JPH0612025B2 - 丸太材及び半割丸太材使用コーナー部構築方法 - Google Patents

丸太材及び半割丸太材使用コーナー部構築方法

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JPH0612025B2
JPH0612025B2 JP1160450A JP16045089A JPH0612025B2 JP H0612025 B2 JPH0612025 B2 JP H0612025B2 JP 1160450 A JP1160450 A JP 1160450A JP 16045089 A JP16045089 A JP 16045089A JP H0612025 B2 JPH0612025 B2 JP H0612025B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、主として、乾燥処理されていない生木の大径
木の丸太材及び半割丸太材を用いてログハウス等建築に
おいて施工されるコーナー部を容易かつ迅速に形成すべ
く高層建築も可能かつ壮大観・美感を創り出すことがで
きる等、丸太材及び半割丸太材使用コーナー部構築方法
に関するものである。
(ロ)従来の技術 丸太材を用いてのログハウス等建築におけるコーナー部
は、各丸太材端部に凹部を形成すべくノッチ加工を施
し、互いに嵌合直交させることで構築されてきた。だ
が、ログハウス等建築特有の壮大観・美感を創り出すた
めには大径木の丸太材を用いねばならず、組み込まれる
丸太材は角柱ではなく、不規則な円柱のため各丸太材相
互の切欠部の形成が正確性を要求されるあまり困難であ
り、高度の技術を必要とするのである。
そこで、丸太材、半割丸太材の端部を仕口加工し、コー
ナー部柱として嵌合溝を有する鋼材柱に嵌合させながら
積み上げることでコーナー部を構築させる発明が特許出
願(特開昭63−312444)として提出されてい
る。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 大径木の丸太材、半割丸太材を用いてのログハウス等建
築のコーナー部を構築する際、従来カナダ等国外で実施
されてきた方法では、各丸太材一本一本にノッチ加工等
を施し直交状に組み合わせ積み上げ構築するのだが、丸
太材は曲面を有する円柱のため曲線切欠加工しなければ
ならず、高度な技術が要求され、作業の困難性が予想さ
れることになる。そのため、組立長期化等による労力の
増加、ひいてはコスト高につながることになろう。
さて、ノッチ加工等による作業の困難性等を解決するた
めにコーナー柱としての嵌合溝を有する鋼材柱を設け嵌
合溝に丸太材及び半割丸太材の端部を仕口加工し嵌合さ
せることで、作業能率を高めるべくコーナー部構築の方
法が特許出願されている。
ところが、用途に応じて嵌合溝の断面がC字状、コ字状
の鋼材柱を組み合わせて4方向、3方向、2方向に伸び
るコーナー部柱を形成するために、仕口加工した丸太材
及び半割丸太材端部を嵌合溝に直交状に互いに嵌合させ
積み上げる場合、角材を積み上げる状態とは異なり、丸
太材及び半割丸太材自体曲面部を有するためどうしても
隙間が生じ、コーナー部柱の各側面の一部が露出してし
まうことになる。つまりコーナー部柱は木質とは異なる
鋼材を質としており外観上鋼材柱が表面化することにな
り、丸太材を用いるべく異質の人工材料を嫌うログハウ
ス等建築のコーナー部としてはやや趣きを異にすること
になり、美観を損なうこととなる。
そこで、外観上鋼材柱を隠蔽させる状態を保とうとすれ
ば、コーナー部の一側面の巾より直径が大きい丸太材及
