JPH06118744A - 電子写真記録装置 - Google Patents

電子写真記録装置

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JPH06118744A
JPH06118744A JP4270640A JP27064092A JPH06118744A JP H06118744 A JPH06118744 A JP H06118744A JP 4270640 A JP4270640 A JP 4270640A JP 27064092 A JP27064092 A JP 27064092A JP H06118744 A JPH06118744 A JP H06118744A
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JP
Japan
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photosensitive drum
reading
drum
recording apparatus
original
Prior art date
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Pending
Application number
JP4270640A
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English (en)
Inventor
Osamu Oshima
修 大島
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 光背面方式の電子写真記録装置を用いて、フ
ァクシミリなどの装置の小型化、簡略化を計る。 【構成】 光背面方式電子写真記録装置においては感光
ドラム22は透明支持体で作られており、上記感光ドラ
ム内に読み取り装置24を挿入し該ドラム上に設けられ
た読み取り窓より原稿の読み取りを行ない、記録の際に
は該読み取り窓の部分は露光せず、転写ローラ19部で
はその部分だけ感光ドラムを空転させる制御を行い、原
稿25と記録紙10の搬送経路を共有することにより部
品点数と減らすと共に紙の排出口を一つにする事で装置
自体を簡略化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリンタ、ファクシミリ
等に適用される光背面方式電子写真記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に従来の電子写真記録装置を示す。
図に示されるように感光ドラム1とその回りに設けられ
る露光器2、現像器3、転写器4、帯電器5、清掃ブラ
シ6、メモリ除去ブラシ7等より構成されている。
【0003】読み取り装置などによって処理されビット
・シリアルになった画像信号は露光器2に入力される。
露光器2は図示されていない半導体レーザー、コリメー
タレンズ、回転多面体ミラー等より構成されているレー
ザ走査光学系ユニットまたはLEDプリントヘッドであ
る。レーザ走査光学系ユニットの場合、画像信号は半導
体レーザに印加され電気−光変換される。放射されるレ
ーザ光はコリメータレンズで平行光とされ、高速で回転
する多面体ミラーに照射される。多面体ミラーはレーザ
光を感光ドラム1上の感光体8に走査する。この感光体
8は一例として導電層−感光層−絶縁層の三層からなる
ものである。LEDプリントヘッドを用いる場合は画像
信号はLEDアレー上で電気−光変換され、ロッドレン
ズを通して感光体8に印加される。
【0004】感光体8に印加された画信号は現像器3で
現像され、感光体8上にトナー9が付着する。感光体8
上のトナー9は転写器4によって記録紙10に転写され
る。その後トナー9は図示されていない定着器によって
記録紙10に定着される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上に示されるように
従来の方式においては感光ドラムの周囲にレーザーやL
EDプリントヘッドを用いた露光器、現像器、転写器、
メモリ除去ブラシ、帯電器、クリーナー等の部材が設け
られており、装置を小型にするのは困難である。
【0006】また従来のファクシミリ等では原稿の読み
取り部と記録部が別の場所にあり、原稿と記録紙の搬送
経路と分ける必要がある。そのため装置自体が複雑で小
型化も困難である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明においては上記の
課題を解決するための手段として、露光器と読み取り装
置を感光ドラム内に挿入する光背面方式電子写真記録装
置を用いる。
【0008】
【作用】光背面方式を採用することによって部材の数が
減り記録装置を小さくすることが可能となり機械全体の
小型化が計れる。
【0009】さらに光背面方式の感光体ドラム内に露光
器だけでなく、読み取り装置を挿入することによって原
稿と記録紙の搬送経路の一部および排出口の共有化が可
能になり装置を更に小型にすることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0011】まず、本発明が対象としている光背面方式
の電子写真記録装置について説明する。図5に本発明で
用いられた光背面方式の一例を示す。図に示されるよう
に光導電層11−透明電極層12−透明支持体13より
なる感光ドラム14、磁気ローラ15と非磁性導電性ス
リーブ16から構成され、スリーブ回転でトナー17を
搬送する現像器18、転写用ローラ19、並びに像露光
