JPH06123059A - 仕上装置 - Google Patents
仕上装置Info
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- JPH06123059A JPH06123059A JP27560392A JP27560392A JPH06123059A JP H06123059 A JPH06123059 A JP H06123059A JP 27560392 A JP27560392 A JP 27560392A JP 27560392 A JP27560392 A JP 27560392A JP H06123059 A JPH06123059 A JP H06123059A
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- cloth
- distance
- conveyor mechanism
- conveyor
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 例えばピンテンタ等を具備してなる仕上装置
に関し,コンベア機構上のピンから布をほぼ無緊張の状
態で安定的に抜き去り,更には,均質で良好な布形態に
固定化し得る機能を備えた仕上装置を提供する。 【構成】 コンベア機構13と送出機構18との間に布
5までの距離を非接触で検出する超音波センサ20と,
冷却用のジャケットローラ21の周面上での布5までの
距離を非接触で検出する超音波センサ26とを具備し,
超音波センサ20により検出される布5までの距離に基
づき,送出機構18からコンベア機構13上の布5のピ
ン12に対する抜け位置までの直線的な距離が検出さ
れ,この検出値が予め設定された所定の値となるように
上記送出機構18による引取速度が制御され,又,超音
波センサ26により検出される布5までの距離が所定の
値となるように引取機構22が制御される。
に関し,コンベア機構上のピンから布をほぼ無緊張の状
態で安定的に抜き去り,更には,均質で良好な布形態に
固定化し得る機能を備えた仕上装置を提供する。 【構成】 コンベア機構13と送出機構18との間に布
5までの距離を非接触で検出する超音波センサ20と,
冷却用のジャケットローラ21の周面上での布5までの
距離を非接触で検出する超音波センサ26とを具備し,
超音波センサ20により検出される布5までの距離に基
づき,送出機構18からコンベア機構13上の布5のピ
ン12に対する抜け位置までの直線的な距離が検出さ
れ,この検出値が予め設定された所定の値となるように
上記送出機構18による引取速度が制御され,又,超音
波センサ26により検出される布5までの距離が所定の
値となるように引取機構22が制御される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,例えばピンテンタ等を
備えた仕上装置に係り,詳しくは,ニット,スパンデッ
クス等の伸縮度の大きい布を安定的に良好な状態に仕上
げ得る仕上装置に関するものである。
備えた仕上装置に係り,詳しくは,ニット,スパンデッ
クス等の伸縮度の大きい布を安定的に良好な状態に仕上
げ得る仕上装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の仕上装置では,例えば図
3に示す如く,走行方向(矢印1方向)両側にそれぞれ
複数のピン2,2,…を無端状に列設してなるコンベア
機構3がモータ4により周回駆動され,該コンベア機構
3に連続的に供給される帯状の布5の両側が上記ピン
2,2,…に順次差し込まれ,該布5は規制されつつ矢
印1方向へ搬送される。そして,上記布5は,加熱装置
6内部を通過する際に加熱処理され,上記コンベア機構
3の下流側に離間して配設された送出機構7の送出しロ
ーラ8にて引き取られつつ,上記ピン2から順次抜き去
られる。上記送出機構7から送り出された布5は,更に
冷却用のジャケットローラ9の周面に沿うようにして走
行させられ,冷却作用を受けることによりその布形態が
固定化される。上記のようにして布形態の固定化が図ら
れた上記布5は,上記ジャケットローラ9の下流側に配
設された図外の引取機構により引き取られて収容容器
(不図示)内へ振り落とされる。尚この場合,上記送出
しローラ8及びジャケットローラ9は,上記コンベア機
構3の駆動源である上記モータ4により回転駆動され,
オペレータによりマニュアル設定された所定の比率をも
って制御される。
3に示す如く,走行方向(矢印1方向)両側にそれぞれ
複数のピン2,2,…を無端状に列設してなるコンベア
機構3がモータ4により周回駆動され,該コンベア機構
3に連続的に供給される帯状の布5の両側が上記ピン
2,2,…に順次差し込まれ,該布5は規制されつつ矢
印1方向へ搬送される。そして,上記布5は,加熱装置
6内部を通過する際に加熱処理され,上記コンベア機構
