JPH06118329A - 面だおれ量測定装置及び走査光学装置 - Google Patents

面だおれ量測定装置及び走査光学装置

Info

Publication number
JPH06118329A
JPH06118329A JP28957392A JP28957392A JPH06118329A JP H06118329 A JPH06118329 A JP H06118329A JP 28957392 A JP28957392 A JP 28957392A JP 28957392 A JP28957392 A JP 28957392A JP H06118329 A JPH06118329 A JP H06118329A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scanned
scanning
light
light receiving
receiving means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28957392A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Tanaka
美穂 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP28957392A priority Critical patent/JPH06118329A/ja
Publication of JPH06118329A publication Critical patent/JPH06118329A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被走査面を光走査する際の副走査方向の走査
線の間隔ムラを高精度で測定することができる面だおれ
量測定装置及び走査光学装置を得ること。 【構成】 光源手段1から放射した光ビームを偏向手段
4で反射偏向させた後、結像手段5を介して被走査面7
上に導光し、該被走査面上を光走査する際、複数のライ
ンセンサーを各々のラインセンサーの対応する画素が互
いに副走査方向に順次所定量ズレるように配置した受光
手段8を該被走査面近傍に配置し、該偏向手段を介した
該光源手段からの光ビームを該結像手段により該受光手
段面上に結像させ、該受光手段で得られる信号を利用し
て該被走査面の副走査方向の走査線の間隔ムラを測定す
るようにしたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は面だおれ量測定装置及び
走査光学装置に関し、特に光走査光学装置を構成する複
数の反射面(偏向面)より成る光偏向器(回転多面鏡)
の各々の偏向面の製造誤差や該光偏向器を駆動させるモ
ータの駆動誤差等によって被走査面を光走査する際の光
ビームの副走査方向の走査位置のバラツキ(間隔ムラ)
所謂偏向面の面倒れ量を測定し、高精度な光走査を可能
とした面だおれ量測定装置及び走査光学装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より複写機やレーザービームプリン
ター(LBP)等の走査光学装置においては画像信号に
よってレーザ光源(光源手段)から放射される光ビーム
(光束ともいう。)を光変調している。
【0003】そして該光変調した光ビームをコリメータ
ーレンズを介して回転多面鏡より成る光偏向器により反
射偏向させ、fθレンズ(結像レンズ)によって感光性
の記録媒体面上にスポット状に集束させ光走査してい
る。これにより画像記録を行っている。
【0004】このとき光偏向器の複数の偏向面(反射
面)が回転軸に対して同一の角度でなく、各反射面毎に
傾きにバラツキがあると、所謂面倒れがあると被走査面
上の副走査方向の光ビームに間隔ムラが生じてくる。
【0005】従来よりこのときの面倒れ量を測定する手
段を有した走査光学装置が種々と提案されている。
【0006】図5は従来の面倒れ量測定手段を有した走
査光学装置の光学系の要部概略図である。図6は図5に
示した光学系を展開したときの副走査断面図である。
【0007】図5において半導体レーザ等から成る光源
手段51から放射された光ビームはコリメーターレンズ
52により平行な光ビームとされ、副走査方向に屈折力
を有するシリンドリカルレンズ53により集光した後、
回転多面鏡より成る光偏向器54の偏向面に入射してい
る。そして光偏向器54で反射偏向した光ビームをfθ
特性を有する結像レンズ(fθレンズ)55を介して被
走査面57である例えば感光体ドラム面上に導光してい
る。
【0008】そして光偏向器57を図中矢印A方向に一
定速度で回転させることによって被走査面57上を矢印
57a方向に等速に光走査している。
【0009】このとき被走査面57上の副走査方向の走
査線の間隔ムラ(ピッチムラ)を光学的に検出する為
に、該走査線に対して垂直方向(副走査方向)に複数の
画素を配列した1次元ラインセンサー(CCD)より成
る受光手段58を設けている。
【0010】そして光偏向器54で反射偏向された光源
手段51からの光ビームの一部をfθレンズ55を介し
て受光手段58に入射させている。そして受光手段に入
射する光ビームの位置を検出することにより、光偏向器
54の各々の偏向面の面倒れの影響による副走査方向の
走査線の間隔ムラを測定している。
【0011】この他、面倒れ(間隔ムラ)測定手段を有
する装置としては例えば図15に示す走査光学装置を挙
げられる。
【0012】同図において光ビームの副走査方向の走査
線の間隔ムラを測定する際には光偏向器54の偏向面で
反射偏向された光源手段51からの光ビームをfθレン
ズ55を介し3角形の開口部65を有するスリット板6
