JPH06123392A - 着脱式配管継手 - Google Patents
着脱式配管継手Info
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- JPH06123392A JPH06123392A JP4296590A JP29659092A JPH06123392A JP H06123392 A JPH06123392 A JP H06123392A JP 4296590 A JP4296590 A JP 4296590A JP 29659092 A JP29659092 A JP 29659092A JP H06123392 A JPH06123392 A JP H06123392A
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- joint
- slider
- female joint
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 作業中に、片手で迅速容易に配管の接続解除
ができる着脱式配管継手を提供する。 【構成】 おす継手10及びめす継手20を有し、この
めす継20手の外周部に設けた滑り子23を慴動させる
ことで前記おす継手10及びめす継手20の接続及びそ
の解除を行う着脱式配管継手において、前記めす継手2
0の固定部にサポ−ト部31を設け、前記滑り子23の
外周部に係止部を形成し、かつ前記サポ−ト部31に一
端側が前記滑り子23の係止部に係合されたレバ−33
が揺動自在に枢着され、該レバ−33の他端部を揺動す
ることで前記滑り子23を慴動させる。
ができる着脱式配管継手を提供する。 【構成】 おす継手10及びめす継手20を有し、この
めす継20手の外周部に設けた滑り子23を慴動させる
ことで前記おす継手10及びめす継手20の接続及びそ
の解除を行う着脱式配管継手において、前記めす継手2
0の固定部にサポ−ト部31を設け、前記滑り子23の
外周部に係止部を形成し、かつ前記サポ−ト部31に一
端側が前記滑り子23の係止部に係合されたレバ−33
が揺動自在に枢着され、該レバ−33の他端部を揺動す
ることで前記滑り子23を慴動させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、気体や液体などを送る
配管の接続及び解除に使用する着脱式配管継手に関する
ものである。
配管の接続及び解除に使用する着脱式配管継手に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、粉塵や有毒ガスの発生する作業
環境の悪い場所においては、清浄な空気をボンベまたは
エアホースで給気して作業服の内部を与圧し、粉塵や有
毒ガスなどの侵入を防ぐエアラインマスク加圧服を着用
して作業が行われている。エアホースから給気する場合
には、エアラインマスク加圧服に空気を送入するための
給気エアホ−スとエアラインマスク加圧服の給気口との
接続には、配管が簡易に着脱のできる着脱式配管継手が
多く使用される。
環境の悪い場所においては、清浄な空気をボンベまたは
エアホースで給気して作業服の内部を与圧し、粉塵や有
毒ガスなどの侵入を防ぐエアラインマスク加圧服を着用
して作業が行われている。エアホースから給気する場合
には、エアラインマスク加圧服に空気を送入するための
給気エアホ−スとエアラインマスク加圧服の給気口との
接続には、配管が簡易に着脱のできる着脱式配管継手が
多く使用される。
【0003】図4は従来の着脱式配管継手を接続した状
態、図5は従来の着脱式配管継手の着脱を解除した状態
を示しており、おす継手6はエアラインマスク加圧服の
給気口に、めす継手5はエアホ−スにそれぞれ接続され
ている。すなわち、従来の着脱式配管継手は、配管を接
続する際には、エアラインマスク加圧服の給気口に接続
されるおす継手6に、給気エアホ−スに接続されるめす
継手5を差し込むと、図4に示すようにおす継手6及び
めす継手5が接続され、接続を解除する際には、めす継
手5の外周部に設けた滑り子7を矢印A方向に慴動させ
ると図5のごとく配管の接続が解除されるものである。
態、図5は従来の着脱式配管継手の着脱を解除した状態
を示しており、おす継手6はエアラインマスク加圧服の
給気口に、めす継手5はエアホ−スにそれぞれ接続され
ている。すなわち、従来の着脱式配管継手は、配管を接
続する際には、エアラインマスク加圧服の給気口に接続
されるおす継手6に、給気エアホ−スに接続されるめす
継手5を差し込むと、図4に示すようにおす継手6及び
めす継手5が接続され、接続を解除する際には、めす継
手5の外周部に設けた滑り子7を矢印A方向に慴動させ
ると図5のごとく配管の接続が解除されるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような着
