JPH06120105A - 位置決め装置及びこれに用いられるピエゾアクチュエータ駆動装置 - Google Patents

位置決め装置及びこれに用いられるピエゾアクチュエータ駆動装置

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JPH06120105A
JPH06120105A JP28363992A JP28363992A JPH06120105A JP H06120105 A JPH06120105 A JP H06120105A JP 28363992 A JP28363992 A JP 28363992A JP 28363992 A JP28363992 A JP 28363992A JP H06120105 A JPH06120105 A JP H06120105A
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 位置決め時間や精度向上させ、また、それに
用いられるピエゾアクチュエータの破損をスループット
の低下を招くことなく防止する。 【構成】 位置決め装置において、基礎部と、該基礎部
に対して少なくともX及びY方向に剛でwx 及びwy
向に柔なガイド手段によって連結されたステージと、前
記基礎部上に設けられて前記ステージを支持し、少なく
ともwx 及びwy方向に柔でZ方向に剛なそれぞれ独立
して駆動制御可能な4つ以上のアクチュエータ手段と、
該アクチュエータ手段を駆動させて前記ステージを少な
くともwx及びwy 方向に駆動制御する駆動制御手段を
具備する。また、ピエゾアクチュエータ駆動装置におい
て、はピエゾアクチュエータの電流を制御する手段と、
この電流制御手段に与える電流指令値のスルーレイトお
よび絶対値を制限する手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平板状物体等を搭載し
て位置決めされるステージ、例えば半導体露光装置のウ
エハステージを少なくともwx 及びwy 方向へ精密位置
決めする位置決め装置、並びに、この装置に用いられ
る、電歪効果を利用したピエゾアクチュエータ駆動装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、位置決め装置において、ステージ
をX軸回りのwx 方向及びY軸回りのwy 方向へ駆動す
るにはステージ変形を抑えるためにステージを3点で支
持し、ピエゾ等を用いて駆動している。
【0003】そして従来、ピエゾアクチュエータ駆動装
置は、ELECTRONICS LETTERS 27
th May 1982 Vol.18 No.11の
“IMPROVING THE LINEARITY
OF PIEZOELECTRIC CERAMIC
ACTUATORS”等に記載されているように、高イ
ンピーダンスの電流源を用いて構成されている。ピエゾ
アクチュエータは、流された電荷の積算値に比例して伸
び量が変化する。つまり電流値はほぼ伸びの速度に比例
し、電流値のスルーレート(傾き)は伸びの加速度に比
例する。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来の位置決め装置では、ステージ上には、X,
Y(,wz )方向の位置検出のためのレーザ干渉計用ミ
ラーや、装置に必要な各種パーツが搭載されており、そ
のため、ステージ重心はステージ中心に対して少なから
ずずれている。そこで、ステージ中心に対して略対称と
なるよう3本のアクチュエータを配すると、重心ずれ方
向にwxy の回転振動が発生しやすくなる。特にXY
方向に移動することでこの振動は特に大きくなる。従来
はこの振動によって位置決め時間や精度が悪化してい
た。一つの解決策として3本のアクチュエータをステー
ジの重心に対称に配することが考えられたが、そのため
には、3本のアクチュエータの剛性、ストローク、応答
性等をステージ中心に対してバランスをとるよう調節し
なければならない。これは、設計上も製造上も大変な困
難である。
【0005】また、上記従来のピエゾアクチュエータ駆
動装置においては、高インピーダンスの電流源では、ピ
エゾアクチュエータの容量によって最大電流が制限され
てしまうため、高速に駆動できなかった。容量の大きな
ピエゾアクチュエータでは速度を犠牲にしなければなら
なかった。
【0006】また、電流源のインピーダンスを低くし、
