JPH0612187U - 自動車のターンライトシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車が夜間走行時、左右へのターン時等必
要な時にのみ、ワンタッチ（方向指示灯と連動）でサイ
ド方向を広範囲且つ明るく照らし出し、事故減少を図る
ライトシステムを提供する。 【構成】 自動車の両側面にターンライト（１）を設
け、メインスイッチ（５）（ヘッドライトスイッチと連
動）及び作動スイッチ（６）（方向指示灯スイッチと連
動）と回路結線し、ターン時等必要な時にのみ、方向指
示灯の操作と連動してターンライト（１）が点灯又は消
灯することを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車が夜間走行時、側面方向を、ターン等必要な時にのみ明るく照 らし出すライトシステムである。

従来の自動車は、夜間走行時、前方方向には照度の高いヘッドライトを備え明 るく照らし出しているが、両サイド方向にはライトを備えていないか又は備えて いる場合（サイドライト（３））でも照度が低く且つ照射方向が前方に片寄って いる為、左右へのターン時、図（２）の様に道路の一部分に死角が生じ進行方向 の道路、通行者等の状況把握が十分に行ないにくい。特に暗い交叉点、左折する 場合、雨天時等悪条件の場合には殊に確認しにくい。

本考案は両側面にヘッドライトと同等の高い照度のターンライト（１）を設置 し、ターン等必要な時にのみ、図（３）の様に点灯照射するシステムである。

これにより、（イ）運転者側からは視界が明るく且つ死角がなくなり、道路状 況等を確実に把握出来る。（ロ）歩行者等は明るく照らし出されることにより、 自動車の運行状況への注意が高まる。この様に双方の相乗効果により、ターン時 の交通事故減少に役立たせるものである。更に走行時常時点灯しているのではな く、ターン時等必要な時にのみ点灯するものである為、省エネルギーにも役立つ 。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の平面配置図である。

【図２】従来のサイドライト（３）の照射状況図であ
る。

【図３】本考案のターンライト（１）の照射状況図であ
る。

【符号の説明】

１ ターンライト（本案） ２ ヘッドライト ３ サイドライト ４ 方向指示灯 ５ メインスイッチ（ヘッドライトスイッチと連動） ６ 作動スイッチ（方向指示灯スイッチと連動）

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 次の事項を内容とする自動車のターンラ
   イトシステム。自動車の両側面にターンライト（１）
   （ヘッドライトと同等の照度のもの）を設置し、電源と
   の回路結線及び作動方法は、下記の通りとする。 （イ）電源スイッチは、メインスイッチ（５）と作動ス
   イッチ（６）を設ける。 （ロ）メインスイッチ（５）はヘッドライトスイッチと
   連動とする。（ヘッドライトスイッチＯＮの時、メイン
   スイッチ（５）ＯＮとなる） （ハ）作動スイッチ（６）は方向指示灯スイッチと連動
   とする。（右側方向指示灯スイッチＯＮの時、右側作動
   スイッチ（６）ＯＮ、左側方向指示灯スイッチＯＮの
   時、左側作動スイッチ（６）ＯＮとなる） （ニ）メインスイッチ（５）（ヘッドライトスイッチ）
   をＯＮとし、且つ作動スイッチ（６）（方向指示灯スイ
   ッチ）の操作により、右側又は左側のターンライト
   （１）が点灯又は消灯する。（メインスイッチ（５）Ｏ
   ＦＦの時は作動せず）