JPH06118307A - 検鏡支援装置 - Google Patents
検鏡支援装置Info
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- JPH06118307A JPH06118307A JP4289397A JP28939792A JPH06118307A JP H06118307 A JPH06118307 A JP H06118307A JP 4289397 A JP4289397 A JP 4289397A JP 28939792 A JP28939792 A JP 28939792A JP H06118307 A JPH06118307 A JP H06118307A
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- JP
- Japan
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- slide glass
- station
- stage
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 朱印を付す必要なく、目的の標本を容易に観
察できるようにする。 【構成】 標本の観察位置であるステージの位置を、ス
ライドガラスの識別情報とともに、メモリ１３に記憶し
ておき、入力手段２０からスライドガラスの識別情報を
入力して、メモリ１３から対応するステージ１Ｓの位置
を読み出して、操作制御手段１１によって、その位置に
ステージ１Ｓを移動させる。
察できるようにする。 【構成】 標本の観察位置であるステージの位置を、ス
ライドガラスの識別情報とともに、メモリ１３に記憶し
ておき、入力手段２０からスライドガラスの識別情報を
入力して、メモリ１３から対応するステージ１Ｓの位置
を読み出して、操作制御手段１１によって、その位置に
ステージ１Ｓを移動させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、顕微鏡用電動ステージ
に載置されるスライドガラス上の標本の観察を支援する
検鏡支援装置に関する。
に載置されるスライドガラス上の標本の観察を支援する
検鏡支援装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、スライドガラス上の標本に対する
観察位置をマーカという形で朱印し、標本を再度観察す
る場合には、顕微鏡で朱印を探していた。
観察位置をマーカという形で朱印し、標本を再度観察す
る場合には、顕微鏡で朱印を探していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来方法におい
ては、朱印を目的の標本上に付すると、標本が見にくく
なるため、目的の標本の横に付しており、朱印すること
自体が面倒な作業になっている。また、朱印を顕微鏡で
探すことも、困難な作業であるため、観察すべき標本の
数が多くなって、朱印の数が多くなればなるほど、見落
としの可能性が高くなる。また、特に、遠隔地にいる者
が、観察位置を指定する場合には、遠隔地に朱印を含め
た標本の画像を伝送し、遠隔地にいる者が、モニター上
で朱印を探さなければならず、現在プレパラート上のど
の位置を観察しているのかも認識不能となるおそれがあ
る。
ては、朱印を目的の標本上に付すると、標本が見にくく
なるため、目的の標本の横に付しており、朱印すること
自体が面倒な作業になっている。また、朱印を顕微鏡で
探すことも、困難な作業であるため、観察すべき標本の
数が多くなって、朱印の数が多くなればなるほど、見落
としの可能性が高くなる。また、特に、遠隔地にいる者
が、観察位置を指定する場合には、遠隔地に朱印を含め
た標本の画像を伝送し、遠隔地にいる者が、モニター上
で朱印を探さなければならず、現在プレパラート上のど
の位置を観察しているのかも認識不能となるおそれがあ
る。
【０００４】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、朱印を付す必要なく、目的の標本を容易
に観察できる検鏡支援装置を提供することを目的とす
る。
たものであり、朱印を付す必要なく、目的の標本を容易
に観察できる検鏡支援装置を提供することを目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の検鏡支
援装置は、顕微鏡用電動ステージに載置されるスライド
ガラス上の標本の観察を支援する検鏡支援装置であっ
て、標本の観察位置であるステージの位置を、スライド
ガラスの識別情報とともに記憶する記憶手段（例えば、
実施例のメモリ１３）と、スライドガラスの識別情報を
入力できる入力手段（例えば、実施例の入力手段２０）
と、この入力手段から入力されたスライドガラスの識別
