JPH06124102A - 適応制御装置 - Google Patents
適応制御装置Info
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- JPH06124102A JPH06124102A JP27602792A JP27602792A JPH06124102A JP H06124102 A JPH06124102 A JP H06124102A JP 27602792 A JP27602792 A JP 27602792A JP 27602792 A JP27602792 A JP 27602792A JP H06124102 A JPH06124102 A JP H06124102A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 制御性能を向上できると共に定常偏差を無く
すことができ、また、可変ゲイン部のゲイン値を大きく
しても数値計算が容易にできるようにする。 【構成】 プロセスの制御量を目標値に追従させること
を目標とした多変数系の適応制御装置において、閉ルー
プ制御系に第1及び第2の位相進み補償器69,70を
設ける。プロセス1の制御量と目標値との制御偏差を可
変ゲイン部(乗算器51)に入力し、可変ゲインを乗じ
て第1の位相補償器69に入力する。この第1の位相補
償器69の出力をループゲイン調節部(上下限付係数器
64)により調節する。また、プロセス1の制御量と目
標値との制御偏差を可変ゲイン型の積分部71により積
分し、ループゲイン調節部の出力と共に加算器60を介
して第2の位相補償器70に入力する。この第2の位相
進み補償器70の下流側に上下限付フィルタ68を設
け、高周波ノイズによる影響を除去する。
すことができ、また、可変ゲイン部のゲイン値を大きく
しても数値計算が容易にできるようにする。 【構成】 プロセスの制御量を目標値に追従させること
を目標とした多変数系の適応制御装置において、閉ルー
プ制御系に第1及び第2の位相進み補償器69,70を
設ける。プロセス1の制御量と目標値との制御偏差を可
変ゲイン部(乗算器51)に入力し、可変ゲインを乗じ
て第1の位相補償器69に入力する。この第1の位相補
償器69の出力をループゲイン調節部(上下限付係数器
64)により調節する。また、プロセス1の制御量と目
標値との制御偏差を可変ゲイン型の積分部71により積
分し、ループゲイン調節部の出力と共に加算器60を介
して第2の位相補償器70に入力する。この第2の位相
進み補償器70の下流側に上下限付フィルタ68を設
け、高周波ノイズによる影響を除去する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プロセス、機械製品等
に適用される適応制御装置に関する。
に適用される適応制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に、プロセス、機械製品等に適用さ
れる従来の適応制御装置の代表例を示す。
れる従来の適応制御装置の代表例を示す。
【0003】プロセス1は、既知外乱d(t) 2と操作量
u(t) 3を入力とし、制御量yp(t)4を出力する。この
制御量yp(t)4は、規範モデル5の出力ym(t)6に追従
する必要がある。なお、規範モデル5の入力um(t)7
は、別途、指令値として与えられる。また、規範モデル
5の第2の出力xm(t)8は、規範モデル5の中間変数で
ある。本来であれば制御量yp(t)4と出力ym(t)6を比
較して、その制御偏差を小さくするように操作量u(t)
3を動かすわけであるが、ここでは制御安定化のために
Gb(s)なる伝達関数部9をプロセス1に並行して配置
し、制御量yp(t)4とGb(s)なる伝達関数部9の出力1
0を加算器11で加算した、いわゆる拡張したプロセス
の制御量の値をya(t)12としたときの出力ym(t)6と
ya(t)12の偏差ez(t)13を減算器14で求めて、こ
の偏差ez(t)13を大きくするための操作量u(t) 3を
以下の手法で求めている。操作量u(t) 3を算出するた
めの構成要素は、大きくは3つに分けられる。その一つ
は次の通りである。
u(t) 3を入力とし、制御量yp(t)4を出力する。この
制御量yp(t)4は、規範モデル5の出力ym(t)6に追従
する必要がある。なお、規範モデル5の入力um(t)7
は、別途、指令値として与えられる。また、規範モデル
5の第2の出力xm(t)8は、規範モデル5の中間変数で
ある。本来であれば制御量yp(t)4と出力ym(t)6を比
較して、その制御偏差を小さくするように操作量u(t)
3を動かすわけであるが、ここでは制御安定化のために
Gb(s)なる伝達関数部9をプロセス1に並行して配置
し、制御量yp(t)4とGb(s)なる伝達関数部9の出力1
0を加算器11で加算した、いわゆる拡張したプロセス
の制御量の値をya(t)12としたときの出力ym(t)6と
ya(t)12の偏差ez(t)13を減算器14で求めて、こ
の偏差ez(t)13を大きくするための操作量u(t) 3を
