JPH06116901A - 分岐装置器用給油装置 - Google Patents

分岐装置器用給油装置

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JPH06116901A
JPH06116901A JP28948292A JP28948292A JPH06116901A JP H06116901 A JPH06116901 A JP H06116901A JP 28948292 A JP28948292 A JP 28948292A JP 28948292 A JP28948292 A JP 28948292A JP H06116901 A JPH06116901 A JP H06116901A
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JP
Japan
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oil supply
lubricating oil
floor plate
oil
motor
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Withdrawn
Application number
JP28948292A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Nakatani
清 中谷
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Nabco Ltd
Original Assignee
Nabco Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 給油管の配管及び保守点検が容易で、潤滑油
の供給過多を防止する。 【構成】 間隔を隔てて配置された各枕木40上にそれぞ
れ配置された床板46上をトングレール44が摺動する分岐
装置において、各床板46の近傍に複数の給油ユニット48
がをそれぞれ配置されている。これら給油ユニット48
は、潤滑油を収容しているタンク50から、各床板46にポ
ンプ54、56 が潤滑油を供給する。各給油ユニットのポン
プ54、56 は、それぞれ個別に制御装置104 によって制御
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種軌道における分岐
装置へ潤滑油を給油する給油装置に関し、特に自動的に
給油する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のような給油装置には、例え
ば特開昭52-64212号公報に開示されているものがある。
この給油装置は、図6に示すように分岐装置に対して設
けられている。この分岐装置は、枕木10上に配置され
た1対のレール12によって形成された1つの経路と、
図示していない別の1対のレールによって構成された別
の経路とを切換接続するためのもので、レール12、1
2の内側に配置された1対のトングレール14が、枕木
10上に設けた床板16、16上を枕木10の長さ方向
に摺動することによって、切換接続がなされる。なお、
このトングレール14、14を摺動させるのは、図示し
ない点轍棒を操作することによって行われる。
【0003】給油装置は、一方のレール12の側方に、
潤滑油を収容したタンク18と、このタンク18から潤
滑油を送出するポンプ20と、このポンプ20を駆動す
るモータ22とを、有している。ポンプ20から送出さ
れた潤滑油は、電磁切換弁24、26を介してやはりレ
ール12の側方に配置された分配弁28、30に供給さ
れる。これら分配弁28、30から各給油管32、32
・・・を介して各床板16上にそれぞれ潤滑油が給油さ
れる。なお、34は、電磁切換弁24、26、モータ2
2や、上記点轍棒の操作を制御する制御部である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような給油装置
では、1台のポンプ20から分配弁28、30、各給油
管32を介して各床板16上に供給するものであるの
で、給油管32を分配弁28、30から各床板16まで
それぞれ配管しなければならず、その配管作業が面倒で
あり、また保守点検も面倒であるという問題点があっ
た。
【0005】また、制御部34がモータ22を制御し
て、各分配弁28、30への潤滑油の供給量を調整して
いるので、各床板16への潤滑油の全体的な供給量を制
御することはできるが、各床板16ごとに、潤滑油の供
給量を個別に制御することができず、状況によって特定
の床板16について潤滑油の供給過多が生じるという問
題点もあった。
【0006】本発明は、給油管の配管及び保守点検が容
易で、潤滑油の供給過多を防止することができる潤滑装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明は、間隔を隔てて配置された各枕木上に
それぞれ配置された床板上をトングレールが摺動する分
岐装置において、各床板の近傍にそれぞれ複数の給油ユ
ニットを配置している。これら給油ユニットは、潤滑油
を収容しているタンクと、このタンクから床板に潤滑油
を供給するポンプとを備えている。さらに、本発明で
は、各給油ユニットのポンプをそれぞれ個別に制御する
制御装置が設けられている。
