JPH06122328A - 作業車の操作構造 - Google Patents

作業車の操作構造

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JPH06122328A
JPH06122328A JP27212692A JP27212692A JPH06122328A JP H06122328 A JPH06122328 A JP H06122328A JP 27212692 A JP27212692 A JP 27212692A JP 27212692 A JP27212692 A JP 27212692A JP H06122328 A JPH06122328 A JP H06122328A
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JP
Japan
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clutch
work
relay
pedal
traveling
Prior art date
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Pending
Application number
JP27212692A
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English (en)
Inventor
Tokio Horikawa
時男 堀川
Masaru Uchitani
賢 打谷
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 走行クラッチペダルの操作で作業装置も同時
に停止でき作業能率を向上できるとともに、作業クラッ
チ操作系を複雑化させず、メンテナンス作業も容易な操
作構造を提供する。 【構成】 エンジンの動力を走行クラッチを介して機体
走行装置に伝達するとともに、作業クラッチを介して動
力取り出し軸に伝達するよう伝動系を構成し、操縦部ポ
スト13に配備してある操作具19と作業クラッチとの
操作連係機構途中に中継揺動機構Tを設け、この中継揺
動機構Tにおける機体内側に位置する第1中継アーム2
8と操作具19とを第1連係部材30を介して連係し、
中継揺動機構Tにおける機体外側に位置する第2中継ア
ーム29と作業クラッチ7とを第2連係部材31を介し
て連係して、走行クラッチペダル18の回動枢支部18
aに、ペダル操作に伴って第2中継アーム29に接当し
て作業クラッチ7を連動切り操作する接当係合ピン35
を形成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの動力を走行
クラッチを介して機体走行装置に伝達するとともに、エ
ンジンの動力を作業クラッチを介して動力取り出し軸に
伝達するよう伝動系を構成し、走行クラッチペダルの踏
み込み操作に伴って、復帰付勢された前記走行クラッチ
を切り操作するよう構成し、前記作業クラッチの入り切
り用操作具を操縦部ポストに配備してある作業車の操作
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】上記構成の作業車は、例えば作業装置と
して芝刈り装置等の高速回転を必要とする作業装置を連
結して、エンジン動力を作業クラッチを介して直接、作
業装置に伝達するようにしたものである。このような操
作構造において、従来では、走行クラッチと作業クラッ
チとは各別に単独で入り切り操作するよう構成してあ
り、途中で作業を中断する場合には、走行クラッチを切
り操作して機体を停止させるとともに、作業クラッチを
切り操作して作業装置を停止させ、かつ、エンジンを停
止させるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来構
造においては、圃場での対地作業と異なり雑草刈り用の
草刈り作業等のように、頻繁に作業を中断して、その他
の雑作業を行うことが多い作業の場合、足踏み操作と作
業クラッチの切り操作の二重操作やエンジン停止作業等
が必要で、操作が煩わしい欠点があり、改善の余地があ
った。本発明は、構造の大幅な複雑化を伴うことなく、
機体停止時の操作の煩わしさを解消できるものを提供す
ることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、冒
頭に記載した作業車の操作構造において、前記操作具と
前記作業クラッチとの操作連係機構途中に中継揺動機構
を設け、この中継揺動機構における機体内側に位置する
第1中継アームと前記操作具とを第1連係部材を介して
連係し、前記中継揺動機構における機体外側に位置する
第2中継アームと前記作業クラッチとを第2連係部材を
介して連係するとともに、前記走行クラッチペダルの回
動枢支部に、ペダル操作に伴って前記第2中継アームに
接当して作業クラッチを連動切り操作する接当係合ピン
を形成してある点にある。
【0005】
【作用】作業走行途中で作業を中断する必要がある場合
には、走行クラッチペダルを踏み込み操作するだけで、