情報に対応するステージの位置を記憶手段から読み出し
て、この位置にステージを移動させる制御手段（例え
ば、実施例の操作制御手段１１およびマイクロコンピュ
ータ１２）とを備えることを特徴とする。
援装置は、顕微鏡用電動ステージに載置されるスライド
ガラス上の標本の観察を支援する検鏡支援装置であっ
て、標本の観察位置であるステージの位置を、スライド
ガラスの識別情報とともに記憶する記憶手段（例えば、
実施例のメモリ１３）と、スライドガラスの識別情報を
入力できる入力手段（例えば、実施例の入力手段２０）
と、この入力手段から入力されたスライドガラスの識別
情報に対応するステージの位置を記憶手段から読み出し
て、この位置にステージを移動させる制御手段（例え
ば、実施例の操作制御手段１１およびマイクロコンピュ
ータ１２）とを備えることを特徴とする。
【０００６】請求項２に記載の検鏡支援装置は、第１ス
テーション（例えば、実施例のステーションＡ）に配置
された顕微鏡の電動ステージに載置されるスライドガラ
ス上の標本を、第１ステーションとは離隔した第２ステ
ーション（例えば、実施例のステーションＢ）で観察す
るのを支援する検鏡支援装置であって、第１ステーショ
ンに配置され、標本の観察位置であるステージの位置
を、スライドガラスの識別情報とともに記憶する記憶手
段（例えば、実施例のメモリ１３）と、第２ステーショ
ンに配置され、スライドガラスの識別情報を入力できる
入力手段（例えば、実施例の入力手段２０）と、入力手
段から入力されたスライドガラスの識別情報を第１ステ
ーションに伝送する伝送手段（例えば、実施例の操作信
号伝送装置１９および１４）と、第１ステーションに配
置され、伝送手段から送られてきたスライドガラスの識
別情報に対応するステージの位置を記憶手段から読み出
して、この位置にステージを移動させる制御手段（例え
ば、実施例の操作制御手段１１およびマイクロコンピュ
ータ１２）とを備えることを特徴とする。
テーション（例えば、実施例のステーションＡ）に配置
された顕微鏡の電動ステージに載置されるスライドガラ
ス上の標本を、第１ステーションとは離隔した第２ステ
ーション（例えば、実施例のステーションＢ）で観察す
るのを支援する検鏡支援装置であって、第１ステーショ
ンに配置され、標本の観察位置であるステージの位置
を、スライドガラスの識別情報とともに記憶する記憶手
段（例えば、実施例のメモリ１３）と、第２ステーショ
ンに配置され、スライドガラスの識別情報を入力できる
入力手段（例えば、実施例の入力手段２０）と、入力手
段から入力されたスライドガラスの識別情報を第１ステ
ーションに伝送する伝送手段（例えば、実施例の操作信
号伝送装置１９および１４）と、第１ステーションに配
置され、伝送手段から送られてきたスライドガラスの識
別情報に対応するステージの位置を記憶手段から読み出
して、この位置にステージを移動させる制御手段（例え
ば、実施例の操作制御手段１１およびマイクロコンピュ
ータ１２）とを備えることを特徴とする。
【０００７】
【作用】請求項１の構成の検鏡支援装置においては、標
本の観察位置であるステージの位置が、スライドガラス
の識別情報とともに記憶手段に記憶され、入力手段か
ら、スライドガラスの識別情報が入力されると、制御手
段によって、このスライドガラスの識別情報に対応する
ステージの位置が記憶手段から読み出され、この位置に
ステージが移動される。
本の観察位置であるステージの位置が、スライドガラス
の識別情報とともに記憶手段に記憶され、入力手段か
ら、スライドガラスの識別情報が入力されると、制御手
段によって、このスライドガラスの識別情報に対応する
ステージの位置が記憶手段から読み出され、この位置に
ステージが移動される。
【０００８】請求項２の構成の検鏡支援装置において
は、標本の観察位置であるステージの位置が、スライド
ガラスの識別情報とともに第１ステーションの記憶手段
に記憶され、第２ステーションの入力手段からスライド
ガラスの識別情報が入力されると、このスライドガラス
の識別情報が伝送手段によって、第１ステーションに伝
送された後、第１ステーションの制御手段によって、ス
ライドガラスの識別情報に対応するステージの位置が記
憶手段から読み出され、この位置にステージが移動され
る。
は、標本の観察位置であるステージの位置が、スライド
ガラスの識別情報とともに第１ステーションの記憶手段
に記憶され、第２ステーションの入力手段からスライド
ガラスの識別情報が入力されると、このスライドガラス
の識別情報が伝送手段によって、第１ステーションに伝
送された後、第１ステーションの制御手段によって、ス
ライドガラスの識別情報に対応するステージの位置が記
憶手段から読み出され、この位置にステージが移動され
る。
【０００９】
【実施例】図１は、本発明の検鏡支援装置の一実施例の
構成を示す。第１ステーションＡに配置された顕微鏡１
