JPH06119110A - 座標入力装置 - Google Patents

座標入力装置

Info

Publication number
JPH06119110A
JPH06119110A JP4270109A JP27010992A JPH06119110A JP H06119110 A JPH06119110 A JP H06119110A JP 4270109 A JP4270109 A JP 4270109A JP 27010992 A JP27010992 A JP 27010992A JP H06119110 A JPH06119110 A JP H06119110A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microcomputer
switch
input device
pendulum
coordinate input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4270109A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsunehisa Kobayashi
恒久 小林
Katsuji Deura
勝司 出浦
Shuji Nakamura
修二 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP4270109A priority Critical patent/JPH06119110A/ja
Publication of JPH06119110A publication Critical patent/JPH06119110A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Position Input By Displaying (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は座標入力装置に関し、マイコンのパ
ワーダウン機能を利用して低電力化した座標入力装置を
実現することを目的とする。 【構成】 平面上を転動するボール20と、該ボールの
回転量を検出する検出部と、該検出部の出力を演算する
マイコン17とを具備し、コンピュータのディスプレイ
上のポインターまたはカーソルをディスプレイ上の任意
の位置へ移動させることができる座標入力装置におい
て、上記マイコン17に、該マイコン17及び前記検出
部をパワーダウンさせるパワーダウン機能を具備させる
と共に、装置内に振り子14により作動するスイッチ1
6を設け、該スイッチ16により前記マイコン17及び
検出部のパワーダウンの解除を行うように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は座標入力装置に関する。
詳しくは、マイコンのパワーダウンモードを用いて装置
全体の低電力化を実現したマウス等の座標入力装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の座標入力装置1をコンピュ
ータ2と共に示す図である。これは通常マウスと呼ばれ
るもので、ケース3の下部に転動自在なボールを有し、
ケース3を持って机上を辷らせることによりボールを回
転させ、その回転量を検出器によりX方向及びそれに直
交するY方向に分解して検出し、その出力をマイコンを
通しコード4を介してコンピュータ2に送り、そのディ
スプレイ5上のポインター又はカーソル6をディスプレ
イ上の任意の位置に移動させることができるようになっ
ている。このような座標入力装置において、特に電源と
してバッテリー等の低電力の電源を使用する場合には装
置の低電力化が必要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、座標入力装置の
低電力化の方法としては、個別部品に流れる電流を制限
することで対応していた。しかしマイコンを使用したも
のでは、マイコン自身の消費電力が装置全体の消費電力
に対し相対的に大きいため、マイコン自身の低電力化が
必要である。ところが、従来マイコン自身を制限して低
電力化する例は見られなかった。
【0004】本発明は、マイコンのパワーダウン機能を
利用して低電力化した座標入力装置を実現しようとす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の座標入力装置に
於いては、平面上を転動するボール20と、該ボールの
回転量を検出する検出部22と、該検出部の出力を演算
するマイコン17とを具備し、コンピュータのディスプ
レイ上のポインターまたはカーソルをディスプレイ上の
任意の位置へ移動させることができる座標入力装置にお
いて、上記マイコン17に、該マイコン17及び前記検
出部22をパワーダウンさせるパワーダウン機能を具備
させると共に、装置内に振り子14により作動するスイ
ッチ16を設け、該スイッチ16により前記マイコン1
7及び検出部22のパワーダウン解除を行うように構成
したことを特徴とする。
【0006】また、それに加えて、上記スイッチ16は
振り子14と該振り子を囲む導体壁15との接触により
スイッチングするように構成したことを特徴とする。ま
た、それに加えて、上記スイッチ16は磁化した振り子
27を用い、ホール素子、リードスイッチ28等を壁面
又は底面に配置し、振り子14の動作による磁気の変化
によりスイッチングするように構成したことを特徴とす
る。
【0007】また、それに加えて、上記スイッチ16が
一定時間スイッチ変化が無い場合、マイコン17が検出
部22及びマイコン自身をパワーダウンすることを特徴
とする。この構成を採ることにより、マイコンのパワー
ダウン機能を利用して低電力化した座標入力装置が得ら
れる。
【0008】
【作用】図1は本発明の原理説明図である。図1(a)
において、符号10は電源から抵抗11を通して+5V
に帯電させた導体球であり、該導体球10は導電性ワイ
ヤ12により絶縁部材13から吊り下げられ振り子14
となっている。15は導体球10の回りを囲む導電性の
壁でGND(0V)に接続されており、導体球の振り子
14とでスイッチ16を構成している。また17はマイ
コンで、その割り込みポート18は導体球10を吊り下
げたワイヤ12に接続している。
【0009】上記の制御回路を組み込んだ座標入力装置
は、静止状態では、図1(b)の如く振り子スイッチ1
6の導体球10は導体壁15に接触していないが、移動
する際は、図1(c)の如く、その振動により振り子1
4を揺らせ、その導体球10を導体壁15に接触させ
る。導体球10が導体壁15に接触すると、抵抗11を
通って電流が流れ、マイコン17の割り込みポート18
の電圧レベルを下げる。これによりマイコン17には割
り込みが掛かりパワーダウンから復帰することができ
る。また逆に振り子スイッチ16は座標入力装置の静止
