JPH06122640A - ペルフルオロポリオキシアルキレンの中和方法 - Google Patents
ペルフルオロポリオキシアルキレンの中和方法Info
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】ペルフルオロポリオキシアルキレンに含まれる
官能基をフッ素で中和することにより、完全にフッ素化
したペルフルオロポリオキシアルキレンを製造する方法
を提供する。 【構成】酸および/またはケトン性基を含む一般式Aの
ペルフルオロポリオキシアルキレンを、液相中で、A
g、Pb、Co、Ni、Cu、Mn、V、Cr、または
Feのフッ化物からなる支持された触媒の存在下で、−
20℃〜150℃の温度で、そのペルフルオロポリオキ
シアルキレンを元素状のフッ素と反応させて中和する。 (A) B−Rf−T 一般式Aの物質の具体例には構造B−(CF2CF(C
F3)O)m−Tを有し、数平均分子量が575であ
り、末端基BとTはOCF3(15%)、OC2F
5(36%)、OC3F7(30.5%)、OCF(C
F3)COF(5.5%)および(ケトン性末端基)O
CF2COCF3(13%)が存在するものがある。
官能基をフッ素で中和することにより、完全にフッ素化
したペルフルオロポリオキシアルキレンを製造する方法
を提供する。 【構成】酸および/またはケトン性基を含む一般式Aの
ペルフルオロポリオキシアルキレンを、液相中で、A
g、Pb、Co、Ni、Cu、Mn、V、Cr、または
Feのフッ化物からなる支持された触媒の存在下で、−
20℃〜150℃の温度で、そのペルフルオロポリオキ
シアルキレンを元素状のフッ素と反応させて中和する。 (A) B−Rf−T 一般式Aの物質の具体例には構造B−(CF2CF(C
F3)O)m−Tを有し、数平均分子量が575であ
り、末端基BとTはOCF3(15%)、OC2F
5(36%)、OC3F7(30.5%)、OCF(C
F3)COF(5.5%)および(ケトン性末端基)O
CF2COCF3(13%)が存在するものがある。
Description
【0001】本発明は、ペルフルオロポリオキシアルキ
レンに含まれる官能基をフッ素で中和することにより、
完全にフッ素化したペルフルオロポリオキシアルキレン
を製造する方法に関する。
レンに含まれる官能基をフッ素で中和することにより、
完全にフッ素化したペルフルオロポリオキシアルキレン
を製造する方法に関する。
【0002】ペルフルオロポリオキシアルキレンはこの
分野では公知である。これらの化合物は、 の構造の少なくとも1種を有する反復モノマー単位から
なる。高分子中のその様なモノマー単位の種類および組
合わせにより、ペルフルオロポリオキシアルキレンはフ
ォンブリンY、フォンブリンZ、フォンブリンK、ガル
デン、デムナム、クライトックスの名称で市販されてい
る。これらの化合物は、米国特許第4,523,039
号、第3,665,041号、およびヨーロッパ特許出
願第148,482号などの幾つかの特許に記載されて
いる各種の技術により製造できる。
分野では公知である。これらの化合物は、 の構造の少なくとも1種を有する反復モノマー単位から
なる。高分子中のその様なモノマー単位の種類および組
合わせにより、ペルフルオロポリオキシアルキレンはフ
ォンブリンY、フォンブリンZ、フォンブリンK、ガル
デン、デムナム、クライトックスの名称で市販されてい
る。これらの化合物は、米国特許第4,523,039
号、第3,665,041号、およびヨーロッパ特許出
願第148,482号などの幾つかの特許に記載されて
いる各種の技術により製造できる。
【0003】それらの製造に使用されている技術の種類
に関係なく、化学的に不活性なペルフルオロポリオキシ
アルキレンを得るには、それらの化合物に含まれる、大
部分が酸基−COFおよびケトン基−COCF3 である
官能基を中和する必要がある。この目的のために、幾つ
かの方法が提案されている。その一つは、ペルフルオロ
ポリオキシアルキレンを130〜250℃の温度でKO
Hで処理する方法である。その様な方法では、好ましく
ない−CF2 H、−CFHCF3 の様な水素化された基
が形成され、その上、その様な方法を低分子量ペルフル
オロポリオキシアルキレンに応用するには、かなり高い
圧力を使用する必要があり、実用的ではない。もう一つ
の方法(英国特許第1,226,566号)では、ペル
フルオロポリオキシアルキレンを50〜250℃でフッ
素と反応させる。しかし、この方法は、ペルフルオロポ
リオキシアルキレンの分子量が低い場合には低温で作業
する必要があり、反応速度が低くなる。第三の方法(米
国特許第4,664,766号)は、λが200〜60
0nmのUV放射の下でペルフルオロポリオキシアルキレ
ンをフッ素と反応させるが、この方法は低分子量物質に
のみ適している。
に関係なく、化学的に不活性なペルフルオロポリオキシ
アルキレンを得るには、それらの化合物に含まれる、大
部分が酸基−COFおよびケトン基−COCF3 である
官能基を中和する必要がある。この目的のために、幾つ
かの方法が提案されている。その一つは、ペルフルオロ
ポリオキシアルキレンを130〜250℃の温度でKO
Hで処理する方法である。その様な方法では、好ましく
ない−CF2 H、−CFHCF3 の様な水素化された基
が形成され、その上、その様な方法を低分子量ペルフル
オロポリオキシアルキレンに応用するには、かなり高い
圧力を使用する必要があり、実用的ではない。もう一つ
の方法(英国特許第1,226,566号)では、ペル
