JPH0611720U - 使い捨てパンツ - Google Patents

使い捨てパンツ

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JPH0611720U
JPH0611720U JP5122692U JP5122692U JPH0611720U JP H0611720 U JPH0611720 U JP H0611720U JP 5122692 U JP5122692 U JP 5122692U JP 5122692 U JP5122692 U JP 5122692U JP H0611720 U JPH0611720 U JP H0611720U
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JP
Japan
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pants
loop
shaped holding
diaper
disposable
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JP5122692U
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俊文 大坪
優子 谷
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Uni Charm Corp
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Uni Charm Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使い捨てパンツの着脱を容易にする。 【構成】 使い捨てパンツ1の左右の胴周り側部5,6
の胴周り開口部13近傍の接合部10にパンツ1の外方
へ延出するループ状摘持部20,21を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、乳幼児用の使い捨ておむつやトレニングパンツ、失禁者用の使い 捨ておむつ等として使用するのに好適な使い捨てパンツに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のパンツには、胴周りおよび脚周り開口部周縁に弾性伸縮部材を 設け、それら周縁を伸縮して着用者に密着させ、排泄した体液の漏れ防止を図る ものがある。かかるパンツには、表裏面シート間に吸収体を介在させてある場合 と、そうでない場合とがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この種のパンツには、表裏面シートの材料として、一般に材料経済上廉価な不 織布やプラスチックフィルムが用いられる。しかし、かかる材料は引張り強度が 低いから、母親などがパンツを幼児に着せたり幼児から脱がせたりするとき、そ の仕方(操作)や幼児の姿勢によっては、表裏面シートが強く引っ張られて延伸 したり破損したりするといった問題がある。
【0004】 この種のパンツが、表裏面シートからなる生地をその長さ方向中央において二 つに折り重ね、生地の長さ方向中央域を除く前後身頃の両側縁を接合してあるも のの場合、その接合部を摘持して物品の着脱操作をすると、前記問題が少ない。 前記接合部は表裏面シートで四つの層になって一体に接合し、引張強度が生地の 他の部位より遥かに高くなっているからである。しかし、母親などが前記接合部 を摘持してパンツの着脱操作をするとは限らないし、その摘持が容易であるとも いえない。
【0005】 この考案の課題は、前記接合部に物品の着脱に便利なループ状摘持部を設ける ことにより、前記問題が生じないようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案が前記課題を解決するために手段とするところは、少なくとも表裏面 シートからなる生地がその長さ方向中央において二つに折り重ねられるとともに 、該生地の長さ方向中央域を除く前後身頃の両側縁が接合されることにより、胴 周り開口部と一対の脚周り開口部とが形成されている使い捨てパンツにおいて、 前記生地の両側縁接合部にパンツの外側へ延出するループ状摘持部の一部が一体 に連結されていることにある。
【0007】
【作用】
この考案に係るパンツは、両側のループ状摘持部を左右手で摘持して着脱操作 、即ち、パンツを引き上げたり引き下げたりすることができる。
【0008】
【実施例】
この考案に係るパンツについて使い捨ておむつを例にとり、その詳細を図面で 説明すると以下のとおりである。
【0009】 図1は、おむつ1が着用状態にあるときの斜視図である。おむつ1は、その生 地が、透液性表面シート2、不透液性裏面シート3、これら両シート2,3間に 介在する吸収体4からなる。生地は、その長さ方向中央において二つに折り重ね られ、左右の胴周り側部5,6の側縁において前身頃7と後身頃8の表裏面シー ト2,3が超音波融着により接合部10で一体に接合してある。おむつ1には、 胴周り開口部13と左右の脚周り開口部14,15とがあり、これら開口部周縁 には弾性伸縮部材16,17,18が伸長下に貼着してあって、各開口部13, 14,15は伸縮性を有する。左右側部5,6の上端にはおむつ1の上方へ延出 しストラップで形成したループ状摘持部20,21の一部が接合部10における 前後身頃7,8の間に超音波融着処理で一体に連結して取り付けてあり、このル ープは少なくとも着用者または着用させる者の指を挿通できる大きさに形成して ある。
【0010】 図2は、おむつ1の部分図であって、ループ状摘持部20について、図1とは 異なる態様の取り付け状態を示す。この場合には、摘持部20が側部5の胴周り 開口部13近傍においておむつ1の横方向へ延出している。摘持部20,21が 延出する方向は、おむつ1の外側へ延出する限り、図1,2の例に限らず任意で ある。また、摘持部20,21は不織布やプラスチックフィルムなど表裏面シー ト2,3よりも引張強度が高い適宜の素材によりつくることができる。
【0011】 図3は、図2とは異なる態様で取り付けたループ状摘持部20を示す。摘持部 20が側部5を裏面シート3側から挟むようにして熱融着により取り付けてある 。
【0012】 表面シート2には、不織布や開孔プラスチックフィルム、裏面シート3にはプ ラスチックフィルム、吸収体4には粉砕パルプと高吸水性ポリマーの混合物の賦 型品などを使用することができる。図示例の場合には、表裏面シート2,3に熱 可塑性樹脂からなる伸縮性の不織布とプラスチックフィルムとを使用し、これら に超音波融着処理を間欠的に施して接合部10が設けてある。
【0013】
【考案の効果】
この考案に係るパンツによれば、前後身頃のうちで引張強度の最も高い両側の 接合部にループ状摘持部の一部を一体に連結してあるから、ループ状摘持部を摘 持してパンツの着脱操作、即ち、パンツを引き上げたり引き下げたりすることが でき、ループ状摘持部を介して生地を比較的強く引っ張っても、生地が延伸した り破損したり、またループ状摘持部がその連結部から抜脱したりすることがほと んどない。しかも、ループ状摘持部はパンツの外側へ延出して目立つから、母親 などがパンツの着脱時に摘持部の目印としてループ状摘持部を利用するのを期待 することができる。目立つループ状摘持部が備えてあるのにわざわざパンツの他 の部位を摘持してパンツの着脱操作をすることはないと思われるからである。
【0014】 なおまた、ループ状摘持部は、他の利用方法もある。例えば、下着やシャツの 両側にぼたんを設け、これにループ摘持部を掛止したり、肩掛紐を用意してこれ をループ摘持部に取り外し可能に連結したりすることで、着用中におけるパンツ のずれ下がりを未然に防ぐのに利用することもできる。一般に幼児は腹部が隆出 していて着用中にパンツがずれ下がる場合が少なくないからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るパンツ型使い捨ておむつの斜視
図。
【図2】ループ状摘持部の一実施態様を示すおむつの部
分斜視図。
【図3】図2とは異なる態様のループ状摘持部を示すお
むつの部分斜視図。
【符号の説明】
1 パンツ(使い捨ておむつ) 2 表面シート 3 裏面シート 10 接合部 13 胴周り開口部 14,15 脚周り開口部 20,21 ループ状摘持部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも表裏面シートからなる生地がそ
    の長さ方向中央において二つに折り重ねられるととも
    に、該生地の長さ方向中央域を除く前後身頃の両側縁が
    接合されることにより、胴周り開口部と一対の脚周り開
    口部とが形成されている使い捨てパンツにおいて、 前記生地の両側縁接合部にパンツの外側へ延出するルー
    プ状摘持部の一部が一体に連結されていることを特徴と
    する前記パンツ。
  2. 【請求項2】前記ループ状摘持部の一部が前記両側縁接
    合部の前記前後身頃間に一体に介在連結されていること
    を特徴とする前記パンツ。
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