JPH0611694Y2 - 移動するワ−クの削り加工装置 - Google Patents

移動するワ−クの削り加工装置

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JPH0611694Y2
JPH0611694Y2 JP1987078766U JP7876687U JPH0611694Y2 JP H0611694 Y2 JPH0611694 Y2 JP H0611694Y2 JP 1987078766 U JP1987078766 U JP 1987078766U JP 7876687 U JP7876687 U JP 7876687U JP H0611694 Y2 JPH0611694 Y2 JP H0611694Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コンベヤに支持されて加工ライン上を停止せ
ずに移動しつつあるワーク、例えば自動車のボディに削
り加工を施こす装置に関する。
〔技術の背景〕
第11図に示すように、例えば自動車ボディの組立ライ
ンにはワーク(以下ボディという)Wにおけるルーフ四
隅のブレージング溶接部を荒削りする工程が設けられ
る。すなわちルーフRの四隅をそれぞれ左右(X−X方
向)のフロントピラPfおよびリヤピラPrにアークブ
レージング溶接によって接合したとき、上記溶接部(被
加工部)BfおよびBrに盛付けられたビードをボディ
Wの曲面に做って削り落すのであって、一般にこの削り
は作業員によって次のようにおこなわれる。
コンベヤライン1上にアタッチメント2を介して支持固
定されたボディWが前向き(矢線Yf)に移動してくる
と、コンベヤライン1とほぼ同期して進行するマンコン
ベヤ3,3上に作業員が乗り、ラインサイドに吊下げた
ハンドグラインダ(図示省略)を手にして被加工部B
f,Brのビードを研削しつつ該部の曲面を僅少な仕上
代を残して丁寧に成形する。この際作業員は防埃用のマ
スクやメガネなどの保護具を着用しなければならない。
尚同図においてY−YおよびZ−ZはそれぞれボディW
の前後方向(コンベヤライン1の方向)および上下方向
を示す。
上述したように、移動しつつあるワークに削り加工を施
こす場合は、一般に固定保護具を設置できないために作
業員は自ら保護具を着用しなければならず、そのために
作業性が低下する一方で尚正確な作業を強いられる。し
たがって作業員が大変に神経を使うのでこのような工程
はいち早く自動化することが望まれている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで上述した自動化には加工精度上の難点があって
仲々実現できないという問題があった。以下にその理由
を述べる。
一般にライン作業を自動化する場合にはラインサイドに
作業ロボットを配置してこれをワークと同期して移動さ
せながら所要の作業をおこなわせる。然して、前記被加
工部Bf,Brのように三次元曲面をラインサイドから
加工しようとするときは5軸あるいは6軸のロボットが
必要となり、かかる移動式多軸ロボットは大型かつ重量
物となる一方、自動車ボディ用などの大型コンベヤライ
ンには速度変動が伴うことから、どうしてもワークへの
追従誤差が生じ、これによって加工精度が低下してしま
うのである。そしてまた上記被加工部のように加工範域
が狭くかつ加工時間が制約される場合には加工中に追従
誤差を補正してゆくことも極めて困難である。
以上の事情のもとに本考案の課題は、加工手段とワーク
との位置関係を常時一定に保持させる点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
この課題を解決した本考案の手段は、コンベヤに支持さ
れて加工ライン上を停止せずに移動しつつあるワークに
削り加工を施こす装置において、移動しつつあるワーク
と共にコンベヤラインに沿って移動可能に設けたキャリ