フルオロポリオキシアルキレンを50〜250℃でフッ
素と反応させる。しかし、この方法は、ペルフルオロポ
リオキシアルキレンの分子量が低い場合には低温で作業
する必要があり、反応速度が低くなる。第三の方法(米
国特許第4,664,766号)は、λが200〜60
0nmのUV放射の下でペルフルオロポリオキシアルキレ
ンをフッ素と反応させるが、この方法は低分子量物質に
のみ適している。
【0004】米国特許第4,847,427号は、アル
カリまたはアルカリ土類金属のフッ化物の存在下で、元
素状のフッ素でフッ素化することを提案している。その
様な方法では、ペルフルオロポリオキシアルキレンの酸
基をまず−COOH基に加水分解し、次いで化学量論的
な量に近い量の上記のフッ化物の存在下で50〜300
℃の温度でフッ素化を行う。この方法には、加水分解の
工程およびフッ素化工程の両方で大量のフッ化水素酸が
放出されるという欠点がある。最後に、米国特許第3,
985,810号からは、式 (RF=C1 〜C9 ペルフルオロアルキル、n=1〜
2、R=F、CF3 、x=0〜50)の酸性ペルフルオ
ロポリオキシアルキレンを、周期表のIB〜VIII族の金
属、特にAg、からなる触媒の存在下で、50〜350
℃の温度で、元素状フッ素でアルキルフルオロ基をフッ
素化することにより、中和する方法が公知である。この
方法によるフッ素化反応は、特に低温では遅すぎるため
に、工業的規模では実用化できない。
カリまたはアルカリ土類金属のフッ化物の存在下で、元
素状のフッ素でフッ素化することを提案している。その
様な方法では、ペルフルオロポリオキシアルキレンの酸
基をまず−COOH基に加水分解し、次いで化学量論的
な量に近い量の上記のフッ化物の存在下で50〜300
℃の温度でフッ素化を行う。この方法には、加水分解の
工程およびフッ素化工程の両方で大量のフッ化水素酸が
放出されるという欠点がある。最後に、米国特許第3,
985,810号からは、式 (RF=C1 〜C9 ペルフルオロアルキル、n=1〜
2、R=F、CF3 、x=0〜50)の酸性ペルフルオ
ロポリオキシアルキレンを、周期表のIB〜VIII族の金
属、特にAg、からなる触媒の存在下で、50〜350
℃の温度で、元素状フッ素でアルキルフルオロ基をフッ
素化することにより、中和する方法が公知である。この
方法によるフッ素化反応は、特に低温では遅すぎるため
に、工業的規模では実用化できない。
【0005】ここで本発明者は、本発明の目的である、
一般式 (A) B−Rf−T [式中、Tは末端基−COF、−CFXCOF、−CF
2 COCF3 、CF2 CF2 COF、(X=F、C
F3 )の一つでよく、Bは−Cl、−OCF3 、−OC
2 F5 、−OC3 F7 、または−OT基でよく、Rfは
下記の式 (式中、ZはF、CF3 であり、m、n、pは、すべて
が同時にではなく、0でもよく、特に(1)n=0の場
合は、Z=F、CF3 であり、mおよびpはm/pが>
3になる様な数であり、(2)m=0の場合は、Z=F
であり、nおよびpはn/pが0.3〜5になる様な数
であり、(3)m、n、pが0ではない場合、n/p比
およびm/n+p比は1〜10である。)、 (II)(CF2 CF2 CF2 O)n の一つを有するペルフルオロポリオキシアルキレン鎖で
あり、式(I) および(II)中のRfの数平均分子量が30
0〜20,000である。]のペルフルオロポリオキシ
アルキレンを完全に中和する、上記の欠点がない方法を
発見した。この方法は、液相中で、Ag、Pb、Ni、
Co、Cu、Mn、V、Fe、またはCrのフッ化物単
独または相互の混合物からなる支持された触媒存在下
で、−20℃〜150℃、好ましくは20℃〜100
℃、より好ましくは20℃〜45℃の温度で、上記ペル
フルオロポリオキシアルキレンを元素状のフッ素と反応
させることからなる。
一般式 (A) B−Rf−T [式中、Tは末端基−COF、−CFXCOF、−CF
2 COCF3 、CF2 CF2 COF、(X=F、C
F3 )の一つでよく、Bは−Cl、−OCF3 、−OC
2 F5 、−OC3 F7 、または−OT基でよく、Rfは
下記の式 (式中、ZはF、CF3 であり、m、n、pは、すべて
が同時にではなく、0でもよく、特に(1)n=0の場
合は、Z=F、CF3 であり、mおよびpはm/pが>
3になる様な数であり、(2)m=0の場合は、Z=F
であり、nおよびpはn/pが0.3〜5になる様な数
であり、(3)m、n、pが0ではない場合、n/p比
およびm/n+p比は1〜10である。)、 (II)(CF2 CF2 CF2 O)n の一つを有するペルフルオロポリオキシアルキレン鎖で
あり、式(I) および(II)中のRfの数平均分子量が30
0〜20,000である。]のペルフルオロポリオキシ
アルキレンを完全に中和する、上記の欠点がない方法を
発見した。この方法は、液相中で、Ag、Pb、Ni、
Co、Cu、Mn、V、Fe、またはCrのフッ化物単
独または相互の混合物からなる支持された触媒存在下
で、−20℃〜150℃、好ましくは20℃〜100
℃、より好ましくは20℃〜45℃の温度で、上記ペル
フルオロポリオキシアルキレンを元素状のフッ素と反応
させることからなる。
【0006】特に、本発明の方法は、先行技術の方法と
比較して、UV放射装置を使用して操作する反応器より
簡単で、より経済的な反応器で操作することができ、さ
らに、HFの発生を防ぐことができ、米国特許第4,8
47,427号の方法で必要とされる様な加水分解反応
を行わずに済み、最後に、低温においても極めて高い反
