対する光磁気記録時、光磁気ディスク2と磁気ヘッ
ド4とは、コンタクト部8による間隔保持とともに回転
支持部10を通してハウジング12にスライダ6が回動
可能に支持され、しかも、弾性支持機構14による適当
な圧接状態とが相俟って密接な間隔保持が行われ、作用
磁界の安定化が図られている。
【0017】しかも、加圧手段である弾性支持機構14
と、スライダ6の回動支持機構と、間隔保持機能を持つ
スライダ6のコンタクト部8を別個に設置したことで、
機械的にも簡単で信頼性の高い間隔保持ないし磁界作用
を光磁気ディスク2に与えることができ、信頼性の高い
記録の実現に寄与することができる。
【0018】次に、図2、図3及び図4は、本発明の磁
界変調記録ヘッド装置の具体的な実施例を示し、図2は
その平面図、図3はその側面図、図4は図2のA−A線
断面図をそれぞれ示しており、図1の磁界変調記録ヘッ
ド装置と同一部分には共通符号を付してある。
【0019】スライダ6は、E型コアからなる磁気ヘッ
ド4が接着剤18を以て固定されたブロック体である。
磁気ヘッド4にはコイル5が巻回され、このコイル5に
は図示しない信号系統から電気信号が加えられる。そし
て、このスライダ6には、横方向に回転支持部10の支
持軸20が固定されている。この支持軸20を以てハウ
ジング12に回動可能に取り付けられている。
【0020】また、スライダ6の底面側には突部24、
26が設けられ、各突部24、26の下面部には先端を
球面としたコンタクト部8がそれぞれ形成されている。
各コンタクト部8の突出量は、光磁気ディスク2に接触
させたとき、ヘッド面22が光磁気ディスク2から適正
な間隔を持って離間する程度に設定されている。先端部
を球面状に表示しているが、その先端部は僅かに突部に
形成されており、これは、光磁気ディスク2に対する磨
耗防止と、接触時に光磁気ディスク2を変形させないた
めである。
【0021】そして、スライダ6の上面部には、弾性支
持機構14の板ばね28が固定されている。スライダ6
は、この実施例の場合、合成樹脂で形成されていること
から、その一部に固定手段としてのねじ30、32を以
て強固に固定されている。また、両側部に形成された矩
形の突部34、36は、板ばね28の固定位置の位置決
め手段である。
【0022】板ばね28の他端側は、支持本体としての
ベース取付板16に固定手段であるねじ38を以て固定
されている。したがって、ハウジング12は、板ばね2
8を以てベース取付板16に固定されている。突部4
0、42は板ばね28の固定位置の位置決め手段であ
る。
【0023】また、ハウジング12の側部には、ストッ
パ44が突設されており、このストッパ44には、ベー
ス取付板16にねじ46を以て固定された支持手段とし
ての押え板48の先端部側が引っ掛けられている。即
ち、ハウジング12は板ばね28で支持されているた
め、その支持状態は軟弱であり、それを補強する手段と
して押え板48が設けられており、押え板48にストッ
パ44を引っ掛けることによって板ばね28を適当な弓
なり状態に変形させ、その復帰性を利用した弾性支持を
実現している。なお、突部50、52は位置決め手段で
ある。また、ねじ38による板ばね28の固定につい
て、断面が台形状を成すスペーサ39を介在させている
のは、板ばね28と押え板48との間に適当な角度を与
えて板ばね28を弓なり状態に形成するためである。そ
して、押え板48の先端部側にはストッパ44への引っ
掛けを容易にし、その脱落を防止するために、L字形の
引掛け部41が形成されている。また、押え板48の中
途部には、板ばね28の固定のために僅かに上方に突出
した屈曲部43が設けられ、板ばね28の固定を確実か
つ容易にしている。
【0024】また、ベース取付板16は、合成樹脂等で
形成されており、装置側のベースに対応した固定孔5
4、56、58が形成されており、固定孔54、56が
円形であるのに対し、固定孔58を長孔としているの
は、ベース側との取付け位置の位置決めのためである。
【0025】以上のように構成したので、ベース取付板
16は図示しない装置側のベースに固定され、光磁気デ
ィスク2と平行に維持される。光磁気ディスク2にはプ
ラスチックカートリッジの開閉窓が設けられ、記録時に
は、その開閉窓が開かれ、その開閉窓から光磁気ディス
ク2にスライダ6とともに磁気ヘッド4が挿入される。
このとき、光磁気ディスク2のディスク面にはスライダ
