JPH06117443A - 歯車連結器 - Google Patents

歯車連結器

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Publication number
JPH06117443A
JPH06117443A JP3224588A JP22458891A JPH06117443A JP H06117443 A JPH06117443 A JP H06117443A JP 3224588 A JP3224588 A JP 3224588A JP 22458891 A JP22458891 A JP 22458891A JP H06117443 A JPH06117443 A JP H06117443A
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JP
Japan
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housing
gear
coupling
centering
coupler
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Pending
Application number
JP3224588A
Other languages
English (en)
Inventor
Gunther Heidrich
ハイドリッヒ ギュンテル
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BHS Voith Getriebetechnik GmbH
Original Assignee
BHS Voith Getriebetechnik GmbH
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Filing date
Publication date
Application filed by BHS Voith Getriebetechnik GmbH filed Critical BHS Voith Getriebetechnik GmbH
Publication of JPH06117443A publication Critical patent/JPH06117443A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R4/00Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
    • H01R4/24Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands
    • H01R4/2416Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type
    • H01R4/242Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type the contact members being plates having a single slot
    • H01R4/2425Flat plates, e.g. multi-layered flat plates
    • H01R4/2429Flat plates, e.g. multi-layered flat plates mounted in an insulating base
    • H01R4/2433Flat plates, e.g. multi-layered flat plates mounted in an insulating base one part of the base being movable to push the cable into the slot

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Gears, Cams (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 停止時においても、又回転時においても、負
荷の大きさに関係なく、常に中心を合わせ、更に類似の
歯車連結器の欠点を避けることができる歯車連結器を提
供する。 【構成】 2個の噛み合った軸継手1を有する歯車連結
器であって、双方の端部区間に歯切りを施した連結器の
ハウジング2上で、歯車3の結合により、軸継手1は、
連結器のハウジング2の歯車4と互いに結合している。
従って、歯車結合の範囲内において、心出しハウジング
6による心出しが行われる。この心出しハウジングは、
幾重にもスリットを施した、一つの固定範囲61と距離
を置いて配置されたハウジングの端部60と、殆んど静
止状態で、また歯車結合の全作動範囲にわたり、回転中
心が合わされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、2個の歯切りを施し
た軸継手を有する歯車連結器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の歯車連結器は、一つ