その踏み込み操作に連動してペダルの回動枢支部に形成
した接当係合ピンが第2中継アームを接当回動させて作
業クラッチが切り操作され、作業装置も同時に停止させ
ることができる。又、作業クラッチの連係機構における
操作具と中継揺動機構との間の第1連係部材は、操作具
と機体内側に位置する第1中継アームとを連係するの
で、操縦部ポストの幅内に収めることができ、中継揺動
機構と作業クラッチとの間の第2連係部材は、第2中継
リンクが外側に位置するから、機体の外端に近い位置に
配置でき、操作具合の調節等の作業を機体横側から容易
に行える。しかも、第2中継アームと走行クラッチペダ
ルとを近接配置することができ、ペダルの回動枢支部に
接当ピンを設けるだけの構成により、走行クラッチペダ
ルの操作と作業クラッチの切り操作とを連動連係させる
ことができる。
【0006】
【発明の効果】従って、走行クラッチペダルを踏み操作
するだけの操作で、機体走行の停止と作業装置の停止と
を同時に行うことができ、作業能率が向上するものであ
りながら、作業クラッチの操作連係構造を合理的に構成
することで、作業クラッチ操作系を複雑な経路により構
造を複雑化させることなく、しかも、調節作業等のメン
テナンス作業を能率よく行え、かつ、連係用部材を有効
利用して簡単な構造により走行クラッチペダルの操作系
と作業クラッチの操作系とを連係させることが可能な操
作構造を提供できるに到った。
【0007】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図
4、図5に作業車の一例としての乗用型の多目的作業機
を示している。この作業機は、機体後部に搭載したエン
ジン1からの動力をベルトテンション式走行クラッチK
を兼ねる第1伝動ベルト2を介して静油圧式無段変速装
置3に伝えるとともに、その変速出力をミッションケー
ス4を介して左右クローラ走行装置5に供給して機体を
走行させるよう走行伝動系を構成するとともに、第2伝
動ベルト6及びミッションケース4内の多板式作業クラ
ッチ7を介して機体前部の作業装置連結具8に備えた動
力取り出し軸9にエンジン1の動力を伝えるよう作業用
伝動系を構成し、この連結具8に図示しない作業装置
〔例えば芝刈り装置等〕を連結して、機体を走行させな
がら作業を行えるよう構成してある。前記連結具8は油
圧シリンダ10により横軸芯X1周りで駆動昇降自在に
構成してある。又、ミッションケース4に固定したフレ
ーム11に運転座席12を搭載支持し、運転座席12の
前方に操縦部ポスト13を立設してあり、静油圧式無段
変速装置3の横側には前記油圧シリンダ10を駆動する
ための油圧ポンプ14を配置して、エンジン動力を第3
伝動ベルト15を介してこの油圧ポンプ14に伝えるよ
う構成してある。尚、前記各伝動ベルトのうち第3伝動
ベルト15を最もエンジン1側に配置してある。前記油
圧シリンダ10は単動型に構成され、連結具8の上昇操
作を油圧力で行い、連結具8あるいは作業装置の自重で
下降するよう構成し、作業装置が連結されない状態であ
っても連結具8が下降するよう連結具8には適当な重量
のウエイトWを装着できる断面コの字形の取付部材16
を設けてある。前記油圧シリンダ10に対する油圧制御
弁Vは油圧ポンプ10に直結状態で配備してあり、操縦
部ポスト13の横幅を極力小さくして操縦が行い易いよ
うにしてある。
【0008】前記走行クラッチKはクラッチ入り側に付
勢してあり、運転部ステップ17の操縦部ポスト13の
左側に設けた走行クラッチペダル18の踏み込み操作に
よりクラッチ切り状態に設定されるよう連係し、前記作
業クラッチ7は操縦部ポスト13に設けた作業クラッチ
レバー19により操作ワイヤを介して入り切り操作する
よう連係してある。又、前記無段変速装置3の変速操
作、及び油圧シリンダ10の昇降操作は、操縦部ポスト
13に設けた変速レバー20、及び昇降レバー21によ
り夫々操作するよう連係して操作系を構成してある。ミ
ッションケース4内には、左右クローラ走行装置5,5
に対する動力を各別に断続自在な操向クラッチ22,2
2を介装してあり、各操向クラッチ22,22は、運転
部ステップ17の操縦部ポスト13の右側に設けた左右
一対の操向クラッチペダル23,23により各別に切り
操作自在に構成してある。
【0009】走行クラッチペダル18によるクラッチ切
り操作に連動して、作業クラッチ7も連動してクラッチ
切り状態に設定されるよう、連係途中に接当式連動機構
24を設けてある。詳述すると、図1〜図3に示すよう
に、作業クラッチレバー19は、操縦部ポスト13内に
横軸芯X2周りで前後揺動自在に支持され、デッドポイ
ント乗り越え操作式の円弧状連結杆25を介して操作ワ
イヤに連係されており、他端側はクラッチ入り側にバネ
付勢された作業クラッチ7の操作具に連係してある。
又、この操作連係途中には中継揺動機構Tを介装してあ
る。中継回動機構Tは、フレーム11にブラケット26
を介して回動自在に支持された横支軸27の機体内側に
第1中継揺動アーム28、機体横外側に第2中継揺動ア
ーム29を夫々一体回動自在に外嵌して構成してある。
前記連結杆25と第1中継揺動アーム28とを第1操作