3の下流側に離間して配設された送出機構7の送出しロ
ーラ8にて引き取られつつ,上記ピン2から順次抜き去
られる。上記送出機構7から送り出された布5は,更に
冷却用のジャケットローラ9の周面に沿うようにして走
行させられ,冷却作用を受けることによりその布形態が
固定化される。上記のようにして布形態の固定化が図ら
れた上記布5は,上記ジャケットローラ9の下流側に配
設された図外の引取機構により引き取られて収容容器
(不図示)内へ振り落とされる。尚この場合,上記送出
しローラ8及びジャケットローラ9は,上記コンベア機
構3の駆動源である上記モータ4により回転駆動され,
オペレータによりマニュアル設定された所定の比率をも
って制御される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の仕
上装置では,例えばコンベア機構3による搬送速度に対
して送出しローラ8による送出し速度が速い場合,上記
送出機構7を構成するガイドローラ10と上記コンベア
機構3との間に係る布5の部分が張り過ぎた状態とな
り,上記コンベア機構3上の布5の上記ピン2に対する
抜け位置が搬送方向上流側へ後退する。他方,上記送出
しローラ8による送出し速度が遅い場合,上記ガイドロ
ーラ10とコンベア機構3との間に係る布5の部分が弛
み過ぎ状態となり,該布5は上記コンベア機構3に巻き
込まれて上記ピン2により傷を付けられるという不具合
を生じる。上記のような好ましくない状態の発生を回避
すべく,上記仕上装置では,上記コンベア機構3上の布
5の上記ピン2に対する抜け位置がほぼ一定となるよう
に,上記送出しローラ8の回転速度がオペレータにより
マニュアル調整される。あるいは,上記送出しローラ8
とガイドローラ10との間にダンサーローラ11を配
し,その位置を検知して上記送出しローラ8の送出し速
度の調整が行われる。ところが,上記のようなオペレー
タによる制御では,このオペレータにかなりの負担を強
いることになると共に,制御精度,制御安定性の点でも
好ましくない。
上装置では,例えばコンベア機構3による搬送速度に対
して送出しローラ8による送出し速度が速い場合,上記
送出機構7を構成するガイドローラ10と上記コンベア
機構3との間に係る布5の部分が張り過ぎた状態とな
り,上記コンベア機構3上の布5の上記ピン2に対する
抜け位置が搬送方向上流側へ後退する。他方,上記送出
しローラ8による送出し速度が遅い場合,上記ガイドロ
ーラ10とコンベア機構3との間に係る布5の部分が弛
み過ぎ状態となり,該布5は上記コンベア機構3に巻き
込まれて上記ピン2により傷を付けられるという不具合
を生じる。上記のような好ましくない状態の発生を回避
すべく,上記仕上装置では,上記コンベア機構3上の布
5の上記ピン2に対する抜け位置がほぼ一定となるよう
に,上記送出しローラ8の回転速度がオペレータにより
マニュアル調整される。あるいは,上記送出しローラ8
とガイドローラ10との間にダンサーローラ11を配
し,その位置を検知して上記送出しローラ8の送出し速
度の調整が行われる。ところが,上記のようなオペレー
タによる制御では,このオペレータにかなりの負担を強
いることになると共に,制御精度,制御安定性の点でも
好ましくない。
【0004】また,ダンサーローラ11による制御で
は,ダンサーローラ11自身の重量が常時布5に張力し
て作用することとなり,該布5にとって好ましい状況と
は言い難い。そこで,本発明の第1の目的は,オペレー
タの手を何ら煩わせることなく,コンベア機構上のピン
から布をほぼ無緊張の状態で安定的に抜き去り,均質で
良好な布状態を得ることのできる仕上装置を提供するこ
とである。更に,上記仕上装置において,布5を均質で
良好な布形態に固定化するには,ジャケットローラ9の
周面に対して上記布5をほぼ無緊張の状態で安定的に沿
わせる必要がある。そこで,従来は,布5の走行速度が
オペレータによりマニュアル調整される。ところが,こ
のようにオペレータによる制御では,前述の場合と同
様,オペレータにかなりの負担を強いることになると共
に,布5を実質的に均質で良好な布形態に固定化するこ
とができない。本発明は,このような背景の下になされ
たものであって,その第2の目的は,オペレータの手を
何ら煩わせることなく,均質で良好な布形態に固定化し
得る機能をも備えた仕上装置を提供することである。
は,ダンサーローラ11自身の重量が常時布5に張力し
て作用することとなり,該布5にとって好ましい状況と
は言い難い。そこで,本発明の第1の目的は,オペレー
タの手を何ら煩わせることなく,コンベア機構上のピン
から布をほぼ無緊張の状態で安定的に抜き去り,均質で
良好な布状態を得ることのできる仕上装置を提供するこ
とである。更に,上記仕上装置において,布5を均質で
良好な布形態に固定化するには,ジャケットローラ9の
周面に対して上記布5をほぼ無緊張の状態で安定的に沿
わせる必要がある。そこで,従来は,布5の走行速度が