以下の手法で求めている。操作量u(t) 3を算出するた
めの構成要素は、大きくは3つに分けられる。その一つ
は次の通りである。
【0004】偏差ez(t)13を乗算器15,16の片側
入力とし、乗算器15の他方には後述の積分器17の出
力KIe(t) 18を入力し、乗算器16の他方には後述の
係数器19の出力Kpe(t) 20を入力する。そして、乗
算器15,16の各出力は、加算器21に供給されて加
算される。
入力とし、乗算器15の他方には後述の積分器17の出
力KIe(t) 18を入力し、乗算器16の他方には後述の
係数器19の出力Kpe(t) 20を入力する。そして、乗
算器15,16の各出力は、加算器21に供給されて加
算される。
【0005】ここで、積分器17の出力KIe(t) 18
は、係数器22を介して減算器23の−端子に入力され
る。そして、減算器23の出力は積分器17の入力とな
る。また、減算器23の+端子には係数器24の出力が
入力される。係数器19,24には共に乗算器25の出
力が入力され、この乗算器25には両入力端子に減算器
14から出力される偏差ez(t)13が入力される。同様
に、操作量u(t) 3を算出するための二つめの構成要素
について説明する。
は、係数器22を介して減算器23の−端子に入力され
る。そして、減算器23の出力は積分器17の入力とな
る。また、減算器23の+端子には係数器24の出力が
入力される。係数器19,24には共に乗算器25の出
力が入力され、この乗算器25には両入力端子に減算器
14から出力される偏差ez(t)13が入力される。同様
に、操作量u(t) 3を算出するための二つめの構成要素
について説明する。
【0006】規範モデル5の第2の出力xm(t)8を乗算
器26,27の片側入力とし、乗算器26の他方には後
述の積分器28の出力KIx(t) 29を入力し、乗算器2
7の他方には後述の係数器30の出力Kpx(t) 31を入
力する。そして、乗算器26,27の各出力は、加算器
32に供給されて加算される。
器26,27の片側入力とし、乗算器26の他方には後
述の積分器28の出力KIx(t) 29を入力し、乗算器2
7の他方には後述の係数器30の出力Kpx(t) 31を入
力する。そして、乗算器26,27の各出力は、加算器
32に供給されて加算される。
【0007】ここで、積分器28の出力KIx(t) 29
は、係数器33を介して減算器34の−端子に入力され
る。そして、減算器34の出力は積分器28の入力とな
る。また、減算器34の+端子には、係数器35の出力
が入力される。係数器30,35には共に乗算器36の
出力が入力され、乗算器36には減算器14から出力さ
れる偏差ez(t)13と規範モデル5の第2の出力xm(t)
8が入力される。
は、係数器33を介して減算器34の−端子に入力され
る。そして、減算器34の出力は積分器28の入力とな
る。また、減算器34の+端子には、係数器35の出力
が入力される。係数器30,35には共に乗算器36の
出力が入力され、乗算器36には減算器14から出力さ
れる偏差ez(t)13と規範モデル5の第2の出力xm(t)
8が入力される。
【0008】三つめの構成要素は、規範モデル5の入力
um(t)7を乗算器37,38の片側入力とし、乗算器3
7の他方には後述の積分器39の出力KIu(t) 40を入
力し、乗算器38の他方には後述の係数器41の出力K
pu(t) 42を入力する。そして、乗算器37,38の各
出力は、加算器43に供給されて加算される。
um(t)7を乗算器37,38の片側入力とし、乗算器3
7の他方には後述の積分器39の出力KIu(t) 40を入
力し、乗算器38の他方には後述の係数器41の出力K
pu(t) 42を入力する。そして、乗算器37,38の各
出力は、加算器43に供給されて加算される。
【0009】ここで、積分器39の出力KIu(t) 40
は、係数器44を介して減算器45の−端子に入力され
る。そして、減算器45の出力は、積分器39の入力と
なる。また、減算器45の+端子には、係数器46の出
力が入力される。係数器41,46には共に乗算器47
の出力が入力され、この乗算器47には減算器14から
出力される偏差ez(t)13と規範モデル5の入力um(t)
7が入力される。以上の各構成要素の加算器21,3
2,43の各出力は、加算器48に入力され、この加算
器48の出力がプロセス1に対する操作量u(t) 3とな
る。
は、係数器44を介して減算器45の−端子に入力され
る。そして、減算器45の出力は、積分器39の入力と
なる。また、減算器45の+端子には、係数器46の出
力が入力される。係数器41,46には共に乗算器47
の出力が入力され、この乗算器47には減算器14から
出力される偏差ez(t)13と規範モデル5の入力um(t)
7が入力される。以上の各構成要素の加算器21,3
2,43の各出力は、加算器48に入力され、この加算
器48の出力がプロセス1に対する操作量u(t) 3とな
る。
【0010】なお、Gb(s)なる伝達関数9は、簡単なケ
