JPH06123184A - デジタルキーエントリーシステム及びこのシステムを利用した集合住宅等の共同玄関扉管理システム - Google Patents

デジタルキーエントリーシステム及びこのシステムを利用した集合住宅等の共同玄関扉管理システム

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JPH06123184A
JPH06123184A JP5761692A JP5761692A JPH06123184A JP H06123184 A JPH06123184 A JP H06123184A JP 5761692 A JP5761692 A JP 5761692A JP 5761692 A JP5761692 A JP 5761692A JP H06123184 A JPH06123184 A JP H06123184A
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Yuichi Hasegawa
雄一 長谷川
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】鍵の摩耗がなく鍵の取替変更等に迅速に対応で
きる検知精度の高いデジタルキーエントリーシステムを
提供することを目的とする。 【構成】レーザー光線と赤外線光線とからなる光線式鍵
読取り機Sに鍵Kを挿入し、レーザー光線の遮光映像で
ある鍵影を電圧変換してデータとして信号処理部に送信
し、次いで鍵の挿入深さに応じてセンシングポインター
Pで赤外線を遮光し、複数個のセンシングポイント信号
をデータとして上記信号処理部に送信して、上記2つの
データを信号処理部で数値化し、その数値化された値と
メモリーに予めデータ登録されている鍵のデータ値とを
信号処理部で比較照合してデータが一致すれば照合確認
信号を送出するようにしたデジタルキーエントリーシス
テム。

Description

【発明の詳細な説明】
〔0001〕 〔産業上の利用分野〕この発明は、高層建築、テナント
ビル、集合住宅等の共同玄関や通用口等に設置して、電
気錠で開閉する自動扉やオートロックの監視管理を行う
デジタルキーエントリーシステムに関する。 〔0002〕
〔0003〕 〔0004〕 〔0006〕 〔0008〕
〔実施例〕以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。図1は請求項1に記載した本発明のデジタルキーエ
ントリーシステムの構成例を示すブロック図で、レーザ
ー光線読取り部Aと赤外線読取り部Bとからなる光線式
鍵読み取り機Sとメモリーを有するCPU等からなる信
号処理部Gとで構成されている。レーザー光線読取り部
Aはレーザー発光器a1とレーザー受光器a2とが鍵K
が挿入される間隔Lを置いて対設され、受光量をアナロ
グの電圧に変換するコントローラーCに信号線lを介し
て接続されている。赤外線読取り部Bは、6個の発光ダ
イオードd1〜d6を光ファイバーで赤外線発光器b1
に分岐接続した発光部bと、6個のフォトダイオードf
1〜f6にそれぞれ赤外線受光器b21〜b26を各別
に接続し、上記6個の発光ダイオードd1〜d6と6個
のフォトダイオードf1〜f6を上記レーザー光線読取
り部Aの鍵Kの挿入間隔Lと一直線となるよう対設して
センシングポインターPを形成するよう配設した受光部
dとで構成され、レーザー光線読取り部Aに近接して配
置されている。上記コントローラーC及び赤外線受光器
b21〜b26の出力信号は信号線lを介して信号処理
部Gに送信され、該信号処理部で処理されるようになっ
ている。
〔0009〕上記した構成により鍵Kを光線式鍵読取り
機Sのレーザー光線読取り部Aの鍵挿入間隔Lから挿入
すると、該鍵でレーザー発光器a1から発射されている
レーザー光線を遮光してレーザー受光器a2の受光量が
鍵Kの挿入深さにより鍵幅に対応して変化し、その受光
量をコントローラーCにより鍵幅に対応して変化し、そ
の受光量をコントローラーCによりアナログの電圧出力
に変換してデータとして信号処理部Gに送信される。鍵
Kの挿入が深くなり赤外線読取り部Bのセンシングポイ
ンターPに到達すると、各センシングポイントで鍵Kに
より発光ダイオードd1〜d6から発射されている赤外
線を順次遮光し、各フォトダイオーf1〜f6で赤外線
の変化量を受光して赤外線受光器b21〜b26に信号
として送り、この信号がデータとして信号処理部Gに送
信される。信号処理部Gでは上記2つの送信されてきた
データを数値化して、その数値化されたデー夕値を予め
メモリーに登録されている鍵のデータ値と比較照合し、
比較の結果データの一致が確認されると照合確認信号を