ヤを有し、このキャリヤに、移動してくるワークを把持
してキャリヤをワークに対して相対的に一定の位置に固
定するクランパと、スフェリカルカッタを装着し、クラ
ンパに把持されたワークに相対的に静止した状態でワー
クを基準として駆動制御される3軸加工ユニットとを担
持させたものである。
〔作用〕
スフェリカルカッタはこれを3軸方向、例えば前記X−
X,Y−Y,Z−Z方向へ送り制御をすることによりそ
の球面状削り面を如何なる三次元曲面にも做わせること
ができ、このカッタが装着されて上記の送り制御を司ど
る3軸加工ユニットは構成が極めて簡素である故に小型
軽量のものとすることができる。したがってかかる3軸
加工ユニットを担持させたキャリヤは、その慣性質量を
小さく抑えうるので、同じくこれに担持させたクランパ
が移動してくるワークを把持すると該ワークに過当な無
理を強いることなくこれに追従する。そして、上記の把
持によりキャリヤとワークとが機械的一体に結合される
結果、3軸加工ユニットとワークとの位置関係が不動に
安定する。
〔実施例〕
第1図ないし第10図を参照して本考案の一実施例を説
明する。
第1図および第2図に示したように、前記コンベヤライ
ン1の真上に該ライン1の方向(前記前後方向Y−Y)
に延在するレール5を架設し、このレールにキャリヤ2
0を懸吊する。このキャリヤは走行ベース21と、この
ベースに4本のフローティングユニット25を介して吊
下した追従ベース31とをそなえる。
第3図および第4図に示すように、レール5は建屋天井
の結構6に固定したベースメンバ7と、このベースメン
バにI形ビーム8を介して固定した左右1対のレールメ
ンバ9とからなり、左,右のレールメンバ9,9はそれ
ぞれ左,右へ横向きに張出している。一方走行ベース2
1の上面に4つのブラケット22(第3図)を左右およ
び前後関係に立設して、各ブラケット22に支承した走
行ローラ23とバックローラ24とでレールメンバ9を
上下から挟持している。これによって走行ベース21は
上下動を規制されつつ前後方向Y−Yへは自由に移動で
きる。
レール5のベースメンバ7にブラケット11を介して前
後方向に支持したダブルアクション型のフィードシリン
ダ12(第4図)は、その前方へ向うピストンロッド1
3の前端部にラックピニオン14を支承しており、この
ラックピニオンをベースメンバ7と走行ベース21とに
それぞれ固定したラック15と16とに噛合せてある。
フィードシリンダ12の前,後両シリンダ室をセンタプ
レッシャ型の3ポジション切換弁17を介して空圧源1
8に接続するとともに後側シリンダ室への管路にピスト
ン前後の全圧力を均衡させるための減圧弁19を介装す
る。したがって切換弁17をセンタポジション17cに
置くときは上記両シリンダ室が連通し、この状態で走行
ベース21を前進移動させるとピストンロッド13が抵
抗なく前方へ引出される。そして切換弁17を一方のポ
ジション17aに切換えてシリンダ前室へ圧力空気を送
給するとピストンロッド13が後方へ駆動されて走行ベ
ース21に後方への復帰運動を与え、また同バルブを他
方のポジション17bに切換えると同ロッド13が前方
へ駆動されて走行ベース21を随意に前進送りすること
ができる。
前記フローティングユニット25は第5図に示すように
前記追従ベース31にユニバーサルジョイント26を介
して連結したハンガロッド27を走行ベース21に貫通
してこの貫通部をユニバーサルベアリング28で支承
し、更に該ロッド27の上方突出部をバランススプリン
グ29を介してユニバーサルベアリング28に弾支した
ものである。これによって追従ベース31には三次元の
運動自由度が与えられ、その左右および前後方向の自由
度をセンタリングユニット30(第1,2図)によって
制限している。
第1図および第2図に戻り、追従ベース31の下側には
前後各2個づつのフロントクランパ32fおよびリヤク
ランパ32rと、左右各2個づつのサイドクランパ32
sと、両フロントクランパ32fの間に配したワーク検
