JPH06121080A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH06121080A
JPH06121080A JP4265036A JP26503692A JPH06121080A JP H06121080 A JPH06121080 A JP H06121080A JP 4265036 A JP4265036 A JP 4265036A JP 26503692 A JP26503692 A JP 26503692A JP H06121080 A JPH06121080 A JP H06121080A
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JP
Japan
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rotation
image forming
main body
unit
forming apparatus
Prior art date
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Pending
Application number
JP4265036A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Obata
正人 小幡
Osamu Kizaki
修 木▲崎▼
Shigeki Sawa
茂樹 沢
Tamiya Akimoto
民也 秋本
Fumio Kuzumi
文男 来住
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Publication of JPH06121080A publication Critical patent/JPH06121080A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置本体の自動回転による全方向からの操作
性の向上と、本体回転動作時の操作性、生産性の維持向
上を図ることができる画像形成装置を提供する。 【構成】 入力された画像情報をシート上に可視画像と
して記録する記録手段を有する画像形成装置において、
装置本体(マシン本体部19)を回転駆動させる駆動モ
ータ51と、装置本体外側部の所定個所に設けられ、装
置を使用する人の存在を検知する人体検知スイツチ31
と、スイツチ31からの検知信号に基づき、装置本体に
対する人の位置を判別するセンサ群660と、判別され
た人の存在位置と装置本体に設けられている画像形成用
操作部位置との位置情報から2つの位置を一致させるた
めに必要な回転角度を演算するCPU601と、回転方
向を判別するセンサ群660と、駆動モータ51を、演
算された所定角度かつ回転方向に回転制御する本体回転
制御部650とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、フアクシミ
リ、あるいはプリンタ等の画像形成装置に係り、詳しく
は、画像形成装置本体の回転機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から一般的に使用されている複写機
等の画像形成装置は、使用する際の操作方向が使用者か
ら見て常に一方向に固定されているため、それら機器の
オフイス内での設置場所は殆どの場合、壁ぎわや部屋の
隅に限られていた。また、装置外装の一部は装置内部に
必要に応じて手を入れられるよう、開閉自在に構成され
ているが、操作方向側に開閉部が開くようになつている
ため、それら機器を設置する際は必ず操作手前側にかな
りの空間を設けるべく設置しなければならなかつた。最
近では従来一般のオフイスレイアウトにとらわれない全
く新しいオフイスデザインが各種提案されており、画像
形成装置等OA機器もそのような新しいオフイスデザイ
ンに対応すべく、どこからでも操作が可能で設置する場
所も制限されない新しいタイプのものが求められてい
る。操作方向にとらわれない複写機の提案は既になされ
ており、例えば、実開昭63−74597号公報、実開
昭63−21946号公報に記載された複写機は、装置
本体を回転自在に支持する回転機構を備え、操作する方
向に応じて使用者が複写機を手動回転させて使用するよ
うに構成されており、どこからでも操作できるようにな
つている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】複写機等の画像形成装
置は、小型から大型のものまで使用頻度や使用目的によ
つて様々な種類の機器が各種存在し、特にオフイスで使
用される中型以上の機器(重量60〜90kg)を使用
者自らが操作したい方向に手動で回転させるためにはあ
る程度の力を必要とし、回転させるための手間も掛かつ
ていた。女性の場合はこの不具合が顕著である。ここ
で、手動による回転動作を自動化する際に手動回転より
も操作性、生産性共に低下してしまう自体の発生が懸念
される。つまり、回転動作が適切に制御されない場合
に、使用者に対して適切な操作位置に本体操作部が位置
決めされず操作上の不都合を生じたり、回転方向、回転
角度が適切でないと却つて操作するまでに時間を要し、
生産性の低下を招くおそれがある。さらに、回転対象と
なつている本体ユニツトへの給電部が偏つた回転動作に
よつてねじれたりよじれたりして給電に支障を来すおそ
れもあり、回転しては不都合な状況での回転が操作性の
著しい低下を招くおそれもある。従つて、使用状況に応
じたきめ細かな回転動作、回転角度および回転方向の制
御を実施することが必要となる。
【0004】本発明はこのような背景に鑑みてなされた
ものであり、装置本体の自動回転による全方向からの操
作性の向上と、本体回転動作時の操作性、生産性の維持
向上を図ることができる画像形成装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、入力された
画像情報をシート上に可視画像として記録する記録手段
を有する画像形成装置において、装置本体を回転駆動さ
せる回転駆動手段と、装置本体外側部の所定個所に設け
られ、装置を使用する人の存在を検知する検知手段と、
該検知手段からの検知信号に基づき、前記装置本体に対
する人の位置を判別する位置判別手段と、判別された人
の存在位置と前記装置本体に設けられている画像形成用
操作部位置との位置情報から2つの位置を一致させるた
めに必要な回転角度を演算する演算手段と、回転方向を
判別する回転方向判別手段と、前記回転駆動手段を、演
算された所定角度かつ回転方向に回転制御する制御手段
とを備えたことにより達成される。
【0006】
【作用】本発明では、装置本体に対する使用者の位置を
判別し、使用者と装置本体操作部とを一致させるための
適切な回転制御を行うことによつて、装置本体回転動作
時の装置性の維持向上を図り、また、適切な回転方向お
よび回転角度を演算し、回転制御を行うことによつて、
装置本体を回転させる際の本体回転動作時の生産性の維
持向上を図る。
【0007】
【実施例】まず、本発明の適用される装置を図1乃至図
17を参照して説明する。図1を基に装置全体の概要説
明を行う。装置は原稿読み取り部1、回転排紙トレイ部
2、作像部3、固定給紙部4、タンデム回転給紙部5よ
り主に構成されている。原稿台6にセツトされた原稿
は、原稿読み取り部1により読み取られ、デジタル信号
に変換される。上記信号に基づき画像書き込み部7から
レーザ光が作像部3の感光体8上に照射される。感光体
8は、複写開始信号が入力されると回転し始め、帯電チ
ヤージヤ9により均一な電位に帯電され、画像書き込み
部7により潜像化され、現像装置10により像が視覚化
される。一方、シート12は、給紙部4,5によりレジ
ストローラ15部に搬送され、所定のタイミングで転写
部へ給送される。そして転写チヤージヤ11によりトナ
ーがシート12上に転写され、その後感光体8は、クリ
ーニング装置13により清掃され、除電ランプ14によ