脱式配管継手においては、配管の接続を解除する際に、
片方の手で滑り子7を矢印A方向に慴動させ、他方の手
でおす継手6を外さなければならないため、両手を使用
しなければ取り外すことができず、また、作業手袋を使
用しているときなどには、外径の小さい滑り子7を慴動
させることが困難で、迅速に接続解除ができない欠点が
あった。そのため、作業中に緊急避難しなければならな
い場合などには、配管の接続解除に時間がかかり作業者
の生命にもかかわる危険が生じることがあった。
脱式配管継手においては、配管の接続を解除する際に、
片方の手で滑り子7を矢印A方向に慴動させ、他方の手
でおす継手6を外さなければならないため、両手を使用
しなければ取り外すことができず、また、作業手袋を使
用しているときなどには、外径の小さい滑り子7を慴動
させることが困難で、迅速に接続解除ができない欠点が
あった。そのため、作業中に緊急避難しなければならな
い場合などには、配管の接続解除に時間がかかり作業者
の生命にもかかわる危険が生じることがあった。
【0005】そこで本発明は、片手で迅速容易に配管の
接続解除ができる着脱式配管継手を提供することを目的
とする。
接続解除ができる着脱式配管継手を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の着脱式配管継手は、おす継手及びめす継手
を有し、該めす継手の外周部に設けた滑り子を慴動させ
ることで前記おす継手及びめす継手の接続及びその解除
を行う着脱式配管継手において、前記めす継手の固定部
にサポ−ト部を設け、前記滑り子の外周部に係止部を形
成し、かつ前記サポ−ト部に一端側が前記滑り子の係止
部に係合されたレバ−が揺動自在に枢着され、該レバ−
の他端部を揺動することで前記滑り子を慴動させること
を特徴とするものである。
に、本発明の着脱式配管継手は、おす継手及びめす継手
を有し、該めす継手の外周部に設けた滑り子を慴動させ
ることで前記おす継手及びめす継手の接続及びその解除
を行う着脱式配管継手において、前記めす継手の固定部
にサポ−ト部を設け、前記滑り子の外周部に係止部を形
成し、かつ前記サポ−ト部に一端側が前記滑り子の係止
部に係合されたレバ−が揺動自在に枢着され、該レバ−
の他端部を揺動することで前記滑り子を慴動させること
を特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明による着脱式配管継手は、めす継手の固
定部に設けたサポ−ト部に枢着されて揺動するレバ−の
一端がめす継手の外周部に設けた滑り子の係止部に係合
して滑り子を慴動させるため、このレバーの他端部側を
揺動させることで片手で迅速に配管の接続解除ができ
る。
定部に設けたサポ−ト部に枢着されて揺動するレバ−の
一端がめす継手の外周部に設けた滑り子の係止部に係合
して滑り子を慴動させるため、このレバーの他端部側を
揺動させることで片手で迅速に配管の接続解除ができ
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図示の一実施例により具体的
に説明する。図3は本発明実施例の着脱式配管継手をエ
アラインマスク加圧服に使用した状態の概念図である。
に説明する。図3は本発明実施例の着脱式配管継手をエ
アラインマスク加圧服に使用した状態の概念図である。
【0009】同図において、粉塵や有毒ガスの発生する
作業環境の悪い場所においては、作業者は、外部から送
られる新鮮な空気で内部を与圧したエアラインマスク用
加圧服1を着用して作業する。このエアライン用加圧服
1は、その給気口2と給気エア−ホ−ス3が着脱式配管
継手4により接続され、給気エア−ホ−ス3から送気さ
れる。
作業環境の悪い場所においては、作業者は、外部から送
られる新鮮な空気で内部を与圧したエアラインマスク用
加圧服1を着用して作業する。このエアライン用加圧服
1は、その給気口2と給気エア−ホ−ス3が着脱式配管
継手4により接続され、給気エア−ホ−ス3から送気さ
れる。
【0010】図1及び図2は本発明第1実施例の着脱式
配管継手を示しており、図1は接続状態を示す断面図、
図2は接続の解除状態を示す断面図である。
配管継手を示しており、図1は接続状態を示す断面図、
図2は接続の解除状態を示す断面図である。
【0011】これらの図において、着脱式配管継手4
は、給気エア−ホ−ス3側に接続するめす継手20と、
エアラインマスク用加圧服1の給気口2側に接続するお
す継手10とからなる。
は、給気エア−ホ−ス3側に接続するめす継手20と、
エアラインマスク用加圧服1の給気口2側に接続するお
す継手10とからなる。
【0012】上記おす継手10は、ほぼ管状体に形成さ
れており、その一端側に給気口2を接続するために外周
部に段状のテ−パ−部を形成した接続口10aが設けら
