JPH06118406A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

Info

Publication number
JPH06118406A
JPH06118406A JP4265928A JP26592892A JPH06118406A JP H06118406 A JPH06118406 A JP H06118406A JP 4265928 A JP4265928 A JP 4265928A JP 26592892 A JP26592892 A JP 26592892A JP H06118406 A JPH06118406 A JP H06118406A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
display device
anisotropic film
crystal panel
crystal display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4265928A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3006643B2 (ja
Inventor
Takeshi Kamata
豪 鎌田
Kenji Okamoto
謙次 岡元
Yoshiro Koike
善郎 小池
Takashi Tsuyuki
俊 露木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP4265928A priority Critical patent/JP3006643B2/ja
Publication of JPH06118406A publication Critical patent/JPH06118406A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3006643B2 publication Critical patent/JP3006643B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶表示装置に関し、広い視角にわたって優
れた表示を得ることができることを目的とする。 【構成】 微小な領域A、B毎に液晶の配向状態を異な
らせた液晶パネル12と、該液晶パネルに重ねて配置さ
れた少なくとも1つの光学異方性フィルム14と、該液
晶パネルと該光学異方性フィルムを挟んで配置される第
1及び第2の偏光板16、18とからなる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は微小な領域毎に液晶の配
向状態を異ならせた液晶パネル及び光学異方性パネルを
含む液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶パネルは、一対の対向する透明なガ
ラス基板の間に液晶を挿入したものである。最近最も使
用されているTN型液晶表示装置では、両基板の配向膜
のラビング方向は相互にほぼ垂直になっており、液晶の
分子は一方の基板から他方の基板に向かうにつれて螺旋
状にツイストしていく。偏光板を直交配置した(ノーマ
リホワイト型の)ツイストネマチック型の液晶表示装置
では、液晶に電圧を印加しないときに、入射光は液晶の
ツイストに沿って旋回しながら進み、出射側の偏光板か
ら出射する。電圧を印加すると、液晶が立ち上がり、液
晶の複屈折作用により、入射光が出射側の偏光板で遮断
されるようになる。また、偏光板を平行配置した(ノー
マリブラック型の)ツイストネマチック型の液晶表示装
置では、液晶に電圧を印加しないときに、入射光は液晶
のツイストに沿って旋回しながら進み、出射側の偏光板
で遮断される。電圧を印加すると、入射光が出射側の偏
光板を透過するようになる。このようにして、液晶への
印加電圧を制御しながら、全体で明暗のコントラストの
ある画像を形成する。
【0003】液晶表示装置では、観視者が、画面を見る
方向により、画像の明暗のコントラストが変化する。こ
れは、液晶表示装置の視角特性として一般に認識されて
いる。例えば、ある配向処理をしたノーマリホワイト型
の液晶表示装置では、画面を法線方向から見た場合と比
較して、画面を斜め上方30度の角度から見ると電圧を
わずかにかけるとすぐに表示が黒くなるのに対して、画
面を斜め下方30度の角度から見ると電圧をかなり大き
くしても表示が黒くならず、表示が常に白っぽく見え
る。
【0004】このような視角特性を改善する1手段とし
て、特開昭63─106624号公報は、1画素内で液
晶の分子の配向方向の異なる2つの領域を形成すること
を提案している(画素分割と呼ぶ)。画素分割では、電
圧をわずかにかけるとすぐに表示が暗くなる斜め上方向
の視角特性と、電圧をかなり大きくしても表示が暗くな
らない斜め下方の視角特性との平均的な特性が、あらゆ
る視角方向に得られて好都合である。
【0005】また、視角特性を改善する1手段として、
特開平2─035416号公報や特開平2─12522
4号公報は、2枚の位相差フィルムからなる光学異方性
フィルムを液晶パネルと偏光板との間に挿入することを
提案している。2枚の位相差フィルムは遅相軸が相互に
直交するように配置され、光学異方性フィルムを挿入す