り均一に除電され、1サイクルをなす。シート12は、
転写後搬送装置20を経て定着装置16により定着さ
れ、回転排紙トレイ部2に排紙される。また本装置は、
二重分割構造となつている。すなわち、本装置は、キヤ
スタ17が付加されているベース部18と、原稿読み取
り部1、回転排紙トレイ部2、作像部3、固定給紙部
4、及びタンデム回転給紙部5を有するマシン本体部1
9とより構成される。この構成によりベース部18とマ
シン本体部19の独立した回転を可能としている。ま
た、上記のようにベース部18とマシン本体部19の独
立した回転を可能としているので、装置の形状は円筒形
の形状が採用されている。固定給紙部4とタンデム回転
給紙部5からなる給紙部21のうち、固定給紙部4は通
常の給紙トレイ22を有し、タンデム回転給紙部5は回
転トレイ23を有している。24は各トレイをスライド
させるためのスライドレール、25は駆動部、26はシ
ートエンド検知センサ、27は給紙ユニツト、29は給
紙ローラ、30は排紙トレイである。
【0008】図2は画像形成装置の正面図、図3は同、
側面図である。前述したように、装置は円筒形の形状が
採用されている。これは、上述したように二重分割構造
を有し、ベース部18とマシン本体部19の独立した回
転を可能としているためである。また、後述するよう
に、回転給紙機構、回転排紙機構を採用しているためで
ある。また装置周囲には図に示すように、人体検知スイ
ツチ31が取り付けられている。この人体検知スイツチ
31は、装置本体回転制御の回転停止位置制御に用いら
れる。装置本体の正面を、オペレータの押した人体検知
スイツチ31の方向に向けるようにしていることによ
り、オペレータの方向に正しく装置本体の正面を向くよ
うにしている。図4〜図7は前カバーの各状態を示す正
面図である。図4に示すように前カバー40を閉じた状
態において、前カバー40は外装カバー41の外周面と
面一の形態となつている。次に前カバー40を引き出す
と外装カバー41より突出した状態となる(図5)。さ
らに、前カバー40は外装の外周面に沿つてスライドし
て行き(図6)、前カバー40部の後にユーザのジヤム
取りやサービスマンのためのメンテナンス用としての開
口部42が得られることになる(図7)。装置は円筒形
の形状が採用されているので、上記のように外装カバー
開閉構成として前カバー開口部は、外装カバー41の外
周面に沿つて開口するカバースライド構成とすることが
可能となつた。その結果、本方式は従来のボツクス形複
写機に採用されている観音開き形の前カバー開閉機構に
比べ、昨今ニーズが高まつている省スペース化に対し有
利となつている。
【0009】図8、図9に本体回転機構の概要図を示
す。本装置は、前述したように二重分割構造を有し、キ
ヤスター17が付加されているベース部18、原稿読み
取り部1、回転排紙トレイ部2、作像部3、固定給紙部
4、タンデム回転給紙部5を有するマシン本体部19よ
り構成される。この構成によりベース部18とマシン本
体部19の独立した回転を可能としている。マシン本体
部19には、コロ50が取り付けられておりベース部1
8の図示しないガイド溝をスライドし、回転する構成と
なつている。なお、回転の中心はマシンの中心にあり、
装置形状が円筒であるので上視状態では円の中心とな
る。また、回転運動の駆動源である駆動モータ51は、
ベース部18とマシン本体部19の二重分割構造のう
ち、ベース部18に取り付けられている。回転運動の駆
動源である駆動モータ51からの駆動伝達は、駆動モー
タ51の軸に取り付けられた駆動用平歯車52と、その
外側のマシン本体部19の従動用平歯車53で行われる
ようになつている。駆動側の平歯車52は、例えばタイ
トナ式に片支持にして従動用内平歯車53の偏心を吸収
する。また、従動用内平歯車53のピツチ円直径は、本
体の外径に対しほぼ同等にできるため、本体回転トルク
が大きくても減速用歯車の使用を減らすことが可能とな
る。さらに、回転運動の駆動源である駆動モータ51か
らの駆動伝達機構を構成する駆動用平歯車52と従動用
内平歯車53のうち、駆動用平歯車52を内側に配置し
ていることによつて、ベース部18をマシン本体部19
に組み込む時、ベース部18の図示しないガイド溝にコ
ロ50をマシン本体部19の回転の中心を合わせて組み
込めば完了するので、駆動伝達においてベルトを介した
駆動伝達方式に比べ有利と言える。
【0010】次に回転給紙機構の概要について図10〜
図13を参照しながら述べる。単数から複数のシート群
12を収納できる給紙部4,5は、マシン本体部19内
から両サイドのスライドレール24により本体外へ引き
出しを可能にする構成となつている。タンデム回転給紙
部5の回転トレイ23は、駆動部26により回転トレイ
23の任意の一点を中心に、360度自動回転移動可能
となつており、またタンデム回転給紙部5内の図示しな
いロツクソレノイドがオフすることにより回転トレイ2
3をロツクし、回転不可能にすることができる。また、
回転トレイ23の任意の回転中心軸は、マシン本体部1
9の設置面に対して垂直にしてあり、マシン本体部19
の設置面に対して水平に保持された回転トレイ23を、
水平な状態を保つたまま回転移動制御させることが可能
となつている。タンデム回転給紙部5上には、回転トレ
イ23が回転移動中にシート12がばらけるのを防止す
るため、およびシート搬送時のスキユーを防止するため
に、回転トレイ23の回転中心を支点にして放射する線
に平行になるように、図示しないシート端面規制フエン
ス、シート搬送方向に垂直な図示しないエンドフエンス
を設けている。タンデム回転給紙部5上に収納できるシ
ート群数は、収納可能な最大シートサイズに応じて決め
られる。例えば、回転中心を支点にし、向かい合わせて
2組、小サイズ紙(A5,B6,HLTなど)なら回転
中心を支点にし、放射状に3組収納できる。さらに、極
小サイズ紙なら回転中心を支点にし、放射状に4組収納
も可能となる。そのため1段分のスペースに小サイズ紙
なら複数のシート群を収納できることになり、1つのト
レイに1〜4サイズのシートサイズも収納可能となつて
いる(図12、図13参照)。なお、28a,28b,
28cは第1、第2、第3シート収納部である。しかし
ユーザによつては、中サイズのシートしか使わないとこ
ろや小サイズのシートがメインに使うところなどまちま
ちで、1つのトレイに1〜4サイズのシートサイズを収
納可能にすると、給紙分離部やシート端面規制フエンス
分コストアツプになりデメリツトとなるため、回転トレ
イを1,2組用、3組用、4組用とタイプ分けし、ねじ
や止め輪等で簡単に外れるようにし、ユーザの要望に応
じたタイプに対応すべくトレイを簡易脱着可能にしてい
る。次に、シート12を補給する時の動作を説明する。
タンデム回転給紙部5をマシン本体部19から引き出
す。タンデム回転給紙部5はマシン本体部19と電源コ
ードでつながつていないため、図示しないロツクソレノ
イドがオフして、図示しないロツクレバーにより回転ト
レイ23が固定される。次に回転トレイ23に収納可能
なシートサイズかを確認した後、図示しないシート端面
規制フエンスを、補給するシートサイズに合わせてから
シート12を補給する。この時、回転トレイ23が1,
2組用の場合、A3,B4,A4,B5,DLT,R
G,LTサイズの縦送りなら1サイズ、A4,B5,A
5,B6,A6,LT,HLTの横送りとA5,B6,
A6,HLTサイズの縦送りなら2サイズとなる。3組
用かつ同一サイズで同一方向ならA5,B6,A6,H
LTの横送り、B6,A6の縦送りなら3サイズを、A
4の横送りを1つならA6を縦横送りに係わらず2組、
B5縦送りならA6横送りを2サイズ、B5横送りなら
B6,A6の横送りとA6縦送りなら2サイズなど組み
合わせることによつて単数から複数のシート12を混載
して収納できる。タンデム回転給紙部5をマシン本体部
19内にセツトすると、回転トレイ23上に積載された
シート群のサイズを図示しないサイズ検知器で検出し、
各シート収納部28a,28b,28cにシート12が
