JPH06121246A - 衛星放送受信機の衛星初期設定方法 - Google Patents

衛星放送受信機の衛星初期設定方法

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JPH06121246A
JPH06121246A JP4269878A JP26987892A JPH06121246A JP H06121246 A JPH06121246 A JP H06121246A JP 4269878 A JP4269878 A JP 4269878A JP 26987892 A JP26987892 A JP 26987892A JP H06121246 A JPH06121246 A JP H06121246A
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JP
Japan
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satellite
frequency
initial setting
antenna
frequency converter
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Application number
JP4269878A
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English (en)
Inventor
Takahiro Onozawa
高広 小野沢
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 放送衛星(BS)および通信衛星(CS)双
方の電波を受信するために複数のアンテナ入力端子を設
けた衛星放送受信機における受信条件の初期設定をオン
スクリーン表示等により容易に設定するようにした衛星
初期設定方法。 【構成】 入力部7で画面を初期設定状態にする。次
に、入力部7より偏波ごとに分けた衛星ごとに、入力端
子番号およびCS用アンテナの第1の周波数コンバータ
25の周波数とをそれぞれ初期設定し、メモリ部8に記憶
させる。上記の初期設定後の通常使用状態で入力部7に
より衛星とチャンネルとを指定すると制御部9がアンテ
ナに対し偏波面設定信号を出力するとともに切換回路5
を切り換えて所定の入力端子(2、3)に設定する。ま
た、第2の周波数コンバータ6(チューナ4)の局部発
振周波数を、設定した第1の周波数コンバータ(22、2
5)の周波数に応じて所定の周波数に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放送衛星(以下、「B
S」と記す)および通信衛星(以下、「CS」と記す)
双方の電波を受信可能とするため、複数のアンテナ入力
端子を設けた衛星放送受信機における受信条件の初期設
定をオンスクリーン表示等により容易に設定するように
した衛星初期設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、BSに続き、CSも次々に打ち上
げられ、我が国もいよいよ衛星放送時代に入った感が強
い。かかる衛星放送を複数の衛星から受信するためには
従来の地上波放送の受信と異なり、相応の受信条件の設
定が必要である。通常、アンテナを複数要し、また、C
Sによる送信電波は、隣接チャンネル相互の干渉妨害を
防ぐために水平偏波と垂直偏波とに分けている等のため
である。このような衛星放送を受信するアンテナは固定
式と回転式とに分けられ、さらに偏波分波器タイプと偏
波切換器タイプとに分けられる。そして、固定式アンテ
ナを使用する場合には受信する衛星に応じて複数のアン
テナが必要である。特に、複数のアンテナを使用して共
同受信する場合には、干渉妨害を防止するために各アン
テナのコンバータの周波数を標準(11.2GHz )より偏移
させたものを使用する必要がある。
【0003】このように、アンテナが複数の場合や偏波
の相違等から受信機のアンテナ入力端子は1つのみでは
不足となり、2以上設ける必要が生じる。従って、2以
上のアンテナ入力端子を設けた受信機による衛星放送の
受信にあたっては、衛星ごとに入力端子、偏波面さらに
共同受信の場合にはコンバータの周波数の条件を設定す
る必要がある。そして、この条件設定は通常操作の前段
階(初期設定)で行っておかなければならない。従来、
上記の条件設定は、受信機に複数のスライドスイッチ等
を設け、これらを切り換えて設定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、衛星放送受
信機における前記受信条件設定を、従来の方法と比べ、
より設定し易くした衛星初期設定方法を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記衛星放送
受信機において、水平または垂直の偏波ごとに分けた衛
星ごとに前記入力端子の指定と、前記アンテナそれぞれ
に具備された第1の周波数コンバータの局部発振周波数
の指定とを初期設定する入力部と、前記初期設定におけ
る設定項目を表示する表示部と、前記初期設定した状態
を記憶するメモリ部と、前記表示部およびメモリ部の制
御と、前記初期設定後の通常使用状態で前記入力部より