最大電流を大きくすれば、大容量のピエゾアクチュエー
タでも高速に駆動できるが、電流値の変化が大きくなる
ために、次のような欠点があった。
【0007】ピエゾアクチュエータは、通常、伸びる方
向の力に対する破壊強度は大きい。しかし、縮み方向で
は、ピエゾアクチュエータに引っぱりの力が加わってし
まうと、ピエゾ素子にひびが入る等の原因で破損し、強
度が低い。電流値の変化が大きい場合、過度の加速度が
駆動対象にかかるため、ピエゾアクチュエータの破損強
度を越えた引っぱり力が発生し、破損に至る。このた
め、単に電流源のインスピーダンスを下げると、ピエゾ
アクチュエータが破損する可能性が高くなるという欠点
があった。
【0008】そこで、図6および図7に示すように、位
置プロフィール発生回路60を追加して加速度を制限す
ることも行われている。これは、位置決めフィードバッ
クループに与える位置指令値の変化が一定の速度と加速
度以下になるように位置指令値を発生させる回路であ
る。しかしながら、この回路を付加しても、位置フィー
ドバックゲインを適切に設定しないと、図16に示すよ
うに、速度にハンチングが生じ、図17に示すように、
実際の加速度が位置プロフィール発生回路に設定した加
速度を越える可能性があり、加速度を低めに設定しなけ
ればならず、スループットの低下を招く欠点がある。
【0009】また、プロフィール発生回路は複雑で、コ
ストの増大を招いていた。更に、プロフィール発生をマ
イクロコンピュータ等で行った場合、プログラムのリセ
ットや暴走など不測の事態があると、位置目標値が瞬時
に変化し、加速度無限大の指令を発生する可能性があ
り、圧電アクチュエータの安全な駆動が保証されないと
いう欠点があった。
【0010】本発明の目的は、このような従来技術の問
題点に鑑み、位置決め装置において位置決め時間や精度
向上させ、また、それに用いられるピエゾアクチュエー
タの破損をスループットの低下を招くことなく防止する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明の位置決め制御装置は、基礎部と、該基礎部に対
して少なくともX及びY方向に剛でwx 及びwy 方向に
柔なガイド手段によって連結されたステージと、前記基
礎部上に設けられて前記ステージを支持し、少なくとも
x 及びwy 方向に柔でZ方向に剛なそれぞれ独立して
駆動制御可能な4つ以上のアクチュエータ手段と、該ア
クチュエータ手段を駆動させて前記ステージを少なくと
もwx 及びwy 方向に駆動制御する駆動制御手段を具備
する。
【0012】前記アクチュエータ手段のうちの1つは単
なる支持部材あるいはリニアモータであってもよい。ま
た、通常は、前記基礎部及び前記ステージがX及びY方
向に移動可能である。
【0013】また、通常、駆動制御手段は、Z,wx
y 方向の変位を計測する計測手段を具備し、この計測
手段は基礎部に設けられた3つの変位センサでステージ
の3ケ所を計測し、演算によってZ,wx ,wy 方向の
変位を算出するものであってもよいし、wx ,wy 方向
に関してはステージ上にミラーを設けて測角レーザ干渉
計で計測するものであってもよい。
【0014】また、本発明のピエゾアクチュエータ駆動
装置は、ピエゾアクチュエータの電流を制御する手段
と、この電流制御手段に与える電流指令値のスルーレイ
トおよび絶対値を制限する手段とを備えている。
【0015】
【作用】この構成において、位置決めに際しては、モー
ドAとBの2つの制御モードによって制御を行い、ステ
ージ動作状態においてモードを切換える。モードAは、
前記計測手段による計測をもとに4つ以上のアクチュエ
ータ手段にサーボをかけることで少なくともwx ,wy
方向に極めて剛として、wx ,wy 方向の振動を抑制し
つつ位置決めするモードである。ただし、モードAは、
4点以上でステージを支持するので微小ながらステージ
を変形させ得るため、後述するモードBに比較すれば粗
動モードと呼べる。モードBは代表する3つのアクチュ
エータ手段にサーボをかけてステージを変形なく精密に
位置決めを行うモードで、モードAと比較すれば微動モ
ードと呼べる。
【0016】ステージを大きく移動させるときや、加減
速のかかる時など振動が発生しやすい状態ではモードA
を選択し、ステージが微小にしか移動しないときや加減
速のほとんどかからないとき、またモードAの終了後
に、モードBを選択して位置決めを行う。
【0017】この結果、振動を抑制することで位置決め
