JPH06119854A - パッファ形ガス遮断器 - Google Patents

パッファ形ガス遮断器

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Publication number
JPH06119854A
JPH06119854A JP4267715A JP26771592A JPH06119854A JP H06119854 A JPH06119854 A JP H06119854A JP 4267715 A JP4267715 A JP 4267715A JP 26771592 A JP26771592 A JP 26771592A JP H06119854 A JPH06119854 A JP H06119854A
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JP
Japan
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insulating
puffer
cylinder
main contact
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP4267715A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidemitsu Takebuchi
秀光 竹渕
Masayuki Sakaki
正幸 榊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP4267715A priority Critical patent/JPH06119854A/ja
Publication of JPH06119854A publication Critical patent/JPH06119854A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/70Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid
    • H01H33/88Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid the flow of arc-extinguishing fluid being produced or increased by movement of pistons or other pressure-producing parts
    • H01H2033/888Deflection of hot gasses and arcing products

Landscapes

  • Circuit Breakers (AREA)
  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 遮断時に固定主コンタクトと可動主コンタク
トとの間の空間の圧力が低下し、ガス密度の減少により
絶縁耐力が低下するので、これを防止する。 【構成】 遮断の際に駆動ロッド8を右方へ移動させる
と、パッファ室9内の絶縁ガスが流路12を介してアー
ク19に吹きつけられる。その後に駆動ロッド8内へ流
れた絶縁ガスが絶縁筒29の内周面に沿って固定主コン
タクト3と可動主コンタクト14との間の空間Pへ円滑
に移動できるように支持導体22に連通孔17bを形成
し、遮断完了後や再投入の際には絶縁筒29の外部の温
度の低い絶縁ガスが空間Pへ流入する小孔24を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パッファ室の絶縁ガス
をアークに吹きつけて消弧するパッファ形ガス遮断器に
関する。
【0002】
【従来の技術】電力用遮断器として、パッファ形ガス遮
断器が用いられる。
【0003】従来のパッファ形ガス遮断器の構造を図3
に示す。図のように、パッファ形ガス遮断器は絶縁ガス
を充填したタンク6内に収容した固定ユニット1と可動
ユニット2とで構成される。固定ユニット1は、中空の
冷却筒21と、冷却筒21の一端に設けた複数の固定主
コンタクト3と、その内部中央に支持部18を介して設
けた固定アーキングコンタクト4とで構成される。20
は導体、27はコンタクトである。
【0004】一方、可動ユニット2は、支持碍子16を
介して固定部15に取り付けられるとともにコンタクト
28を介して導体23と接続された支持導体22と、連
結軸5を介して駆動手段に連結されるとともに先端部に
可動アーキングコンタクト7を有し支持導体22に対し
て摺動自在に図中の左右方向へ駆動される駆動ロッド8
と、駆動ロッド8の先端に一体的に形成されるとともに
駆動ロッド8との間にパッファ室9を形成するパッファ
シリンダ10と、可動アーキングコンタクト7を覆うよ
うにしてパッファシリンダ10に嵌合されるとともに中
間部に固定アーキングコンタクト4を挿通するための挿