ースでは、1次遅れ要素でよく、同様に規範モデル5も
簡単なケースでは1次遅れ要素の出力を第1の出力ym
(t)6とし、出力ym(t)の微分値に相当する値を第2の
出力xm(t)8とすればよい。ここで、積分器17,2
8,39の各出力は、最小値として零またはそれ以上の
正の値でリミットをかける必要がある。また、係数器1
9,30,41の各出力にも、最小値として零またはそ
れ以上の正の値でリミットをかける必要がある。
ースでは、1次遅れ要素でよく、同様に規範モデル5も
簡単なケースでは1次遅れ要素の出力を第1の出力ym
(t)6とし、出力ym(t)の微分値に相当する値を第2の
出力xm(t)8とすればよい。ここで、積分器17,2
8,39の各出力は、最小値として零またはそれ以上の
正の値でリミットをかける必要がある。また、係数器1
9,30,41の各出力にも、最小値として零またはそ
れ以上の正の値でリミットをかける必要がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の適応制御装
置は、基本的に比例動作であり、制御性能の向上に限界
がある。また、定常偏差が残り、好ましくない。更に、
可変ゲイン部のゲイン値が大きくなると数値計算が困難
であると共に、多変数制御系に拡張すると制御系が複雑
になるという問題があり、実用的でない。
置は、基本的に比例動作であり、制御性能の向上に限界
がある。また、定常偏差が残り、好ましくない。更に、
可変ゲイン部のゲイン値が大きくなると数値計算が困難
であると共に、多変数制御系に拡張すると制御系が複雑
になるという問題があり、実用的でない。
【0012】本発明は上記の点を考慮してなされたもの
で、制御性能を向上できると共に定常偏差を無くすこと
ができ、また、可変ゲイン部のゲイン値を大きくしても
数値計算が容易であり、かつ、制御系が複雑化すること
なく多変数制御系に拡張できる適応制御装置を提供する
ことを目的とする。
で、制御性能を向上できると共に定常偏差を無くすこと
ができ、また、可変ゲイン部のゲイン値を大きくしても
数値計算が容易であり、かつ、制御系が複雑化すること
なく多変数制御系に拡張できる適応制御装置を提供する
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、プロセスの制
御量を目標値に追従させることを目標とした多変数系の
適応制御装置において、閉ループ制御系の上流側に設け
られた第1の位相進み補償器と、閉ループ制御系の下流
側に設けられた第2の位相進み補償器と、上記制御偏差
と可変ゲインを乗算して上記第1の位相補償器に入力す
る可変ゲイン部と、上記閉ループ制御系のゲインが大き
くなるに従い可変ゲイン算出部の入力値を減らすフィー
ドバック機能を備え、上記可変ゲイン部の数値計算を安
定化する手段と、上記第2の位相進み補償器の直前に設
けられた加算器と、この加算器に上記プロセスの制御量
と目標値との制御偏差を積分して入力する可変ゲイン型
の積分部と、上記第1の位相補償器の下流側に設けられ
たループゲイン調節部と、上記第2の位相進み補償器の
下流側に設けられた上下限付フィルタとを具備したこと
を特徴とする。
御量を目標値に追従させることを目標とした多変数系の
適応制御装置において、閉ループ制御系の上流側に設け
られた第1の位相進み補償器と、閉ループ制御系の下流
側に設けられた第2の位相進み補償器と、上記制御偏差
と可変ゲインを乗算して上記第1の位相補償器に入力す
る可変ゲイン部と、上記閉ループ制御系のゲインが大き
くなるに従い可変ゲイン算出部の入力値を減らすフィー
ドバック機能を備え、上記可変ゲイン部の数値計算を安
定化する手段と、上記第2の位相進み補償器の直前に設
けられた加算器と、この加算器に上記プロセスの制御量
と目標値との制御偏差を積分して入力する可変ゲイン型
の積分部と、上記第1の位相補償器の下流側に設けられ
たループゲイン調節部と、上記第2の位相進み補償器の
下流側に設けられた上下限付フィルタとを具備したこと
を特徴とする。
【0014】
【作用】第1の位相進み補償器及び第2の位相進み補償
器を設けることにより、プロセスの遅れを補償した操作
量が得られ、制御性能が向上する。
器を設けることにより、プロセスの遅れを補償した操作
量が得られ、制御性能が向上する。
【0015】可変ゲイン部に対しては、閉ループ制御系
のゲインが大きくなるに従い可変ゲイン算出部の入力値
を減らすフィードバック機能を設けることにより、可変
ゲイン部の数値計算を安定化することができる。
のゲインが大きくなるに従い可変ゲイン算出部の入力値
を減らすフィードバック機能を設けることにより、可変
ゲイン部の数値計算を安定化することができる。
【0016】また、メインループに配置した積分部によ
り、制御偏差がある限り積分機能で操作量を修正して、
定常偏差を徐々に零にすることができる。この積分部の
リセット率は可変型であり、その値はオンラインで自動
的に求められるので、常に適切な積分動作が行なわれ
る。更に、第1の位相補償器の出力側にループゲイン調
節部を設けることにより、第1の位相補償器の出力を下
