JPH0612102Y2 - 雨樋装置 - Google Patents
雨樋装置Info
- Publication number
- JPH0612102Y2 JPH0612102Y2 JP6843288U JP6843288U JPH0612102Y2 JP H0612102 Y2 JPH0612102 Y2 JP H0612102Y2 JP 6843288 U JP6843288 U JP 6843288U JP 6843288 U JP6843288 U JP 6843288U JP H0612102 Y2 JPH0612102 Y2 JP H0612102Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rain gutter
- metal fitting
- shaped body
- fitting
- bent portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Building Awnings And Sunshades (AREA)
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は建物用の雨樋装置に関するものである。
[従来の技術] 軒先に雨樋を取り付けるにあたって、あらかじめ建物側
に支持金具を打ちつけ、それに雨樋を固定する形式のも
のがあるが、このような支持金具に雨樋を取り付けるに
は、その操作が簡易に行われ、そしてこの支持金具に取
り付けた雨樋が安定して支持されることが必要であり、
そのような要求を充分満たす構成のものは従前において
みられない。
に支持金具を打ちつけ、それに雨樋を固定する形式のも
のがあるが、このような支持金具に雨樋を取り付けるに
は、その操作が簡易に行われ、そしてこの支持金具に取
り付けた雨樋が安定して支持されることが必要であり、
そのような要求を充分満たす構成のものは従前において
みられない。
また軒先に取り付けた雨樋に梯子をかけて修理、清掃な
どを行うにあたっては、梯子および人の重量によって雨
樋自体が撓み、また歪んで危険となり、さらにまた破損
したりしてそれらの重量を充分に支えることに難点があ
った。
どを行うにあたっては、梯子および人の重量によって雨
樋自体が撓み、また歪んで危険となり、さらにまた破損
したりしてそれらの重量を充分に支えることに難点があ
った。
[考案が解決しようとする課題] この考案は雨樋の支持金具に別体の固定金具を付設する
ことにより、雨樋の取り付けを容易にし、また支持金具
の広幅構成のものを随所に用いることによって、雨樋に
梯子を掛けた際にその重量によく堪えるようにした雨樋
装置を得ることを目的とする。
ことにより、雨樋の取り付けを容易にし、また支持金具
の広幅構成のものを随所に用いることによって、雨樋に
梯子を掛けた際にその重量によく堪えるようにした雨樋
装置を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 軒先に固定する支持金具の建物側下方に突設した鉤形の
係合部に、固定金具のU字状体の上端の一つに設けた下
向折り曲げ部を係合し、この固定金具の他の一上端に設
けた同方向の下向折り曲げ部に、雨樋の建物側の一端を
下方より内方に向かって係合し、前記支持金具の外部側
に雨樋の外側端を係合したことを特徴とする雨樋装置の
構成とする。
係合部に、固定金具のU字状体の上端の一つに設けた下
向折り曲げ部を係合し、この固定金具の他の一上端に設
けた同方向の下向折り曲げ部に、雨樋の建物側の一端を
下方より内方に向かって係合し、前記支持金具の外部側
に雨樋の外側端を係合したことを特徴とする雨樋装置の
構成とする。
[作用] 軒先に取り付ける支持金具に付設した固定金具に雨樋の
建物側の端部を係合し、支持金具の他端に雨樋の他の端
部を係合することによって簡単に雨樋を取り付けること
ができる。
建物側の端部を係合し、支持金具の他端に雨樋の他の端
部を係合することによって簡単に雨樋を取り付けること
ができる。
支持金具の広幅構成のものを随所に用いることによっ
て、梯子をその部分に掛けても雨樋が撓んだり、歪んだ
りまた破損することがなく安全である。
て、梯子をその部分に掛けても雨樋が撓んだり、歪んだ
りまた破損することがなく安全である。
[実施例] 第1図はこの考案の雨樋装置を示すもので、建物の軒先
(1)に支持金具(A)を打ち込み金具(a)によって取り付け
る。
(1)に支持金具(A)を打ち込み金具(a)によって取り付け
る。
そして第2図にも詳細に示すようにこの支持金具(A)の
構成としては、アルミニウム押出成型などで一体成型さ
れた型材を適宜幅[約40mm]に裁断したもので、建物側
に接する立壁部(2)を設け、それに続いて屈曲部(3)を設
け、段部(4)を経て平坦部(5)を形成し、その端において
上方に曲がる折り曲げ鉤部(6)を形成している。
構成としては、アルミニウム押出成型などで一体成型さ
れた型材を適宜幅[約40mm]に裁断したもので、建物側
に接する立壁部(2)を設け、それに続いて屈曲部(3)を設
け、段部(4)を経て平坦部(5)を形成し、その端において
上方に曲がる折り曲げ鉤部(6)を形成している。
前述の屈曲部(3)の下面には建物側に開放された鉤部(7)
を設けてある。
を設けてある。
そして、この支持金具(A)に付設する固定金具(B)は、第
3図a、第3図bに詳述するように金属製などでU字状
体(8)に形成されており、このU字状体(8)の一端および
他端にそれぞれ下向折曲げ部(9),(9′)を形成し、また
一方の下向折曲げ部(9)上に爪片(10),(10′)を下方に向
けて形成し、また下向折曲げ部(9)に接してU字状体(8)
において、舌片(11)を内方に向けて打ち抜き形成してあ
る。
3図a、第3図bに詳述するように金属製などでU字状
体(8)に形成されており、このU字状体(8)の一端および
他端にそれぞれ下向折曲げ部(9),(9′)を形成し、また
一方の下向折曲げ部(9)上に爪片(10),(10′)を下方に向
けて形成し、また下向折曲げ部(9)に接してU字状体(8)
において、舌片(11)を内方に向けて打ち抜き形成してあ
る。
