JPH0611746U - カテ−テル - Google Patents

カテ−テル

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JPH0611746U
JPH0611746U JP483392U JP483392U JPH0611746U JP H0611746 U JPH0611746 U JP H0611746U JP 483392 U JP483392 U JP 483392U JP 483392 U JP483392 U JP 483392U JP H0611746 U JPH0611746 U JP H0611746U
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JP
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catheter
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patient
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島 弘 樹 五
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Kawasumi Laboratories Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 体内に薬剤等を投与するカテ−テルの改良に
関するものであり、補強材をカテ−テルを構成する壁内
に埋設することにより、患者の留置部位から体内側にか
けてのカテ−テルの破断事故を皆無にするものである。 【構成】 内腔3と均一の肉厚を有する壁2とから構成
され、壁2内の長さ方向に補強材5を綱目状に埋設した
カテ−テル1。内腔13と偏肉の壁12とから構成さ
れ、該壁12の厚肉側14の長さ方向に補強材15をら
せん状に埋設したカテ−テル11。

Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】 本考案は、体内に薬剤等を投与するカテ−テルの改良に関するものであり、補 強材をカテ−テルを構成する壁内に埋設することにより、患者の留置部位から体 内側にかけてのカテ−テルの破断事故を皆無にするものである。 【0002】 【従来の技術】 従来のIVH、硬膜外用のカテ−テルは、例えばポリ塩化ビニル樹脂、ポリエ チレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、シリコ−ン等の材料からなり、外径 5.0〜1.0mm、内径4.0〜0.5mm、肉厚1.0〜0.21mm程度 のチュ−ブからなり、1〜4のル−メンを有している。 【0003】 【考案が解決しようとする課題】 しかしながら上記の形状、構造、材質からなるカテ−テルは、次の問題点があ った。カテ−テルを患者の体内に留置しているとき患者の体内に留置されたカテ −テルが、留置期間中、留置期間の長期化、留置部位の不適正、患者の運動量の 増加等の原因によって破断する場合があり、このため薬剤投与ができなくなった り、破断部に細菌が繁殖したり、切断片が血栓を形成することがあった。 【0004】 また、カテ−テルを抜去する際、上記と同様の原因によって留置中に弱くなっ た箇所から、カテ−テルが破断し前記と同様に重度の血栓障害を越こしたり、体 内に残留してしまうことがあった。 そこで本考案者は以上の課題を解決するた め鋭意検討を重ねた結果次の考案に到着した。 【0005】 【課題を解決するための手段】 本考案は、第一の考案として、内腔3と均一の肉厚を有する壁2とから構成さ れ、壁2内の長さ方向に補強材5を綱目状に埋設したカテ−テル1を提供するも のである。 【0006】 第二の考案として、内腔13と偏肉の壁12とから構成され、該壁12の厚肉 側14の長さ方向に補強材15をらせん状に埋設したカテ−テル11を提供する ものである。 【0007】 【作用】 カテ−テルを構成する壁2(12)には、補強材5(15)が綱目状またはら せん状に埋設され、カテ−テルを構成する壁2(12)と補強材5(15)は投 錨効果によりお互いにしっかりとからみ合っているので、カテ−テルは破断する ようなことはない。 【0008】 【実施例】 図1は、本考案のカテ−テル1の概略図(一部断面図)で、図2は図1のA− A断面図である。カテ−テル1はチュ−ブ状に形成され、ポリ塩化ビニル樹脂、 ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、シリコ−ン等の材質からなる壁 2と該壁2の内部に形成された内腔3とから構成されている。 【0009】 前記壁2は、均一の肉厚で形成され、壁2内の長さ方向に、ワイヤ−又はナイ ロン6−6等からなる補強材5が綱目状に埋設されている。またカテ−テル1の 先端は補強材5が露出しないようにディッピング等により被覆処理がされている (図示せず)。またカテ−テル1の後端は、必要に応じてコネクタ−(図示せず )が装着される。カテ−テル1は次のようにして製造される。 【0010】 カテ−テル1を構成するチュ−ブの押出し成形時に、壁2に補強材5を導入し 、冷却固化時に壁2と補強材5を投錨効果により強固にからみ合わせる。続いて 、カテ−テル1を切断し、カテ−テル1先端に患者の生体組織を傷つけないよう に、また補強材5が露出しないようにカテ−テル1の構成材料と同材質の樹脂で ディッピング処理したり、またはチップ等を接着する。他方、カテ−テル1の後 端は、必要に応じて接着又はインサ−ト成形によりコネクタ−が装着される。 【0011】 使用に際しては、導入針で患者の皮膚を穿刺した後、内腔3をつたわってカテ −テル1を目的部位まで挿入しカテ−テル1の後端から内腔3、先端を経て、病 態に応じた薬剤を定期的に投与しながら、留置期間、患者の運動量を注視しつつ カテ−テル1の破断状況(損傷、劣化状況)を観察したが、長期間(70日〜9 0日)の留置にもかかわらず、破断は背無であった。またカテ−テル1を患者か ら抜去する時も破断は皆無であった。 【0012】 図3は、その他の考案のカテ−テル11の概略図(一部断面図)である。図4 は図3のB−B断面図である。チュ−ブ状のカテ−テル11は、前記カテ−テル 1と同様の材質からなる偏肉の壁12と該壁12の内部に形成された内腔3とか ら構成されている。 【0013】 前記壁12の厚肉側14の長さ方向に補強材15(前記補強材5と同様の材質 から構成されている)がらせん状(数本あみ込んだ形状)に埋設されている。カ テ−テル11の先端と後端は、前記カテ−テル1と同様に形成される。 【0014】 カテ−テル11は、前記カテ−テル1と同様に製造される。 使用に際しても 前記カテ−テル1と同様に患者に長期間留置して、留置時及び抜去時の破断状況 を観察したが破断は皆無であった。 【0015】 【考案の効果】 以上説明したように本考案では、カテ−テル1(11)を患者に長期間留置 する時および患者から抜去する時の破断を予防することができる。カテ−テル が腰のない材質で形成されているときは、補強材5(15)により腰をもたせる ことができるので、患部に挿入しやすくなる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本考案のカテ−テルの概略図 【図2】図1のA−A断面図 【図3】本考案のカテ−テルのその他の実施例を示す概
略図 【図4】図3のB−B断面図 【符合の説明】 1、11 カテ−テル 2、12 壁 3、13 内腔 14 厚肉壁 5、15 補強材

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求頁1】内腔3と均一の肉厚を有する壁2とから構
    成され、壁2内の長さ方向に補強材5を綱目状に埋設し
    たことを特徴とするカテ−テル1。 【請求頁2】内腔13と偏肉の壁12とから構成され、
    該壁12の厚肉側14の長さ方向に補強材15をらせん
    状に埋設したことを特徴とするカテ−テル11。
JP1992004833U 1992-01-14 1992-01-14 カテーテル Expired - Fee Related JP2580636Y2 (ja)

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58149760A (ja) * 1982-06-22 1983-09-06 ヤマハ株式会社 噴流浴装置
JPS5980257A (ja) * 1982-11-01 1984-05-09 テルモ株式会社 カテ−テルとその製造方法
JPH01291875A (ja) * 1988-05-19 1989-11-24 Nissho Corp 血管カテーテルの製法
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JPH06502314A (ja) * 1988-03-22 1994-03-17 ブリグハム・アンド・ウイメンズ・ホスピタル・インコーポレイテツド 脊椎麻酔剤の連続投与装置および方法

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