ることにより、斜め方向から見た視角特性を、法線方向
から見た視角特性に近づくように補正し、よって視角特
性を改善するものである。その他、主液晶パネルに対し
て、逆方向にツイストする補償液晶パネルを重ねて設
け、それに光学異方性フィルムを重ねて配置する構成を
採用したものもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記いずれの
対策も、ある程度は効果があるが、広い視角にわたって
満足のいくものとは言えない。例えば、画素分割では、
ノーマリホワイト型の液晶表示装置の場合には、対向す
る斜め方向から見た視角特性が、黒表示すべきときに、
ともに表示が白っぽく見える傾向になり、コントラスト
が低下する。また、ノーマリブラック型の液晶表示装置
の場合には、黒表示すべきときに、対向する斜め方向か
ら見た視角特性が、やはり表示が白っぽく見える傾向に
なり、コントラストが低下する。また、光学異方性フィ
ルムを挿入した場合には、ある斜め方向から見た視角特
性は向上するが、反対の斜め方向から見た場合に、コン
トラストが1以下、すなわち表示の反転が生じてしま
い、視角特性は逆に悪化する傾向になる。
【0007】本発明の目的は、広い視角にわたって優れ
た表示を得ることのできる液晶表示装置を提供すること
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による液晶表示装
置は、微小な領域A、B毎に液晶の配向状態を異ならせ
た液晶パネル12と、該液晶パネルに重ねて配置された
少なくとも1つの光学異方性フィルム14、15と、該
液晶パネルと該光学異方性フィルムを挟んで配置される
第1及び第2の偏光板16、18とからなることを特徴
とするものである。
【0009】
【作用】上記した構成においては、画素分割した液晶表
示装置に光学異方性フィルムを挿入することにより、画
素分割した液晶表示装置の不都合の1つである、黒表示
すべきときに斜め方向から見た表示が白っぽく見える傾
向を改善し、黒は黒としてコントラストを上げることが
できる。一方、光学異方性フィルムを挿入した液晶表示
装置に画素分割を取り入れることにより、光学異方性フ
ィルムを挿入した液晶表示装置の不都合の1つである、
一方の斜め方向から見た場合の画像の明暗の反転による
視角特性の悪化を緩和することができる。従って、本発
明による液晶表示装置は、広い視角にわたって優れた表
示を得ることができる。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の第1実施例の液晶表示装置
10を示し、この液晶表示装置10は、微小な領域毎
A、Bに液晶の配向状態を異ならせた液晶パネル12
と、液晶パネル12に重ねて配置された光学異方性フィ
ルム14と、液晶パネル12と光学異方性フィルム14
を挟んで配置される第1及び第2の偏光板16、18と
からなる。光学異方性フィルム14は例えばポリカーボ
ネート等のポリマーを一軸延伸した位相差フィルムから
なる。偏光板16、18は、ノーマリホワイトモードの
ときには透過軸が互いに垂直になるように配置され、あ
るいはノーマリブラックモードのときには透過軸が互い
に平行になるように配置される。
【0011】図1及び図2に示されるように、液晶パネ
ル12は一対の透明なガラス基板22、24の間に液晶
26を封入したものである。液晶26はツイストネマチ
ック型液晶を使用している(スーパーツイストネマチッ
ク型液晶を使用することもできる)。図示しない光源か
らの光は例えば図1及び図2で下側の基板22から入射
し、上側の基板24から出射し、観視者は上側の基板2
4を見ることになる。以後の説明においては、光の入射
側の基板22を下基板と呼び、観視者側の基板24を上
基板と呼ぶことにする。
【0012】上基板24の内面にはカラーフィルタ層2
8、ITOの共通電極30が設けられ、共通電極30の
上に配向膜が設けられる。上基板24の配向膜は2層構
造であり、下層側の配向材層32a及び上層側の配向材
層32bからなる。下基板22の内面には絶縁層33を
介して画素電極34及び配向膜が設けられる。下基板2
2に設けられた画素電極34はアクティブマトリクス回
路に接続される。下基板24の配向膜も2層構造であ
り、下層側の配向材層36a及び上相側の配向材層36
bからなる。
【0013】図3あるいは図4に示されるように、画素
電極34はアクティブマトリクス回路とともに下基板2
2に作られている。アクティブマトリクス回路は縦、横
にマトリクス状に延びるドレーンバスライン38及びゲ
ートバスライン40を含み、画素電極34は薄膜トラン
ジスタ(TFT)42を介してドレーンバスライン38
及びゲートバスライン40に接続される。薄膜トランジ
スタ42は各画素電極34に対して2個ある構成で示さ
れている。なお、本発明は単純マトリクス回路にも利用
できる。
【0014】次に画素分割について説明する。下基板2
2及び上基板24の下層側の配向材層36b、32bは
それぞれ全面に塗布されており、上層側の配向材層36
a、32aはそれぞれ微小な領域A、B毎に実体部及び
開口部を有するようにパターニングされている。各基板
について、上層側の配向材層36a、32aのある領域
と、上層側の配向材層36a、32aの開口部から下層
側の配向材層36b、32bが露出している領域とで
