JPH06124406A

JPH06124406A - 薄膜磁気ヘッド

Info

Publication number: JPH06124406A
Application number: JP26983192A
Authority: JP
Inventors: Kazuaki Egawa; 一秋江川; Tetsuo Muramatsu; 哲郎村松
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1992-10-08
Filing date: 1992-10-08
Publication date: 1994-05-06

Abstract

(57)【要約】【目的】この発明は薄膜磁気ヘッドのテープガイド及
びホルダー、側面ガイド等からなる部材を樹脂成型によ
り一体に形成するもので、さらに樹脂材料について、炭
素繊維を混入し耐摩耗性の付与、導電性の付与、さらに
樹脂表面への硬質金属膜の形成により同様な効果をもっ
た薄膜磁気ヘッドを供給するものである。【構成】テープガイド、７ａ，７ｂおよびテープ端面
ガイド８、Ａ．Ｌ．Ｐサポート、ヘッド固定面、ホルダ
ー本体５、取り付け穴、位置決め穴等より構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は薄膜磁気ヘッドに係
り、磁気媒体に音声信号をデジタル、アナログ記録また
再生するための磁気ヘッドである。さらに詳しくは薄膜
磁気ヘッド素体を合成樹脂により一体成型した磁気ヘッ
ドホルダーに固定してなる薄膜磁気ヘッドに関するもの
である。

【０００２】

【従来の技術】従来よりアナログヘッドにおいては一対
の磁気コアを一定のギャップスペーサーを介して突き合
わせ、その基部にコイルを巻き付けてなる磁気ヘッド素
体を金属ケースに入れ、樹脂を充填し一体化した後、磁
気テープ媒体との当接部を研磨していた。また図１０に
示すように成型金型内（図示せず）に前記磁気ヘッド素
体５００及びテープガイド５０１を位置決めして固定
し、合成樹脂を金型内に充填して一体化させ、磁気ヘッ
ドのホルダー部分５０２も同時に所定の形状に成型する
方法も提案されている。

【０００３】デジタル記録再生用の固定型薄膜磁気ヘッ
ドとして、図１１に示すように磁気テープの上側にデジ
タル記録再生トラック５０３とアナログ再生トラック５
０４を、さらに下側に１８０度回転した位置に同様なト
ラックを形成した、所謂Ｄ．Ｃ．Ｃ（Ｄｉｇｉｔａｌ
ＣｏｍｐａｃｔＣａｓｓｅｔｔｅ）が提案されてい
る。これは基板上に記録ヘッド、再生ヘッド、アナログ
再生ヘッドを真空蒸着、スパッタリング等の薄膜形成技
術及び微細加工技術により平面的にまた立体的に高集積
化され形成されており、該薄膜磁気ヘッド５０８が板状
金属材よりなる磁気ヘッドホルダー５０５の開口部に接
着固定されており、その両端には走行する磁気テープ媒
体を案内するテープガイド５０６が設けられている。ま
たホルダーとスポット溶接により一体化された固定板５
０７により磁気記録再生ドライブメカニズムに固定され
る。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら薄膜デジ
タル記録再生ヘッドにおいては十分な出力電圧を得るた
めにはギャップ深さにミクロン単位の精度が要求されて
おり、従来のアナログヘッドのように、ヘッドホルダー
に挿入後樹脂を充填し、研磨加工によるテープ摺動面の
仕上げ及び、ギャップ深さの調整加工する方法では十分
な精度が得られない。また、前記Ｄ．Ｃ．Ｃ等のデジタ
ル磁気記録再生ではその記録密度が極めて高く、隣接す
る記録再生トラック間の間隔が狭い為に、磁気テープ媒
体のデジタル信号記録位置と再生時の再生トラック位置
が高精度に合致していないと十分な再生信号出力及びＳ
Ｎ比が得られない。また磁気テープ相互間互換性を必要
とするため、テープガイドの基準面と薄膜磁気ヘッドの
基準トラックの絶対位置は極めて高精度に位置決めする
必要がある。従って図１０に示した従来例のようにヘッ
ド素体とテープガイドをホルダーと一体に成型すること
は困難である、又薄膜磁気ヘッドの再生ヘッドとして磁
気抵抗効果を利用したＭＲ再生ヘッドが用いられている
がこの種のヘッドはその磁気特性が温度に対して極めて
影響を受けるため、樹脂成型に耐えられない。