収納されているかをシートエンド検知センサ26で検出
する。なお、タンデム回転給紙部5がマシン本体部19
から外に出ている時は、給紙ユニツト27、給紙ローラ
29は回転退避状態を保つことになる。シート給紙動作
について説明する。マシン本体部19内で1個のタンデ
ム回転給紙部5は、1個の給紙ユニツト27とペアで構
成される(図1)。ユーザが希望するシート12がタン
デム回転給紙部5上にはあるが、給紙ユニツト27側に
ない時、タンデム回転給紙部5の図示しないロツクソレ
ノイドがオンして図示しないロツクレバーを回転させ、
回転トレイ23を回転可能にする。給紙ユニツト27の
給紙ローラ29を解除して、タンデム回転給紙部5から
退避させる。回転トレイ23を駆動部25により回転移
動させて、ユーザの希望するシート12を給紙ユニツト
27側へ回転移動し固定する。そして再び給紙ユニツト
27の給紙ローラ29をタンデム回転給紙部5の図示し
ない分離部に圧接させて給紙状態になる。
【0011】次に回転排紙機構の概要について述べる。
図14は回転排紙トレイ部の平面図、図15は同、側面
図である。画像形成装置内の原稿読み取り部1の下部に
設けられている回転排紙トレイ部2内の排紙トレイ30
は、本体内部に完全に収納されているので、本発明の画
像形成装置の側面においては、本体幅より広い部分はな
くなつている。排紙トレイ30は、第1排紙トレイ30
1と第2排紙トレイ302に2分割されており、各々の
トレイはA4サイズまで対応が可能である。A3サイズ
等のようにA4サイズより大きいサイズのシートに対応
する場合は、排紙口から見て遠い第2排紙トレイ302
が、図示しない駆動部によつて上下移動する第2排紙ト
レイ支持アームによつて略水平状態まで上昇させられる
ような構成になつている(図15)。この時、第1排紙
トレイ301は、排紙口60側へ位置している。また、
排紙トレイ30の2つのトレイ301,302を支持す
る第1排紙トレイ支持アーム303および第2排紙トレ
イ支持アーム304は、一体にそれらを回転させる駆動
モータ306の軸に取り付けられている。第2排紙トレ
イ支持アーム304は、対応シートサイズにより上下動
作を行うため、モータ軸に取り付けられる固定部と、上
下動作を行う可動部の分割構造になつている。さらに、
第1排紙トレイ301の下面には排紙トレイ部が回転動
作を行う際に、動作をガイドする回転用ガイドレール3
10が円状に設けられている。また、ガイドレール31
0およびその取り付け台、駆動モータ306は、引き出
しトレイ61に全て取り付けられており、排紙トレイ3
0が動作していない時は、その下面に設けられたガイド
部材がガイドレール315,316と嵌合してスムーズ
に引き出し可能な構成となつている。回転動作可能な排
紙トレイ30は、通常のコピー動作が行われる時は、ま
ず第1排紙トレイ301が排紙口60側にあるとコピー
動作開始可能状態となる。同時に、この位置を回転のホ
ームポジシヨンとする。装置本体の排紙口60から排紙
されたシートは、シートサイズがA4以下の場合はその
まま第1排紙トレイ301に順次排紙される。一方、排
紙されるシートサイズがA4サイズ以上である場合、排
紙トレイ30がホームポジシヨンにある時、排紙口60
から遠い側の垂直方向に回転動作可能な第2排紙トレイ
302がその支持アーム304により略水平まで上昇
し、排紙されたシートを受ける。A4サイズ以上のサイ
ズのシートのコピー動作が終了し、第2排紙トレイ30
2上に設けられた図示しないシート有無検知センサが紙
なしを検知し、引き出しトレイ61がセツトホームポジ
シヨンにあることを検知すると、上述の2つの図示しな
いソレノイドがオフして、第2排紙トレイ支持アーム3
04が下降する。また、排紙されるシートのサイズがA
4サイズ以下の時は、排紙トレイ30が回転することに
より2部までソートすることが可能となつている。33
9はライトアツプランプである。
【0012】次に排熱、オゾン除去関連機構の概要につ
いて述べる。図16は感光体周りの一部と定着部近傍の
斜視図、図17は排熱ダクト部の斜視図である。電子写
真装置の画像形成プロセスにおいて、感光体8を帯電さ
せる際、感光体8の周囲に設けられている帯電チヤージ
ヤ9に電圧を印加し、コロナ放電を発生させて行う。そ
してその際、帯電チヤージヤ9周辺にはオゾンが発生す
る。ここで発生したオゾンがそのまま感光体8周辺に停
留すると、感光体8上に付着しやがて感光体表面を変質
させてしまい、その結果画像ぼけや画像欠け、滲み等、
画像品質を劣化させることになる。そのため感光体8の
周囲からオゾンを除去することが望まれる。また、トナ
ーをシート上に転写したものを定着させるための定着装
置16から発生する排熱処理も問題となる。定着装置1
6はシート上のトナーを溶融して定着作業を行う。この
際ヒータは170度〜190度位に加熱されるので、定
着装置16周辺からかなり高温の熱気が発生する。そこ
でこれを外に排熱する必要がある。図に示すように、帯
電チヤージヤ9から発生したオゾンは、共通ダクト70
を介しシロツコフアン71によつて吸引され、さらに排
熱フアン72によつて吸引され、定着装置16からの排
熱と共に規制部材により共通ダクト70へ導かれる構成
となつている。また、吸引されたオゾンと排熱は規制部
材を用いて下方へ搬送され、排気を装置の下方から行う
ことを可能としている。
【0013】次に制御モード関連技術についてその概要
を説明する。まず本体回転制御について述べる。装置本
体の回転停止位置は、装置本体の正面をオペレータの押
した人体検知スイツチ31の方向に向けるようにしてい
る。そのことにより、オペレータの方向に正しく装置本
体の正面が向くようになつており、360度どの方向か
らも装置に容易にアクセスすることができる。またその
際、回転方向を回転距離が短くなる方向に設定するよう
にしているので、回転時間が短縮できさらに操作性を向
上させている。本体回転時の電源コードのよじれ防止の
制御は、装置本体の正面を、オペレータの方に向けるた
めに回転させる際に、不揮発性RAMに記憶された現在
のホームポジシヨンから装置本体の回転数に応じてCP
Uにより回転数が所定回以上の時は、電源コードのよじ
れを戻す方向に回転方向を設定するようにして行われ、
これにより電源コードが断線したりすることを防いで信
頼性を向上させている。また、回転数が所定回以下の時
は、回転距離が短くなる方向に設定して回転時間が短縮
するように切り換えることにより、操作性を向上させて
いる。本体回転時の回転禁止の制御について説明する。
オペレータにより装置本体の回転要求があつた時に、装
置本体の状態がレデイかレデイでないかをCPUにより
判定し、レデイ状態ではない時は、装置本体の回転を禁
止することにより、オペレータが作業している際に不用
意に回転することによる怪我を防ぎ、安全性を向上させ
るようにしている。
【0014】次に回転給紙制御について述べる。回転給
紙制御におけるシートエンド時のシートの選択および回
転給紙部の制御について説明する。シートエンド時に同
一サイズのシートが他の給紙段にある時は、自動的にそ
の給紙段を選択してコピー動作を続ける。さらに同一サ
イズのシートが他の複数の給紙段にある時は、回転動作
を行わずに済む給紙段を自動的に選択することにより、
シート補給のためにコピー動作を中断することなく続行
して生産性を向上させている。また、同一サイズのシー
トが他の給紙段にない時は、回転給紙部5をロツク機構
によりロツクして、オペレータが引き出した時に回転し
てしまいシートの補給動作の妨げになつたり、回転給紙
部5を戻した時にホームポジシヨンからずれてしまうこ
とを防止し、またさらに、回転給紙部5を90度回転さ
せて引き出し口側の方に向けることにより、回転給紙部
5を引き出した時にオペレータの方を向くようにしたの
で、シートの補給がさらに行いやすくなつている。さら
に引き出す量も少なくて済むため、操作性が向上してい
る。次に回転排紙制御について述べる。
【0015】回転排紙制御におけるトレイ回転時の回転