6のコンタクト部8が接触する。即ち、支持軸20によ
ってスライダ6は回動可能にハウジング12に支持され
ており、各コンタクト部8は、光磁気ディスク2のディ
スク面に適当な密接状態で接触し、光磁気ディスク2に
反りや回転による面ぶれがあっても、板ばね28の適当
な加圧力によって密着状態となっている。
【0026】そして、コンタクト部8が光磁気ディスク
2のディクス面に接触しているとき、そのコンタクト部
8の先端より僅かに、即ち、間隔dだけ後退している磁
気ヘッド2のヘッド面22は、その間隔を以てディスク
面に対向させることができる。各コンタクト部8は、弾
性支持機構14を以て弾性的に光磁気ディスク2のディ
ス面に常に接触しているから、磁気ヘッド2のヘッド面
22も、光磁気ディスク2に面ぶれ等が生じても、ディ
スク面との間に間隔が保持され、磁気ヘッド2の姿勢の
安定化が図られる。したがって、光磁気ディスク2の面
ぶれや反りに関係なく、最適な間隔dが保持され、一定
の磁界を光磁気ディスク2に作用させることができ、作
用磁界の安定化を図ることができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次の効果が得られる。 a.記録媒体側の上下振動を吸収することにより、記録
媒体に対する作用磁界を安定化させることができる。 b.コンタクト部を光磁気ディスクのディスク面に接触
させることで、光磁気ディスクのディスク面には磁気ヘ
ッドを一定の間隔を以て非接触状態でスライドさせるの
で、光磁気ディスクの摺動磨耗を低減でき、光磁気ディ
スクの耐用時間の延長に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁界変調記録ヘッド装置の一実施例を
示すブロック図である。
【図2】本発明の磁界変調記録ヘッド装置の具体的な実
施例を示す平面図である。
【図3】本発明の磁界変調記録ヘッド装置の具体的な実
施例を示す側面図である。
【図4】図2に示した磁界変調記録ヘッド装置のスライ
ダ及び磁気ヘッドの縦断面図である。
【符号の説明】
2 光磁気ディスク 4 磁気ヘッド 6 スライダ 8 コンタクト部 10 回転支持部 12 ハウジング 14 弾性支持機構 16 ベース取付板(支持本体) 22 ヘッド面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に磁界を作用させる磁気ヘッド
    と、 前記記録媒体に接触するコンタクト部を備えるとともに
    前記磁気ヘッドが固定され、前記磁気ヘッドのヘッド面
    を前記記録媒体上に維持するスライダと、 このスライダを回動支持部を介して回動可能に支持する
    ハウジングと、 このハウジングを支持本体に弾性的に支持させる弾性支
    持機構と、 を備えたことを特徴とする磁界変調記録ヘッド装置。
JP29812892A 1992-10-10 1992-10-10 磁界変調記録ヘッド装置 Pending JPH06124560A (ja)

Priority Applications (1)

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JP29812892A JPH06124560A (ja) 1992-10-10 1992-10-10 磁界変調記録ヘッド装置

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JP29812892A JPH06124560A (ja) 1992-10-10 1992-10-10 磁界変調記録ヘッド装置

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JPH06124560A true JPH06124560A (ja) 1994-05-06

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ID=17855547

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JP29812892A Pending JPH06124560A (ja) 1992-10-10 1992-10-10 磁界変調記録ヘッド装置

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