【０００５】さらに前記Ｄ．Ｃ．Ｃシステムにおいては
十分な再生信号を得るためには、アジマス、チルト、ア
オリ、トラック位置といったヘッドの、テープ又はテー
プガイドに対する取り付け姿勢が重要であり、また専用
の磁気テープには従来の磁気テープカセットと異なり、
アジマス固定ピンとよばれるピンが板ばねに指示されて
おり図１１に示す固定ピン支持部５０８に当接し位置決
めされる構造となっている。またテープの幅方向を規制
し、走行時のテープ端のゆらぎを押さえるための曲率を
もったテーパ面が形成されている。このような複雑で且
つテープ摺動部は滑らかな表面を要求されるテープガイ
ド一体のホルダーの製造方法として従来例の金属板を加
工又は組み合わせる方法では、高精度な成型加工、精密
組み立てや表面仕上げを必要とし、コストが高くなる欠
点があった。

【０００６】この発明は上記問題点を解決するためにな
されたものであり、高精度でコストパフォーマンスに優
れた薄膜磁気ヘッドを提供することを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】この発明に基づいた薄膜
磁気ヘッドにおいては、磁気テープ媒体を幅方向および
所定のテープパスを得るためのテープガイド、および磁
気テープカセットのアジマス固定ピンを位置決めするた
めのアジマス固定ピンサポート部、薄膜磁気ヘッド素体
を位置決め固定するためのヘッドホルダー、および磁気
記録再生ドライブメカニズムへの固定部を熱硬化性樹脂
または熱可塑性樹脂により一体成型しされ、前記ヘッド
ホルダーの中央の開口部に薄膜磁気ヘッドを挿入しその
姿勢精度を調整又は確認後ホルダーの開口部に一体に成
型により設けられたヘッド取り付け面に接着等の手段に
より固定してなる薄膜磁気ヘッドである。

【０００８】

【作用】この発明においてはまず前記テープガイド、ア
ジマス固定ピンサポート部、ヘッドホルダー部、固定部
等を一体化する形状に加工された金型において、テープ
摺動に供する部分は金型表面の研磨仕上げによってＲma
x0．3μｍの鏡面仕上げとしておく。射出成型機に十分
に精度を確認した金型をセットした後、熱硬化性樹脂、
又は熱可塑性樹脂を加圧供給し金型形状に成型する所謂
射出成型法によって高精度なガイド一体ホルダーを極め
て短時間に製造することができる。このような射出成型
法を初めとする樹脂成型法によれば金型温度、射出圧
力、冷却条件、寸法安定化のための製品の熱処理等の成
型条件の適正化により金型精度を忠実に反映した、精度
のばらつきの極めて小さい製品を短時間に製造すること
ができる。

【０００９】従って本発明においてもヘッドホルダーの
ヘッド取り付け基準面として該ホルダーの直交する２面
を樹脂成型時に基準面として高精度に形成することも可
能でありこれにより薄膜磁気ヘッドの取り付け姿勢を簡
略化できる。

【００１０】また薄膜磁気ヘッドは静電気破壊にたいす
る対策が重要であるが、本発明における樹脂成型一体ホ
ルダーの樹脂材料として導電性のある樹脂材料を選択す
るか、又は炭素繊維を混入した樹脂材料を成型すること
により導電性を確保することにより解決できる。また該
炭素繊維は射出成型等の成型においては樹脂の流動方向
により繊維に一定な方向性を付加することができ、磁気
テープとの摺動摩擦による摺動摩耗を少なくすることが
可能となる。したがって、薄膜磁気ヘッドのヘッドトラ
ックとテープの相対位置の変動を小さくできる。