応速度で操作することができるので、低分子量物質をフ
ッ素化することもできる。触媒として使用すべきフッ化
物は、支持された形で使用する。好適な担体はAl
F3 、アルミナまたは少なくとも部分的にフッ素化した
アルミナ、ポリテトラフルオロエチレンの様なフッ素化
重合体である。好ましい触媒はAlF3 上に支持された
フッ化Agである。好ましくは、その様なフッ化物はペ
ルフルオロポリオキシアルキレンに対して0.1〜5重
量%の量で使用する。01記のフッ化物と、アルカリお
よび/またはアルカリ土類金属のフッ化物、またはフッ
化物の前駆物質との混合物自体またはその支持された形
が触媒として特に活性であることが分かった。
比較して、UV放射装置を使用して操作する反応器より
簡単で、より経済的な反応器で操作することができ、さ
らに、HFの発生を防ぐことができ、米国特許第4,8
47,427号の方法で必要とされる様な加水分解反応
を行わずに済み、最後に、低温においても極めて高い反
応速度で操作することができるので、低分子量物質をフ
ッ素化することもできる。触媒として使用すべきフッ化
物は、支持された形で使用する。好適な担体はAl
F3 、アルミナまたは少なくとも部分的にフッ素化した
アルミナ、ポリテトラフルオロエチレンの様なフッ素化
重合体である。好ましい触媒はAlF3 上に支持された
フッ化Agである。好ましくは、その様なフッ化物はペ
ルフルオロポリオキシアルキレンに対して0.1〜5重
量%の量で使用する。01記のフッ化物と、アルカリお
よび/またはアルカリ土類金属のフッ化物、またはフッ
化物の前駆物質との混合物自体またはその支持された形
が触媒として特に活性であることが分かった。
【0007】そこで、本発明の別の目的は、 a)少なくとも1種のAg、Pb、Co、Cu、Ni、
Mn、V、Fe、またはCrのフッ化物、および b)少なくとも1種の、アルカリまたはアルカリ土類金
属のフッ化物、またはフッ化物の前駆物質 からなる触媒の存在下で、−20℃〜150℃、好まし
くは20℃〜100℃、より好ましくは20℃〜45℃
の温度で、上記のペルフルオロポリオキシアルキレンを
元素状のフッ素で中和させる方法である。
Mn、V、Fe、またはCrのフッ化物、および b)少なくとも1種の、アルカリまたはアルカリ土類金
属のフッ化物、またはフッ化物の前駆物質 からなる触媒の存在下で、−20℃〜150℃、好まし
くは20℃〜100℃、より好ましくは20℃〜45℃
の温度で、上記のペルフルオロポリオキシアルキレンを
元素状のフッ素で中和させる方法である。
【0008】b)群のフッ化物の例としては、KF、N
aF、LiF、CsF、CaF2 、MgF2 がある。ア
ルカリまたはアルカリ土類金属のフッ化物の前駆物質と
は、本発明のペルフルオロポリオキシアルキレンのフッ
素化条件下でフッ素との反応によりフッ化物に変換され
得る、該金属の化合物である。アルカリ金属フッ化物ま
たはアルカリ土類金属フッ化物は、それ自体で使用す
る、またはフッ化物(a)に関して上に記載した担体か
ら選択される担体上に支持して使用することができる。
好ましくは、これらのフッ化物は、それらの重量とフッ
化物(a)の重量の合計に対して5〜70重量%、より
好ましくは10〜60重量%の量で使用する。
aF、LiF、CsF、CaF2 、MgF2 がある。ア
ルカリまたはアルカリ土類金属のフッ化物の前駆物質と
は、本発明のペルフルオロポリオキシアルキレンのフッ
素化条件下でフッ素との反応によりフッ化物に変換され
得る、該金属の化合物である。アルカリ金属フッ化物ま
たはアルカリ土類金属フッ化物は、それ自体で使用す
る、またはフッ化物(a)に関して上に記載した担体か
ら選択される担体上に支持して使用することができる。
好ましくは、これらのフッ化物は、それらの重量とフッ
化物(a)の重量の合計に対して5〜70重量%、より
好ましくは10〜60重量%の量で使用する。
【0009】本発明の方法によるフッ素化は、触媒を中
和すべき液体ペルフルオロポリオキシアルキレン中に入
れ、所望により窒素の様な不活性気体で希釈した気体状
フッ素をその中に流し、液相を−20〜150℃、好ま
しくは20〜100℃、より好ましくは20〜45℃の
温度に維持することにより行う。好ましい反応温度は、
ペルフルオロポリオキシアルキレンの性質および分子量
に応じて該範囲内でその都度選択することができる。下
記の実施例は本発明を説明するためであって、その範囲
を制限するものではない。
和すべき液体ペルフルオロポリオキシアルキレン中に入
れ、所望により窒素の様な不活性気体で希釈した気体状
フッ素をその中に流し、液相を−20〜150℃、好ま
しくは20〜100℃、より好ましくは20〜45℃の
温度に維持することにより行う。好ましい反応温度は、
ペルフルオロポリオキシアルキレンの性質および分子量
に応じて該範囲内でその都度選択することができる。下
記の実施例は本発明を説明するためであって、その範囲
を制限するものではない。
【0010】実施例1 米国特許第4,755,330号に記載されている方法
により、粘度が20℃で1.76cSt であるペルフルオ
ロポリオキシアルキレンの試料2kgを得た。NMR分析
により、この物質は構造B−(CF2 CF(CF3 )
O)m −Tを有し、数平均分子量が575であり、さら
に、末端基B、T=OCF3 (15%)、OC2 F
5 (36%)、OC3 F7 (30.5%)、OCF(C
F3 )COF(5.5%)および(ケトン性末端基)O
CF2 COCF3 (13%)が存在することが分かっ
た。この物質の電位差滴定法により、酸性度は0.38