排紙部2の安全制御に関して説明する。回転排紙部2を
回転制御しているか、またはこれから回転制御しようと
する際に、排紙口60にオペレータの手等異物が挿入さ
れている時は、回転動作を禁止することにより怪我を防
止して安全性を向上させている。回転排紙制御における
トレイ回転時の回転排紙部2のソーテイング制御に関し
て説明する。コピー部数が2部の時に回転排紙部2を回
転制御して、回転排紙部2の2つのトレイ30a,30
bに交互に収納することにより、部数2部のソーテイン
グ機能を実現させている。回転排紙制御におけるトレイ
回転時の回転排紙部2のコピー終了後の制御に関して説
明する。コピー動作が終了した後で回転排紙部2を回転
制御して、シートの排紙された回転排紙部2のトレイ3
0をオペレータの方に向けることにより、排紙されたシ
ートを取り出しやすくして操作性の向上を図つている。
回転排紙制御におけるシートサイズ変更時の回転排紙部
2の排紙トレイ30の制御に関して説明する。排紙トレ
イ30の状態とシートサイズを合わせることにより排紙
されたシートがばらけるのを防ぎ取り出しやすくして操
作性の向上を図つている。
【0016】次に、本発明の特徴部分を説明する。ま
ず、本体回転機構の詳細について説明する。図18はマ
シン本体部とベース部の斜視図、図19は本体回転機構
の詳細正面図、図20は同、平面図、図21はベース部
の斜視図、図22はマシン本体部の平面図、図23は
同、正面図、図24はかみ合い歯車の歯数と回転速度を
示す説明図、図25は同、数式を示す図である。図1
8、図19に示すように、マシン本体部19の回転中心
80は、画像形成装置の設置面81に対して垂直になる
ように保持され、マシン本体部19とベース部18は、
回転中心部で止め輪90により位置決めと抜け止めが行
われている。マシン本体部19は複数のコロ50によ
り、ベース部18のベース82に対して自動回転が可能
になつている。画像形成工程に必要な電力は、施設にあ
るコンセントから電源コード83を経由して、回転中心
80を通つて画像形成装置内に送られる。電源コード8
3はベース82の中心を通る前に2分割し、一方のコー
ド83aをマシン本体部19へ、他方のコード83bを
ベース部18に接続する(図19)。ベース82に対し
てマシン本体部19を自動回転する駆動機構部91は、
ベース側に持たすことにより画像形成工程に直接関わら
ない騒音をユーザの耳から遠ざけ、またマシン本体部1
9の自重により振動を最小限に抑える。また、自動回転
する駆動機構部91を持つベース部18を取り外し、代
わりに装置底板92のキヤスタ取り付け穴93にキヤス
タ17を、スタンド取り付け穴94にスタンド95を取
り付けることにより、マシン本体部19を回転可能タイ
プと固定(自動回転不可)タイプに変更できる(図1
9、図20、図23)。マシン本体部19の外形形状は
高さを持つた円筒型で、それによりマシン本体部19が
回転しても、隣接する物やユーザに(追突による)ダメ
イジを与えなくて済む(図18)。ベース82に取り付
けた機構により、マシン本体部19を自動回転する駆動
方式は、歯車による駆動方式とし、装置底板92に内平
歯車53であつて、ピツチ円直径101が画像形成装置
外形に近いくらい大きな物を取り付け、その内平歯車5
3の内側へかみ合うように小型の平歯車52をベース8
2に取り付けることにより、特に複数の歯車を組み合わ
せた減速器を取り付けることなく、重量の重いマシン本
体部19を自動回転させる駆動源の駆動モータ51を許
容最大トルクの小さいものとすることができる。また歯
車による駆動方式により、生産ライン上での組立性を向
上させることができる。さらに、上記したベース部18
に対するマシン本体部19を自動回転可能タイプと固定
タイプ間で変更する時などに、装置の軸心をベースの軸
心に合わせて歯車をかみ合わせ、止め輪90を掛けるだ
けで完成する。そのためタイミングベルト96とプーリ
97や、チエーンとスプロケツトなどの駆動方式に比
べ、マシン本体部19とベース部18を組み合わせ、止
め輪90を掛けた後に、タイミングベルト96やチエー
ンを一定の張力内で張る工程が省ける。また、歯車伝達
方式に対して、チエーンやタイミングベルト96を使う
巻き掛け伝達方式では、一方の歯車をもう一方の歯車内
に配置できないため、減速比の上限は歯車伝達方式に対
して劣ることから、歯車伝達方式なら生産性の向上を図
りながらコストダウンができる(図20、図21、図2
2、図24)。ベース上で画像形成装置を自動回転制御
する検出方式は、ベース82にフイラー98を、またマ
シン本体部19にホームポジシヨン検知センサ99を1
つずつ配置し、ホームポジシヨン検知センサ99をフイ
ラー98が切る位置をホームポジシヨンとして、そこか
ら装置が回転した量を駆動モータ51からパルス数とし
て検出する(図19)。装置の周囲に取付けられた人体
検知スイツチ31からの信号により、装置本体回転制御
部は、駆動モータ51に装置本体の正面(操作部のある
位置)を、信号を発した人体検知スイツチ31の所まで
回転させるのに必要なパルス数を送り、マシン本体部1
9を回転制御する。なお、100はコロ取り付け部であ
る。
【0017】次に前カバー開閉機構について述べる。図
26は前カバーの斜視図、図27〜図30は前カバーロ
ツク機構の各動作状態の構成図、図31は前カバーのス
ライド機構を示す正面図、図32は同、平面図である。
前カバー40は、カバーの閉状態を保持するためのマグ
ネツト110および吸引板111、マグネツト110の
着脱を行うためのカバー取手112、カバー取手112
の動作によりマグネツト110と吸引板111の剥離動
作を行うレバー113、マシン本体部19に取り付けら
れ前カバー40をスライド開閉させるためにガイドする
左右レール114,115、前カバー40に取り付けら
れ左右レール114,115をガイドするためのアーム
116により構成される。前カバー40を閉じた状態で
はカバー取手112は、図27の状態である。前カバー
40を開く時、カバー取手112を手前に引くとカバー
取手112とレバー113は回転中心117を中心とし
て回転し、マグネツト110と吸引板111の剥離動作
が行われることになる(図28〜図30)。次に、カバ
ー取手112の開動作によりマグネツト110と吸引板
111の剥離動作が行われ、前カバー40は、これをガ
イドする左右レール114,115に沿つてアーム11
6を介してガイドされ、外装カバー41の外周面に沿つ
て開口する。なお、左右レール114,115は図32
にあるように、マシン本体部19の外周に沿つた弧の部
分と、弧の部分よりやや内に屈曲した部分より構成され
る。これにより、レバー113が左右レール114,1
15の形状の屈曲した部分にガイドされている場合は、
前カバー40が閉状態であり、左右レール114,11
5の形状が内に屈曲しているので、前カバー40は本体
外周面と面一となる。また、前カバー40が開状態で
は、レバー113が左右レール114,115の形状の
マシン本体部19の外周に沿つた弧の部分にガイドされ
るので、前カバー40は本体外周面上から突出した状態
となる。前カバー40を閉状態にすると、マグネツト1
10が吸引板111を吸着し閉状態を保持する(図3
1、図32)。このように構成することによつて前カバ
ー40は、外装カバー41の外周面に沿つてスライドで
きる。118は軌跡を示す。
【0018】次に本体回転停止位置制御について述べ
る。マシン本体部19の回転時の停止位置の制御に関し
て説明する。図33はマシン本体部19の回転時の停止
位置の制御の流れを表すフローチヤートである。S0ス
テツプにおいてオペレータによりマシン本体部19側面
に配置された人体検知スイツチ31が押されると、S1
ステツプではCPUにより複数ある人体検知スイツチ3
1のうちどのスイツチ(A点)が押されたのかを検知す
る。そしてS2ステツプではCPUにより揮発性RAM
に記憶されたデータから、現在どの人体検知スイツチ3
1に対応する位置(B点)にマシン本体部19の正面が
