JPH0612277B2 - 感熱式流量センサ - Google Patents

感熱式流量センサ

Info

Publication number
JPH0612277B2
JPH0612277B2 JP62311387A JP31138787A JPH0612277B2 JP H0612277 B2 JPH0612277 B2 JP H0612277B2 JP 62311387 A JP62311387 A JP 62311387A JP 31138787 A JP31138787 A JP 31138787A JP H0612277 B2 JPH0612277 B2 JP H0612277B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
sensitive
resistor
flow sensor
bridge circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62311387A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01150818A (ja
Inventor
雅憲 稲田
七郎 大谷
智也 山川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP62311387A priority Critical patent/JPH0612277B2/ja
Priority to KR1019880015744A priority patent/KR890010539A/ko
Priority to DE3841057A priority patent/DE3841057A1/de
Priority to US07/280,921 priority patent/US4912974A/en
Publication of JPH01150818A publication Critical patent/JPH01150818A/ja
Publication of JPH0612277B2 publication Critical patent/JPH0612277B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Volume Flow (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、感熱抵抗体(加熱抵抗体)を用いた流体の
流量を検出する感熱式流量センサに関するものである。
〔従来の技術〕
流体中に配設された感熱抵抗体含むブリッジ回路の熱平
衡状態から流量を検出する方式、たとえば、実開昭61-1
08930号公報に示される流量センサが従来から用いられ
ているが、セラミック基板上に白金薄膜抵抗体を形成し
た感熱抵抗体を加熱抵抗体とする従来の感熱式空気流量
センサにつき図面により説明する。
第2図は感熱式流量センサの動作説明に供する模式構成
図であり、流体の主通路となるハウジング1内の所定の
位置に基部2により取り付けられた感熱抵抗体3および
空気温センサ4が配設され、抵抗R1,R2とともにブリッ
ジ回路(以下、単にブリッジという)が構成されてい
る。
差動増巾器101の両入力端はこのブリッジの接続点
b,fに接続され、差動増巾器101の出力端はトラン
ジスタ102のベースに接続され、トランジスタ102
のエミッタはブリッジの一端aに接続され、トランジス
タ102のコレクタは電源103の正極に接続されてい
る。このトランジスタ102,差動増巾器101とによ
り制御回路が構成されており、感熱抵抗体3への通電々
流を制御することにより、ブリッジを平衡状態に保持す
るようになっている。
また、第3図は感熱抵抗体3の従来の保持構造を示す斜
視図であり、基部2に配設された電気接続用リードを兼
ねる導電体からなる1対の支持部材5の上部により平面
が流れ方向に沿うように支持されるとともに、斜線で示
す係止部位6で電気的な接続が行われている。
次に動作について説明する。このような感熱式流量セン
サの動作は公知であるので、詳細な説明は省略するが、
接続点b,fの電圧が等しくなったとき、この回路は平
衡状態に達し、このとき感熱抵抗体3には流量に対応し
た電流IHが流れ、b点の電圧VOはIH・RIで表わされ、こ
の電圧VOが流量信号として用いられる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の感熱流量センサは以上のように構成されているの
で、被計測流体の流量変化に対する検出追従性を高める
ため、近年、感熱抵抗対3に熱容量が小さく、応答性の
よい小型の感熱抵抗体(たとえば、長さ約2mm,巾約
0.5mm,厚さ約0.1mm)が用いられているが、第3
図に示す従来の取付構造の場合、感熱抵抗体3の熱容量
に比べ、支持部材5の熱容量が大きくなり、計測感度の
低下および計測応答性の悪化を持たらす欠点がある。
また、感熱抵抗体3の機械的強度が小さくなるため、第
3図に示す構成に組み付ける際に、破損する問題も併せ
もっている。
この発明は、かかる問題点を解消するためになされたも
ので、小型の感熱抵抗体の有する高い計測感度・応答性
を低下することのない流量検出の感度が良好な感熱式流
量センサを得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る感熱式流量センサは、流体の流れの所定
方向に基部上に支持された支持部材と、この支持部材上
に取り付けられた感熱抵抗体を熱容量の無視できるよう
に流体の流れと所定の方向に保持するリードとを設けた
ものである。
〔作用〕
この発明においては、リードは感熱抵抗体の両端に直線
的に接続され各々の両端が突出した状態で支持部材上に
保持されて感熱抵抗体を流体の流れの所定の方向に保持
しており、感熱抵抗体の計測感度の低下と応答性の低下
を抑制するように作用する。
〔実施例〕
以下、この発明の感熱式流量センサの実施例について図
面に基づき説明する。第1図はその一実施例の構成を示
す斜視図であり、この第1図において、第2図および第
3図と同一部分には同一符号を付して述べる。第1図に
おいて、平板状の感熱抵抗体3の両端には電気接続用リ
ードも兼ねたリード7aおよび7bが接続されている。
このリード7a,7bは感熱抵抗体3の両端より突出し
ており、その先端は支持部材8a,8bおよび9a,9
bに接続されている。
この支持部材8a,8bおよび9a,9bは各各リード
7a,7bの直線方向に対をなすように配設されてい
る。すなわち、支持部材8a,8bおよび9a,9bは
それぞれ流体の流れ方向に対して所定の位置に基部2上
に支持されている。
この支持部材8a,8bおよび9a,9bは電気接続用
リードを兼ねており、第1図では図示されていないが、
第2図で示したように上記感熱抵抗体3を抵抗R2,R3
よび空気温センサ4とともにブリッジを構成するように
している。
このように構成することにより、感熱抵抗体3はその両
端が各々リード7aおよび7bの直線方向に保持力が加
わるため流れに影響されることなく、流れ方向に対し所
定の位置に保持される。
また、感熱抵抗体3とリード7aおよび7bの接続部位
には、保持による引張力は感熱抵抗体3の自重しか加わ
らないため、接続部位の剥離は生じない。
さらに、感熱抵抗体3には、第3図に示す従来の取付構
造のような支持部材の直接的な保持力が加わらず、破壊
することはない。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したとおり、熱容量の小さなリード
により、流れ方向の所定の位置に感熱抵抗体を配設する
ように構成したので、感熱抵抗体の検出感度、応答性の
向上が行われ、しかも感熱抵抗体への機械的外力も最小
限にとどめることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による感熱式流量センサに
おける感熱抵抗体の保持構造を示す斜視図、第2図は従
来の感熱式流量センサの動作説明に供する模式構造図、
第3図は従来の感熱流量センサにおける感熱抵抗体の保
持構造を示す図である。 2……基部、3……感熱抵抗体、7a,7b……リー
ド、8a,8b,9a,9b……支持部材。 なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平板状に形成されて流体通路中に配設さ
    れ、かつ複数の抵抗とブリッジ回路を構成する感熱抵抗
    体と、この感熱抵抗体の通電電流を制御して上記ブリッ
    ジ回路の平衡状態を保持する制御回路とを備え、上記ブ
    リッジ回路が平衡状態を保持した時、上記感熱抵抗体と
    直列に接続された抵抗の両端より流量信号を出力する感
    熱式流量センサにおいて、上記感熱抵抗体の両端部に、
    その両端が突出するよう直線的に配設されて該感熱抵抗
    体を保持し、かつ電気的に接続する一対のリードと、こ
    の一対のリードの両端をそれぞれ保持しかつ電気的に接
    続して上記リードとともに上記ブリッジ回路の接続体と
    なるように基部上に保持された2組の支持部材とを備え
    た感熱式流量センサ。
  2. 【請求項2】上記支持部材が上記リードの直線方向に配
    設されることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    感熱式流量センサ。
JP62311387A 1987-12-08 1987-12-08 感熱式流量センサ Expired - Lifetime JPH0612277B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62311387A JPH0612277B2 (ja) 1987-12-08 1987-12-08 感熱式流量センサ
KR1019880015744A KR890010539A (ko) 1987-12-08 1988-11-29 감열식 유량센서
DE3841057A DE3841057A1 (de) 1987-12-08 1988-12-06 Stroemungsmessgeraet
US07/280,921 US4912974A (en) 1987-12-08 1988-12-07 Thermal flow sensor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62311387A JPH0612277B2 (ja) 1987-12-08 1987-12-08 感熱式流量センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01150818A JPH01150818A (ja) 1989-06-13
JPH0612277B2 true JPH0612277B2 (ja) 1994-02-16