流に伝える割合を調節できる。また、第2の位相補償器
の出力側に上下限付フィルタを設けることにより、高周
波ノイズによる影響を除去することができる。
り、制御偏差がある限り積分機能で操作量を修正して、
定常偏差を徐々に零にすることができる。この積分部の
リセット率は可変型であり、その値はオンラインで自動
的に求められるので、常に適切な積分動作が行なわれ
る。更に、第1の位相補償器の出力側にループゲイン調
節部を設けることにより、第1の位相補償器の出力を下
流に伝える割合を調節できる。また、第2の位相補償器
の出力側に上下限付フィルタを設けることにより、高周
波ノイズによる影響を除去することができる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。本発明装置の回路を図1及び図2にブロック線
図で示す。なお、図3に示した従来装置と同一部分に
は、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
明する。本発明装置の回路を図1及び図2にブロック線
図で示す。なお、図3に示した従来装置と同一部分に
は、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0018】この実施例では、多変数系を対象にしてい
るため、プロセス1は操作量ui(t)、外乱dj(t)および
制御量yi(t)で表わすことにする。ここで、サフィック
スiはi番目の系統を示し、i=1,2,…,nとして
n入出力系を取上げる。また、n=1の場合も含めて考
える。そして、サフィックスjは外乱の数に相当する分
だけ番号付けられるが、以降、外乱dj(t)そのものは制
御装置構成上関係がないので、単に外乱dj(t)で外乱を
代表させることにする。以降の説明では、代表としてi
番目の系統について説明するが、他の系統も同じであ
る。
るため、プロセス1は操作量ui(t)、外乱dj(t)および
制御量yi(t)で表わすことにする。ここで、サフィック
スiはi番目の系統を示し、i=1,2,…,nとして
n入出力系を取上げる。また、n=1の場合も含めて考
える。そして、サフィックスjは外乱の数に相当する分
だけ番号付けられるが、以降、外乱dj(t)そのものは制
御装置構成上関係がないので、単に外乱dj(t)で外乱を
代表させることにする。以降の説明では、代表としてi
番目の系統について説明するが、他の系統も同じであ
る。
【0019】プロセス1は、外乱dj(t)2′と操作量u
i(t)3′を入力とし、制御量yi(t)4′が出力され
る。ここで、制御量yi(t)4′は目標値ri(t)49
に追従させる必要がある。以下に制御偏差ei(t)50を
小さく抑えるための操作量ui(t)3′を求める方法につ
いて説明する。
i(t)3′を入力とし、制御量yi(t)4′が出力され
る。ここで、制御量yi(t)4′は目標値ri(t)49
に追従させる必要がある。以下に制御偏差ei(t)50を
小さく抑えるための操作量ui(t)3′を求める方法につ
いて説明する。
【0020】制御量yi(t)4′と目標値ri(t)49との
制御偏差ei(t)50を乗算器51(この乗算器の部分を
可変ゲイン部と呼ぶことにする)の片側入力とし、乗算
器51の他方には後述の除算器52(図2参照)の出力
であるKi(t)53を入力する。乗算器51の出力は加算
器54および微分器55に入力される。また、乗算器5
6には、制御偏差ei(t)50と除算器57の出力Ri(t)
58を入力する。そして、乗算器56の出力は積分器5
9に入力され、その出力は加算器60に供給される。
制御偏差ei(t)50を乗算器51(この乗算器の部分を
可変ゲイン部と呼ぶことにする)の片側入力とし、乗算
器51の他方には後述の除算器52(図2参照)の出力
であるKi(t)53を入力する。乗算器51の出力は加算
器54および微分器55に入力される。また、乗算器5
6には、制御偏差ei(t)50と除算器57の出力Ri(t)
58を入力する。そして、乗算器56の出力は積分器5
9に入力され、その出力は加算器60に供給される。
【0021】一方、微分器55の出力は乗算器61の片
側に入力され、乗算器61の他の側には、後述の加算器
62の出力であるTi(t)63が入力されて乗算される。
そして、乗算器61の出力は加算器54に入力される。
加算器54の出力は上下限付係数器64に入力され、そ
の出力は加算器60に入力される。上下限値係数器64
は、係数器の出力が指定された上下限値で制限できると
共に、ゲインαi の値が手動設定できるもので、ループ
ゲイン調節部を構成している。
側に入力され、乗算器61の他の側には、後述の加算器
62の出力であるTi(t)63が入力されて乗算される。
そして、乗算器61の出力は加算器54に入力される。
加算器54の出力は上下限付係数器64に入力され、そ
の出力は加算器60に入力される。上下限値係数器64
は、係数器の出力が指定された上下限値で制限できると
共に、ゲインαi の値が手動設定できるもので、ループ
ゲイン調節部を構成している。