び半割丸太材を嵌合させればよいことになるが、直交状
態、即ち、一側面と直角に隣接する他の一側面に各丸太
材及び半割丸太材の端部を嵌合させた場合では、嵌合部
以外の端部が互いにはみ出すため、物理的に互いの端部
を鋼材柱に嵌合させることは不可能となる。はみ出した
部分が互いに嵌合させることに影響を及ぼせないために
は、はみ出し部分を改めてテーパ状に削り取らねばなら
ないことになる。つまり各丸太材及び半割丸太材一本一
本を互いの嵌合の妨げとならずかつ隙間なく互いのはみ
出し部分を密接させる加工方法は、現場において、嵌合
させるべく対応する丸太材及び半割丸太材一本一本に合
わせて削ることになり、たいへんな作業工程が加わるこ
とになろう。
ところで、ログハウス等建築に大径木の丸太材及び半割
丸太材を用いる場合、丸太材及び半割丸太材の収縮によ
る歪みをできるだけおさえねばならず、そのため構築段
階以前に長期間丸太材を乾燥させねばならない課題があ
る。
即ち、ログハウス等建築に用いる丸太材及び半割丸太材
の数は66m2を基準とした一軒分では、直径20cm長さ
4mの丸太材をおよび120〜150本用いるのであ
り、何軒分かまとめて大量生産しようとすれば莫大な数
になるであろうことは当然予想される。莫大な数の丸太
材及び半割丸太材を生木状態から人工乾燥させようとす
ればかなりの費用がかかり、更に自然乾燥させるべく長
期間保存しようとすれば、広大な土地の確保、ひいては
地代のコスト高までにも影響を及ぼすことは確実であろ
う。
本発明では、従来のもつ以上の問題点を解決し、生木の
丸太材及び半割丸太材を用いることでログハウス等建築
が可能となるよう断面がC字状、コ字状の嵌合溝を有す
る鋼材柱と、支持柱となるべく中空状の四角柱筒鋼及び
L型柱鋼を用いて丸太材及び半割丸太材の収縮による歪
みを吸収すべくコーナー部柱を形成し、更に建築物内外
を木質で統一して美観を損なうことのないようコーナー
部柱の一側面と隣接すべく他の一側面との間に角木を取
り付け、外観上木質となる鋼材柱を隠蔽することができ
るコーナー部構築方法を提供することを目的とするもの
である。
(ニ)問題を解決するための手段 この目的を達成するため、本発明は次のような構成とし
ている。
先ず、四角柱筒鋼(1a)及び、L型柱鋼(1b)を支
持柱(2)として、各コーナー部及び間柱部に位置さ
せ、四角柱筒鋼(1a)及びL型柱鋼(1b)の各側面
に必要に応じて断面がC字状、コ字状のなす嵌合溝を有
する鋼材柱(4)の開口部(5)とは反対側の背部
(6)を当着させる。ただし、支持柱(2)の先端部
は、鋼材柱(4)の先端部より高く、屋根の軒げた及び
二階の敷居部(9)のほぞ溝、ほぞ穴(10)に支持柱
(2)の先端部を嵌合させる。また、支持柱(2)側面
に当着させるべく互いに隣接する鋼材柱(4)の突出側
板(7)間に生じる直角を有する空間部に互いの突出側
板(7)巾と同じ巾を有する角木(8)を当接させる。
次に、必要に応じて、丸太材及び半割丸太材(3)の端
部を段状耳部及びT字状突出部に仕口加工し、断面がC
字状、コ字状をなす嵌合溝に嵌合させ壁面及びコーナー
突出部を形成させる段階にて最上部に位置すべく丸太材
及び半割丸太材(3)の上面が鋼材柱(4)先端部より
高くなるよう積み上げる。同様に断面がコ字状をなす嵌
合溝を有する戸・窓枠鋼(11)にも丸太材及び半割材
(3)を嵌合させながら積み上げる。また戸・窓枠鋼
(11)の上位位置に該当する丸太材及び半割丸太材
(3)の下端部に設けたほぞ溝、ほぞ穴(10)にコーナ
ー部柱の側面巾のおよそ半分から4分の1程度の隙間を
有する戸・窓枠鋼(11)の先端部を嵌合させる。
