JPH06116853A - クロスウェブの製造方法 - Google Patents

クロスウェブの製造方法

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JPH06116853A
JPH06116853A JP4265868A JP26586892A JPH06116853A JP H06116853 A JPH06116853 A JP H06116853A JP 4265868 A JP4265868 A JP 4265868A JP 26586892 A JP26586892 A JP 26586892A JP H06116853 A JPH06116853 A JP H06116853A
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JP
Japan
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web
cross
speed
doffer
basis weight
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JP4265868A
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Ryoji Muraki
良爾 村木
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Kurashiki Textile Manufacturing Co Ltd
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Kurashiki Textile Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クロスラッピング後のクロスウェブの両端部
に顕著な収縮による厚さ増大が生じるのを防止する。 【構成】 カード機のドッファ9の速度を、クロスラッ
パーのキャリッジ14の往復運動と同期させるように、
正弦曲線に従って変速制御する。ドッファ9の表速が速
くなった箇所のウェブ材は薄くされて目付量が小さくな
り、その部分がクロスウェブの幅方向両端部にちょうど
来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クロスウェブの製造方
法に係り、特にクロスウェブの幅方向の目付むらを改善
する製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術・発明の解決課題】クロスウェブは、カー
ド機のカーディングによってある程度繊維の方向が揃え
られたカードウェブ30を、クロスラッパーと称される
機械で図7に示すように交互に斜めに数枚〜数十重ねに
折り畳み(クロスラッピングし)ながら連続したクロス
ウェブ31に形成されたものである。このクロスウェブ
は、クロスラッパーから取り出された後に数工程を経て
最終的には不織布にされるが、その中間材料となるもの
である。図中、矢印はカードウェブ30およびクロスウ
ェブ31の送り方向を示している。
【0003】真っすぐなカードウェブを斜めに折り畳む
ときに、ウェブに皺が寄らないように張力を作用させる
ため、仕上がったクロスウェブには幅方向の張力が残っ
ている。クロスウェブは、しばらくするとこの張力のた
めに縮みを生じるが、その縮みは幅方向に一様ではな
く、両端の「みみ」の部分がよく縮み、中央部分ほど縮
みが少なくなる。これは、張力に対してウェブ材自体の
重量が抵抗となるので、中央部ほど張力が引っ張る重量
が大きくなるためである。特に伸縮性に富むコンジュゲ
ート繊維を使用する場合には、この縮みの傾向が顕著で
ある。このようにして縮みを生じたウェブ材は、「み
み」の部分が分厚く、中央部が薄くなってしまう。すな
わち、不均一な縮みが生じると材料としてのウェブ材は
不均質になり、このことは材料として不都合である。張
力を掛けずに折り畳めば縮みは生じないが皺を取り除け
ないので、この張力はクロスラッピングにおいては不可
欠な要素となっている。そして、この縮みを極力抑えよ
うとする従来の技術的考え方は、できるだけ張力を弱く
するという方向に向いていた。
【0004】本発明は上述のごとき従来の技術的課題に
鑑み、これを有効に解決すべく創案されたものである。
したがって本発明の目的は、張力を作用させてクロスラ
ッピングされたクロスウェブの幅方向の両端箇所におけ
る縮みの影響を極力除去し、できるだけ均一な厚さのク
ロスウェブを生成するクロスウェブの製造方法を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るクロスウェ