【0022】上記加算器60の出力は加算器65と微分
器66に供給され、微分器66の出力は係数器67を介
して加算器65に入力される。そして、加算器65の出
力は上下限付フィルタ68を介して操作量ui(t)3′と
なる。なお、簡単なフィルタの例としては、1次遅れ要
素があり、フィルタは上下限値の設定が可能である。こ
こで、破線で囲んだ69を第1の位相進み補償器、70
を第2の位相進み補償器および71を積分部と呼ぶこと
にする。以下に、図2に示す除算器52の出力Ki(t)5
3、加算器62の出力Ti(t)63および除算器57の出
力Ri(t)58の求め方を説明する。
器66に供給され、微分器66の出力は係数器67を介
して加算器65に入力される。そして、加算器65の出
力は上下限付フィルタ68を介して操作量ui(t)3′と
なる。なお、簡単なフィルタの例としては、1次遅れ要
素があり、フィルタは上下限値の設定が可能である。こ
こで、破線で囲んだ69を第1の位相進み補償器、70
を第2の位相進み補償器および71を積分部と呼ぶこと
にする。以下に、図2に示す除算器52の出力Ki(t)5
3、加算器62の出力Ti(t)63および除算器57の出
力Ri(t)58の求め方を説明する。
【0023】まず、Ki(t)53の算出方法を説明する。
制御偏差ei(t)50を微分器72を介して係数器73に
供給する。係数器73の出力は、制御偏差ei(t)50と
加算器74で加算され、中間変数ei *(t) 75とな
る。そして、中間変数ei *(t)75を除算器76の分子
に入力し、分母には加算器77の出力を入力する。除算
器76の出力は、乗算器78の両側に入力されて自乗さ
れる。乗算器78の出力は乗算器79と乗算器80に入
力される。ここで、乗算器79の他の側には定数器81
の出力が入力され、乗算器80の他の側には定数器82
の出力が入力される。
制御偏差ei(t)50を微分器72を介して係数器73に
供給する。係数器73の出力は、制御偏差ei(t)50と
加算器74で加算され、中間変数ei *(t) 75とな
る。そして、中間変数ei *(t)75を除算器76の分子
に入力し、分母には加算器77の出力を入力する。除算
器76の出力は、乗算器78の両側に入力されて自乗さ
れる。乗算器78の出力は乗算器79と乗算器80に入
力される。ここで、乗算器79の他の側には定数器81
の出力が入力され、乗算器80の他の側には定数器82
の出力が入力される。
【0024】そして、乗算器79の出力は減算器83の
+端子に入力され、−端子には乗算器84の出力が入力
される。減算器83の出力は、積分器85を介して乗算
器84及び加算器86に入力される。また、乗算器84
の他の側には定数器87の出力が入力される。そして、
乗算器80の出力は、加算器86に入力されて中間変数
ei(t)88として取り出され、加算器89に入力され
る。
+端子に入力され、−端子には乗算器84の出力が入力
される。減算器83の出力は、積分器85を介して乗算
器84及び加算器86に入力される。また、乗算器84
の他の側には定数器87の出力が入力される。そして、
乗算器80の出力は、加算器86に入力されて中間変数
ei(t)88として取り出され、加算器89に入力され
る。
【0025】加算器89の他の入力には、後述の除算器
90の出力と、他の系統(1からnまでのiを除く系
統)の中間変数Ke1(t) ,Ke2(t) ,…,Kei-1(t) ,
Kei+1(t) ,…(i系統の88に相当する値)が入力さ
れる。除算器90の分子側には乗算器91の出力が入力
され、分母側には減算器92の出力が入力される。減算
器92の+端子にはKi(t)53の最大値Kmax i が設定
できる定数器93と、同じく、−端子には最小値Kmin
i が設定できる定数器94の各出力が入力される。
90の出力と、他の系統(1からnまでのiを除く系
統)の中間変数Ke1(t) ,Ke2(t) ,…,Kei-1(t) ,
Kei+1(t) ,…(i系統の88に相当する値)が入力さ
れる。除算器90の分子側には乗算器91の出力が入力
され、分母側には減算器92の出力が入力される。減算
器92の+端子にはKi(t)53の最大値Kmax i が設定
できる定数器93と、同じく、−端子には最小値Kmin
i が設定できる定数器94の各出力が入力される。
【0026】また、定数器93の出力は、分子として値
「1」を持つ除算器95の分母側に入力され、除算器9
5で得られた値は乗算器96の片側に入力される。乗算
器96の他の側には加算器89の出力が入力される。同
様に加算器89の出力は除算器52の分子側に入力さ
れ、分母側には加算器77の出力が入力されて、除算器
52の出力がKi(t)53となる。ここで、加算器77に
は値「1」を発生する定数器97の出力と乗算器96の
出力が入力される。次に、Ti(t)とRi(t)の求め方を説
明する。
「1」を持つ除算器95の分母側に入力され、除算器9
5で得られた値は乗算器96の片側に入力される。乗算
器96の他の側には加算器89の出力が入力される。同