は、液晶の配向状態が異なるようになっている。つま
り、各基板について、上層側の配向材層36a、32a
の領域では一方の方向にラビングされ、下層側の配向材
層36b、32bが露出している領域では異なったラビ
ングがなされる。
【0015】図3および図4は画素分割の一形体を示し
ている。また、図5はノーマリホワイトモードの視角特
性を示し、図6はノーマリブラックモードの視角特性を
示している。図4においては、1画素分の面積が液晶の
分子の配向状態が異なる2つの領域A、Bに分割されて
いる(ただし、画素分割は、1画素分の面積を分割する
だけでなく、数画素分、あるいは数分の一画素分の面積
を分割することにより実施することができる)。各基板
のA、B領域のラビング方向は同じであるが、配向膜材
質が異なるために、最近接の液晶分子のチルト角が異な
る。
【0016】図4では、下基板22の配向膜のラビング
方向が破線の矢印RL で示され、上基板24の配向膜の
ラビング方向が実線の矢印RU で示されている。ラビン
グに際してはマスク等を用い、それぞれの基板の上層側
の配向材層32b、36bと下層側の配向材層32a、
36aに互いに逆方向にラビングを行う。なお以上の2
例以外にも画素分割を実現する方法は存在するが、本案
はそれらすべてを含むものである。領域Aでは、下基板
22の配向膜のラビング方向RL は左上がり45度であ
り、上基板24の配向膜のラビング方向RU は左下がり
45度である。このような配向処理の場合、液晶分子は
矢印の方向にツイストし、下基板22と上基板24の間
の中間部の液晶分子は図4では紙面の上縁側の端部が立
ち上がる。
【0017】この場合、画面を紙面の上縁側の斜め上方
向から見た透過率特性(T)は図5(A)の破線Uで示
されたものとなり、つまり、電圧をわずかにかけると透
過率が大幅に低下する。一方、同画面を斜め下方向から
見た透過率特性(T)は図5(A)の一点鎖線Lで示さ
れたものとなり、電圧を上昇しても透過率がなかなか低
下せず、表示が白っぽく見える。従って、通常の液晶表
示装置では上下方向の視角特性がよくない。なお、実線
Cは画面を法線方向から見た場合の透過率特性である。
【0018】図4の領域Bでは、下基板22の配向膜の
ラビング方向RL は右下がり45度であり、上基板24
の配向膜のラビング方向RU は右上がり45度である。
このような配向処理の場合の視角特性は領域Aとは上下
逆になる。つまり、画面を斜め上方向から見た透過率特
性(T)は図5(A)の一点鎖線Lで示されたものとな
り、画面を斜め下方向から見た透過率特性(T)は図5
(A)の破線Uで示されたものとなる。
【0019】このような配向処理の異なる微小な領域A
と微小な領域Bを隣り合わせて配置すると、透過率の高
い視角特性と透過率の低い視角特性を加えて2で割った
ような視角特性になり、これが図5(B)の破線Dに示
されている。このように、画素分割を行うことにより、
上下どの方向から見た場合にも、正面から見た視角特性
に近づき、全体としての視角特性が改善される。
【0020】図6では、図5の場合と同様に、破線Uが
画面を斜め上方向から見た透過率特性(T)を示し、一
点鎖線Lが画面を斜め下方向から見た透過率特性(T)
を示し、実線Cは画面を法線方向から見た場合の透過率
特性(T)を示している。図6(B)の破線Dは透過率
の高い視角特性と透過率の低い視角特性を加えて2で割
ったような画素分割の視角特性である。
【0021】図2及び図3においては、各基板の配向膜
の下層側の配向材層32a、36aは例えばSiO2
TiO2 等の無機系の配向材からなり、上層側の配向材
層32b、36bは例えばイミド化率100パーセント
のポリイミド等の有機系の配向材からなる。このように
配向材を変えることにより、同じようなラビングを行っ
た場合に液晶のプレチルトに差ができ、一方の基板側の
上層側の配向材層32b、36bに接する液晶のプレチ
ルトが対向する基板側の下層側の配向材層32a、36
aに接する液晶のプレチルトよりも大きくなる。
【0022】このプレチルトの差により、各基板につい
て1回のラビングを行うことにより液晶の配向状態の異
なる微小な領域A、Bが形成される。すなわち、それぞ
れの基板に下層側の配向材層32a、36aを塗布し、
その上に上層側の配向材層32b、36bを塗布した
後、上層側の配向材層32b、36bをパターニングし
(所定の開口部を設け)、そこで上層側の配向材層32
b、36bの上から全面に一定なラビングを行う。する
と、上層側の配向材層32b、36b、及び上層側の配
向材層32b、36bの開口部から露出した下層側の配
向材層32a、36aに同じ方向にラビングがなされ
る。
【0023】図3はこの配向処理を簡単に示す図であ
る。上基板24の配向膜のラビング方向が矢印RU で示
され、下基板22の配向膜のラビング方向が矢印RL
示されている。微小な領域A、Bともに矢印RU 、矢印
L の方向は同じである。図3では、プレチルトの大小
関係がそれぞれ文字で示されている。
【0024】図2においては、領域Aにおいては、上基
板24の配向膜の上層側の配向材層32bの近傍の液晶
分子のプレチルトが大きく、対向する下基板24の配向
膜の下層側の配向材層36aの近傍の液晶分子のプレチ
ルトが小さくなる。逆に、この領域Aに隣接する領域B