向いているかを検知して、S3ステツプではA点とB点
の位置関係から、右回りか左回りか回転距離が小さくな
る方向に回転方向を決めて回転時間を短縮する。S4ス
テツプではCPUにより本体回転制御部を制御し、B点
からA点までマシン本体部19をS3ステツプで設定し
た回転方向に回転して、オペレータの方にマシン本体部
19の正面を向ける。そしてS5ステツプで揮発性RA
Mのデータを、現在の位置のデータに変更して制御を終
了する。このように、マシン本体部19の正面をオペレ
ータの押した人体検知スイツチ31の位置まで回転させ
ることにより、オペレータの方にマシン本体部19の正
面が向くので、360度どの方向からでも装置に容易に
アクセスすることができる。またその際、回転方向を回
転距離が短くなる方向に設定するので、回転時間が短縮
でき、さらに操作性が向上する。
【0019】次にマシン本体部19の回転時の電源コー
ド83のよじれ防止の制御に関して説明する。図34は
マシン本体部19の回転時の電源コード83のよじれ防
止の制御の流れを表すフローチヤートである。S10ス
テツプにおいてオペレータによりマシン本体部19の側
面に配置された人体検知スイツチ31が押されると、S
11ステツプではCPUにより複数ある人体検知スイツ
チ31のうちどのスイツチ(A点)が押されたのかを検
知する。次にS12ステツプではCPUにより揮発性R
AMに記憶されたデータから、現在どの人体検知スイツ
チ31に対応する位置(B点)にマシン本体部19の正
面が向いているかを検知する。そしてS13ステツプで
はCPUによりマシン本体部19の回転のホームポジシ
ヨンから現在どちらの方向(右回りあるいは左回り)に
何回転しているかを不揮発性RAMのデータから検出し
(n回)、S14ステツプではCPUにより回転数が所
定の(例えば3回)回数以上かどうかを判断し、所定の
回数以上回転している場合は優先的に現在の回転方向と
は逆に回転方向を決めて電源コード83がさらによじれ
ることを防ぎ、所定の回数以下の回転数の時は、A点と
B点の位置関係から右回りか左回りか回転距離が小さく
なる方向に回転方向を決めて、回転時間を短縮する。S
15ステツプではCPUにより本体回転制御部を制御
し、S14ステツプで設定された回転方向でB点からA
点までマシン本体部19を回転して、オペレータの方に
マシン本体部19の正面を向ける。そしてS16ステツ
プでは現在のホームポジシヨンからの回転数を不揮発性
RAMに格納し、さらにS17ステツプで揮発性RAM
のデータを現在の位置のデータに変更して制御を終了す
る。このように、マシン本体部19の正面をオペレータ
の方に向けるために回転させる際に、不揮発性RAMに
記憶されたデータよりホームポジシヨンからの現在のマ
シン本体部19の回転数を検出して、その回転数に応じ
てCPUにより回転数が所定回以上の時は電源コード8
3のよじれを戻す方向に回転方向を設定して、電源コー
ド83が過剰によじれて断線したりすることを防いで信
頼性を向上させ、回転数が所定回以下の時は回転距離が
短くなる方向に設定して、回転時間が短縮するように切
り換えることにより操作性を向上させている。
【0020】次にマシン本体部19回転時の回転禁止の
制御に関して説明する。図35はマシン本体部19回転
時の回転禁止の制御の流れを表すフローチヤートであ
る。S20ステツプにおいてオペレータによりマシン本
体部19の側面に配置された人体検知スイツチ31が押
されて回転要求があつたとすると、S21ステツプでは
CPUにより現在の装置の状態がコピー動作可能なレデ
イ状態かどうかが判定され、S22ステツプでは装置の
状態がコピー中であつたり、ジヤム処理やトナー補給の
ために各開口部に設けられた図示しないドアオープン検
知センサによりドアオープンが検知されている等の理由
によりレデイ状態ではないと判断した時は、S23ステ
ツプでマシン本体部19の回転を禁止する。逆にS22
ステツプでCPUにより現在の装置の状態がコピー動作
可能なレデイ状態であると判断した時は、S23ステツ
プでマシン本体部19の回転を許可して、図33または
図34に示したフローに従つて、マシン本体部19を回
転してオペレータの方にマシン本体部19の正面を向け
る。このように、オペレータによりマシン本体部19の
回転要求があつた時に、装置の状態がコピー動作可能な
レデイ状態かレデイ状態ではないかをCPUにより判定
し、レデイ状態でない時はマシン本体部19の回転を禁
止して、オペレータが作業している際に不用意に回転す
ることによるオペレータの怪我を防ぎ安全性を向上させ
る。
【0021】次に、マシン本体部19の回転終了後の停
止位置の制御に関して説明する。図36はマシン本体部
19の回転終了後の停止位置の制御の流れを表すフロー
チヤートである。S30ステツプにおいて、マシン本体
部19の回転が行われたとすると、S31ステツプでは
タイマにより何らかの形の装置へのアクセス、例えば操
作部のキー入力部への入力や人体検知スイツチ31への
接触等が行われなかつた時間(T)を検出し、S32ス
テツプでCPUによりアクセスのなかつた時間(T)が
所定時間以上経つているかいないかが判定され、アクセ
スのなかつた時間(T)が所定時間以上経つていない時
は、そのままアクセスのない時間を検出し続けるが、ア
クセスのなかつた時間(T)が所定時間以上経つている
時は、S33ステツプに進み、CPUにより本体回転制
御部を制御してマシン本体部19を回転させ、ホームポ
ジシヨンに位置を戻して電源コード83のよじれを戻
す。このように、マシン本体部19を回転した後に、所
定時間以上入力などのアクセスがない時は、マシン本体
部19を回転してホームポジシヨンに位置を戻すことに
より電源コード83のよじれを戻し、電源コード83が
よじれて切断したりすることを防ぎ信頼性を向上させて
いる。
【0022】次に排熱、オゾン除去機構について詳細に
説明する。感光体8を帯電させる際は、感光体8の周囲
に設けられている帯電チヤージヤ9に電圧を印加しコロ
ナ放電を発生させて行う。帯電チヤージヤ9は一般的に
微小径のワイヤをアルミ等のシールドケース中に張り、
そのシールドケースの一部は削除したような構造をして
いる。その削除された領域からコロナイオンが放出され
る構成となつている。コロナワイヤに電圧を印加する
と、ワイヤの周囲に局所的な強い電界が形成され、部分
的な空気の絶縁破壊が起こり放電が持続する。空気の絶
縁破壊の際、帯電チヤージヤ9の周辺にはオゾンが発生
する。ここに発生したオゾンがそのまま感光体8付近に
滞留すると感光体8上に付着し、やがて感光体8の表面
を変質させてしまい、その結果、像ぼけや像欠け、滲み
等、画像品質を劣化させることになり、さらに帯電チヤ
ージヤ9の図示しないエンドブロツクの絶縁性劣化など
さまざまな問題を発生させることになる。従つて、感光
体8の周囲からオゾンを除去することが望まれることは
前述した通りである。一方、電子写真装置の作像システ
ム上もう一つ問題になるのが定着装置16から発生する
排熱である。通常、定着装置16は、シート上のトナー
に圧力を掛けると同時に定着装置16内の定着ローラ1
6a,16b(図16)に備えられている図示しないヒ
ータを用いて、シート上のトナーを溶融して定着作業を
行う。この際、前記のヒータは170℃〜190℃位に
加熱されるので、定着装置16の周辺からはかなり高温
の熱気が発生する。この熱気がそのまま滞留している
と、マシン本体部19内の温度が上昇してしまい、マシ
ン本体部19および作像部3に対して好ましくない状態
になるので、マシン本体部19外に排熱を除去する必要
があることも前述した通りである。本発明の構成におい
ては図16に示すように、帯電チヤージヤ9から発生し
たオゾンは入口に活性炭フイルタ401を設けたダクト
402を介し、シロツコフアン71によつて吸引され、
排熱フアン72によつて吸引される定着装置16の排熱
と共に規制部材により共通ダクト70へ導かれる。共通
ダクト70は、図37に示すようにマシン本体部19を