様に加算器89の出力は除算器52の分子側に入力さ
れ、分母側には加算器77の出力が入力されて、除算器
52の出力がKi(t)53となる。ここで、加算器77に
は値「1」を発生する定数器97の出力と乗算器96の
出力が入力される。次に、Ti(t)とRi(t)の求め方を説
明する。
【0027】Ki(t)53は減算器98の+端子に入力さ
れ、−端子には定数器94の出力が入力される。減算器
98の出力は係数器99と係数器100に入力され、係
数器99の出力は加算器62の入力となり、加算器62
の他の入力には第1の位相進み補償器69のパラメータ
となるTi(t)の最小値Tmin i が設定できる定数器10
1の出力が入力され、加算器62の出力がTi(t)63と
なる。
れ、−端子には定数器94の出力が入力される。減算器
98の出力は係数器99と係数器100に入力され、係
数器99の出力は加算器62の入力となり、加算器62
の他の入力には第1の位相進み補償器69のパラメータ
となるTi(t)の最小値Tmin i が設定できる定数器10
1の出力が入力され、加算器62の出力がTi(t)63と
なる。
【0028】また、係数器100の出力は加算器102
に入力され、加算器102の他の側には定数器97の出
力が入力される。そして、加算器102の出力は除算器
57の分母に入力され、除算器57の分子側にはリセッ
ト率の最大値Kmax i が設定できる定数器103の出力
が入力され、除算器57の出力が出力Ri(t)58とな
る。
に入力され、加算器102の他の側には定数器97の出
力が入力される。そして、加算器102の出力は除算器
57の分母に入力され、除算器57の分子側にはリセッ
ト率の最大値Kmax i が設定できる定数器103の出力
が入力され、除算器57の出力が出力Ri(t)58とな
る。
【0029】上記のように第1の位相進み補償器69及
び第2の位相進み補償器70を設けることにより、プロ
セスの遅れを補償した操作量ui (t) が得られ、制御性
能を向上することができる。上記第1の位相補償器69
に対しては、位相進みの程度を表わすパラメータTi(t)
をオンラインで自動的に求め、指定可能な最小値から可
変ゲインの増分に比例して変えられるようにしているの
で、プロセス1に経時変化がある場合でも、常に適切な
値を維持して高い制御性能を保持することができる。上
記パラメータTi(t)は、定数器101により最小値Tmi
n i を指定できる。
び第2の位相進み補償器70を設けることにより、プロ
セスの遅れを補償した操作量ui (t) が得られ、制御性
能を向上することができる。上記第1の位相補償器69
に対しては、位相進みの程度を表わすパラメータTi(t)
をオンラインで自動的に求め、指定可能な最小値から可
変ゲインの増分に比例して変えられるようにしているの
で、プロセス1に経時変化がある場合でも、常に適切な
値を維持して高い制御性能を保持することができる。上
記パラメータTi(t)は、定数器101により最小値Tmi
n i を指定できる。
【0030】また、メインループに配置した積分部71
により、制御偏差ei(t)がある限り積分機能で操作量を
修正して、定常偏差を徐々に零にすることができる。積
分部71のリセット率Ri(t)は可変型であり、その値は
オンラインで自動的に求められるので、常に適切な積分
動作が行なわれる。上記リセット率Ri(t)の最大値Kma
x i は、定数器103により設定できる。
により、制御偏差ei(t)がある限り積分機能で操作量を
修正して、定常偏差を徐々に零にすることができる。積
分部71のリセット率Ri(t)は可変型であり、その値は
オンラインで自動的に求められるので、常に適切な積分
動作が行なわれる。上記リセット率Ri(t)の最大値Kma
x i は、定数器103により設定できる。
【0031】更に、制御偏差と可変ゲインを乗算した値
を、第1の位相補償器69に供給しているので、ゲイン
制御が可能であり、また、可変ゲイン部(乗算器51)
の数値計算を安定して行なわせることができる。即ち、
ゲインが大きくなると除算器52,76の分母にその値
を入力し、入力の値をその除算器52,76で減らして
ゲインが大きくなり過ぎないように作用する。また、K
i(t)53の最大値Kmax i が設定できる定数器93、及
び最小値Kmin i が設定できる定数器94を設けて、ゲ
インの変動可能範囲が指定した最大ゲインの値Kmax i
と最小ゲインの値Kmin i の範囲を越えることがない回
路になっているので、ゲイン制御が安定して行なわれ
る。多入出力系の各系の可変ゲインを求める際には、各
系間の相互乗入れにより可変ゲインが決められるので、
その結果、干渉による影響を抑えることができる。
を、第1の位相補償器69に供給しているので、ゲイン
制御が可能であり、また、可変ゲイン部(乗算器51)
の数値計算を安定して行なわせることができる。即ち、
ゲインが大きくなると除算器52,76の分母にその値
を入力し、入力の値をその除算器52,76で減らして
ゲインが大きくなり過ぎないように作用する。また、K