においては、上基板24の配向膜の下層側の配向材層3
2aの近傍の液晶分子がプレチルトが小さく、対向する
下基板22の配向膜の上層側の配向材層32bの近傍の
液晶分子がプレチルトが大きくなる。
【0025】このように、液晶分子が対向する基板のう
ちの一方の基板22(24)側では大きい角度でプレチ
ルトし、他方の基板24(22)側では小さい角度でプ
レチルトしている場合、電圧を印加したときには、液晶
層の中間部の液晶分子はプレチルトの大きい方向に立ち
上がる。従って、図3の微小な領域Aの液晶のツイスト
は図4の微小な領域Aの液晶のツイストと同じになり、
また、図3の微小な領域Bの液晶のツイストは図4の微
小な領域Bの液晶のツイストと同じになる。従って、図
1から図3に示される液晶表示装置10の画素分割は、
図5及び図6に示された透過率特性を示すことになる。
【0026】ところで、本願の発明者の考察では、画素
分割した場合、図5(B)に示すノーマリホワイトモー
ドの場合には、破線Dで示す画素分割の視角特性が、印
加電圧を高くして黒表示すべきときに、透過率が高いま
まであり、表画が白っぽく見える傾向になり、コントラ
ストが低下する。そこで、図6(B)に示すノーマリブ
ラックモードの場合には、破線Dで示す画素分割の視角
特性が、印加電圧の上昇に対してかなりよい対応関係を
示し、図5(B)に示すノーマリホワイトモードのコン
トラストよりも高いコントラストを得ることができるこ
とが分かった。しかし、ノーマリブラックモードの場合
には、印加電圧が低くて黒表示すべき領域Pにおいて、
やはり表示が白っぽく見える傾向があり、コントラスト
が低下する。従って、画素分割をノーマリブラックモー
ドの液晶表示装置に適用し、かつ黒表示すべき領域Pが
白っぽくならないようにすることが望まれる。
【0027】そこで、本発明では、図1に示されるよう
に、光学異方性フィルム14を液晶パネル12と偏光板
18との間に挿入してある。図7は、従来の画素分割の
ないノーマリブラックモードの液晶表示装置に光学異方
性フィルム14を挿入した場合の視角特性を示す図であ
る。この場合にも、破線Uが画面を斜め上方向から見た
透過率特性(T)を示し、一点鎖線Lが画面を斜め下方
向から見た透過率特性(T)を示し、実線Cは画面を法
線方向から見た場合の透過率特性(T)を示している。
【0028】図7から分かるように、従来の光学異方性
フィルム14を挿入した液晶表示装置では、斜め上方向
から見た視角特性Uは改善されるが、斜め下方向から見
た視角特性Lはかえって悪化する傾向がある。特に、斜
め下方向から見た視角特性Lには、視角特性のコブ(特
性の反転領域)Qがあり、光学異方性フィルム14を挿
入した液晶表示装置の実用化は問題であった。
【0029】本発明では、画素分割を行い、且つ光学異
方性フィルム14を挿入することによって、それらの個
々の技術の問題点を改善できることに想到したのであ
る。図8は、図1の構成の視角特性を示し、実線Cは画
面を法線方向から見た場合の透過率特性(T)を示し、
破線Eが画面を斜め上又は下方向から見た透過率特性
(T)を示している。
【0030】図8の破線Eでは、図6(B)の領域Pに
対応する領域がPで示されており、この領域Pでは印加
電圧が低くて黒表示すべき部分の透過率がかなり低くな
り、表示が白っぽく見える傾向がなくなって、コントラ
ストのの向上に寄与するようになっている。また、図8
の破線Eでは、図7の斜め下方向から見た視角特性Lが
法線方向の視角特性Cに近づき、視角特性のコブQがほ
とんどなくなっている。
【0031】このように、本発明では、画素分割した液
晶表示装置10に光学異方性フィルム14を挿入するこ
とにより、画素分割した液晶表示装置の不都合の1つで
ある、黒表示すべきときに斜め方向から見た表示が白っ
ぽく見える傾向を改善し、黒は黒としてコントラストを
上げることができる。一方、光学異方性フィルムを挿入
した液晶表示装置に画素分割を取り入れることにより、
光学異方性フィルムを挿入した液晶表示装置の不都合の
1つである、一方の斜め方向から見た視角特性の悪化を
緩和することができる。従って、本発明による液晶表示
装置は、広い視角にわたって優れた表示を得ることがで
きる。
【0032】図9は、図1の構成において、液晶パネル
12のラビング方向、光学異方性フィルム14の遅相軸
の方向、偏光板16、18の透過軸の方向を種々に変え
た場合の、図8の破線Eに示されるような結果を判定し
たものである。これらの各方向は図示のものは一例であ
り、図の右の関係に従って配列する。液晶パネル12の
下基板22と上基板24の配向膜のラビング方向は互い
に直交とし、これは一定とした。a、b、c、dにおい
て、平行及び直交という記載はそれぞれ隣接する部材間
の上記各方向の関係を示す。例えば、偏光板16の透過
軸は、液晶パネル12の下基板22のラビング方向に対
して、直交あるいは平行にされる。また、光学異方性フ
ィルム14の遅相軸の方向は、液晶パネル12の上基板
24のラビング方向に対して、直交あるいは平行にされ
る。偏光板18の透過軸は、光学異方性フィルム14の
遅相軸の方向に対して、直交あるいは平行にされる。な
お、ノーマリブラックの構成をとるので、偏光板16、
18の透過軸は互いに平行になっている。
【0033】図9は、異方性フィルム14が液晶パネル
12と平行な方向に異方性をもつものであった。図9