回転させるためにマシン本体部19の形状を円筒形にし
ているために発生するマシン本体部19内の空間に設け
てあり、設けられている位置は操作部の設けられている
位置とは対向する位置になる。即ち、ユーザが装置しよ
うとする際に操作部が自分の正面にくるように、マシン
本体部19が回転しても排気および排熱は常にユーザか
ら一番遠い方へ行われる状態が保たれるので、如何なる
方向から装置にアクセスしても排気または排熱による不
快感を受けずに済むこととなる。また、共通ダクト70
は、図17に示すようにダクトを配設する際に回避する
部材がない位置に設けることができるので、作像部3周
辺から下方に真つ直ぐ配設することが可能になる。そこ
で、吸引されたオゾンと排熱を規制部材を用いて下方に
搬送し、排気をマシン本体部19の下方から行うことを
可能としている。その際、オゾンは空気より重いので下
方に搬送することは容易であり、熱気が上昇しないよう
に下方から図示しないフアンなどで吸引し、搬送方向を
規制する必要がある。マシン本体部19の最下部と同じ
高さに設けられている共通ダクト70の出口から排出さ
れたオゾンと熱気は、マシン本体部19の下方に設けら
れているマシン本体部19を回転させるためのベース部
18上に、マシン本体部19の回転に伴つて回転移動す
る共通ダクト70の移動軌跡上に設けられた図示しない
排出口から排出されるようになつている。オゾンは人体
に有害な気体であり、許容濃度は0.1ppmとされて
おり、0.02ppmで人間の嗅覚で感知できてしま
う。また、オゾンは熱分解性を持つている。吸引された
オゾンと排熱は、共通ダクト70内で下方に搬送される
際に混合され、オゾンは熱分解されながら下方へ搬送さ
れる。また、共通ダクト70内には活性炭フイルタが複
数設けられており、熱分解し切れなかつたオゾンを搬送
される気体中から除去する補助を行つている。さらに、
オゾンを熱分解するための反応時間を稼ぐためにダクト
の長さを稼ぐためにも、本構成を以てすると複雑なはい
回しが不要になる。
【0023】以下、本発明の適用される画像形成装置の
制御モード関連について説明する。まず制御の全体ブロ
ツクについて説明する。図38に制御関係の全体ブロツ
ク図を示す。600は制御部(コントローラ)で、この
画像形成装置本体の制御を司るマイクロコンピユータを
構成する中央演算装置(以下CPUと略す)601、タ
イマ602、CPU601を動作させるためのプログラ
ムデータ等の固定データを格納するROM603、各種
モードのセツトフラグ、セツト枚数、倍率、マシン本体
部19の正面がどの人体検知スイツチ31に対応してい
るかと言つたテンポラリなデータを一時的に格納し電源
オフにてデータが消失する揮発性RAM604、プロセ
ス設定データ、ジヤム回数、サービスマンコール回数、
通紙枚数、マシン本体部19がホームポジシヨンに対し
て何回、どちらの方向に回転しているかと言つたロギン
グデータ等を格納して電源オフにてもデータが消失しな
い不揮発性RAM605、オペレータに対する各種表示
およびオペレータからの各種入力情報を得る操作部61
0、帯電、現像と言つた画像形成を行う作像部3を制御
する複写プロセス部620、固定給紙部4およびタンデ
ム回転給紙部5の回転、給紙動作を制御する給紙制御部
630、回転排紙部2の回転等を制御する排紙制御部6
40、マシン本体部19の回転を制御する本体回転制御
部650、シートの有無、サイズや各種移動部のホーム
ポジシヨン等制御に必要な情報を検知する各種センサ群
660、またCPU601と操作部610、複写プロセ
ス部620、給紙制御部630、排紙制御部640、本
体回転制御部650、各種センサ群660とのインター
フエースを司るI/O606より構成され、ROM60
3に格納された制御プログラムに基づいて複写シーケン
スを総轄制御する。操作部610はオペレータへ各種メ
ツセージ等を表示するCRTデイスプレイ、LCD等に
よる表示部611と、オペレータからの各種入力情報
(プリントキー、モードセツトキーなど)を検知するキ
ー入力部612により構成される。また給紙制御部63
0は、タンデム回転給紙部5を回転させるための駆動部
25を制御する給紙回転制御部631と、給紙装置4,
5内の分離、搬送に関する各ローラおよび給紙、搬送駆
動モータを駆動する給紙搬送駆動部632と、給紙ロー
ラ29を給紙状態/非給紙状態に切り換えるために上下
させるためのソレノイド141を制御する給紙ローラ駆
動部633と、底板上昇レバー146を給紙状態/非給
紙状態に切り換えるために上下させるための底板上昇モ
ータ147を制御する底板上昇レバー駆動部634、お
よびタンデム回転給紙部5の回転動作の禁止/解除を切
り換えるためのロツクソレノイド120を制御する給紙
ロツク制御部635により構成される。
【0024】また排紙制御部640は、回転排紙部2内
の排紙トレイ30を回転させるための駆動モータ306
を制御する排紙回転制御部641と、排紙トレイ30を
大サイズ用/小サイズ用に切り換え、さらに排紙された
シートを止める仕切板305を大サイズ用/小サイズ用
に切り換えるための駆動部318を制御するトレイ切り
換え駆動部642と、回転排紙部2内に設けられたラン
プ339のオン、オフを制御するランプ制御部644か
ら構成される。さらに各種センサ群660には、給紙時
にその段のシートの有無を検知するシートエンド検知セ
ンサ26、シートのサイズを検知するサイズ検知部13
1、マシン本体部19と回転排紙部2とタンデム回転給
紙部5の各々の回転のホームポジシヨンを検知するホー
ムポジシヨン検知センサ99、回転ホームポジシヨン検
知センサ320、回転トレイH.P検知センサ161、
オペレータが接触することによりオペレータが装置に対
してどの位置にいるかを検知する人体検知スイツチ3
1、回転排紙部2内にオペレータの手などが入つていな
いかを検知する障害物検知センサ333、回転排紙部2
の内部に排紙されたシートが残つているかいないかを検
知するシート有無検知センサ331等により構成されて
いる。そして実際の制御では、CPU601にI/O6
06を介して各種センサ群660により検知した装置の
状態、または操作部610のキー入力部612からオペ
レータにより入力された操作モード等が伝えられる。す
ると、それに応じてROM603に格納されたプログラ
ムに基づいて、CPU601からI/O606を介して
操作部610の表示部611に、装置に関する情報がオ
ペレータに対して表示されたり、複写プロセス部620
を制御して帯電条件や現像条件などを設定したり、給紙
制御部630を制御してシートを給紙したり、排紙制御
部640を制御してトレイを大サイズ/小サイズ用に切
り換えたり、本体回転制御部650を制御してマシン本
体部19を回転させたり、といつた処理を行う。またさ
らに上記装置においては、一連のCPU601の判断動
作をROM603または不揮発性RAM605に予め記
憶させておいてもよい。このことは後述される各制御動
作についても同様である。
【0025】次に電源オン時のイニシヤライズの制御に
関して説明する。図39に電源オン時のイニシヤライズ
の制御の流れを表すフローチヤートを示す。S120ス
テツプでは装置の電源がオンされたとする。S121ス
テツプではまず図40に示したマシン本体部19の回転
動作チエツクフローに進む。S121−0ステツプでは
CPU601により不揮発性RAM605に記憶された
マシン本体部19のホームポジシヨンに対する回転数を
検知し、S121−1ステツプでCPU601により本
体回転制御部650を制御して電源コード83のよじれ
がなくなるように、ホームポジシヨンまで本体を回転さ
せてホームポジシヨン検知センサ99によりマシン本体
部19が回転のホームポジシヨンの位置にセツトされた
のを確認する。そしてS121−2ステツプでは回転動
作が正常に行われたかどうかをCPU601により判定
して、もし正常に行われなければS121−3ステツプ
で操作部610の表示部611にその旨を表示してオペ
レータに知らせる。逆にS121−2ステツプでマシン