時間が短縮し、最終的にステージ変形なく支持すること
で位置決め精度も良好である。
【0018】代表する3つのアクチュエータは、各々Z
方向に剛で、少なくともwx 及びwy 方向に柔である。
例えば、Z方向に伸縮するピエゾの両端にZ方向に剛で
x,wy 方向に柔な弾性ヒンジを設けたものでもよい
し、Z方向に駆動可能なリニアモータでもよい。リニア
モータは、当然、固定子と可動子の間にすきまがあり、
そのすきまの間ではX,Y,wx ,wy ,wz 方向にフ
リーである。したがって,ステージはZ,wx ,wy
向に剛で、他のX,Y,wz 方向に柔またはフリーに支
持駆動される。また、リニアモータの場合、ステージ自
重による負荷(発熱)を減らすため自重分を、Z方向に
も比較的剛性が弱く、他方向に非常に剛性の弱いコイル
バネや、ステージとベースそれぞれに互いに反発するよ
うに取り付けた磁石でキャンセルするよう支持するのが
よい。
【0019】残りのアクチュエータは、Z方向に剛にす
る場合と略フリーにする場合の2通りの動作が可能であ
る。例えばリニアモータの場合、該リニアモータのZ方
向変位を計測する変位センサと組み合わせて位置サーボ
をかけることでZ方向に剛にすることができる。また、
サーボoffでリニアモータのコイルを電気的にカット
すると全くフリーになる。また、サーボoffでコイル
をショートさせると逆起電力が働きダンパとして作用す
る。モードBにおいて万が一振動が発生してもこのダン
パ作用で制振可能である。さらに、前記変位センサ出力
から微分して速度を求めるか、または前記リニアモータ
速度を検出する速度センサを設け、前記速度に応じて前
記速度と逆向きの力を前記リニアモータで発生させるよ
うに速度サーボの制御を行い、極めて強力なダンパとし
て動作させることもできる。ダンパの強さは、制御ゲイ
ンにより自在に設定できる。これを利用すればモードを
2つに分けて切り換えることをしなくても始めから代表
の3点で位置決めし、残りの1つ以上のアクチュエー
タ、この場合はリニアモータ、を強力なダンパとして動
作させてやれば、ステージ変形なく、しかも振動を抑制
して位置決めできる。あまり強力なダンパ作用によって
ステージの応答性が低下する恐れもあるが、駆動ストロ
ークや振動振幅が大きくなるに従ってダンパ作用を強め
ることや、また逆にそれらが小さくなればダンパ作用を
弱めるという制御も可能であり、応答性を逆に向上させ
ることもできる。
【0020】また別の手段として、ステージに設けら
れ、Z方向だけに剛な弾性部材をベース側に固定された
ピエゾでクランプする手段もある。例えば、棒状部材の
中間に2ケ所のくびれ部を持つヒンジ部材の一端がステ
ージに固定され、他端をベース側に固定されたピエゾで
クランプする手段である。クランプしたときはZに剛
で、クランプしない時は全くフリーになる。さらに、前
記弾性ヒンジの2つのくびれ部の間にピエゾを挿入した
ようなアクチュエータにおいては、クランプしたままで
もZ方向に剛に位置決め可能である。
【0021】本発明は半導体露光装置のウエハステージ
のように、前記基礎部およびステージがX,Y方向に移
動する場合には特に有効である。X,Y方向の移動によ
ってステージのwx ,wy 方向の振動はさらに激しくな
り、同時にその振動によってX,Y方向の位置決め時間
・精度も悪化するが、前述モードAとBの切換え、そし
て、アクチュエータ手段により振動を抑制し、Z,w
x ,wy 方向はもとよりX,Y方向の高速高精度位置決
めが可能となる。
【0022】また、本発明のピエゾアクチュエータ駆動
装置においては、ピエゾアクチュエータの電流を制御す
る手段に与える電流指令値のスルーレイトおよび絶対値
を制限するようにしたため、ピエゾアクチュエータに過
度の加速度を加えることなく高速な駆動が行われ、した
がって、ピエゾアクチュエータの破損がスループットの
低下を招くことなく防止される。
【0023】
【実施例】実施例1 図1は本発明の第1の実施例に係る位置決め装置を示す
平面図、図2はそのAA断面図である。これらの図にお
いて、1はベース、2はベース1上に静圧ガス軸受3に
よって支持されたYステージである。4は静圧ガス軸受
3に予圧を与えるための吸引磁石である。5はYガイド
でありベース1に取り付けられている。Yステージ2の
側面の静圧ガス軸受6とYガイド5によってYステージ
2はY方向に移動可能である。7は静圧ガス軸受6に予