オペレータによりマニュアル調整される。ところが,こ
のようにオペレータによる制御では,前述の場合と同
様,オペレータにかなりの負担を強いることになると共
に,布5を実質的に均質で良好な布形態に固定化するこ
とができない。本発明は,このような背景の下になされ
たものであって,その第2の目的は,オペレータの手を
何ら煩わせることなく,均質で良好な布形態に固定化し
得る機能をも備えた仕上装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために,本発明が採用する第1の手段は,その要旨と
するところが,走行方向両側にそれぞれ複数のピンを無
端状に列設してなるコンベア機構を周回させ,該コンベ
ア機構に連続的に供給される帯状の布の両側を上記ピン
に順次差し込んで該布を規制しつつ搬送すると共に加熱
処理し,上記コンベア機構の下流側に離間して配設され
た送出機構にて上記布を引き取りつつ上記ピンから抜き
去るようにした仕上装置において,上記コンベア機構と
上記送出機構との間に配備され,上記布までの距離を非
接触で検出して上記送出機構から上記コンベア機構上の
布の上記ピンに対する抜け位置までの距離を検出する検
出手段と,上記検出手段により検出される上記送出機構
から上記布の上記ピンに対する抜け位置までの距離が予
め設定された所定の値となるように上記コンベア機構及
び/又は上記送出機構を制御する制御手段とを具備して
なる点に係る仕上装置である。また,上記第2の目的を
達成するために,本発明が採用する第2の手段は,その
要旨とするところが,走行方向両側にそれぞれ複数のピ
ンを無端状に列設してなるコンベア機構を周回させ,該
コンベア機構に連続的に供給される帯状の布の両側を上
記ピンに順次差し込んで該布を規制しつつ搬送すると共
に加熱処理し,上記コンベア機構の下流側に離間して配
設された送出機構にて上記布を引き取りつつ上記ピンか
ら抜き去り,更に上記布を冷却用ローラの周面に沿って
走行させて布形態を固定化するべく,該冷却用ローラの
下流側に配設された引取機構により上記布を引き取るよ
うにした仕上装置において,上記コンベア機構と上記送
出機構との間に配備され,上記布までの距離を非接触で
検出して上記送出機構から上記コンベア機構上の布の上
記ピンに対する抜け位置までの距離を検出する第1の検
出手段と,上記冷却用ローラの周面から所定距離離間し
た位置に配備され,該冷却用ローラの周面に沿って走行
する上記布までの距離を非接触で検出する第2の検出手
段と,上記第1の検出手段により検出される上記送出機
構から上記布の上記ピンに対する抜け位置までの距離が
予め設定された所定の値となるように上記送出機構を制
御する第1の制御手段と,上記第2の検出手段により検
出される該第2の検出手段から上記布までの距離が予め
設定された所定の値となるように上記引取機構を制御す
る第2の制御手段とを具備してなる点に係る仕上装置で
ある。
るために,本発明が採用する第1の手段は,その要旨と
するところが,走行方向両側にそれぞれ複数のピンを無
端状に列設してなるコンベア機構を周回させ,該コンベ
ア機構に連続的に供給される帯状の布の両側を上記ピン
に順次差し込んで該布を規制しつつ搬送すると共に加熱
処理し,上記コンベア機構の下流側に離間して配設され
た送出機構にて上記布を引き取りつつ上記ピンから抜き
去るようにした仕上装置において,上記コンベア機構と
上記送出機構との間に配備され,上記布までの距離を非
接触で検出して上記送出機構から上記コンベア機構上の
布の上記ピンに対する抜け位置までの距離を検出する検
出手段と,上記検出手段により検出される上記送出機構
から上記布の上記ピンに対する抜け位置までの距離が予
め設定された所定の値となるように上記コンベア機構及
び/又は上記送出機構を制御する制御手段とを具備して
なる点に係る仕上装置である。また,上記第2の目的を
達成するために,本発明が採用する第2の手段は,その
要旨とするところが,走行方向両側にそれぞれ複数のピ
ンを無端状に列設してなるコンベア機構を周回させ,該
コンベア機構に連続的に供給される帯状の布の両側を上
記ピンに順次差し込んで該布を規制しつつ搬送すると共
に加熱処理し,上記コンベア機構の下流側に離間して配
設された送出機構にて上記布を引き取りつつ上記ピンか
ら抜き去り,更に上記布を冷却用ローラの周面に沿って
走行させて布形態を固定化するべく,該冷却用ローラの
下流側に配設された引取機構により上記布を引き取るよ
うにした仕上装置において,上記コンベア機構と上記送
出機構との間に配備され,上記布までの距離を非接触で
検出して上記送出機構から上記コンベア機構上の布の上
記ピンに対する抜け位置までの距離を検出する第1の検
出手段と,上記冷却用ローラの周面から所定距離離間し
た位置に配備され,該冷却用ローラの周面に沿って走行
する上記布までの距離を非接触で検出する第2の検出手
段と,上記第1の検出手段により検出される上記送出機