れ、その他端部10b側の近傍の外周に溝10cが形成
されている。
れており、その一端側に給気口2を接続するために外周
部に段状のテ−パ−部を形成した接続口10aが設けら
れ、その他端部10b側の近傍の外周に溝10cが形成
されている。
【0013】上記めす継手20は、めす継手本体21
と、接続金物22と、滑り子23と、鋼球24と、弁2
5と、スプリング26,27及びパッキン28などとか
らなる。上記めす継手本体21は、ほぼ管状体に形成さ
れており、その一端側には接続金物22を接続するねじ
部21aが形成され、かつその他端部の差込み口21c
側は、外周に滑り子23を慴動自在に緩く嵌合する段状
の嵌合部が形成されている。この嵌合部には、そのほぼ
中央部の同一円周上に、例えば、角度が90度の間隔で
鋼球24が遊嵌する4個の貫通した孔21bが形成さ
れ、かつその差込み口21c側の端部近傍の外周には、
スナップリング29が嵌装されている。そして、そのス
ナップリング29の外径は、滑り子23の小内径より大
きく形成され滑り子23が差し込み口21c方向に抜け
出さないようにされている。また、その差込み口10b
側の内径は、おす継ぎ手10が緩く嵌合できるように形
成されている。
と、接続金物22と、滑り子23と、鋼球24と、弁2
5と、スプリング26,27及びパッキン28などとか
らなる。上記めす継手本体21は、ほぼ管状体に形成さ
れており、その一端側には接続金物22を接続するねじ
部21aが形成され、かつその他端部の差込み口21c
側は、外周に滑り子23を慴動自在に緩く嵌合する段状
の嵌合部が形成されている。この嵌合部には、そのほぼ
中央部の同一円周上に、例えば、角度が90度の間隔で
鋼球24が遊嵌する4個の貫通した孔21bが形成さ
れ、かつその差込み口21c側の端部近傍の外周には、
スナップリング29が嵌装されている。そして、そのス
ナップリング29の外径は、滑り子23の小内径より大
きく形成され滑り子23が差し込み口21c方向に抜け
出さないようにされている。また、その差込み口10b
側の内径は、おす継ぎ手10が緩く嵌合できるように形
成されている。
【0014】上記接続金物22は、中空の管状体に形成
され、その一端側に給気エアホ−ス3を接続するために
外周に段状のテ−パ−部を形成した接続口22aが設け
られ、そのほぼ中央にめす継手本体21のねじ部21a
に螺合するねじ部22bが形成される。また、その他端
部側はパッキン28を押圧保持する管状部22cが形成
されている。
され、その一端側に給気エアホ−ス3を接続するために
外周に段状のテ−パ−部を形成した接続口22aが設け
られ、そのほぼ中央にめす継手本体21のねじ部21a
に螺合するねじ部22bが形成される。また、その他端
部側はパッキン28を押圧保持する管状部22cが形成
されている。
【0015】上記滑り子23は、ほぼ円筒状に形成され
ており、その一端側の内径部は拡径状に形成されてめす
継手本体21の大きい嵌合部に緩く嵌合され、その他端
側の内径部はテ−パ−を有する小径状に形成しており、
このテ−パ−は接続金物22側が小径に、差込み口21
c側が大径に形成されている。その小径部はめす継手本
体21の小さい嵌合部に緩く嵌合されており、その大径
部の半径はめす継手本体21の内径の半径プラス鋼球2
4の径程度に形成されている。鋼球24は、貫通孔21
bに同一円周上に90度の間隔で4個配設されており、
滑り子23の内径テ−パ−部と弁25一端部25aの外
径に接している。この鋼球24の径は、めす継手本体2
1の小径部の肉厚よりやや大きく形成されている。
ており、その一端側の内径部は拡径状に形成されてめす
継手本体21の大きい嵌合部に緩く嵌合され、その他端
側の内径部はテ−パ−を有する小径状に形成しており、
このテ−パ−は接続金物22側が小径に、差込み口21
c側が大径に形成されている。その小径部はめす継手本
体21の小さい嵌合部に緩く嵌合されており、その大径
部の半径はめす継手本体21の内径の半径プラス鋼球2
4の径程度に形成されている。鋼球24は、貫通孔21
bに同一円周上に90度の間隔で4個配設されており、
滑り子23の内径テ−パ−部と弁25一端部25aの外
径に接している。この鋼球24の径は、めす継手本体2
1の小径部の肉厚よりやや大きく形成されている。
【0016】上記弁25は、底を有する管型のコップ状
をなし、底部近くの外径にパッキン28に接して弁座を
構成するするフランジ25bを有し、かつその一端が封
止された止まり孔の内径から放射状に数個の空気孔25
cが貫通されている。また、その止まり孔の内径は、お
す継手10の内径とほぼ同じに形成される。また、その
挿入口21c側の端部25aの外径は、継手本体21の
内径に慴動自在に緩く嵌合するように形成されている。
上記フランジ25aの外径は、上記管状部22cの内径
より小さく形成され、管状部22cの内径との間に空気