【0008】
【作用】本発明によれば、各供給ユニットは、各床板の
近傍にそれぞれ配置されているので、ポンプから床板ま
での配管は、ごく簡単に行われるし、その保守点検も、
各ユニットごとに容易に行える。また、各ユニットのポ
ンプは、個別に制御装置によって制御されるので、各床
板への潤滑油の供給量を個別に調整することができる。
【0009】
【実施例】この実施例の給油装置は、従来のものと同様
に分岐装置に給油するためのもので、分岐装置は、図1
に示すように間隔を隔てて配置した枕木40上に、その
長さ方向に沿って配置された1対のレール42の内側に
配置された1対のトングレール44を有している。この
トングレール44は、各枕木40ごとにその長さ方向に
沿って間隔を隔てて配置された床板46上を、枕木40
の長さ方向に摺動する。この摺動は図示しない転轍棒の
操作によって行われる。
【0010】この実施例の給油装置は、各枕木40ごと
にその中間部に給油ユニット48を有している。これら
給油ユニット48は、これが設けられている枕木40上
の2つの床板46上に給油するためのものである。これ
ら給油ユニット48は、いずれも同一の構成のもので、
図2にその回路図を示すように、潤滑油が収容されてい
るタンク50を有し、このタンク50から2つのポンプ
52、54が潤滑油を吐出する。これらポンプ52、5
4は、モータ56によって駆動される。これらポンプ5
2、54からそれぞれ吐出された潤滑油は、逆止弁5
8、60を介して図1に示す吐出口62、64に供給さ
れ、さらにこれら吐出口62、64から給油管66、6
8を介して床板46、46に給油されている。このよう
に各枕木40ごとに給油ユニット48が設けられている
ので、給油管66、68の配管は最短距離でよく、その
敷設は容易である。
【0011】各給油ユニット48は、具体的には、図3
及び図4に示すように、外殻70を有し、この外殻70
内にタンク50を有している。72は、タンク50内に
設けたオイルストレーナであり、74はタンク70の蓋
である。
【0012】タンク50の下面には、シリンダブロック
76が設けられており、これにはポンプ52、54のシ
リンダ78、80が形成されている。これらシリンダ7
8、80には、それぞれプランジャ82、84が、シリ
ンダ78、80の一端から他端まで進退可能に一端側か
ら挿通されている。そして、シリンダ78、80の他端
にはそれぞれ逆止弁58、60が取り付けられており、
これら逆止弁58、60は給油管86、88を介して吐
出口62、64にそれぞれ接続されている。また、各プ
ランジャ82、84が、シリンダ78、80の一端側に
後退した状態で、シリンダ78、80内にタンク50か
ら潤滑油を供給するように通路90がシリンダブロック
76に形成されている。
【0013】各プランジャ82、84は、モータ56に
よって駆動される。このモータ56は減速機付きの直流
モータであって、その回転軸には平歯車92が取り付け
られており、この平歯車92は、さらに平歯車94と噛
み合っている。この平歯車94の軸には、それぞれ偏心
輪96、98が取り付けられている。これら偏心輪9
6、98は、位相が互いに180度異なるように取り付
けられている。これら偏心輪96、98はコネクティン
グロッド100、102を介してプランジャ82、84
に結合されている。従って、モータ56が回転すること
によってプランジャ82、84がシリンダ78、80内
を進退して、タンク50から供給された潤滑油を逆止弁
58、60、給油管86、88を介して吐出口62、6
4に供給し、ここから給油管66、68を介して床板4
6、46に供給される。
【0014】これら各供給ユニット48のモータ56
は、図2に示す制御装置104によって個別に制御され
る。この制御装置104は、図1に示すように一方のレ
ール42の外方に配置されており、図2に示すように制
御基板106と、電源108とを有している。制御基板
106は、各モータ56ごとに、どれだけの時間が経過
するごとに(駆動間隔)、どれだけの時間(駆動時間)
にわたって駆動するかを制御するものである。上記駆動
時間を各モータ56ごとに設定するためのディップスイ
ッチ110と、上記駆動間隔を設定するためのディップ
スイッチ112とを有している。
【0015】従って、各モータ56は、それぞれに設定
された駆動間隔の経過ごとに、駆動時間にわたって電源
108から通電されて、ポンプ52、54を駆動し、潤
滑油を床板46に給油するが、駆動間隔及び駆動時間を
各モータ56ごとに個別に設定することができるので、
図5(a)、(b)に示すように駆動間隔は同じである
が、駆動時間を異ならせたり、同図(a)、(c)に示
すように、駆動時間は同じであるが、駆動間隔を異なら
せたりする制御や、図示していないが各モータ56ごと
に駆動時間や駆動間隔を異ならせたりする制御を行うこ
とができる。
【0016】従って、或る床板46では潤滑油の給油量
が少ないので、駆動時間を長くするか、或いは駆動間隔
を短めにして供給量を増やしたり、別の床板46では潤
滑油の供給量が多いので、駆動時間を短くするか、或い
は、駆動間隔を長くして潤滑油の供給量を少なくしたり
するという、各床板46の状況に応じた制御を行うこと
ができる。
【0017】また、制御基板106には、各モータ56
に対応するように手動押釦スイッチ114が設けられて
おり、この押釦スイッチ114が押されたとき、この押