圧を与えるための吸引磁石である。ベース1に固定され
た2本のリニアモータ固定子8,8’とYステージ2両
端に部材9,9’を介して固定された前記リニアモータ
固定子8,8’に対応する2個のリニアモータ可動子1
0,10’により、Yステージ2をY方向に駆動する。
【0024】リニアモータ8,10および8’,10’
はそれぞれ独立に制御可能であり、Yステージ2の重心
位置が2本のリニアモータのセンタからずれていても、
あるいは後述するXステージと天板のX方向への移動に
よりYステージ2とXステージと天板の合計した重心が
2本のリニアモータのセンタからずれていても、各リニ
アモータの発生力を重心位置に応じて適切に配分するこ
とでwz 方向に回転させることなく略真直にYステージ
2をY方向へ駆動することができる。またそうすること
で、Yステージ2のwz 方向のガイド剛性、つまり静圧
軸受6の剛性を必ずしも高める必要はない。
【0025】リニアモータの発生力の配分は、後述する
レーザ干渉計によって計測される天板のX座標に応じた
ものであり、X座標に対して2本のリニアモータの発生
力の配分率を直線的に変化させるものであっても良い
し、多項式近似式によって変化させてもよい。
【0026】11はXステージであり、静圧軸受12に
よってベース1上に支持されている。13は静圧軸受1
2に予圧を与える吸引磁石である。Xステージ11に固
定された軸受ハウジング14に設けられた静圧軸受16
の間にYステージ2に設けられたX方向ガイド軸を挟み
込むことで、Xステージ11は、Yステージ2に対して
X方向に移動可能で、Yステージ2と共にY方向に移動
可能である。Xステージ11がY方向へ移動するには、
Yステージ2のX方向ガイド軸から静圧軸受力を受ける
が、この駆動点と(静圧軸受が複数ある場合はその合力
が発生する点)Xステージ11重心位置が一致していな
いとXステージ11をY方向へ移動した時wz 方向へ不
都合な回転を発生させる。これはYステージ2の場合と
同様の問題であり、Yステージ2については2本のリニ
アモータの発生力を配分することで解決したが、Xステ
ージ11については静圧軸受16のXステージ11に対
する取付け位置を調整可能としておくことで、Xステー
ジ11重心を駆動できるようになり、wz 方向への不都
合な回転を発生せずに、Y方向への移動が可能となる。
【0027】17は天板であり、これに固定された円筒
状ガイド部材18に対して、部材19が部材19に設け
られた静圧軸受20によって支持されている。部材19
に対して天板17はZ,wz 方向に移動可能である。さ
らに、部材19はXステージ11に固定された部材21
にXY平面に略平行な平面内で、天板17のXYセンタ
を中心とした放射状にZ方向に柔でXY方向に剛な板ば
ね22で連結されている。Xステージ11に対して部材
19はZ,wx ,wy 方向に移動可能である。このよう
にすることで、Xステージ11に対し天板17はZ,w
x ,wy ,wz方向に移動可能となる。Z方向は静圧軸
受で支持されているため、大ストローク動いても天板1
7を変形させる力は当然作用しない。Z方向に余裕が生
まれた分、板ばね22にZ方向のストロークを見込む必
要がなく、wx ,wy 方向のストロークを拡大できるの
である。ただし、部材19は微少ながらZ方向に移動可
能なため、位置決め動作中に振動する恐れがあるので、
部材19のZ方向振動を減衰させるダンパを設けること
が望ましい。本実施例においては部材19と軸受ハウジ
ング14との間に制振ゴム23を挿入している。これは
ダッシュポットに置換可能である。
【0028】前記板ばね部材22を取りつけやすくする
ため、部材19と21の取付け面はそれぞれXY平面に
略平行に加工しておくのがよい。
【0029】独立して制御可能なリニアモータ4本が、
Xステージ11と天板17との間に設けられる。24は
そのリニアモータ可動子であり、断熱剤25を介して天
板17に固定されている。26はリニアモータ固定子で
あり、断熱剤27を介してXステージ11に固定されて
いる。可動部が軽量の方が望ましいため本実施例では可
動子24はコイル側で、固定子26はマグネット側とし
て示しているが、逆でもよい。
【0030】部材21上にZ方向変位センサ28を4箇
所に設け、天板17にはセンサ28と対向した計測ター
ゲット29を配し、各リニアモータのZ位置を計測でき
同時に少なくとも3つの計測値からZ,wx ,wy 方向