構から上記布の上記ピンに対する抜け位置までの距離が
予め設定された所定の値となるように上記送出機構を制
御する第1の制御手段と,上記第2の検出手段により検
出される該第2の検出手段から上記布までの距離が予め
設定された所定の値となるように上記引取機構を制御す
る第2の制御手段とを具備してなる点に係る仕上装置で
ある。
【0006】
【作用】第1の構成に係る仕上装置では,検出手段によ
り非接触で検出される送出機構からコンベア機構上の布
のピンに対する抜け位置までの距離が所定の値となるよ
うに,上記コンベア機構あるいは上記送出機構が制御さ
れる。これにより,上記布は送出機構とコンベア機構と
の間で弛み過ぎたり,張り過ぎたりという不都合な状態
が回避され,常時ほぼ無緊張の状態で安定的に上記コン
ベア機構上のピンから抜き去られる。また,第2の構成
に係る仕上装置では,上述の機能に加え,冷却用ローラ
の周面に沿って走行する布までの距離が第2の検出手段
により非接触で検出され,この検出値が予め設定された
所定の値となるように,上記冷却用ローラの下流側に設
けられた引取機構が制御される。これにより,上記布を
上記冷却用ローラの周面に対して安定的にほぼ無緊張の
状態で走行させることができる。
り非接触で検出される送出機構からコンベア機構上の布
のピンに対する抜け位置までの距離が所定の値となるよ
うに,上記コンベア機構あるいは上記送出機構が制御さ
れる。これにより,上記布は送出機構とコンベア機構と
の間で弛み過ぎたり,張り過ぎたりという不都合な状態
が回避され,常時ほぼ無緊張の状態で安定的に上記コン
ベア機構上のピンから抜き去られる。また,第2の構成
に係る仕上装置では,上述の機能に加え,冷却用ローラ
の周面に沿って走行する布までの距離が第2の検出手段
により非接触で検出され,この検出値が予め設定された
所定の値となるように,上記冷却用ローラの下流側に設
けられた引取機構が制御される。これにより,上記布を
上記冷却用ローラの周面に対して安定的にほぼ無緊張の
状態で走行させることができる。
【0007】
【実施例】以下,添付図面を参照して,本発明を具体化
した実施例につき説明し,本発明の理解に供する。尚,
以下の実施例は,本発明を具体化した一例であって,本
発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。ここ
に,図1は本発明の一実施例に係る仕上装置の概略構成
図,図2は上記仕上装置における制御態様を示すブロッ
ク図である。この実施例に係る仕上装置では,図1に示
す如く,走行方向(矢印1方向)両側に,それぞれ複数
のピン12,12,…を無端状に列設してなるコンベア
機構13が加熱装置14を貫通して配設されており,該
コンベア機構13は,モータ15により周回駆動され
る。そして,このコンベア機構13は,該コンベア機構
13に連続的に供給される帯状の布5の両側を上記ピン
12,12,…に順次差し込んで該布5を規制しつつ搬
送し,上記加熱装置14により加熱処理するためのもの
である。上記コンベア機構13の下流側に離間して,ガ
イドローラ16,送出しローラ17等を具備してなる送
出機構18が配設されている。上記送出機構18は,加
熱処理された上記布5を引き取りつつ,上記ピン12か
ら順次抜き去る作用をなすものであって,上記送出しロ
ーラ17は,上記コンベア機構13とは異なる駆動源で
あるモータ19により回転駆動される。上記コンベア機
構13と上記送出機構18との間には,距離測定用の例
えば超音波センサ20(検出手段,第1の検出手段)が
配備されている。上記超音波センサ20は,上記布5ま
での距離を非接触で検出して,上記ガイドローラ16か
ら上記コンベア機構13上の布5の上記ピン12に対す
る抜け位置までの直線的な距離を検出するためのもので
ある。
した実施例につき説明し,本発明の理解に供する。尚,
以下の実施例は,本発明を具体化した一例であって,本
発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。ここ
に,図1は本発明の一実施例に係る仕上装置の概略構成
図,図2は上記仕上装置における制御態様を示すブロッ
ク図である。この実施例に係る仕上装置では,図1に示
す如く,走行方向(矢印1方向)両側に,それぞれ複数
のピン12,12,…を無端状に列設してなるコンベア
機構13が加熱装置14を貫通して配設されており,該
コンベア機構13は,モータ15により周回駆動され
る。そして,このコンベア機構13は,該コンベア機構
13に連続的に供給される帯状の布5の両側を上記ピン
12,12,…に順次差し込んで該布5を規制しつつ搬
送し,上記加熱装置14により加熱処理するためのもの
である。上記コンベア機構13の下流側に離間して,ガ
イドローラ16,送出しローラ17等を具備してなる送
出機構18が配設されている。上記送出機構18は,加
熱処理された上記布5を引き取りつつ,上記ピン12か