meq/gペルフルオロポリオキシアルキレン(オイル)で
あることが分かった。この試料200gを、攪拌機およ
び冷却器を備えた250ml容量のガラス製反応器に入れ
た。反応器にAgF2gを入れた。次いで、等温浴を使
用して温度を80℃に上げ、元素状フッ素を窒素でF2
/N2 体積比1/3に希釈した混合物を4 l/hの流量で
合計49時間流した。その後、混合物を濾過し、生成物
173.2g(収率=86.6%)が得られた。この生
成物のNMRおよびIR分析により、フッ化アシル末端
基およびケトンが完全に消失したことが分かった。酸性
度は5・10-4 meq/gオイル未満であった。ヨウ素滴定
により、活性酸素含有量(次亜フッ素酸塩または過酸化
物の存在に帰せられる)はゼロであることが分かった。
変換率は3.5 g/hであった。
により、粘度が20℃で1.76cSt であるペルフルオ
ロポリオキシアルキレンの試料2kgを得た。NMR分析
により、この物質は構造B−(CF2 CF(CF3 )
O)m −Tを有し、数平均分子量が575であり、さら
に、末端基B、T=OCF3 (15%)、OC2 F
5 (36%)、OC3 F7 (30.5%)、OCF(C
F3 )COF(5.5%)および(ケトン性末端基)O
CF2 COCF3 (13%)が存在することが分かっ
た。この物質の電位差滴定法により、酸性度は0.38
meq/gペルフルオロポリオキシアルキレン(オイル)で
あることが分かった。この試料200gを、攪拌機およ
び冷却器を備えた250ml容量のガラス製反応器に入れ
た。反応器にAgF2gを入れた。次いで、等温浴を使
用して温度を80℃に上げ、元素状フッ素を窒素でF2
/N2 体積比1/3に希釈した混合物を4 l/hの流量で
合計49時間流した。その後、混合物を濾過し、生成物
173.2g(収率=86.6%)が得られた。この生
成物のNMRおよびIR分析により、フッ化アシル末端
基およびケトンが完全に消失したことが分かった。酸性
度は5・10-4 meq/gオイル未満であった。ヨウ素滴定
により、活性酸素含有量(次亜フッ素酸塩または過酸化
物の存在に帰せられる)はゼロであることが分かった。
変換率は3.5 g/hであった。
【0011】実施例2(比較例) 実施例1に記載するペルフルオロポリオキシアルキレン
200gを、攪拌機および冷却器を備えた250ml容量
のガラス製反応器に入れた。次いで、等温浴を使用して
温度を130℃に上げ、元素状フッ素を窒素で体積比1
/3に希釈した混合物を4 l/hの流量で合計80時間流
した。その後、回収した混合物は変化を示していなかっ
た。生成物199g(収率=99.5%)が得られた。
この生成物の酸滴定分析、NMR分析およびIR分析
は、最初のフッ化アシルおよび最初のケトンの存在を示
している。
200gを、攪拌機および冷却器を備えた250ml容量
のガラス製反応器に入れた。次いで、等温浴を使用して
温度を130℃に上げ、元素状フッ素を窒素で体積比1
/3に希釈した混合物を4 l/hの流量で合計80時間流
した。その後、回収した混合物は変化を示していなかっ
た。生成物199g(収率=99.5%)が得られた。
この生成物の酸滴定分析、NMR分析およびIR分析
は、最初のフッ化アシルおよび最初のケトンの存在を示
している。
【0012】実施例3 実施例1に記載するペルフルオロポリオキシアルキレン
200gを、攪拌機および冷却器を備えた250ml容量
のガラス製反応器に入れた。反応器にAgF4gを入れ
た。次いで、等温浴を使用して温度を40℃に上げ、元
素状フッ素を窒素で1/3の比に希釈した混合物を4 l
/hの流量で合計76時間流した。その後、混合物を濾過
し、生成物168.9g(収率=84.4%)が得られ
た。この生成物のNMRおよびIR分析により、ケトン
性末端基およびフッ化アシル末端基が完全に消失したこ
とが分かった。酸滴定により、酸性度は5・10-4 meq
/gオイル未満であった。ヨウ素滴定により、活性酸素含
有量(次亜フッ素酸塩または過酸化物の存在に帰せられ
る)はゼロであることが分かった。変換率は2.2 g/h
であった。
200gを、攪拌機および冷却器を備えた250ml容量
のガラス製反応器に入れた。反応器にAgF4gを入れ
た。次いで、等温浴を使用して温度を40℃に上げ、元
素状フッ素を窒素で1/3の比に希釈した混合物を4 l
/hの流量で合計76時間流した。その後、混合物を濾過
し、生成物168.9g(収率=84.4%)が得られ
た。この生成物のNMRおよびIR分析により、ケトン
性末端基およびフッ化アシル末端基が完全に消失したこ
とが分かった。酸滴定により、酸性度は5・10-4 meq
/gオイル未満であった。ヨウ素滴定により、活性酸素含
有量(次亜フッ素酸塩または過酸化物の存在に帰せられ
る)はゼロであることが分かった。変換率は2.2 g/h
であった。
【0013】実施例4 実施例1に記載するペルフルオロポリオキシアルキレン
200gを、攪拌機および冷却器を備えた250ml容量
のガラス製反応器に入れた。反応器にAgF2gおよび
KF2gを入れた。次いで、等温浴を使用して温度を2
0℃に維持し、元素状フッ素を窒素で1/3の比に希釈
した混合物を4 l/hの流量で合計49時間流した。その
後、混合物を濾過し、生成物180g(収率=90%)
が得られた。この生成物のNMRおよびIR分析によ
り、ケトンおよびフッ化アシル末端基が消失したことが
分かった。滴定により、酸性度は5・10-4 meq/gオイ
ル未満であった。NMR分析およびヨウ素滴定分析によ