送出する。なお上記実施例ではセンシングポイントを6
個所設けた例を示したが、これに限定されるものではな
い。 〔0010〕図2は、請求項2に記載した本発明のデジ
タルキーエントリーシステムを利用した集合住宅等の共
同玄関管理システムの概略構成例を示すブロック図で、
図に於て30は集合住宅等の共同玄関に設けた電気錠の
施・解錠によって開閉する玄関扉で、扉駆動部31によ
って駆動されるようになっている。S’は図1に示した
光線式鍵読取り機Sと略同一構成の光線式キーリーダー
で、集合住宅等の共同玄関或は通用口に配置して、後述
する挿入鍵の登録の有無を検知するものである。G’図
1に示した信号処理部Gと略同一機能を果たすキーメモ
リー制御部で、各住戸の鍵、マスター鍵、管理人用鍵等
の関係者が所持する鍵を予めメモリーに登録したキーメ
モリーと、CPU等で構成された信号処理部を備えてお
り、上記光線式キーリーダーS’と信号線lで接続され
ている。32は電気錠オートドア制御部で、上記キーメ
モリー制御部G’から送出される信号を受けて作動し、
扉駆動部31に信号を送出する。33はインターホーン
制御部で、共同玄関或は通用口に設置されたロビーイン
ターホーン34や各住戸内に設置されたインターホーン
と接続され、ロビーインターホーンや各住戸のインター
ホーンを制御するものである。上記キーメモリー制御部
G’、電気錠オートドア制御部32、インターホーン制
御部33は、管理人室等の集中監視盤に配設して集中管
理できるように構成されている。図中35は非常スイッ
チ、36は人体検知センサーである。なお上記した光線
式キーリーダーS’とロビーインターホーン34とを一
体化した構成として、共同玄関或は通用口に設置するこ
とにより、配線や施工工事を簡易化できる。 〔0011〕上記した構成により、共同玄関に出入する
関係者が所持している鍵を光線式キーリーダーS’に挿
入すると、該鍵の形状が光学的に読み取られ、その読み
取られたデーターがキーメモリー制御部G’で予めメモ
リー登録されている関係者の鍵データと比較照合され
て、比較の結果データの一致が確認されると電気錠オー
トドア制御部32に信号を送出する。この信号により電
気錠オートドア制御部32は扉駆動部31に開扉信号を
送出し、共同玄関の玄関扉30の電気錠を解錠させ、扉
駆動部31の作動で玄関扉が自動的に開扉され、光線式
キーリーダーS’に鍵を挿入した関係者は建物内に入る
ことができる。従ってキーメモリーに予め登録されてい
る鍵の所持者以外の建物内への出入りを適確に制限する
ことができる。 〔0012〕 〔発明の効果〕請求項1の発明によれば、光学的に鍵の
形状を読み取るので鍵を摩耗させることなく検知でき、
鍵の寿命が長く、レーザー光線の直進性を活用して鍵の
遮光映像による鍵影を精度よく読み取ることと相俟っ
て、高精度で長寿命のデジタルキーエントリーシステム
を提供できる効果を有する。請求項2の発明によれば、
鍵の形状を光学的に読取り電圧変換したデータと予めメ
モリー登録されている登録データとを比較照合して共同
玄関の電気錠を施解錠させるものであるから、住戸人等
の鍵の登録、抹消、変更が容易で、住戸人の変更や鍵の
紛失等に迅速に対応することができ、非接触の光学式鍵
検知の鍵の長寿命と高精度検知と相俟って、共同玄関の
監視管理を正確にしかも効率的に行うことができる効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載された本発明のデジタルキーエ
ントリーシステムのハード構成例を示すブロック図であ
る。
【図2】請求項2に記載された本発明のデジタルキーエ
ントリーシステムを利用した集合住宅等の共同玄関扉管
理システムのハード構成例を示すブロック図である
【符号の説】
S 光線式鍵読取り機 A レーザー光線読取り部 B 赤外線読取り部 G 信号処理部 a1 レーザー発光器 a2 レーザー受光器 K 鍵 C コントローラー d1〜d6 発光ダイオード b1 赤外線発光器 f1〜f6 フォトダイオード b21〜b26 赤外線受光器 P センシングポインター 30 玄関扉 31 扉駆動部 S’ 光線式キーリーダー G’ キーメモリー制御部 32 電気錠オートドア制御部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来例の上記ような問
題点に鑑み本発明は、機械式鍵の寿命及び交換の面の不
具合点を解消した信頼性の高い集合住宅等の共同玄関に
おけるデジタルキーエントリーシステムを提供すること
を目的とし、詳しくは、鍵の鍵影を電圧変換したあと数
値化しデータとし予めメモリー登録されているメモリー
データーと比較して一致した場合に信号を出すシステム
