JPH06123114A - オーガドレーン打設工法及び装置 - Google Patents
オーガドレーン打設工法及び装置Info
- Publication number
- JPH06123114A JPH06123114A JP27390292A JP27390292A JPH06123114A JP H06123114 A JPH06123114 A JP H06123114A JP 27390292 A JP27390292 A JP 27390292A JP 27390292 A JP27390292 A JP 27390292A JP H06123114 A JPH06123114 A JP H06123114A
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- JP
- Japan
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- casing
- fixed casing
- sand
- fixed
- inner rod
- Prior art date
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- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 密度にむらがなく均一で、十分に締め固めら
れた緻密な砂杭を造成することのできるオーガドレーン
打設工法を提供すること 【構成】 下端にケーシング貫入時に閉じ引き上げ時に
開くシュー１２を備えた固定ケーシング１と、オーガマ
シン４により駆動される回転ケーシング３と、固定ケー
シング１に挿入配備され、上下駆動手段６により所定ス
トローク上下動すると共に振動手段７により振動する内
杆５と、固定ケーシング１内を密閉する開閉弁９及びこ
の固定ケーシング１内にエアを供給するエア供給手段１
０と、を用い、内杆５を上動限位置に停止させた状態
で、回転ケーシング３を回転させて地盤を掘削しながら
貫入し、所定深さに達した後、前記開閉弁９を閉じて固
定ケーシング１内にエアを供給し、内杆５を上下動させ
且つ振動させながら、ケーシング１，３を引き上げるよ
うにすること。
れた緻密な砂杭を造成することのできるオーガドレーン
打設工法を提供すること 【構成】 下端にケーシング貫入時に閉じ引き上げ時に
開くシュー１２を備えた固定ケーシング１と、オーガマ
シン４により駆動される回転ケーシング３と、固定ケー
シング１に挿入配備され、上下駆動手段６により所定ス
トローク上下動すると共に振動手段７により振動する内
杆５と、固定ケーシング１内を密閉する開閉弁９及びこ
の固定ケーシング１内にエアを供給するエア供給手段１
０と、を用い、内杆５を上動限位置に停止させた状態
で、回転ケーシング３を回転させて地盤を掘削しながら
貫入し、所定深さに達した後、前記開閉弁９を閉じて固
定ケーシング１内にエアを供給し、内杆５を上下動させ
且つ振動させながら、ケーシング１，３を引き上げるよ
うにすること。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ケーシングを地盤中に
所定深さまで貫入した後、ケーシング内にエアを供給
し、そのエア圧力により、当該ケーシング内に供給され
ている砂（砂利、砕石、その他これに類似するものを含
む）を加圧して、ケーシングを引き上げつつその下端よ
り砂を排出して、地盤中に砂杭を造成する工法及びその
装置に関する。
所定深さまで貫入した後、ケーシング内にエアを供給
し、そのエア圧力により、当該ケーシング内に供給され
ている砂（砂利、砕石、その他これに類似するものを含
む）を加圧して、ケーシングを引き上げつつその下端よ
り砂を排出して、地盤中に砂杭を造成する工法及びその
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来この種の工法においては、上部に砂
供給用ホッパーを備え且つ下端にケーシング貫入時に閉
じ引き上げ時に開くシューを備えた固定ケーシングと、
この固定ケーシングに外嵌され、オーガマシンにより駆
動される回転ケーシングと、前記固定ケーシング内を密
閉するための開閉弁及びこの固定ケーシング内にエアを
供給するためのエア供給手段と、を用い、前記回転ケー
シングを回転させて地盤を掘削しながら貫入し、所定深
さに達した後、前記開閉弁を閉じて固定ケーシング内に
エアを供給し、ケーシングを引き上げつつ、固定ケーシ
ング内に供給された砂を前記エアの圧力で押圧しながら
固定ケーシングの下端より排出させるようにしていた。
供給用ホッパーを備え且つ下端にケーシング貫入時に閉
じ引き上げ時に開くシューを備えた固定ケーシングと、