り、次亜フッ素酸塩末端基はまったく存在しないことが
分かった。変換率は3.6 g/hであった。
200gを、攪拌機および冷却器を備えた250ml容量
のガラス製反応器に入れた。反応器にAgF2gおよび
KF2gを入れた。次いで、等温浴を使用して温度を2
0℃に維持し、元素状フッ素を窒素で1/3の比に希釈
した混合物を4 l/hの流量で合計49時間流した。その
後、混合物を濾過し、生成物180g(収率=90%)
が得られた。この生成物のNMRおよびIR分析によ
り、ケトンおよびフッ化アシル末端基が消失したことが
分かった。滴定により、酸性度は5・10-4 meq/gオイ
ル未満であった。NMR分析およびヨウ素滴定分析によ
り、次亜フッ素酸塩末端基はまったく存在しないことが
分かった。変換率は3.6 g/hであった。
【0014】実施例5(比較例) 実施例1に記載するペルフルオロポリオキシアルキレン
200gを、攪拌機および冷却器を備えた250ml容量
のガラス製反応器に入れた。反応器にKF6.4gを入
れた。次いで、等温浴を使用して温度を40℃に調節
し、元素状フッ素を窒素で1/3の比に希釈した混合物
を4 l/hの流量で合計20時間流した。その後、混合物
を濾過し、生成物195.3g(収率=97.6%)が
得られた。この生成物のNMRおよびIR分析により、
ケトンおよびCOF末端基が完全に消失したが、次亜フ
ッ素酸塩末端基は存在することが分かった。ヨウ素滴定
により、活性酸素含有量は0.26%であることが分か
った。
200gを、攪拌機および冷却器を備えた250ml容量
のガラス製反応器に入れた。反応器にKF6.4gを入
れた。次いで、等温浴を使用して温度を40℃に調節
し、元素状フッ素を窒素で1/3の比に希釈した混合物
を4 l/hの流量で合計20時間流した。その後、混合物
を濾過し、生成物195.3g(収率=97.6%)が
得られた。この生成物のNMRおよびIR分析により、
ケトンおよびCOF末端基が完全に消失したが、次亜フ
ッ素酸塩末端基は存在することが分かった。ヨウ素滴定
により、活性酸素含有量は0.26%であることが分か
った。
【0015】実施例6 実施例1に記載するペルフルオロポリオキシアルキレン
200gを、攪拌機および冷却器を備えた250ml容量
のガラス製反応器に入れた。反応器に、表面積15 m2
/gのAlF3 (MUC4として市販)1.8g上に支持
したAgF0.2gを入れた。次いで、等温浴を使用し
て全体の温度を80℃に調節し、元素状フッ素を窒素で
1/3の比に希釈した混合物を4 l/hの流量で合計20
時間流した。その後、混合物を濾過し、生成物176.
9g(収率=88.4%)が得られた。この生成物のN
MRおよびIR分析により、ケトン性およびフッ化アシ
ル末端基が完全に消失したことが分かった。酸滴定によ
り、酸性度は5・10-4 meq/gオイル未満であった。N
MR分析およびヨウ素滴定分析により、次亜フッ素酸塩
末端基はまったく存在しないことが分かった。変換率は
8.8 g/hであった。
200gを、攪拌機および冷却器を備えた250ml容量
のガラス製反応器に入れた。反応器に、表面積15 m2
/gのAlF3 (MUC4として市販)1.8g上に支持
したAgF0.2gを入れた。次いで、等温浴を使用し
て全体の温度を80℃に調節し、元素状フッ素を窒素で
1/3の比に希釈した混合物を4 l/hの流量で合計20
時間流した。その後、混合物を濾過し、生成物176.
9g(収率=88.4%)が得られた。この生成物のN
MRおよびIR分析により、ケトン性およびフッ化アシ
ル末端基が完全に消失したことが分かった。酸滴定によ
り、酸性度は5・10-4 meq/gオイル未満であった。N
MR分析およびヨウ素滴定分析により、次亜フッ素酸塩
末端基はまったく存在しないことが分かった。変換率は
8.8 g/hであった。
【0016】実施例7 実施例1で使用したペルフルオロポリオキシアルキレン
200gを、攪拌機および冷却器を備えた250ml容量
のガラス製反応器に入れた。反応器に、表面積15 m2
/gのAlF3 1.6g上に支持した、AgF0.2gお
よびKF0.2gを入れた。次いで、等温浴を使用して
全体の温度を80℃に調節し、元素状フッ素を窒素で1
/3の比に希釈した混合物を4 l/hの流量で合計11時
間流した。その後、混合物を濾過し、生成物186.9
g(収率=93.4%)が得られた。この生成物のNM
RおよびIR分析により、ケトン性およびフッ化アシル
末端基が完全に消失したことが分かった。酸滴定によ
り、酸性度は5・10-4 meq/gオイル未満であった。N
MR分析およびヨウ素滴定分析により、次亜フッ素酸塩
末端基はまったく存在しないことが分かった。変換率は
16.9 g/hであった。
200gを、攪拌機および冷却器を備えた250ml容量
のガラス製反応器に入れた。反応器に、表面積15 m2
/gのAlF3 1.6g上に支持した、AgF0.2gお
よびKF0.2gを入れた。次いで、等温浴を使用して
全体の温度を80℃に調節し、元素状フッ素を窒素で1
/3の比に希釈した混合物を4 l/hの流量で合計11時
間流した。その後、混合物を濾過し、生成物186.9
g(収率=93.4%)が得られた。この生成物のNM
RおよびIR分析により、ケトン性およびフッ化アシル
末端基が完全に消失したことが分かった。酸滴定によ
り、酸性度は5・10-4 meq/gオイル未満であった。N
MR分析およびヨウ素滴定分析により、次亜フッ素酸塩
末端基はまったく存在しないことが分かった。変換率は
16.9 g/hであった。
