JPH06117661A - 電子除湿器の制御方法 - Google Patents

電子除湿器の制御方法

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JPH06117661A
JPH06117661A JP4285532A JP28553292A JPH06117661A JP H06117661 A JPH06117661 A JP H06117661A JP 4285532 A JP4285532 A JP 4285532A JP 28553292 A JP28553292 A JP 28553292A JP H06117661 A JPH06117661 A JP H06117661A
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humidity
electronic dehumidifier
heat sink
cooling
thermoelectric module
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Takeyuki Tezuka
武幸 手塚
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Teikoku Piston Ring Co Ltd
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Teikoku Piston Ring Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2321/00Details of machines, plants or systems, using electric or magnetic effects
    • F25B2321/02Details of machines, plants or systems, using electric or magnetic effects using Peltier effects; using Nernst-Ettinghausen effects
    • F25B2321/021Control thereof
    • F25B2321/0212Control thereof of electric power, current or voltage

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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子除湿器の寿命を長くする。 【構成】 電子除湿器は熱電モジュール3、熱電モジュ
ール3の冷却面および放熱面にそれぞれ接続した冷却ヒ
ートシンク4と放熱ヒートシンク2、冷却ヒートシンク
4および放熱ヒートシンク2にそれぞれ空気を強制循環
させる冷却側のファン8と放熱側のファン11を備え、
被除湿空間14の湿度が設定湿度以上のとき電子除湿器
の全体が運転され(熱電モジュール3に通電し、ファン
8,11を運転する)、被除湿空間14の湿度が所定湿
度よりも低下したときファン8,11は停止し、熱電モ
ジュール3には冷却ヒートシンク4表面の結露水の再蒸
発を抑制するため、冷却ヒートシンク4の温度を低温に
維持するに足る微弱な電流を流す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子除湿器の制御方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】熱電モジュールを利用した小型の電子除
湿器が最近種々の用途に利用されている。これらの電子
除湿器の運転の制御方法として、各種の方法が提案され
ている。これらのうち安価で簡単なオン−オフ制御とし
ては、 (1)被除湿空間の湿度が設定湿度以上のとき電子除湿
器の全体が運転され、被除湿空間の湿度が所定の湿度よ
りも低下したとき電子除湿器全体の運転を停止する制御
方法。 (2)被除湿空間の湿度が設定湿度以上のとき電子除湿
器の全体が運転され、被除湿空間の湿度が所定の湿度よ
りも低下したときファンのみ運転を停止し、熱電モジュ
ールには通電する(熱電モジュールには電子除湿器の全
体を運転するときの熱電モジュールに通電する電流と同
じ電流を流す)制御方法。 がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の制御方
法によると、湿度が低下し電子除湿器全体の運転が停止
されたとき、放熱ヒートシンクから冷却ヒートシンクに
熱が移動するので、冷却ヒートシンクの表面に結露した
水の再蒸発が起きる。このため湿度が再び上昇してしま
う。この現象は被除湿空間の容積が冷却ヒートシンクに
結露する水の量に対して相対的に小さい場合特に顕著で