1面上を光走査する。
【0013】そして該スリット板61の開口部65を透
過した光ビームは該スリット板61に近接して設けたフ
ォトダイオード等より成る受光手段62面上に入射し、
該受光手段62で得られる信号を利用して間隔測定手段
(不図示)により間隔ムラを測定している。
【0014】同図においてのスリット板61は図16に
示すように三角形状より成る開口部65を有しており、
該開口部65面上を光走査するときの副走査方向の位置
を受光手段62で検出している。
【0015】例えばこのとき光偏向器54の各偏向面の
面倒れの影響により副走査方向の走査線の間隔が予め求
めておいた基準間隔(間隔ムラのないときの副走査方向
の走査線の間隔)より変化した場合、該受光手段62か
ら得られる信号は例えば図17に示すように、その立上
がり時間と立下がり時間は共に変化してくる。
【0016】そこで該出力信号に対してスレッシュホー
ルドレベルを設定して、該出力信号の立上がり時間から
立下がり時間までの時間差(T)を求めることによって
予め求めておいた基準時間(副走査方向の走査線に間隔
ムラがないときの時間)と比較し、これにより光ビーム
の副走査方向の走査ムラを測定している。
【0017】このように受光手段62から得られる信号
を用いて光ビームの副走査方向の走査ムラ、即ち光偏向
器の面倒れ量を検出している。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】図5に示す従来の走査
光学装置において被走査面上に設けた受光手段58を構
成する1次元ラインセンサー(CCD)の各単一素子
(画素)の画素幅は様々な製作上の条件から一般に例え
ば7μm×7μm、あるいは10μm×10μm程度で
設定されている。この為画素の寸法上の制約より該ライ
ンセンサーを用いて間隔ムラを高精度に測定するには、
ある程度の限界があった。
【0019】又、図15に示したスリット板61を利用
して間隔ムラを測定する走査光学装置においては、受光
手段で得られる出力信号の立上がり時間と立下がり時間
との時間差を求めることによって該間隔ムラを算出して
いるが、このような様々な光ビームの測定を行うような
とき、該光ビームの特性が必ずしも一致せず立上がりと
立下がりの各々の特性が常に一定の関係を保てないよう
な場合が生じてくる。
【0020】このようなとき、その関係がズレた分だけ
検出誤差となって現われてしまい、これにより正確な間
隔ムラの測定を行うのが難しくなってくるという問題点
があった。
【0021】又、図5に示した走査光学装置において、
間隔ムラ(ピッチムラ)を測定する為に用いられる光源
手段51からの光ビームはfθレンズ55を介して受光
手段55面上へ入射している。この為光偏向器54の各
々の偏向面の製造誤差や該光偏向器54を駆動させるモ
ータの駆動誤差等の影響以外に、該fθレンズ55によ
るfθ特性や像面湾曲等の諸収差の影響も該間隔ムラに
加わってくる。この為検出精度を低下させる恐れが生じ
てくる。
【0022】本発明の第1の目的は複数のラインセンサ
ー(CCD)を、その各画素の配列が互いに副走査方向
に所定量ズレるように配置した受光手段を用い、該受光
手段を被走査面上の走査線上に位置させてfθレンズ
(結像レンズ)からの光ビームを入射させることによ
り、被走査面上を光走査する際の副走査方向の走査線の
間隔ムラ(面倒れ量)を該ラインセンサーの画素幅に制
限される精度より高精度に測定することができる走査光
学装置の提供にある。
【0023】本発明の第2の目的は被走査面近傍で一度
結像した光ビームのズポット像を再結像レンズ(拡大レ
ンズ)により1次元ラインセンサーより成る受光手段面
上に再結像させ、該受光手段で得られる信号を利用して
副走査方向の走査線の間隔ムラを測定することにより、
該ラインセンサーの画素幅に制限される精度より高精度
に該間隔ムラを測定することができる走査光学装置の提
供にある。
【0024】本発明の第3の目的は少なくとも2つの所
定形状より成る開口部を有するスリット板を被走査面近
傍に配置し該スリット板上を光走査し、該スリット板の
開口部を透過した光ビームをフォトダイオード等より成
る受光手段で受光し、該受光手段で得られる信号(立上
がり信号)を利用して副走査方向の走査線の間隔ムラを
測定することにより、より安定した間隔ムラを測定する
ことができる走査光学装置の提供にある。
【0025】本発明の第4の目的は間隔ムラ(ピッチム
ラ)を測定する際、光偏向器で反射偏向された光ビーム
の一部をfθレンズ(結像レンズ)を介さずに直接集光
手段により1次元ラインセンサーより成る受光手段へ導
光することにより、該fθレンズのfθ特性や諸収差等
の影響を受けずに、より高精度で間隔ムラを測定するこ
とができる走査光学装置の提供にある。
【0026】本発明の第5の目的は適切に設定した受光
手段を利用することにより偏向面等の面だおれ量を高精
度に測定することができる面だおれ量測定装置の提供に
ある。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明の走査光学装置
は、 (1−イ)光源手段から放射した光ビームを偏向手段で
反射偏向させた後、結像手段を介して被走査面上に導光
し、該被走査面上を光走査する際、複数のラインセンサ
ーを各々のラインセンサーの対応する画素が互いに副走
査方向に順次所定量ズレるように配置した受光手段を該
被走査面近傍に配置し、該偏向手段を介した該光源手段
からの光ビームを該結像手段により該受光手段面上に結
像させ、該受光手段で得られる信号を利用して該被走査
面の副走査方向の走査線の間隔ムラを測定するようにし
たことを特徴としている。
【0028】(1−ロ)光源手段から放射した光ビーム
