JP2002116942A - メモリ装置 - Google Patents

メモリ装置

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JP2002116942A
JP2002116942A JP2000311956A JP2000311956A JP2002116942A JP 2002116942 A JP2002116942 A JP 2002116942A JP 2000311956 A JP2000311956 A JP 2000311956A JP 2000311956 A JP2000311956 A JP 2000311956A JP 2002116942 A JP2002116942 A JP 2002116942A
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JP
Japan
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memory
file
management information
data
file management
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JP2000311956A
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English (en)
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Shigeo Araki
茂生 荒木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 頻繁に書き換えが必要なデータの管理を簡略
化し、そのようなデータによってメモリ容量が減少する
ことを防止する。 【解決手段】 非可逆書き込みメモリ3上にファイル#
1が書かれており、メモリエリア4上にファイルを管理
するためのファイル管理情報#1とが書かれている。次
に、新たなユーザデータがファイル#2としてメモリ3
上の未使用エリアに書き込まれる。それと共に、ファイ
ル管理情報#1がコントローラ2内に吸い上げられ、ホ
ストデバイスの処理によってファイル管理情報が更新さ
れ、更新後のファイル管理情報#2がメモリエリア4に
書き込まれる。ファイル管理情報の書き換えを容易にな
しうる。また、最新のファイル管理情報がメモリ装置1
内のメモリエリア4にあるので、ファイル管理情報を容
易に管理することができ、ファイル管理情報によって、
非可逆書き込みメモリ3のメモリ容量が目減りすること
を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、非可逆書き込み
メモリを使用したメモリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一度だけ書き込みが可能な非可逆書き込
みメモリが知られている。例えば半導体メモリの一つと
して、OTP(One Time Programmable ROM) と呼ばれ、
1回だけデータを書き込むことができるものが提案され
ている。非可逆書き込みメモリとして、不揮発性のもの
がある。すなわち、一度書かれたデータは、消去不可能
であり、電源を切っても記憶データが保持される。非可
逆書き込みメモリは、フラッシュメモリと比較して低コ
スト化が可能である。
【0003】図5は、従来の非可逆書き込みメモリを使
用したメモリ装置の構成を示す。11が全体としてメモ
リカードの構成とされ、ホストデバイスに対して着脱自
在とされたメモリ装置を示す。メモリ装置11は、コン
トローラ12と非可逆書き込みメモリ13とからなる。
コントローラ12には、ホストデバイスとのインターフ
ェース、CPUからなるシーケンサ(コントローラ)、
書き込み制御回路、読み出し制御回路、書き込みデータ
または読み出しデータを一時的に蓄えるバッファメモ
リ、非可逆書き込みメモリとのインターフェース等が含
まれる。ホストデバイスによって、非可逆書き込みメモ
リ13に対してファイルを書き込む(追記する)毎にフ
ァイル管理情報が書き換えらる。
【0004】図5に示すように、非可逆書き込みメモリ
13上にユーザデータ(ファイル#1)とファイルを管
理するためのファイル管理情報#1とが書かれていると
する。次に、新たにユーザデータ(ファイル#1を更新
したファイルまたはファイル#1とは無関係の別のファ
イル)を追記する場合、ユーザデータがファイル#2と
してメモリ13上の未使用エリアに書き込まれる。それ
と共に、ファイル管理情報が更新され、その更新された
ファイル管理情報#2がメモリ13に書き込まれる。
【0005】メモリ13は、非可逆書き込みメモリであ