【0017】実施例8 この分野で一般的な方法により、テトラフルオロエチレ
ンを−38℃で光酸化し、続いて得られた生成物を熱処
理してその中に含まれる過酸化物の酸素を除去すること
により、構造BO−(CF2 CF2 O)n (CF2 O)
p −Tを有し、n/p=0.96で、T、B=CF2 C
OF、CF3 、−COF、−CF2 Cl、−CF2 CF
2 Clであるペルフルオロポリオキシアルキレンの試料
を製造した。この生成物は数平均分子量7,500およ
び酸性度0.14 meq/gペルフルオロポリオキシアルキ
レンを示した。この試料200gを、攪拌機および冷却
器を備えた250ml容量のガラス製反応器に入れた。反
応器にAgF2gを入れた。等温浴を使用して全体の温
度を80℃に上げ、元素状フッ素を窒素でF2 /N2 体
積比=1/3に希釈した混合物を4 l/hの流量で合計4
9時間流した。その後、混合物を濾過し、生成物18
8.6g(収率=94.3%)が得られた。この生成物
のNMRおよびIR分析により、フッ化アシル末端基が
完全に消失したことが分かった。滴定により酸性度は5
・10-4 meq/gオイル未満であることが分かった。NM
R分析およびヨウ素滴定により、次亜フッ素酸塩末端基
がまったく存在しないことが分かった。変換率は3.8
g/hであった。
ンを−38℃で光酸化し、続いて得られた生成物を熱処
理してその中に含まれる過酸化物の酸素を除去すること
により、構造BO−(CF2 CF2 O)n (CF2 O)
p −Tを有し、n/p=0.96で、T、B=CF2 C
OF、CF3 、−COF、−CF2 Cl、−CF2 CF
2 Clであるペルフルオロポリオキシアルキレンの試料
を製造した。この生成物は数平均分子量7,500およ
び酸性度0.14 meq/gペルフルオロポリオキシアルキ
レンを示した。この試料200gを、攪拌機および冷却
器を備えた250ml容量のガラス製反応器に入れた。反
応器にAgF2gを入れた。等温浴を使用して全体の温
度を80℃に上げ、元素状フッ素を窒素でF2 /N2 体
積比=1/3に希釈した混合物を4 l/hの流量で合計4
9時間流した。その後、混合物を濾過し、生成物18
8.6g(収率=94.3%)が得られた。この生成物
のNMRおよびIR分析により、フッ化アシル末端基が
完全に消失したことが分かった。滴定により酸性度は5
・10-4 meq/gオイル未満であることが分かった。NM
R分析およびヨウ素滴定により、次亜フッ素酸塩末端基
がまったく存在しないことが分かった。変換率は3.8
g/hであった。
【0018】実施例9 ヨーロッパ特許出願第148,482号に記載されてい
る条件により製造し、続いて従来の技術により、得られ
た生成物の分子量を270℃でAlF3 で処理して低下
させることにより、構造BO−(CF2 CF2 CF
2 O)n −Tを有し、B、T=−CF2 CF2 COF、
−C2 F5 、−C3 F7 であるペルフルオロポリオキシ
アルキレン200gを製造した。このペルフルオロポリ
オキシアルキレンは数平均分子量540および酸性度
3.37 meq/gペルフルオロポリオキシアルキレンを示
した。この試料を、攪拌機および冷却器を備えた250
ml容量のガラス製反応器に入れた。反応器にAgF2g
を入れた。次いで、等温浴を使用して全体の温度を80
℃に上げ、元素状フッ素を窒素で1/3の体積比に希釈
した混合物を4 l/hの流量で合計56時間流した。その
後、混合物を濾過し、生成物181.2g(収率=9
0.6%)が得られた。この生成物のNMRおよびIR
分析により、フッ化アシル末端基が完全に消失したこと
が分かった。滴定により酸性度は5・10-4 meq/gオイ
ル未満であることが分かった。NMR分析およびヨウ素
滴定分析により、次亜フッ素酸塩末端基がまったく存在
しないことが分かった。変換率は3.2 g/hであった。
る条件により製造し、続いて従来の技術により、得られ
た生成物の分子量を270℃でAlF3 で処理して低下
させることにより、構造BO−(CF2 CF2 CF
2 O)n −Tを有し、B、T=−CF2 CF2 COF、
−C2 F5 、−C3 F7 であるペルフルオロポリオキシ
アルキレン200gを製造した。このペルフルオロポリ
オキシアルキレンは数平均分子量540および酸性度
3.37 meq/gペルフルオロポリオキシアルキレンを示
した。この試料を、攪拌機および冷却器を備えた250
ml容量のガラス製反応器に入れた。反応器にAgF2g
を入れた。次いで、等温浴を使用して全体の温度を80
℃に上げ、元素状フッ素を窒素で1/3の体積比に希釈
した混合物を4 l/hの流量で合計56時間流した。その
後、混合物を濾過し、生成物181.2g(収率=9
0.6%)が得られた。この生成物のNMRおよびIR
分析により、フッ化アシル末端基が完全に消失したこと
が分かった。滴定により酸性度は5・10-4 meq/gオイ
ル未満であることが分かった。NMR分析およびヨウ素
滴定分析により、次亜フッ素酸塩末端基がまったく存在
しないことが分かった。変換率は3.2 g/hであった。
【0019】実施例10 テトラフルオロエチレンとヘキサフルオロプロペンの混
合物を−40℃で光酸化することによりペルオキシドペ
ルフルオロポリオキシアルキレンが得られたが、この物
質は、熱処理の後、粘度が258cSt 、数平均分子量が
2,960であった。NMR分析により確認された構造
はBO−(CF2 CF(CF3 )O)m (CF2 CF2
O)n (CF2 O)p −Tで表され、m/n/p=1.