知ユニット45とを担持させるほか、スフェリカルカッ
タ54を装着した4基の数値制御式3軸加工ユニット5
5を前記被加工部Bf,Brに対応させて配設し、更に
該カッタ54の検査ユニット65を後述するように取付
ける。
フロントおよびリヤクランパの構成を第6図に示す。フ
ロントクランパ32fにおいて、追従ベース31から垂
下したブラケット33fの下端部にゲージ板34fをピ
ン連結し、その連結ピン35fの後位にあって両者の間
に構成したストッパ36fがゲージ板34fの後方への
回動限を規定するとともにこの回動限において該ゲージ
板を斜め前方へ指向させている。またゲージ板34fの
遊端後部には上記回動限にあって前記ルーフRの前端面
および該前縁部上面とにそれぞれ適合しうるゲージ面3
7fおよび38fを形成してある。タッチシリンダ39
fはブラケット33fとゲージ板34fとの前側にあっ
て両者にピン連結してあり、これを伸長するとゲージ板
34fを図示の回動限へ駆動してゲージ面37f,38
fと上記ルーフ前縁部とのタッチングを可能とし、これ
を縮小するとゲージ板34fをアンタッチ位置まではね
上げる。更に上記回動限(タッチ位置)にあってはルー
フ前縁部の下方に臨みうるようにしてクランプ爪40f
を配し、このクランプ爪の前端寄りをブラケット41f
を介してゲージ板34fにピン連結する。クランプ爪4
0fの後部はルーフ前縁部を構成するフロントルーフレ
ールRfに適合しうるように曲屈成形してある。このク
ランプ爪40fの前端部とゲージ板34fの遊端部前側
とにクランプシリンダ42fをピン連結する。よってク
ランプシリンダ42fを伸長するとクランプ爪40fが
図示のクランプ位置へ回動してゲージ面38fとの間で
ルーフ前縁部を把持することができ、該シリンダ42f
を縮小すると該爪40fがアンクランプ位置まで回動す
る。
リヤクランパ32rはフロントクランパ32fと実質同
一のリンク機構を用いて前後ほぼ対称形に構成してある
ので、対応する部材の符号をフロントのものと同じ数字
にアルファベット文字rを附けることにより重複する説
明を省略する。但しリヤクランパ32rのゲージ面37
rおよび38rをそれぞれルーフRの後端面および該後
縁部の上面とにそれぞれ適合しうるように形成し、また
クランプ爪40rの前部形状をリヤルーフレールRrに
適合させる。
第7図はサイドクランパ32sの構成を示す。このサイ
ドクランパも上記フロントクランパ32fと実質同一の
リンク機構を用いて構成してある。すなわち、上記リヤ
クランパ32rの符号の付け方にならい、ブラケット3
3sにピン(35s)連結したゲージ板34sはストッ
パ36sによって内方への回動限が規定されて斜め側方
へ指向し、この回動限(タッチ位置)への駆動とアンタ
ッチ位置へのはね上げをタッチシリンダ39sが司ど
る。ゲージ板34sにはタッチ位置においてルーフRの
側端面および該側縁部上面とにそれぞれ適合しうるゲー
ジ面37sおよび38sを形成するほかこのゲージ板は
ルーフドリップRdを包容しうる切欠43sを有する。
そしてブラケット41sを介してゲージ板34sにピン
連結したクランプ爪40sはクランプシリンダ42sの
伸長によりルーフ側縁部を構成するサイドルーフレール
Rsをゲージ面38sとの間で把持することができ、該
シリンダ42sの縮小によりこのクランプ位置からアン
クランプ位置まで回動する。
前記ワーク検知ユニット45は第8図に示すように、追
従ベース31から垂下したブラケット46の下端部にピ
ン47を介しアーム48の上端部を連結して該アームの
前後への揺動を可能とし、その後方への揺動限をストッ
パ49により規制している。またアーム48の下端部に
上記揺動限にあってルーフRの前端面と対応するゲージ
面50を形成するとともにこのゲージ面のやや前方寄り
に例えば光電式のワークセンサ51を取付けてある。ゲ
ージ面50は各フロントクランパ32fのゲージ面37
fと共にルーフ前端面とタッチングしうるように配置さ