るので、メモリ13上には、2種類のファイル管理情報
が存在する。したがって、何らかの手段によって以前の
ファイル管理情報#1が無効であり、新たに追記したフ
ァイル管理情報#2が有効であることを示す必要があっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のメモリ装置では、ファイルを非可逆書き込みメモリ1
3に対して追記する毎に新たなファイル管理情報の書き
込みを行なう必要があり、非可逆書き込みメモリ13の
容量が減少したり、多数のファイル管理情報のバージョ
ン(有効/無効)を管理することが必要とされた。ファ
イル管理情報以外のユーザが頻繁に書き換えることが必
要なデータを非可逆書き込みメモリ13に格納する時に
も同様の問題が発生する。
【0007】したがって、この発明の目的は、ファイル
管理用の情報等の頻繁に書き換えられるデータによって
メモリ容量が減少することを防止でき、また、ファイル
管理用の情報の管理を簡略化することができるメモリ装
置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、不揮発性の非可逆書き込み
メモリと、書き込みおよび読み出しを制御するコントロ
ーラと、書き換え可能で且つ不揮発性のメモリエリアと
を有し、保存すべきデータが非可逆書き込みメモリに記
憶され、頻繁に書き換えの必要なデータがメモリエリア
に記憶されるようにしたメモリ装置である。
【0009】請求項2の発明は、不揮発性の非可逆書き
込みメモリと、書き込みおよび読み出しを制御するコン
トローラと、書き換え可能で且つ不揮発性のメモリエリ
アとを有し、ファイルが非可逆書き込みメモリに記憶さ
れ、ファイルを書き込むのに伴って更新が必要とされる
ファイル管理情報がメモリエリアに記憶されるようにし
たメモリ装置である。
【0010】この発明によれば、ファイル管理情報等の
頻繁に書き換えが必要なデータは、非可逆書き込みメモ
リ上には書かないで、書き換え可能で且つ不揮発性のメ
モリエリアに書くようにしている。それによって、更新
後のファイル管理情報が存在しており、ファイル管理情
報のバージョン管理が不要となる。また、頻繁に書き換
えの必要なデータによって非可逆書き込みメモリのメモ
リ容量が減少することを防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態につ
いて図面を参照して説明する。図1に、この発明の一実
施形態におけるメモリ装置の構成を示す。ホストデバイ
ス(図示しない)とメモリ装置1とが接続されている。
メモリ装置1は、コントローラ2とメモリ3と書き換え
可能で且つメモリエリア4を有している。メモリ装置1
は、ホストデバイスに対して着脱自在のカード状の構成
とされている。
【0012】ホストデバイスは、メモリ装置1の非可逆
書き込みメモリ3およびメモリエリア4に対してのデー
タの書き込みとメモリ3およびメモリエリア4からのデ
ータの読み出しを行なうことができる。ホストデバイス
がメモリ装置1のファイル管理を行なう。一例として、
ホストデバイスがパーソナルコンピュータである。他の
例としては、ホストデバイスがディジタル電子カメラで
あり、撮影された画像がメモリ装置1に書き込まれ、ま
た、画像がメモリ装置1から読み出される。ホストデバ
イスのさらに他の例は、オーディオ記録/再生装置であ
り、圧縮オーディオデータがメモリ装置1に書き込ま
れ、また、圧縮オーディオデータがメモリ装置1から読
み出される。
【0013】コントローラ2は、ホストデバイスとのイ
ンターフェース、CPUからなるシーケンサ(コントロ
ーラ)、ページバッファおよびメモリインターフェース
を有する。インターフェースを介してホストデバイスと
メモリ装置1との間で、データ(書き込みまたは読み出
しデータおよびコマンドデータ)、コントロール信号、
クロック、電源等の授受がなされる。ページバッファ
は、書き込みデータまたは読み出しデータを一時的に蓄
える。なお、コントローラ2とメモリ3とが別々のIC
として構成されていても良く、一つのICとして構成さ
れていても良い。さらに、コントローラ2が一つのIC
で構成されている必要はない。
【0014】メモリ3は、OTPと呼ばれる、一度だけ
書き込みが可能な非可逆書き込みメモリであり、また、
不揮発性の半導体メモリである。すなわち、メモリ3に
一度書かれたデータは、消去不可能であり、電源を切っ
ても記憶データが保持される。メモリ3は、所定のデー
タ量の単位で読み書きされる。メモリ3上には、ホスト
デバイスによってメモリが装着された時に最初に読み取
られる領域であるブートエリアが設けられている。ブー
トエリアには、属性情報等の種々の情報が予め記録され
ている。
【0015】メモリエリア4は、コントローラ2と同一