本体部19の回転が正常に行われたと判定された時は、
S121−4ステツプで不揮発性RAM605にマシン
本体部19のホームポジシヨンに対する回転数をホーム
ポジシヨンに戻したので0回転として格納して、S12
2ステツプに戻り図41に示したタンデム回転給紙部5
の回転動作チエツクフローに進む。S122−0ステツ
プではCPU601により給紙ローラ駆動部633を制
御して給紙ローラ29を上方に退避させ、さらにS12
2−1ステツプでCPU601により底板上昇レバー駆
動部634を制御して底板上昇レバー146を下方に退
避させて、タンデム回転給紙部5の回転に備える。そし
てS122−2ステツプでCPU601により給紙回転
制御部631を制御することにより、タンデム回転給紙
部5を回転させて回転トレイH.P検知センサ161に
よりタンデム回転給紙部5が回転のホームポジシヨンの
位置にセツトされたのを確認する。そしてS122−3
ステツプではCPU601により給紙底板上昇レバー駆
動部634を制御して底板上昇レバー146を給紙状態
にセツトし、さらにS122−4ステツプでCPU60
1により給紙ローラ駆動部633を制御して給紙ローラ
29を給紙状態にセツトする。そしてS122−5ステ
ツプではタンデム回転給紙部5の回転動作が正常に行わ
れたかどうかをCPU601により判定して、もし正常
に行われなければS122−6ステツプで操作部610
の表示部611にその旨を表示してオペレータに知らせ
る。逆にS122−5ステツプでタンデム回転給紙部5
の回転が正常に行われたと判定された時は、S123ス
テツプに戻り図42に示した回転排紙部2の回転動作チ
エツクフローに進む。S123−0ステツプでは回転排
紙部2に設けられた障害物検知センサ333により回転
排紙部2内のオペレータの手等の異物の有無が検知さ
れ、S123−1ステツプでCPU601により異物が
回転排紙部2内にあるかないかを判断して、異物がある
と判断した時はS123−2ステツプで操作部610の
表示部611にその旨を表示してオペレータに知らせて
S123−0ステツプに戻る。逆に異物がないと判断し
た時は、S123−3ステツプでCPU601により排
紙回転制御部641を制御して排紙トレイ30を回転さ
せて、回転ホームポジシヨン検知センサ320により排
紙トレイ30が回転のホームポジシヨンの位置にセツト
されたのを確認する。そしてS123−4ステツプでは
排紙トレイ30の回転動作が正常に行われたかどうかを
CPU601により判定して、もし正常に行われなけれ
ばS123−5ステツプで操作部610の表示部611
にその旨を表示して、オペレータに知らせる。逆にS1
23−4ステツプで排紙トレイ30の回転が正常に行わ
れたと判定された時は制御を終了する。このように、電
源オン時にマシン本体部19、タンデム回転給紙部5お
よび回転排紙部2の回転動作のチエツクを行いホームポ
ジシヨンに位置をセツトすることにより、正しく動作し
ない時はその旨を速やかにオペレータに知らせることが
でき、回転排紙部2やタンデム回転給紙部5の位置がホ
ームポジシヨンからずれていることにより、排紙や給紙
でのジヤムが起きたりすることを防ぐ。また特にマシン
本体部19に関しては電源オン後にホームポジシヨンに
戻すことにより、電源コード83のよじれを防ぐことが
できるので信頼性が向上する。
【0026】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、装置本体
を自動回転させることによつて全方向からの操作性を向
上させ、さらに装置本体回転動作時の操作性の維持向上
を図ることができる。
【0027】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加え、適切な回転方向および角度を演
算し回転制御を行うことによつて、装置本体を回転させ
る際の本体回転動作時の生産性の維持向上を図ることが
できる。
【0028】請求項3記載の発明によれば、請求項1お
よび2記載の発明の効果に加え、回転方向およびその回
数を監視する手段を設けることによつて、本体ユニツト
への給電部のねじれ、よじれを防止し、安定した給電を
行うことができる。
【0029】請求項4記載の発明によれば、請求項3記
載の発明の効果に加え、使用状況に応じて装置本体の回
転方向を給電の安定性を優先させて決定することによつ
て、信頼性の高い装置が実現できる。
【0030】請求項5ないし9記載の発明によれば、人
の存在が検知されても回転動作が実行されると不都合
(例えば、画像形成動作中、ジヤム発生時、シートある
いはトナー補給時、装置本体外装部が開いた状態時)だ
と判断された場合は、回転動作を禁止することによつ
て、操作上の不具合を未然に防止することができる。
【0031】請求項10記載の発明によれば、請求項1
記載の発明の効果に加え、回転制御の基準となるホーム
ポジシヨンを設定し、常にこの位置を基点として回転を
制御することによつて、正確な回転動作が実行できる。
【0032】請求項11記載の発明によれば、請求項1
0記載の発明の効果に加え、電源投入時に回転異常のチ
エツクを実施することによつて、信頼性の高い回転動作
が実行できる。
【0033】請求項12記載の発明によれば、装置本体
の回転動作に対応して、オゾン、熱の排出方向を本体操
作部と対向する方向にしたことによつて、使用者へのオ
ゾン、熱からもたらされる悪影響を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る画像形成装置の全体構成
図である。
【図2】本発明の実施例に係る画像形成装置の正面図で
ある。
【図3】本発明の実施例に係る画像形成装置の側面図で
ある。
【図4】本発明の実施例に係る画像形成装置の前カバー
の状態を示す正面図である。
【図5】本発明の実施例に係る画像形成装置の前カバー
の状態を示す正面図である。
【図6】本発明の実施例に係る画像形成装置の前カバー
の状態を示す正面図である。
【図7】本発明の実施例に係る画像形成装置の前カバー
の状態を示す正面図である。
【図8】本発明の実施例に係る画像形成装置の本体回転
機構の平面図である。
【図9】本発明の実施例に係る画像形成装置の本体回転
機構の正面図である。
【図10】本発明の実施例に係る画像形成装置の回転給
紙トレイ部の平面図である。
【図11】本発明の実施例に係る画像形成装置の回転給
紙トレイ部の正面図である。
【図12】本発明の実施例に係る画像形成装置の回転ト
レイの一例を示す平面図である。
【図13】本発明の実施例に係る画像形成装置の回転ト
レイの他の例を示す平面図である。
【図14】本発明の実施例に係る画像形成装置の回転排
紙トレイ部の平面図である。
【図15】本発明の実施例に係る画像形成装置の回転排
紙トレイ部の正面図である。
【図16】本発明の実施例に係る画像形成装置の感光体
周りの一部と定着部近傍の斜視図である。
【図17】本発明の実施例に係る画像形成装置の排熱ダ
クト部の斜視図である。
【図18】本発明の実施例に係る画像形成装置のマシン
本体部とベース部の斜視図である。
【図19】本発明の実施例に係る画像形成装置の本体回
転機構の詳細正面図である。
【図20】本発明の実施例に係る画像形成装置の本体回
転機構の詳細平面図である。
【図21】本発明の実施例に係る画像形成装置のベース
部の斜視図である。
【図22】本発明の実施例に係る画像形成装置のマシン
本体部の平面図である。
【図23】本発明の実施例に係る画像形成装置のマシン
本体部の下方の正面図である。
【図24】本発明の実施例に係る画像形成装置のかみ合
い歯車の歯数と回転速度を示す説明図である。
【図25】本発明の実施例に係る画像形成装置の数式を
示す図である。
【図26】本発明の実施例に係る画像形成装置の前カバ
ーの斜視図である。
【図27】本発明の実施例に係る画像形成装置の前カバ
ーロツク機構の動作状態の構成図である。
【図28】本発明の実施例に係る画像形成装置の前カバ
ーロツク機構の動作状態の構成図である。