が流通できるようにされている。めす継手本体21と滑
り子23との間には、スプリング26が介装されてお
り、滑り子23を差込み口21cの方向に付勢してい
る。また、接続金物22と弁25との間には、他のスプ
リング27が介装されており、弁25を差込み口21c
の方向に付勢している。
をなし、底部近くの外径にパッキン28に接して弁座を
構成するするフランジ25bを有し、かつその一端が封
止された止まり孔の内径から放射状に数個の空気孔25
cが貫通されている。また、その止まり孔の内径は、お
す継手10の内径とほぼ同じに形成される。また、その
挿入口21c側の端部25aの外径は、継手本体21の
内径に慴動自在に緩く嵌合するように形成されている。
上記フランジ25aの外径は、上記管状部22cの内径
より小さく形成され、管状部22cの内径との間に空気
が流通できるようにされている。めす継手本体21と滑
り子23との間には、スプリング26が介装されてお
り、滑り子23を差込み口21cの方向に付勢してい
る。また、接続金物22と弁25との間には、他のスプ
リング27が介装されており、弁25を差込み口21c
の方向に付勢している。
【0017】上記滑り子23の外周部分には、ほぼ中央
にリング状の鍔34が溶接などにより固着されている。
また、めす継手本体21の外周部分には、2個のL字形
に形成された腕状の固定サポ−ト部31、31が対称に
取り付けられている。この固定サポ−ト部31、31の
端部には、L字形に形成されたレバ−33、33がそれ
ぞれピン32、32により揺動自在に枢着されている。
このレバ−33の一端部側には、片手の手で把持するこ
とが容易なように滑り止め33aが形成され、他端部に
は滑り子23の外周に固着された鍔34に係入する溝3
3bが形成されている。すなわち、レバー33の滑り止
め33aを形成した端部側を矢印B方向に揺動すること
で他端部側が矢印C方向に揺動し、溝33bに係入した
鍔34を介して滑り子23を慴動するようになってい
る。
にリング状の鍔34が溶接などにより固着されている。
また、めす継手本体21の外周部分には、2個のL字形
に形成された腕状の固定サポ−ト部31、31が対称に
取り付けられている。この固定サポ−ト部31、31の
端部には、L字形に形成されたレバ−33、33がそれ
ぞれピン32、32により揺動自在に枢着されている。
このレバ−33の一端部側には、片手の手で把持するこ
とが容易なように滑り止め33aが形成され、他端部に
は滑り子23の外周に固着された鍔34に係入する溝3
3bが形成されている。すなわち、レバー33の滑り止
め33aを形成した端部側を矢印B方向に揺動すること
で他端部側が矢印C方向に揺動し、溝33bに係入した
鍔34を介して滑り子23を慴動するようになってい
る。
【0018】上記構成によれば、最初に継手を接続しな
い状態では着脱式配管継手4は、図2に示す状態になっ
ている。すなわち、弁25は、スプリング27の付勢力
により差し込み口21c方向に押圧されており、フラン
ジ25bがパッキン28に押圧され吸気エアホ−ス3か
らの空気は遮断されている。また、弁25の端部25a
により鋼球24を外径方向に押し上げるが、鋼球24は
滑り子23内径のテ−パ−部により制限されるため、滑
り子23も、その内径テ−パ−部と鋼球24の接触によ
りスプリング26の付勢力に抗して差し込み口21cの
方向に移動しない位置で静止している。
い状態では着脱式配管継手4は、図2に示す状態になっ
ている。すなわち、弁25は、スプリング27の付勢力
により差し込み口21c方向に押圧されており、フラン
ジ25bがパッキン28に押圧され吸気エアホ−ス3か
らの空気は遮断されている。また、弁25の端部25a
により鋼球24を外径方向に押し上げるが、鋼球24は
滑り子23内径のテ−パ−部により制限されるため、滑
り子23も、その内径テ−パ−部と鋼球24の接触によ
りスプリング26の付勢力に抗して差し込み口21cの
方向に移動しない位置で静止している。
【0019】次に、着脱式配管継手4を接続するために
は、おす継手10をめす継手20の差し込み口21cに
挿入し、おす継手10の先端10bで弁25をスプリン
グ27の付勢力に抗して接続金物22の方向に押し込
む。おす継手10の溝10cが鋼球24の位置まで押し
込まれると、鋼球24は内径方向に移動して溝10cに
入り込む。この場合、鋼球24は滑り子23がスプリン
グ26の付勢力により差し込み口21cの方向に押圧さ
れ、その内径のテ−パ−により内径方向に付勢されてい
るため鋼球24が溝10cに入り込み、滑り子23が図
1の位置まで慴動してその内径テ−パ−と溝10cによ
り鋼球24を保持しておす継ぎ手10を固定し配管の接
続が完了する。そして、弁25は、おす継手先端10b
により押圧されて接続金物22の方向に移動するため、