この舌片(11)は、第1図示の雨樋(C)に風の吹上げによ
る作用が働いたときに押さえとなる。
る作用が働いたときに押さえとなる。
第4図は支持金具(A)と固定金具(B)の取り付け状態の上
部部分を詳細に示す。
部部分を詳細に示す。
爪片(10),(10′)は、支持金具(A)の鉤部(7)に差し込ま
れ、その弾力性によって固定されている。
れ、その弾力性によって固定されている。
前述の第1図において雨樋(C)は、当初、二点鎖線図示
のような状態において、その外側端鉤部(12)を支持金具
(A)の折り曲げ鉤部(6)に係合させ、つづいて内側端鉤部
(13)を固定金具(B)に下方より係合させる。
のような状態において、その外側端鉤部(12)を支持金具
(A)の折り曲げ鉤部(6)に係合させ、つづいて内側端鉤部
(13)を固定金具(B)に下方より係合させる。
なお、第2図の支持金具(A)を広幅[約500mm]に形成し
た支持金具(A′)[図示せず]を雨樋(C)の取り付け幅の
随所に取り付けることにより、その部分に梯子を掛けて
も安定して安全である。この際、打ち込み金具(a)は数
を増して余分に使用し、また固定金具(B)は支持金具
(A′)のどの位置に取り付けてもよい。
た支持金具(A′)[図示せず]を雨樋(C)の取り付け幅の
随所に取り付けることにより、その部分に梯子を掛けて
も安定して安全である。この際、打ち込み金具(a)は数
を増して余分に使用し、また固定金具(B)は支持金具
(A′)のどの位置に取り付けてもよい。
[考案の効果] この考案の雨樋装置は簡単に取り付けることができて操
作がし易い、すなわち雨樋の嵌合は固定金具との相互の
ばね力を利用してワンタッチ方式で行えるので取り付け
の煩わしさが無い。そして建物外壁よりの張りだしが小
さいのでその周辺が美麗となる。
作がし易い、すなわち雨樋の嵌合は固定金具との相互の
ばね力を利用してワンタッチ方式で行えるので取り付け
の煩わしさが無い。そして建物外壁よりの張りだしが小
さいのでその周辺が美麗となる。
また各支持金具のうち、広幅材の構成のものを、適宜、
使用することによって強度を増し、梯子掛けの際に安全
に利用することができる。
使用することによって強度を増し、梯子掛けの際に安全
に利用することができる。
第1図はこの考案の雨樋装置の取り付け状態を示す断面
図、 第2図は支持金具の斜視図、 第3図aは固定金具の斜視図、 第3図bは固定金具の部分拡大側面図、 第4図はこの考案の雨樋装置の建物側における取り付け
状態の要部拡大図である。 (A),(A′)……支持金具、(B)……固定金具 (1)……軒先、(2)……立壁部 (a)……打ち込み金具、(3)……屈曲部 (4)……段部、(5)……平坦部 (6)……折り曲げ鈎部、(7)……鉤部 (8)……U字状体、(9),(9′)……下向折り曲げ部 (10),(10′)……爪片、(11)……舌片 (C)……雨樋、(12)……外側端鉤部 (13)……内側端鉤部
図、 第2図は支持金具の斜視図、 第3図aは固定金具の斜視図、 第3図bは固定金具の部分拡大側面図、 第4図はこの考案の雨樋装置の建物側における取り付け
状態の要部拡大図である。 (A),(A′)……支持金具、(B)……固定金具 (1)……軒先、(2)……立壁部 (a)……打ち込み金具、(3)……屈曲部 (4)……段部、(5)……平坦部 (6)……折り曲げ鈎部、(7)……鉤部 (8)……U字状体、(9),(9′)……下向折り曲げ部 (10),(10′)……爪片、(11)……舌片 (C)……雨樋、(12)……外側端鉤部 (13)……内側端鉤部
Claims (4)
- 【請求項1】軒先に固定する支持金具の建物側下方に突
設した鉤形の係合部に、固定金具のU字状体の上端の一
つに設けた下向折り曲げ部を係合し、この固定金具の他
の一上端に設けた同方向の下向折り曲げ部に、雨樋の建
物側の一端を下方より内方に向かって係合し、前記支持
金具の外部側に雨樋の外側端を係合したことを特徴とす
る雨樋装置。 - 【請求項2】U字状体の上端に設けた一つの折り曲げ部
に、爪片を下方に向けて突設したことを特徴とする請求
項1記載の固定金具。 - 【請求項3】U字状体の上端に設けた一つの折り曲げ部
に続いてU字状体に、舌片を内方に向けて突設したこと
を特徴とする請求項1または2記載の固定金具。 - 【請求項4】軒先に固定する支持金具のうち、広幅のも
のを適宜数、介在させたことを特徴とする請求項1記載
の雨樋装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6843288U JPH0612102Y2 (ja) | 1988-05-24 | 1988-05-24 | 雨樋装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6843288U JPH0612102Y2 (ja) | 1988-05-24 | 1988-05-24 | 雨樋装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01171821U JPH01171821U (ja) | 1989-12-05 |
JPH0612102Y2 true JPH0612102Y2 (ja) | 1994-03-30 |
Family
ID=31293752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6843288U Expired - Lifetime JPH0612102Y2 (ja) | 1988-05-24 | 1988-05-24 | 雨樋装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0612102Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-05-24 JP JP6843288U patent/JPH0612102Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01171821U (ja) | 1989-12-05 |
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