のICチップ上に構成しても良く、別のICとして構成
しても良い。さらに、メモリエリア4は、非可逆書き込
みメモリ3と一体構成としても良い。すなわち、非可逆
書き込みメモリ3のメモリ領域の一部がメモリエリア4
を構成するようになされる。メモリエリア4には、ファ
イル管理用の情報が格納される。
【0016】図2に示すように、非可逆書き込みメモリ
3上にユーザデータ(ファイル#1)が書かれており、
メモリエリア4上にファイルを管理するためのファイル
管理情報#1とが書かれているとする。次に、新たにユ
ーザデータ(ファイル#1の更新またはファイル#1と
は別のファイル)を追記する場合、ユーザデータがファ
イル#2としてメモリ3上の未使用エリアに書き込まれ
る。それと共に、ファイル管理情報#1がコントローラ
2内のRAM(Random Access Memory)5に吸い上げら
れ、ホスト側のデバイスの処理によってファイル管理情
報が更新され、更新後のファイル管理情報#2がRAM
5に作成され、さらにRAM5からメモリエリア4に書
き込まれる。但し、メモリ装置1に対する電源が断たれ
る直前などのタイミングで、最終的なファイル管理情報
をメモリエリア4に書き込むようにしても良い。
【0017】ユーザデータの追加等によってファイル管
理情報の更新と、更新後の情報の保存が必要な場合、フ
ァイル管理情報がメモリエリア4に格納されているの
で、その書き換えを容易になしうる。すなわち、メモリ
エリア4上のファイル管理情報が最新のものであり、ま
た、ファイル管理情報がメモリ装置1内で同じ場所(メ
モリエリア4)にあるので、ファイル管理情報を容易に
管理することができる。また、ファイル管理情報によっ
て、非可逆書き込みメモリ3のメモリ容量が目減りする
ことを防止できる。
【0018】ファイル管理情報としてFAT(File Allo
cation Table) を使用した場合の例について図3を参照
して説明する。ファイル#1が非可逆書き込みメモリ3
上に書かれている時のFAT(ファイル管理情報#1)
の一例を図3Aに示す。ファイル名が「File1.txt 」の
ファイルが先頭のクラスタ番号(0002)からメモリ
3上に書かれ、次のクラスタ番号が(0003)であ
り、さらに次のクラスタ番号が(0004)であり、
(FFFF)によってクラスタ番号(0004)が最後
であることが示されている。
【0019】次にファイル#2がメモリ3に書き込まれ
たとすると、図3Aに示すFATが図3Bに示すものへ
書き換えられる。すなわち、ファイル#1に関しての情
報に加えてファイル#2に関しての情報が追加されたF
AT(ファイル管理情報#2)がホストデバイスによっ
て形成され、メモリエリア4のFATが新たなFATに
書き換えられる。図示の例では、ファイル#2は、ファ
イル名が「File2.txt」であり、先頭のクラスタ番号
(0005)からメモリ3上に書かれ、次のクラスタ番
号が(0006)であり、(FFFF)によってクラス
タ番号(0006)が最後であることが示されている。
【0020】図4を参照してこの発明の他の実施形態に
ついて説明する。上述した一実施形態と同様に、メモリ
装置1がコントローラ2、非可逆書き込みメモリ3およ
びメモリエリア4を備えている。メモリエリア4には、
一実施形態におけるFATのようなファイル管理情報の
ためのファイル管理情報エリア6aだけではなく、その
他の頻繁に書き換えが必要なデータ(ユーザデータ等)
を格納するデータエリア6bが設けられている。
【0021】非可逆書き込みメモリ3上には、ファイル
#1,ファイル#2,ファイル#3が書き込まれてい
る。ファイル管理情報エリア6aには、これらのファイ
ル#1〜#3の例えばFATが格納されている。データ
エリア6bには、ファイルと関連した管理データファイ
ル#10が書かれている。一例として、ファイル#1〜
#3がそれぞれ音楽データの曲データであり、ファイル
#10は、このファイル#1〜#3を読み出す(再生す
る)順序を指示するデータである。ユーザは、ファイル
#10を作成することによって、ファイル#1〜#3を
再生する順序を所望のものに指示できる。
【0022】ここで、非可逆書き込みメモリ3に対して
ファイル#4を追加して書き込むと、ファイル管理情報
が上述した一実施形態と同様に書き換えられ、また、デ
ータエリア6b中の再生順序を指示するデータのファイ
ル#10が新たなファイル#11に書き換えられる。こ
のファイル#11によって、ファイル#1〜#4の再生
順序を所望のものとすることができる。音楽の曲データ
以外にもディジタルスチルカメラで撮影したディジタル
画像を扱う場合も同様に、再生順序を指定することが可
能となる。また、再生順序のデータに限らず、画像デー
タに対してアフレコされるオーディオデータをデータエ