ワイヤ30〔第1連係部材の一例〕を介して連動連係
し、第2中継揺動アーム29と作業クラッチ7の操作具
とを第2操作ワイヤ31〔第2連係部材の一例〕を介し
て連動連係してある。作業クラッチレバー19を後方側
に揺動すると、操作ワイヤ30,31を引き操作してク
ラッチ切り状態に設定でき、該レバー19を前方側に揺
動するとワイヤ30,31が緩みクラッチ入り状態にな
るよう構成してある。そして、前記横支軸27には、第
2中継揺動アーム29の横外方側に走行クラッチペダル
18の回動枢支部18aを同一軸芯周りで回動自在に、
かつ、前記第2中継揺動アーム29に近接する状態で外
嵌装着してある。走行クラッチペダル18はコイルバネ
32により上方待機位置に戻し付勢され、このバネ付勢
力に抗してペダル18を踏み込み操作すると、回動枢支
部18aに連係した操作ワイヤ33を引き操作して走行
クラッチKを切り操作するよう構成してあり、前記回動
枢支部18aにボルト連結した板材34に接当係合ピン
35を設け、踏み込み操作するとこの接当係合ピン35
が前記第2中継揺動アーム29に接当してこれを連動回
動させ、作業クラッチ用操作ワイヤ31を引き操作して
作業クラッチ7も同時に切り操作できるようにして接当
式連動機構24を構成してある。又、前記板材34は回
動枢支部18aに対して前後に位置微調節できるようボ
ルト取付け孔を長孔に形成してある。
【0010】前記走行クラッチペダル18の近傍には、
このペダル18が踏み込み操作されると自動的にそのク
ラッチ切り位置で位置保持するロック機構を備えるとと
もに、解除操作具の踏み込み操作によりロック状態を解
除するよう構成してある。つまり、走行クラッチペダル
18の下方側においてフレーム11に固定した横支軸3
6にその軸芯X3周りで天秤回動自在なロック操作具3
7を枢支し、ペダル操作に伴って走行クラッチペダル1
8に突設した係合ピン38が自動的に前記ロック操作具
37に形成した係止凹部39に係合して、クラッチ切り
位置で係止保持するよう、このロック操作具37をコイ
ルバネ40で回動付勢してある。又、ロック操作具37
には一体回動自在に解除ペダル41を延設してあり、こ
の解除ペダル41をバネ40の付勢力に抗して踏み操作
すると、係止凹部39と係合ピン38との係合状態が解
除され、前記コイルバネ32の付勢力で走行クラッチペ
ダル18が上方側のクラッチ入り位置に自動復帰するよ
う構成してある。尚、上記したように走行クラッチペダ
ル18の操作に伴って作業クラッチ7が連動して切り操
作される際にも、作業クラッチレバー19がクラッチ入
り位置に保持されるから、上記したような解除操作によ
り走行クラッチペダル18が復帰すると、作業クラッチ
7も入り状態に復帰することになる。
【0011】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】操作連係機構を示す側面図
【図2】操作連係機構を示す側面図
【図3】中継揺動機構を示す正面図
【図4】作業機の全体平面図
【図5】作業機の全体側面図
【符号の説明】
1 エンジン 5 走行装置 7 作業クラッチ 9 動力取り出し軸 13 操縦部ポスト 18 走行クラッチペダル 18a 回動枢支部 19 作業クラッチレバー 28 第1中継アーム 29 第2中継アーム 30 第1連係部材 31 第2連係部材 35 接当係合ピン T 中継揺動機構 K 走行クラッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン(1)の動力を走行クラッチ
    (K)を介して機体走行装置(5)に伝達するととも
    に、エンジン(1)の動力を作業クラッチ(7)を介し
    て動力取り出し軸(9)に伝達するよう伝動系を構成
    し、走行クラッチペダル(18)の踏み込み操作に伴っ
    て、復帰付勢された前記走行クラッチ(K)を切り操作
    するよう構成し、前記作業クラッチ(7)の入り切り用
    操作具(19)を操縦部ポスト(13)に配備してある
    作業車の操作構造であって、前記操作具(19)と前記
    作業クラッチ(7)との操作連係機構途中に中継揺動機
    構(T)を設け、この中継揺動機構(T)における機体
    内側に位置する第1中継アーム(28)と前記操作具
    (19)とを第1連係部材(30)を介して連係し、前
    記中継揺動機構(T)における機体外側に位置する第2
    中継アーム(29)と前記作業クラッチ(7)とを第2
    連係部材(31)を介して連係するとともに、前記走行
    クラッチペダル(18)の回動枢支部(18a)に、ペ
    ダル操作に伴って前記第2中継アーム(29)に接当し
    て作業クラッチ(7)を連動切り操作する接当係合ピン
    (35)を形成してある作業車の操作構造。
JP27212692A 1992-10-12 1992-10-12 作業車の操作構造 Pending JPH06122328A (ja)

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