である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】図2は、請求項2に記載した本発明のデジ
タルキーエントリーシステムを利用した集合住宅等の共
同玄関管理システムの概略構成例を示すブロック図で、
図に於て30は集合住宅等の共同玄関に設けた電気錠の
施・解錠によって開閉する玄関扉で、扉駆動部31によ
って駆動されるようになっている。S’は図1に示した
光線式鍵読取り機Sと略同一構成の光線式キーリーダー
で、集合住宅等の共同玄関或は通用口に配置して、後述
する挿入鍵の登録の有無を検知するものである。G’は
1に示した信号処理部Gと略同一機能を果たすキーメ
モリー制御部で、各住戸の鍵、マスター鍵、管理人用鍵
等の関係者が所持する鍵を予めメモリーに登録したキー
メモリーと、CPU等で構成された信号処理部を備えて
おり、上記光線式キーリーダーS’と信号線lで接続さ
れている。32は電気錠オートドア制御部で、上記キー
メモリー制御部G’から送出される信号を受けて作動
し、扉駆動部31に信号を送出する。33はインターホ
ーン制御部で、共同玄関或は通用口に設置されたロビー
インターホーン34や各住戸内に設置されたインターホ
ーンと接続され、ロビーインターホーンや各住戸のイン
ターホーンを制御するものである。上記キーメモリー制
御部G’、電気錠オートドア制御部32、インターホー
ン制御部33は、管理人室等の集中監視盤に配設して集
中管理できるように構成されている。図中35は非常ス
イッチ、36は人体検知センサーである。なお上記した
光線式キーリーダーS’とロビーインターホーン34と
を一体化した構成として、共同玄関或は通用口に設置す
ることにより、配線や施工工事を簡易化できる。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年9月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高層建築、テナント
ビル、集合住宅等の共同玄関や通用口等に設置して、電
気錠で開閉する自動扉やオートロックの監視管理を行う
デジタルキーエントリーシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】集合住宅等の共同玄関は不特定多数の人
々が出入りするため、防犯上住戸人等の関係者以外の建
物内立ち入りを制限するために、共同玄関で自動扉やオ
ートロックで住戸人等関係者の照合を何等かの形で行
い、確認後自動扉やオートロックを解錠している。この
確認方法として、カードリーダーシステム、テンキーシ
ステム、逆マスターキーシステムが一般的に採用されて
いるが、カードリーダーシステムの場合は容易に作成し
難いという反面、カードを紛失した場合は再発行が容易
でないという難点があり、テンキーシステムの場合は暗
証番号の変更等は簡単であるが、変更を使用者全員に伝
えるのに時間が懸かったり、使用者の不注意で第三者に
番号が洩れ易いという欠点があり、又逆マスターキシス
テムの場合は鍵の寿命の面で、10万回使用が機械寿命
であっても通常の住戸の場合には例えば1日4回の開け
締めがあれば68年間保つが、共同玄関の場合には各住
戸人が1日4回の開け締めがあるとすれば100件の集
合住宅ならば1/100の8ヶ月間しか保たないことに
なり、又鍵交換の面で、100件の住戸の内1戸が鍵を
紛失した場合に機械式の逆マスターでは、1戸だけを抹
消することはできず、新たに鍵を作ってもらうことにな
り納期までに相当の期間を要し、その間共同玄関での関
係者の出入りを監視管理できないという不都合が生ずる
ことになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来例の上記ような問
題点に鑑み本発明は、機械式鍵の寿命及び交換の面の不
具合点を解消した信頼性の高い集合住宅等の共同玄関に
おけるデジタルキーエントリーシステムを提供すること
を目的とし、詳しくは、鍵の鍵影を電圧変換したあと数
値化しデータとし予めメモリー登録されているメモリー
データーと比較して一致した場合に信号を出すシステム
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、レーザー光線の発・受光器と赤外線の発・受光器を
具備する光線式鍵読取り機に鍵に挿入し、レーザー光線
の遮光映像である鍵影を電圧変換してデータとして信号
処理部に送信し、次いで鍵の挿入深さに応じてセンシン
グポインターで赤外線を遮光し複数個のセンシングポイ
ント信号をデータとして上記信号処理部に送信して、上
記2つのデータを信号処理部で数値化し、その数値化さ
れた値とメモリーに既にデータ登録されている鍵のデー
