JPH06119425A - ピック入力方式 - Google Patents

ピック入力方式

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JPH06119425A
JPH06119425A JP13227491A JP13227491A JPH06119425A JP H06119425 A JPH06119425 A JP H06119425A JP 13227491 A JP13227491 A JP 13227491A JP 13227491 A JP13227491 A JP 13227491A JP H06119425 A JPH06119425 A JP H06119425A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
segment
graphic
pick
input
command
Prior art date
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Pending
Application number
JP13227491A
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English (en)
Inventor
Akihiro Kotake
章博 小竹
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、図形処理システムにおいてセグメ
ント内の図形のピック入力を高速に行う方式に関するも
のである。 【構成】 図形描画手段23において、図形コマンドに
よって描かれる図形をフレームバッファ25上に展開す
ると同時に、その図形がピック入力可能なセグメント内
にあるならフレームバッファ25上に展開されたイメー
ジに対応する座標を求め、その座標に対応するセグメン
ト名バッファ26上での座標にセグメント名情報を書き
込み、ピック入力があった場合に、セグメント名バッフ
ァ26を調べることにより、ピック入力の応答を行う。 【効果】 ピック可能なセグメントの図形に対して、セ
グメント名バッファを用いるため、高速な入力が可能と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、図形処理システムに関
し、特に図形処理システムにおけるセグメントのピック
入力方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図形処理システムでは、ピック入
力があった場合に、存在する各セグメントの図形コマン
ドによって描かれる図形を再びフレームバッファのイメ
ージに展開し、入力された座標がどのセグメントのどの
図形に含まれるかを調べていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のセグメ
ントのピック入力方式では、図形処理利用者プログラム
からセグメントのピック入力要求があり、入力装置から
ピックウィンドウの座標値入力があった場合に、セグメ
ントのみしか登録されていないため、入力装置から入力
されたピックウィンドウの座標がどのセグメントのどの
図形のイメージに対応するかを調べるためには、存在す
るセグメントの図形コマンドによって描かれる図形を再
びフレームバッファのイメージに展開し、入力されたピ
ックウィンドウの座標がどのセグメント内の図形のイメ
ージに対応するかを各セグメントについて順次調べる必
要があり、ピック入力に対する応答処理を効率的に行え
ないという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の、図形処理シス
テムにおけるピック入力方式は、図形処理利用者プログ
ラムから図形コマンドのセグメントへの登録要求があっ
た場合に、その図形コマンドのセグメントへの登録を行
う図形コマンドセグメント登録手段と、図形コマンドセ
グメント登録手段が実行された場合には、図形コマンド
によって描かれる図形をフレームバッファ上に展開する
と同時に、その図形がセグメント内にあり、ピック入力
可能なものであれば、フレームバッファ上に展開された
イメージに対応する座標のセグメント名バッファ上での
座標を求め、その座標にセグメント名を書き込み、図形
利用者プログラムからセグメント再描画要求があった場
合には、セグメント格納域から図形コマンドを取りだ
し、その図形コマンドによって描かれる図形をフレーム
バッファ上のイメージに展開する図形描画手段と、図形
処理利用者プログラムから、入力装置を使い、オペレー
タによって、セグメントに登録された図形を入力するピ
ック入力要求があった場合に、入力装置から、ピックす
る図形を識別するための領域であるピックウィンドウの
座標値入力があるまで待ちあわせ処理を行い、フレーム
バッファにおいて入力された座標がどのセグメントのど
の図形のイメージに対応するかをセグメント名バッファ
によって調べ、対応するセグメントの図形がなければN
OPICKを応答として返し、そうでなければピックウ
ィンドウ内のセグメント名と対応する図形を応答として
返すピック入力手段とを有している。
【0005】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明の構成を表す図である。