0/0.8/0.2およびB、T=CF(CF3 )CO
F、CF2 COF、COF、CF3 、C2 F5 、C3 F
7 、CF2 COCF3 である。この物質は酸性度0.7
4 meq/gオイルを示した。この試料200gを、攪拌機
および冷却器を備えた250ml容量のガラス製反応器に
入れた。反応器にAgF2gを入れた。次いで、等温浴
を使用して全体の温度を80℃に上げ、元素状フッ素を
窒素で体積比1/3に希釈した混合物を4l/hの流量で
合計49時間流した。その後、混合物を濾過し、生成物
194g(収率=97.0%)が得られた。この生成物
のNMRおよびIR分析により、ケトンおよびフッ化ア
シル末端基が完全に消失したことが分かった。滴定によ
り酸性度は5・10-4 meq/gオイル未満であることが分
かった。NMR分析およびヨウ素滴定分析により、次亜
フッ素酸塩末端基はまったく存在しないことが分かっ
た。変換率は3.9 g/hであった。
合物を−40℃で光酸化することによりペルオキシドペ
ルフルオロポリオキシアルキレンが得られたが、この物
質は、熱処理の後、粘度が258cSt 、数平均分子量が
2,960であった。NMR分析により確認された構造
はBO−(CF2 CF(CF3 )O)m (CF2 CF2
O)n (CF2 O)p −Tで表され、m/n/p=1.
0/0.8/0.2およびB、T=CF(CF3 )CO
F、CF2 COF、COF、CF3 、C2 F5 、C3 F
7 、CF2 COCF3 である。この物質は酸性度0.7
4 meq/gオイルを示した。この試料200gを、攪拌機
および冷却器を備えた250ml容量のガラス製反応器に
入れた。反応器にAgF2gを入れた。次いで、等温浴
を使用して全体の温度を80℃に上げ、元素状フッ素を
窒素で体積比1/3に希釈した混合物を4l/hの流量で
合計49時間流した。その後、混合物を濾過し、生成物
194g(収率=97.0%)が得られた。この生成物
のNMRおよびIR分析により、ケトンおよびフッ化ア
シル末端基が完全に消失したことが分かった。滴定によ
り酸性度は5・10-4 meq/gオイル未満であることが分
かった。NMR分析およびヨウ素滴定分析により、次亜
フッ素酸塩末端基はまったく存在しないことが分かっ
た。変換率は3.9 g/hであった。
【0020】実施例11 実施例10に記載するペルフルオロポリオキシアルキレ
ン200gを、攪拌機および冷却器を備えた250ml容
量のガラス製反応器に入れた。反応器にAgF2gをK
F2gと共に入れた。等温浴を使用して温度を40℃に
維持し、元素状フッ素を窒素で1/3の比に希釈した混
合物を4 l/hの流量で合計35時間流した。その後、混
合物を濾過し、生成物181.3g(収率=90.6
%)が得られた。この生成物のNMRおよびIR分析に
より、ケトンおよびフッ化アシル末端基が消失したこと
が分かった。滴定により、酸性度は5・10-4 meq/gオ
イル未満であることが分かった。NMR分析およびヨウ
素滴定分析により、次亜フッ素酸塩末端基はまったく存
在しないことが分かった。変換率は5.18 g/hであっ
た。
ン200gを、攪拌機および冷却器を備えた250ml容
量のガラス製反応器に入れた。反応器にAgF2gをK
F2gと共に入れた。等温浴を使用して温度を40℃に
維持し、元素状フッ素を窒素で1/3の比に希釈した混
合物を4 l/hの流量で合計35時間流した。その後、混
合物を濾過し、生成物181.3g(収率=90.6
%)が得られた。この生成物のNMRおよびIR分析に
より、ケトンおよびフッ化アシル末端基が消失したこと
が分かった。滴定により、酸性度は5・10-4 meq/gオ
イル未満であることが分かった。NMR分析およびヨウ
素滴定分析により、次亜フッ素酸塩末端基はまったく存
在しないことが分かった。変換率は5.18 g/hであっ
た。
【0021】実施例12 実施例1で得られたペルフルオロポリオキシアルキレン
200gを、攪拌機および冷却器を備えた250ml容量
のガラス製反応器に入れた。反応器にAgF2gおよび
KF2gを入れた。等温浴を使用して温度を80℃に維
持し、元素状フッ素を窒素で1/3の比に希釈した混合
物を4 l/hの流量で合計25時間流した。その後、混合
物を濾過し、生成物183g(収率=91.5%)が得
られた。この生成物のNMRおよびIR分析により、ケ
トンおよびフッ化アシル末端基が消失したことが確認さ
れた。滴定により、酸性度は5・10-4 meq/gオイル未
満であることが分かった。NMR分析およびヨウ素滴定
分析により、次亜フッ素酸塩末端基はまったく存在しな
いことが分かった。変換率は7.3 g/hであった。
200gを、攪拌機および冷却器を備えた250ml容量
のガラス製反応器に入れた。反応器にAgF2gおよび
KF2gを入れた。等温浴を使用して温度を80℃に維
持し、元素状フッ素を窒素で1/3の比に希釈した混合
物を4 l/hの流量で合計25時間流した。その後、混合
物を濾過し、生成物183g(収率=91.5%)が得
られた。この生成物のNMRおよびIR分析により、ケ
トンおよびフッ化アシル末端基が消失したことが確認さ
れた。滴定により、酸性度は5・10-4 meq/gオイル未
満であることが分かった。NMR分析およびヨウ素滴定
分析により、次亜フッ素酸塩末端基はまったく存在しな
いことが分かった。変換率は7.3 g/hであった。
【0022】実施例13 実施例1の条件により得られたペルフルオロポリオキシ
アルキレン200gを、攪拌機および冷却器を備えた2
50ml容量のガラス製反応器に入れた。反応器にNiF
2 2gおよびKF2gを入れた。等温浴を使用して温度
を20℃に維持し、元素状フッ素を窒素で1/3の比に