ら順次抜き去る作用をなすものであって,上記送出しロ
ーラ17は,上記コンベア機構13とは異なる駆動源で
あるモータ19により回転駆動される。上記コンベア機
構13と上記送出機構18との間には,距離測定用の例
えば超音波センサ20(検出手段,第1の検出手段)が
配備されている。上記超音波センサ20は,上記布5ま
での距離を非接触で検出して,上記ガイドローラ16か
ら上記コンベア機構13上の布5の上記ピン12に対す
る抜け位置までの直線的な距離を検出するためのもので
ある。
【0008】そして,上記超音波センサ20により検出
される上記ガイドローラ16から上記布5の上記ピン1
2に対する抜け位置までの距離が予め設定された所定の
値となるように,上記送出しローラ17あるいはコンベ
ア機構13が制御される(制御手段,第1の制御手
段)。この場合の所定の値とは,コンベア機構13上の
ピン12から布5をほぼ無緊張の状態で安定的に抜き去
り得る位置における上記ガイドローラ16からの直線的
な距離に対応する。尚,上述の所定の値を定義するに際
し,上記布5のピン12に対する抜け位置から加熱装置
14の出口側端部までの距離をもって規定するようにし
てもよい。上記送出機構18の下流側には,加熱処理さ
れた上記布5を冷却してその布形態を固定化するための
冷却用のジャケットローラ21が配設されている。上記
ジャケットローラ21は,上記送出しローラ17を駆動
する上記モータ19により適宜の変速比をもって回転駆
動される。上記ジャケットローラ21の周面に沿って走
行する上記布5は,該ジャケットローラ21の下流側に
配設された引取機構22を構成する引取りローラ23に
より引き取られ,容器24内へ振り落とされる。この場
合,上記引取りローラ23は,専用のモータ25により
回転駆動される。上記ジャケットローラ21の周面から
所定距離離間した位置には,距離検出用の例えば超音波
センサ26(第2の検出手段)が配備されている。上記
超音波センサ26は,上記ジャケットローラ21の周面
に沿って走行する上記布5までの距離を非接触で検出す
るためのものである。そして,上記超音波センサ26に
より検出される該超音波センサ26から上記布5までの
距離が予め設定された所定の値L2 となるように,上記
引取りローラ23が制御される(第2の制御手段)。こ
の場合,上述の所定の値L2 とは,上記ジャケットロー
ラ21の周面に上記布5がほぼ無緊張の状態でかつ均質
に接触する時の該布5までの距離に相当する。本実施例
に係る仕上装置は上記したように構成されている。引続
き,図1及び図2に基づいて,上記仕上装置における制
御態様について説明する。
される上記ガイドローラ16から上記布5の上記ピン1
2に対する抜け位置までの距離が予め設定された所定の
値となるように,上記送出しローラ17あるいはコンベ
ア機構13が制御される(制御手段,第1の制御手
段)。この場合の所定の値とは,コンベア機構13上の
ピン12から布5をほぼ無緊張の状態で安定的に抜き去
り得る位置における上記ガイドローラ16からの直線的
な距離に対応する。尚,上述の所定の値を定義するに際
し,上記布5のピン12に対する抜け位置から加熱装置
14の出口側端部までの距離をもって規定するようにし
てもよい。上記送出機構18の下流側には,加熱処理さ
れた上記布5を冷却してその布形態を固定化するための
冷却用のジャケットローラ21が配設されている。上記
ジャケットローラ21は,上記送出しローラ17を駆動
する上記モータ19により適宜の変速比をもって回転駆
動される。上記ジャケットローラ21の周面に沿って走
行する上記布5は,該ジャケットローラ21の下流側に
配設された引取機構22を構成する引取りローラ23に
より引き取られ,容器24内へ振り落とされる。この場
合,上記引取りローラ23は,専用のモータ25により
回転駆動される。上記ジャケットローラ21の周面から
所定距離離間した位置には,距離検出用の例えば超音波
センサ26(第2の検出手段)が配備されている。上記
超音波センサ26は,上記ジャケットローラ21の周面
に沿って走行する上記布5までの距離を非接触で検出す
るためのものである。そして,上記超音波センサ26に
より検出される該超音波センサ26から上記布5までの
距離が予め設定された所定の値L2 となるように,上記
引取りローラ23が制御される(第2の制御手段)。こ
の場合,上述の所定の値L2 とは,上記ジャケットロー
ラ21の周面に上記布5がほぼ無緊張の状態でかつ均質
に接触する時の該布5までの距離に相当する。本実施例
に係る仕上装置は上記したように構成されている。引続
き,図1及び図2に基づいて,上記仕上装置における制
御態様について説明する。
【0009】この場合,予め,超音波センサ20,26
における所定の距離L1 ,L2 に対応する値がオペレー
タによりマニュアル操作にてそれぞれ設定される。この
所定の距離L1 ,L2 は,前述の如く,コンベア機構1