この固定ケーシングに外嵌され、オーガマシンにより駆
動される回転ケーシングと、前記固定ケーシング内を密
閉するための開閉弁及びこの固定ケーシング内にエアを
供給するためのエア供給手段と、を用い、前記回転ケー
シングを回転させて地盤を掘削しながら貫入し、所定深
さに達した後、前記開閉弁を閉じて固定ケーシング内に
エアを供給し、ケーシングを引き上げつつ、固定ケーシ
ング内に供給された砂を前記エアの圧力で押圧しながら
固定ケーシングの下端より排出させるようにしていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
工法では、ケーシングの引き上げに際し、エア圧のみに
よって固定ケーシング内の砂を押圧して排出するように
している。この場合、砂供給ホッパーから固定ケーシン
グ内に供給される砂がケーシング長さ方向に亘って一様
な密度で充填されておれば問題はないが、実際に、砂の
種類によっては、部分的に固まって塊状を成していた
り、途切れて空洞部を形成しているなど、不均一でむら
のある状態で充填されることがあり、従って斯かる状態
で上方からエア圧をかけると、その砂は、固定ケーシン
グ内に充填されていた状態とほとんど変わらない状態で
ケーシング下端から押し出されるため、地盤中に形成さ
れる砂杭は、途中でくびれるなど、不連続で、締りのな
い極めてラフな砂杭となることがあった。また、エア圧
のみによるため、勢いエアの供給量が多くなって、過剰
圧により砂が出過ぎてしまったり、低くし過ぎると砂の
出具合が悪くなり、従ってエアの制御が煩雑になるとい
う問題もあった。
工法では、ケーシングの引き上げに際し、エア圧のみに
よって固定ケーシング内の砂を押圧して排出するように
している。この場合、砂供給ホッパーから固定ケーシン
グ内に供給される砂がケーシング長さ方向に亘って一様
な密度で充填されておれば問題はないが、実際に、砂の
種類によっては、部分的に固まって塊状を成していた
り、途切れて空洞部を形成しているなど、不均一でむら
のある状態で充填されることがあり、従って斯かる状態
で上方からエア圧をかけると、その砂は、固定ケーシン
グ内に充填されていた状態とほとんど変わらない状態で
ケーシング下端から押し出されるため、地盤中に形成さ
れる砂杭は、途中でくびれるなど、不連続で、締りのな
い極めてラフな砂杭となることがあった。また、エア圧
のみによるため、勢いエアの供給量が多くなって、過剰
圧により砂が出過ぎてしまったり、低くし過ぎると砂の
出具合が悪くなり、従ってエアの制御が煩雑になるとい
う問題もあった。
【０００４】本発明は、上記の課題に鑑み、密度にむら
がなく均一で、十分に締め固められた緻密な砂杭を造成
することのできるオーガドレーン打設工法及びその装置
を提供することを目的とするものである。
がなく均一で、十分に締め固められた緻密な砂杭を造成
することのできるオーガドレーン打設工法及びその装置
を提供することを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によるオーガドレ
ーン打設工法は、上部に砂供給用ホッパー２を備え、下
端にはケーシング貫入時に閉じ引き上げ時に開くシュー
１２を備えた固定ケーシング１と、この固定ケーシング
１に外嵌され、オーガマシン４により駆動される回転ケ
ーシング３と、前記固定ケーシング１に挿入配備され、
上下駆動手段６により所定ストローク上下動すると共に
振動手段７により振動する内杆５と、前記固定ケーシン
グ１内を密閉するための開閉弁９及びこの固定ケーシン
グ１内にエアを供給するためのエア供給手段１０と、を
用い、前記内杆５を上動限位置に停止させた状態で、前
記回転ケーシング３を回転させて地盤を掘削しながら貫
入し、所定深さに達した後、前記開閉弁９を閉じて固定
ケーシング１内にエアを供給し、前記回転ケーシング３
を逆転させると共に、前記内杆５を上下動させ且つ振動
させながら、ケーシング１，３を引き上げて、固定ケー
シング１内に供給された砂をその下端から排出させるこ
とを特徴する。
ーン打設工法は、上部に砂供給用ホッパー２を備え、下
端にはケーシング貫入時に閉じ引き上げ時に開くシュー
１２を備えた固定ケーシング１と、この固定ケーシング
１に外嵌され、オーガマシン４により駆動される回転ケ
ーシング３と、前記固定ケーシング１に挿入配備され、
上下駆動手段６により所定ストローク上下動すると共に
振動手段７により振動する内杆５と、前記固定ケーシン
グ１内を密閉するための開閉弁９及びこの固定ケーシン
グ１内にエアを供給するためのエア供給手段１０と、を
用い、前記内杆５を上動限位置に停止させた状態で、前
記回転ケーシング３を回転させて地盤を掘削しながら貫
入し、所定深さに達した後、前記開閉弁９を閉じて固定
ケーシング１内にエアを供給し、前記回転ケーシング３