又は双方の端部区間が歯切りを行なった連結器のハウジ
ング上で、歯車の結合により、軸継手が連結器のハウジ
ングの歯車と互いに結合している。
【0003】駆動装置の技術において、益々増大する機
能と回転数の傾向は、この種の設備の連結器に対する要
求も高めた。ここにおいて、鍛造連結器は、連結器の小
さな直径で大きな回転モーメントを伝達するという能力
が、全く特別な方法で与えられている。それにも拘ら
ず、この種の高速回転の歯車連結器は、その作動行動及
び振動行動を考慮すれば、重大な欠陥を有しており、そ
の主要原因は、静止状態と回転時に生じる遊びである。
この遊びには、歯側の遊び、心出しの遊び、及び内側の
小さいほうの歯車に対する外側の大きいほうの歯車にお
けるより大きな拡大によるこの遊びの増大がある。
【0004】この欠陥は、回転数が非常に高くなると、
特に大きくなる。その時に出現する不平衡力は、容易に
大きくなり得るものと考えられ、例えば、摩耗、及び歯
の噛み合い時の侵食、軸受けの損傷、軸の破損の様な連
結器及びそれに連なる機械に対する重大な危険となる。
高速回転歯車連結器の良好な作動行動に付き決定的な意
味を有することは、完全な連結器における良好で且つ力
学的な釣り合いの外に、連結器から連続した回転数及び
負荷領域を通じての、双方の軸継手における連結器ハウ
ジングの正確な心出しである。
【0005】上記に到達するためには、本発明が由来す
る或る既知の歯車連結器(DE−OS1 283 60
7)に従い、下記の手段が知られている。即ち、例えば
連結器のハウジング又は軸継手に掛かる内側の歯車は、
軸方向にスリットが施されているということである。
【0006】この軸方向にスリットを施すことにより、
遠心力の作用により、内側の歯車が外側のスリットを施
していないものよりも、強く広がるということが生じ
る。このため、特に高い回転数、並びに空転及び小能力
の場合において、遊びのない歯側設備となり、そのため
良好な心出しが行なわれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
歯車連結器では、以下の欠点を有する。
【0008】伝達すべき回転モーメントは、スリットを
施した歯車の周囲方向に非円形で弾力的な変形を生じ、
それによって、個々の歯の不均一な負担を生じる。この
様に生じた個々の歯の負荷の増大は、時期尚早な歯側の
摩耗となる。また、スリットを施した歯車における遠心
力の作用によりできた軸方向の拡大力は、歯側での力の
分解時に強力に増大した標準力を生じ、これがまた、内
側及び外側の歯車の軸方向への移動に対する摩擦抵抗
を、互いに相対して著しく高める。この摩擦抵抗の増大
は、例えば、熱膨張により生じた軸方向の軸移動が、連
結器の歯切りの軸方向への移動性により均一化される場
合は、つながる機械に不利に負荷を与える。さらに、ス
リットを施していない高速回転の歯車連結器で実証され
た単一歯車の連続潤滑油は、内側の歯車のスリットを通
じてその有効性を失い、スリットは閉じられて、共に回
転するオイルリングを妨害する。従って、既知のスリッ
ト付きの歯車連結器では、もう一つの潤滑方式が提案さ
れる。これは、それにもかかわらず、外側の歯車の歯元
の遊びにより、現在あるオイルの殆んど大部分が、潤滑
作用を行うことなく漏れ出てしまうという欠点を有す
る。この効果のない潤滑油方式は、歯側を摩耗させ、軸
方向への移動性を更に制限することとなる。また、上記
スリット数は、実施可能な歯数に影響を与える。さら
に、既知のスリット付きの側面の心出しを行った歯車連
結器は、製造及び組立てに条件付けられた歯の遊びを有
する。それ故、停止時においては、正確な心出しが保証
されていない。この好ましくない停止時の遊びは、この
既知の歯車連結器においても、完全な連結器の釣り合い
を妨害する。
【0009】この発明は、上記従来の課題を解決するた
めになされたもので、停止時においても、又回転時にお
いても、負荷の大きさに関係無く、常に中心を合わせ、
更に類似の歯車連結器の欠点を避けることができる歯車
連結器を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、2個の歯切りの軸継手を有し、双方の
端部区間で歯切りを施した連結器ハウジング上で、軸継
手の歯車の結合により、連結器ハウジングの歯車と互い
に結合される歯車連結器であって、幾重にもスリットを
施し、一つの固定範囲に距離を置いて配置されたハウジ
ングの端部を有し、停止時は勿論、作動区域全体にわた
って、その都度の歯車の結合の心出しを行う、一つの歯
車連結領域内の心出しハウジングにより特徴付けられた
歯車連結器である。
【0011】
【作用】この発明によれば、その目的に従い、その都度
の歯車結合部の範囲にある、幾重にもスリットを施した
心出しハウジングを用いており、固定区域に距離を置い
て配置したハウジングの端部と殆んど静止状態におい
て、また、全体の駆動区域にわたり、その都度の歯車結
合の中心を合わせることにより解決される。
【0012】即ち、心出しハウジングのスリットを施し
た端部は、連結器から伝達される回転モーメントによっ