は、dの配列が最もよく、cの配列が次によい結果を示
している。これは、第1の基板22の外側の偏光板16
が第1の基板22のラビング方向と垂直な方向に透過軸
を有し、異方性フィルム14の遅相軸が第2の基板24
のラビング方向と平行又は垂直な関係にあり、第2の偏
光板18が第2の基板24のラビング方向と平行な方向
に透過軸を有する、構成である。
【0034】図10は、異方性フィルム14がその厚さ
方向にも異方性をもつ場合の図9と同様の試験結果であ
る。図10では、cの配列が最もよい結果を示してい
る。これは、第1の基板22の外側の偏光板16が第1
の基板22のラビング方向と垂直な方向に透過軸を有
し、異方性フィルム14の遅相軸が第2の基板24のラ
ビング方向と垂直な関係にあり、第2の偏光板18が第
2の基板24のラビング方向と平行な方向に透過軸を有
する、構成である。
【0035】図11は本発明の第2実施例の液晶表示装
置10を示す図である。この液晶表示装置10は、微小
な領域毎A、Bに液晶の配向状態を異ならせた液晶パネ
ル12と、液晶パネル12に重ねて配置された光学異方
性フィルム14、15と、液晶パネル12と光学異方性
フィルム14を挟んで配置される第1及び第2の偏光板
16、18とからなる。この実施例は、2つの光学異方
性フィルム14、15が設けられている点で第1実施例
と異なっている。
【0036】図12は、図11の構成について図9の場
合と同じ試験の結果を示す図である。この場合、異方性
フィルム14は液晶パネル12と平行な方向に異方性を
もつものであった。なお、2つの光学異方性フィルム1
4、15の遅相軸の方向は常に互いに直交するように配
置される。図12は、b、dの配列がよい結果を示して
いる。
【0037】これは、第1の基板22の外側の偏光板1
6が第1の基板22のラビング方向と平行又は垂直な方
向に透過軸を有し、第1の異方性フィルム14の遅相軸
が第2の基板24のラビング方向と平行な関係にあり、
第2の偏光板18が第2の基板24のラビング方向と平
行な方向に透過軸を有する、構成である。
【0038】図13は、主液晶パネル12に補償液晶パ
ネルを重ね、さらに異方性フィルム14を重ねた構成の
実施例を示す図である。補償液晶パネルは主液晶パネル
12と同様に一対のガラス基板52、54の間に液晶を
挿入したものであり、主液晶パネル12とは逆方向に同
程度ツイストするように画素分割されている。補償液晶
パネルの第1の基板52のラビング方向は主液晶パネル
12の第2の基板24のラビング方向と直交するように
配置される。なお、補償液晶パネルとして、一対のガラ
ス基板52、54の間に液晶を挿入したものの他に、高
分子フィルム構造のものが開発されている。この場合の
試験結果は、dの配列がよいことを示した。
【0039】これは、第1の基板22の外側の偏光板1
6が第1の基板22のラビング方向と垂直な方向に透過
軸を有し、異方性フィルム14の遅相軸が補償液晶パネ
ルの第2の基板54のラビング方向及び第2の偏光板1
8の透過軸の方向と平行な関係にある、構成である。
【0040】図14は、図13の構成において異方性フ
ィルム14の遅相軸が液晶パネルと平行な方向にあるの
に対して、異方性フィルム14の遅相軸がその厚さ方向
にも異方性をもつ場合の試験結果である。図14は、
a、b、dの配列がよい結果を示している。
【0041】これは、第1の基板22の外側の偏光板1
6が第1の基板22のラビング方向と平行又は垂直な方
向に透過軸を有し、異方性フィルム14の平面方向での
遅相軸が第2の偏光板18の透過軸の方向と等しい、構
成である。
【0042】図14は、主液晶パネル12に補償液晶パ
ネルを重ねた図14の構成において、2つの異方性フィ
ルム14、15を設けた例を示す図である。この場合の
試験結果はb、dの配列がよいことを示した。これは、
第1の基板22の外側の偏光板16が第1の基板22の
ラビング方向と平行又は垂直な方向に透過軸を有し、第
1の異方性フィルム14の遅相軸が補償液晶パネルの第
2の基板54のラビング方向と平行であり、第2の異方
性フィルム15の遅相軸が第2の偏光板18の透過軸の
方向と平行または垂直な関係にある、構成である。
【0043】図16は、画素分割の微小な領域A、Bの
面積比が1対1の場合に良好な表示が得られ視角の範囲
を示す図である。本発明では、広い範囲にわたって良好
な表示が得られる。図17は、画素分割の微小な領域
A、Bの面積比が3対1の場合に良好な表示が得られ視
角の範囲を示す図である。微小な領域Aにおいて例えば
斜め上方向の表示がよい場合、微小な領域Aの面積を3
にすると、図17に示されるように、良視角の範囲を上
側にずらすことができ、図17では良視角の範囲の中心
が斜め上20度のところにある。これは画面を見下ろす
ようにして使用する液晶表示装置の場合に特に有効であ
る。例えば、パソコンの端末は画面を見下ろすようにし
て使用することが多く、下方から見ることはほとんどな
い。また、電車のドアの上の情報表示部は見上げて使用
するものであるから、図17とは逆に良視角の範囲を下
側にずらすようにするのがよい。このように、良視角の
範囲の中心を上、又は下側にずらすようなことは従来で
きなかった。図18は、画素分割比を変えることにより
良視角の範囲を調整することができることを示してい