を逆転させると共に、前記内杆５を上下動させ且つ振動
させながら、ケーシング１，３を引き上げて、固定ケー
シング１内に供給された砂をその下端から排出させるこ
とを特徴する。
【０００６】また、本発明によるオーガドレーン打設装
置は、上部に砂供給用ホッパー２を備え且つ下端にはケ
ーシング貫入時に閉じ引き上げ時に開くシュー１２を備
えた固定ケーシング１と、この固定ケーシング１に外嵌
され、オーガマシン４により駆動される回転ケーシング
３と、前記固定ケーシング１に挿入配備された内杆５
と、この内杆５を所定ストローク上下動させる上下駆動
手段６及びこの内杆５に振動を与える振動手段７と、前
記固定ケーシング１内を密閉するための開閉弁９及びこ
の固定ケーシング１内にエアを供給するためのエア供給
手段１０と、からなるものである。
置は、上部に砂供給用ホッパー２を備え且つ下端にはケ
ーシング貫入時に閉じ引き上げ時に開くシュー１２を備
えた固定ケーシング１と、この固定ケーシング１に外嵌
され、オーガマシン４により駆動される回転ケーシング
３と、前記固定ケーシング１に挿入配備された内杆５
と、この内杆５を所定ストローク上下動させる上下駆動
手段６及びこの内杆５に振動を与える振動手段７と、前
記固定ケーシング１内を密閉するための開閉弁９及びこ
の固定ケーシング１内にエアを供給するためのエア供給
手段１０と、からなるものである。
【０００７】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図１は本発明に係る工法を実施するためのオーガドレー
ン打設装置を示し、この図において、１は円筒状の固定
ケーシングで、その上部のケーシング基部１ａには側壁
部に砂供給用ホッパー２が設けられている。３は、固定
ケーシング１に回転自在に外嵌された状態で装備された
回転ケーシングで、固定ケーシング１側に設置されたダ
ブルオーガマシン４によって正逆自在に回転駆動され
る。５は、前記固定ケーシング１内に同心状に挿入配備
された中空ロッド状の内杆で、その上端が、前記ケーシ
ング基部１ａの上部に設けられた上下駆動手段としての
空気ばね６に連動連結され、またこの内杆５の上端部に
は振動手段としてのバイブロフロット７が装備されてい
る。従って、この内杆５は、空気ばね６及びバイブロフ
ロット７の作動によって所定ストローク上下動すると共
に、それ自体振動することができる。８は、内杆５の下
端に一体的に連設された二股状のフォークである。
図１は本発明に係る工法を実施するためのオーガドレー
ン打設装置を示し、この図において、１は円筒状の固定
ケーシングで、その上部のケーシング基部１ａには側壁
部に砂供給用ホッパー２が設けられている。３は、固定
ケーシング１に回転自在に外嵌された状態で装備された
回転ケーシングで、固定ケーシング１側に設置されたダ
ブルオーガマシン４によって正逆自在に回転駆動され
る。５は、前記固定ケーシング１内に同心状に挿入配備
された中空ロッド状の内杆で、その上端が、前記ケーシ
ング基部１ａの上部に設けられた上下駆動手段としての
空気ばね６に連動連結され、またこの内杆５の上端部に
は振動手段としてのバイブロフロット７が装備されてい
る。従って、この内杆５は、空気ばね６及びバイブロフ
ロット７の作動によって所定ストローク上下動すると共
に、それ自体振動することができる。８は、内杆５の下
端に一体的に連設された二股状のフォークである。
【０００８】前記砂供給用ホッパー２内には砂投下口２
ａの下端に、固定ケーシング１内を密閉するための開閉
弁９と、この固定ケーシング１内にエアを供給するため
のエア供給手段としてのエア供給ノズル１０が設けてあ
る。開閉弁９は、例えば、ばね（図示省略）によって常
時閉弁位置に付勢され、砂投下時に砂の重量で開弁する
ようになっている。エア供給ノズル１０は、図示は省略
するが、エア供給管を介してエアコンプレッサに接続配
管され、必要時に所要圧力のエアを固定ケーシング１内
に噴出させるようになっている。
ａの下端に、固定ケーシング１内を密閉するための開閉
弁９と、この固定ケーシング１内にエアを供給するため
のエア供給手段としてのエア供給ノズル１０が設けてあ
る。開閉弁９は、例えば、ばね（図示省略）によって常
時閉弁位置に付勢され、砂投下時に砂の重量で開弁する
ようになっている。エア供給ノズル１０は、図示は省略
するが、エア供給管を介してエアコンプレッサに接続配
管され、必要時に所要圧力のエアを固定ケーシング１内
に噴出させるようになっている。
【０００９】前記固定ケーシング１内にはその内側面に
沿って、複数本（例えば２本）のジェットエア供給管１
１が配設され、各ジェットエア供給管１１の上端部は固
定ケーシング１の上部から外部へ延出されてエアコンプ
レッサに接続されており、その下端は当該固定ケーシン
