JPH0612278Y2 - 車両用自動変速機の潤滑装置 - Google Patents

車両用自動変速機の潤滑装置

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JPH0612278Y2
JPH0612278Y2 JP1987091111U JP9111187U JPH0612278Y2 JP H0612278 Y2 JPH0612278 Y2 JP H0612278Y2 JP 1987091111 U JP1987091111 U JP 1987091111U JP 9111187 U JP9111187 U JP 9111187U JP H0612278 Y2 JPH0612278 Y2 JP H0612278Y2
Authority
JP
Japan
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vehicle
automatic transmission
engine
engine speed
transmission
Prior art date
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Application number
JP1987091111U
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English (en)
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JPS63198862U (ja
Inventor
美樹 森田
真紀 初見
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車両用自動変速機の潤滑装置の改良に関する。
〔従来技術〕 従来の自動変速機は,エンジンによつて駆動されるポン
プを備え,同ポンプが吐出する潤滑油で潤滑されるよう
に構成されていた。
〔本考案が解決しようとする問題点〕
しかし,上記ポンプはエンジン回転数に対応した量の潤
滑油しか吐出できないため,車両の走行中に従来公知の
セレクタレバーがニユートラル位置へ誤まつて切換えら
れたり,変速機を制御する油圧回路が故障して走行中に
変速機がニユートラルの駆動状態になつてしまうと,運
転者がアクセルペダルを積極的に踏み込んでエンジン回
転数を上昇させポンプの吐出量を増加させない限り,エ
ンジン回転がアイドル回転数まで低下して上記ポンプの
吐出量が不足し,自動変速機の回転要素が充分に潤滑さ
れず焼付きをおこしてしまう不具合があつた。
〔考案の構成〕 本考案は上記に鑑み創案されたもので,少なくともニユ
ートラルの駆動状態を達成可能な車両用自動変速機と,
エンジンにより駆動され上記変速機へ潤滑油を供給する
ポンプと,上記変速機がニユートラル状態であることを
検出する中立状態検出手段と,上記車両が走行中である
ことを検出する走行検出手段と,上記エンジンの回転を
増速可能なエンジン増速手段とを備え,上記両検出手段
からの信号に応じて上記車両用自動変速機がニユートラ
ルの状態で,且つ上記車両が走行中のときに上記エンジ
ン増速手段を作動させることを特徴とする車両用自動変
速機の潤滑装置を要旨とするものである。
〔作用〕
本考案の構成によれば,車両用自動変速機がニユートラ
ルの駆動状態で,且つ車両が走行中のときにエンジン増
速手段が作動してエンジン回転速度が上昇するので,上
記変速機を潤滑するに必要な潤滑油の油量が上記ポンプ
から吐出され,変速機の焼付きが防止されるものであ
る。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図及び第2図に基づいて詳細に
説明する。第1図は上記一実施例の構成を示すブロツク
図で,車両用自動変速機の駆動状態を運転者が選択する
ための従来公知のセレクタレバーがニユートラル位置
(通称“N”位置)に設定されたことを検出する中立位
置センサ2と,車両の走行速度を検出する走行検出手段
としての車速センサ4と,エンジンの回転数を検出する
エンジン回転センサ6とが,電子制御ユニツト8に入力
要素として接続されており,同ユニツト8にはエンジン
のスロツトル弁に連結され同弁を開閉するエンジン回転
増速手段としての従来公知のスロツトル弁アクチユエー
タ10が接続されている。なお,同アクチユエータは
“ON”になるとスロツトル弁を,例えばエンジン回転
数が1500rpmとなるように開き,“OFF”になる
とアクセルペダルの踏み込み量に対応する開度へ戻るよ
うに構成されたものである。第2図は本実施例の作動を