の位置を算出できるようにする。4つの計測値を最小二
乗近似してもよい。それをもとに少なくともの3本のリ
ニアモータを用いて所望のZ,wx ,wy の位置に位置
決め可能である。
【0031】この位置決めにおいて、モードA、Bの2
つの制御モードを、ステージ動作状態に応じて切り換え
る。モードAは変位センサ28の出力をもとに、4つの
リニアモータ24,26に位置サーボをかけてZ,w
x ,wy 方向に極めて剛として特にwx ,wy 方向の振
動を抑制しつつ位置決めするモードである。モードAは
4点で支持するため微小ながらステージを変形させ得
る。後述するモードBに比較すれば粗動モードと呼べる
が、XYステージ2、天板17がXY方向に移動して加
減速が大きくかかる場合や天板17がZ,wx ,wy
向に大きく移動する場合などwx ,wy 方向の振動が発
生しやすい時に有効である。
【0032】モードBは代表する3つのリニアモータ2
4,26に位置サーボをかけて天板17を支持し、天板
17を変形なく精密に位置決めするモードである。モー
ドAと比較すれば微動モードと呼べる。
【0033】モードBにおいては、残りの1つのリニア
モータ24,26はサーボ・オフでコイルを電気的にカ
ットすると全くフリーになる。またサーボ・オフでコイ
ルを電気的にショートさせると逆起電力が働きダンパと
して作用する。さらに変位センサ28の出力位置を微分
してリニアモータ速度を算出するか、該リニアモータに
速度センサを設けるかして該リニアモータ速度を求め、
その速度に応じてその速度と逆向きの力をリニアモータ
で発生させるように速度サーボの制御を行い、極めて強
力なダンパとして動作させることもできる。ダンパの強
さは制御ゲインにより自在に設定できる。モードBにお
いて万が一振動が発生しても、前記ダンパ作用2種のう
ち少なくとも1種により制振可能である。モードBは天
板17がZ,wx ,wy 方向に微少にしか移動しない場
合や、Xステージ11及び天板17がXY方向にわずか
しか移動せず、加減速がほとんどかからない場合、また
モードAの終了後に選択されるが、前述のダンパ作用に
より、モードAを用いずともモードBだけで位置決めを
やりきることも可能である。ただしこの場合、次のこと
を考慮した方が一層よい。
【0034】天板17のZ,wx ,wy 方向の駆動スト
ロークが大きいときには、あまりにも強力なダンパ作用
によって天板17の応答性が低下し位置決め時間が伸び
る可能性がある。従って駆動ストロークが大きい時には
ダンパ作用を弱め、駆動ストロークが小さいときにはダ
ンパ作用を強める必要がある。また、駆動ストロークが
大きい時には、ダンパ作用は弱めるが、目標位置に近づ
くに従ってダンパ作用を強めるといった制御を行うこと
も可能である。また、振動振幅をモニタしておき、振幅
が大きくなるに従い、ダンパ作用を強めるという制御も
できる。
【0035】各リニアモータはZ方向には剛で他方向に
フリーである。したがってXステージ11に対して天板
17はZ,wx ,wy 方向にのみ剛でX,Y,wz 方向
にはフリーである。
【0036】また、ここでもリニアモータの発熱は十分
考慮し、断熱剤を介して固定しているが、さらにXステ
ージ11や天板17の熱変形を抑えるには、冷媒を用い
て温調すればよい。
【0037】また、リニアモータ24,26への負荷や
発熱を減らすためにリニアモータへかかる定常的な力、
つまり天板17の自重などは、部材21上に設けられた
Z方向に比較的弱い剛性で、他方向(X,Y,wx ,w
y ,wz )に非常に弱い剛性であるコイルばね15によ
って天板17を支持している。コイルばね15は複数設
けられており、位置決め対象物を基準高さ(Z,wx
y )に位置決めしたときリニアモータへの負荷が最小
となるよう調節可能である。コイルばねが1つの場合は
天板17の重心を支持するよう配置する方が良い。しか
しこの場合はwx ,wy の調整はできない。前記コイル
ばねは磁石にも置換可能である。2つの磁石が反発しあ
うように一方を部材21に他方を天板17に固定する。
これを一組として複数組設ける。コイルばね同様Z,w
x ,wy の調節ができる。一組で用いる場合もコイルば
ねと同様である。コイルばねや磁石の発生力は経時変化
し得るため、発生力を外部から調節できるようになって
いる。さらに、パルスモータ等の駆動手段を搭載して自
動で調節することもできる。これは、天板17が特にZ
方向に大きく移動するときにも有効で、Z変位とコイル