を偏向手段で反射偏向させた後、結像手段を介して被走
査面上に導光し、該被走査面上を光走査する際、該偏向
手段を介した光源手段からの光ビームを該結像手段によ
り該被走査面近傍に結像させ、該結像した該光ビームの
スポット像を再結像レンズにより複数の画素を副走査方
向に配列した受光手段面上に再結像させ、該受光手段で
得られる信号を利用して該被走査面の副走査方向の走査
線の間隔ムラを測定するようにしたことを特徴としてい
る。
【0029】(1−ハ)光源手段から放射した光ビーム
を偏向手段で反射偏向させた後、結像手段を介して被走
査面上に導光し、該被走査面上を光走査する際、該偏向
手段を介した光源手段からの光ビームを該結像手段によ
り少なくとも2つの開口部を有するスリット板を介して
受光手段面上に結像させ、該受光手段で得られる信号を
利用して該被走査面の副走査方向の走査線の間隔ムラを
測定するようにしたことを特徴としている。
【0030】特に前記スリット板上に設けた少なくとも
2つの開口部のうち一方の開口部は副走査方向に対して
平行な直線形状より成り、他方の開口部は副走査方向に
対して非平行な直線形状より成っていることや、該2つ
の開口部を透過した光ビームに対する前記受光手段から
の出力信号に対してスレッシュホールドレベルを設定
し、該出力信号の立上がり時間を各々決定し、該各々の
立上がり時間の時間差を求めることにより前記間隔ムラ
を測定するようにしたことや、該スレッシュホールドレ
ベルは前記受光手段からの出力信号のピーク値の略40
%〜60%の範囲内に設定されていること等を特徴とし
ている。
【0031】(1−ニ)光源手段から放射した光ビーム
を偏向手段で反射偏向させた後、結像手段を介して被走
査面上に導光し、該被走査面上を光走査する際、該偏向
手段を介した該光源手段からの光ビームを集光手段によ
り複数の画素を副走査方向に配列した受光手段面上に集
光させ、該受光手段で得られる信号を利用して該被走査
面の副走査方向の走査線の間隔ムラを測定するようにし
たことを特徴としている。
【0032】又前記偏向手段と前記結像手段との間の光
路中に光路分離手段を設け、該偏向手段で反射偏向され
た前記光源手段からの光ビームを該光路分離手段を介し
て分離し、該分離した光ビームを前記集光手段により前
記受光手段面上に集光させたことを特徴としている。
【0033】又、本発明の面だおれ量測定装置として
は、 (1−ホ)複数のラインセンサーを各々のラインセンサ
ーの対応する画素が互いに並び方向に順次所定量ズレる
ように配置した受光手段を利用して被測定面の面だおれ
量を測定するようにしたことを特徴としている。
【0034】(1−ヘ)2つの開口部を非平行に配置し
たスリット板と該開口部の後方に配置した受光手段とを
利用して被測定面の面だおれ量を測定するようにしたこ
とを特徴としている。
【0035】
【実施例】図1は本発明の走査光学装置の実施例1の光
学系の要部概略図である。図2は図1に示した受光手段
8の拡大説明図である。
【0036】図中、1は光源手段であり、例えば半導体
レーザより成っており、画像情報により光変調された光
ビームを放射している。2はコリメーターレンズであ
り、光源手段1から放射した光ビーム(光束)を略平行
光束としている。3はシリンドリカルレンズであり、副
走査方向に光ビームを集光して偏向手段としての光偏向
器4の偏向面上に結像させている。光偏向器4は複数の
偏向面(反射面)を有した例えば回転多面鏡等より成っ
ており、モータ等の駆動手段(不図示)により回転軸4
aを中心に矢印A方向に等速回転している。
【0037】5は結像手段としてのfθレンズ(結像レ
ンズ)であり、球面レンズ5aとトーリックレンズ5b
の2つのレンズより成っており、光偏向器4によって反
射偏向された画像情報に基づいて光変調された光ビーム
を被走査面7上に結像させている。被走査面7は例えば
複写機やLBP等では感光体ドラム面に相当している。
【0038】8は受光手段であり、複数のラインセンサ
ー(CCD)8a〜8dより成っている。複数のライン
センサー8a〜8dは図2に示すようにピッチPの複数
の画素より成っている(本実施例では4本のラインセン
サーを例にとって示してあるが、この数に限定すること
はない。)。4つのラインセンサー8a−8dは、各々
副走査方向にP/4(n本のときはP/n)だけ画素を
順次ズラして配列している。
【0039】受光手段8は被走査面7の中心部近傍に各
ラインセンサーの画素の配列方向が走査線に対して垂直
方向(副走査方向)となるように配置している。そして
光ビームの各ラインセンサー(8a〜8d)面上を走査
する位置情報を検出することにより光ビームの入射位置
を求めている。これにより本実施例においては光ビーム
の副走査方向の間隔ムラ(即ち光偏向器4の偏向面の面
だおれ量)を検出する際にラインセンサーの画素幅を見
かけ上1/n(n:ラインセンサーの数)となるように
して位置情報を高精度に検出している。
【0040】尚、本実施例において光源手段1から放射
された光ビームはコリメーターレンズ2により略平行光
束とされ、シリンドリカルレンズ3により副走査方向に
集光し、主走査方向は平行光束の状態で光偏向器4の偏
向面に入射している。そして光偏向器4を図中矢印Aの
如く回転させることにより偏向面で反射偏向された光ビ
ームをfθレンズ5により被走査面7上に結像させ光走
査している。これにより画像記録を行っている。
【0041】このとき本実施例においては被走査面7上
を光走査する前に予め光偏向器4の偏向面で反射偏向さ
れた光源手段1からの光ビームをfθレンズ5を介して
受光手段8面上に結像させている。
【0042】そして該受光手段8からの信号を利用して
間隔測定手段(不図示)により前述した如く光偏向器4
