JPH0611848Y2 - 列車用化粧鏡 - Google Patents

列車用化粧鏡

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JPH0611848Y2
JPH0611848Y2 JP1988153911U JP15391188U JPH0611848Y2 JP H0611848 Y2 JPH0611848 Y2 JP H0611848Y2 JP 1988153911 U JP1988153911 U JP 1988153911U JP 15391188 U JP15391188 U JP 15391188U JP H0611848 Y2 JPH0611848 Y2 JP H0611848Y2
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JP
Japan
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mirror
mounting
attached
mounting frame
mat
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JP1988153911U
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悟 吉良
和昭 川野
正巳 進藤
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東陶機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、鉄道用車輌の洗面所室壁に取付ける列車用の
化粧鏡に関する。
(従来の技術とその問題点) 従来、鉄道用車輌内に形成される洗面所には床面上に洗
面台を設置すると共に、この洗面台上方に位置する室壁
(W)に鏡(100),照明器具(200)が装着され、これら鏡
(100),照明器具(200)は第4図に示す如く、取付ビス(3
01),(302)等によって室壁(W)に直接取付けられてい
た。
ところで、前記洗面所の室壁(W)は一般にFRP等の
合成樹脂で形成されており、美観には優れるものの、鋼
板等に比べてその強度が若干劣ると共に列車の震動が伝
わり易い不具合がある。
このため、従来においては取付ビスの挿通位置裏面に鏡
取付補強板(303)を設けて該補強板(303)に取付ビス(30
1)を螺合せしめる等の補強手段を採用しているものの、
実際には鏡(100)が相当の重量を持つと共に、単なるビ
ス止めによる固着手段を採用していること等から、室壁
(W)に歪み,ねじれ等が生じ、さらには列車の震動に
より前記固着手段の取付強度が低下してガタツキが発生
し易く、結果として鏡(100),照明器具(200)に応力がか
かり破損する恐れがあった。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は上述したような従来事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、鉄道用車輌内に形成
される洗面所の室壁に、所望の強度,耐震性をもって鏡
及び照明器具を設置することができ、しかも取付施工性
にも優れた列車用化粧鏡を提供することにある。
(課題を解決する為の手段) 以上の目的を達成する為に本考案の列車用鏡ユニット
は、鏡の四周を囲う取付枠の内周に金属板を固着して取
付基板を形成し、該取付基板の前面にミラーマットを貼
設すると共に、前記取付枠の上下辺部に固設せる係合片
を介してミラーマット前面に鏡を添設支持し、他方、前
記鏡、ミラーマット、金属板を貫通せしめて開設した装
着孔に照明器具のソケット部を挿入すると共に、前記装
着孔の裏側部分を囲む支持金具を金属板裏面に固着して
該支持金具に前記ソケット部を取付け、さらに上記取付
枠の上下辺部間に取付基板裏面側に縦設せる左右の支持
フレームを固設し、該夫々の支持フレームを室壁に取付
けてなることを特徴とする。
(作用) 以上の手段によれば、鏡,照明器具を取付基板に装着
し、その取付基板の裏面を縦断する左右の支持フレーム
を室壁に取付けるをもって鏡、照明器具の設置がなされ
るようになるので、取付基板と支持フレームの強度,耐
震性並びにミラーマットによる震動吸収性等の相乗作用
により鏡,照明器具の取付強度,耐震性が向上する。
また、取付基板に鏡,照明器具を一体的に取付ける構造
としたので、それら鏡,照明器具を夫々個別に室壁に取
付ける手段に比べ、作業が簡略化される。
(実施例) 以下本考案の一実施例を第1図〜第3図に基づいて説明
する。
図中(S)は鉄道用車輌内の所定箇所にFRP等の壁体
によりに区画形成された洗面所スペース、(Y)は該ス
ペース(S)の床面上に設置した洗面台、(A)はその
洗面台(Y)上方の室壁(W)に取付けた本実施例の列
車用化粧鏡を示しており、該化粧鏡(A)は、取付基板
(1)に鏡(2)と照明器具(3),(3)を取付けると共
に、その取付基板(1)を左右の支持フレーム(4),(4)
により室壁(W)に取付けてなる。
取付基板(1)は、アルミ等の金属材からなる角パイプ
を鏡(2)の裏面四周を囲む方形状に連結形成した取付
枠(11)と、アルミ等の金属材で平板状に成形されその外
縁を取付枠(11)の内縁に溶接して取付枠(11)で囲まれた
空間内に固設した金属板(12)とから形成してある。
上記金属板(12)の上端付近には左右の開孔(13)を開穿
し、金属板(12)の裏面にはこの開孔(13)の裏側空間を囲
繞する平面形の支持金具(14)を突出状に取付けてあ
る。
取付基板(1)の前記にはミラーマット(21)を介して鏡
(2)を取付けてある。
ミラーマット(21)は所望の震動吸収性を有する合成樹脂
材等によって成形され、前記開孔(13)に連通する通孔(2
1a),(21a)を残して取付基板(1)の前面全域に貼設し
てある。
鏡(2)は取付枠(11)の上,下辺部(11a),(11b)にビス
(41)により取付けた係合片(22a),(22b)によって係止さ
れている。鏡(2)の上,下縁と係合片(22a),(22b)と
の間には震動吸収用のゴムライナー(23)を介設してあ
る。さらに、その上縁近傍には前記開孔(13),通孔(21
a)に連通する開孔(24)を左右に開穿してあり、これら開
孔(13),通孔(21a),開孔(24)により、照明器具(3)を装
着するための装着孔(3′)が形成される。
照明器具(3)は、ソケット部(31)と電球(32)とを周知な
耐震構造により形成してなるもので、そのソケット部(3
1)を前記装着孔(3′)に挿入すると共に支持金具(14)
に固定するをもって取付基板(1)に一体的に装着され
る。