【００１１】さらに摺動面への耐摩耗材料を形成するこ
とにより、テープ摺動面の耐摩耗性を向上できる。例え
ば硬質クロムメッキ等のメッキ法、さらに窒化チタン、
窒化ジルコン、炭化ケイ素、アルミナ等のスパッタリン
グによる形成による方法がある。さらにホルダー側面に
小径穴を成型時に設けておくことにより、本樹脂一体成
型ホルダーへの磁気ヘッドの組み立ての際に、ヘッドの
記録再生トラックの位置調整用として用いることができ
る。またヘッド位置決め後の接着剤の供給用としても使
用できる。このように磁気ヘッド調整用の穴の成型また
調整用部材の一体成型も容易である。以上のように低コ
ストで高精度な樹脂一体成型ガイドを供給することがで
きる。

【００１２】

【実施例】以下、この発明に基づいた薄膜磁気ヘッドに
ついて説明する。図１は磁気テープの走行方向に対して
磁気ヘッドが回転する、所謂ロータリー型薄膜磁気ヘッ
ドの構成を示す斜視図で、薄膜磁気ヘッド素体２００は
ホルダー５の上面（磁気テープカセットにローディング
される側）の中央部開口部６に挿入し調整され接着固定
されている。薄膜磁気ヘッドの磁気テープ（図示せず）
摺動面の両側にはテープガイド７ａ、７ｂがある。

【００１３】テープガイドのテープ巻き付け面の上下両
側にはテープの幅方向を規制し磁気テープ走行時の揺ら
ぎを押さえるための突起状のガイド８がある。Ｄ．
Ｃ．Ｃ（Digital Compact Cassette）システムにおいて
は、磁気テープカセットにＡ．Ｌ．Ｐ（Azimuth Lockki
ng Pin）とよばれるヘッドトラックと磁気テープのアジ
マス角度変動を規制するピンがあり、そのピンを保持し
位置決めするアジマス固定ピンサポート（以降Ａ．Ｌ．
Ｐサポートと称す）９があり、ガイド８のテーパ面との
２面でＡ．Ｌ．Ｐを位置決めしている。このホルダー５
はネジ穴１０を介して、ホルダー裏面の位置決め穴によ
り、高精度にドライブメカ（図示せず）に固定される。
図２はホルダーに対する薄膜磁気ヘッド素体を装着する
説明図である。ホルダー５の開口部６に対し、ヘッドホ
ルダー２に位置決め固定した薄膜磁気ヘッドを挿入す
る。３は信号入出力用のフレキシブル基板を示してい
る。挿入した磁気ヘッド素体は、ホルダーの基準面に対
し、取り付け姿勢を調整後、ヘッド取り付け面１１と接
着固定される。ホルダーに対する磁気ヘッドの取り付け
姿勢精度は磁気記録再生特性にかかわる非常に重要なも
のである。まず図２において磁気テープの走行は左テー
プガイド７ａに巻き付いて、次に左Ａ．Ｌ．Ｐサポート
９ａに当接した、左Ａ．Ｌ．Ｐ（図示せず）に巻き付
き、磁気ヘッド１に巻き付いて、右Ａ．Ｌ．Ｐ、右テー
プガイド７ｂからテープカセットに巻き取られる。

【００１４】ここで磁気テープの幅方向は後に説明する
テーパー面ガイドによってテープ基準面１３ａ、１３ｂ
によって、また高さ方向はテープガイド７ａ，７ｂによ
りその走行位置が決まる。したがって磁気テープの記録
再生信号トラックの位置は薄膜磁気ヘッドの記録再生ト
ラックと、ヘッドホルダー５のテープ基準面の位置精度
で決定されるが、この位置精度が十分でないと隣接トラ
ック間の干渉による再生信号のＳＮ比の低下をまねく。
この精度はトラックピッチとトラック幅より必要精度が
決まるが、トラックピッチが小さいため、また組み立て
精度、テープ幅のばらつきを考慮すると高い位置精度が
要求される。