の各々の偏向面の製造誤差や該光偏向器4を駆動させる
モータの駆動誤差等によって生じる被走査面7を光走査
する際の光ビームの副走査方向の走査線の間隔ムラ(面
倒れ量)を、より正確に効率良く測定している。
【0043】本実施例においては、このように前述の如
く受光手段8を構成する複数のラインセンサー8a〜8
dを、その各画素の対応する画素の配列方向が互いに副
走査方向にP/4だけズラして配置している。これによ
り該ラインセンサーの画素幅を見かけ上1/4として、
従来のラインセンサーの画素幅によって制限されていた
検出精度を向上させることができ、より高精度に間隔ム
ラ(面倒れ量)を測定している。
【0044】図3は本発明の走査光学装置の実施例2の
光学系の要部概略図である。同図において図1に示した
要素と同一要素には同符番を付している。
【0045】本実施例において前述の実施例1と異なる
点は前記図2に示した受光手段8を被走査面7の走査開
始側と走査終了側の2つの位置にそれぞれ設け、該各々
の受光手段8(8)から得られる信号を利用して間隔測
定手段(不図示)により間隔ムラ(面倒れ量)を測定し
たことである。その他の構成及び光学的作用は実施例1
と略同様である。
【0046】即ち、本実施例においては受光手段8
(8)を被走査面7上の走査開始側と走査終了側の2箇
所に設けている。そして該各々の受光手段8(8)から
の信号を用いて間隔測定手段(不図示)により例えば該
受光手段8(8)で得られる信号(測定値)の平均値を
求めることによって、より正確に効率良く間隔ムラ(面
倒れ量)を測定し、これにより高精度な光走査を可能と
している。
【0047】尚、本実施例においては被走査面7の走査
開始側と走査終了側の2箇所にそれぞれ受光手段8
(8)を設けたが、この位置及びその受光手段の数に限
定されることはない。
【0048】図4は本発明の実施例3に係る受光手段8
近傍の要部説明図である。同図において図1に示した要
素と同一要素には同符番を付している。
【0049】本実施例において前述の実施例1と異なる
点は被走査面7に対して垂直方向(副走査方向)に配置
された受光手段8を、その被走査面7の法線方向に対し
て例えば角度θ度だけ傾けて配置したことである。その
他の構成及び光学的作用は前述の実施例1と略同様で
る。
【0050】即ち、本実施例においては同図に示す如く
被走査面7内で受光手段8を角度θ度だけ傾けることに
より、ラインセンサーの検出可能な画素ピッチP/nの
cosθ倍の画素ピッチで副走査方向の走査線の間隔ム
ラを測定している。これによりラインセンサーの画素幅
の製作上の限界を補うことができ、より精度の良い間隔
ムラ(面倒れ量)の測定を行っている。
【0051】次に本発明の走査光学装置の実施例4につ
いて説明する。
【0052】本実施例において前述の実施例3と異なる
点は図4に示した受光手段8を前記実施例2と同様に被
走査面7の走査開始側と走査終了側の2つの位置にそれ
ぞれ設けて、該各々の受光手段で得られる信号を利用し
て更に高精度に間隔ムラを測定したことである。その他
の構成及び光学作用は前述の実施例3と略同様である。
【0053】図7は本発明の走査光学装置の実施例5の
光学系の要部概略図である。同図において図1に示した
要素と同一要素には同符番を付している。
【0054】同図において21は再結像レンズ(拡大レ
ンズ)であり、被走査面7近傍に結像した光ビームのス
ポット像を拡大して複数の画素を副走査方向に配列した
ラインセンサー(CCD)より成る受光手段28面上に
再結像させている。
【0055】本実施例において副走査方向の走査線の間
隔ムラを測定する際には、光偏向器4の偏向面で反射偏
向された光源手段1からの光ビームをfθレンズ(結像
レンズ)5により被走査面7近傍の点Pに一度結像さ
せ、該結像した光ビームのスポット像を再結像レンズ2
1により受光手段28面上に再結像させている。
【0056】そして該受光手段28で得られる信号を用
いて副走査方向の走査線の間隔ムラ(面倒れ量)を間隔
測定手段(不図示)により精度良く測定している。
【0057】本実施例においてはこのように被走査面7
近傍に結像したスポット像を再結像レンズ21により受
光手段28面上に再結像させることにより、スポット径
の大きさに対するラインセンサーの画素幅の比率を小さ
くすることができ、これにより従来ラインセンサーの画
素幅の大きさにより制限されていた間隔ムラの検出精度
を向上させることができる。
【0058】図8は本発明の走査光学装置の実施例6の
光学系の要部概略図である。同図において図7に示した
要素と同一要素には同符番を付している。
【0059】本実施例において前述の実施例5と異なる
点は被走査面7と再結像レンズ21との間の光路中にフ
ィールドレンズ22を設けたことである。
【0060】即ち、本実施例においてはフィールドレン
ズ22を再結像レンズ21の前方光路中に設けることに
より、受光手段(ラインセンサー)28面上での結像性
能を向上させ、かつスポットの形状を変化させることな
く、より正確に間隔ムラの測定を行っている。
【0061】図9は本発明の走査光学装置の実施例7の
光学系の要部概略図である。同図において図7に示した
要素と同一要素には同符番を付している。
【0062】本実施例において前述の実施例5と異なる
点は被走査面7の走査開始側と走査終了側のそれぞれの
位置に再結像レンズ21(21)と受光手段28(2
8)を設けて構成したことである。その他の構成及び光
学的作用は前述の実施例5と略同様である。
【0063】即ち、本実施例においては再結像レンズ2
1(21)と受光手段28(28)とを被走査面7の走
査開始側と走査終了側の位置にそれぞれ設け、該各々の
受光手段28(28)からの信号を用いて間隔測定手段