タ値とを信号処理部で比較照合して、データが一致すれ
ば照合確認信号を送出するよう構成されている。
【0005】請求項2に記載の本発明は、電気錠により
開閉する玄関扉を有する共同玄関或は通用口に光線式鍵
読取り機を設置すると共に、住戸人等関係者の鍵をメモ
リーにデータ登録させたキーメモリー制御部と、玄関扉
制御部とを集合住宅等の共同玄関に具備せしめ、上記光
線式鍵読取り機に鍵を挿入し、該鍵の形状を光学的に読
取り電圧変換して、その読取りデータをキーメモリー制
御部でメモリー登録されているデータと比較照合し、デ
ータの一致が確認されると玄関扉制御部へ開扉信号を送
出させ、玄関扉の電気錠が解錠されるよう構成されてい
る。
【0006】
【作用】請求項1に記載の本発明では、光線式鍵読取り
機に鍵を挿入すると、先づレーザー光線読取り部でレー
ザー光線を遮光して鍵の挿入深さにより鍵幅に対応して
レーザー受光器の受光量が変化し、その受光量をアナロ
グの電圧出力に変換してデータとして信号処理部に送信
される。次いで赤外線読取り部のセンシングポインター
で鍵の挿入深さに応じて複数個所赤外線を遮光して複数
個のセンシングボイント信号を抽出し、この信号をデー
ターとして上記憎号処理部に送信される。この2つのデ
ーターが信号処理部で数値化され、その数値化された値
を予めメモリーに登録されている鍵のデーター値と比較
照合して、比較の結果データーの一致が確認されると、
照合確認信号を送出する。
【0007】請求項2に記載の本発明では、集合住宅等
の共同玄関或は通用口に設置した光線式鍵読取り機に住
戸人等関係者が所持している鍵を挿入(非接触)する
と、該鍵の形状が光学的に読み取られ、その読み取りデ
ーターがキーメモリー制御部でメモリー登録しているデ
ータと比較照合され、比較の結果データーの一致が確認
されると、玄関扉制御部へ開扉信号が送出され、玄関扉
の電気錠が解錠され玄関扉が開扉する。
【0008】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。図1は請求項1に記載した本発明のデジタルキーエ
ントリーシステムの構成例を示すブロック図で、レーザ
ー光線読取り部Aと赤外線読取り部Bとからなる光線式
鍵読み取り機Sとメモリーを有するCPU等からなる信
号処理部Gとで構成されている。レーザー光線読取り部
Aはレーザー発光器a1とレーザー受光器a2とが鍵K
が挿入される間隔Lを置いて対設され、受光量をアナロ
グの電圧に変換するコントローラーCに信号線lを介し
て接続されている。赤外線読取り部Bは、6個の発光ダ
イオードd1〜d6を光ファイバーで赤外線発光器b1
に分岐接続した発光部bと、6個のフォトダイオードf
1〜f6にそれぞれ赤外線受光器b21〜b26を各別
に接続し、上記6個の発光ダイオードd1〜d6と6個
のフオトダイオードf1〜f6を上記レーザー光線読取
り部Aの鍵Kの挿入間隔Lと一直線となるよう対設して
センシングポインターPを形成するよう配設した受光部
dとで構成され、レーザー光線読取り部Aに近接して配
置されている。上記コントローラーC及び赤外線受光器
b21〜b26の出力信号は信号線lを介して信号処理
部Gに送信され、該信号処理部で処理されるようになっ
ている。
【0009】上記した構成により鍵Kを光線式鍵読取り
機Sのレーザー光線読取り部Aの鍵挿入間隔Lから挿入
すると、該鍵でレーザー発光器a1から発射されている
レーザー光線を遮光してレーザー受光器a2の受光量が
鍵Kの挿入深さにより鍵幅に対応して変化し、その受光
量をコントローラーCにより鍵幅に対応して変化し、そ
の受光量をコントローラーCによりアナログの電圧出力
に変換してデータとして信号処理部Gに送信される。鍵
Kの挿入が深くなり赤外線読取り部Bのセンシングポイ
ンターPに到達すると、各センシングポイントで鍵Kに
より発光ダイオードd1〜d6から発射されている赤外
線を順次遮光し、各フォトダイオーf1〜f6で赤外線
の変化量を受光して赤外線受光器b21〜b26に信号
として送り、この信号がデータとして信号処理部Gに送
信される。信号処理部Gでは上記2つの送信されてきた
データを数値化して、その数値化されたデータ値を予め
メモリーに登録されている鍵のデータ値と比較照合し、
比較の結果データの一致が確認されると照合確認信号を
送出する。なお上記実施例ではセンシングポイントを6
個所設けた例を示したが、これに限定されるものではな
い。
【0010】図2は、請求項2に記載した本発明のデジ
タルキーエントリーシステムを利用した集合住宅等の共
同玄関管理システムの概略構成例を示すブロック図で、
図に於て30は集合住宅等の共同玄関に設けた電気錠の