グ１の下端まで延びている。
沿って、複数本（例えば２本）のジェットエア供給管１
１が配設され、各ジェットエア供給管１１の上端部は固
定ケーシング１の上部から外部へ延出されてエアコンプ
レッサに接続されており、その下端は当該固定ケーシン
グ１の下端まで延びている。
【００１０】また、前記固定ケーシング１の下端には、
ケーシング貫入時に閉じ引き上げ時に開くシュー１２が
装備してある。このシュー１２は、図２に示すように、
円板を二つ割りにした２枚の半割板１３，１３を、固定
ケーシング１下端にその直径方向に横設された支軸１４
を介して開閉自在に枢着してなるものである。これら両
半割板１３，１３は、ケーシング貫入の際に、同図の実
線図示のような水平姿勢に閉じた位置で、固定ケーシン
グ１の下端周縁部に形成された嵌合部１５に圧嵌させる
ことにより、ケーシング貫入中に固定ケーシング１内に
砂が供給されてもその砂の重量で容易に開くことがない
ようにしている。この場合、両半割板１３，１３は、地
盤が比較的硬ければ、掘削土砂の土圧による上向きの荷
重を受けるため、この土圧によって閉弁姿勢がより確実
に保持されることになる。なお、１６は、前記支軸１４
を補強するために固定ケーシング１にその直径方向に横
設された補強枠である。
ケーシング貫入時に閉じ引き上げ時に開くシュー１２が
装備してある。このシュー１２は、図２に示すように、
円板を二つ割りにした２枚の半割板１３，１３を、固定
ケーシング１下端にその直径方向に横設された支軸１４
を介して開閉自在に枢着してなるものである。これら両
半割板１３，１３は、ケーシング貫入の際に、同図の実
線図示のような水平姿勢に閉じた位置で、固定ケーシン
グ１の下端周縁部に形成された嵌合部１５に圧嵌させる
ことにより、ケーシング貫入中に固定ケーシング１内に
砂が供給されてもその砂の重量で容易に開くことがない
ようにしている。この場合、両半割板１３，１３は、地
盤が比較的硬ければ、掘削土砂の土圧による上向きの荷
重を受けるため、この土圧によって閉弁姿勢がより確実
に保持されることになる。なお、１６は、前記支軸１４
を補強するために固定ケーシング１にその直径方向に横
設された補強枠である。
【００１１】前記内杆５は、前述したように空気ばね６
によって所定ストローク上下動するが、そのストローク
の上動限位置は、例えば図２に示される二股状フォーク
８の実線図示位置であり、下動限位置は同図の仮想線図
示位置である。従って、前記シュー１２が図２の実線で
示される閉弁位置に保持されている状態で、内杆５が上
動限位置から下動限位置へ下動するとき、固定ケーシン
グ１下端の嵌合部１５に圧嵌されていたシュー１２の両
半割板１３，１３が、前記二股状のフォーク８により下
向きに押動されて前記嵌合部１５から離脱し、開弁され
る。
によって所定ストローク上下動するが、そのストローク
の上動限位置は、例えば図２に示される二股状フォーク
８の実線図示位置であり、下動限位置は同図の仮想線図
示位置である。従って、前記シュー１２が図２の実線で
示される閉弁位置に保持されている状態で、内杆５が上
動限位置から下動限位置へ下動するとき、固定ケーシン
グ１下端の嵌合部１５に圧嵌されていたシュー１２の両
半割板１３，１３が、前記二股状のフォーク８により下
向きに押動されて前記嵌合部１５から離脱し、開弁され
る。
【００１２】また図２に示すように、シュー１２の各半
割板１３には、固定ケーシング１内に配設された前記ジ
ェットエア供給管１１の先端ノズル１１ａと対向する位
置にノズル貫通孔（切欠溝でもよい）１７が設けてあっ
て、シュー１２が閉弁したとき、各ノズル１１ａがその
ノズル貫通孔１７に貫通するようになっている。従っ
て、各ノズル１１ａにより固定ケーシング１の下端から
下方へジェットエアを噴射させることができる。
割板１３には、固定ケーシング１内に配設された前記ジ
ェットエア供給管１１の先端ノズル１１ａと対向する位
置にノズル貫通孔（切欠溝でもよい）１７が設けてあっ
て、シュー１２が閉弁したとき、各ノズル１１ａがその
ノズル貫通孔１７に貫通するようになっている。従っ
て、各ノズル１１ａにより固定ケーシング１の下端から
下方へジェットエアを噴射させることができる。
【００１３】前記回転ケーシング３には、外周面にスク
リュー１８が螺設されていると共に、所要間隔おきに抜
き窓１９が設けられ、また回転ケーシング３の下端部に
は掘削刃２０が取付けてある。
リュー１８が螺設されていると共に、所要間隔おきに抜
き窓１９が設けられ、また回転ケーシング３の下端部に
は掘削刃２０が取付けてある。
【００１４】前記空気ばね６は、図１に示すように、支
柱部材２１沿いに上下摺動する昇降部材２２を挟んで上
部側のベローズ６ａと下部側のベローズ６ｂとを有し、
両ベローズ６ａ，６ｂにエアが交互に供給されることに