(不図示)により例えば該受光手段28(28)で得ら
れる信号(測定値)の平均値を求めることによって、よ
り正確に効率良く間隔ムラ(面倒れ量)を測定してい
る。
【0064】次に本発明の走査光学装置の実施例8につ
いて説明する。本実施例において前述の図9の実施例7
と異なる点は被走査面7と再結像レンズ21(21)と
の間の光路中にフィールドレンズ23(23)を設けて
構成し、受光手段28(28)面上においての結像性能
を向上させたことである。その他の構成及び光学的作用
は前述の実施例7と略同様であり、これにより同様な効
果を得ている。
【0065】図10は本発明の走査光学装置の実施例9
の光学系の要部概略図である。図11は図10に示した
スリット板31近傍の拡大説明図である。図10、図1
1において図1に示した要素と同一要素には同符番を付
している。
【0066】図10、図11において31はスリット板
であり、少なくとも2つの開口部32,33を有してお
り、被走査面7の走査開始側に設けた一方の開口部32
は副走査方向に対して平行な直線形状より成っており、
走査終了側に設けた他方の開口部33は副走査方向に対
して非平行のある角度を成す直線形状より成っている。
38は受光手段であり、例えばフォトダイオード等より
成っており、スリット板31に近接して配置している。
該受光手段38はスリット板31の開口部32,33を
透過した光ビームを受光して副走査方向の走査線の間隔
ムラ(面倒れ量)を検出している。
【0067】本実施例において間隔ムラを測定する際に
はfθレンズ5を通過した光源手段1からの光ビームで
スリット板31を光走査する。そして該スリット板31
の開口部32,33を透過した光ビームは受光手段38
面上に入射し、このとき該受光手段38からは図12に
示す出力信号が得られる。
【0068】ここで本実施例においては該出力信号に対
しピーク値の略40%〜60%の範囲内にスレッシュホ
ールドレベルを設定し、該スレッシュホールドレベルに
よって決定される各開口部32,33を透過した光ビー
ムによる信号の立上がり時間を検出し、その各立上がり
時間の時間差Tを演算手段(不図示)により求めてい
る。
【0069】そして該時間差Tと基準時間(予め求めて
おいた間隔ムラのないときの時間)T1とを比較するこ
とにより本装置の間隔ムラ(面倒れ量)を間隔測定手段
(不図示)により測定している。
【0070】本実施例においてはこのようにスリット板
31上に設けた2つの開口部32,33の形状を適切に
設定し、該開口部32,33を透過した光ビームを受光
手段で38で受光し、該受光手段38から得られる信号
(立上がり信号)を利用することにより、安定した測定
値を得ることができ、これにより光偏向器4の偏向面の
面倒れの影響による副走査方向の走査線の間隔ムラ(面
倒れ量)の測定を高精度で行っている。
【0071】図13は本発明の実施例10のスリット板
31近傍の要部概略図である。同図において図11に示
した要素と同一要素には同符番を付している。
【0072】本実施例において前述の実施例9と異なる
点はスリット板31上に設けた2つの開口部32,33
を透過した光ビームをそれぞれガラスファイバー34
a,34bを介して、それぞれ対応する受光手段38
a,38bへ導光させたことである。その他の構成及び
光学的作用は前述の実施例9と略同様である。
【0073】即ち、本実施例においてはスリット板31
上に設けた2つの開口部32,33を透過した光ビーム
をガラスファイバー34a,34bを介し受光手段38
a,38b面上に入射させ、該受光手段38a,38b
で得られる各々の信号を利用して前述の実施例9と同様
に各々の信号の立上がり時間の時間差を演算手段により
求めることにより、間隔測定手段により副走査方向の走
査線の間隔ムラを高精度に測定している。
【0074】このように本実施例においては例えば偏向
面の面倒れ量(間隔ムラ量)が大きくスリット板31に
近接して受光手段38a,38bを位置させるのでは該
受光手段38a,38bを照射できないような場合にお
いても、該スリット板31と受光手段38a,38bと
をガラスファイバー34a,34bでつなぐことによ
り、該受光手段38a,38bからの各信号の立上がり
時間による間隔ムラ(面倒れ量)を正確に測定すること
ができ、かつ被走査面周辺の複雑化も防止している。
【0075】図14は本発明の実施例11のスリット板
31近傍の要部概略図である。同図において図13に示
した要素と同一要素には同符番を付している。
【0076】本実施例において前述の実施例10と異な
る点はスリット板31上に設けた2つの開口部32,3
3を透過した光ビームをガラスファイバー34a,34
bを介して1つの受光手段38面上に導いて構成したこ
とである。これにより装置全体の簡略化及び部品点数の
削減化を図っている。その他の構成及び光学的作用は前
述の実施例10と略同様であり、これにより同様な効果
を得ている。
【0077】図18は本発明の走査光学装置の実施例1
2の光学系の要部概略図である。図19は図18に示し
た光学系を展開したときの副走査断面図である。図1
8、図19において図1に示した要素と同一要素には同
符番を付している。
【0078】図18、図19において9は集光手段とし
ての集光レンズであり、後述するように副走査方向の走
査線の間隔ムラ(面倒れ量)を測定する際、光路内に位
置し、光偏向器4の偏向面で反射偏向された光源手段1
からの光ビームをfθレンズを介さずに直接受光手段4
8面上へ集光している。
【0079】受光手段48は複数の画素を副走査方向に
配列した1次元ラインセンサー(CCD)より成ってお
り、被走査面7である例えば感光体ドラム面の略中央部
に走査線に対して垂直方向(副走査方向)に位置してお