ばねまたは磁石の剛性との兼ね合いで発生する力をキャ
ンセルすることができ、リニアモータへの負荷を軽減す
ることができる。
【0038】Yステージ2には2本のリニアモータ固定
子30,30’が設けられ、それに対応する2個のリニ
アモータ可動子31,31’が天板17に固定されてい
る。2本のリニアモータは独立して制御可能であり、Y
ステージ2に対して天板17をX,wz 方向に駆動可能
である。2本のリニアモータのセンタが天板17重心と
一致していなくとも2本のリニアモータをYステージ2
の時と同様それぞれ発生力を配分することにより不都合
なwz 方向の回転が生じない。リニアモータ固定子3
0,30’と可動子31,31’の間には当然すきまが
あるため天板17はZ,wx ,wy にフリーである。
【0039】以上のようにリニアモータ30,30’,
31,31’とリニアモータ24,26はそれぞれ互い
に干渉することなく天板17をX,Z,wx ,wy ,w
z に駆動可能である。また天板17はXステージ11と
XY方向に剛に連結されているため、Yステージ2をY
方向に駆動すると、Xステージ11は板ばね22、静圧
軸受20を介してXステージ11及びYステージ2と共
にY方向に駆動される。Xステージ11は板ばね22及
び静圧軸受20を介して天板17とともにX方向に駆動
される。
【0040】天板17上にはチャック32を介して位置
決め対象物33が載置されている。対象物33のX,
Y,wz 方向の位置は天板17に固定されたミラー3
4,35とレーザ干渉計36,37,38によって検出
される。wz はX方向を計測するレーザ干渉計36,3
7の差分を求めることで検出される。wz を計測するに
はディファレンシャルの測角干渉計を用いてもよい。w
x ,wy についてもミラー34,35をZ方向にオフセ
ットした2点を測角干渉計によって計測することでも求
めることができる。その時は変位センサ28とターゲッ
ト29は3組は必要なく1組でよい。
【0041】また、位置決め対象物を位置決めすべき場
合のZ,wx ,wy を計測する計測器を備えれば、該計
測器のZ,wx ,wy の位置情報と目標位置とのずれ分
を、wx ,wy の測角干渉計と変位センサ1組、または
変位センサ3組の計測値上で駆動して位置決めしてやれ
ばよい。
【0042】静圧軸受は空気を使用しているがステージ
回りの雰囲気に合わせた給気ガスを用いることができ
る。例えばN2 雰囲気中ならば給気ガスをN2 にするこ
ともできる。
【0043】実施例2 図3は本発明の第2の実施例に係る位置決め装置の図2
に相当する断面図である。ここでは、アクチュエータ手
段としてピエゾを用いている。Xステージ11に固定さ
れた部材21と天板17に固定された部材18との間
に、XY平面に略平行な平面内で点板の中心を中心とし
て、放射状に弾性部材39を複数設けている。弾性部材
39は、軸方向には剛で他方向には柔な細い棒状部材で
もよい。本実施例では太目の棒状の部材の2箇所にくび
れ部分をもたせ、軸方向に剛、他方向に柔の特性を一層
強く備えさせている。このように連結することでXステ
ージ11に対して天板17はZ,wx ,wy ,wz に移
動可能である。
【0044】40はピエゾアクチュエータであり、その
伸縮方向の両端に伸縮方向には剛で伸縮方向と直行する
軸まわりの回転が柔なヒンジ部材41をそれぞれ設けて
いる。本実施例ではヒンジ部材41は棒状部材にくびれ
部分を備えたものである。該ヒンジ部材両端を一端はス
テージに他端を天板17に固定する。このようなアクチ
ュエータを3本備え、それぞれ独立して駆動できる。従
って、Xステージ11に対して天板17をZ,wx ,w
y 方向に剛で他のX,Y,wz 方向に柔に駆動できる。
【0045】このアクチュエータと同様のアクチュエー
タ42をもう1本備え、その一端は天板17に固定され
他端はフリーであるが、クランプ機構43において自由
端はZ方向に剛にクランプされる。クランプ機構43
は、図4に示す通りである。44は弾性ヒンジを用いた
拡大機構を備えた拡大部材であり、ピエゾ45の伸びを
拡大してアクチュエータ42の自由端をクランプする。
拡大部材44はZ方向に剛で、クランプ方向に柔な板ば
ね46でXステージ11に対して支持されている。
【0046】モードAではアクチュエータをクランプし
て4本のアクチュエータで天板17を位置決めし、モー
ドBではアクチュエータ42をフリーとして3本で位置