れる。そしてブラケット46とアーム48とにピン連結
したタッチシリンダ52はこれを伸長させるとアーム4
8を上記揺動限(タッチ位置)まで駆動し、これを縮小
するとアンタッチ位置まではね上げる。
前記数値制御式の3軸加工ユニット55は第9図に示す
ように、前記追従ベース31に取付けられるアッパプレ
ート56と、このアッパプレートの下方にあってサーボ
モータ57から駆動される前後送りヘッド58と、該ヘ
ッド58に伴われつつサーボモータ59から左右に駆動
される左右送りヘッド60と、更に該ヘッド60に伴わ
れつつサーボモータ61から上下に駆動される上下送り
ヘッド62と、該ヘッド62に固定した加工ヘッド63
とを有し、加工ヘッド63の回転スピンドルに前記スフ
ェリカルカッタ54が装着される。
各3軸加工ユニットの数値制御部(図示省略)は後述す
る加工指令が発せられると、サーボモータ57,59,
61を制御しつつスフェリカルカッタ54を対応する前
記被加工部Bf,Brの側方へ持来したのちこれに所定
の三次元送り運動を与えて該部の曲面を規定された形状
に切削させる。この作業が終るとスフェリカルカッタ5
4を休止位置へ移動して停止させる。そしてこの休止位
置に前記検査ユニット65を配設する。尚スフェリカル
カッタ54は切削工具または研削工具の何れでもよい。
この検査ユニット65は第10図に示すようにレーザ式
外径測定器66を用いてスフェリカルカッタ54におけ
る基準外径Dを検出するものである。すなわち、ヘリウ
ム・ネオンレーザ発信器などからの1条のレーザビーム
を高速回転ミラーとコリメータレンズとを用いて紙面と
直角な所定巾面内を所定の周期で走査する走査線SLに
変換し、その走査面内に上記の基準外径部を配置して該
部により走査線が遮られる時間巾を測定して基準外径D
を求める。
この基準外径Dを3軸加工ユニット55の前記数値制御
部へ入力し、該制御部は該直径Dの変化量(摩耗量)を
例えば0.1mmレンジで演算しながらこれに応じて各サ
ーボモータの制御量を補正するとともに、この摩耗量が
所定限度、例えば1mmに達すると3軸加工ユニットの次
の動作を禁止してカッタ交換の指示を発信する。
この実施例はシーケンスコントローラ(図示省略)によ
り制御されて次の順序で作動する。
(1)待機 待機のときはキャリヤ20が後退限にあってフィードシ
リンダ12の切換弁17(第4図)が前記センタポジシ
ョン17cに置かれ、またフロント,リヤ,サイドの各
クランパ32f,32r,32sおよびワーク検知ユニ
ット45が前記アンタッチの姿勢に保持される。
(2)ワーク検知 ボディWが当該削り加工装置に近づいてくると、ワーク
検知ユニット45のアーム48(第8図)が前記タッチ
位置へ駆動され、そのゲージ面50にルーフRの前端面
が当接する直前にワークセンサ51からボディ到来の信
号が発せられる。
(3)ワーク把持 上記信号に即応して各フロントクランパ32fのゲージ
板34f(第6図)が前記タッチ位置へ駆動され、それ
らのゲージ面37fにルーフRの前端面が衝接する。こ
れらによって追従ベース31が該クランパを介し前方へ
押されて移動を始め、走行ベース21がフローティング
ユニット25を介し追従ベースに引きづられて前進を開
始する。
次いで各サイドクランパ32sのゲージ板34s(第7
図)がタッチ位置へ駆動されてそれらのゲージ面37s
によりルーフRの両側端面を左右から挟持し、次にリヤ
クランパ32rのゲージ板34rがタッチ位置へ駆動さ
れてそれらのゲージ面37r(第6図)と上記ゲージ面
37fとでルーフRを前後から挟持する。そしてこれら
の過程において、ボディWのコンベヤライン1への取付
誤差があればフローティングユニット25が揺動してこ
の誤差を吸収するので、ルーフRに対しての追従ベース
31の位置関係を前後,左右方向について正確に規制し
うる。
次いでフロント,リヤおよびサイドの各クランパにおけ
るクランプ爪40f,40rおよび40sがほぼ同時に