り、集光レンズ9で集光された偏向面からの反射光束を
受光して被走査面7上を光走査する際の副走査方向の走
査線の間隔ムラに基づく情報を検出している。尚、受光
手段48は間隔ムラを測定する際に光路内に位置するよ
うに構成しても良い。
【0080】本実施例においては被走査面7を光走査す
る前に予め集光レンズ9を光路内に位置するように配置
し、光偏向器4の偏向面で反射偏向された光源手段1か
らの光ビームを該集光レンズ9により直接受光手段48
面上に集光(結像)させている。
【0081】そして該受光手段48からの信号を利用し
て間隔測定手段(不図示)により前述したように光偏向
器4の各々の偏向面の製造誤差や該光偏向器4を駆動さ
せるモータの駆動誤差等により生じる副走査方向の走査
線の間隔ムラ(面倒れ量)を測定している。
【0082】本実施例においてはこのように間隔ムラを
測定する際には光偏向器4の偏向面で反射偏向された光
ビームをfθレンズ(不図示)を介さずに直接集光レン
ズ9により受光手段48面上へ導光している為、該fθ
レンズによるfθ特性や諸収差等の影響を受けずに単に
光偏向器4の各々の偏向面の製造誤差や駆動モータの駆
動誤差等の影響のみが間隔ムラ(面倒れ量)に加えられ
る。これにより検出精度を低下させることなく間隔ムラ
を測定することができる。
【0083】図20は本発明の走査光学装置の実施例1
3の光学系の要部概略図である。同図において図18に
示した要素と同一要素には同符番を付している。
【0084】本実施例において前述の実施例12と異な
る点は集光レンズ9(9)と受光手段48(48)を被
走査面7の走査開始側と走査終了側にそれぞれ設けて構
成したことである。その他の構成及び光学的作用は前述
の実施例12と略同様である。
【0085】即ち、本実施例においては前述の実施例1
2と同様に被走査面7を光走査する前に光偏向器4の偏
向面で反射偏向された光源手段1からの光ビームをfθ
レンズ(不図示)を介さずに被走査面7の走査開始側と
走査終了側に設けた集光レンズ9(9)により受光手段
48(48)面上に各々集光させている。
【0086】そして各受光手段48(48)で得られる
信号を利用して間隔測定手段(不図示)により例えば該
受光手段48(48)からの各々の信号(測定値)の平
均値を求めることによって副走査方向の走査線の間隔ム
ラを測定している。
【0087】本実施例においてはこのように前述の実施
例12と同様にfθレンズのfθ特性や諸収差等の影響
を受けずに、かつ被走査面7上の複数箇所で間隔ムラを
測定することにより、より正確に精度良く測定すること
ができる。
【0088】尚、本実施例においては被走査面7の走査
開始側と走査終了側の2箇所の位置に集光レンズ9
(9)と受光手段48(48)をそれぞれ設けたが、前
述の実施例2と同様にこの位置及びこの数に限定される
ことはない。
【0089】図21は本発明の走査光学装置の実施例1
4の光学系の要部概略図である。同図において図1、図
18に示した要素と同一要素には同符番を付している。
【0090】本実施例において前述の実施例12と異な
る点は光偏向器4とfθレンズ5との間の光路中に光路
分離手段としてのハーフミラー10を設け、該ハーフミ
ラー10で反射された偏向面からの光ビームの一部を全
反射ミラー11を介して集光レンズ9により受光手段4
8面上へ導光させたことである。
【0091】これにより既にfθレンズ5が組み込まれ
ているユニットをくずさずに、かつ前述の実施例12と
同様にfθレンズ5を介さずに間隔ムラを高精度に測定
することができる。その他の構成及び光学的作用は前述
の実施例12と略同様である。
【0092】
【発明の効果】本発明によれば、 (2−イ)受光手段を構成する複数のラインセンサー
を、その各対応する画素の位置(ピッチ)が副走査方向
に互いに所定量ズレるようにして走査線上に配置するこ
とにより、従来ラインセンサーの画素幅に制限されてい
た間隔ムラ(面倒れ量)の検出精度を向上させることが
でき、これにより高精度な光走査を可能とした走査光学
装置を達成することができる。
【0093】(2−ロ)走査光学系により被走査面近傍
に結像したスポット像を再結像レンズ(拡大レンズ)に
より受光手段面上に再結像させ、該受光手段からの信号
を利用して間隔ムラを測定することにより、従来ライン
センサーの画素幅に制限されていた間隔ムラの検出精度
を向上させることができ、高精度な光走査を行うことが
できる走査光学装置を達成することができる。
【0094】(2−ハ)fθレンズ(結像レンズ)を通
過した光源手段からの光ビームを少なくとも2つの所定
形状より成る開口部を有したスリット板を介して受光手
段面上へ入射させ、該受光手段で得られる信号(立上が
り信号)を利用して間隔ムラを測定することにより、よ
り安定した間隔ムラを測定することができ、これにより
高精度な光走査を可能とした走査光学装置を達成するこ
とができる。
【0095】(2−ニ)光偏向器の偏向面で反射偏向さ
れた光源手段からの光ビームをfθレンズ(結像レン
ズ)を介さずに集光手段(集光レンズ)により受光手段
面上に入射させ、該受光手段で得られる信号を利用して
間隔ムラを測定することにより、該fθレンズのfθ特
性や諸収差等の影響を受けずに高精度で間隔ムラを測定
することができ、これにより高精度な光走査を可能とし
た走査光学装置を達成することができる。
【0096】(2−ホ)適切に設定した受光手段を利用
することにより偏向面等の面だおれ量を高精度に測定す
ることができる面だおれ量測定装置を達成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の走査光学装置の実施例1の光学系の
要部概略図
【図2】 図1に示した受光手段の拡大説明図