3上のピン12から布5がほぼ無緊張の状態で安定的に
抜き去られ得る際の該布5までの距離,ジャケットロー
ラ21の周面に対して無緊張でかつ均質に布5が接触す
る際の該布5までの距離に相当する。更に,基準となる
上記コンベア機構13における搬送速度も設定される。
上記のような前提のもと,上記コンベア機構13に連続
的に供給される帯状の布5は,その両側がピン12,1
2,…に順次差し込まれて,規制されつつ矢印1方向へ
搬送され,加熱装置14により加熱処理される。加熱処
理された上記布5は,送出しローラ17により引き取ら
れるが,この場合,先ず,上記コンベア機構13上の布
5のピン12からの抜け位置が該布5にとってほぼ無緊
張の状態になり得る部位に相当するように,即ち上記超
音波センサ20から布5までの距離がL1 にほぼ等しく
なるように,送出しローラ17の引取速度がオペレータ
によりマニュアル設定される。そして,自動運転に移行
すると,コントローラ27からは,マニュアル設定され
た際の超音波センサ20から布5までの距離と距離L1
との偏差に相当するコントロール信号が出力される。こ
の偏差信号は,マニュアル設定時における上記送出しロ
ーラ17を駆動するモータ19に対する制御信号を基準
として加算され,超音波センサ20と布5との間の距離
がL1 の値となるように上記モータ19が制御される。
即ち,布5の実際の走行状態でのモータ19の回転速度
を基準としてフィードバック制御がなされるため,布5
の引取状態も大きな変化を生じさせることなく,極めて
スムーズに目標となる距離L1 となるように運転制御さ
れる。
における所定の距離L1 ,L2 に対応する値がオペレー
タによりマニュアル操作にてそれぞれ設定される。この
所定の距離L1 ,L2 は,前述の如く,コンベア機構1
3上のピン12から布5がほぼ無緊張の状態で安定的に
抜き去られ得る際の該布5までの距離,ジャケットロー
ラ21の周面に対して無緊張でかつ均質に布5が接触す
る際の該布5までの距離に相当する。更に,基準となる
上記コンベア機構13における搬送速度も設定される。
上記のような前提のもと,上記コンベア機構13に連続
的に供給される帯状の布5は,その両側がピン12,1
2,…に順次差し込まれて,規制されつつ矢印1方向へ
搬送され,加熱装置14により加熱処理される。加熱処
理された上記布5は,送出しローラ17により引き取ら
れるが,この場合,先ず,上記コンベア機構13上の布
5のピン12からの抜け位置が該布5にとってほぼ無緊
張の状態になり得る部位に相当するように,即ち上記超
音波センサ20から布5までの距離がL1 にほぼ等しく
なるように,送出しローラ17の引取速度がオペレータ
によりマニュアル設定される。そして,自動運転に移行
すると,コントローラ27からは,マニュアル設定され
た際の超音波センサ20から布5までの距離と距離L1
との偏差に相当するコントロール信号が出力される。こ
の偏差信号は,マニュアル設定時における上記送出しロ
ーラ17を駆動するモータ19に対する制御信号を基準
として加算され,超音波センサ20と布5との間の距離
がL1 の値となるように上記モータ19が制御される。
即ち,布5の実際の走行状態でのモータ19の回転速度
を基準としてフィードバック制御がなされるため,布5
の引取状態も大きな変化を生じさせることなく,極めて
スムーズに目標となる距離L1 となるように運転制御さ
れる。
【0010】上記のような手順による制御では,マニュ
アル設定時における設定値と目標となる値との間におけ
る偏差が大きい場合でも,布5には大きな影響を与える
ことなく,制御状態をこの目標値に近づけることができ
る。上記のようにしてその走行速度がフィードバック制
御される布5は,コンベア機構13上のピン12からほ
ぼ無緊張の状態で安定的に抜き去られ,均質で良好な状
態を得ることができる。加熱処理され,且つ上記送出機
構18から送り出された布5は,その布形態を固定化す
るべく,上記引取機構22の引取ローラ23に引き取ら
れつつジャケットローラ21の周面に沿って走行する。
この場合の上記ジャケットローラ21上での布5の状態
に対する上記引取ローラ23のモータ25の制御態様
も,前述の場合とほぼ同様である。即ち,ジャケットロ
ーラ21の周面に対して布5がほぼ理想的な状態で沿う
ように,上記モータ25の回転速度がオペレータにより
マニュアル設定される。このマニュアル設定された際の
超音波センサ26から布5までの距離と距離L2 との偏
差に相当するコントロール信号が,自動運転の際に上記
コントローラ27から出力される。すると,この偏差信
号は,マニュアル設定時における上記モータ25に対す
る制御信号に加算され,極めてスムーズな速度変動のも
とに理想的な制御状態となるようにフィードバック制御
される。従って,上記布5は,ほぼ無緊張で且つ安定的
に上記ジャケットローラ21の周面に沿うようになり,
均質で良好な布形態に固定化される。上記のようにして