を支持体13側から行うために感光体ドラム1内に挿入
されたLEDプリントヘッド20より構成されている。
そのため、従来の電子写真方式では感光体ドラム8の周
囲でそれぞれ行われている帯電、露光、現像、清掃、除
電の各工程をスリーブ16と感光ドラム14が接する一
部分で行うことが可能となっている。
【0012】図6に導電性トナーを用いた光背面方式電
子写真記録の原理図を示す。図に示される導電性スリー
ブ16に現像バイアスを印加すると、導電性磁性トナー
17から成るトナー層21は同一電位になる光導電層1
1とトナー層12とが接触し始めるところ(A点)で、
トナーが光導電層11の表面に付着する。トナーを通じ
て電荷が注入されるとともに、導電性スリーブ16の回
転によって連続的にトナーが搬送されてB点において光
導電層11の表面電位が現像バイアスとほぼ同電位に帯
電される。
【0013】転写後の残留トナー(図6中D)は、トナ
ー層21に接触するとトナーを通じて帯電が始まり電気
力が弱まるので容易にトナー層21へ回収される。
【0014】トナー層21と光導電層11とが離れると
き(C点)は、電気力より磁極ローラ15による磁気力
の方が大きく、トナーは現像器側に引っ張られる。一
方、トナー層21と光導電層11とが離れる寸前(E
点)で露光すると、光励起による+キャリアが光導電層
の表面に移動し、帯電電荷と中和する。中和により表面
電位が下がり帯電しているトナーは光導電層11に付着
する。この位置で付着したトナーはすぐ現像器から離れ
るのでトナーを通じて帯電する時間がなく、電気力の方
が強いままなので、可視像(図6中F)を得ることがで
きる。
【0015】得られた可視像はコロナ放電を用いずに、
ローラ転写法を用いて記録紙に転写させる。
【0016】図4に本発明に係る感光ドラム22の一例
を示す。図に示されるように感光ドラム22の内部から
原稿の読み取りを行うため、光導電層のない読み取り窓
23が設けられている。
【0017】図1に本発明に係る光背面方式電子写真記
録装置の一例を示す。感光ドラム22内には図のように
露光器20の他に光源、ロッドレンズ、フォトダイオー
ドより構成される読み取り装置24が挿入されている。
原稿25の読み取りを行う際には感光ドラム22は該読
み取り窓を原稿に向けた状態で静止し、原稿ガイド26
に沿って送られた原稿はレジストローラ27、転写ロー
ラ19、定着ローラ28などにより搬送され、読み取り
が行われる。記録を行う際は、記録紙10は記録紙ガイ
ド29に沿って送られ、読み取り時と同様レジストロー
ラ27、転写ローラ19、定着ローラ28等によって搬
送されるが、記録を行うため転写ローラでは転写バイア
スがかけられ、定着ローラではハロゲンランプ等により
加熱及び加圧が行われる。感光ドラム22は転写ローラ
19と共に回転し記録を行うが、読み取り窓の部分は露
光、現像などができないため、この部分が露光部に来た
ら露光を止めるように、また転写部に来たら転写ローラ
19、定着ローラ28は停止し、感光ドラム22のみが
空転するように制御を行う。
【0018】図2にこの光背面方式電子写真記録装置の
主要構成部分の回路構成を説明する。図2に示すよう
に、CPU(中央処理装置)30には、装置全体の動作
を制御するためのプログラムを記憶したROM(リード
オンリメモリ)31、各種データを一時的に記憶するR
AM(ランダムアクセスメモリ)32、及びタイマ33
が接続されており、センサ34による読み取り窓検出信
号が入力される。またCPU30からは、感光ドラム駆
動モータ35と、レジストローラ27を動かす電磁クラ
ッチ36に対して、それぞれドライバ37、38を介し
て作動又は停止信号が出力される。さらにCPU30は
現像器18、転写ローラ19をそれぞれ高圧発生回路3
9、電圧発生回路40を介して制御している。またCP
U30には読み取り装置24からの信号が信号処理装置
41を介して入力されている。
【0019】図3にこの光背面方式電子写真記録装置の
タイムチャートを示す。なお図3(a)は読み取り時の
場合、図3(b)は記録時の場合である。図3(a)に
おいて、読み取り指令信号がCPU30に入力される
と、レジストローラ電磁クラッチ36がオンされ、記録
紙25が搬送される。一定時間後記録紙25が読み取り
窓23に接する読み取り位置に搬送され、その時読み取
り装置24がオンされ、読み取り作業が開始される。こ
のとき感光ドラム22は読み取り窓23が原稿に接する
位置で静止しており、感光ドラム駆動モータ35はオフ
となっており回転しない。この動作は読み取りが終了す
るまで続く。
【0020】図7(b)において、印刷指令信号がCP
U30に入力されると感光ドラム駆動モータ35、高圧
発生回路34による現像バイアス、およびレジストロー
ラ電磁クラッチがオンされ現像が開始される。その後記
録紙10が転写位置に搬送されると転写バイアスがオン
され、転写ローラ19により転写が行われる。センサ3
4とタイマ33によって露光位置に読み取り窓23がき
たことをCPU30が判断すると、露光器20からの露
光は読み取り窓23が通過し露光が可能になるまで一時
中止される。その後読み取り窓23が転写位置にくる
と、レジストローラ27、転写ローラ19及び定着ロー
ラ30は読み取り窓が転写位置を通り過ぎる時刻までオ
フとなる。その間感光ドラム22は一定の速度で回転し
ている。この動作は印刷が終了するまで繰り返される。
【0021】以上のような制御方法の他に感光ドラム2
2の周囲の長さを所望の記録紙の長さ以上とし、その余
りの部分を上記読み取り窓とする方法も考えられる。こ
の場合は一枚の記録紙の途中で露光を止めたり、紙送り