【0006】図2は図形コマンドセグメント登録手段2
1の処理例を示す流れ図である。
【0007】利用者プログラム10から図形処理システ
ム20に対して、図形コマンドのセグメント登録要求が
あった場合、図形コマンドセグメント登録手段21が呼
び出される。図形コマンドセグメント登録手段21にお
いて、図形コマンドがセグメント格納域22に登録され
てから図形描画手段23が呼び出される。
【0008】図3(A)は図形コマンドセグメント登録
手段21から呼ばれた場合の図形描画手段23の処理例
を示す流れ図である。図形描画手段23が図形コマンド
セグメント登録手段21によって呼び出された場合、図
形コマンドがフレームバッファ上のイメージに展開さ
れ、フレームバッファ25に書き込まれ50、その図形
コマンドがセグメント内データかつ、そのセグメントが
ピック可能かどうかの判定51が行われる。判定51で
図形コマンドがセグメント内データかつ、そのセグメン
トがピック入力可能なら、処理52が呼び出され、そう
でなければ、処理が終了する。処理52では、フレーム
バッファ上に展開されたイメージに対応する座標のセグ
メント名バッファ26での座標が求められ、その座標に
セグメント名情報が書き込まれて、処理が終了する。
【0009】図3(B)はセグメント再描画要求があっ
た場合の図形描画手段23の処理例を示す流れ図であ
る。セグメント再描画要求があった場合、セグメント格
納域22から図形コマンドが取り出され53、図形コマ
ンドがフレームバッファ上のイメージに展開されてフレ
ームバッファ25に書き込まれ54、処理が終了する。
【0010】図4はピック入力手段24の処理例を示す
流れ図である。利用者プログラム10からピック入力要
求があった場合、マウスやタブレットといった入力装置
40からピックウィンドウの座標入力があるまで待ちあ
わされ55、フレームバッファ25上で55で求めた座
標がどのセグメントのどの図形のイメージに対応するか
がセグメント名バッファによって調べられ56、その結
果対応するセグメント内の図形がないかどうかの判定5
7が行われる。判定57で対応するセグメント内の図形
がなければ、NOPICKが応答として返され、そうで
なければピックウィンドウ内で最も優先度の高いセグメ
ント名と対応する図形が応答として返されて処理が終了
する。また、ある実施例では、ピックウィンドウ内の全
てのセグメント名が応答として返される。
【0011】図5は図形コマンドセグメント登録手段2
1の実施例である。利用者プログラム10から送られて
きたコマンドの例60によって生成されるセグメントの
例61を示している。例ではセグメント1に図形コマン
ド1、セグメント2に図形コマンド2、セグメント3に
図形コマンド3が登録されている。それぞれ図形コマン
ド1は円を、図形コマンド2は三角形を、図形コマンド
3は四角形を描画するコマンドである。
【0012】図6は図形コマンドセグメント登録手段2
1から呼ばれた場合の図形描画手段23の実施例を示す
図である。ピックが可能である場合に、60のコマンド
列によって描かれる図形がフレームバッファ上のイメー
ジに展開されてフレームバッファ25に書き込まれると
同時に、フレームバッファ上に展開されたイメージに対
応する座標のセグメント名バッファ26での座標を求
め、その座標にセグメント名情報が書き込まれる。
【0013】図7はピックウィンドウの実施例を示す図
である。ピックウィンドウは幅dx、高さdyの矩形領
域であり、ピック入力が行われたときにこの領域内に図
形のイメージが展開されているセグメントと図形が応答
として返される。例ではピックウィンドウの座標(x,
y)が求まる。
【0014】図8はピック入力手段24の実施例であ
る。62に対して、入力装置からピックウィンドウの座
標(x,y)が入力され、この座標からピックウィンド
ウ内の座標がどのセグメントのどの図形のイメージに対
応するかは、セグメント名バッファ上でのピックウィン
ドウに対応する座標の値を参照すれば解けるようになっ
ている63。この例ではセグメント3と四角形の図形の
識別子が応答として返される。
【0015】図9は実際的なシステムであるGKS(Gr
aphical Kernel System )で、フレームバッファの最小
の描画単位である1ピクセルに対するセグメント名バッ
ファの情報形式の実施例である。GKSではピック入力
の応答として、セグメント名とセグメント内の個々の図
形単位または、図形単位群を識別するためのピック識別
子を返す。この例ではフレームバッファの1ピクセルに
対して、セグメント名バッファの32ビットを用意し、
使用可能なセグメント名0〜65535、ピック識別子
0〜65535となり、セグメント名バッファの各ピク
セルは図9の形式で書き込まれる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、図形描
画時に図形をフレームバッファ上に展開したイメージに
対応する座標のセグメント名バッファでの座標を求め、
その座標にセグメント名情報を書き込むことにより、ピ
ック入力の際に、入力されたピックウィンドウの座標を
セグメント名バッファ上で調べることにより、ピック入