より、これら両ベローズ６ａ，６ｂが交互に膨張、収縮
して、所定ストローク上下往復動し、それにより内杆５
を上下動させるようになっている。前記昇降部材２２に
前記内杆５の上端が連結されている。なお、図１におい
て、２３は前記内杆５を振動作用させるためのバイブロ
フロット７を保護する保護筒体で、ケーシング基部１ａ
に一体的に支持されており、この保護筒体２３の下端に
は内杆５を摺動可能に挿通せしめた弾性カバー２４が取
付けてある。
柱部材２１沿いに上下摺動する昇降部材２２を挟んで上
部側のベローズ６ａと下部側のベローズ６ｂとを有し、
両ベローズ６ａ，６ｂにエアが交互に供給されることに
より、これら両ベローズ６ａ，６ｂが交互に膨張、収縮
して、所定ストローク上下往復動し、それにより内杆５
を上下動させるようになっている。前記昇降部材２２に
前記内杆５の上端が連結されている。なお、図１におい
て、２３は前記内杆５を振動作用させるためのバイブロ
フロット７を保護する保護筒体で、ケーシング基部１ａ
に一体的に支持されており、この保護筒体２３の下端に
は内杆５を摺動可能に挿通せしめた弾性カバー２４が取
付けてある。
【００１５】次に、上述したような構成を有する装置の
使用によるオーガドレーン打設工法について説明する。
使用によるオーガドレーン打設工法について説明する。
【００１６】先ず、本装置をリーダ（図示省略）の頂部
より適当高さ位置に懸吊支持すると共に、回転ケーシン
グ３の先端を造成すべき砂杭軸芯位置にセットする。ま
た、シュー１２は、その両半割板１３，１３を下方より
ハンマー等で叩いて固定ケーシング１下端の嵌合部１５
に圧嵌した状態で、図２の実線図示のような閉弁位置に
保持しておくと共に、内杆５は上動限位置に停止させて
おく。
より適当高さ位置に懸吊支持すると共に、回転ケーシン
グ３の先端を造成すべき砂杭軸芯位置にセットする。ま
た、シュー１２は、その両半割板１３，１３を下方より
ハンマー等で叩いて固定ケーシング１下端の嵌合部１５
に圧嵌した状態で、図２の実線図示のような閉弁位置に
保持しておくと共に、内杆５は上動限位置に停止させて
おく。
【００１７】しかして、オーガマシン４を起動し、回転
ケーシング３を正転させて地盤を掘削しながら貫入す
る。このとき、ジェットエア供給管１１の先端ノズル１
１ａより固定ケーシング１の下方へジェットエアを噴出
させることにより、ケーシング貫入動作を促進すること
ができる。このケーシング貫入中に、砂供給用ホッパー
２より砂を固定ケーシング１内に供給する。
ケーシング３を正転させて地盤を掘削しながら貫入す
る。このとき、ジェットエア供給管１１の先端ノズル１
１ａより固定ケーシング１の下方へジェットエアを噴出
させることにより、ケーシング貫入動作を促進すること
ができる。このケーシング貫入中に、砂供給用ホッパー
２より砂を固定ケーシング１内に供給する。
【００１８】また、ケーシング貫入中、シュー１２は、
その両半割板１３，１３が固定ケーシング１下端の嵌合
部１５に圧嵌されているため、固定ケーシング１内に供
給された砂の重量によって容易に開くことはなく、また
地盤が泥土のような極めて軟弱な地盤であっても、開く
ことがなく、従って砂が固定ケーシング１から排出した
り、掘削土砂や泥水が固定ケーシング１内に侵入するこ
とがない。また、ケーシング貫入中に掘削された土砂
は、回転ケーシング３と固定ケーシング１との空間部を
通って、回転ケーシング３の抜き窓１９から排土される
と共に、掘孔壁面に圧着される。
その両半割板１３，１３が固定ケーシング１下端の嵌合
部１５に圧嵌されているため、固定ケーシング１内に供
給された砂の重量によって容易に開くことはなく、また
地盤が泥土のような極めて軟弱な地盤であっても、開く
ことがなく、従って砂が固定ケーシング１から排出した
り、掘削土砂や泥水が固定ケーシング１内に侵入するこ
とがない。また、ケーシング貫入中に掘削された土砂
は、回転ケーシング３と固定ケーシング１との空間部を
通って、回転ケーシング３の抜き窓１９から排土される
と共に、掘孔壁面に圧着される。
【００１９】所定の深さに達したら、オーガマシン４を
一旦停止し、開閉弁９を閉じ（この実施例では砂供給時
以外は常時閉じている）、エア供給ノズル１０よりエア
を固定ケーシング１内に供給して内圧を高める。また、
ジェットエア供給管１１へのエアの供給を停止させる。
その後、オーガマシン４を再起動して、回転ケーシング
３を逆転させ、また空気ばね６を起動して内杆５を所定
ストローク上下動させると共に、バイブロフロット７を
起動してこの内杆５を水平振動させながら、装置全体を
引き上げてゆくことにより、固定ケーシング１内の砂が
その下端から押し出されて地盤中に砂杭を造成し始め
る。なお、内杆５の最初の下動により、シュー１２の両