布形態が固定化された布5は,容器24内へ振り落とさ
れる。尚,上記実施例における超音波センサ20,26
に代えて光センサを用いてもよく,またピンテンタに代
えてクリップテンタを用いる場合にも当該技術は適用可
能である。更に上述の各テンタにおけるピンやクリップ
を有さないコンベア機構に当該技術を用いても,布を略
無緊張の状態で安定的に引き取ることができ,広く布の
仕上工程において好適である。
アル設定時における設定値と目標となる値との間におけ
る偏差が大きい場合でも,布5には大きな影響を与える
ことなく,制御状態をこの目標値に近づけることができ
る。上記のようにしてその走行速度がフィードバック制
御される布5は,コンベア機構13上のピン12からほ
ぼ無緊張の状態で安定的に抜き去られ,均質で良好な状
態を得ることができる。加熱処理され,且つ上記送出機
構18から送り出された布5は,その布形態を固定化す
るべく,上記引取機構22の引取ローラ23に引き取ら
れつつジャケットローラ21の周面に沿って走行する。
この場合の上記ジャケットローラ21上での布5の状態
に対する上記引取ローラ23のモータ25の制御態様
も,前述の場合とほぼ同様である。即ち,ジャケットロ
ーラ21の周面に対して布5がほぼ理想的な状態で沿う
ように,上記モータ25の回転速度がオペレータにより
マニュアル設定される。このマニュアル設定された際の
超音波センサ26から布5までの距離と距離L2 との偏
差に相当するコントロール信号が,自動運転の際に上記
コントローラ27から出力される。すると,この偏差信
号は,マニュアル設定時における上記モータ25に対す
る制御信号に加算され,極めてスムーズな速度変動のも
とに理想的な制御状態となるようにフィードバック制御
される。従って,上記布5は,ほぼ無緊張で且つ安定的
に上記ジャケットローラ21の周面に沿うようになり,
均質で良好な布形態に固定化される。上記のようにして
布形態が固定化された布5は,容器24内へ振り落とさ
れる。尚,上記実施例における超音波センサ20,26
に代えて光センサを用いてもよく,またピンテンタに代
えてクリップテンタを用いる場合にも当該技術は適用可
能である。更に上述の各テンタにおけるピンやクリップ
を有さないコンベア機構に当該技術を用いても,布を略
無緊張の状態で安定的に引き取ることができ,広く布の
仕上工程において好適である。
【0011】
【発明の効果】本発明に係る仕上装置は上記したように
構成されているため,オペレータの手を何ら煩わせるこ
となく,コンベア機構上のピンから布をほぼ無緊張の状
態で安定的に抜き去ることができ,均質で良好な布状態
を得ることができる。更に,冷却に際してもほぼ無緊張
の状態で処理し得ることから,均質で良好な布形態に固
定化することも可能である。
構成されているため,オペレータの手を何ら煩わせるこ
となく,コンベア機構上のピンから布をほぼ無緊張の状
態で安定的に抜き去ることができ,均質で良好な布状態
を得ることができる。更に,冷却に際してもほぼ無緊張
の状態で処理し得ることから,均質で良好な布形態に固
定化することも可能である。
【図1】 本発明の一実施例に係る仕上装置の概略構成
図。
図。
【図2】 上記仕上装置における制御態様を示すブロッ
ク図。
ク図。
【図3】 従来の仕上装置の概略構成図。
5…布 12…ピン 13…コンベア機構 14…加熱装置 15,19,25…モータ 16…ガイドローラ 17…送出しローラ 18…送出機構 20,26…超音波センサ 21…ジャケットローラ 22…引取機構 23…引取りローラ 27…コントローラ
Claims (2)
- 【請求項1】 走行方向両側にそれぞれ複数のピンを無
端状に列設してなるコンベア機構を周回させ,該コンベ
ア機構に連続的に供給される帯状の布の両側を上記ピン
に順次差し込んで該布を規制しつつ搬送すると共に加熱
処理し,上記コンベア機構の下流側に離間して配設され
た送出機構にて上記布を引き取りつつ上記ピンから抜き
去るようにした仕上装置において,上記コンベア機構と
上記送出機構との間に配備され,上記布までの距離を非
接触で検出して上記送出機構から上記コンベア機構上の
布の上記ピンに対する抜け位置までの距離を検出する検
出手段と,上記検出手段により検出される上記送出機構
から上記布の上記ピンに対する抜け位置までの距離が予
め設定された所定の値となるように上記コンベア機構及
び/又は上記送出機構を制御する制御手段とを具備して
なることを特徴とする仕上装置。 - 【請求項2】 走行方向両側にそれぞれ複数のピンを無
端状に列設してなるコンベア機構を周回させ,該コンベ
ア機構に連続的に供給される帯状の布の両側を上記ピン
に順次差し込んで該布を規制しつつ搬送すると共に加熱
処理し,上記コンベア機構の下流側に離間して配設され
た送出機構にて上記布を引き取りつつ上記ピンから抜き
去り,更に上記布を冷却用ローラの周面に沿って走行さ