力に対する応答の処理の効率を向上させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成図、
【図2】図形コマンドセグメント登録手段の処理例を示
す流れ図、
【図3】図形描画手段の処理例を示す流れ図、
【図4】ピック入力手段の処理例を示す流れ図、
【図5】図形コマンドセグメント登録手段の実施例を示
す図、
【図6】図形描画手段の実施例を示す図、
【図7】ピックウィンドウの実施例を示す図、
【図8】ピック入力手段の実施例を示す図、
【図9】GKSでのフレームバッファ1ピクセルに対す
るセグメント名バッファ1ピクセルの形式の実施例。
【符号の説明】
10 図形処理利用者プログラム 20 図形処理システム 21 図形コマンドセグメント登録手段 22 セグメント格納域 23 図形描画手段 24 ピック入力手段 25 フレームバッファ 26 セグメント名バッファ 30 図形表示装置 40 入力装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者プログラムの指示により図形の描
    画等を行う図形コマンドと、そのコマンドをセグメント
    格納域と呼ぶ記憶域に保持・管理し、利用者プログラム
    の指示によりその内容を一括出力して描画を行う機能を
    有し、 利用者プログラムの指示により入力装置から座標値の入
    力を行い、その座標値を含む図形を描いたセグメントを
    応答として返す機能を有するようなシステムにおいて、 図形処理利用者プログラムから図形コマンドのセグメン
    トへの登録要求があった場合に、その図形コマンドのセ
    グメントへの登録を行う図形コマンドセグメント登録手
    段と、 図形コマンドセグメント登録手段が実行された場合に
    は、図形コマンドによって描かれる図形をフレームバッ
    ファ上に展開すると同時に、その図形がセグメント内に
    あり、ピック入力可能なものであれば、フレームバッフ
    ァ上に展開されたイメージに対応する座標のセグメント
    名バッファ上での座標を求め、その座標にセグメント名
    を書き込み、図形利用者プログラムからセグメント再描
    画要求があった場合には、セグメント格納域から図形コ
    マンドを取りだし、その図形コマンドによって描かれる
    図形をフレームバッファ上のイメージに展開する図形描
    画手段と、 図形処理利用者プログラムから、入力装置を使い、オペ
    レータによって、セグメントに登録された図形を入力す
    るピック入力要求があった場合に、入力装置から、ピッ
    クする図形を識別するための領域であるピックウィンド
    ウの座標値入力があるまで待ちあわせ処理を行い、フレ
    ームバッファにおいて入力された座標がどのセグメント
    のどの図形のイメージに対応するかをセグメント名バッ
    ファによって調べ、対応するセグメントの図形がなけれ
    ばNOPICKを応答として返し、そうでなければピッ
    クウィンドウ内のセグメント名と対応する図形を応答と
    して返すピック入力手段とを有し、 ピック入力時に、ピックウィンドウ内にセグメントの対
    応する図形があるかどうかを計算することなしに、ピッ
    ク入力の検索処理を可能とすることによって、ピック入
    力に対する応答の処理を効率的に行うことを特徴とす
    る、 図形処理システムにおけるピック入力方式。
JP13227491A 1991-05-09 1991-05-09 ピック入力方式 Pending JPH06119425A (ja)

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JP13227491A JPH06119425A (ja) 1991-05-09 1991-05-09 ピック入力方式

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JPH06119425A true JPH06119425A (ja) 1994-04-28

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ID=15077452

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JP13227491A Pending JPH06119425A (ja) 1991-05-09 1991-05-09 ピック入力方式

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015531918A (ja) * 2012-08-08 2015-11-05 テンセント・テクノロジー・(シェンジェン)・カンパニー・リミテッド ヒットテスト方法および装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015531918A (ja) * 2012-08-08 2015-11-05 テンセント・テクノロジー・(シェンジェン)・カンパニー・リミテッド ヒットテスト方法および装置

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