て負荷を与えられない。それ故、回転時においては、ス
リットのあるハウジングの端部の弾力性の拡大は、周囲
上で同様に円くなり、従って、連結器ハウジングの非常
に正確な心出しが達成される。一方、回転モーメントを
伝達された歯は、スリットを施されない歯車連結器と同
様、高い負荷が与えられる。また、実証された単一歯車
の連続潤滑油の注油は、発明の目的に従った方法でも使
用することができる。ここでは、内側の歯車の歯元での
側方での油漏れの結果、潤滑油を使用した心出しも備え
られている。さらに、本発明に従った停止時において
も、回転時においても、常に遊びがなく作動する歯車連
結器は、完全な連結器の釣り合いを可能とする。これに
より、高い作動精度が得られる。これまでは、完全な歯
車連結器の釣り合いは解決されない課題であった。この
発明に係る心出し作用は、その目的に従い、心出しハウ
ジングのスリット付き部分の質量を増大して遠心力を大
きくすることによって、更に改善される。スペースの理
由により、質量の増加が望む程度にできない場合は、重
金属をスリット付きのハウジングの部分の内径に吹き付
けることにより、これを達成することができる。また、
軸移動の均一化を行うには、心出し位置で、心出しハウ
ジングの接触面を球形に行われる。これに加え、心出し
位置は、軸移動の均一化時に関節点を形成する回転モー
メントを伝達する歯の結合部に直接隣あっている。この
発明の目的に従った歯車連結器の軸方向の移動性は、心
出しハウジングの歯切りと接触面の表面を硬化させるこ
とによる摩擦の減少の結果、改善される。ここで、特に
適合していることは、焼入れを行った部品間よりも小さ
な摩擦係数を有する、急速な硝酸処理である。摩擦係数
のより以上の減少は、ハウジングの心出し位置における
セラミックス、硬質合金、又は同等の材料の噴射により
達成される。また、表面性状の改善によっても、心出し
位置における摩擦を小さくする。これは、外側の歯車、
及び心出しハウジングの外側の歯車の外端歯先円の直径
を研磨することにより達成される。また、この発明で
は、軸継手、場合によっては、連結器のハウジングでの
心出しハウジングを固定するために、その都度必要な場
合、つまり、解放可能に、又は解放不能に実施すべきか
どうかの方法が主として決定される。この解放可能な固
定は、簡単な方法で部品の増備を可能とし、従って、既
存の連結器の改善を可能とする。また、これによってユ
ニットシステムの形成が可能となる。例えば電子ビーム
溶接による解放不能な固定は、部品の信頼性を高め、連
結器の質量を少なくし、作動行動を改善する。さらに、
この発明の目的に従った構造は、歯数の決定に影響を与
えない。即ち心出しハウジングのスリット数は、歯車結
合部の歯数により左右されない。歯車の対における奇数
の歯数は、無制限に実施可能である。また、スリットの
端部における切り欠き効果をなくするためには、スリッ
トの出口がその場合によって穴ぐりとなる可能性があ
る。例えば、内部に配置された連結器のハウジング等、
スペースの理由から、本発明の更に進んだ形式で、心出
しハウジングを連結器のハウジングに固定し、軸継手の
外側の歯車に心合わせを行うことが有利となり得る。さ
らに、内部に配置された連結器のハウジングは、これを
直接に関節点の平面(歯の幅の中心)で心合わせを行う
ことを可能とする。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0014】図1(a)は、2個の歯切りした軸継手1
が2等分されて、縦断面で描かれており、双方の端部
が、歯切りした一つの連結器ハウジング2により互いに
回転しない様に結合されている。回転モーメントの伝達
は、その都度、軸継手1の内側の歯車3と、連結器ハウ
ジング2の外側の歯車4との結合により達成される。回
転モーメント伝達の位置は、同時に直角の、従って放射
状でもある軸移動の均一化のための関節点5でもある。
それに加え、この位置において、歯車3,4の軸方向の
移動性が相対することにより、軸方向の移動が均一化さ
れる。
【0015】図1(a)から明らかなように、心出しハ
ウジング6は、軸継手1によりその都度一つの固定領域
61上で固定されるという応用方法がある。心出しハウ
ジング6は、幾重にもスリットを施したハウジング端部
60を有する。図1(a)の構造方式では、心出しハウ
ジング6は、ねじ継手7により軸継手1の前面に固定さ
れている。
【0016】図1(b)によれば、心出しハウジング
6’が電子ビーム溶接部8上で軸継手1の前面に結合さ
れるという可能性もある。心出しハウジング6のハウジ
ング端部60は、軸継手1上において、連結器ハウジン
グ2の心出しのための心出し位置9を形成する。この心
出しは、図2の心出しハウジング6のスピゴット12上
であって、その外端歯先円における常に遊びのない連結
器ハウジング2の支持により達成される。歯車の結合と
心出し位置の潤滑は、一つの環状路10、及び内側の歯
車3の歯溝に取付けられた多くの放射状の穴ぐり11へ
の油の吹き付けによって達成される。この単一歯連続潤
滑として知られる潤滑方式は、高速回転の歯車連結器で
は殆んど独占的となり、従来通り、大きな成果を収めて