半割板１３，１３が当該内杆５下端の二股状のフォーク
８で押し開かれて開弁する。
一旦停止し、開閉弁９を閉じ（この実施例では砂供給時
以外は常時閉じている）、エア供給ノズル１０よりエア
を固定ケーシング１内に供給して内圧を高める。また、
ジェットエア供給管１１へのエアの供給を停止させる。
その後、オーガマシン４を再起動して、回転ケーシング
３を逆転させ、また空気ばね６を起動して内杆５を所定
ストローク上下動させると共に、バイブロフロット７を
起動してこの内杆５を水平振動させながら、装置全体を
引き上げてゆくことにより、固定ケーシング１内の砂が
その下端から押し出されて地盤中に砂杭を造成し始め
る。なお、内杆５の最初の下動により、シュー１２の両
半割板１３，１３が当該内杆５下端の二股状のフォーク
８で押し開かれて開弁する。
【００２０】このケーシング引き上げ中、固定ケーシン
グ１内の砂は、空気ばね６及びバイブロフロット７によ
る内杆５の上下動と水平振動作用により十分に締め固め
られて、むらのない均一な密度状態となる。従って、斯
かる状態で上方からエア圧がかかることにより、その砂
は、固定ケーシング１の下端から連続的に圧密された状
態で排出されて、地盤中に、むらなく十分に締め固まっ
た緻密な砂杭を造成する。なお、砂杭の造成途中で砂が
不足した場合には、一旦上記のような造成作業を停止し
て、砂の補給を行い、その後作業を再開して造成を続行
すればよい。
グ１内の砂は、空気ばね６及びバイブロフロット７によ
る内杆５の上下動と水平振動作用により十分に締め固め
られて、むらのない均一な密度状態となる。従って、斯
かる状態で上方からエア圧がかかることにより、その砂
は、固定ケーシング１の下端から連続的に圧密された状
態で排出されて、地盤中に、むらなく十分に締め固まっ
た緻密な砂杭を造成する。なお、砂杭の造成途中で砂が
不足した場合には、一旦上記のような造成作業を停止し
て、砂の補給を行い、その後作業を再開して造成を続行
すればよい。
【００２１】地盤表面まで砂杭が造成されたならば、回
転ケーシング３を完全に引き上げ、オーガマシン４、空
気ばね６及びバイブロフロット７の作動、及びエア供給
ノズル１０からのエアの供給を停止して、造成作業を終
了する。
転ケーシング３を完全に引き上げ、オーガマシン４、空
気ばね６及びバイブロフロット７の作動、及びエア供給
ノズル１０からのエアの供給を停止して、造成作業を終
了する。
【００２２】この実施例では、上下駆動手段として、空
気ばね６を使用したが、空気ばね６に代えて、エアシリ
ンダや油圧シリンダを使用してもよい。また、振動手段
としては、バイブロフロット７以外の適当なバイブレー
タの使用が可能である。
気ばね６を使用したが、空気ばね６に代えて、エアシリ
ンダや油圧シリンダを使用してもよい。また、振動手段
としては、バイブロフロット７以外の適当なバイブレー
タの使用が可能である。
【００２３】
【発明の作用及び効果】本発明の工法によれば、ケーシ
ング引き上げ中に、固定ケーシング内の砂は、上下動手
段及び振動手段による内杆の上下動と振動作用により十
分に締め固められて、むらのない均一な密度状態とな
る。従って、斯かる状態で砂の上方からエア圧がかかる
ことにより、固定ケーシング内の砂は、そのケーシング
下端から連続的に圧密された状態で排出され、それによ
って地盤中に、むらなく十分に締め固まった緻密且つ強
固な砂杭を造成することができる。また、この工法によ
れば、エアの供給量が少なくて済む上、エアの制御が容
易となる。
ング引き上げ中に、固定ケーシング内の砂は、上下動手
段及び振動手段による内杆の上下動と振動作用により十
分に締め固められて、むらのない均一な密度状態とな
る。従って、斯かる状態で砂の上方からエア圧がかかる
ことにより、固定ケーシング内の砂は、そのケーシング
下端から連続的に圧密された状態で排出され、それによ
って地盤中に、むらなく十分に締め固まった緻密且つ強
固な砂杭を造成することができる。また、この工法によ
れば、エアの供給量が少なくて済む上、エアの制御が容
易となる。
【００２４】また、シューを、ケーシング貫入時には固
定ケーシング内に供給された砂の重量によって開かない
ように閉じておいて、ケーシング引き上げ時に内杆の下
端部によって押し開かせるようにすることによって、ケ
ーシング貫入時に掘削土砂や泥水が固定ケーシング内に
侵入するのを阻止することができる。
定ケーシング内に供給された砂の重量によって開かない
ように閉じておいて、ケーシング引き上げ時に内杆の下
端部によって押し開かせるようにすることによって、ケ
ーシング貫入時に掘削土砂や泥水が固定ケーシング内に
侵入するのを阻止することができる。
【００２５】そして、ケーシングの貫入時に、固定ケー
シング内に配管されたジェットエア供給管の先端ノズル