フランジ25bとパッキン28との間に隙間が生じ、こ
れにより、吸気エアホ−ス3からの空気は、継手金物2
2の管状部22cの内径とフランジ25bの外径との隙
間と、空気穴25cを通っておす継手10を介して給気
口2に給気される。
は、おす継手10をめす継手20の差し込み口21cに
挿入し、おす継手10の先端10bで弁25をスプリン
グ27の付勢力に抗して接続金物22の方向に押し込
む。おす継手10の溝10cが鋼球24の位置まで押し
込まれると、鋼球24は内径方向に移動して溝10cに
入り込む。この場合、鋼球24は滑り子23がスプリン
グ26の付勢力により差し込み口21cの方向に押圧さ
れ、その内径のテ−パ−により内径方向に付勢されてい
るため鋼球24が溝10cに入り込み、滑り子23が図
1の位置まで慴動してその内径テ−パ−と溝10cによ
り鋼球24を保持しておす継ぎ手10を固定し配管の接
続が完了する。そして、弁25は、おす継手先端10b
により押圧されて接続金物22の方向に移動するため、
フランジ25bとパッキン28との間に隙間が生じ、こ
れにより、吸気エアホ−ス3からの空気は、継手金物2
2の管状部22cの内径とフランジ25bの外径との隙
間と、空気穴25cを通っておす継手10を介して給気
口2に給気される。
【0020】次に、着脱式配管継手4の接続を解除する
には、片手でレバ−33,33の滑り止め33a,33
b側を内側方向に握ると、レバ−33,33はそれぞれ
ピン32,32を中心として揺動するため、その一端部
の溝33a,33aが滑り子23の鍔34を挟んで滑り
子23を接続口22aの方向に慴動する。これにより、
鋼球24に接する滑り子23の内径のテ−パ−部が大径
方向に移動するため、鋼球24は外径方向に移動できる
ようになり、弁25とおす継手10は、スプリング27
により付勢されているので差し込み口21c側に押しだ
され、その力により鋼球22は外径方向に押し上げられ
て、鋼球24はおす継手10の溝10cから外れおす継
手10から引き抜くことができる。
には、片手でレバ−33,33の滑り止め33a,33
b側を内側方向に握ると、レバ−33,33はそれぞれ
ピン32,32を中心として揺動するため、その一端部
の溝33a,33aが滑り子23の鍔34を挟んで滑り
子23を接続口22aの方向に慴動する。これにより、
鋼球24に接する滑り子23の内径のテ−パ−部が大径
方向に移動するため、鋼球24は外径方向に移動できる
ようになり、弁25とおす継手10は、スプリング27
により付勢されているので差し込み口21c側に押しだ
され、その力により鋼球22は外径方向に押し上げられ
て、鋼球24はおす継手10の溝10cから外れおす継
手10から引き抜くことができる。
【0021】図6は本発明第2実施例の着脱式配管継手
を示す図である。なお、第1実施例に対応する部分は同
一の符号を記す。
を示す図である。なお、第1実施例に対応する部分は同
一の符号を記す。
【0022】同図において、第1実施例と同様の滑り子
41の外周部分には溝42が形成され、この溝42にレ
バー43,43の端部44,44が係入されている。他
の構成は第1実施例と同様である。
41の外周部分には溝42が形成され、この溝42にレ
バー43,43の端部44,44が係入されている。他
の構成は第1実施例と同様である。
【0023】上記構成によれば、レバー43,43の端
部を揺動することで、それらの端部44,44が滑り子
41の溝42を介して慴動する。従って、第1実施例と
同様に作用する。
部を揺動することで、それらの端部44,44が滑り子
41の溝42を介して慴動する。従って、第1実施例と
同様に作用する。
【0024】上記各実施例では、滑り子23,41に鍔
34や溝44を形成した例で説明したが、少なくとも滑
り子の外周部に係止部が形成され、この係止部にレバー
の端部が係合されていればよい。また、レバー33,4
3は、一端部側を揺動することで他端部側が滑り子2
3,41を慴動させる形状に形成されていればよく、実
施例の形状に限定されない。
34や溝44を形成した例で説明したが、少なくとも滑
り子の外周部に係止部が形成され、この係止部にレバー
の端部が係合されていればよい。また、レバー33,4
3は、一端部側を揺動することで他端部側が滑り子2
3,41を慴動させる形状に形成されていればよく、実
施例の形状に限定されない。
【0025】また、配管継手の接続及び解除の内部構造
は実施例に限らず任意にできる。さらに、エアラインマ
スク用加圧服に用いる配管継手について説明したが、そ
の他の一般用配管継手についても使用できる。
は実施例に限らず任意にできる。さらに、エアラインマ
スク用加圧服に用いる配管継手について説明したが、そ
の他の一般用配管継手についても使用できる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明の着脱式配管