尚、屋根、二階の下部にあたる軒げた及び敷居(9)
と、積み上げるべく丸太材及び半割丸太材(3)の最上
部とは密接するのみで固定化はしない。また、嵌合させ
た各丸太材及び半割丸太材(3)も嵌合させたのみで固
定化はしない。
(ホ)実施例 本発明の構築方法を施工すべく実施例としては、コーナ
ー部を形成すべく、コーナー突出部(12)を設ける場合
と設けない場合に分けられる。
先ず、コーナー突出部(12)を設ける場合では、支持柱
(2)として四角柱筒鋼(1a)を用いて四角柱筒鋼
(1a)の四側面に対し、壁面部には断面がコ字状をな
す嵌合溝を有する鋼材柱(4)を、コーナー突出部には
短丸太材を嵌入させ積み上げるべくC字状をなす嵌合溝
を有する鋼材柱(4)を当着させる。この段階で、互い
に隣接すべく鋼材柱(4)の各突出側板(7)が四角柱
筒鋼(1a)の側面より互いに直角をなす方向に突出す
ることになる。そこで、隣接した突出側板(7)間に突
出側板(7)巾と同じ巾を有する四角柱の角木(8)を
当接させると、端部を段状耳部やT字状突出部を設けた
丸太材及び半割丸太材(3)、短丸太材を嵌合溝に嵌合
させた段階にて、鋼材柱(4)が外観上隠蔽される。
次に、直交状のコーナー突出部(12)を有しないアゼク
ラナシコーナー部形成に関しても、L型鋼(1b)を用
いた支持柱(2)に鋼材柱(4)を当着させ、二方向に
直交すべく壁面形成の丸太材及び半割丸太材(3)の端
部を鋼材柱(4)の嵌合溝に嵌合させると、L型鋼(1
b)の側面より互いに隣接すべく鋼材柱(4)の突出側
板(7)が直角方向に突出することになる。
また、四角柱筒鋼(1a)及びL型鋼(1b)を使用す
る支持柱(2)は各鋼材柱(4)より高い位置にまで設
定され、支持柱(2)と鋼材柱(4)との段差は支持柱
(2)の先端部が屋根の軒げた及び二階の敷居(9)の
ほぞ溝、ほぞ穴(10)に嵌合される深さより大とする。
更に、壁面に使用する生木の丸太材及び半割丸太材
(3)を鋼材柱(4)の嵌合溝に下から上へと積み上げ
るべく嵌合させた段階では、丸太材及び半割丸太材
(3)の最上部の位置は、屋根の軒げたや二階の敷居
(9)の下端部に当接される。
同様に窓や戸に関しても断面がコ字状をなす鋼材枠の開
口部(5)と丸太材及び半割丸太材(3)の仕口加工さ
れた端部を下から上へと積み上げるよう嵌合させる。ま
た、断面がコ字状をなす鋼材枠の先端部を上部に位置す
る丸太材及び半割丸太材(3)の下端に設けたほぞ溝、
ほぞ穴(10)に対し、先端部とほぞ溝、ほぞ穴(10)の
間に隙間を有するよう嵌合させる。完成時から時を経
て、生木の丸太材及び半割丸太材(3)が自然乾燥する
と、収縮が起こり、屋根の軒げた及び二階の敷居(9)
の加重をも受ける壁面の丸太材及び半割丸太材(3)
は、丸太材及び半割丸太材(3)自体の重量により、乾
燥収縮分両端の鋼材柱(4)の嵌合溝の間を落下するた
め各丸太材及び半割丸太材(3)の間には隙間は生じな
く、下方へ落ちることでより強固に定着することにな
る。その際、丸太材及び半割丸太材(3)の最上部に当
接していた屋根の軒げた及び二階の敷居(9)もそれ自
体の重量により連動して落ちこみ、鋼材柱(4)の先端
部に密接することになり、どの部分に対しても隙間がな
くなることになる。
(ヘ)発明の効果 ログハウス等建築における丸太材及び半割丸太材を使用
したコーナー部構築方法に関する主な問題点としては、
コーナー部柱として立設される嵌合溝を有する柱自体、
木質ではなく鋼製であり、壁面コーナー突出部の材質と
はあきらかに異なり、しかも、丸太材及び半割丸太材を
使用するため上下面を水平加工したとしても側部の曲面
