JPH06119254A - メモリカードのデータ管理方法 - Google Patents
メモリカードのデータ管理方法Info
- Publication number
- JPH06119254A JPH06119254A JP4271446A JP27144692A JPH06119254A JP H06119254 A JPH06119254 A JP H06119254A JP 4271446 A JP4271446 A JP 4271446A JP 27144692 A JP27144692 A JP 27144692A JP H06119254 A JPH06119254 A JP H06119254A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- memory card
- memory
- block
- area
- card
- Prior art date
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- Pending
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- Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 メモリカードの記憶領域の一部に故障があっ
ても使用できるようにする。 【構成】 従来は記憶領域の一部にでも故障があると、
そのカード全体が使用不能となっていたが、この発明で
はメモリカード1のデータ格納領域12を複数のブロッ
クに分割し、その各々をビットマップ方式で管理する、
つまり各ブロックの有効,無効を示す情報をテーブル1
11に記憶しておくことにより、故障の部分は避けて使
用できるようにする。
ても使用できるようにする。 【構成】 従来は記憶領域の一部にでも故障があると、
そのカード全体が使用不能となっていたが、この発明で
はメモリカード1のデータ格納領域12を複数のブロッ
クに分割し、その各々をビットマップ方式で管理する、
つまり各ブロックの有効,無効を示す情報をテーブル1
11に記憶しておくことにより、故障の部分は避けて使
用できるようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スタティックRAM
(Random Access Memory)カー
ド,Electrically Erasable P
ROM(Programable Read Only
Memory)カードまたはフラッシュメモリカード
などの、各種メモリカードを用いて機器または装置にデ
ータまたはプログラムを設定したり、メモリカードから
データまたはプログラムを収集したりするためのデータ
管理方法に関する。
(Random Access Memory)カー
ド,Electrically Erasable P
ROM(Programable Read Only
Memory)カードまたはフラッシュメモリカード
などの、各種メモリカードを用いて機器または装置にデ
ータまたはプログラムを設定したり、メモリカードから
データまたはプログラムを収集したりするためのデータ
管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、メモリカードを各機器(以下、メ
モリカード利用機器ともいう)に挿入して使用する場
合、メモリの一部分が何らかの理由によって破壊してい
ると、そのメモリカード全体が使用できなくなるのが普
通である。また、メモリカードのメモリ容量残量はセン
ター(パソコンなど)側では表示できるが、各機器毎に
は表示できないようになっているのが現状である。な
お、かかるメモリカード利用機器としては例えば自動販
売機などが挙げられ、データとしては商品販売数,全販
売金額または商品毎の販売金額や、個人情報等がある。
モリカード利用機器ともいう)に挿入して使用する場
合、メモリの一部分が何らかの理由によって破壊してい
ると、そのメモリカード全体が使用できなくなるのが普
通である。また、メモリカードのメモリ容量残量はセン
ター(パソコンなど)側では表示できるが、各機器毎に
は表示できないようになっているのが現状である。な
お、かかるメモリカード利用機器としては例えば自動販
売機などが挙げられ、データとしては商品販売数,全販
売金額または商品毎の販売金額や、個人情報等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、メモリの
一部分が破壊してもカード全体が使用不能となるので、
カードの利用効率が悪くコスト高になるだけでなく、新
しいカードを用意してデータまたはプログラムの書き込
み、または読み出しなどの煩雑な作業をしなければなら
ないという問題がある。また、メモリ容量残量を簡単に
知ることができず使い勝手が悪いという問題もある。し
たがって、この発明の課題はメモリの一部分が破壊して
いる場合でもカードの使用を可能とし、さらにはメモリ
容量残量を容易に知ることができるようにすることにあ
る。
一部分が破壊してもカード全体が使用不能となるので、
カードの利用効率が悪くコスト高になるだけでなく、新
しいカードを用意してデータまたはプログラムの書き込
み、または読み出しなどの煩雑な作業をしなければなら
ないという問題がある。また、メモリ容量残量を簡単に
知ることができず使い勝手が悪いという問題もある。し
たがって、この発明の課題はメモリの一部分が破壊して
いる場合でもカードの使用を可能とし、さらにはメモリ
容量残量を容易に知ることができるようにすることにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、第1の発明では、データまたはプログラムを記
憶し各機器に挿入して使用されるメモリカードの記憶領
域を、ビットマップ方式によりブロック単位で管理する
ことにより、メモリの一部分が故障した場合でもその部
分だけを避けて使用可能にしたことを特徴としている。
また、第2の発明では、データまたはプログラムを記憶