装着孔(3′)における開孔(24)表側はソケットカバー
(33)で覆い、さらにそのカバー(33)の開口周りを防滴カ
バー(34)で囲んでソケット部(31)への飛散水の付着を防
いでいる。さらに、ソケットカバー(33)の開口周縁と電
球(32)の間には防震ゴム(35)を設け、電球(32)の震動を
防いでいる。
支持フレーム(4)は、取付基板(1)の上縁から下縁に
至る長さを備えた帯板状のフレーム本体(4a)の上下端
に、上下の取付片(4b),(4c)を折曲形成してなり、取付
片(4b),(4c)を取付枠(11)の上,下辺部(11a),(11b)にビ
ス(41)止めし、且つ取付ビス(43)によってフレーム本体
(4a)を室壁(W)に螺着するをもって、取付基板
(1)、鏡(2)、照明器具(3)を一体化させながら室
壁(W)に強固に取付けるものである。
室壁(W)はFRP等の合成樹脂材によって一体成形さ
れたもので、上記支持金具(14)が挿入される孔
(W1)、及び上記取付ビス(43)が螺着する取付枠用補
強板(44)を、夫々所定箇所に設けてある。
而して、上述した左右の支持フレーム(4),(4)を取付ビ
ス(43)により室壁(W)に取付けた後、支持金具(14)を
孔(W1)に挿入すると同時に取付枠(11)の上,下辺部
(11a),(11b)を取付片(4b),(4c)にビス(41)で螺着し、且
つその上,下辺部(11a),(11b)と取付片(4b),(4c)間に係
合片(22a),(22b)の後端部分を介在せしめるをもって、
本実施例化粧鏡(A)が室壁(W)に取付けられる。
よって、鏡(2),照明器具(3),(3)を取付基板(1)
に装着し、その取付基板(1)の裏面を縦断する左右の
支持フレーム(4),(4)を室壁(W)に取付けるをもって
鏡(2)、照明器具(3),(3)の設置がなされるようにな
るので、取付基板(1)と支持フレーム(4),(4)の強
度,耐震性並びにミラーマット(21)による震動吸収性等
の相乗作用により、所定の取付強度,耐震性をもって鏡
(2),照明器具(3),(3)を設置することができる。
また、取付基板(1)に鏡(2),照明器具(3),(3)を
一体的に取付ける構造としたので、それら鏡(2),照
明器具(3),(3)を夫々個別に室壁(W)に取付ける手段
に比べ、取付作業の簡略化を図ることができる。
尚、本実施例においては、室壁(W)に支持金具(14)挿
入用の孔(W1)を設けてあるので、化粧鏡(A)の洗
面所スペース(S)内への突出量を低減することができ
る。
(考案の効果) 本考案は以上説明した様に、取付基板に鏡と照明器具を
一体的に取付けその取付基板を支持フレームにより室壁
に取付けるようにしたので、取付基板と支持フレームの
強度,耐震性並びに取付基板と鏡の間に介在せしめたミ
ラーマットによる震動吸収性等の相乗作用により鏡,照
明器具の取付強度,耐震性を向上させて、FRP等から
なる車輌内洗面所の室壁に、所望の強度,耐震性をもっ
て鏡及び照明器具を設置することができる。
しかも、取付基板に鏡と照明器具を一体的に装備せしめ
るようにしたので、従来の如く鏡,照明器具を夫々個別
に室壁に設置する手段に比べ、取付作業の手間を省くこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る列車用化粧鏡の一実施例を示し、第
1図は室壁に取付けた状態の正面図、第2図は第1図の
(2)−(2)線に沿う拡大断面図、第3図は第1図の
(3)−(3)線に沿う拡大断面図である。また第4図
は従来の列車内洗面所における鏡,照明器具の取付構造
を示す縦断面図である。 尚、図中、 (A):列車用化粧鏡、(1):取付基板 (2):鏡、(3):照明器具 (31):ソケット部、(3′):装着孔 (4):支持フレーム、(11):取付枠 (12):金属板、(14):支持金具 (21):ミラーマット、(22a),(22b):係合片 (W):室壁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鏡の四周を囲む取付枠の内周に金属板を固
    着して取付基板を形成し、該取付基板の前面にミラーマ
    ットを貼設すると共に、前記取付枠の上下辺部に固設せ
    る係合片を介してミラーマット前面に鏡を添設支持し、
    他方、前記鏡、ミラーマット、金属板を貫通せしめて開
    設した装着孔に照明器具のソケット部を挿入すると共
    に、前記装着孔の裏側部分を囲む支持金具を金属板裏面
    に固着して該支持金具に前記ソケット部を取付け、さら
    に上記取付枠の上下辺部間に取付基板裏面側に縦設せる
    左右の支持フレームを固設し、該夫々の支持フレームを
    室壁に取付けてなることを特徴とする列車用化粧鏡。
JP1988153911U 1988-11-25 1988-11-25 列車用化粧鏡 Expired - Lifetime JPH0611848Y2 (ja)

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JP1988153911U JPH0611848Y2 (ja) 1988-11-25 1988-11-25 列車用化粧鏡

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JP1988153911U JPH0611848Y2 (ja) 1988-11-25 1988-11-25 列車用化粧鏡

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0275267U JPH0275267U (ja) 1990-06-08
JPH0611848Y2 true JPH0611848Y2 (ja) 1994-03-30

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ID=31430166

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988153911U Expired - Lifetime JPH0611848Y2 (ja) 1988-11-25 1988-11-25 列車用化粧鏡

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62176013U (ja) * 1986-04-30 1987-11-09

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JPH0275267U (ja) 1990-06-08

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