より固定ケーシングの下方へジェットエアを噴射させる
場合には、そのジェットエアの噴射圧力により地盤掘削
作用を促進して回転ケーシングの地盤貫入速度を速め、
貫入時間を短縮することができる。
シング内に配管されたジェットエア供給管の先端ノズル
より固定ケーシングの下方へジェットエアを噴射させる
場合には、そのジェットエアの噴射圧力により地盤掘削
作用を促進して回転ケーシングの地盤貫入速度を速め、
貫入時間を短縮することができる。
【００２６】また、本発明の装置において、内杆の下端
に二股状のフォークを連設し、シューを、固定ケーシン
グの下端部に当該ケーシングの直径方向に横設した支軸
を介して開閉自在に枢着した２枚の半割板により形成し
て、固定ケーシング内に供給された砂の重量によって開
かないように固定ケーシングの下端周縁部に設けた嵌合
部に圧嵌させると共に、内杆の下動に伴うフォークの下
動によって押し開かせるように構成することにより、ケ
ーシング貫入時には地盤が泥水等のような極めて軟弱な
地盤であってもシューを閉止状態に確実に保持できると
共に、ケーシング引き上げ時には特別な開放駆動手段を
用いることなく、前記二股状のフォークによって簡単容
易にシューを開放させることができる。
に二股状のフォークを連設し、シューを、固定ケーシン
グの下端部に当該ケーシングの直径方向に横設した支軸
を介して開閉自在に枢着した２枚の半割板により形成し
て、固定ケーシング内に供給された砂の重量によって開
かないように固定ケーシングの下端周縁部に設けた嵌合
部に圧嵌させると共に、内杆の下動に伴うフォークの下
動によって押し開かせるように構成することにより、ケ
ーシング貫入時には地盤が泥水等のような極めて軟弱な
地盤であってもシューを閉止状態に確実に保持できると
共に、ケーシング引き上げ時には特別な開放駆動手段を
用いることなく、前記二股状のフォークによって簡単容
易にシューを開放させることができる。
【図１】本発明に係るオーガドレーン打設装置を示す一
部断面側面図である。
部断面側面図である。
【図２】ケーシング先端部の拡大詳細断面図である。
１ 固定ケーシング ２ 砂供給用ホッパー ３ 回転ケーシング ４ オーガマシン ５ 内杆 ６ 空気ばね（上下駆動手段） ７ バイブロフロット（振動手段） ８ 二股状のフォーク ９ 開閉弁 １０ エア供給ノズル（エア供給手段） １１ ジェットエア供給管 １２ シュー １３ 半割板 １４ 支軸 １５ 嵌合部
Claims (6)
- 【請求項１】上部に砂供給用ホッパーを備え、下端には
ケーシング貫入時に閉じ引き上げ時に開くシューを備え
た固定ケーシングと、この固定ケーシングに外嵌され、
オーガマシンにより駆動される回転ケーシングと、前記
固定ケーシングに挿入配備され、上下駆動手段により所
定ストローク上下動すると共に振動手段により振動する
内杆と、前記固定ケーシング内を密閉するための開閉弁
及びこの固定ケーシング内にエアを供給するためのエア
供給手段と、を用い、前記内杆を上動限位置に停止させ
た状態で、前記回転ケーシングを回転させて地盤を掘削
しながら貫入し、所定深さに達した後、前記開閉弁を閉
じて固定ケーシング内にエアを供給し、前記回転ケーシ
ングを逆転させると共に、前記内杆を上下動させ且つ振
動させながら、ケーシングを引き上げて、固定ケーシン
グ内に供給された砂をその下端から排出させるようにし
たオーガドレーン打設工法。 - 【請求項２】前記シューは、ケーシング貫入時には固定
ケーシング内に供給された砂の重量によって開かないよ
うに閉じておいて、ケーシング引き上げ時に内杆の下端
部によって押し開かせるようにする請求項１に記載のオ
ーガドレーン打設工法。 - 【請求項３】ケーシングの貫入時に、固定ケーシング内
に配管されたジェットエア供給管の先端ノズルより固定
ケーシングの下方へジェットエアを噴射させるようにす
る請求項１に記載のオーガドレーン打設工法。 - 【請求項４】上部に砂供給用ホッパーを備え且つ下端に
はケーシングの貫入時に閉じ引き上げ時に開くシューを
備えた固定ケーシングと、この固定ケーシングに外嵌さ
れ、オーガマシンにより駆動される回転ケーシングと、
前記固定ケーシングに挿入配備された内杆と、この内杆
を所定ストローク上下動させる上下駆動手段及びこの内
杆に振動を与える振動手段と、前記固定ケーシング内を
密閉するための開閉弁及びこの固定ケーシング内にエア
を供給するためのエア供給手段と、からなるオーガドレ
ーン打設装置。 - 【請求項５】前記内杆の下端には二股状のフォークを連
設し、前記シューは、固定ケーシングの下端部に当該ケ
ーシングの直径方向に横設した支軸を介して開閉自在に
枢着した２枚の半割板により形成して、ケーシング貫入
時には固定ケーシング内に供給された砂の重量によって