し各機器に挿入して使用されるメモリカードの管理領域
に容量情報,空き領域先頭アドレスおよび表示器個数情
報を記憶しておくことにより、各機器でメモリ容量残量
を表示可能にしたことを特徴としている。
るため、第1の発明では、データまたはプログラムを記
憶し各機器に挿入して使用されるメモリカードの記憶領
域を、ビットマップ方式によりブロック単位で管理する
ことにより、メモリの一部分が故障した場合でもその部
分だけを避けて使用可能にしたことを特徴としている。
また、第2の発明では、データまたはプログラムを記憶
し各機器に挿入して使用されるメモリカードの管理領域
に容量情報,空き領域先頭アドレスおよび表示器個数情
報を記憶しておくことにより、各機器でメモリ容量残量
を表示可能にしたことを特徴としている。
【0005】
【作用】メモリカードの記憶領域をビットマップ方式に
よりブロック単位で管理することにより、メモリの一部
分が故障した場合でも継続して使用し得るようにし、利
用効率を高める。また、メモリカードの管理領域に容量
情報,空き領域先頭アドレスおよび表示器個数情報を格
納しておくことにより、メモリ容量残量を個々のメモリ
カード利用機器で表示できるうよにし、使い勝手を向上
させる。
よりブロック単位で管理することにより、メモリの一部
分が故障した場合でも継続して使用し得るようにし、利
用効率を高める。また、メモリカードの管理領域に容量
情報,空き領域先頭アドレスおよび表示器個数情報を格
納しておくことにより、メモリ容量残量を個々のメモリ
カード利用機器で表示できるうよにし、使い勝手を向上
させる。
【0006】
【実施例】図1はこの発明の実施例を示す構成図であ
る。これは、メモリカード1の構成例を示すもので、1
1はビットマップテーブル111を有するメモリ管理情
報領域、12はデータまたはプログラムを格納する格納
領域(以下、単にデータ格納領域という)を示してい
る。図2はその部分拡大図を示すもので、ここではデー
タ格納領域12をn個のブロック(1ブロックは例えば
256バイトとする)に分割し、その各ブロックをビッ
トマップテーブル111により管理する。
る。これは、メモリカード1の構成例を示すもので、1
1はビットマップテーブル111を有するメモリ管理情
報領域、12はデータまたはプログラムを格納する格納
領域(以下、単にデータ格納領域という)を示してい
る。図2はその部分拡大図を示すもので、ここではデー
タ格納領域12をn個のブロック(1ブロックは例えば
256バイトとする)に分割し、その各ブロックをビッ
トマップテーブル111により管理する。
【0007】すなわち、データ格納領域12の各ブロッ
クについて、それが正常なときはメモリ管理情報領域1
1のビットマップテーブル111の対応するビットを
“0”とするが、或るブロック例えば第iブロックが何
らかの原因で破壊されているときは、メモリ管理情報領
域11のビットマップテーブル111の対応するビット
を“1”とする。そして、以後このメモリカードを使用
するときは、そのビットマップテーブル111を参照す
るようにしておけば、参照の結果、該当するブロックが
“0”か“1”かによりそれが有効か無効かが分かるの
で、無効のときはその部分を避けて他のブロックをアク
セスすることができる。その結果、従来のように一部の
故障でメモリカード全体が使用できなくなる、などの不
都合を回避することが可能となり、メモリカードの利用
効率が向上する。
クについて、それが正常なときはメモリ管理情報領域1
1のビットマップテーブル111の対応するビットを
“0”とするが、或るブロック例えば第iブロックが何
らかの原因で破壊されているときは、メモリ管理情報領
域11のビットマップテーブル111の対応するビット
を“1”とする。そして、以後このメモリカードを使用
するときは、そのビットマップテーブル111を参照す
るようにしておけば、参照の結果、該当するブロックが
“0”か“1”かによりそれが有効か無効かが分かるの
で、無効のときはその部分を避けて他のブロックをアク
セスすることができる。その結果、従来のように一部の
故障でメモリカード全体が使用できなくなる、などの不
都合を回避することが可能となり、メモリカードの利用
効率が向上する。
【0008】図3はこの発明の他の実施例を示す構成図
である。これは、メモリ容量残量を容易に知り得るよう
にするための実施例を示すもので、メモリ管理情報領域
11に該当のカードが何バイト用のものであるか、その
容量を示すカード容量情報112、表示器(ここでは発
光ダイオードLED)の個数情報113、および空き領
域の先頭アドレス114などの各種情報を格納しておく
ことにより、カードを受け入れる個々の機器で簡単にメ
モリ容量残量を表示し得るようにしたものである。
である。これは、メモリ容量残量を容易に知り得るよう
にするための実施例を示すもので、メモリ管理情報領域
11に該当のカードが何バイト用のものであるか、その
容量を示すカード容量情報112、表示器(ここでは発
光ダイオードLED)の個数情報113、および空き領
域の先頭アドレス114などの各種情報を格納しておく
ことにより、カードを受け入れる個々の機器で簡単にメ
モリ容量残量を表示し得るようにしたものである。
【0009】また、このようにするためには個々のメモ
リカード利用機器10を、例えば図4のように構成す
る。すなわち、プロセッサ(CPU)101、データメ
モリ(RAM)102、プログラムメモリ(ROM)1
03、メモリカードインタフェース105およびメモリ
カードソケット106の外に、例えばLEDなどの表示
素子からなる表示器104を付加して構成する。こうし
ておけば、メモリ管理情報領域11に格納された各種情
報にもとづき、個々の機器ごとにメモリ容量残量を簡単
に表示することができ、オペレータは容易に確認するこ
とができる。
リカード利用機器10を、例えば図4のように構成す
る。すなわち、プロセッサ(CPU)101、データメ
モリ(RAM)102、プログラムメモリ(ROM)1
03、メモリカードインタフェース105およびメモリ