【図3】 本発明の走査光学装置の実施例2の光学系の
要部概略図
【図4】 本発明の実施例3に係る受光手段近傍の要部
説明図
【図5】 従来の走査光学装置の光学系の要部概略図
【図6】 図5に示した光学系を展開したときの副走査
断面図
【図7】 本発明の走査光学装置の実施例5の光学系の
要部概略図
【図8】 本発明の走査光学装置の実施例6の光学系の
要部概略図
【図9】 本発明の走査光学装置の実施例7の光学系の
要部概略図
【図10】 本発明の走査光学装置の実施例9の光学系
の要部概略図
【図11】 図10に示したスリット板近傍の拡大説明
【図12】 図10に示した受光手段からの出力信号を
示す説明図
【図13】 本発明の実施例10のスリット板近傍の要
部概略図
【図14】 本発明の実施例11のスリット板近傍の要
部概略図
【図15】 従来の走査光学装置の光学系の要部概略図
【図16】 図15に示したスリット板近傍の拡大説明
【図17】 図15に示した受光手段からの出力信号を
示す説明図
【図18】 本発明の走査光学装置の実施例12の光学
系の要部概略図
【図19】 図18に示した光学系を展開したときの副
走査断面図
【図20】 本発明の走査光学装置の実施例13の光学
系の要部概略図
【図21】 本発明の走査光学装置の実施例14の光学
系の要部概略図
【符号の説明】
1 光源手段 2 コリメーターレンズ 3 シリンドリカルレンズ 4 偏向手段(光偏向器) 5 結像手段(fθレンズ) 7 被走査面 8 受光手段(ラインセンサー) 21 再結像レンズ(拡大レンズ) 28 受光手段(ラインセンサー) 31 スリット板 38 受光手段(フォトダイオード) 32,33 開口部 34 ガラスファイバー 9 集光手段(集光レンズ) 48 受光手段(ラインセンサー) 10 ハーフミラー 11 全反射ミラー

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源手段から放射した光ビームを偏向手
    段で反射偏向させた後、結像手段を介して被走査面上に
    導光し、該被走査面上を光走査する際、複数のラインセ
    ンサーを各々のラインセンサーの対応する画素が互いに
    副走査方向に順次所定量ズレるように配置した受光手段
    を該被走査面近傍に配置し、該偏向手段を介した該光源
    手段からの光ビームを該結像手段により該受光手段面上
    に結像させ、該受光手段で得られる信号を利用して該被
    走査面の副走査方向の走査線の間隔ムラを測定するよう
    にしたことを特徴とする走査光学装置。
  2. 【請求項2】 光源手段から放射した光ビームを偏向手
    段で反射偏向させた後、結像手段を介して被走査面上に
    導光し、該被走査面上を光走査する際、該偏向手段を介
    した光源手段からの光ビームを該結像手段により該被走
    査面近傍に結像させ、該結像した該光ビームのスポット
    像を再結像レンズにより複数の画素を副走査方向に配列
    した受光手段面上に再結像させ、該受光手段で得られる
    信号を利用して該被走査面の副走査方向の走査線の間隔
    ムラを測定するようにしたことを特徴とする走査光学装
    置。
  3. 【請求項3】 光源手段から放射した光ビームを偏向手
    段で反射偏向させた後、結像手段を介して被走査面上に
    導光し、該被走査面上を光走査する際、該偏向手段を介
    した光源手段からの光ビームを該結像手段により少なく
    とも2つの開口部を有するスリット板を介して受光手段
    面上に結像させ、該受光手段で得られる信号を利用して
    該被走査面の副走査方向の走査線の間隔ムラを測定する
    ようにしたことを特徴とする走査光学装置。
  4. 【請求項4】 前記スリット板上に設けた少なくとも2
    つの開口部のうち一方の開口部は副走査方向に対して平
    行な直線形状より成り、他方の開口部は副走査方向に対
    して非平行な直線形状より成っていることを特徴とする
    請求項3の走査光学装置。
  5. 【請求項5】 前記2つの開口部を透過した光ビームに
    対する前記受光手段からの出力信号に対してスレッシュ
    ホールドレベルを設定し、該出力信号の立上がり時間を
    各々決定し、該各々の立上がり時間の時間差を求めるこ
    とにより前記間隔ムラを測定するようにしたことを特徴
    とする請求項3の走査光学装置。
  6. 【請求項6】 前記スレッシュホールドレベルは前記受
    光手段からの出力信号のピーク値の略40%〜60%の
    範囲内に設定されていることを特徴とする請求項5の走
    査光学装置。
  7. 【請求項7】 光源手段から放射した光ビームを偏向手
    段で反射偏向させた後、結像手段を介して被走査面上に
    導光し、該被走査面上を光走査する際、該偏向手段を介
    した該光源手段からの光ビームを集光手段により複数の
    画素を副走査方向に配列した受光手段面上に集光させ、
    該受光手段で得られる信号を利用して該被走査面の副走
    査方向の走査線の間隔ムラを測定するようにしたことを
    特徴とする走査光学装置。
  8. 【請求項8】 前記偏向手段と前記結像手段との間の光
    路中に光路分離手段を設け、該偏向手段で反射偏向され
    た前記光源手段からの光ビームを該光路分離手段を介し
    て分離し、該分離した光ビームを前記集光手段により前
    記受光手段面上に集光させたことを特徴とする請求項7
    の走査光学装置。
  9. 【請求項9】 複数のラインセンサーを各々のラインセ
    ンサーの対応する画素が互いに並び方向に順次所定量ズ
