JPH06122343A - 表示灯付ウインドガラス - Google Patents

表示灯付ウインドガラス

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Publication number
JPH06122343A
JPH06122343A JP4296510A JP29651092A JPH06122343A JP H06122343 A JPH06122343 A JP H06122343A JP 4296510 A JP4296510 A JP 4296510A JP 29651092 A JP29651092 A JP 29651092A JP H06122343 A JPH06122343 A JP H06122343A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window glass
light
side end
face
indicator lamps
Prior art date
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Pending
Application number
JP4296510A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihisa Yamazaki
喜久 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Stanley Electric Co Ltd filed Critical Stanley Electric Co Ltd
Priority to JP4296510A priority Critical patent/JPH06122343A/ja
Publication of JPH06122343A publication Critical patent/JPH06122343A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のウインドガラスにおいては、特にサッ
シレスドアなどとされた場合には夜間時の視認が困難と
なり、乗降車時に顔面を当接させたり、或いはガラスの
昇降時に手指を挟み込む事故などを生じ易い問題点があ
った。 【構成】 本発明により、ウインドガラス1の自動車ド
ア10内に常時収納されている保持側端部1aには、こ
のウインドガラス1の板厚面内に内面反射の臨界角以下
として光を放射する表示灯2を設け、該表示灯2の点灯
により前記ウインドガラスの自由端側端部1bを発光さ
せる表示灯付ウインドガラスとし、夜間には前記表示灯
2によりウインドガラス1の輪郭を表示するものとし
て、乗員の注意を促し課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車ドアに昇降自在に
設けられるウインドガラスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のウインドガラス90の構
成を示すものが図5であり、このウインドガラス90の
下端側である保持側端部91aには、ウインドレギュレ
ータ81、ガラスガイド82などが設けられ、前記ウイ
ンドレギュレータ81の操作により下降させられるとき
には自動車ドア80の内部へ収納するように動作させら
れるものとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記自
動車ドア80としては、サッシレスドアと称されて前記
ウインドガラス90を上昇させたときにもサッシで保持
されることなく自立する形式のものが近年は多く採用さ
れる傾向にある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来のウインドガラス90、特に自動車ドア80がサ
ッシレスドアとされたときのウインドガラス90におい
ては、夜間など光量が不十分な状態では、透明な前記ウ
インドガラス90の確認が困難であり、これにより昇降
の際にウインドガラス90のエッジ部分に顔面などを当
接させて、負傷など思わぬ事故の発生に至る問題点を生
じ、この点の解決が課題とされるものとなっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した従来の
課題を解決するための具体的な手段として、自動車ドア
に昇降自在に設けられるウインドガラスにおいて、前記
ウインドガラスの前記自動車ドア内に常時収納されてい
る保持側端部には、このウインドガラスの板厚面内に内
面反射の臨界角以下として光を放射する表示灯を設け、
該表示灯の点灯により前記ウインドガラスの自由端側端
部を発光させることを特徴とする表示灯付ウインドガラ
スを提供することで、夜間時など周囲に光量の不足する
状態においてもウインドガラスの確認を容易なものとし
て、前記した従来の課題を解決するものである。
【0006】
【実施例】次に、本発明を図に示す一実施例に基づいて
詳細に説明する。図1に符号1で示すものは本発明に係
るウインドガラスであり、このウインドガラス1は自動
車ドア10にウインドレギュレータ11、ガラスガイド
12などにより昇降自在に設けられるものである点は従
来例のものと同様であるが、本発明により前記ウインド
ガラス1の常時に自動車ドア10内に収納されている保
持側端部1aには表示灯2が設けられ、該表示灯2によ
り夜間時のウインドガラス1の存在の確認を容易なもの
とされている。
【0007】以下に本発明の構成について更に詳細に説
明を行えば、前記表示灯2は前記ウインドガラス1を最
大限に上昇させたときにも前記自動車ドア10内に位置
するようにウインドガラス1の保持側端部1aに固定し
て取付けられるものであり、従って、前記ウインドガラ
ス1の上昇或いは下降に伴って前記表示灯2も上昇、下
降を行うものとなる。
【0008】また、前記表示灯2がウインドガラス1の
保持側端部1aに取付けられるに当たっては、このウイ
ンドガラス1の板厚面内に内面反射の臨界角以下として
光を入射させるものとされ、これは図2に示すように前
記保持側端部1aの板厚側の端面を直接に表示灯2の光
源2aで照射すること、或いは図3に示すように前記ウ
インドガラス1の保持側端部1aの近傍の板面に所定の
入射角度αでガラス面に当接されたライトガイド2bを
介して光源2aからの光をウインドガラス1の内面に入
射させることで行われる。
【0009】尚、前記ライトガイド2bを採用する際に
は、このライトガイド2bが形成される透明部材は前記
ウインドガラス1即ち、ガラス部材と近似する屈折率の
ものが選択され、且つ、前記ライトガイド2bとウイン
ドガラス1とは、カナダバルサムなどガラス部材と近似
する屈折率を有する透明な接着剤2cで貼着されている
ものとされ、光源2aからの光がライトガイド2bとウ
インドガラス1との接続された部分で反射することなく