前記クランプ位置へ駆動されてルーフRの四方の縁部を
上下から把持する。この際フローティングユニット25
のバランススプリング29(第5図)がボディWの上下
方向取付誤差を吸収するので、追従ベース31と該ボデ
ィとの位置関係、したがって各3軸加工ユニット55と
対応する被加工部Bf,Brとの位置関係が正確にかつ
固定的に定められる。
(4)削り加工 上記把持動作が終ると加工指令が発せられて各3軸加工
ユニット55が前述したようにして対応する被加工部B
f,Brの削り加工をおこない、これが終了してスフェ
リカルカッタ54が前記休止位置で停止すると加工終了
の信号が発せられる。
(5)復帰 上記加工終了信号にもとづいて各クランパのクランプ爪
40f,40r,40sが前記アンクランプ位置へ回動
し、次いで各ゲージ板34f,34r,34sとワーク
検知ユニット45のアーム48とが前記アンタッチ位置
へはね上げられてボディWを解放する。この解放ののち
フィードシリンダ12の切換弁17が前記ポジション1
7a(第4図)へ切換えられると、前述したようにキャ
リヤ20が後方へ復帰して待機位置に至り、次のボディ
の到来を待つ。
〔効果〕
以上説明したように本考案によれば、コンベヤに支持さ
れて加工ライン上を停止せずに移動しつつあるワークに
削り加工を施こす装置において、移動しつつあるワーク
と共にコンベヤラインに沿って移動可能に設けたキャリ
ヤを有し、このキャリヤに、移動してくるワークを把持
してキャリヤをワークに対して相対的に一定の位置に固
定するクランパと、スフェリカルカッタを装着し、クラ
ンパに把持されたワークに相対的に静止した状態でワー
クを基準として駆動制御される3軸加工ユニットとを担
持させて、移動しつつあるワークの被加工部に対し3軸
加工ユニットを固定的に位置決めして削り加工をおこな
わせるので、固定ワークに対してと同様に該部の加工を
容易かつ正確になしうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示した全体構成側面図、第
2図は第1図の矢線II視前面図、第3図は第2図の要部
拡大図、第4図は第3図の矢線IV−IV視断面図、第5図
は第1図の矢線V−V視拡大断面図、第6図は第2図の
矢線VI−VI視拡大断面図、第7図は第1図の矢線VII−V
II視拡大断面図、第8図は第2図の矢線VIII−VIII視拡
大断面図、第9図は第1図の矢線IX視拡大斜視図、第1
0図は第1図の矢線X視拡大前面図、第11図は本考案
を実施するコンベアラインを例示した斜視図である。 1……コンベヤライン 20……キャリヤ 32f,32r,32s……クランパ 54……スフェリカルカッタ 55……3軸加工ユニット W……ワーク Bf,Br……被加工部 Y−Y……コンベヤラインの方向 Yf……移動方向

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンベヤに支持されて加工ライン上を停止
    せずに移動しつつあるワークに削り加工を施こす装置に
    おいて、 移動しつつあるワークと共にコンベヤラインに沿って移
    動可能に設けたキャリヤを有し、 このキャリヤに、移動してくるワークを把持してキャリ
    ヤをワークに対して相対的に一定の位置に固定するクラ
    ンパと、 スフェリカルカッタを装着し、クランパに把持されたワ
    ークに相対的に静止した状態でワークを基準として駆動
    制御される3軸加工ユニットとを担持させた 移動するワークの削り加工装置。
JP1987078766U 1987-05-27 1987-05-27 移動するワ−クの削り加工装置 Expired - Lifetime JPH0611694Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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