には、モータ（図示せず）によってＸ軸方向およびＹ軸
方向に動かされる電動走査ステージ１Ｓが取り付けられ
ている。顕微鏡１に取り付けられたカメラ２は、カメラ
コントロールユニット（以下、「ＣＣＵ」と略称）３の
制御の下に、スライドガラス上の標本を顕微鏡１によっ
て拡大して得られた標本像を撮像する。また、カメラ４
は、顕微鏡１の横に配置され、ＣＣＵ５の制御の下に、
スライドガラス像を撮像する。図４は、スライドガラス
の一例を示す。スライドガラス３０の右側の大きな領域
には、複数の標本４０、５０および６０が配置され、ス
ライドガラス３０の左側の小さな領域には、例えば図示
されているような「１２３４５６７８」のようなスライ
ドガラスの識別情報３０ａが記録され、この識別情報３
０ａを囲む領域３１が、カメラ４の撮像範囲である。
構成を示す。第１ステーションＡに配置された顕微鏡１
には、モータ（図示せず）によってＸ軸方向およびＹ軸
方向に動かされる電動走査ステージ１Ｓが取り付けられ
ている。顕微鏡１に取り付けられたカメラ２は、カメラ
コントロールユニット（以下、「ＣＣＵ」と略称）３の
制御の下に、スライドガラス上の標本を顕微鏡１によっ
て拡大して得られた標本像を撮像する。また、カメラ４
は、顕微鏡１の横に配置され、ＣＣＵ５の制御の下に、
スライドガラス像を撮像する。図４は、スライドガラス
の一例を示す。スライドガラス３０の右側の大きな領域
には、複数の標本４０、５０および６０が配置され、ス
ライドガラス３０の左側の小さな領域には、例えば図示
されているような「１２３４５６７８」のようなスライ
ドガラスの識別情報３０ａが記録され、この識別情報３
０ａを囲む領域３１が、カメラ４の撮像範囲である。
【００１０】カメラ２によって撮像された標本像、およ
びカメラ４によって撮像されたスライドガラスの識別情
報３０ａの像は、スイッチ６によってどちらかが選択さ
れて、画像伝送装置７を介して第２ステーションＢに伝
送されるとともに、モニター８に表示される。
びカメラ４によって撮像されたスライドガラスの識別情
報３０ａの像は、スイッチ６によってどちらかが選択さ
れて、画像伝送装置７を介して第２ステーションＢに伝
送されるとともに、モニター８に表示される。
【００１１】ジョイスティック９は、電動ステージ１Ｓ
の速度を指示する。すなわち、ジョイスティック９のＸ
軸方向およびＹ軸方向の傾斜角度に応じた電圧がＡ／Ｄ
変換されてステージ１Ｓの駆動用モータに供給され、モ
ータはこの電圧に応じた速度でステージ１Ｓを駆動す
る。従って、ジョイスティック９を操作することによ
り、ステージ１Ｓを所要の位置へ移動させることができ
る。
の速度を指示する。すなわち、ジョイスティック９のＸ
軸方向およびＹ軸方向の傾斜角度に応じた電圧がＡ／Ｄ
変換されてステージ１Ｓの駆動用モータに供給され、モ
ータはこの電圧に応じた速度でステージ１Ｓを駆動す
る。従って、ジョイスティック９を操作することによ
り、ステージ１Ｓを所要の位置へ移動させることができ
る。
【００１２】入力手段１０は、例えば、図２に示された
構成がとられ、例えばスライドガラスの識別情報等の情
報の内容を入力するための数字キー１０ａ、入力の終了
を指示するための入力キー１０ｂ、およびステージ１Ｓ
の位置座標を記憶すべきことを指示するためのポイント
キー１０ｃを有している。
構成がとられ、例えばスライドガラスの識別情報等の情
報の内容を入力するための数字キー１０ａ、入力の終了
を指示するための入力キー１０ｂ、およびステージ１Ｓ
の位置座標を記憶すべきことを指示するためのポイント
キー１０ｃを有している。
【００１３】電動ステージ１Ｓが、ジョイスティツク９
の操作により所要位置に移動されたときに、入力手段１
０のポイントキー１０ｃが押されると、そのときのステ
ージ１Ｓの位置座標が、操作制御手段１１を介してマイ
クロコンピュータ１２に供給され、マイクロコンピュー
タ１２は、この座標をメモリ１３に記憶する。
の操作により所要位置に移動されたときに、入力手段１
０のポイントキー１０ｃが押されると、そのときのステ
ージ１Ｓの位置座標が、操作制御手段１１を介してマイ
クロコンピュータ１２に供給され、マイクロコンピュー
タ１２は、この座標をメモリ１３に記憶する。
【００１４】第２ステーションＢの画像伝送装置１６
は、第１ステーションＡから光ファィバー１５を介して
送信されてくる標本像またはスライドガラスの識別情報
３０ａの像を受信し、モニター１７に表示させる。
は、第１ステーションＡから光ファィバー１５を介して
送信されてくる標本像またはスライドガラスの識別情報
３０ａの像を受信し、モニター１７に表示させる。
【００１５】第２ステーションＢの入力手段２０は、例
えば、図３に示された構成がとられ、例えばスライドガ
ラスの識別情報等の情報の内容を入力するための数字キ