継手によれば、レバ−を片手で操作することができ、ま
た手袋をしたままでも配管の接続を容易に解除できるの
で緊急時などの迅速な配管の接続解除により安全を図る
ことができる。
継手によれば、レバ−を片手で操作することができ、ま
た手袋をしたままでも配管の接続を容易に解除できるの
で緊急時などの迅速な配管の接続解除により安全を図る
ことができる。
【図1】本発明第1実施例の着脱式配管継手の接続状態
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図2】本発明第1実施例の着脱式配管継手の接続の解
除状態を示す断面図である。
除状態を示す断面図である。
【図3】本発明実施例の着脱式配管継手をエアラインマ
スク用加圧服に使用した状態の概念図である。
スク用加圧服に使用した状態の概念図である。
【図4】従来例の着脱式配管継手の接続状態を示す図で
ある。
ある。
【図5】従来例の着脱式配管継手の接続の解除状態を示
す図である。
す図である。
【図6】本発明第2実施例の着脱式配管継手を示す図で
ある。
ある。
1 エアラインマスク用加圧服 2 給気口 3 給気エアホ−ス 10 おす継手 20 めす継手 21 めす継手本体 22 接続金物 23,41 滑り子 24 鋼球 25 弁 26,27 スプリング 28 パッキン 29 スナップリング 31 固定サポ−ト部 32 ピン 33,43 レバ− 34 鍔 42 溝 44 端部
Claims (1)
- 【請求項1】 おす継手及びめす継手を有し、該めす継
手の外周部に設けた滑り子を慴動させることで前記おす
継手及びめす継手の接続及びその解除を行う着脱式配管
継手において、前記めす継手の固定部にサポ−ト部を設
け、前記滑り子の外周部に係止部を形成し、かつ前記サ
ポ−ト部に一端側が前記滑り子の係止部に係合されたレ
バ−が揺動自在に枢着され、該レバ−の他端部を揺動す
ることで前記滑り子を慴動させることを特徴とする着脱
式配管継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4296590A JPH06123392A (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 着脱式配管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4296590A JPH06123392A (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 着脱式配管継手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06123392A true JPH06123392A (ja) | 1994-05-06 |
Family
ID=17835519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4296590A Pending JPH06123392A (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 着脱式配管継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06123392A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021520477A (ja) * | 2018-04-16 | 2021-08-19 | ヴェー ゲーエムベーハー バービンダングステクニクWeh Gmbh Verbindungstechnik | 流体を移送するための継手および方法 |
WO2023133085A1 (en) * | 2022-01-04 | 2023-07-13 | The Coca-Cola Company | Bag in box connector valve |
-
1992
- 1992-10-09 JP JP4296590A patent/JPH06123392A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021520477A (ja) * | 2018-04-16 | 2021-08-19 | ヴェー ゲーエムベーハー バービンダングステクニクWeh Gmbh Verbindungstechnik | 流体を移送するための継手および方法 |
WO2023133085A1 (en) * | 2022-01-04 | 2023-07-13 | The Coca-Cola Company | Bag in box connector valve |
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