i(t)53の最大値Kmax i が設定できる定数器93、及
び最小値Kmin i が設定できる定数器94を設けて、ゲ
インの変動可能範囲が指定した最大ゲインの値Kmax i
と最小ゲインの値Kmin i の範囲を越えることがない回
路になっているので、ゲイン制御が安定して行なわれ
る。多入出力系の各系の可変ゲインを求める際には、各
系間の相互乗入れにより可変ゲインが決められるので、
その結果、干渉による影響を抑えることができる。
【0032】また、ループゲイン調節部(上下限付係数
器64)を設けているので、ゲインαi により第1の位
相補償器69の出力を下流に伝える割合を調節できる。
また、αi 倍して得られる出力は指定した上下限値内に
抑えられる。更に、αi の値を零にすれば、PI調節器
として動作させることができる。
器64)を設けているので、ゲインαi により第1の位
相補償器69の出力を下流に伝える割合を調節できる。
また、αi 倍して得られる出力は指定した上下限値内に
抑えられる。更に、αi の値を零にすれば、PI調節器
として動作させることができる。
【0033】また、第2の位相補償器70の出力側に上
下限付フィルタ68を設けているので、この上下限付フ
ィルタ68により高周波ノイズによる影響を除去するこ
とができる。この上下限付フィルタ68の出力は、プロ
セス1の制御値に合わせて上下限値を設定することがで
きる。
下限付フィルタ68を設けているので、この上下限付フ
ィルタ68により高周波ノイズによる影響を除去するこ
とができる。この上下限付フィルタ68の出力は、プロ
セス1の制御値に合わせて上下限値を設定することがで
きる。
【0034】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、制
御性能を向上できると共に定常偏差を無くすことがで
き、また、可変ゲイン部のゲイン値を大きくしても数値
計算が容易であり、かつ、制御系が複雑化することなく
多変数制御系に拡張することができる。
御性能を向上できると共に定常偏差を無くすことがで
き、また、可変ゲイン部のゲイン値を大きくしても数値
計算が容易であり、かつ、制御系が複雑化することなく
多変数制御系に拡張することができる。
【図1】本発明の一実施例に係る適応制御装置の主要部
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図2】同実施例に係る適応制御装置の他の部分を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図3】従来の適応制御装置を示すブロック図。
1…プロセス、 2…外乱d(t) 、 2′…外乱dj
(t)、 3…操作量u(t)、 3′…操作量ui(t)、 4
…制御量yp(t)、 4′…制御量yi(t)、 5…規範モ
デル、 6…出力ym(t)、 7…入力um(t)、 8…出
力xm(t)、 9…Gb(S)なる伝達関数、 11…加算
器、 12…ya(t)、 13…偏差ez(t)、14…減算
器、 15,16…乗算器、 17…積分器、 18…
出力KIe(t)、 19…係数器、 20…出力KPe(t)
、 21…加算器、 22…係数器、23…減算器、
24…係数器、 25,26,27…乗算器、 28
…積分器、 29…出力KIx(t) 、 30…係数器、
31…出力KPx(t) 、 32…加算器、 33…係数
器、 34…減算器、 35…係数器、 36,37,
38…乗算器、 39…積分器、 40…出力KIu(t)
、 41…係数器、 42…出力KPu(t) 、 43…
加算器、 44…係数器、 45…減算器、 46…係
数器、 47…乗算器、 48…加算器、 49…目標
値ri(t)、 50…制御偏差ei(t)、 51…乗算器、
52…除算器、 53…Ki(t)、 54…加算器、
55…微分器、 56…乗算器、 57…除算器、 5
8…出力Ri(t)、59…積分器、 60…加算器、 6
1…乗算器、 62…加算器、 63…Ti(t)、 6
4…上下限付係数器、 65…加算器、 66…微分
器、 67…係数器、 68…上下限付フィルタ、 6
9…第1の位相進み補償器、 70…第2の位相進み補
償器、 71…積分部、 72…微分器、 73…係数
器、74…加算器、 75…中間変数ei *(t) 、 7
6…除算器、 77…加算器、78,79,80…乗算
器、 81,82…定数器、 83…減算器、 84…
乗算器、 85…積分器、 86…加算器、 87…定
数器、 88…中間変数ei(t)、89…加算器、 90
…除算器、 91…乗算器、 92…減算器、93,9
4…定数器、 95…除算器、 96…乗算器、 97
…定数器、98…減算器、 99,100,101…定
数器、 102…加算器、 103…定数器。
(t)、 3…操作量u(t)、 3′…操作量ui(t)、 4
…制御量yp(t)、 4′…制御量yi(t)、 5…規範モ
デル、 6…出力ym(t)、 7…入力um(t)、 8…出
力xm(t)、 9…Gb(S)なる伝達関数、 11…加算
器、 12…ya(t)、 13…偏差ez(t)、14…減算
