JPH061217U - 鍔底受皿 - Google Patents
鍔底受皿Info
- Publication number
- JPH061217U JPH061217U JP047937U JP4793792U JPH061217U JP H061217 U JPH061217 U JP H061217U JP 047937 U JP047937 U JP 047937U JP 4793792 U JP4793792 U JP 4793792U JP H061217 U JPH061217 U JP H061217U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pan
- around
- saucer
- pack product
- step edges
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プラスチックシートを圧空成形や真空引き成
形して鍔底受皿を作ることで均等良質のものを安価に多
量提供することと、受皿の表面段縁の形状を工夫するこ
とで異種類の鍔底形状のものでも互換性よくしかも弾力
的に仮固定陳列したり運搬可能とすること。 【構成】 可撓性プラスチックシートでほぼ板状に成形
して作った受皿1 の周辺に立設した２対の対向段縁2,3
のうちの一対の対向段縁2,2 の中央に弯凹段縁 2ａ,2ａ
を形成し、またこれら各段縁の周辺に連設した段丘面4,
4 の周辺に前記各段縁 2,2ａ,3の高さよりも高い側板5,
5 を連接垂設した。
形して鍔底受皿を作ることで均等良質のものを安価に多
量提供することと、受皿の表面段縁の形状を工夫するこ
とで異種類の鍔底形状のものでも互換性よくしかも弾力
的に仮固定陳列したり運搬可能とすること。 【構成】 可撓性プラスチックシートでほぼ板状に成形
して作った受皿1 の周辺に立設した２対の対向段縁2,3
のうちの一対の対向段縁2,2 の中央に弯凹段縁 2ａ,2ａ
を形成し、またこれら各段縁の周辺に連設した段丘面4,
4 の周辺に前記各段縁 2,2ａ,3の高さよりも高い側板5,
5 を連接垂設した。
Description
【０００１】
この考案は底鍔付パック製品における多種多様の底鍔を弾力的に互換性良く受 けて仮固定陳列できる鍔底受皿に関する。
【０００２】
この種の受皿に代わる扁平な包装箱としては従来例えば実開昭５６−１０７３ １３号公報記載のものが有った。 この従来の技術は中央に窓孔を形成した方形をなす天板の対向する一方の２辺 に折目を介して側板と底板の一部を形成する前記辺と同一幅の第１のフラグをそ れぞれ延在し、前記天板の対向する他方の２辺に折目を介して前記側板と同一幅 の側板と前記辺長を半径とする弧状の側縁と端部に係止段付縁を形成した前記底 板幅の略２／３の長さの第２のフラグとをそれぞれ延在して前記係止段付縁を係 合させることで第１のフラグと合せて底板を形成したことを特徴とする包装箱で ある。
【０００３】
前記した従来の技術は一枚の紙葉やシートから天板四辺の折り目を介し側板や フラグを折る・曲げる・差し込む等の複雑な工程を経て作るものであるから、自 動製造が不可能で均等良品を大量にしかもコスト安に提供することができないと いう第１の問題点が有った。
【０００４】 また鍔底付パック製品の鍔底形状の違い例えば正方形と長方形・円と楕円とい った形状の相異で包装箱自体の形状も規制されてしまい互換性に乏しいという第 ２の問題点が有った。
【０００５】 さらにパック製品の底鍔を直接に受けるものであるからクッション効果がなく 、破損し易いパック製品の包装には向かないという第３の問題点が有った。
【０００６】 この考案は前記した各問題点を除去するために、プラスチックシートを圧空成 形や真空引き成形して鍔底受皿を作ることで均等良質のものを安価に多量提供す ることと、受皿の表面段縁の形状を工夫することで異種類の鍔底形状のものでも 互換性よくしかも弾力的に仮固定陳列可能とすることを目的とする。
【０００７】
上記したこの考案の目的は、可撓性プラスチックシートでほぼ板状に成形して 作った受皿の周辺に立設した２対の対向段縁のうち例えば長辺の対向段縁の中央 に弯凹段縁を形成し、またこれら各段縁の周辺に連設した段丘面の周辺に前記各 段縁の高さよりも高い側板を連接垂設することで達成できる。