る。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による液晶
表示装置は、広い視角にわたって優れた表示を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図である。
【図2】図1の液晶パネルの断面図である。
【図3】図1の画素電極を示す平面図である。
【図4】図3とは別のラビングをした平面図である。
【図5】ノーマリホワイトモードの視角特性を示す図で
あり、(A)は画素分割前を示す図、(B)は画素分割
後を示す図である。
【図6】ノーマリブラックモードの視角特性を示す図で
あり、(A)は画素分割前を示す図、(B)は画素分割
後を示す図である。
【図7】光学異方性フィルムを挿入し、画素分割のない
場合の視角特性を示す図である。
【図8】画素分割し、光学異方性フィルムを挿入した場
合の視角特性を示す図である。
【図9】図1の構成において光学異方性フィルムが平面
方向の異方性を有し、各軸の配列を変えた場合の試験結
果を示す図である。
【図10】光学異方性フィルムが厚さ方向の異方性を有
する場合の図9と同様の図である。
【図11】本発明の第2実施例を示す図である。
【図12】図11の構成において光学異方性フィルムが
平面方向の異方性を有し、各軸の配列を変えた場合の試
験結果を示す図である。
【図13】光学異方性フィルムが厚さ方向の異方性を有
する場合の図12と同様の図である。
【図14】本発明の第3実施例の試験結果を示す図であ
る。
【図15】本発明の第3実施例の試験結果を示す図であ
る。
【図16】分割比が1対1の場合の良視角範囲を示す図
である。
【図17】分割比が3対1の場合の良視角範囲を示す図
である。
【図18】分割比を変えた場合の良視角範囲を示す図で
ある。
【符号の説明】 12…液晶パネル 14、15…光学異方性フィルム 16、18…偏光板 22、24…基板 26…液晶 A、B…微小な領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 露木 俊 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 微小な領域(A、B)毎に液晶の配向状
    態を異ならせた液晶パネル(12)と、該液晶パネルに
    重ねて配置された少なくとも1つの光学異方性フィルム
    (14、15)と、該液晶パネルと該光学異方性フィル
    ムを挟んで配置される第1及び第2の偏光板(16、1
    8)とからなることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 該液晶パネルが第1及び第2の対向する
    基板(22、24)の間に液晶(26)を挿入したもの
    であり、該第1及び第2の基板の配向膜が微小な領域毎
    に異なったラビング処理が行われていることを特徴とす
    る請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 該第1及び第2の偏光板(16、18)
    が互いに平行な透過軸を有することを特徴とする請求項
    1に記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 該少なくとも1つの光学異方性フィルム
    が互いに直交する遅相軸を有する2つの光学異方性フィ
    ルム(14、15)からなることを特徴とする請求項1
    に記載の液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 該液晶パネルと該少なくとも1つの光学
    異方性フィルムとの間に補償液晶パネル(52、54)
    が配置されることを特徴とする請求項1に記載の液晶表
    示装置。
  6. 【請求項6】 該少なくとも1つの光学異方性フィルム
    の内、該液晶パネルに隣接する光学異方性フィルムの遅
    相軸が、隣接する基板の液晶パネル内面のラビング方向
    に平行または直交することを特徴とする請求項1に記載
    の液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 該光学異方性フィルムのΔndを100nm
    以上、400nm以下であることを特徴とする請求項1に
    記載の液晶表示装置。
JP4265928A 1992-10-05 1992-10-05 液晶表示装置 Expired - Lifetime JP3006643B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4265928A JP3006643B2 (ja) 1992-10-05 1992-10-05 液晶表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4265928A JP3006643B2 (ja) 1992-10-05 1992-10-05 液晶表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06118406A true JPH06118406A (ja) 1994-04-28
JP3006643B2 JP3006643B2 (ja) 2000-02-07