を止めたりする必要はない。
【0022】記録紙10の搬送経路は図1中で左から右
であるが、原稿25の搬送経路も同じにすることによっ
て排出口を同一にすることができ、装置の簡略化及び小
型化が可能となる。
【0023】また従来の感光ドラム22の中央に中心軸
が存在する構成では、ドラム中に露光器20や読み取り
装置24などを挿入する場合は中心軸の存在がじゃまに
なってくる。そこで今回は中心軸に変わり、図1に示さ
れるように支持ローラ42を設けることにする。図に示
されるように支持ローラ42を設置することにより中心
軸を不要のものとし、感光体ドラム22内に読み取り装
置24や露光器20などを入れるスペースを確保してい
る。また、図1では感光ドラム22に内接して支持ロー
ラ42を設けているが、外接して支持することも可能で
ある。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば光背面方
式の電子写真記録装置を用い、感光ドラムに読み取り窓
を設け感光ドラム内に読み取り装置を挿入することによ
って、ファクシミリなどの装置の小型化を計ることがで
き、同時に原稿と記録紙の搬送経路を共用することによ
って装置自体の小型化を可能にしている。更に支持ロー
ラを設け、感光ドラムの中心軸を不要とし、感光ドラム
内のスペースを確保している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光背面方式電子写真記録装置を示
す図である。
【図2】本発明の光背面方式電子写真記録装置の主要構
成部分の回路構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の光背面方式電子写真記録装置の動作時
のタイムチャートである。
【図4】実施例の読み取り窓を設けた感光ドラムを示す
図である。
【図5】光背面方式電子写真記録装置の構造を示す図で
ある。
【図6】光背面方式の具体的な原理を示す図である。
【図7】従来の電子写真記録装置の構造を示す図であ
る。
【符号の説明】
11 光導電層 12 透明電極層 13 透明支持体 14 感光ドラム 18 現像器 19 転写器 20 露光器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明支持体上に透明電極および光導電層
    を形成した感光ドラムと、導電性のトナーを内蔵し感光
    体との間には現像バイアスが印加される現像器と、像露
    光を支持体側から行うため上記感光ドラム内に挿入され
    る露光器と、転写を行うための転写器と、上記感光ドラ
    ム内に挿入される原稿読み取りのための読み取り装置と
    からなる電子写真記録装置。
  2. 【請求項2】 ドラム内からの原稿の読み取りを可能に
    するべく、感光ドラム上に一部光導電層を設けない部分
    を有することを特徴とする請求項1記載の電子写真記録
    装置。
  3. 【請求項3】 ドラム内に読み取り装置と露光器を設け
    ることにより、原稿と記録紙が一部搬送経路を共有する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電子写真
    記録装置。
  4. 【請求項4】 上記感光ドラムの内部もしくは外部に支
    持ローラを設け、該ドラムを支持することを特徴とする
    請求項1又は請求項2又は請求項3記載の電子写真記録
    装置。
JP4270640A 1992-10-09 1992-10-09 電子写真記録装置 Pending JPH06118744A (ja)

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JP4270640A JPH06118744A (ja) 1992-10-09 1992-10-09 電子写真記録装置

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JP4270640A JPH06118744A (ja) 1992-10-09 1992-10-09 電子写真記録装置

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JPH06118744A true JPH06118744A (ja) 1994-04-28

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ID=17488905

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JP4270640A Pending JPH06118744A (ja) 1992-10-09 1992-10-09 電子写真記録装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006146496A (ja) * 2004-11-18 2006-06-08 Nidec Sankyo Corp 磁気情報媒体記録再生装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006146496A (ja) * 2004-11-18 2006-06-08 Nidec Sankyo Corp 磁気情報媒体記録再生装置
JP4689245B2 (ja) * 2004-11-18 2011-05-25 日本電産サンキョー株式会社 磁気情報媒体記録再生装置

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