【０００８】
受皿の段丘面上に弯凹段縁の輪郭にマッチした形状で僅かに大径の底鍔を有す る円形ドーム形パック製品を載せると底鍔の外縁で弯凹段縁を自己弾力に抗し僅 小寸法だけ押し広げることができ、その復帰弾力で上記底鍔を支持してパック製 品を受皿に仮固定載置できる。
【０００９】 なおパック製品を受皿から取外すには前記弯凹段縁の底鍔に対する支持弾力に 抗して取外せば良い。
【００１０】 また台形ドーム形状のパック製品を受皿の段丘面上に載置した場合にはその方 形底鍔を２対の対向段縁の自己弾力で支持して台形ドーム形パック製品を受皿上 に仮固定載置することができ、上記弾力に抗して受皿から上記製品を取外すこと ができる。
【００１１】
実施例について図面を参照して説明する。 先ずこの考案の基本構成は図１に示すように、ポリオレフイン類シートなどの 可撓性プラスチックシートでほぼ方形に圧空成形して作った受皿1 の周辺に立設 した２対の対向段縁2,3 のうち１対の対向段縁2,2 の中央に円弧の一部をなす弯 凹段縁 2ａ,2ａを形成し、またこれら各段縁 2,2ａ,3の周辺に連設した段丘面4, 4 の周辺に前記各段縁 2,2ａ,3の高さよりも高い側板5,5 を連接垂設してこの考 案による鍔底受皿を構成する。
【００１２】 なお受皿1 には図１の一点鎖線で示す楕円形のような大孔 1ａを明けてもよい 。
【００１３】 この考案の基本構成は以上のようなもので、次にその使用例につき以下説明す る。 受皿1 上に弯凹段縁 2ａの輪郭にマッチした形状で僅かに大径の底鍔6 を有す る円形ドーム形パック製品7 を図２、図３に示すように載せると、底鍔6 の外縁 で弯凹段縁 2ａ,2ａの下部を外側に向け図４のようにその自己弾力に抗し０．５ ｍｍ程度の僅小寸法ｄだけ撓ませて押し広げることができ、その復帰弾力で上記 底鍔6 をシッカリ支持してパック製品7 を受皿1 に仮固定載置できる。
【００１４】 そしてこの状態で受皿1 やパック製品7 に運搬衝撃などにより無理な外力が加 わると、図４の一点鎖線で示すように側板5 や段丘面4 がそれぞれ弾力に抗して 弛むので、パック製品7 を弾力的に支持して保護できる。
【００１５】 なおパック製品7 を受皿1 から取外すには前記弯凹段縁 2ａの底鍔6 に対する 図４における支持弾力に抗して取外せば良く、また図３の一点鎖線で示すドーム 形以外のパック製品10の底部を弯凹段縁 2ａや他の段縁2,3 で受けて載置するこ ともできる。
【００１６】 また図５、図６に示すように台形ドーム形状のパック製品8 を受皿1 上に載置 した場合にはその方形底鍔9 を２対の対向段縁2,2,3,3 の自己弾力で支持して台 形ドーム形パック製品8 を受皿1 上に仮固定載置することができ、上記弾力に抗 して受皿1 から上記製品8 を取外すことができる。
【００１７】 なお受皿1 は図７に示すように複数枚を一体的に並列成形してマルチ受皿 1Ａ としてもよく、さらに多数枚を縦横無尽に一体並設してもよい。
【００１８】 また図８、図９に示す実施例はそれぞれ弯凹段縁 2ａを深く形成して底鍔6 に 対する弯凹段縁 2ａの撓み寸法ｄをより大きく稼いだ例であるが、この例でも図 ８の一点鎖線で示すように側板5 や段丘面4 が受皿1 上のパック製品7 に加わる 外力などで弛むのでパック製品7 を外力から保護できる。
【００１９】
この考案は以上説明したように構成したので、以下に記載の効果を奏する。 可撓性プラスチックシートでほぼ板状に成形して作った受皿1 の周辺に立設し た２対の対向段縁2,3 のうちの一対の対向段縁2,2 の中央に弯凹段縁 2ａ,2ａを 形成し、またこれら各段縁の周辺に連設した段丘面4,4 の周辺に前記各段縁 2,2 ａ,3の高さよりも高い側板5,5 を連接垂設するに当り、この考案による受皿1 は プラスチックシートを圧空成形や真空成形して作ったので、均等良質のものをコ スト安に多量提供できるという第１の効果が有る。