ー２０ａと、入力の終了を指示するための入力キー２０
ｂと、メモリ１３の読み出し位置切り換え命令を発生さ
せるポイントキー２０ｃと、第１ステーションＡのスイ
ッチ６がカメラ４によって撮像されたスライドガラスの
識別情報３０ａの像を出力すべきことを示す第１スイッ
チ命令、またはカメラ２によって撮影された標本の像を
出力すべきことを示す第２スイッチ命令を発生させるス
タートキー２０ｄとを有している。
えば、図３に示された構成がとられ、例えばスライドガ
ラスの識別情報等の情報の内容を入力するための数字キ
ー２０ａと、入力の終了を指示するための入力キー２０
ｂと、メモリ１３の読み出し位置切り換え命令を発生さ
せるポイントキー２０ｃと、第１ステーションＡのスイ
ッチ６がカメラ４によって撮像されたスライドガラスの
識別情報３０ａの像を出力すべきことを示す第１スイッ
チ命令、またはカメラ２によって撮影された標本の像を
出力すべきことを示す第２スイッチ命令を発生させるス
タートキー２０ｄとを有している。
【００１６】操作信号伝送装置１９は、入力手段２０か
ら出力される第１および第２スイッチ命令、読み出し位
置切り換え命令、ならびにスライドガラス３０の識別情
報を、光ファイバ１８を介して第１ステーションＡに送
信する。第１ステーションＡの操作信号伝送装置１４
は、第２ステーションＢから送信されてきた命令および
スライドガラスの識別情報を操作制御手段１１に供給す
る。操作制御手段１１は、第１または第２スイッチ命令
に従って、顕微鏡１のステージ１Ｓおよびスイッチ６を
制御するとともに、スライドガラスの識別情報および読
み出し位置切り換え命令をマイクロコンピュータ１２に
送り、マイクロコンピュータ１２は、スライドガラスの
識別情報に対応する複数のステージ座標を読み出し位置
切り換え命令に従って順次読み出して、操作制御手段１
１に出力し、操作制御手段１１は、ステージ座標が示す
位置にステージ１Ｓを移動させる。
ら出力される第１および第２スイッチ命令、読み出し位
置切り換え命令、ならびにスライドガラス３０の識別情
報を、光ファイバ１８を介して第１ステーションＡに送
信する。第１ステーションＡの操作信号伝送装置１４
は、第２ステーションＢから送信されてきた命令および
スライドガラスの識別情報を操作制御手段１１に供給す
る。操作制御手段１１は、第１または第２スイッチ命令
に従って、顕微鏡１のステージ１Ｓおよびスイッチ６を
制御するとともに、スライドガラスの識別情報および読
み出し位置切り換え命令をマイクロコンピュータ１２に
送り、マイクロコンピュータ１２は、スライドガラスの
識別情報に対応する複数のステージ座標を読み出し位置
切り換え命令に従って順次読み出して、操作制御手段１
１に出力し、操作制御手段１１は、ステージ座標が示す
位置にステージ１Ｓを移動させる。
【００１７】次に、上述した構成の実施例の動作につい
て説明する。まず、第１ステーションＡでは、入力手段
１０の数字キー１０ａを操作して、スライドガラスの識
別情報３０ａの内容を入力し、入力キー１０ｂを操作し
て識別情報の入力終了を指示する。これに応じて、マイ
コロコンピュータ１２は、入力された識別情報をメモリ
１３に記憶する。次に、ジョイスティック９を操作し
て、操作制御手段１１を介して、スライドガラス３０上
の標本４０の観察位置に、ステージ１Ｓを移動させ、ポ
イントキー１０ｃを操作すると、この観察位置を示す座
標が、操作制御手段１１からマイクロコンピュータ１２
を介して、メモリ１３に識別情報３０ａに関連づけて記
憶される。同様に、標本５０および６０の観察位置を示
す座標が、メモリ１３に識別情報３０ａに関連づけて記
憶される。
て説明する。まず、第１ステーションＡでは、入力手段
１０の数字キー１０ａを操作して、スライドガラスの識
別情報３０ａの内容を入力し、入力キー１０ｂを操作し
て識別情報の入力終了を指示する。これに応じて、マイ
コロコンピュータ１２は、入力された識別情報をメモリ
１３に記憶する。次に、ジョイスティック９を操作し
て、操作制御手段１１を介して、スライドガラス３０上
の標本４０の観察位置に、ステージ１Ｓを移動させ、ポ
イントキー１０ｃを操作すると、この観察位置を示す座
標が、操作制御手段１１からマイクロコンピュータ１２
を介して、メモリ１３に識別情報３０ａに関連づけて記
憶される。同様に、標本５０および６０の観察位置を示
す座標が、メモリ１３に識別情報３０ａに関連づけて記
憶される。
【００１８】第２ステーションＢ側から、スライドガラ
ス３０上の標本を観察するには、まず、入力手段２０の
スタートキー２０ｃを操作すると、第１スイッチ命令
が、操作信号伝送装置１９、光ファイバ１８、操作信号
伝送装置１４を介して、操作制御手段１１に供給され
る。操作制御手段１１は、第１スイッチ命令に応じて、
カメラ４がスライドガラス３０に記録された識別情報３
０ａを撮像できる位置にステージ１Ｓを移動させるとと