決めを行う。
【0047】実施例3 図5は本発明の第3の実施例に係るピエゾアクチュエー
タ駆動装置を用いた位置決め装置を示すブロック図であ
る。同図に於いて、55はピエゾアクチュエータ、59
はピエゾアクチュエータに流れる電流を測るための抵抗
器、54はピエゾアクチュエータ55に電流を流す増幅
器、58は増幅器54及び抵抗器59と共に電流フィー
ドバックを構成するための差分器、53は電流フィード
バックの指令電流値のスルーレートと絶対値を制限する
制限器、56はピエゾアクチュエータの伸び量を測る変
位センサ、57は制限器3、増幅器54、ピエゾアクチ
ュエータ55、変位センサ56、差分器58、及び抵抗
器59と共に位置フィードバックを構成する差分器、5
2は位置フィードバックに目標位置を与えるD/A変換
器、51はD/A変換器2を制御するマイクロコンピュ
ータ等の制御装置である。
【0048】この構成において、制御装置51が目標位
置を図7に示すような信号で指定すると、D/A変換器
52は目標位置に対応したアナログ量を位置フィードバ
ックに送る。これを受け取ると、差分器57は変位セン
サ56の値をD/A変換器52の値からさし引いた位置
偏差の信号を図12に示すように出力する。これを受け
取ると、制限器53は位置偏差の絶対値とスルーレート
(傾斜)を図13に示すように制限した電流目標値を出
力する。そして、差分器58は抵抗器59の電圧によっ
てピエゾアクチュエータ55に流れる電流を測った値を
制御器53の出力からさし引いて増幅器54に与える。
増幅器54は差分器58の出力に基づいて電流を増減
し、その結果ピエゾアクチュエータ55に流れる電流
は、制限器53の出力である、図9に示す電流指令値と
等しくなる。このとき、ピエゾアクチュエータ5の駆動
する対象物の加速度は、図14に示すようになる。
【0049】図8は図1に於ける制限器3の実施例を示
している。すなわち、制限器3は、差分器57に+側入
力端が接続された差動アンプ81、その出力端が−側入
力端に接続された差動アンプ82、およびその出力端に
接続されたバックアップアンプ83を備え、差動アンプ
81と差動アンプ82間はツェナーダイオード84を介
してアースされ、差動アンプ82とバックアンプ83間
はツェナーダイオード85を介してアースされている。
差動アンプ82の出力端は、差動アンプ81の−側入力
端、及び差動アンプ82の+側入力端に接続されてい
る。バックアンプの出力端は、差分器58に接続されて
いる。この制限器53に図9のごとき入力が加わった時
の出力は図10のようになる。
【0050】なお、この実施例において、スルーレート
制限の量は伸び方向と縮み方向で同じになっていたが、
ピエゾアクチュエータの特性から、伸び方向の制限を甘
くあるいはなくすこともできる。また、制限量はツエナ
ーダイオードで実現しているが、コンパレータ等の組み
合わせによっても実現できる。さらに本実施例では位置
決め装置の中にピエゾアクチュエータ駆動回路が組み込
まれているが、ピエゾアクチュエータの電圧を制御する
装置の中に組み込むことも可能である。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明の位置決め装
置によれば、ステージのwx ,wy ,(Z)方向の剛性
を極めて高くしながら位置決めが可能となる。すなわ
ち、4本以上のアクチュエータで位置決めしながら最終
的な精密位置決めを3点で行うことでステージを変形さ
せず、位置決め精度を劣化させることがない。したがっ
て位置決め精度を低下させることなく、位置決め時間を
短縮することができる。XYステージとあわせて適用さ
れるときに特に有効で、XYステージの加減速によるス
テージのwx ,wy 方向のずれや振動を抑制することが
でき、XYステージの位置決め時間も短縮可能となる。
【0052】さらに本発明のピエゾアクチュエータ駆動
装置によれば、電流値のスルーレートを制限する手段を
設けることにより、ピエゾアクチュエータに過度の力が
かからずに高速な駆動装置を提供する効果がある。ま
た、位置決め装置内に構成する場合は、従来は目標位置
の加速度を抑えた位置プロフィール発生器を必要とする
が、本発明を用いればプロフィール発生器は不要とな
り、経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例に係る位置決め装置を
示す平面図である。