【００２０】 また特にこの考案は受皿1 上に弯凹段縁 2ａの輪郭にマッチした形状で僅かに 大径の底鍔6 を有する円形ドーム形パック製品7 を載せると底鍔6 の外縁で弯凹 段縁 2ａ,2ａをその自己弾力に抗し僅小寸法だけ押し広げることができ、その復 帰弾力で上記底鍔6 をシッカリ支持してパック製品7 を受皿1 に仮固定載置でき 、陳列時とか運搬時にパック製品7 は妄りに動くことがなく、長期間美しく陳列 維持したり、安全に運搬できるというような第２の効果も有る。
【００２１】 そしてこの状態で受皿1 やパック製品7 に運搬衝撃などにより無理な外力が加 わると、側板5 や段丘面4 がそれぞれ弾力に抗して弛むので、パック製品7 を弾 力的に支持して保護できるという第３の効果も有る。
【００２２】 なおパック製品7 を受皿1 から取外すには前記弯凹段縁 2ａの底鍔6 に対する 支持弾力に抗して簡単に取外せるので、販売に際し簡便であるといった第４の効 果も有る。
【００２３】 また立方体や直方体などの方形のパック製品8 を受皿1 上に載置することもで き、この場合にはその方形底鍔9 を２対の対向段縁2,2,3,3 の自己弾力で支持し て前記方形のパック製品8 を受皿1 上に仮固定載置することができ、上記弾力に 抗して受皿1 から上記製品8 を取外すことができるので、多種多様な底鍔付パッ ク製品を互換性よく仮固定陳列することができるという第５の効果も有る。
【図１】この考案実施例の斜視図
【図２】この考案の使用例を示す平面図
【図３】図２の断線における拡大断面図
【図４】図３の要部の拡大断面図
【図５】図２と異なる使用状態の平面図
【図６】図５の断線における拡大断面図
【図７】この考案の他の実施例を示す平面図
【図８】図４に示すものの他の実施例を示す拡大断面図
【図９】図６に示すものの他の実施例を示す断面図
1 受皿 1a 大孔 2,3 対向段縁 ａ 弯凹段縁 4 段丘面 5 側板
Claims (1)
- 【請求項１】 可撓性プラスチックシートでほぼ方形に
成形して作った受皿1 の周辺に立設した２対の対向段縁
2,3 のうちの１対の対向段縁2,2 の中央に弯凹段縁 2
ａ,2ａを形成し、またこれら各段縁の周辺に連設した段
丘面4,4 の周辺に前記各段縁 2,2ａ,3の高さよりも高い
側板5,5 を連接垂設してなる鍔底受皿。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP047937U JPH061217U (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 鍔底受皿 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP047937U JPH061217U (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 鍔底受皿 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH061217U true JPH061217U (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=12789292
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP047937U Pending JPH061217U (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 鍔底受皿 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH061217U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4325825Y1 (ja) * | 1965-12-10 | 1968-10-29 |
-
1992
- 1992-06-16 JP JP047937U patent/JPH061217U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4325825Y1 (ja) * | 1965-12-10 | 1968-10-29 |
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