せて布形態を固定化するべく,該冷却用ローラの下流側
に配設された引取機構により上記布を引き取るようにし
た仕上装置において,上記コンベア機構と上記送出機構
との間に配備され,上記布までの距離を非接触で検出し
て上記送出機構から上記コンベア機構上の布の上記ピン
に対する抜け位置までの距離を検出する第1の検出手段
と,上記冷却用ローラの周面から所定距離離間した位置
に配備され,該冷却用ローラの周面に沿って走行する上
記布までの距離を非接触で検出する第2の検出手段と,
上記第1の検出手段により検出される上記送出機構から
上記布の上記ピンに対する抜け位置までの距離が予め設
定された所定の値となるように上記送出機構を制御する
第1の制御手段と,上記第2の検出手段により検出され
る該第2の検出手段から上記布までの距離が予め設定さ
れた所定の値となるように上記引取機構を制御する第2
の制御手段とを具備してなることを特徴とする仕上装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4275603A JPH07113186B2 (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 仕上装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4275603A JPH07113186B2 (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 仕上装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06123059A true JPH06123059A (ja) | 1994-05-06 |
JPH07113186B2 JPH07113186B2 (ja) | 1995-12-06 |
Family
ID=17557746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4275603A Expired - Lifetime JPH07113186B2 (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 仕上装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07113186B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19990073080A (ko) * | 1999-04-06 | 1999-10-05 | 정홍식 | 스판원단수축에의한구김방지장치 |
CN103485109A (zh) * | 2013-01-21 | 2014-01-01 | 南通大学 | 运行可靠的拉幅定型传送装置 |
CN107587295A (zh) * | 2017-10-23 | 2018-01-16 | 立信染整机械(深圳)有限公司 | 定形机自动化操作系统 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5120634A (ja) * | 1974-08-14 | 1976-02-19 | Nichei Denshi Kk | |
JPS5237117A (en) * | 1975-09-16 | 1977-03-22 | Suganuma Taipuraitaa Seizou Kk | Chinese character case for japanese typewriter |
JPH02264063A (ja) * | 1989-03-31 | 1990-10-26 | Wakayama Tekko Kk | 布帛テンタのモータ制御装置 |
-
1992
- 1992-10-14 JP JP4275603A patent/JPH07113186B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5120634A (ja) * | 1974-08-14 | 1976-02-19 | Nichei Denshi Kk | |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107587295A (zh) * | 2017-10-23 | 2018-01-16 | 立信染整机械(深圳)有限公司 | 定形机自动化操作系统 |
CN107587295B (zh) * | 2017-10-23 | 2023-06-20 | 立信染整机械(深圳)有限公司 | 定形机自动化操作系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07113186B2 (ja) | 1995-12-06 |
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