Family

ID=17424038

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4265928A Expired - Lifetime JP3006643B2 (ja) 1992-10-05 1992-10-05 液晶表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3006643B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5589963A (en) * 1994-09-30 1996-12-31 Gunning, Iii; William J. Pixelated compensators for twisted nematic liquid crystal displays
US5844649A (en) * 1996-04-19 1998-12-01 Sharp Kabushiki Kaisha Liquid crystal display
US6084652A (en) * 1997-08-29 2000-07-04 Sharp Kabushiki Kaisha Liquid crystal display with the pre-tilt angle set within a range that gray scale inversion is prevented
US6137556A (en) * 1997-04-07 2000-10-24 Sharp Kabushiki Kaisha Liquid crystal display device
US6373542B1 (en) 1997-08-28 2002-04-16 Sharp Kabushiki Kaisha Liquid crystal display device free from viewing-angle-dependent coloring of an image displayed on liquid crystal element
US6606143B1 (en) 1998-03-13 2003-08-12 Sharp Kabushiki Kaisha Liquid crystal display device with phase element
KR100685569B1 (ko) * 2003-05-09 2007-02-22 세이코 엡슨 가부시키가이샤 시각 제어 소자, 표시 장치, 및 전자 기기
US7209205B2 (en) 2001-10-12 2007-04-24 Sharp Kabushiki Kaisha Liquid crystal display device
US7244627B2 (en) 2003-08-25 2007-07-17 Lg.Philips Lcd Co., Ltd. Method for fabricating liquid crystal display device
KR20150130549A (ko) * 2013-03-29 2015-11-23 센젠 차이나 스타 옵토일렉트로닉스 테크놀로지 컴퍼니 리미티드 액정 표시 패널 및 액정 표시 장치