    レるように配置した受光手段を利用して被測定面の面だ
    おれ量を測定するようにしたことを特徴とする面だおれ
    量測定装置。
  10. 【請求項10】 2つの開口部を非平行に配置したスリ
    ット板と該開口部の後方に配置した受光手段とを利用し
    て被測定面の面だおれ量を測定するようにしたことを特
    徴とする面だおれ量測定装置。
JP28957392A 1992-10-02 1992-10-02 面だおれ量測定装置及び走査光学装置 Pending JPH06118329A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28957392A JPH06118329A (ja) 1992-10-02 1992-10-02 面だおれ量測定装置及び走査光学装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28957392A JPH06118329A (ja) 1992-10-02 1992-10-02 面だおれ量測定装置及び走査光学装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06118329A true JPH06118329A (ja) 1994-04-28

Family

ID=17744985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28957392A Pending JPH06118329A (ja) 1992-10-02 1992-10-02 面だおれ量測定装置及び走査光学装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06118329A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7098448B2 (en) 2004-03-12 2006-08-29 Seiko Epson Corporation Method and apparatus for measuring beam spot of scanning light

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7098448B2 (en) 2004-03-12 2006-08-29 Seiko Epson Corporation Method and apparatus for measuring beam spot of scanning light

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5844591A (en) Multibeam laser recording apparatus
US4829175A (en) Light beam scanning apparatus, method of correcting unevenness in scanning lines in light beam scanning apparatus, method of detecting deflection of rotational axis of light beam deflector and rotational axis deflection detecting device
EP0509405B1 (en) Method and apparatus for measuring the coating state of an optical fiber
JP3050102B2 (ja) 光ビーム焦点位置検出装置、光ビーム照射装置、および光ビーム記録装置
JPH0627400A (ja) ジッター量測定手段を有した光走査装置
JP4036911B2 (ja) マルチビーム走査装置
US20100091351A1 (en) Scanning optical device and image forming apparatus using the same
JP4006153B2 (ja) マルチビーム光走査光学系及びそれを用いた画像形成装置
US6249384B1 (en) Detection and correction of skew between a writing laser beam and lenticules in lenticular material
JPH06118329A (ja) 面だおれ量測定装置及び走査光学装置
JP3460440B2 (ja) マルチビーム走査光学装置
US20050002044A1 (en) Method for determination of the level of two or more measurement points, and an arrangement for this purpose
JP3198750B2 (ja) 光走査装置
JP2002202468A (ja) 走査光学装置
JPH0519204A (ja) 走査光学装置
JP4418567B2 (ja) マルチビーム走査光学系及びそれを用いた画像形成装置
JP2001125033A (ja) 走査光学系と画像形成装置
JP2002189181A (ja) 走査光学装置
JPH10197336A (ja) レーザビーム計測装置
JPH11218701A (ja) 走査光学装置
JP2002250882A (ja) マルチビーム走査装置
JPH05322701A (ja) ジッター量測定装置
JP2834802B2 (ja) 光走査装置
JPH09159949A (ja) 多ビーム光記録装置
JPH0697311B2 (ja) 光偏向器の動的面出入り測定装置