ある。そして湿度の再上昇により電子除湿器が再び運転
されることになる。このことは電子除湿器の稼動率が高
まることになるので、電子除湿器の寿命が短縮化され
る。
【0004】また、後者の制御方法によると、湿度が低
下しファンの運転が停止されたとき、放熱ヒートシンク
から空気への熱移動は強制対流から自然対流に変わり放
熱可能な熱量が大幅に減少する。このため後者の制御方
法の電子除湿器は、これを見込んだ放熱ヒートシンクの
設計を要し、大型のものとなる。また電源部や制御部へ
の熱負荷も大きいので寿命や信頼性の点で問題がある。
【0005】本発明は電子除湿器を寿命が長く、かつ小
型化できる、電子除湿器の制御方法を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の構成は、熱電モ
ジュール、熱電モジュールの冷却面および放熱面にそれ
ぞれ接続した冷却体と放熱体、冷却体に空気を強制循環
させるファンを備える電子除湿器の制御方法において、
被除湿空間の湿度が設定湿度以上のとき電子除湿器の全
体が運転され、被除湿空間の湿度が所定湿度よりも低下
したときファンは停止し、熱電モジュールには電子除湿
器の全体を運転しているときの熱電モジュールに通電す
る電流よりも微弱な電流を流すことを特徴とする。
【0007】なお、被除湿空間の湿度が所定湿度よりも
低くかつ冷却体に結露があるときファンは停止し、熱電
モジュールには電子除湿器の全体を運転しているときの
熱電モジュールに通電する電流よりも微弱な電流を流
し、被除湿空間の湿度が所定湿度よりも低くかつ冷却体
に結露がないとき電子除湿器全体の運転は停止するよう
にしてもよい。
【0008】また、電子除湿器は湿り空気の入口と乾燥
空気の出口を備えたケースで冷却体が囲われているのが
望ましい。
【0009】
【作用】湿度が低い場合、熱電モジュールに微弱な電流
を流すと、冷却体は熱電モジュールによって冷却される
ため、冷却体の温度の上昇は抑制され、冷却体に結露し
た水が再蒸発し難い。このため電子除湿器の稼動時間が
少なくて済む。また熱電モジュールの発生熱量は小さい
ので、放熱体を大きくする必要がない。
【0010】ここで、湿度が低い場合に熱電モジュール
に流す電流は、冷却体表面の結露水の再蒸発を抑制する
ため、冷却体の温度を低温に維持するに足る微弱な電流
でよく、定格電流の50%以下、好ましくは20%以下
でよい。これにより、冷却体の温度は周囲温度よりも例
えば10℃程度低下される。
【0011】冷却体の周囲がケースで囲われていると、
ケース内の湿度が上昇しても被除湿空間の湿度は上昇し
難く、冷却体表面の結露水の蒸発がさらに抑制される。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例を説明する。図1は被
除湿空間14内に配設された電子除湿器を示す縦断面図
である。第一ケース1は一側面が開放しており、その開
放端部に放熱ヒートシンク2が開口を閉塞するように固
定されている。放熱ヒートシンク2の外端面には熱電モ
ジュール3の発熱面が伝熱的に接続されており、熱電モ
ジュール3の冷却面に冷却ヒートシンク4が伝熱的に接
続されている。熱電モジュール3と冷却ヒートシンク4
の周囲にはこれらを囲むようにして第二ケース5が配設
されて端面が放熱ヒートシンク2の外端面に固定されて
いる。この第二ケース5には、冷却ヒートシンク4の上
方の上壁部に湿り空気の吸入口6が開口されており、冷
却ヒートシンク4の下部に対向する側壁部に乾燥空気の
排出口7が開口されており、この排出口7部にファン8
が設けられている。第一ケース1には、下壁部に空気の
吸入口9が開口されており、放熱ヒートシンク2の上部
に対向する側壁部に排出口10が開口されており、この
排出口10部にファン11が設けられている。また、第
一ケース1内には熱電モジュール3に接続されている直
流電源12が設けられている。また、第二ケース5の下
壁部の内底面における冷却ヒートシンク4の直下部は少
し凹んで除湿水の受け部を構成しており、さらに内底面
の除湿水の受け部は中央部に向かって下方に傾斜する傾
斜面を備え、この中央部に排水ドレーン13が接続され
て、被除湿空間14を構成しているケース15を貫通し
てケース15外に延びている。
【0013】以下、電子除湿器の作用を説明する。熱電
モジュール3およびファン8,11に通電されると、被
除湿空間14の湿り空気が吸入口6から第二ケース5内
に流入して、冷却ヒートシンク4に冷却されて冷却ヒー
トシンク4の表面に結露し、除湿後の乾燥空気は排出口
7から被除湿空間14に排出される。冷却ヒートシンク
4の表面に結露した水は落下して、排水ドレーン13を
通ってケース15外へ排水される。また、熱電モジュー
ル3の発熱面に発生した熱は放熱ヒートシンク2に伝達
され、放熱ヒートシンク2は第一ケース1内に吸入口9
から流入し排出口10から排出される空気によって冷却