は残る。もっとも、丸太材の曲面があるからログハウス
等建築の特有の外観が創り出されるのであって、そのた
め、角木材に近い状態まで加工することはできない。と
なると、鋼材柱に嵌合された丸太材及び半割丸太材によ
る上下の積み上げでは、必ず、鋼材柱の面が視覚に晒さ
れることになる。
次に、従来のログハウス等建築に使用される丸太材及び
半割丸太材は充分に乾燥させ、収縮させておいてから組
み立てるべく構築段階を迎えるのであり、たとえ、コー
ナー部に嵌合溝を有する鋼材柱を使用したとしても、確
かに作業の能率化、構築の容易性、つまり労力・コスト
の軽減が図られるのだが、構築以前の多量の丸太材及び
半割丸太材の乾燥時間を含むべく長期間に亘る保有期間
及び広大な置場所の確保を考慮すれば、地代を含めてか
なり困難な課題として展開されよう。
然るに、本発明はいずれも課題点を克服している。即
ち、本発明における丸太材及び半割丸太材使用コーナー
部構築方法では、コーナー部に対して支持柱を使用する
ことで嵌合溝を有する鋼材柱の柱としての機能を強化す
るとともに、鋼材柱より支持柱の高さを上げ、屋根の軒
げた及び二階の敷居を支持柱の上部に嵌合させることが
でき、かつ支持柱を継ぎ伸ばすことにより二階以上では
通柱として利用できるため、ログハウス等の高層建築を
も可能になるのである。
さて、鋼材柱面が視覚に晒される課題は、隣接している
鋼材柱間に生じる直角空間に角木を当接させることで露
出していた一部鋼材柱面が隠蔽され、その結果、木質で
あるべく壁面等との異和感をなくし自然な外観を形成す
ることで解消される。
次に、材料としては、乾燥させた丸太材及び半割丸太材
を使用するのではなく、生木の丸太材及び半割丸太材を
使用するためログハウス等建築の構築段階以前の大量保
管、乾燥等の長期間に及ぶ置場所の確保やそれにともな
う地代等のコストを大幅に省くことが可能となろう。
ところで、生木の丸太材及び半割丸太材を使用した場
合、後に自然乾燥による収縮のために生じる隙間に対し
ては丸太材及び半割丸太材を固定化するのではなく、嵌
合溝を有する鋼材柱に嵌合させながら積み重ねるため、
必然的に丸太材及び半割丸太材の負荷重量により下方に
かなりの重力がかかることで圧縮下降するため、嵌合さ
せた丸太材及び半割丸太材間の隙間は生じない。
仮に約二〇本の丸太材及び半割丸太材を積み重ねた場
合、各丸太材及び半割丸太材は収縮しながら圧縮下降す
るため、最上部に最初積み重ねた高さより約数cmの落差
が生じる。ところが、屋根の軒げた及び二階の敷居は支
持柱の上部に固定化されるのではなく嵌合しているた
め、屋根の軒げた及び二階の敷居自体の重量による下降
が生じ、落差が解消されることになる。しかも、支持柱
より嵌合溝を有する鋼材柱のほうが低いため、ほぞ溝、
ほぞ穴を有する屋根の軒げた及び二階の敷居は、支持柱
に嵌合しながらスムースに下降し、下位に位置する壁面
等の丸太材及び半割丸太材の最上部に無理なく当接する
のである。
即ち、生木の収縮部分を予想し、対応可能な壁面構成等
を始めから有しているのである。窓・戸枠鋼も同様に嵌
合溝を壁面丸太材及び半割丸太材側に向けているため、
無理なく丸太材及び半割丸太材が加工することにもな
る。
以上の如く本発明はログハウス等建築段階にて最大の課
題であるコーナー部柱構築に対し、支持柱及び嵌合溝を
有する鋼材柱を使用することで、壁面形成も含めて、作
業時間、作業方法等の容易、短縮軽減化を計りつつ、木
質とは異なる鋼材柱を隠蔽することでログハウス等建築
等特有の外観を保持することができるのである。また、
構築以前の最大の課題である大量の丸太材及び半割丸太