器、 15,16…乗算器、 17…積分器、 18…
出力KIe(t)、 19…係数器、 20…出力KPe(t)
、 21…加算器、 22…係数器、23…減算器、
24…係数器、 25,26,27…乗算器、 28
…積分器、 29…出力KIx(t) 、 30…係数器、
31…出力KPx(t) 、 32…加算器、 33…係数
器、 34…減算器、 35…係数器、 36,37,
38…乗算器、 39…積分器、 40…出力KIu(t)
、 41…係数器、 42…出力KPu(t) 、 43…
加算器、 44…係数器、 45…減算器、 46…係
数器、 47…乗算器、 48…加算器、 49…目標
値ri(t)、 50…制御偏差ei(t)、 51…乗算器、
52…除算器、 53…Ki(t)、 54…加算器、
55…微分器、 56…乗算器、 57…除算器、 5
8…出力Ri(t)、59…積分器、 60…加算器、 6
1…乗算器、 62…加算器、 63…Ti(t)、 6
4…上下限付係数器、 65…加算器、 66…微分
器、 67…係数器、 68…上下限付フィルタ、 6
9…第1の位相進み補償器、 70…第2の位相進み補
償器、 71…積分部、 72…微分器、 73…係数
器、74…加算器、 75…中間変数ei *(t) 、 7
6…除算器、 77…加算器、78,79,80…乗算
器、 81,82…定数器、 83…減算器、 84…
乗算器、 85…積分器、 86…加算器、 87…定
数器、 88…中間変数ei(t)、89…加算器、 90
…除算器、 91…乗算器、 92…減算器、93,9
4…定数器、 95…除算器、 96…乗算器、 97
…定数器、98…減算器、 99,100,101…定
数器、 102…加算器、 103…定数器。
Claims (1)
- 【請求項1】 プロセスの制御量を目標値に追従させる
ことを目標とした多変数系の適応制御装置において、 閉ループ制御系の上流側に設けられた第1の位相進み補
償器と、 閉ループ制御系の下流側に設けられた第2の位相進み補
償器と、 上記制御偏差と可変ゲインを乗算して上記第1の位相補
償器に入力する可変ゲイン部と、 上記閉ループ制御系のゲインが大きくなるに従い可変ゲ
イン算出部の入力値を減らすフィードバック機能を備
え、上記可変ゲイン部の数値計算を安定化する手段と、 上記第2の位相進み補償器の直前に設けられた加算器
と、 この加算器に上記プロセスの制御量と目標値との制御偏
差を積分して入力する可変ゲイン型の積分部と、 上記第1の位相補償器の下流側に設けられたループゲイ
ン調節部と、 上記第2の位相進み補償器の下流側に設けられた上下限
付フィルタとを具備したことを特徴とする適応制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27602792A JPH06124102A (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 適応制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27602792A JPH06124102A (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 適応制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06124102A true JPH06124102A (ja) | 1994-05-06 |
Family
ID=17563779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27602792A Withdrawn JPH06124102A (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 適応制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06124102A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003533632A (ja) * | 2000-05-17 | 2003-11-11 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 信号のフィルタリングのための方法および装置 |
-
1992
- 1992-10-14 JP JP27602792A patent/JPH06124102A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003533632A (ja) * | 2000-05-17 | 2003-11-11 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 信号のフィルタリングのための方法および装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000104 |