ウインドガラス1の内面に入射するように図られてい
る。
【0010】図4は前記表示灯2を点灯させるときの点
灯回路の例を示すもので、前記表示灯2は自動車ドア1
0に設けられ、この自動車ドア10が開放されたときに
はルームランプなどを点灯させるために設けられている
ドアスイッチ3に接続され、該ドアスイッチ3の開閉に
伴い点滅を行うものとされ、従って自動車ドア10が開
放されたときには点灯を行うものとされている。
【0011】また、本発明においては前記表示灯2の点
滅は前記自動車ドア10の開閉のみに限定するものでな
く、図4中に破線で示すように自動車に設けられている
ライティングスイッチなど夜間照明用の点灯スイッチ4
にも連動させても良いものである。
【0012】次いで、上記の構成とした本発明の作用及
び効果について説明を行えば、本発明により前記ウイン
ドガラス1の常に自動車ドア10内に収納されている保
持側端部1aから板厚面内に内面反射の臨界角以下とし
て光を入射させる表示灯2を設けたことで、この表示灯
2を点灯したときの該表示灯2からの光は前記ウインド
ガラス1の表裏面では内面での全反射が行われ、前記し
た表裏面から漏出することなく反対側の端部である自由
端側端部1bに達するものとなり、この自由端側端部1
bの板厚面から外部に放射されるエッジライトEとな
る。
【0013】従って、前記表示灯2が点灯されたときに
も、その発光がウインドガラス1の表裏面で感知される
ことはなく前記自由端側端部1bの板厚面の部分のみが
光輝するエッジライトE(図1及び図2を参照)とな
り、図4に示したようにドアスイッチ3と連動させるこ
とで自動車ドア10の開放時にはウインドガラス1の輪
郭を常時に表示するものとなり注意を喚起させて、例え
ば乗降車時に顔面を当接させるなど不測の事故を避ける
ことが可能となる。
【0014】尚、点灯スイッチ4にも連動させること
で、夜間の走行時には常にウインドガラス1の輪郭が表
示されているものとなるので、例えば走行中のウインド
ガラス1の昇降時にも明確にウインドガラス1の状態を
表示するものとなり、手指の挾み込みなども防止するこ
とが可能となる。
【0015】ここで、表示灯2を内面反射の臨界角以下
としてウインドガラス1に入射させるものとしたこと
で、前記したように表示灯2が夜間の走行時に継続して
点灯されているときにも、上記に説明したようにウイン
ドガラス1の表裏面から漏出することがなく、従って、
運転者に対して側面の外部視界を遮るなどの不具合を生
じることはない。
【0016】
【発明の効果】以上に説明したように本発明により、ウ
インドガラスの自動車ドア内に常時収納されている保持
側端部には、このウインドガラスの板厚面内に内面反射
の臨界角以下として光を放射する表示灯を設け、該表示
灯の点灯により前記ウインドガラスの自由端側端部を発
光させる表示灯付ウインドガラスとし、前記表示灯をド
アスイッチと連動させたものとすることで、自動車ドア
の開放が行われている間は前記表示灯によりウインドガ
ラスの輪郭をエッジライトで表示するものとして、乗員
の注意を促し、例えば顔面などを当接する事故を防止し
て安全性の向上に極めて優れた効果を奏するものであ
る。
【0017】また、前記表示灯をウインドガラス内に内
面反射の臨界角以下として光を放射するものとしたこと
で、例えば走行中のウインドガラスの昇降時の手指の挾
み込みの防止を図り夜間には常時点灯を行うときにも前
記表示灯の点灯時における前記ウインドガラスの表裏面
が光輝することをなくし、運転視界を妨げない効果を奏
するものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る表示灯付ウインドガラスの一実
施例を示す説明図である。
【図2】 図1のA―A線に沿う断面図である。
【図3】 同じく本発明の別の実施例を要部で示す断面
図である。
【図4】 同じく本発明の点灯回路を示す回路図であ
る。
【図5】 従来例を示す説明図である。 1……ウインドガラス 1a……保持側端部 1b……自由端側端部 2……表示灯 2a……光源 2b……ライトガイド 2c……接着剤 3……ドアスイッチ 4……点灯スイッチ 10……自動車ドア 11……ウインドレギュレータ 12……ガラスガイド α……入射角 E……エッジライト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車ドアに昇降自在に設けられるウイ
    ンドガラスにおいて、前記ウインドガラスの前記自動車
    ドア内に常時収納されている保持側端部には、このウイ
    ンドガラスの板厚面内に内面反射の臨界角以下として光
    を放射する表示灯を設け、該表示灯の点灯により前記ウ
    インドガラスの自由端側端部を発光させることを特徴と
    する表示灯付ウインドガラス。
  2. 【請求項2】 前記表示灯は自動車のドアスイッチと連
    動していることを特徴とする請求項1記載の表示灯付ウ
    インドガラス。
  3. 【請求項3】 前記表示灯は自動車の夜間照明の点灯用
    スイッチと連動していることを特徴とする請求項2記載
    の表示灯付ウインドガラス。
JP4296510A 1992-10-09 1992-10-09 表示灯付ウインドガラス Pending JPH06122343A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4296510A JPH06122343A (ja) 1992-10-09 1992-10-09 表示灯付ウインドガラス

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JP4296510A JPH06122343A (ja) 1992-10-09 1992-10-09 表示灯付ウインドガラス

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JPH06122343A true JPH06122343A (ja) 1994-05-06

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ID=17834478

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JP4296510A Pending JPH06122343A (ja) 1992-10-09 1992-10-09 表示灯付ウインドガラス

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JP (1) JPH06122343A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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