もに、スイッチ６からカメラ４によって撮像された像す
なわち識別情報３０ａの像が出力されるようにする。
ス３０上の標本を観察するには、まず、入力手段２０の
スタートキー２０ｃを操作すると、第１スイッチ命令
が、操作信号伝送装置１９、光ファイバ１８、操作信号
伝送装置１４を介して、操作制御手段１１に供給され
る。操作制御手段１１は、第１スイッチ命令に応じて、
カメラ４がスライドガラス３０に記録された識別情報３
０ａを撮像できる位置にステージ１Ｓを移動させるとと
もに、スイッチ６からカメラ４によって撮像された像す
なわち識別情報３０ａの像が出力されるようにする。
【００１９】これにより、カメラ４によって撮像された
スライドガラス３０の識別情報３０ａの像は、スイッチ
６、画像伝送装置７、光ファイバ１５、および画像伝送
装置１６を介して、第２ステーションのモニター１７に
表示される。
スライドガラス３０の識別情報３０ａの像は、スイッチ
６、画像伝送装置７、光ファイバ１５、および画像伝送
装置１６を介して、第２ステーションのモニター１７に
表示される。
【００２０】第２ステーションＢのオペレータは、モニ
ター１７に表示されたスライドガラスの識別情報３０ａ
の数字を、入力手段２０の数字キー２０ａを操作するこ
とにより入力し、入力キー２０ｂを操作する。これによ
り、入力されたスライドガラス識別情報が、操作信号伝
送装置１９、光ファイバ１８、および操作信号伝送装置
１４を介して、第１ステーションＡの操作制御手段１１
に供給される。操作制御手段１１は、識別情報をマイコ
ロコンピュータ１２に供給する。マイクロコンピュータ
１２は、受けた識別情報に関連する第１の観察位置を示
す座標（すなわち、標本４０の観察位置を示す座標）を
メモリ１３から読み出して、操作制御手段１１に出力す
る。操作制御手段１１は、受けた座標が示す観察位置に
ステージ１Ｓを移動させる。
ター１７に表示されたスライドガラスの識別情報３０ａ
の数字を、入力手段２０の数字キー２０ａを操作するこ
とにより入力し、入力キー２０ｂを操作する。これによ
り、入力されたスライドガラス識別情報が、操作信号伝
送装置１９、光ファイバ１８、および操作信号伝送装置
１４を介して、第１ステーションＡの操作制御手段１１
に供給される。操作制御手段１１は、識別情報をマイコ
ロコンピュータ１２に供給する。マイクロコンピュータ
１２は、受けた識別情報に関連する第１の観察位置を示
す座標（すなわち、標本４０の観察位置を示す座標）を
メモリ１３から読み出して、操作制御手段１１に出力す
る。操作制御手段１１は、受けた座標が示す観察位置に
ステージ１Ｓを移動させる。
【００２１】次に、第２ステーションＢのオペレータ
は、入力手段２０のスタートキー２０ｃを再度操作す
る。これにより、第１ステーションＡのスイッチ６がカ
メラ２によって撮像された像を出力すべきことを示す第
２スイッチ命令が、操作信号伝送装置１９、光ファイバ
１８、操作信号伝送装置１４、および操作制御手段１１
を介して、第１ステーションＡのスイッチ６に供給され
る。これにより、スイッチ６は、カメラ２によって撮像
された第１の標本すなわち標本４０の像を、画像伝送装
置７、光ファイバ１５、および画像伝送装置１６を介し
て、第２ステーションＢのモニター１７に表示する。
は、入力手段２０のスタートキー２０ｃを再度操作す
る。これにより、第１ステーションＡのスイッチ６がカ
メラ２によって撮像された像を出力すべきことを示す第
２スイッチ命令が、操作信号伝送装置１９、光ファイバ
１８、操作信号伝送装置１４、および操作制御手段１１
を介して、第１ステーションＡのスイッチ６に供給され
る。これにより、スイッチ６は、カメラ２によって撮像
された第１の標本すなわち標本４０の像を、画像伝送装
置７、光ファイバ１５、および画像伝送装置１６を介し
て、第２ステーションＢのモニター１７に表示する。
【００２２】さらに、第２ステーションＢのオーペレー
タが、ポイントキー２０ｃを操作すると、読み出し位置
切り換え命令が、操作信号伝送装置１９、光ファイバ１
８、操作信号伝送装置１４、および操作制御手段１１を
介して、第１ステーションＡのマイクロコンピュータ１
２に供給され、マイクロコンピュータ１２は、前に受け
た識別情報に関連する第２の観察位置を示す座標（すな
わち、標本５０の観察位置を示す座標）をメモリ１３か
ら読み出して、操作制御手段１１に出力する。操作制御
手段１１は、受けた座標が示す観察位置にステージ１Ｓ
を移動させる。カメラ２によって撮像された第２の標本
すなわち標本５０の像は、スイッチ６、画像伝送装置
７、光ファイバ１５、および画像伝送装置１６を介し
て、第２ステーションＢのモニター１７に表示される。
第５標本６０も同様にして、モニター１７に表示され
る。
タが、ポイントキー２０ｃを操作すると、読み出し位置
切り換え命令が、操作信号伝送装置１９、光ファイバ１