希釈した混合物を4 l/hの流量で合計60時間流した。
その後、混合物を濾過し、生成物175g(収率=8
7.5%)が得られた。この生成物のNMRおよびIR
分析により、ケトン性およびフッ化アシル末端基が消失
したことが分かった。滴定により、酸性度は5・10-4
meq/gオイル未満であることが分かった。NMR分析お
よびヨウ素滴定分析により、次亜フッ素酸塩末端基はま
ったく存在しないことが分かった。変換率は2.9 g/h
であった。
アルキレン200gを、攪拌機および冷却器を備えた2
50ml容量のガラス製反応器に入れた。反応器にNiF
2 2gおよびKF2gを入れた。等温浴を使用して温度
を20℃に維持し、元素状フッ素を窒素で1/3の比に
希釈した混合物を4 l/hの流量で合計60時間流した。
その後、混合物を濾過し、生成物175g(収率=8
7.5%)が得られた。この生成物のNMRおよびIR
分析により、ケトン性およびフッ化アシル末端基が消失
したことが分かった。滴定により、酸性度は5・10-4
meq/gオイル未満であることが分かった。NMR分析お
よびヨウ素滴定分析により、次亜フッ素酸塩末端基はま
ったく存在しないことが分かった。変換率は2.9 g/h
であった。
Claims (10)
- 【請求項1】一般式 (A) B−Rf−T [式中、Tは末端基−COF、−CFXCOF、−CF
2 COCF3 、CF2 CF2 COF、(X=F、C
F3 )の一つでよく、Bは−Cl、−OCF3 、−OC
2 F5 、−OC3 F7 、または−OT基でよく、Rfは
下記の式 (式中、ZはF、CF3 であり、m、n、pは、すべて
が同時にではなく、0でもよく、特に(1)n=0の場
合は、Z=F、CF3 であり、mおよびpはm/pが>
3になる様な数であり、(2)m=0の場合は、Z=F
であり、nおよびpはn/pが0.3〜5になる様な数
であり、(3)m、n、pが0ではない場合、n/p比
およびm/n+p比は1〜10である。)、 (II)(CF2 CF2 CF2 O)n の一つを有するペルフルオロポリオキシアルキレン鎖で
ある。]のペルフルオロポリオキシアルキレンを中和す
る方法であって、液相中で、担体上に支持された、A
g、Pb、Ni、Co、Cu、Mn、V、Fe、または
Crのフッ化物単独または相互の混合物からなる触媒の
存在下で、−20℃〜150℃の温度で、前記ペルフル
オロポリオキシアルキレンを元素状のフッ素と反応させ
ることを特徴とする方法。 - 【請求項2】担体が、AlF3 、アルミナ、少なくとも
部分的にフッ素化されたアルミナ、ポリテトラフルオロ
エチレンから選択されることを特徴とする、請求項1に
記載の方法。 - 【請求項3】担体がAlF3 であることを特徴とする、
請求項2に記載の方法。 - 【請求項4】反応温度が20℃〜100℃であることを
特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方
法。 - 【請求項5】反応温度が20℃〜45℃であることを特
徴とする、請求項4に記載の方法。 - 【請求項6】一般式 (A) B−Rf−T [式中、Tは末端基−COF、−CFXCOF、−CF
2 COCF3 、CF2 CF2 COF、(X=F、C
F3 )の一つでよく、Bは−Cl、−OCF3 、−OC
2 F5 、−OC3 F7 、または−OT基でよく、Rfは
下記の式 (式中、ZはF、CF3 であり、m、n、pは、すべて
が同時にではなく、0でもよく、特に(1)n=0の場
合は、Z=F、CF3 であり、mおよびpはm/pが>
3になる様な数であり、(2)m=0の場合は、Z=F
であり、nおよびpはn/pが0.3〜5になる様な数
であり、(3)m、n、pが0ではない場合、n/p比
およびm/n+p比は1〜10である。)、 (II)(CF2 CF2 CF2 O)n の一つを有するペルフルオロポリオキシアルキレン鎖で
ある。]のペルフルオロポリオキシアルキレンを中和す
る方法であって、 液相中で、 a)少なくとも1種のAg、Pb、Co、Cu、Ni、
Mn、V、Fe、またはCrのフッ化物、および b)少なくとも1種の、アルカリまたはアルカリ土類金
属のフッ化物、またはフッ化物の前駆物質 からなる触媒の存在下で、−20℃〜150℃の温度
で、上記ペルフルオロポリオキシアルキレンを元素状の
フッ素と反応させることを特徴とする方法。 - 【請求項7】触媒が、AlF3 、アルミナ、少なくとも
部分的にフッ素化されたアルミナ、ポリテトラフルオロ
エチレンから選択された担体上に支持されていることを
特徴とする、請求項6に記載の方法。 - 【請求項8】担体がAlF3 であることを特徴とする、
請求項7に記載の方法。 - 【請求項9】反応温度が20℃〜100℃であることを
特徴とする、請求項6〜8のいずれか1項に記載の方
法。 - 【請求項10】反応温度が20℃〜45℃であることを
特徴とする、請求項9に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IT91A003464 | 1991-12-23 | ||
ITMI913464A IT1252657B (it) | 1991-12-23 | 1991-12-23 | Procedimento per la neutralizzazione di perfluoropoliossialchileni |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06122640A true JPH06122640A (ja) | 1994-05-06 |
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