使用されよう。本発明により、この潤滑方式を維持する
ことは極めて有利である。
【0017】図2は、図1の矢印方向Xに心出しハウジ
ング6の個別図を描いている。スピゴット12を装備し
たハウジングの端部60は、部分14内で閉鎖した環状
の横断面を共有する幾つかの長手方向に伸びるスリット
13を有している。スリット13の出口は、切り欠き効
果の減少において穴ぐり15となる。スピゴット12
は、例えば一つの環状の輪郭、又は両側に仕切りがある
一つの比較的狭い円筒面を有する。
【0018】円周で均等に分けられたスリット13の数
は、一般に連結器ハウジングの数と無関係である。それ
にもかかわらず、部分14上で歯面の対称的な支持を達
成するためには、連結器の歯数の調整が必要である。ス
ピゴット12の直径は、図1(a)又は図1(b)の連
結器ハウジング2の外側の歯車4の歯面に対し、遊びな
く嵌め込まれて組立てられる。従って、既に停止時に連
結器ハウジング2の心出しが保証される。これにより、
どの様に良好な作動行動が決定的に重要であるかを問わ
ず、この種の高速回転の歯車連結器の組み立てを完全に
釣り合わせることもまず可能である。心出しハウジング
6の部分14の放射状の弾力性、又は連結器ハウジング
2と心出しハウジング6との間の温度差(例えば加熱)
により、バイアス下でのこの遊びのない心出し嵌め合い
の組み立てが可能となる。回転時においては、スリット
13により、連結器ハウジング2の心出しのために、下
記の作用が生じる。
【0019】即ち、回転時には、回転する部分に遠心力
が生じ、この遠心力によって、連結器の各部分が伸長
し、内側の歯車3よりも直径の大きい歯車4が大きく伸
長する。これにより、運転の遊びが大きくなり、従って
偏心が大きくなり、これが回転モーメントにより生じた
心出し力よりも大きくなり得る不平衡を生じる。本発明
の目的に従った心出しハウジング6を使用しない歯車連
結器では、この心出しの失敗は、連結器及び隣接機械の
損傷に至る場合が多い。
【0020】これに反し、本発明の目的に従った心出し
ハウジング6のスリット13により、回転時において部
分14が外側の歯車4よりも強く拡大することとなり、
そのため、連結器ハウジング2の正確な心出しがもたら
されることとなる。部分14の放射状弾力性の望ましい
大きさは、対応する寸法設定により、通常の算出方法で
得られる。部分14に対応する遠心力の増加は、さらに
図1(b)のスピゴットの横断面の拡大により、内側へ
向けて可能である(質量の増大)。
【0021】図3(a)及び図3(b)は、軸継手17
の外側の端部に取付けられ、最小直径を有する連結器の
歯切りにより生じさせられ、心出しハウジング16及び
16’の放射状方向に狭められた配列を描いている。図
3(a)によれば、心出しハウジング16がねじ継手7
上で軸継手17に固定されている。更に、図3(a)
は、ハウジングの内径への重金属19の取り付けによ
り、心出しハウジング16のスリット付き端部の質量の
増大が可能であることを示している(質量の増大)。
【0022】図3(b)では、表面皮膜20付きの心出
しハウジング16’のスピゴットを備え、実際には、放
射状及び軸方向の軸の移転の釣り合い時の摩擦の減少に
至る可能性もある。皮膜材料としては、例えば、吹き付
け可能な硬質合金又はセラミックスが組み入れられる。
図3(b)の構造方式では、心出しハウジング16’が
電子ビーム溶接部8上で軸継手17に解放不能に結合さ
れている。
【0023】図4(a)及び図4(b)は、連結器こし
きの内側の端部に取り付けた連結器の歯切り部23にお
ける心出しハウジング21又は21’の形成を示す。こ
れと同時に図4(a)では、ねじ継手7上で軸継手22
の前面と結合している一つのリング24の使用を示す。
このリング24は、電子ビーム溶接部25上で、心出し
ハウジング21と解放不能に結合されており、それによ
って、再び連結器の歯切り部23の範囲において一つの
支持が生じる。図4(b)によれば、リング24’は、
直接電子ビーム溶接部25上で心出しハウジング21’
と解放不能に結合されている。
【0024】図5(a)及び図5(b)の構造方式で
は、一つの内部に配置された連結器ハウジング26が使
用されており、その本発明の目的に従った心出しは、連
結器ハウジング26に解放可能に、又は解放不能に固定
された心出しハウジング27又は27’上で達成され
る。それと同時に、内部に配置された連結器ハウジング
26の遊びのない支持は、心出しハウジング27又は2
7’上で、軸継手29の外側の歯車28の歯面で達成さ
れる。ここで、図5(a)では、心出しハウジング27
が、一つのねじ継手7上で連結器ハウジング26と結合
されており、図5(b)の構造方式の心出しハウジング
27’は、再び電子ビーム溶接部8上で解放不能に連結
器ハウジング26に固定されている。
【0025】図6(a)又は図6(b)は、同じく一つ
の連結器ハウジング30の場合を示し、この実施例に従
った心出しは、軸継手31に解放可能に、又は解放不能
に固定された心出しハウジング32又は32’上で行わ
れる。ここにおいて、連結器ハウジング30の遊びのな
い心出しが、関節点33を通し歯幅の中心で、また、回