通孔11を有し、かつ可動アーキングコンタクト7に被
せた流路ガイド7aとの間に流路12を形成する絶縁ノ
ズル13と、パッファシリンダ10の先端に形成した可
動主コンタクト14と、駆動ロッド8とパッファシリン
ダ10との間に摺動自在に設けられてパッファ室9に絶
縁ガスを吸入したり排出したりする吸排手段としてのピ
ストン17と、冷却筒21と支持導体22とにわたって
設けられた絶縁筒29とで構成される。コンタクトを主
コンタクトとアーキングコンタクトとに分けたのは、適
正な使用ができるように機能分散を図ったものである。
【0005】斯かるパッファ形ガス遮断器においては、
駆動ロッド8が図中の左方へ駆動されて投入する際に、
挿通孔11,連通孔17a,8aからパッファ室9に絶
縁ガスが吸入され、駆動ロッド8が図中の右方へ駆動さ
れてしゃ断する際にパッファ室9内の絶縁ガスが図3に
示すように流路12から放出される。絶縁ガスは、固定
アーキングコンタクト4と可動アーキングコンタクト7
との間に発生するアーク19に吹きつけられて消弧し、
その後に、挿通孔11を通って冷却筒21の内部へ流
れ、あるいは駆動ロッド8の内部から挿通孔8a,17
aを通って絶縁筒29の外へ流れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、絶縁ノズル
13と固定主コンタクト3との間から固定主コンタクト
3と可動主コンタクト14との間の空間(以下、この空
間を空間Pという)へアーク19により加熱された絶縁
ガスが流出し冷却筒21内及び駆動ロッド8内へ流れて
冷却された絶縁ガスは空間Pへは流れないことから、空
間Pでの絶縁ガスの密度が低下して絶縁耐力が低下す
る。
【0007】また、パッファ形ガス遮断器を遮断した直
後に再投入や再遮断を行う必要性を生じる場合があり、
このような場合に固定主コンタクトと可動主コンタクト
との間に低密度の絶縁ガスが残留していると再遮断の際
に主コンタクト間の絶縁耐力が低下する。
【0008】そこで本発明は、斯かる課題を解決したパ
ッファ形ガス遮断器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
めの本発明の構成は、絶縁ガスが充填されたタンク内
に、一方の導体が接続された筒状の冷却筒を設けるとと
もに冷却筒の一端側の内周面に固定主コンタクトを設
け、固定主コンタクトの内側の軸心位置に支持部を介し
て固定アーキングコンタクトを設ける一方、他方の導体
に接続された支持導体を絶縁部材を介してタンク内に固
定し、固定アーキングコンタクトが嵌脱自在な可動アー
キングコンタクトを先端に有する駆動ロッドを可動アー
キングコンタクトの軸心に沿って駆動可能でかつ支持導
体に対して摺動自在に設け、固定主コンタクトに嵌脱さ
れる可動主コンタクトを有するパッファシリンダを駆動
ロッドの先端に一体に設け、パッファシリンダと駆動ロ
ッドとに摺動自在でパッファシリンダ内にパッファ室を
形成するピストンを支持導体に固定し、パッファ室の絶
縁ガスを双方のアーキングコンタクト間へ導く流路を可
動アーキングコンタクトの外側に形成するための絶縁ノ
ズルをパッファシリンダの端部に取り付け、冷却筒と支
持導体とにわたって絶縁筒を設けたパッファ形ガス遮断
器において、遮断時に駆動ロッドの内部から絶縁筒の内
周面近傍を介して固定主コンタクト・可動主コンタクト
間へ絶縁ガスを導く循環流路を形成し、支持導体に形成
した小孔を介して循環流路と絶縁筒の外部とを連通させ
たことを特徴とする。
【0010】
【作用】パッファ形ガス遮断器の遮断時に駆動ロッドの
内部を流れて温度の下がった絶縁ガスが空間Pへ流れる
ので、空間Pでの絶縁ガスの密度が低下することはな
く、従来のように絶縁耐力が低下するようなことはな
い。また、遮断直後に再投入と再遮断をする場合におい
ては、遮断後や再投入の時に絶縁筒の外部の温度の低い
絶縁ガスが小孔より絶縁筒の内周面近傍を通って空間P
へ流れ、空間Pでの絶縁耐力の低下を防止するので、遮
断直後の再遮断も支障なく行われる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。なお、本実施例は従来のパッファ形ガ
ス遮断器の一部を改良したものなので、従来と同一部分
には同一符号を付して説明を省略し、異なる部分のみを
説明する。
【0012】本発明によるパッファ形ガス遮断器の実施
例を、図1に示す。従来では遮断時に駆動ロッド8内を
介して絶縁筒29の外部へ排出していた絶縁ガスの大半
を、本発明では絶縁筒29の内周面に沿って空間Pへ導
くようにしたものである。図のようにピストン17の内
側からパッファシリンダ10の外側へ絶縁ガスを導いて
循環流路を形成するために連通孔17bがピストン17
の基端部に形成される。連通孔17bはその内周面の右
側が円弧状に形成され、絶縁ガスが円滑に方向転換でき
るようになっている。この連通孔17bはピストン17
の円周方向に沿って等間隔に複数形成される。
【0013】そして、連通孔17bと絶縁筒29の外部