衛星指定およびチャンネル指定があったときには該指定
衛星に対応した前記初期設定に係るデータを前記メモリ
部より読み出し、該データに基づく前記複数の入力端子
を所定の端子に切り換える制御と、受信機に設けてなる
第2の周波数コンバータの局部発振周波数を前記指定し
た第1の周波数コンバータの局部発振周波数に応じて所
定の周波数に設定する制御と、前記通信衛星用アンテナ
に具備した偏波切換器への所定の偏波切り換え信号の出
力制御とをなす制御部とを具備し、前記偏波ごとに分け
た衛星ごとの受信条件を前記表示部による表示を介して
初期設定するようにした衛星放送受信機の衛星初期設定
方法を提供するものである。
【0006】
【作用】画面を初期設定状態にする。次に、入力部より
偏波ごとに分けた衛星ごとに、入力端子番号およびアン
テナの第1の周波数コンバータの周波数とをそれぞれ設
定し、メモリ部に記憶させる。上記の初期設定後の通常
使用状態で衛星とチャンネルとを指定すると制御部がア
ンテナに対し偏波面設定信号を出力するとともに入力端
子を所定の端子に設定する。また、第2のコンバータ
(チューナ)の局部発振周波数を設定した第1の周波数
コンバータの周波数に応じて所定の周波数に設定する。
【0007】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による衛星放送
受信機の衛星初期設定方法を説明する。図1は本発明に
よる衛星放送受信機の衛星初期設定方法の一実施例を示
す要部ブロック図であり、受信機を2入力端子とした例
である。また、図2はオンスクリーン表示例である。図
1において、1は衛星放送受信機、2は第1のアンテナ
入力端子、3は第2のアンテナ入力端子、4はチュー
ナ、5は各アンテナ入力端子よりの信号を切り換える切
換回路、6は第2の周波数コンバータ、7は衛星初期設
定または衛星指定等の入力部、8は初期設定や第2の周
波数コンバータ6の制御データを記憶するメモリ部、9
は切換回路5、第2の周波数コンバータ6、オンスクリ
ーン表示部10およびアンテナの偏波切換器における偏波
切り換え等を制御する制御部、10はオンスクリーン表示
部である。
【0008】また、アンテナ系において、21はBSアン
テナ、22はBSアンテナ用の第1の周波数コンバータ、
23は偏波分波器タイプのCSアンテナ、24はCSアンテ
ナ用の垂直偏波(V)用の第1の周波数コンバータ、25
はCSアンテナ用の水平偏波(H)用の第1の周波数コ
ンバータ、26は混合器である。衛星用アンテナは前述の
ように、種々のタイプがあり、使用者が受信を希望する
衛星に合わせ選択する。この場合、アンテナを2以上使
用し、且つその1つが偏波分波器タイプである場合のよ
うに、アンテナ出力が3系統以上になるときは混合器等
を使用して2系統に纏める。この場合、2系統に纏めた
各系統の信号内容は一般論的にはアンテナの種類や組み
合わせ等で異なってくるが、個々の受信段階では使用ア
ンテナの種類や組み合わせ等は定まるので各系統の信号
内容は定まる。下記説明の初期設定はこの定まった状態
に対して行うことはいうまでもない。
【0009】尚、本実施例の説明ではアンテナ系を図1
のように構成した個別受信とし、CSアンテナ23ではS
CCーB号を受信するものとする。そして、2系統に纏
めた信号をS1およびS2とし、CS水平偏波信号のS1を第
1の入力端子2へ、BSとCS垂直偏波信号とを混合し
たS2を第2の入力端子3へそれぞれ接続するものとす
る。また、BSアンテナの第1の周波数コンバータ22は
10.678GHz、CSアンテナの垂直偏波用第1の周波数コ
ンバータ24は10.99 GHz、水平偏波用第1の周波数コン
バータは11.2GHzを使用する。図1のアンテナ構成の場
合、各コンバータを上記周波数にすることで正常な受信
が可能となる。
【0010】次に、本発明による初期設定方法について
説明する。入力部7により、オンスクリーン表示を初期
設定画面にする。該初期設定画面の設定は制御部9が入
力部7よりの入力に基づきオンスクリーン制御部10を制
御してなされる。図2にこの表示例を示す。同図(A)
は工場出荷状態、(B)は初期設定後である。上記の設
定で先ず、(A)が表示される。図示してないが、表示
メニューには他の衛星を含み、順繰りにこれら他の衛星
を表示することができる。尚、既に打ち上げられた衛星
として、JCSAT-1号、同2号、また今後打ち上げ予定の
ものとしてSCC-A号、SAJAC-1号、同2号等がある(平
成4年9月現在)。衛星(サテライト)名は偏波ごとに
分けて表示される。そして、現在は未だ打ち上げられて
いない衛星(上記)については何らかの表示(本実施例
では入力表示箇所に「取消」)をしておく。現在すでに
営業中の衛星についての入力端子番号の初期表示〔図
(A)〕は本実施では「1」にしてある。また、第1の
周波数コンバータ(22、24、25)については、標準周波
数が決められており、CSでは11.2GHz、BSでは10.6
78GHzである。従って、初期表示は当該周波数を表示し
ておくことが使用者にとって便利である。
【0011】アンテナ系の構成を図1のようにした場合
には、S2は第2の入力端子3であるので、SCCーBの
V(垂直偏波)及びBSを「1」から「2」に設定す
る。この設定は、入力部7で、カーソル表示を該当部分