開かないように固定ケーシングの下端周縁部に設けた嵌
合部に圧嵌させると共に、ケーシング引き上げ時に前記
フォークによって押し開かせるように構成した請求項４
に記載のオーガドレーン打設装置。 - 【請求項６】前記固定ケーシング内にジェットエア供給
管を配管し、ケーシング貫入時に前記供給管先端のノズ
ルから固定ケーシングの下端より下方へジェットエアを
噴出させるように構成した請求項４に記載のオーガドレ
ーン打設装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4273902A JP2535484B2 (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | オ―ガドレ―ン打設装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4273902A JP2535484B2 (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | オ―ガドレ―ン打設装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06123114A true JPH06123114A (ja) | 1994-05-06 |
| JP2535484B2 JP2535484B2 (ja) | 1996-09-18 |
Family
ID=17534169
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4273902A Expired - Lifetime JP2535484B2 (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | オ―ガドレ―ン打設装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2535484B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017186752A (ja) * | 2016-04-01 | 2017-10-12 | あおみ建設株式会社 | 締固め地盤改良杭の造成装置 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63165331U (ja) * | 1987-04-10 | 1988-10-27 | ||
| JPH0211837U (ja) * | 1988-07-06 | 1990-01-25 | ||
| JPH0258623A (ja) * | 1988-08-23 | 1990-02-27 | Nakatomi Kurimoto | グラベル杭造成工法及び装置 |
| JPH03110214A (ja) * | 1989-09-25 | 1991-05-10 | Nakatomi Kurimoto | グラベル杭造成工法 |
| JP3018234U (ja) * | 1995-02-01 | 1995-11-14 | 株式会社アイセル | レンタル商品管理用の商品暦票 |
-
1992
- 1992-10-13 JP JP4273902A patent/JP2535484B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63165331U (ja) * | 1987-04-10 | 1988-10-27 | ||
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| JPH0258623A (ja) * | 1988-08-23 | 1990-02-27 | Nakatomi Kurimoto | グラベル杭造成工法及び装置 |
| JPH03110214A (ja) * | 1989-09-25 | 1991-05-10 | Nakatomi Kurimoto | グラベル杭造成工法 |
| JP3018234U (ja) * | 1995-02-01 | 1995-11-14 | 株式会社アイセル | レンタル商品管理用の商品暦票 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017186752A (ja) * | 2016-04-01 | 2017-10-12 | あおみ建設株式会社 | 締固め地盤改良杭の造成装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2535484B2 (ja) | 1996-09-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960514 |