【図29】本発明の実施例に係る画像形成装置の前カバ
ーロツク機構の動作状態の構成図である。
【図30】本発明の実施例に係る画像形成装置の前カバ
ーロツク機構の動作状態の構成図である。
【図31】本発明の実施例に係る画像形成装置の前カバ
ーのスライド機構を示す正面図である。
【図32】本発明の実施例に係る画像形成装置の前カバ
ーのスライド機構を示す平面図である。
【図33】本発明の実施例に係る画像形成装置の本体回
転停止位置制御のフローチヤートである。
【図34】本発明の実施例に係る画像形成装置の本体回
転時の電源コードよじれ防止制御のフローチヤートであ
る。
【図35】本発明の実施例に係る画像形成装置の本体回
転禁止制御のフローチヤートである。
【図36】本発明の実施例に係る画像形成装置の本体回
転終了後の停止位置制御のフローチヤートである。
【図37】本発明の実施例に係る画像形成装置の共通ダ
クトの平面図である。
【図38】本発明の実施例に係る画像形成装置の全体制
御ブロツク図である。
【図39】本発明の実施例に係る画像形成装置の電源オ
ン時のイニシヤライズ制御のフローチヤートである。
【図40】本発明の実施例に係る画像形成装置の電源オ
ン時のイニシヤライズ制御のフローチヤートである。
【図41】本発明の実施例に係る画像形成装置の電源オ
ン時のイニシヤライズ制御のフローチヤートである。
【図42】本発明の実施例に係る画像形成装置の電源オ
ン時のイニシヤライズ制御のフローチヤートである。
【符号の説明】
1 原稿読み取り部 2 回転排紙トレイ 3 作像部 4 固定給紙部 5 タンデム回転給紙部 18 ベース部 19 マシン本体部 23 回転トレイ 25 駆動部 27 給紙ユニツト 30 排紙トレイ 31 人体検知スイツチ 40 前カバー 51 駆動モータ 70 共通ダクト 71 シロツコフアン 72 排熱フアン 92 装置底板 301 第1排紙トレイ 302 第2排紙トレイ 318 駆動部 401 活性炭フイルタ 600 制御部 601 CPU 610 操作部 620 複写プロセス部 630 給紙制御部 640 排紙制御部 650 本体回転制御部 660 各種センサ群
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋本 民也 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 来住 文男 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像情報をシート上に可視画
    像として記録する記録手段を有する画像形成装置におい
    て、装置本体を回転駆動させる回転駆動手段と、装置本
    体外側部の所定個所に設けられ、装置を使用する人の存
    在を検知する検知手段と、該検知手段からの検知信号に
    基づき、前記装置本体に対する人の位置を判別する位置
    判別手段と、判別された人の存在位置と前記装置本体に
    設けられている画像形成用操作部位置との位置情報から
    2つの位置を一致させるために必要な回転角度を演算す
    る演算手段と、回転方向を判別する回転方向判別手段
    と、前記回転駆動手段を、演算された所定角度かつ回転
    方向に回転制御する制御手段とを備えたことを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、前記制御手段
    は、判別された人の存在位置と装置本体に設けられてい
    る前記装置本体に設けられている画像形成用操作部位置
    との位置情報から2つの位置を一致させるために必要か
    つ最小なる回転角度を演算することを特徴とする画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載において、前記回転駆動手
    段による一連の回転動作時に、前記装置本体の初期位置
    として設定された回転用ホームポジシヨンを基にカウン
    トされる回転数および回転方向データをそれぞれ記憶す
    る記憶手段と、該記憶手段に記憶された回転数および回
    転方向データと予め定められた単一回転方向許容値とを
    比較する比較手段と、該比較手段による比較結果に基づ
    き、前記回転駆動手段の回転方向を制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載において、前記記憶手段に
    記憶された連続する複数の回転方向データが予め定めら
    れた単一回転方向許容値を超えたことが比較手段により
    比較検出された時、演算された最小回転角度および回転
    方向に関わりなく、単一回転方向許容値を超えない方向
    に回転方向を決定する制御手段を備えたことを特徴とす
    る画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載において、前記装置本体が
    特定の状態にある時は、前記検知手段により人の存在が
    検知されても前記回転駆動手段による前記装置本体の回
    転を禁止する制御手段を備えたことを特徴とする画像形
    成装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載において、前記特定の状態
    とは、画像形成動作中であることを特徴とする画像形成
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項5記載において、前記特定の状態
    とは、前記装置本体内でのジヤム発生時であることを特
    徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 請求項5記載において、前記特定の状態
    とは、前記装置本体にシートあるいは記録用トナーを補
    給中であることを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 請求項5記載において、前記特定の状態
    とは、前記装置本体の外装部が開いた状態であることを
    特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 請求項1記載において、任意の回転動
    作終了後、前記装置本体の初期位置として設定された回
    転用ホームポジシヨンからの時間の経過を計測する計測
    手段と、該計測手段により予め定められた所定時間が経
    過したか否かを判定する判定手段と、該判定手段により
    所定時間の経過が確認された後に、前記装置本体を回転
    用ホームポジシヨンへ回転復帰させる制御手段とを備え
    たことを特徴とする画像形成装置。
  11. 【請求項11】 請求項1記載において、前記装置本体
    の電源投入時、前記装置本体に対して初期回転動作を実
    行し、回転動作の異常有無を確認した後に、前記装置本
    体を、前記装置本体の初期位置として設定された回転用
    ホームポジシヨンへ回転復帰させる制御手段を備えたこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  12. 【請求項12】 請求項1記載において、前記装置本体
    内で発生するオゾンおよび熱を排出する排出手段を、常
    に前記画像形成用操作部と対向する位置に配置したこと
    を特徴とする画像形成装置。
JP4265036A 1992-10-02 1992-10-02 画像形成装置 Pending JPH06121080A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001213023A (ja) * 1999-12-17 2001-08-07 Heidelberger Druckmas Ag 印刷機の外装
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