【図2】 図1のAA断面図である。
【図3】 本発明の第2の実施例に係る位置決め装置の
図2に相当する断面図である。
【図4】 図3の装置に使用されるクランプ機構の斜視
図である。
【図5】 本発明の第3の実施例に係るピエゾアクチュ
エータ駆動装置を用いた位置決め装置のブロック図であ
る。
【図6】 従来の低インピーダンス電流源によるピエゾ
アクチュエータ位置決め装置のブロック図である。
【図7】 従来の高インピーダンス電流源によるピエゾ
アクチュエータ位置決め装置のブロック図である。
【図8】 図5の装置の制限器の実施例の回路図であ
る。
【図9】 図8の回路への入力波形図である。
【図10】 図9の入力を図8の回路に与えた場合の出
力波形図である。
【図11】 図5のD/A変換器の出力を示す波形図で
ある。
【図12】 図5の装置の差分器の出力を示す波形図で
ある。
【図13】 図5の装置の制限器の出力を示す波形図で
ある。
【図14】 図5の装置の場合の加速度を示す波形図で
ある。
【図15】 図6の従来の実施例のD/A変換器の出力
を示す波形図である。
【図16】 図6の従来の実施例の差分器の出力を示す
波形図である。
【図17】 図6の従来の実施例の場合の加速度を示す
波形図である。
【符号の簡単な説明】
1:ベース1、2:Yステージ、3:静圧軸受、4:吸
引磁石、5:Yガイド、6:静圧軸受、7:吸引磁石、
8:Yリニアモータ(固定子)、9:連結部材、10:
Yリニアモータ(可動子)、11:Xステージ、12:
静圧軸受、13:吸引磁石、14:軸受ハウジング、1
6:静圧軸受、17:天板、18:ガイド軸、19:軸
受部材、20:静圧軸受、21:支持部材、22:板ば
ね、23:制振ゴム、24:リニアモータ(可動子)、
25:断熱材、26:リニアモータ(固定子)、27:
断熱材、28:変位センサ、29:変位センサターゲッ
ト、30:Xリニアモータ(固定子)、31:Xリニア
モータ(可動子)、32:チャック、33:位置決め対
象物、34:Xミラ−、35:Yミラー、36:X干渉
計、37:wz 干渉計、38:Y干渉計、39:弾性ヒ
ンジ、40:ピエゾ、41:弾性ヒンジ、42:ピエ
ゾ、43:クランプ機構、44:拡大部材、45:ピエ
ゾ、46:板ばね、51:制御装置、52:D/A変換
器、53:スルーレートおよび絶対値制限器、54:電
流増幅器、55:ピエゾアクチュエータ、56:変位セ
ンサ、57:位置フィードバック差分器、58:電流フ
ィードバック差分器、59:電流測定用抵抗器、60:
目標位置プロフィール発生器、61:PI補償器、6
2:高インピーダンス抵抗器。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03F 9/00 H 9122−2H H01L 21/68 G 8418−4M 41/09 9274−4M H01L 41/08 K

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基礎部と、該基礎部に対して少なくとも
    X及びY方向に剛でwx 及びwy 方向に柔なガイド手段
    によって連結されたステージと、前記基礎部上に設けら
    れて前記ステージを支持し、少なくともwx 及びwy
    向に柔でZ方向に剛なそれぞれ独立して駆動制御可能な
    4つ以上のアクチュエータ手段と、該アクチュエータ手
    段を駆動させて前記ステージを少なくともwx 及びwy
    方向に駆動制御する駆動制御手段を具備することを特徴
    とする位置決め装置。
  2. 【請求項2】 前記アクチュエータ手段のうちの1つは
    支持部材であることを特徴とする請求項1記載の位置決
    め装置。
  3. 【請求項3】 前記アクチュエータ手段のうち少なくと
    も1つはリニアモータであることを特徴とする請求項1
    記載の位置決め装置。
  4. 【請求項4】 前記基礎部及び前記ステージがX及びY
    方向に移動可能であることを特徴とする請求項1記載の
    位置決め装置。
  5. 【請求項5】 ピエゾアクチュエータの電流を制御する
    手段と、この電流制御手段に与える電流指令値のスルー
    レイトおよび絶対値を制限する手段とを備えたことを特
    徴とするピエゾアクチュエータ駆動装置。
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