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6117531B2 (ja) * 2012-11-28 2017-04-19 有限会社匠栄技研 石材構造物の補強方法及び当該方法に使用するコーキングガンのノズル

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5589963A (en) * 1994-09-30 1996-12-31 Gunning, Iii; William J. Pixelated compensators for twisted nematic liquid crystal displays
US5844649A (en) * 1996-04-19 1998-12-01 Sharp Kabushiki Kaisha Liquid crystal display
US6137556A (en) * 1997-04-07 2000-10-24 Sharp Kabushiki Kaisha Liquid crystal display device
US6535258B1 (en) 1997-04-07 2003-03-18 Sharp Kabushiki Kaisha Liquid crystal display device with low dispersion LC and high dispersion compensator
US7245340B2 (en) 1997-04-07 2007-07-17 Sharp Kabushiki Kaisha Liquid crystal display device having controlled refractive index anisotropy of the liquid crystal layer and the retardation compensator plate
US6937309B2 (en) 1997-04-07 2005-08-30 Sharp Kabushiki Kaisha Liquid crystal display/optical retardation compensator combination in which variations in the dispersion of light in the liquid crystal and/or in the compensator materials minimize undesired screen coloration
US6373542B1 (en) 1997-08-28 2002-04-16 Sharp Kabushiki Kaisha Liquid crystal display device free from viewing-angle-dependent coloring of an image displayed on liquid crystal element
US6084652A (en) * 1997-08-29 2000-07-04 Sharp Kabushiki Kaisha Liquid crystal display with the pre-tilt angle set within a range that gray scale inversion is prevented
US7009678B2 (en) 1998-03-13 2006-03-07 Sharp Kabushiki Kaisha Liquid crystal display device with improved field angles
US6606143B1 (en) 1998-03-13 2003-08-12 Sharp Kabushiki Kaisha Liquid crystal display device with phase element
US7209205B2 (en) 2001-10-12 2007-04-24 Sharp Kabushiki Kaisha Liquid crystal display device
US7999879B2 (en) 2001-10-12 2011-08-16 Sharp Kabushiki Kaisha Liquid crystal display device
US8294860B2 (en) 2001-10-12 2012-10-23 Sharp Kabushiki Kaisha Liquid crystal display device
US8638403B2 (en) 2001-10-12 2014-01-28 Sharp Kabushiki Kaisha Liquid crystal display device
KR100685569B1 (ko) * 2003-05-09 2007-02-22 세이코 엡슨 가부시키가이샤 시각 제어 소자, 표시 장치, 및 전자 기기
US7244627B2 (en) 2003-08-25 2007-07-17 Lg.Philips Lcd Co., Ltd. Method for fabricating liquid crystal display device
KR20150130549A (ko) * 2013-03-29 2015-11-23 센젠 차이나 스타 옵토일렉트로닉스 테크놀로지 컴퍼니 리미티드 액정 표시 패널 및 액정 표시 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP3006643B2 (ja) 2000-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3164702B2 (ja) 液晶表示装置
US6501524B1 (en) Liquid crystal display device
JP3850002B2 (ja) 液晶電気光学装置
JP3267224B2 (ja) アクティブマトリクス型液晶表示装置
JP2828990B2 (ja) 液晶表示素子
JP4041610B2 (ja) 液晶表示装置
JP2619579B2 (ja) 液晶表示装置
JP3087193B2 (ja) 液晶表示装置
JP3006643B2 (ja) 液晶表示装置
JP2002214613A (ja) 液晶表示装置
JP2787875B2 (ja) 電界制御複屈折効果型液晶表示装置
JPH05173135A (ja) 液晶表示装置
JP3077096B2 (ja) 液晶表示装置
JP4019906B2 (ja) 液晶表示装置
JPH0580323A (ja) 液晶表示装置
JPH09292611A (ja) 液晶表示装置
KR100294686B1 (ko) 복합전계방식 액정표시소자
JPH0749493A (ja) 液晶表示パネル
JP2967810B2 (ja) 液晶表示素子
KR100304916B1 (ko) 횡전계방식 액정표시소자
JPH04289818A (ja) 液晶表示装置
JPH07209648A (ja) 液晶表示パネル
JP3499268B2 (ja) 液晶表示装置
JP3759426B2 (ja) 液晶表示素子
JP2000314890A (ja) 液晶表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990601

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19991012

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081126

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081126

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081126

Year of fee payment: 9

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081126

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091126

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091126

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101126

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111126

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111126

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121126

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term