Family

ID=18016571

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62311387A Expired - Lifetime JPH0612277B2 (ja) 1987-12-08 1987-12-08 感熱式流量センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0612277B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2017086214A1 (ja) * 2015-11-16 2018-08-23 ナブテスコ株式会社 センサ装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014119257A (ja) * 2012-12-13 2014-06-30 Mitsubishi Materials Corp 気流センサ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2017086214A1 (ja) * 2015-11-16 2018-08-23 ナブテスコ株式会社 センサ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01150818A (ja) 1989-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100230079B1 (ko) 습도 센서
JP3825242B2 (ja) フローセンサ
JPH0620974Y2 (ja) 感熱式流量センサ
US4912974A (en) Thermal flow sensor
US4471655A (en) Gas flow rate measuring apparatus
JPH0690062B2 (ja) 熱式流速検出装置
JPH0625684B2 (ja) 流体の流量検出センサー
US5148707A (en) Heat-sensitive flow sensor
JPH0612277B2 (ja) 感熱式流量センサ
JPH08313318A (ja) 感熱式流量検出装置
JPH0620973Y2 (ja) 感熱式流量センサ
JP3345695B2 (ja) 加速度センサ
KR950001285A (ko) 발열저항식 공기유량계 및 공기유량측정방법
JPS63210666A (ja) 流速センサ及びそれを用いた流速測定装置
JPH0631374Y2 (ja) 感熱式流量センサ
JPH0743340B2 (ja) 酸素濃度検出装置
JP3040867B2 (ja) 多用途センサ
JPH0682286A (ja) 熱式流量計
JPH02147916A (ja) センサの発熱部構造
JP3167549B2 (ja) ガス検出装置
JP2646846B2 (ja) 感温抵抗素子
JPH06242048A (ja) 熱伝導式絶対湿度センサ
JPH0742105Y2 (ja) 熱線式流量センサ
JP2842485B2 (ja) 熱式流量センサ
JPH0674803A (ja) 感熱式流量センサ