される。
【0014】上記電子除湿器を用いて、 A:本発明の制御方法 被除湿空間の湿度が設定湿度以上のとき電子除湿器の全
体が運転され(熱電モジュール3に通電し、ファン8,
11を運転する)、被除湿空間の湿度が所定湿度よりも
低下したときファン8,11は停止し、熱電モジュール
3には電子除湿器の全体を運転しているときの熱電モジ
ュール3に通電する電流よりも微弱な電流を流す。 B:従来技術の項(1)記載の制御方法 C:従来技術の項(2)記載の制御方法 の3つの制御方法により、 縦:750mm 横:740mm 高さ:1600mm の大きさの被除湿空間を除湿したときの試験結果を述べ
る。
【0015】電子除湿器の主要な諸元は表1の通りであ
る。
【0016】図2、図3および図4に、電子除湿器の運
転開始後10時間後までの運転状況と被除湿空間の湿度
の変化を示す。但し、周囲温度25℃、湿度90%RH
である。また、この電子除湿器の制御に用いられた湿度
センサは約10%のヒステリシスを有しており、湿度セ
ンサの周囲の湿度が低い方から高い方に変化した場合、
60%でONするが、高い方から低い方に変化した場
合、48%でOFFするように構成されている。
【0017】この結果に示されるように、電子除湿器の
平均稼動率は A:11% B:43% C:100%(ファンが停止しても消費電力が定格の9
0%以上あるので100%とした。) と本発明の制御方法が最も少なく、平均消費電力も A:6W B:18W C:39W と本発明の制御方法が最も少ない。また、本発明の制御
方法においては、放熱ヒートシンクも小さくできるので
電子除湿器を小型化できる。
【0018】なお、冷却ヒートシンクに結露センサを配
置し、湿度センサと結露センサの両方の信号を制御回路
の入力信号として、被除湿空間の湿度が所定湿度よりも
低くかつ冷却体に結露があるときファンは停止し、熱電
モジュールには電子除湿器の全体を運転しているときの
熱電モジュールに通電する電流よりも微弱な電流を流
し、被除湿空間の湿度が所定湿度よりも低くかつ冷却体
に結露がないとき電子除湿器全体の運転は停止するよう
にしてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電子除湿器
の制御方法によれば、電子除湿器の稼動率が低く、寿命
が長くなり、消費電力も少なくて済む。さらに電子除湿
器を小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】被除湿空間内に配設された電子除湿器の縦断面
図である。
【図2】本発明の電子除湿器の制御方法による被除湿空
間の湿度の変化を示すグラフである。
【図3】電子除湿器の従来の制御方法による被除湿空間
の湿度の変化を示すグラフである。
【図4】電子除湿器の従来の制御方法による被除湿空間
の湿度の変化を示すグラフである。
【符号の説明】
1、5 ケース 2 放熱ヒートシンク 3 熱電モジュール 4 冷却ヒートシンク 6、9 吸入口 7、10 排出口 8、11 ファン 12 直流電源 13 排水ドレーン 14 被除湿空間 15 ケース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱電モジュール、熱電モジュールの冷却
    面および放熱面にそれぞれ接続した冷却体と放熱体、冷
    却体に空気を強制循環させるファンを備える電子除湿器
    の制御方法において、被除湿空間の湿度が設定湿度以上
    のとき電子除湿器の全体が運転され、被除湿空間の湿度
    が所定湿度よりも低下したときファンは停止し、熱電モ
    ジュールには電子除湿器の全体を運転しているときの熱
    電モジュールに通電する電流よりも微弱な電流を流すこ
    とを特徴とする電子除湿器の制御方法。
  2. 【請求項2】 熱電モジュール、熱電モジュールの冷却
    面および放熱面にそれぞれ接続した冷却体と放熱体、冷
    却体に空気を強制循環させるファンを備える電子除湿器
    の制御方法において、被除湿空間の湿度が設定湿度以上
    のとき電子除湿器の全体が運転され、被除湿空間の湿度
    が所定湿度よりも低くかつ冷却体に結露があるときファ
    ンは停止し、熱電モジュールには電子除湿器の全体を運
    転しているときの熱電モジュールに通電する電流よりも
    微弱な電流を流し、被除湿空間の湿度が所定湿度よりも
    低くかつ冷却体に結露がないとき電子除湿器全体の運転
    は停止することを特徴とする電子除湿器の制御方法。
  3. 【請求項3】 前記電子除湿器は湿り空気の入口と乾燥
    空気の出口を備えたケースで冷却体が囲われていること
    を特徴とする請求項1または2記載の電子除湿器の制御
    方法。
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