リア6bに格納しても良い。さらに、データエリア6b
に格納されるデータとしては、頻繁に書き換えが必要な
データであれば、メモリ3に記録されているファイルの
データと関連しないものであっても良い。
【0023】メモリエリア4に対して、頻繁に書き換え
が必要なデータを格納するエリア6bを設けることによ
って、ファイル管理情報の場合と同様に、そのデータの
管理を簡略化することができ、また、非可逆書き込みメ
モリ3のメモリ容量が減少することを防止できる。
【0024】この発明は、上述したこの発明の実施形態
に限定されるものでは無く、この発明の要旨を逸脱しな
い範囲内で様々な変形や応用が可能である。例えばメモ
リ装置が複数の非可逆書き込みメモリまたは複数のメモ
リエリアを持つようにしても良い。また、ファイル管理
情報としてのFATが空きエリアや、不良エリアを管理
する機能を持っていても良い。さらに、FAT以外のフ
ァイル管理情報を使用しても良い。例えばファイルを構
成するクラスタの位置情報を表を持つファイル管理情報
を使用しても良い。
【0025】
【発明の効果】この発明によれば、本来のデータの書き
込みと関連して、書き換えが必要とされるファイル管理
情報の管理を簡略化でき、また、ファイル管理情報によ
って非可逆書き込みメモリのメモリ容量が減少すること
を防止できる。さらに、ファイル管理情報以外の頻繁に
書換が必要とされるデータをファイル管理情報と同様
に、メモリエリアに格納することによって、データの管
理を簡略化でき、また、非可逆書き込みメモリのメモリ
容量が減少することを防止できる。さらに、非可逆書き
込みメモリと書き換え可能なメモリエリアとを持つハイ
ブリッドなメモリ装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるメモリ装置の全体の構成を示す
ブロック図である。
【図2】この発明の一実施形態の説明に用いるブロック
図である。
【図3】この発明の一実施形態におけるファイル管理情
報の一例を説明するための略線図である。
【図4】この発明の他の実施形態の説明に用いるブロッ
ク図である。
【図5】従来のメモリ装置の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1・・・メモリ装置、2・・・コントローラ、3・・・
メモリ、4・・・メモリエリア

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不揮発性の非可逆書き込みメモリと、書
    き込みおよび読み出しを制御するコントローラと、書き
    換え可能で且つ不揮発性のメモリエリアとを有し、 保存すべきデータが上記非可逆書き込みメモリに記憶さ
    れ、頻繁に書き換えの必要なデータが上記メモリエリア
    に記憶されるようにしたメモリ装置。
  2. 【請求項2】 不揮発性の非可逆書き込みメモリと、書
    き込みおよび読み出しを制御するコントローラと、書き
    換え可能で且つ不揮発性のメモリエリアとを有し、 ファイルが上記非可逆書き込みメモリに記憶され、ファ
    イルを書き込むのに伴って更新が必要とされるファイル
    管理情報が上記メモリエリアに記憶されるようにしたメ
    モリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 上記書き換え可能なメモリエリアに対して、書き換えが
    頻繁に起きるユーザデータがさらに記憶されるようにし
    たメモリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2において、 上記メモリエリアが上記コントローラ内に設けられたメ
    モリ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または2において、 上記メモリエリアが上記コントローラ外に独立して設け
    られたメモリ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1または2において、 上記メモリエリアが上記非可逆書き込みメモリと一体に
    設けられたメモリ装置。
  7. 【請求項7】 請求項1または2において、 上記非可逆書き込みメモリおよび上記メモリエリアの少
    なくとも一方が複数設けられたメモリ装置。
  8. 【請求項8】 請求項1または2において、 上記非可逆書き込みメモリは、ホストデバイスに対して
    着脱自在の形状を持つ半導体メモリであるメモリ装置。
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Cited By (4)

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