材の乾燥、それに供ない長期間に亘る保存場所の確保及
び地代を含めてのコスト高に対し、生木使用を可能にす
ることで大巾に省くことができるのである。更に、生木
の収縮及び丸太材及び半割丸太材自体の重量を利用して
構築物をより堅固にすることもできる丸太材及び半割丸
太材使用コーナー部構築方法を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図……本発明の実施例を示す斜視図 第2図……四角柱筒鋼を支持柱とし、嵌合溝を有する鋼
材柱を当接させてコーナー部柱を形成し、四方向から、
丸太材及び半割丸太材を嵌合させた平面図 第3図……本発明の実施例を示す正面図 第4図……窓・戸枠鋼に半割丸太材を嵌合させた平面図 第5図……四角柱筒鋼及びL型柱鋼の支持柱と鋼材柱を
組み合わせて形成したコーナー部柱に丸太材及び半割丸
太材を嵌合させた平面図 第6図……窓・戸枠鋼に半割丸太材を嵌合させた本発明
の実施例を示す斜視図 1a……四角柱筒鋼、1b……L型柱鋼 2……支持柱、3……丸太材及び半割丸太材 4……鋼材柱、5……開口部 6……背部、7……突出側板 8……角木、9……屋根の軒げた及び二階の敷居 10……ほぞ溝、ほぞ穴、11……窓・戸枠鋼 12……コーナー突出部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】四角柱筒鋼(1a)及びL型柱鋼(1b)
    は支持柱(2)として各コーナー部及び間柱部に位置
    し、支持柱(2)の各側面に対して、丸太材及び半割丸
    太材(3)を嵌合すべく断面がC字状またはコ字状をな
    す嵌合溝を有する鋼材柱(4)の開口部(5)とは反対
    側の背部(6)を当着することで、コーナー部柱を形成
    し、コーナー部柱の隅部に位置する鋼材柱(4)の各突
    出側板(7)間にて形成すべく直角を有する空間部に対
    し、突出側板(7)と同じ巾を有する角木(8)を嵌入
    し、各突出側板(7)間に当接することを特徴とする丸
    太材及び半割丸太材使用コーナー部構築方法。
  2. 【請求項2】支持柱(2)の先端部を鋼材柱(4)の先
    端部より高くし、屋根の軒げた及び二階の敷居(9)の
    ほぞ溝、ほぞ穴(10)に支持柱(2)の先端部を嵌合す
    べく段階にて、屋根の軒げた及び二階の敷居(9)の下
    端部と鋼材柱(4)の先端部との間に、コーナー部柱の
    側面巾のおよそ半分から4分の1程度の隙間を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の丸太材及び半割丸太材使
    用コーナー部構築方法。
  3. 【請求項3】断面がコ字状をなす嵌合溝を有する窓・戸
    枠鋼(11)の開口部(5)を壁面方向に向け、仕口加工
    した丸太材及び半割丸太材(3)の端部を開口部(5)
    に嵌合し、窓・戸枠鋼(11)の先端部を窓・戸枠鋼(1
    1)の先端部に位置すべく丸太材及び半割丸太材(3)
    の下端部に設けたほぞ溝、ほぞ穴(10)にコーナー部柱
    の側面巾のおよそ半分から4分の1程度の隙間を有する
    よう嵌合することを特徴とする請求項1記載の丸太材及
    び半割丸太材使用コーナー部構築方法。
JP1160450A 1989-06-22 1989-06-22 丸太材及び半割丸太材使用コーナー部構築方法 Expired - Lifetime JPH0612025B2 (ja)

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