８、操作信号伝送装置１４、および操作制御手段１１を
介して、第１ステーションＡのマイクロコンピュータ１
２に供給され、マイクロコンピュータ１２は、前に受け
た識別情報に関連する第２の観察位置を示す座標（すな
わち、標本５０の観察位置を示す座標）をメモリ１３か
ら読み出して、操作制御手段１１に出力する。操作制御
手段１１は、受けた座標が示す観察位置にステージ１Ｓ
を移動させる。カメラ２によって撮像された第２の標本
すなわち標本５０の像は、スイッチ６、画像伝送装置
７、光ファイバ１５、および画像伝送装置１６を介し
て、第２ステーションＢのモニター１７に表示される。
第５標本６０も同様にして、モニター１７に表示され
る。
【００２３】上述したように、図１乃至図４の実施例で
は、第２ステーションのオペレータは、スライドガラス
の識別情報を入力するという簡単な操作たけで、目的の
標本を観察できる。
は、第２ステーションのオペレータは、スライドガラス
の識別情報を入力するという簡単な操作たけで、目的の
標本を観察できる。
【００２４】なお、スライドガラスはオペレータが顕微
鏡にセットするようにしてもよいが、ローダにより、複
数のスライドガラスを順次、顕微鏡にセットして、それ
ぞれの識別情報を順次、第２ステーションに送るように
する方が好ましい。こうすることにより、顕微鏡が設置
された第１ステーションにオペレータが不在でも、第２
ステーションから標本を観察できるとともに、多くの標
本を短時間に観察することができる。
鏡にセットするようにしてもよいが、ローダにより、複
数のスライドガラスを順次、顕微鏡にセットして、それ
ぞれの識別情報を順次、第２ステーションに送るように
する方が好ましい。こうすることにより、顕微鏡が設置
された第１ステーションにオペレータが不在でも、第２
ステーションから標本を観察できるとともに、多くの標
本を短時間に観察することができる。
【００２５】また、上記実施例では、スライドガラスの
識別情報をキー入力しているが、例えば、入力手段とし
てバーコードリーダを設けて、バーコードにより識別情
報を入力できるようにしてもよい。この場合、スライド
ガラスにもバーコードを記録しておくとよい。あるい
は、入力手段として文字認識装置を設け、手書き文字に
より、識別情報を入力してもよい。
識別情報をキー入力しているが、例えば、入力手段とし
てバーコードリーダを設けて、バーコードにより識別情
報を入力できるようにしてもよい。この場合、スライド
ガラスにもバーコードを記録しておくとよい。あるい
は、入力手段として文字認識装置を設け、手書き文字に
より、識別情報を入力してもよい。
【００２６】
【発明の効果】請求項１の検鏡支援装置によれば、標本
の観察位置であるステージの位置を、スライドガラスの
識別情報とともに記憶しておき、スライドガラスの識別
情報を入力することにより、入力されたスライドガラス
の識別情報に対応するステージの位置を読み出して、こ
の位置にステージを移動するようにしたので、朱印を付
す必要なく、目的の標本を容易に観察でき、観察位置の
見落としも防止できる。
の観察位置であるステージの位置を、スライドガラスの
識別情報とともに記憶しておき、スライドガラスの識別
情報を入力することにより、入力されたスライドガラス
の識別情報に対応するステージの位置を読み出して、こ
の位置にステージを移動するようにしたので、朱印を付
す必要なく、目的の標本を容易に観察でき、観察位置の
見落としも防止できる。
【００２７】請求項２の検鏡支援装置によれば、標本の
観察位置であるステージの位置を、スライドガラスの識
別情報とともに第１ステーションに記憶しておき、第１
ステーションから離隔した第２ステーションからスライ
ドガラスの識別情報を入力し、第１ステーションに伝送
して、入力されたスライドガラスの識別情報に対応する
ステージの位置を読み出して、この位置にステージを移
動するようにしたので、朱印を付す必要なく、第１ステ
ーションから離隔した第２ステーションから目的の標本
を容易に観察でき、観察位置の見落としも防止できる。
観察位置であるステージの位置を、スライドガラスの識
別情報とともに第１ステーションに記憶しておき、第１
ステーションから離隔した第２ステーションからスライ
ドガラスの識別情報を入力し、第１ステーションに伝送
して、入力されたスライドガラスの識別情報に対応する
ステージの位置を読み出して、この位置にステージを移
動するようにしたので、朱印を付す必要なく、第１ステ
ーションから離隔した第２ステーションから目的の標本
を容易に観察でき、観察位置の見落としも防止できる。
【図１】本発明の検鏡支援装置の一実施例の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図２】図１の実施例の入力手段１０の一構成例を示す
図である。