転軸に対し垂直に達成される。
【0026】図6(a)の構造方式では、心出しハウジ
ング32が、ねじ継手7により軸継手31の前面の範囲
で固定されており、図6(b)の構造方式では、心出し
ハウジング32’の一つの解放不能結合が、電子ビーム
溶接部8により軸継手31と行われている。全ての製作
方法において、歯切りとスピゴットの表面が硬化されて
いる場合、外側の歯車の外端歯先円の直径、及びスピゴ
ットの外径が磨かれている場合、及び心出しハウジング
のスピゴットの外径磨きを該当の心出しハウジングの固
定及び表面硬化後に行う場合が、有利である。
【0027】図3(a)から図6(b)までの全ての構
造方式において、図1(a)の構造方式に類似して、歯
の結合部及び心出し位置の潤滑は、該当の環状路への油
の吹き付け、及び歯の歯溝中に取り付けられた放射状の
多くの穴ぐりにより達成される。これにより、前記の単
一歯の連続潤滑方式が生じる。
【0028】本発明は、一つの二重関節形式構造の歯車
連結器に関するものである。それは、単一の歯車連結器
関節でも使用でき、従って、例えば本発明に従った一つ
の歯車連結器関節、及び更に進んだその他の形式の連結
器関節(例えば膜連結器)より成る一つの組み合わせ二
重関節連結器でも使用可能である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、心出しハウジングにおける歯車結合部の範囲にある
幾重にもスリットを施した端部は、連結器から伝達され
る回転モーメントによって負荷を与えられないので、回
転時においては、スリットのあるハウジングの端部の弾
力性の拡大は、周囲上で同様に円くなる。従って、静止
状態は勿論、回転時においても連結器ハウジングの極め
て正確な心出しを達成できるという格別の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は心出しハウジングの解放可能継手を有
する二関節の歯車連結器の縦断面図、(b)はその場合
の軸継手に心出しハウジングの解放不能継手を有する
(a)と同様の縦断面図。
【図2】図1に従った矢印方向Xにスリットを施した心
出しハウジングの側面図。
【図3】(a)は心出しハウジングの解放可能継手を有
する連結器の縦断面図、(b)は軸継手に心出しハウジ
ングの解放不能継手を有する(a)に従った同様な構造
様式。
【図4】(a)は解放可能継手結合部で軸継手に固定し
たリングを有すると共にこのリングに心出しハウジング
が溶接されている歯車連結器のもう一つの考えられる構
造を示す縦断面図、(b)は一つのリングに心出しハウ
ジングを電子ビーム溶接で固定した(a)と同様の構造
方式。
【図5】(a)は内部に配置された外側の歯切りした連
結器ハウジングに心出しハウジングの解放可能な固定部
を有する本発明の更に進んだ考えられる構造の縦断面
図、(b)は内部に配置された連結器ハウジングに心出
しハウジングの解放不能固定部を有する(a)と同様な
構造方式。
【図6】(a)は、軸継手部分に心出しハウジングの解
放可能固定部を有する構造を示す縦断面図、(b)は、
軸継手部分に心出しハウジングの解放不能固定部を有す
る(a)と同様な構造方式を示す縦断面図。
【符号の説明】
1,17,22,31 軸継手 3,4 歯車 5,33 関節点 6,6’;16,16’;21,21’;27,2
7’;32,32’ 心出しハウジング 12 スピゴット 13 スリット 22,26,30 連結器ハウジング 60 ハウジング端部 61 固定領域

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2個の歯切りの軸継手を有し、双方の端
    部区間で歯切りを施した連結器ハウジング上で、軸継手
    の歯車の結合により、連結器ハウジングの歯車と互いに
    結合される歯車連結器において、幾重にもスリットを施
    し、一つの固定領域(61)に距離を置いて配置された
    ハウジングの端部(60)を有し、停止時又は作動区域
    全体にわたって、その都度の歯車の結合の心出しを行う
    一つの歯車結合領域内の心出しハウジング(6,6’;
    16,16’;21,21’,27,27’;32,3
    2’)を備えたことを特徴とする歯車連結器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の心出しハウジング(6,
    6’;16,16’,21,21’,32,32’)が
    固定領域(61)上で、その都度の軸継手(1,17,
    22,31)に配列されていることを特徴とする歯車連
    結器。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の心出しハウジング(2
    7,27’)が固定領域上で、連結器ハウジング(2
    6)のその都度の端部区間に配列されていることを特徴
    とする歯車連結器。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3記載の心出しが、固定領
    域の解放可能、又は解放不能な配列によりなされている