示すフローチヤートで,図示しない従来公知のイグニシ
ヨンストツチが閉じられるとフローが開始する。そして
先ずエンジンの回転数が“0”より大か否か,即ちエン
ジンが運転中か否かを判別する処理(1)が実行される。
そして,上記エンジンの回転数が“0”,即ちエンジン
が停止していると判別されると,エンジン回転増速手段
10を“OFF”に保持する処理(2)が実行されフロー
が終了する。一方,上記処理(1)でエンジン回転数が
“0”より大,即ち,エンジンが運転中であれば,次に
セレクタレバーがニユートラル位置に設定されているか
否か,即ち自動変速機がニユートラルの駆動状態か否か
を判別する処理(3)が実行され,同レバーがニユートラ
ル位置に設定されていれば,現在の車速が所定値以上か
否か,即ち車両が走行中か否かを判別する処理(4)が実
行される。そして,車速が所定値以上であれば,次にエ
ンジンの回転速度が所定値以上(例えば1500rpm以
上)か否かを判別する処理(5)が実行され,車速が所定
値以上であればエンジン回転増速手段10を“ON”に
しエンジン回転速度を上昇させる処理(6)が実行され,
上記処理(1)へ戻る。一方,上記処理(3),(4),(5)のうち
の1つでも“NO”と判定されると,エンジン回転増速
手段10を“OFF”にしスロツトル弁の開度を従来公
知のアクセルペダルの踏み込み量に対応するようにする
処理(7)が実行されて上記処理(1)へ再び戻る。上記第2
図に示したフローチャートによれば,エンジンが作動中
にセレクタレバーがニユートラル位置に設定されて変速
機がニユートラルの駆動状態となり,且つ車両が走行中
でエンジン回転数が所定値以下であるとき,即ち車両が
走行中にもかかわらず変速機がニユートラルの駆動状態
に設定され,なお且つエンジンの回転速度が所定値以下
であれば,自動変速機本体は潤滑を必要としているのに
対し,エンジン回転数が低過ぎて潤滑用のポンプの吐出
量が不足しているときは,エンジン回転増速手段を“O
N”にしてエンジン回転速度を上昇させ上記ポンプの吐
出量を増大させるので,上記変速機が焼き付くことがな
いという効果を奏する。なお,上記実施例では自動変速
機がニユートラルの駆動状態であることをセレクタレバ
ーの設定位置で検出したが,同変速機の油圧回路中に配
設された従来公知の手動弁の位置を検出しても上記実施
例と略同様の効果を奏する。
〔効果〕
本考案の構成によれば,車両用自動変速機がニユートラ
ルの状態で,且つ車両が走行中のときにエンジン回転増
速手段を作動させるので,上記変速機を潤滑するに必要
な潤滑油の油量が確保され,変速機の焼付きが防止され
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の構成を示すブロツク図,第
2図は上記実施例の作用を示すフローチヤートである。 2…中立位置センサ, 4…車速センサ(走行検出手段), 10…スロツトル弁アクチユエータ(エンジン回転増速
手段)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくともニユートラルの駆動状態を達成
    可能な車両用自動変速機と,エンジンにより駆動され上
    記変速機へ潤滑油を供給するポンプと,上記変速機がニ
    ユートラル状態であることを検出する中立状態検出手段
    と,上記車両が走行中であることを検出する走行検出手
    段と,上記エンジンの回転を増速可能なエンジン増速手
    段とを備え,上記両検出手段からの信号に応じて上記車
    両用自動変速機がニユートラルの状態で,且つ上記車両
    が走行中のときに上記エンジン増速手段を作動させるこ
    とを特徴とする車両用自動変速機の潤滑装置
JP1987091111U 1987-06-12 1987-06-12 車両用自動変速機の潤滑装置 Expired - Lifetime JPH0612278Y2 (ja)

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JPS63198862U JPS63198862U (ja) 1988-12-21
JPH0612278Y2 true JPH0612278Y2 (ja) 1994-03-30

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JP2006312998A (ja) * 2005-05-09 2006-11-16 F C C:Kk 動力伝達装置

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