JPH06119448A - 画像処理方法 - Google Patents

画像処理方法

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Publication number
JPH06119448A
JPH06119448A JP4269014A JP26901492A JPH06119448A JP H06119448 A JPH06119448 A JP H06119448A JP 4269014 A JP4269014 A JP 4269014A JP 26901492 A JP26901492 A JP 26901492A JP H06119448 A JPH06119448 A JP H06119448A
Authority
JP
Japan
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vector
contour
data
section
loop
Prior art date
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Pending
Application number
JP4269014A
Other languages
English (en)
Inventor
Kakuji Tanaka
覚司 田中
Minoru Kobayashi
小林  実
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP4269014A priority Critical patent/JPH06119448A/ja
Publication of JPH06119448A publication Critical patent/JPH06119448A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ベクトル化処理により得られる輪郭ベクトル
データを画像要素単位で区分する。ベクトル番号は画像
要素単位の輪郭ベクトルループを示す。セクションデー
タは、連続関係をもって輪郭ベクトルを区分したセクシ
ョンを示す。ベクトル座標データは、各輪郭ベクトルの
座標を示す。テーブル14はベクトル番号を格納する。
テーブル15はセクションデータを格納する。テーブル
16は各輪郭ベクトルの座標データを格納する。各ベク
トル番号にはセクションデータとの対応を示すリンク情
報が付加される。セクションデータには、ベクトル座標
データとの対応を示すリンク情報が付加される。 【効果】 輪郭ベクトルやベクトル座標情報を動的に管
理できる。輪郭ベクトルデータの編集におけるデータ追
加・削除処理が簡素化・高速化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、2値画像データを輪
郭ベクトルデータおよび芯線ベクトルデータに変換する
画像処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CAD(コンピュータエイディド
デザイン)の普及に伴って、図面入力装置のニーズが高
まっている。この図面入力装置は、図面や文書などの画
像をイメージスキャナ等で読み取ってCAD等で取り扱
うに適した画像データを得るためのものであり、CAD
等で取り扱うにあたっての簡便性を確保しつつデータ圧
縮を行う点が重要となる。これらの点を満足する画像処
理技術として画像ベクトル化処理が挙げられる。
【0003】画像ベクトル化処理による画像処理では、
イメージスキャナ等で読み取られた2値画像データを使
用して輪郭ベクトルを生成し、さらに芯線ベクトルを生
成する。また2値画像データから直接、細線近似ベクト
ルデータを生成する手法もある。このようにして得られ
たベクトルデータを使用して、画像を構成する要素(文
字・線分等)を分離・認識し、その認識結果を結合・編
集する。
【0004】ここで上記の画像ベクトル化処理のうち前
者について詳細を説明する。図7は画像ベクトル化処理
手順の概略を示す。また図8は処理画像の例を示し、
(a)は読み取った画像(原図)、(b)は芯線ベクト
ル生成時の画像、(c)は芯線ベクトル接続後の画像を
示す。この処理では、2値画像データを読み込んで(S
1)、その画像(図8(a))の輪郭を抽出し(S
2)、抽出した輪郭を折れ線近似することにより輪郭ベ
クトル1を生成する(S3)。この後、芯線ベクトル2
の生成処理を行う(S4)。すなわち、ペアになる2本
の輪郭ベクトル1を探し出して輪郭ベクトル1のペアの
中心線に相当する芯線ベクトル2を生成する。この処理
を輪郭に沿って連続的に行い、輪郭ベクトルのペアが途
切れるとその点を中断点3として記憶したうえで、新た
に輪郭ベクトルのペアの探索を開始する。芯線ベクトル
2の生成が終了すると、複数の中断点3の近傍に接続点
4を設定して中断点3を接続し、所定の芯線ベクトル2
を1つに統合する(S5)。統合した芯線ベクトル2
は、1つのセクションにまとめられて管理される。また
輪郭ベクトル1は、ループごとにセクションにまとめら
れて管理される。
【0005】輪郭ベクトルデータや芯線ベクトルデータ
のデータ構造を図9に示す。図に示すように、これらの
ベクトルデータは、ループ単位あるいはセクション単位
でブロック化され、たとえば輪郭ベクトルデータの場
合、各ループ単位のデータにはグループ番号やベクトル
数、ベクトル座標列といった要素が格納される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の技術で
は、ループ単位のセクションブロックにより構造化され
ており、このセクションブロックは連続的に設定・管理
されている。このため、ベクトルデータの編集処理等に
おいて、ベクトルデータの追加や削除を行う場合、処理
が煩雑化して処理速度が低下する等の難点があった。
【0007】この発明は、かかる問題点に鑑み、ベクト
ル化処理による画像処理方法において、ベクトルデータ