【００１５】またテープ基準面１３ａ，１３ｂと磁気ヘ
ッド１の各トラックギャップを結んだギャップラインと
の角度の変動によって再生出力に大きな影響がある事が
知られている。またテープガイド７ａ，７ｂ、Ａ．Ｌ．
Ｐサポート９ａ，９ｂと磁気ヘッド摺動面ギャップ位置
の相互間の平行度、高さ位置により磁気ヘッドの磁気特
性に影響するため高い精度を要求されている。

【００１６】本発明では射出成型等により一体成型する
方法をとるため、組み立てを必要とせず金型の精度を管
理保持することにより極めて高い精度のホルダーを得る
ことができる。次に図３及び図４により磁気テープの幅
方向の位置決めについて説明する。図３で磁気テープは
テープガイド７ａ，７ｂに沿って走行するが、テープガ
イド７ａ，７ｂのテープ基準面１３ａ，１３ｂの他端
は、図４に図３のＡ面についての断面図で示したように
傾きをなした曲率面ガイド１２ｂであり、磁気テープ１
４の端部が該テーパ面に乗り上げることにより、磁気テ
ープ１４を基準面１３ｂに向かって押し付けている。

【００１７】テープガイド７ｂと基準面１３ｂの交わる
部分Ｂはほとんど丸みのつかないスーパーエッジとなっ
ている。これは成型金型のエッジを尖らせることで達成
できる。磁気記録装置としてテープ走行時のテープとヘ
ッドの相対位置に十分な許容範囲が設けられる場合に
は、あえて１２ｂ部をテーパ状にする必要はなく、テー
プ幅に相当する寸法で、１２ｂ，１３ｂのＢのようにス
ーパーエッジ仕上げとしても良い。又、テープガイドの
片側をテーパ状にして走行を規制する技術については、
特公平０１ー２１５４８で開示されている。

【００１８】他の実施例として固定型の薄膜磁気ヘッド
について図５に示した。

【００１９】ヘッドホルダー１５は回転方式と同様にテ
ープガイド１６ａ，１６ｂ及びＡ．Ｌ．Ｐサポート１
７、取り付け部１８、基準ガイド１９を樹脂にて一体に
成型してなっている。ヘッドホルダー１５の中央開口部
には固定型用の薄膜磁気ヘッド素体３００が挿入され、
その取り付け姿勢を調整した後接着固定される。

【００２０】磁気ヘッド素体の構成について図６に示し
た。薄膜磁気ヘッド２０はヘッドホルダー２１に精度よ
く固定され、信号入出力はフレキシブル基板２２で外部
機器と接続されている。図７に図５における要部の詳細
図を示した。ホルダーはＡＬ．Ｐ．サポート１７、テー
プガイド１６ａ、その両端の基準ガイド１９ａ、およ
び，テーパ状をなした曲率面ガイド２６が設けられてい
る。固定型用の薄膜磁気ヘッドは記録ヘッド２３、再生
ヘッド２４が並列に複数トラック設けられ、さらにアナ
ログトラック２５ｂがありこれらが磁気テープの片面側
に対応し、これらを１８０度回転した位置に同様に各ト
ラックが設けられている。

【００２１】ここで、記録再生トラック２３、２５の基
準トラックと基準ガイドの高さは高精度が要求されてい
る。図８に固定型の薄膜磁気ヘッドのホルダーの斜視図
を示した。図９に図８のホルダーの後面より見た斜視図
を示す。図８において２３、及び２４はホルダー開口部
のヘッド固定面であり、ヘッドの姿勢調整後の接着固定
面をなす。樹脂一体成型のホルダーにおいては、テープ
ガイド、テープ基準面、ＡＬＰサポート、と前記ヘッド
固定面の相互間の平行度、直角度、寸法等の精度及びそ
の変動を安定に、量産できる。