とを連通させるために、支持導体22を貫通する小孔2
4が形成される。小孔24の断面積は連通孔17bの断
面積の1/5〜1/10に設定される。
【0014】斯かる構成であることから、遮断時には図
2に示すように駆動ロッド8内へ流れた絶縁ガスは連通
孔8a,17bを介してパッファシリンダ10と絶縁筒
29との間へ流れ、その後に空間Pへ移動する。従っ
て、空間Pにおいて従来のような圧力低下や絶縁ガスの
密度の低下が生じず、絶縁耐力の低下も生じない。従っ
て、遮断が適正に行われる。
【0015】また、遮断完了後や再投入の時には図1に
矢印で示すように絶縁筒22の外部の温度の低い絶縁ガ
スが小孔24を通って絶縁筒29の内周面近傍と駆動ロ
ッド8の内部とへ流れる。このため、空間Pへも温度の
低い絶縁ガスが流れ、空間Pと連通孔17bとの間に残
留している高温の絶縁ガスによる空間Pでの圧力及び密
度の低下が防止され、遮断直後の再遮断も支障なく行う
ことができる。
【0016】小孔24の存在により、遮断時に図2に示
すように駆動ロッド8内から空間Pへ向かう絶縁ガスの
一部が小孔24より絶縁筒29の外へ流出するが、連通
孔17bの断面積に比べて小孔24の断面積が小さいた
め、小孔24から流出する絶縁ガスの量は僅かである。
従って、空間Pへ流入する絶縁ガスの量は小孔24の有
無に拘らず十分に存在し、固定主コンタクト3・可動主
コンタクト14間の絶縁耐力を適正な状態に維持するこ
とができる。
【0017】
【発明の効果】以上の説明からわかるように、本発明に
よるパッファ形ガス遮断器によれば遮断時に絶縁ガスを
固定主コンタクトと可動主コンタクトとの間(空間P)
へ導く循環流路を形成したので、空間Pの絶縁ガスの密
度の低下が防止され絶縁耐力の低下が防止される。
【0018】このため、絶縁耐力が従来より向上した分
だけ固定ユニット・可動ユニット間の間隔を小さくする
ことができ、パッファ形ガス遮断器の縮小化が可能にな
る。また、縮小化により駆動装置の低コスト化が可能と
なり、パッファ形ガス遮断器のコストダウンが図れる。
【0019】また、支持導体に小孔を形成したので、遮
断完了後や再投入の際に絶縁筒の外部から温度の低い絶
縁ガスが固定主コンタクト・可動主コンタクト間へ流入
し、パッファ形ガス遮断器を遮断した直後に再投入,再
遮断した場合にも主コンタクト間の絶縁耐力を大きく維
持でき、適正な再遮断が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるパッファ形ガス遮断器の遮断完了
後の断面図。
【図2】本発明によるパッファ形ガス遮断器の遮断時の
断面図。
【図3】従来のパッファ形ガス遮断器の断面図。
【符号の説明】
3…固定主コンタクト 4…固定アーキングコンタクト 7…可動アーキングコンタクト 8…駆動ロッド 8a,17a,17b…連通孔 9…パッファ室 10…パッファシリンダ 11…挿通孔 12…流路 13…絶縁ノズル 14…可動主コンタクト 17…ピストン 20,23…導体 21…冷却筒 22…支持導体 24…小孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁ガスが充填されたタンク内に、一方
    の導体が接続された筒状の冷却筒を設けるとともに冷却
    筒の一端側の内周面に固定主コンタクトを設け、固定主
    コンタクトの内側の軸心位置に支持部を介して固定アー
    キングコンタクトを設ける一方、 他方の導体に接続された支持導体を絶縁部材を介してタ
    ンク内に固定し、固定アーキングコンタクトが嵌脱自在
    な可動アーキングコンタクトを先端に有する駆動ロッド
    を可動アーキングコンタクトの軸心に沿って駆動可能で
    かつ支持導体に対して摺動自在に設け、固定主コンタク
    トに嵌脱される可動主コンタクトを有するパッファシリ
    ンダを駆動ロッドの先端に一体に設け、パッファシリン
    ダと駆動ロッドとに摺動自在でパッファシリンダ内にパ
    ッファ室を形成するピストンを支持導体に固定し、パッ
    ファ室の絶縁ガスを双方のアーキングコンタクト間へ導
    く流路を可動アーキングコンタクトの外側に形成するた
    めの絶縁ノズルをパッファシリンダの端部に取り付け、
    冷却筒と支持導体とにわたって絶縁筒を設けたパッファ
    形ガス遮断器において、 遮断時に駆動ロッドの内部から絶縁筒の内周面近傍を介
    して固定主コンタクト・可動主コンタクト間へ絶縁ガス
    を導く循環流路を形成し、支持導体に形成した小孔を介
    して循環流路と絶縁筒の外部とを連通させたことを特徴
    とするパッファ形ガス遮断器。
JP4267715A 1992-10-07 1992-10-07 パッファ形ガス遮断器 Pending JPH06119854A (ja)

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