施・解錠によって開閉する玄関扉で、扉駆動部31によ
って駆動されるようになっている。S’は図1に示した
光線式鍵読取り機Sと略同一構成の光線式キーリーダー
で、集合住宅等の共同玄関或は通用口に配置して、後述
する挿入鍵の登録の有無を検知するものである。G’は
図1に示した信号処理部Gと略同一機能を果たすキーメ
モリー制御部で、各住戸の鍵、マスター鍵、管理人用鍵
等の関係者が所持する鍵を予めメモリーに登録したキー
メモリーと、CPU等で構成された信号処理部を備えて
おり、上記光線式キーリーダーS’と信号線lで接続さ
れている。32は電気錠オートドア制御部で、上記キー
メモリー制御部G’から送出される信号を受けて作動
し、扉駆動部31に信号を送出する。33はインターホ
ーン制御部で、共同玄関或は通用口に設置されたロビー
インターホーン34や各住戸内に設置されたインターホ
ーンと接続され、ロビーインターホーンや各住戸のイン
ターホーンを制御するものである。上記キーメモリー制
御部G’、電気錠オートドア制御部32、インターホー
ン制御部33は、管理人室等の集中監視盤に配設して集
中管理できるように構成されている。図中35は非常ス
イッチ、36は人体検知センサーである。なお上記した
光線式キーリーダーS’とロビーインターホーン34と
を一体化した構成として、共同玄関或は通用口に設置す
ることにより、配線や施工工事を簡易化できる。
【0011】上記した構成により、共同玄関に出入する
関係者が所持している鍵を光線式キーリーダーS’に挿
入すると、該鍵の形状が光学的に読み取られ、その読み
取られたデーターがキーメモリー制御部G’で予めメモ
リー登録されている関係者の鍵データと比較照合され
て、比較の結果データの一致が確認されると電気錠オー
トドア制御部32に信号を送出する。この信号により電
気錠オートドア制御部32は扉駆動部31に開扉信号を
送出し、共同玄関の玄関扉30の電気錠を解錠させ、扉
駆動部31の作動で玄関扉が自動的に開扉され、光線式
キーリーダーS’に鍵を挿入した関係者は建物内に入る
ことができる。従ってキーメモリーに予め登録されてい
る鍵の所持者以外の建物内への出入りを適確に制限する
ことができる。
【0012】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、光学的に鍵の
形状を読み取るので鍵を摩耗させることなく検知でき、
鍵の寿命が長く、レーザー光線の直進性を活用して鍵の
遮光映像による鍵影を精度よく読み取ることと相俟っ
て、高精度で長寿命のデジタルキーエントリーシステム
を提供できる効果を有する。請求項2の発明によれば、
鍵の形状を光学的に読取り電圧変換したデータと予めメ
モリー登録されている登録データとを比較照合して共同
玄関の電気錠を施解錠させるものであるから、住戸人等
の鍵の登録、抹消、変更が容易で、住戸人の変更や鍵の
紛失等に迅速に対応することができ、非接触の光学式鍵
検知の鍵の長寿命と高精度検知と相俟って、共同玄関の
監視管理を正確にしかも効率的に行うことができる効果
を有する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レ−ザー光線の発・受光器と赤外線の発・
    受光器を具備する光線式鍵読取り機に鍵を挿入し、レー
    ザー光線の遮光映像である鍵影を電圧変換してデータと
    して信号処理部に送信し、次いで鍵の挿入深さに応じて
    センシングポインターで赤外線を遮光し複数個のセンシ
    ングポイント信号をデータとして上記信号処理部に送信
    して、上記2つのデータを信号処理部で数値化し、その
    数値化された値とメモリーに予めデ−タ登録されている
    鍵のデータ値とを信号処理部で比較照合して、データが
    一致すれば照合確認信号を送出するようにしたことを特
    徴とするデジタルキーエントリーシステム。
  2. 【請求項2】電気錠により開閉する玄関扉を有する共同
    玄関或は通用口に光線式鍵読取り機を設置すると共に、
    住戸人等関係者の鍵をメモリーにデータ登録させたキー
    メモリー制御部と、玄関扉制御部とを集合住宅等の共同
    玄関に具備せしめ、上記光線式鍵読機に鍵を挿入し、該
    鍵の形状を光学的に読取り電圧変換して、その読取りデ
    ータをキーメモリー制御部でメモリー登録されているデ
    ータと比較照合し、データの一致が確認されると玄関扉
    制御部への開扉信号を送出させ、玄関扉の電気錠が解錠
    されるようにしたことを特徴とする集合住宅等の共同玄
    関扉管理システム。
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