に移動して行う。同様に、SCCーBのVを「10.99 」
GHzにする。本例の場合、他の表示部分は初期表示のま
までよいので、初期設定としては図2(B)となる。こ
の状態をメモリ部8に記憶させる。共同受信や他の衛星
受信の場合には前述のように、CSアンテナ用の第1の
周波数コンバータを標準周波数のものから他の周波数
(11.3GHz、10.99 GHz、10.873GHz等からアンテナ構
成により選択)のものになるので、受信衛星ごとにその
使用周波数に変更し、メモリ部8に記憶させる。また、
前記「取消」表示の衛星が打ち上げられ、それを受信す
べくアンテナ構成を新たにした場合には、該「取消」部
分を含めて再設定する。
【0012】このようにして初期設定した後の通常動作
では、入力部7による衛星指定に従い、制御部9がメモ
リ部8よりデータを読み出し、切換回路5、第2の周波
数コンバータ6および偏波切換器それぞれに制御信号を
出力して正規受信状態に設定する。偏波切換器に対する
制御信号S3は、本実施例では分波器タイプとしたので不
使用であるが偏波切換タイプのアンテナを使用した場合
には該制御信号S3により偏波面が設定される。以上が本
発明による初期設定方法であり、オンスクリーン表示を
見ながら設定できるので初期設定が簡単に行える。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、や
やもすれば複雑になりがちな衛星放送受信の初期設定が
オンスクリーン表示を見ながら行えるので、従来のよう
に複数のスライドスイッチ等を切り換えて設定する方法
に比べ操作がやり易く、且つ誤設定を防ぐことができ、
衛星放送受信機としての機能向上に寄与するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による衛星放送受信機の衛星初期設定方
法の一実施例を示す要部ブロック図である。
【図2】オンスクリーン表示例である。
【符号の説明】
1 衛星放送受信機 2 第1のアンテナ入力端子 3 第2のアンテナ入力端子 4 チューナ 5 切換回路 6 第2の周波数コンバータ 7 入力部 8 メモリ部 9 制御部 10 オンスクリーン表示部 21 BSアンテナ 22 BSアンテナ用第1の周波数コンバータ 23 CSアンテナ 24 垂直偏波用第1の周波数コンバータ 25 水平偏波用第1の周波数コンバータ 26 混合器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送衛星(BS)用アンテナと通信衛星
    (CS)用アンテナとを受信機に複数設けてなる入力端
    子それぞれに結合して複数の受信条件に対応するように
    した衛星放送受信機において、水平または垂直の偏波ご
    とに分けた衛星ごとに前記入力端子の指定と、前記アン
    テナそれぞれに具備された第1の周波数コンバータの局
    部発振周波数の指定とを初期設定する入力部と、前記初
    期設定における設定項目を表示する表示部と、前記初期
    設定した状態を記憶するメモリ部と、前記表示部および
    メモリ部の制御と、前記初期設定後の通常使用状態で前
    記入力部より衛星指定およびチャンネル指定があったと
    きには該指定衛星に対応した前記初期設定に係るデータ
    を前記メモリ部より読み出し、該データに基づく前記複
    数の入力端子を所定の端子に切り換える制御と、受信機
    に設けてなる第2の周波数コンバータの局部発振周波数
    を前記指定した第1の周波数コンバータの局部発振周波
    数に応じて所定の周波数に設定する制御と、前記通信衛
    星用アンテナに具備した偏波切換器への所定の偏波切り
    換え信号の出力制御とをなす制御部とを具備し、前記偏
    波ごとに分けた衛星ごとの受信条件を前記表示部による
    表示を介して初期設定するようにしたことを特徴とする
    衛星放送受信機の衛星初期設定方法。
  2. 【請求項2】 前記表示部における表示がブラウン管デ
    ィスプレイによるオンスクリーン表示としたことを特徴
    とする請求項1記載の衛星放送受信機の衛星初期設定方
    法。
JP4269878A 1992-10-08 1992-10-08 衛星放送受信機の衛星初期設定方法 Pending JPH06121246A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007104031A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Sony Corp 高周波信号処理装置およびこれを用いたテレビ受信機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007104031A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Sony Corp 高周波信号処理装置およびこれを用いたテレビ受信機
JP4701972B2 (ja) * 2005-09-30 2011-06-15 ソニー株式会社 テレビ受信機

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