    ことを特徴とする歯車連結器。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4記載の心出しハウジング
    のハウジングの端部(60)が、その都度の軸継手
    (1,17,22,31)の歯車の外端歯先円を、回転
    モーメントを伝達する歯車結合部と並んで心出しするこ
    とを特徴とする歯車連結器。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至4記載の心出しハウジング
    (27,27’)のハウジングの端部(60)が、連結
    器ハウジング(26)のその都度の歯車の外端歯先円
    を、回転モーメントを伝達する歯車結合部と並んで心出
    しすることを特徴とする歯車連結器。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6記載の心出しハウジング
    (6,6’,16,16’,21,21’,27,2
    7’,32,32’)が、その都度一つの穴ぐり(1
    5)内へと伸び、心出しハウジングの閉鎖された環状の
    斜め切り欠きを部分(14)に分ける、幾つかの長さ方
    向に伸びるスリット(13)を有することを特徴とする
    歯車連結器。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7記載の心出しハウジング
    (6,16)が、ハウジング端部の範囲において、外側
    の歯車(4)の外端歯先円に対し少し内径が大きく、心
    出し領域と反対方向に向けられたスピゴット(12)を
    有することを特徴とする歯車連結器。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のスピゴット(12)が、
    傾斜した一つの球状輪郭、又は一つの筒状輪郭を示すこ
    とを特徴とする歯車連結器。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9記載のハウジング端部
    の範囲内での心出しハウジング(16)のハウジング内
    径に、重金属からなる焼き枠(19)を有することを特
    徴とする歯車連結器。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10記載の心出しハウジ
    ング(16’)のスピゴット(12)が、一つの表面被
    膜(20)を有することを特徴とする歯車連結器。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至11記載の心出しハウジ
    ング(21,21’)が、一つのリング上で、その都度
    の連結器ハウジング(22)と、解放可能又は解放不能
    に結合されていることを特徴とする歯車連結器。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至12記載の連結器のハウ
    ジングを有する歯車連結器であって、心出しハウジング
    (27,27’)が、一つの内部に配置された連結器の
    ハウジング(26)と、解放可能に又は解放不能に結合
    されていることを特徴とする歯車連結器。
  14. 【請求項14】 請求項1乃至12記載の連結器のハウ
    ジング(30)を有する歯車連結器であって、心出しハ
    ウジング(32,32’)が、その都度の軸継手(3
    1)と、解放可能に又は解放不能に結合されており、歯
    車連結部の下の連結器ハウジング(30)のハウジング
    端部と、歯幅の中心で、また回転軸に対し垂直に中心が
    合わされていることを特徴とする歯車連結器。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至14記載の心出しハウジ
    ング(6,16,21,27,32)が、連結器ハウジ
    ング(26)又はその都度の軸継手(1,17,22,
    31)と共にねじ継手を形成していることを特徴とする
    歯車連結器。
  16. 【請求項16】 請求項1乃至14記載の心出しハウジ
    ング(6’,16’,21’,27’,32’)の解放
    不能継手が、連結器ハウジング(26)又はその都度の
    軸継手(1,17,22,31)と共に電子ビーム溶接
    部(8,25)を形成していることを特徴とする歯車連
    結器。
  17. 【請求項17】 請求項1乃至16記載の軸継手及び連
    結器のハウジングの歯車結合の範囲において、一つの環
    状路(10)及び少なくとも一つの放射状の穴ぐり(1
    1)が歯溝において単一歯車の連続潤滑に寄与している
    ことを特徴とする歯車連結器。
JP3224588A 1990-08-28 1991-08-08 歯車連結器 Pending JPH06117443A (ja)

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