された押釦スイッチ114に対応するモータ56が、図
5に示すように駆動間隔が経過していなくても、駆動時
間にわたって駆動され、給油を行う。押釦スイッチ11
4を設けたのは、例えば係り員が分岐装置を見回りに来
たときに、特定の床板46への潤滑油の供給が不足して
いることを発見した場合に、その不足の床板46に給油
している給油ユニット48のモータ56を駆動して、給
油を行うためである。
【0018】上記の実施例では、各給油ユニット48
は、同一の枕木40上の2つの床板46にそれぞれ給油
するようにしたが、1つの床板にのみ給油するように構
成することもできる。また、各給油ユニット48は、1
つのモータ56によって2つのポンプ52、54を駆動
するように構成したが、各ポンプ52、54ごとにモー
タ56を設けるようにしても良い。さらに、各モータ5
6の駆動時間、駆動間隔を制御するように構成したが、
モータの回転数を制御するように構成しても良い。
【0019】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、給油ユ
ニットが各床板の近傍に配置されているので、各給油ユ
ニットから床板までの配管は、ごく短い距離となるの
で、その配管作業が容易である上に、保守点検も容易で
ある。さらに、各給油ユニットごとに給油量を制御する
ことができるので、各床板の状況に応じて給油量を調整
することができ、供給過多になることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による分岐装置用給油装置の1実施例の
平面図である。
【図2】同実施例の回路図である。
【図3】同実施例で使用する給油ユニットの縦断面図で
ある。
【図4】図3の4−4線に沿う断面図である。
【図5】この実施例の動作説明図である。
【図6】従来の分岐装置用給油装置の1実施例の平面図
である。
【符号の説明】 40 枕木 44 トングレール 46 床板 48 給油ユニット 50 タンク 52、54 ポンプ 104 制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間隔を隔てて配置された各枕木上にそれ
    ぞれ配置された床板上をトングレールが摺動する分岐装
    置において、 潤滑油を収容しているタンクと、このタンクから上記各
    床板に上記潤滑油を供給するポンプとを備え、上記各床
    板の近傍にそれぞれ配置されている複数の給油ユニット
    と、 上記各給油ユニットのポンプをそれぞれ個別に制御する
    制御装置と、を具備する分岐装置器用給油装置。
JP28948292A 1992-10-01 1992-10-01 分岐装置器用給油装置 Withdrawn JPH06116901A (ja)

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JP28948292A JPH06116901A (ja) 1992-10-01 1992-10-01 分岐装置器用給油装置

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JP28948292A JPH06116901A (ja) 1992-10-01 1992-10-01 分岐装置器用給油装置

Publications (1)

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JPH06116901A true JPH06116901A (ja) 1994-04-26

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ID=17743853

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28948292A Withdrawn JPH06116901A (ja) 1992-10-01 1992-10-01 分岐装置器用給油装置

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JP (1) JPH06116901A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1262598A3 (de) * 2001-05-30 2003-09-17 VAG Verkehrs-Aktiengesellschaft Nürnberg Gleisweiche
JP2019027093A (ja) * 2017-07-28 2019-02-21 日本信号株式会社 転てつ機、及び転てつ機の給油方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1262598A3 (de) * 2001-05-30 2003-09-17 VAG Verkehrs-Aktiengesellschaft Nürnberg Gleisweiche
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Legal Events

Date Code Title Description
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Effective date: 20000104