の追加・削除処理の簡素化・高速化を図ることを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】この発明で
は、ベクトル化処理により得られる輪郭ベクトルデータ
を画像要素単位で区分し、次のデータ構造をもって構造
化する。すなわち、画像要素単位の輪郭ベクトルループ
を示すループ情報をループ情報テーブルに格納し、輪郭
ベクトルループ内における連続関係に従って輪郭ベクト
ルを区分したセクションを示すセクション情報をセクシ
ョン情報テーブルに格納し、各輪郭ベクトルの座標情報
をベクトル座標情報テーブルに格納する。そしてループ
情報とセクション情報の対応関係およびセクション情報
と座標情報の対応関係を示す付属情報を付加して各テー
ブルをリンクさせる。このようなデータ構造とすること
により、各輪郭ベクトルループにおける輪郭ベクトルや
その座標情報を動的に管理することが可能となる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を説明する。
【0010】この発明の一実施例に係る画像処理装置の
システム構成の要部を図2に示す。5はポインティング
デバイス6その他からの入力を取り込む入力インタフェ
ース、7はCRT(カソードレイチューブ)装置、8は
表示制御を行う表示インタフェース、9は外部記憶装
置、10は外部記憶インタフェース、11は外部システ
ムとの間で画像データ等の伝送を行う通信制御インタフ
ェース、12はCPU(中央処理装置)である。13は
メインメモリであり、この実施例に係る輪郭ベクトルの
セクション改編処理その他のプログラム等を格納してい
る。
【0011】前述のように、画像ベクトル化処理では、
輪郭ベクトルおよび芯線ベクトルを生成し、この後、中
断点を接続して芯線を統合し、生成した輪郭ベクトルを
ループ単位でセクションに区分して管理する。この実施
例では、画像認識における便宜等を考慮して、中断点接
続後に輪郭ベクトルループのセクションを改編すること
としている。
【0012】このセクション改編処理の一例を図3に示
す。また処理画像の例を図4に示す。この処理では、ま
ず芯線の分岐点や交差点といった図形的特徴点を検出す
る(S1)。そして検出された図形的特徴点において仮
想ベクトルを設定し(S2)、この仮想ベクトルを用い
て輪郭ループを分割・統合し、新たな輪郭ループに対応
するセクションを設定する(S3)。
【0013】具体的に説明すると、たとえば図4(a)
に示すように、中断点Xに対し中断点Y,Zが接続して
なるT字形の分岐点が検出された場合、まず中断点X〜
Zに対応する輪郭ベクトルO1〜O6の情報を取得する。
そして図4(b)に示すように、輪郭ベクトルO1〜O6
の端点A〜Eからなるループを想定すると、このループ
を中断点X〜Zに対応して3分割するような分割点を設
定する。すなわち中断点X,Yについてみると、両点に
対応する輪郭ベクトルO2,O3は端点Bを共有している
ので、この点Bを分割点とする。また中断点X,Zにつ
いてみると、輪郭ベクトルO1,O5間に輪郭ベクトルA
Eがあるので、この輪郭ベクトルAE上に適当な手法で
分割点Pを設定する。そしてこれらの分割点B,Pを連
結する仮想ベクトルBPを設定する。同様に中断点Y,
Zについても、輪郭ベクトルO3上の線分CDにて適当
な手法で分割点Pを設定し、仮想ベクトルQB,PQを
設定する。
【0014】この後、図4(c)に示すように、仮想ベ
クトルPQを用いてO5→E→P→Q→Q4(左側)なる
輪郭ベクトルループを構成してループ(1)′を設定す
る。同様に、仮想ベクトルBP,QBを用いてループ
(2)′(3)′を設定する。このようにして、たとえ
ば図9に示す画像の場合、図5に示すように輪郭ベクト
ルループがループ(1)〜(3)であったところをルー
プ(1)′〜(3)′に改編する。
【0015】さらに、各ループについて輪郭ベクトルの
セクションを設定する。ループ(1)′について説明す
ると、輪郭ベクトル(仮想ベクトルを除く)は右回り側
と左回り側に別れるので、たとえばQ→右回り側をセク
ション#1、左回り側をセクション#2とする。同様に
ループ(2)′(3)′についてセクション#3〜#6
を設定する。
【0016】次に、塗り潰しシンボル要素を含む図形的
特徴点の取り扱いについて説明する。塗り潰しシンボル
要素を含む画像を処理対象とする場合の一例を図6に示
す。芯線ベクトル生成の際、輪郭ベクトルペアの間隔が
基準より大きい場合は芯線ベクトル生成しないこととし
ているので、図に示す画像の場合、シンボル要素17の
部分において芯線が不連続となり、直線要素18の芯線
ベクトルの端点は中断点X,Yとして記憶されている。
このような芯線不連続箇所は、図形的特徴点としての検
出対象となる。この場合の仮想ベクトル設定処理では、
直線要素18に対して上記の手法で仮想ベクトルAD,
CBが設定され、さらに残ったA,B間あるいはC,D
間の輪郭ベクトルを連結するための仮想ベクトルが設定
される。
【0017】すなわち、たとえば点Aから開始して輪郭
ベクトルを追跡し、点Bに到達すると点Bに対応する中
断点Yに関する情報を取得する。そして点Bと共に輪郭
ベクトルの端点となっている点Cを求め、点B,C間に
仮想ベクトルBCを設定する。さらに点C,D間の輪郭
ベクトルを追跡し、点Dに到達すると同様の手法で仮想
ベクトルDAを設定する。開始点Aに戻ると追跡を終了
し、ループA→B→C→D→Aについてループ番号やセ
クションを設定する。
【0018】このようにして画像中の全輪郭ベクトルを
対象としてループ・セクションの再設定を行い、線要素
やシンボル要素といった画像要素を中心として輪郭ベク
トルデータを構造化し直す。
【0019】図1に輪郭ベクトルデータのデータ構造を
示す。14はベクトル番号テーブルであり、このテーブ
ル14にはループごとに付与されるベクトル番号(上記
の例では(1)′,(2)′…に相当)が格納されてい
る。15はセクションデータテーブルであり、このテー