図である。
【図３】図１の実施例の入力手段２０の一構成例を示す
図である。
図である。
【図４】図１の実施例において使用されるスライドガラ
スの一構成例を、スライドガラス識別情報を撮像するカ
メラ４の撮像範囲に関連づけて示す図である。
スの一構成例を、スライドガラス識別情報を撮像するカ
メラ４の撮像範囲に関連づけて示す図である。
１ 顕微鏡 １Ｓ 電動ステージ ２，４ カメラ ６ スイッチ １０ 入力手段 １０ａ 数字キー １０ｂ 入力キー １０ｃ ポイントキー １１ 操作制御手段 １２ マイクロコンピュータ １３ メモリ １４ 操作信号伝送装置 １９ 操作信号伝送装置 ２０ 入力手段 ２０ａ 数字キー ２０ｂ 入力キー ２０ｃ ポイントキー ２０ｄ スタートキー
Claims (2)
- 【請求項１】 顕微鏡用電動ステージに載置されるスラ
イドガラス上の標本の観察を支援する検鏡支援装置であ
って、 前記標本の観察位置である前記ステージの位置を、前記
スライドガラスの識別情報とともに記憶する記憶手段
と、 前記スライドガラスの識別情報を入力できる入力手段
と、 前記入力手段から入力された前記スライドガラスの識別
情報に対応する前記ステージの位置を前記記憶手段から
読み出して、この位置に前記ステージを移動させる制御
手段とを備えることを特徴とする検鏡支援装置。 - 【請求項２】 第１ステーションに配置された顕微鏡の
電動ステージに載置されるスライドガラス上の標本を、
前記第１ステーションとは離隔した第２ステーションで
観察するのを支援する検鏡支援装置であって、 前記第１ステーションに配置され、前記標本の観察位置
である前記ステージの位置を、前記スライドガラスの識
別情報とともに記憶する記憶手段と、 前記第２ステーションに配置され、前記スライドガラス
の識別情報を入力できる入力手段と、 前記入力手段から入力された前記スライドガラスの識別
情報を前記第１ステーションに伝送する伝送手段と、 前記第１ステーションに配置され、前記伝送手段から送
られてきた前記スライドガラスの識別情報に対応する前
記ステージの位置を前記記憶手段から読み出して、この
位置に前記ステージを移動させる制御手段とを備えるこ
とを特徴とする検鏡支援装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4289397A JPH06118307A (ja) | 1992-10-02 | 1992-10-02 | 検鏡支援装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4289397A JPH06118307A (ja) | 1992-10-02 | 1992-10-02 | 検鏡支援装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06118307A true JPH06118307A (ja) | 1994-04-28 |
Family
ID=17742701
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4289397A Pending JPH06118307A (ja) | 1992-10-02 | 1992-10-02 | 検鏡支援装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06118307A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6674884B2 (en) | 1996-08-23 | 2004-01-06 | Bacus Laboratories, Inc. | Apparatus for remote control of a microscope |
| US6775402B2 (en) | 1997-03-03 | 2004-08-10 | Bacus Laboratories, Inc. | Method and apparatus for creating a virtual microscope slide |
| US7031507B2 (en) | 2000-12-19 | 2006-04-18 | Bacus Laboratories, Inc. | Method and apparatus for processing an image of a tissue sample microarray |
| US7149332B2 (en) | 1996-08-23 | 2006-12-12 | Bacus Laboratories, Inc. | Method and apparatus for internet, intranet, and local viewing of virtual microscope slides |