【００２２】図９に示したように、ホルダーの後部は大
きく開口されており、ヘッド姿勢の調整の作業性を良好
にしている。ヘッド固定面２３の対面にはリブ２５があ
り成型品の形状変形を防止するとともに、モールド空間
２６を形成し、ヘッド取り付け後この部分を樹脂モール
ドし耐久性を増している。またホルダーの側面に微小穴
２７を本体成型時に一体に形成しておくことにより、ヘ
ッド素体組み立て時のヘッド位置調整用として使用する
ことができる。また、磁気ヘッド組み立て後の接着剤供
給用に用いることができる。以上の実施例においては、
樹脂に炭素繊維もしくは、炭素繊維とフッ素を混ぜてテ
ープの走行性や耐摩耗性を改善しているが、他の方法と
して、テープがケースに当接する面を中心にクロムやＮ
ｉ−Ｐの硬質金属膜をメッキ法で数ミクロン以上の膜厚
でコーティングしたり、スパッタ法やイオンプレーティ
ング法でＳｉＣ、アルミナ、ＴｉＮ、ＺｒＮ等の無機
質、セラミック、金属膜を数ミクロン以上成膜してもよ
い。

【００２３】

【発明の効果】この発明に基づいた薄膜磁気ヘッドはホ
ルダー、テープガイド、など高精度で複雑な形状のホル
ダーを射出成型により一体に形成することにより、極め
て量産性に富み、磁気ヘッド素体の組み立てが容易にで
き磁気ヘッドの記録再生トラックとの相互位置精度の優
れたヘッドが得られる。また樹脂材料中に炭素繊維等を
混入することにより、磁気テープ摺動面の耐摩耗性を向
上させることができる。

【００２４】またホルダー自体に導電性を付与でき、静
電気破壊に対するたいさくが容易になる。又、その他の
部分の強度、経時変化の改善が可能である。さらにテー
プ摺動に供する部分に硬質金属膜を形成することによ
り、さらに耐摩耗性の向上も可能になる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明に基づいた薄膜磁気ヘッドの１実施例
の全体斜視図である。

【図２】薄膜磁気ヘッドの構成部品及び組み立て方法を
説明する斜視図である。

【図３】本発明の樹脂一体ホルダーの作用を説明する図
である。

【図４】図３の一部断面図である。

【図５】他の実施例を説明する全体斜視図である。

【図６】薄膜磁気ヘッド素体の斜視図である。

【図７】図５の一部詳細図である。

【図８】図５実施例の磁気ヘッドホルダー全体斜視図で
ある。

【図９】図８の視点を変えた斜視図である。

【図１０】従来例の全体斜視図である。

【図１１】他の従来例の全体斜視図である。

【符号の説明】

１薄膜磁気ヘッド２ヘッドホルダー３Ｆ．Ｐ．Ｃ４接続部５ホルダー６ヘッド取り付け開口部７テープガイド８ガイド９Ａ．Ｌ．Ｐサポ−ト１０ホルダー固定部１１ヘッド固定面１２曲率面１３テープ基準面１４磁気テープ１５固定型ホルダー１６テープガイド２００磁気ヘッド素体３００磁気ヘッド素体

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】薄膜磁気ヘッドを保持し固定する磁気ヘ
ッドホルダーとテープガイド、及び磁気テープカセット
のアジマス固定ピンと当接するピン当接部、及びドライ
ブメカニズムへの固定部を、合成樹脂により一体に成型
し、中心部に前記薄膜磁気ヘッドを固定してなる薄膜磁
気ヘッド。
【請求項２】請求項１の合成樹脂により一体に成型さ
れた磁気ヘッドホルダーに磁気ヘッド素体の一部を固定
する壁面を設けた薄膜磁気ヘッド。
【請求項３】請求項１の合成樹脂に導電性樹脂を用い
た薄膜磁気ヘッド。
【請求項４】請求項１の合成樹脂中に炭素繊維を混入
してなる薄膜磁気ヘッド。
【請求項５】請求項１の磁気ヘッドホルダーの一部に
硬質金属膜、及びセラミック膜を形成してなる薄膜磁気
ヘッド。
【請求項６】請求項１の薄膜磁気ヘッドホルダーの少
なくとも側壁の一部に小径穴を設けた薄膜磁気ヘッド。