状態を感知することもでき、マイコン17を動作状態か
らパワーダウン状態にすることもできる。
【0010】
【実施例】図2及び図3は本発明の実施例を示す図であ
り、図2は装置を一部開切して示した外観図、図3は制
御回路を示すブロック図である。本実施例は、図2に示
すように、筐体19の中に、該筐体を平面の上を辷らせ
たときに何れの方向にも回転できるボール20と、該ボ
ールの回転からコンピュータのディスプレイ上のポイン
ター又はカーソルの位置を制御する制御部が設けられて
いる。制御部としては、前記ボール20の回転をX方向
及びそれと直角なY方向に分解して検出する2組のスリ
ット円板21と、図示なきセンサ及び検出回路と、該検
出回路の出力を演算するマイコン17と、該マイコンの
パワーダウンを解除するための振り子スイッチ16とが
設けられており、該振り子スイッチ16は導体ワイヤ1
2で吊り下げられた導体球10と、その周囲を囲む導体
壁15とからなり、ワイヤ12はマイコン17の割り込
みポート18と共に抵抗11を介して電源に接続されて
いる。
【0011】さらに制御部は図3のブロック図に示すよ
うに、検出部22を構成するXセンサ23及びYセンサ
24と検出回路25はそれぞれマイコン17によって制
御されるスイッチ26a,26b,26cを介して電源
に接続されている。
【0012】このように構成された本実施例の作用を図
2、図3により説明する。本実施例はある一定時間静止
状態にあるときは、マイコン17はそれ自身がパワーダ
ウン状態となると共にスイッチ26a,26b,26c
をOFF状態に作動させ、検出部22のXセンサ23、
Yセンサ24及び検出回路25の電源をOFFしてい
る。
【0013】この状態から本実施例を動かすと、振り子
スイッチ16の振り子14は振動し、その導体球10が
導体壁15に接触する。導体球10が導体壁15に接触
すると、電流が抵抗11、ワイヤ12、導体球10、導
体壁15を通ってGNDに流れ、マイコン17の割り込
みポート18に印加されている電圧レベルが下る。割り
込みポート18の電圧レベルが下るとマイコン17に割
り込みが掛かりパワーダウン状態が解除され、通常モー
ドに戻る。同時にマイコン17はスイッチ26a,26
b,26cを閉じてXセンサ23、Yセンサ24、検出
回路25をそれぞれ電源に接続する。これにより装置全
体が通常動作を行うことができる状態となる。
【0014】図4は本発明の他の実施例の要部を示す図
である。本実施例が前実施例と異なるところは、振り子
スイッチとその配線のみであり、他は前実施例と同様で
ある。本実施例における振り子スイッチ16は前実施例
の導体球10の代りに永久磁石27を用い、導体壁15
の代りにリードスイッチ28(又はホール素子等の磁気
検出素子)を用いて振り子14の近傍に配置している。
そしてリードスイッチ28の一方のリード端子28aは
抵抗11及びマイコンの割り込みポート18に接続し、
他方のリード端子28bはアースに接続している。
【0015】このように構成された本実施例は、装置本
体が移動すれば、振り子14に振動が伝わり、永久磁石
27が動いてリードスイッチ28をONとする。それに
よりマイコンの割り込みポート18に印加されている電
位を降下させて、マイコン17のパワーダウン状態を解
除して正常動作ができる状態に復帰させることができ
る。
【0016】
【発明の効果】本発明に依れば、マイコンのパワーダウ
ン機能と振り子スイッチを用いることにより、簡単な構
成で装置全体の低電力化に大きく寄与することができ
る。この効果は電力供給側の本体がバッテリー等の寿命
が短かい電源の場合、装置全体の低消費電力化に大きく
寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の実施例を示す一部開切外観図である。
【図3】本発明の実施例の回路部を示すブロック図であ
る。
【図4】本発明の他の実施例を示す図である。
【図5】従来の座標入力装置をコンピュータと共に示す
図である。
【符号の説明】
10…導体球 11…抵抗 12…導電性ワイヤ 13…絶縁部材 14…振り子 15…導体壁 16…振り子スイッチ 17…マイコン 18…割り込みポート 19…筐体 20…ボール 21…スリット円板 22…検出部 23…Xセンサ 24…Yセンサ 25…検出回路 26a,26b,26c…スイッチ 27…永久磁石 28…リードスイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面上を転動するボール(20)と、該
    ボールの回転量を検出する検出部(22)と、該検出部
    の出力を演算するマイコン(17)とを具備し、コンピ
    ュータのディスプレイ上のポインターまたはカーソルを
    ディスプレイ上の任意の位置へ移動させることができる
    座標入力装置において、 上記マイコン(17)に、該マイコン(17)及び前記
    検出部(22)をパワーダウンさせるパワーダウン機能
    を具備させると共に、装置内に振り子(14)により作
    動するスイッチ(16)を設け、該スイッチ(16)に
    より前記マイコン(17)及び検出部(22)のパワー
    ダウンの解除を行うように構成したことを特徴とする座
    標入力装置。
  2. 【請求項2】 上記スイッチ(16)は振り子(14)
    と該振り子を囲む導体壁(15)との接触によりスイッ
    チングするように構成したことを特徴とする請求項1の
    座標入力装置。
  3. 【請求項3】 上記スイッチ(16)は磁化した振り子
    (27)を用い、ホール素子、リードスイッチ(28)
    等を壁面又は底面に配置し、振り子(14)の動作によ
    る磁気の変化によりスイッチングするように構成したこ
    とを特徴とする請求項1の座標入力装置。
  4. 【請求項4】 上記スイッチ(16)が一定時間スイッ
    チ変化が無い場合、マイコン(17)が検出部(22)
    及びマイコン自身をパワーダウンすることを特徴とする
    請求項1,2又は3の座標入力装置。
JP4270109A 1992-10-08 1992-10-08 座標入力装置 Withdrawn JPH06119110A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4270109A JPH06119110A (ja) 1992-10-08 1992-10-08 座標入力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4270109A JPH06119110A (ja) 1992-10-08 1992-10-08 座標入力装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06119110A true JPH06119110A (ja) 1994-04-28