| EP1990668A2 (en) | 2007-05-10 | 2008-11-12 | Jasco Corporation | Microscopic-measurement apparatus |
| US7596249B2 (en) | 2002-02-22 | 2009-09-29 | Olympus America Inc. | Focusable virtual microscopy apparatus and method |
| US7792338B2 (en) | 2004-08-16 | 2010-09-07 | Olympus America Inc. | Method and apparatus of mechanical stage positioning in virtual microscopy image capture |
-
1992
- 1992-10-02 JP JP4289397A patent/JPH06118307A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6674884B2 (en) | 1996-08-23 | 2004-01-06 | Bacus Laboratories, Inc. | Apparatus for remote control of a microscope |
| US7110586B2 (en) | 1996-08-23 | 2006-09-19 | Bacus Laboratories, Inc. | Apparatus for remote control of a microscope |
| US7149332B2 (en) | 1996-08-23 | 2006-12-12 | Bacus Laboratories, Inc. | Method and apparatus for internet, intranet, and local viewing of virtual microscope slides |
| US6775402B2 (en) | 1997-03-03 | 2004-08-10 | Bacus Laboratories, Inc. | Method and apparatus for creating a virtual microscope slide |
| US7146372B2 (en) | 1997-03-03 | 2006-12-05 | Olympus America Inc. | Method and apparatus for creating a virtual microscope slide |
| US8625920B2 (en) | 1997-03-03 | 2014-01-07 | Olympus America Inc. | Method and apparatus for creating a virtual microscope slide |
| US7031507B2 (en) | 2000-12-19 | 2006-04-18 | Bacus Laboratories, Inc. | Method and apparatus for processing an image of a tissue sample microarray |
| US7596249B2 (en) | 2002-02-22 | 2009-09-29 | Olympus America Inc. | Focusable virtual microscopy apparatus and method |
| US7925067B2 (en) | 2002-02-22 | 2011-04-12 | Olympus America Inc. | Focusable virtual microscopy apparatus and method |
| US8306300B2 (en) | 2002-02-22 | 2012-11-06 | Olympus America Inc. | Focusable virtual microscopy apparatus and method |
| US7792338B2 (en) | 2004-08-16 | 2010-09-07 | Olympus America Inc. | Method and apparatus of mechanical stage positioning in virtual microscopy image capture |
| EP1990668A2 (en) | 2007-05-10 | 2008-11-12 | Jasco Corporation | Microscopic-measurement apparatus |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010803 |