ブル15には輪郭ベクトルのセクションデータが格納さ
れている。16はベクトル座標テーブルであり、このテ
ーブル16には各輪郭ベクトルのベクトル座標(x,
y)が格納されている。ベクトル座標テーブル16の終
端には、ストッパが格納されている。各ベクトル番号に
は、対応するセクションデータとのリンク情報が付加さ
れている。同様に各セクションデータには、対応するベ
クトル座標とのリンク情報が付加されている。
【0020】このようなデータ構造とすることにより、
輪郭ベクトルデータのセクションやベクトル座標を動的
に管理することが可能となる。すなわち、ベクトルデー
タの編集処理等において、ベクトル座標データ等の追加
・削除を行う場合、各種テーブルに対して項目やリンク
情報を追加・削除することで容易に対処できる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
ループ情報やセクション情報、ベクトル座標情報をテー
ブル化し、各テーブル間をリンクさせることにより、輪
郭ベクトルデータを構造化しているので、セクション情
報やベクトル座標情報を動的に管理することが可能とな
る。したがって輪郭ベクトルデータの編集等においてベ
クトル座標情報等を追加・削除する際、簡素な処理で対
処でき、処理速度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る輪郭ベクトルデータ
のデータ構造を示す説明図。
【図2】この発明の一実施例に係る画像処理装置のシス
テム構成の要部を示すブロック図。
【図3】セクション改編処理手順の概略を示すフローチ
ャート。
【図4】セクション改編処理による処理画像例を示す説
明図。
【図5】セクション改編の様子を示す説明図。
【図6】セクション改編処理による処理画像例を示す説
明図。
【図7】画像ベクトル化処理の概略を示すフローチャー
ト。
【図8】画像ベクトル化処理による画像例を示す説明
図。
【図9】従来のベクトルデータのデータ構造を示す説明
図。
【符号の説明】
14…ベクトル番号テーブル 15…セクションデータテーブル 16…ベクトル座標テーブル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2値画像データを用いてベクトル化処理
    を行うことにより画像の輪郭を示す輪郭ベクトルデータ
    を生成し、該輪郭ベクトルデータを画像要素単位で区分
    ・構造化する方法であって、 画像要素単位の輪郭ベクトルループを示すループ情報、
    該輪郭ベクトルループ内における連続関係に従って輪郭
    ベクトルを区分したセクションを示すセクション情報お
    よび各輪郭ベクトルの座標情報をそれぞれテーブル化す
    ると共にループ情報とセクション情報の対応関係および
    セクション情報と座標情報の対応関係を示す付属情報を
    付加することにより、輪郭ベクトルデータを構造化する
    ことを特徴とする画像処理方法。
JP4269014A 1992-10-08 1992-10-08 画像処理方法 Pending JPH06119448A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4269014A JPH06119448A (ja) 1992-10-08 1992-10-08 画像処理方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP4269014A JPH06119448A (ja) 1992-10-08 1992-10-08 画像処理方法

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JPH06119448A true JPH06119448A (ja) 1994-04-28

Family

ID=17466476

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JP4269014A Pending JPH06119448A (ja) 1992-10-08 1992-10-08 画像処理方法

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JP (1) JPH06119448A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7545992B2 (en) 2004-07-07 2009-06-09 Canon Kabushiki Kaisha Image processing system and image processing method
US7596271B2 (en) 2004-07-07 2009-09-29 Canon Kabushiki Kaisha Image processing system and image processing method
US7640269B2 (en) 2004-07-07 2009-12-29 Canon Kabushiki Kaisha Image processing system and image processing method
US7860266B2 (en) 2004-07-07 2010-12-28 Canon Kabushiki Kaisha Image processing system and image processing method

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US7640269B2 (en) 2004-07-07 2009-12-29 Canon Kabushiki Kaisha Image processing system and image processing method
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