Family

ID=17481667

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4270109A Withdrawn JPH06119110A (ja) 1992-10-08 1992-10-08 座標入力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06119110A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012138053A2 (ko) * 2011-04-06 2012-10-11 Suh Moon-Hwan 절전관리 마우스 시스템 및 그 운영방법

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012138053A2 (ko) * 2011-04-06 2012-10-11 Suh Moon-Hwan 절전관리 마우스 시스템 및 그 운영방법
WO2012138053A3 (ko) * 2011-04-06 2012-12-06 Suh Moon-Hwan 절전관리 마우스 시스템 및 그 운영방법
KR101218095B1 (ko) * 2011-04-06 2013-01-03 송진호 절전관리 마우스 시스템 및 그 운영방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7637024B2 (en) Magnetic field sensing device for compassing and switching
JP3480276B2 (ja) タッチスイッチ
US20050230230A1 (en) Video game controller and game apparatus
JP2011187082A (ja) 磁気マウスデバイスおよびマウスパッドシステム
US11003262B2 (en) Input knob for a touch-sensitive surface in a display system
MX2008016240A (es) Control de iluminacion que tiene un estado inactivo con accion de despertar despues de la activacion.
US20160217953A1 (en) Generator Button for Electronic Devices
JP2012222858A (ja) 携帯情報機器、電子機器、および、接続検出機構
JPH06119110A (ja) 座標入力装置
JP2003036768A (ja) 多方向入力装置及びこれを用いた電子機器
JP2009217774A (ja) 情報処理装置
JP2005513653A (ja) 非接触検出型の入力装置
JPH10134682A (ja) 無接点スイッチ
US6754028B2 (en) Control integrated circuit for floppy disk drive
JP2002073247A (ja) 携帯情報端末
JP3126291B2 (ja) ジョイスティック
JPH11325956A (ja) 無接触可変電圧器
JP3998315B2 (ja) 3軸入力装置
JPH02227975A (ja) 接続装置
JPH05257596A (ja) マウス装置
JP2003233456A (ja) ポインティングデバイス
JP2007173167A (ja) 静電検出機能付スイッチ装置
JPH04188215A (ja) 座標入力装置及び電子機器
JP3939558B2 (ja) 入力装置
JPH0612579A (ja) 電子機器の取外し監視装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000104