カードソケット106の外に、例えばLEDなどの表示
素子からなる表示器104を付加して構成する。こうし
ておけば、メモリ管理情報領域11に格納された各種情
報にもとづき、個々の機器ごとにメモリ容量残量を簡単
に表示することができ、オペレータは容易に確認するこ
とができる。
【0010】図5は表示器104の具体例を示してお
り、ここでは8つのLEDから構成した例を示してい
る。1枚のメモリカード容量を例えば128Kバイトと
すれば、1個のLEDで16Kバイトの表示が可能であ
り、空き領域の先頭アドレス114が例えば「5FF
F」とすれば、LED1,LED2が点灯し、これによ
ってメモリ容量残量を容易に確認することができ、オペ
レータは後何回くらい利用できるかなどを推定すること
ができる。
り、ここでは8つのLEDから構成した例を示してい
る。1枚のメモリカード容量を例えば128Kバイトと
すれば、1個のLEDで16Kバイトの表示が可能であ
り、空き領域の先頭アドレス114が例えば「5FF
F」とすれば、LED1,LED2が点灯し、これによ
ってメモリ容量残量を容易に確認することができ、オペ
レータは後何回くらい利用できるかなどを推定すること
ができる。
【0011】
【発明の効果】この発明によれば、メモリカードを利用
するオペレータはその一部分の破壊などを全く意識する
ことなく使用し得るので、メモリカードの利用効率を高
め得る利点が得られる。また、各メモリカード利用機器
でメモリカード容量残量を表示することができるので、
オペレータは後どの位データを格納できるかを推測する
ことができるので、使い勝手が向上するという利点もあ
る。
するオペレータはその一部分の破壊などを全く意識する
ことなく使用し得るので、メモリカードの利用効率を高
め得る利点が得られる。また、各メモリカード利用機器
でメモリカード容量残量を表示することができるので、
オペレータは後どの位データを格納できるかを推測する
ことができるので、使い勝手が向上するという利点もあ
る。
【図1】この発明の実施例を示す構成図である。
【図2】図1の拡大図である。
【図3】この発明の他の実施例を示す構成図である。
【図4】図3に対応するメモリカード利用機器の具体例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図5】図4の表示器の具体例を示すブロック図であ
る。
る。
1…メモリカード、10…メモリカード利用機器、11
…メモリ管理用情報領域、12…データ格納領域、10
1…プロセッサ(CPU)、102…データメモリ(R
AM)、103…プログラムメモリ(ROM)、104
…表示器、105…メモリカードインタフェース、10
6…メモリカードソケット、111…ビットマップテー
ブル。
…メモリ管理用情報領域、12…データ格納領域、10
1…プロセッサ(CPU)、102…データメモリ(R
AM)、103…プログラムメモリ(ROM)、104
…表示器、105…メモリカードインタフェース、10
6…メモリカードソケット、111…ビットマップテー
ブル。
Claims (2)
- 【請求項1】 データまたはプログラムを記憶し各機器
に挿入して使用されるメモリカードの記憶領域を、ビッ
トマップ方式によりブロック単位で管理することによ
り、メモリの一部分が故障した場合でもその部分だけを
避けて使用可能にしてなることを特徴とするメモリカー
ドのデータ管理方法。 - 【請求項2】 データまたはプログラムを記憶し各機器
に挿入して使用されるメモリカードの管理領域に容量情
報,空き領域先頭アドレスおよび表示器個数情報を記憶
しておくことにより、各機器でメモリ容量残量を表示可
能にしてなることを特徴とするメモリカードのデータ管
理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4271446A JPH06119254A (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | メモリカードのデータ管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4271446A JPH06119254A (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | メモリカードのデータ管理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06119254A true JPH06119254A (ja) | 1994-04-28 |
Family
ID=17500141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4271446A Pending JPH06119254A (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | メモリカードのデータ管理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06119254A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006031696A (ja) * | 2004-07-16 | 2006-02-02 | Samsung Electronics Co Ltd | バッドブロック管理部を含むフラッシュメモリシステム |
-
1992
- 1992-10-09 JP JP4271446A patent/JPH06119254A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006031696A (ja) * | 2004-07-16 | 2006-02-02 | Samsung Electronics Co Ltd | バッドブロック管理部を含むフラッシュメモリシステム |
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