ブの製造方法は、上述のごとき従来技術の課題を解決
し、その目的を達成するために以下のような特徴を有し
ている。即ち、カード機から供給されるウェブ材をクロ
スラッパー装置によりクロスウェブに生成するクロスウ
ェブの製造方法において、上記カード機から上記クロス
ラッパー装置へ供給されるウェブ材の目付量を周期的に
変化させ、生成されるクロスウェブの両端位置となる箇
所に相当させて上記目付量を小さくして該クロスラッパ
ーへ供給することを特ととしている。
【0006】上記ウェブ材の目付量の周期的変化は、上
記カード機のドッファの回転速度を周期的に変速させる
ことで達成されるのが好ましい。また、ストリッピング
ロールまたはコンデンスロールの回転速度を周期的に変
速させることで達成されてもよい。
【0007】また、上記ウェブ材の目付量の周期的変化
は、上記クロスラッパーのキャリッジの往復動作に同期
する正弦曲線に従うのが好ましい。さらには、該正弦曲
線に高次の高調波を重畳させて行ってもよい。
【0008】
【作用および発明の効果】本発明に係るクロスウェブの
製造方法では、カード機でカーディング作用を受けたウ
ェブ材が、カード機からクロスラッパー装置へ供給され
る。ウェブ材は、クロスラッピングされてクロスウェブ
に生成される際にクロスウェブの両端部分となる箇所に
相当する箇所を一定間隔で有しているが、そのカーディ
ングされたウェブ材の上記相当箇所の目付量が小さくさ
れる。したがって、クロスラッピング後に幅方向両端部
に大きな収縮が生じても、もともとその箇所の目付量が
小さくされているので、結果的に両端部の厚さを中央部
の厚さと大略同等にすることができる。上記相当箇所の
目付量を小さくする手法としては、カード機のドッファ
の表速(回転速度)をそのときだけ高めるようにドッフ
ァを変速運転することが可能である。或いは、ストリッ
ピングロールかコンデンスロールの回転速度を変化させ
ることでも対応可能である。変速させる周期は、クロス
ラッパーで往復運動するキャリッジのストローク周期に
同期させるが、その速度変化を正弦曲線に従わせると滑
らかな変速が可能となり、目付量は連続的に滑らかに変
化させられる。しかもキャリッジの往復運動に従って往
復する正弦波の合成波は、常に中央部分が最低速度とな
るように制御できる。また、この正弦波に高次の高調波
を重畳させることで、中央部分の変速率をより均一化す
ることも可能であり、その場合は変速の効果を両端部に
集中させることができる。
【0009】
【実施例】以下に本発明の一実施例に係るクロスウェブ
の製造方法について、図1から図6を参照して説明す
る。
【0010】図1および図2は、本実施例の方法に使用
されるカード機およびクロスラッパーの概略構成を示し
ている。図において左半分の部分が不織布製造に用いら
れる代表的なローラーカード機であり、右半分の部分が
同様に一般的なベルト式クロスラッパーである。原料の
ラップが、カード機のデッシュプレート1からフィード
ロール2を経てテーカインロール3へ一定量で供給され
る。この供給量はフィードロール2の回転速度によって
決まる。ラップはテーカインロール3からブレストシリ
ンダ4、トランスポータ5を経てメインシリンダ6へ送
られる。ブレストシリンダ4およびメインシリンダ6上
には複数のワーカー7およびストリッパ8が設けられて
おり、ラップはこれらの間でカーディング作用を受け、
その繊維方向が揃えられたウェブとなる。このウェブ
は、ドッファ9へ移行して更にストリッピングロール
(ローラーコーム)10によりドッファ9から剥離さ
れ、クロスラッパーのフィードベルト11上へ供給され
る。
【0011】ドッファ9は、カード機の他の各可動部の
速度とも関連付けて制御される必要があるので、ACサ
ーボモータよりなるドッファモータMdによって駆動さ
れる。ストリッピングロール10もこのドッファモータ
Mdによって駆動される。フィードロール2はフィード
モータMfによって駆動される。これらのACサーボモ
ータは、電気的に制御できる可変速モータとして、DC
サーボモータ、或いはベクトル制御インバーターモータ
に代えて用いることも可能である。メインシリンダ6お
よびブレストシリンダ4、並びにこれら各シリンダ上の
ワーカー7とストリッパ8はメインモータMmによって
駆動され、他のテーカインロール3およびトランスポー
タ5も減速機を介してメインモータMmによって駆動さ
れる。ドッファモータMdおよびフィードモータMfのA
CサーボモータにはそれぞれサーボコントローラSCが
接続されており、それぞれのサーボモータのエンコーダ
信号ECsがフィードバックされる。
【0012】クロスラッパーのフィードベルト11上に
供給されたウェブは、フィードベルト11上に載って矢
印Aの方向へ送られ、上部キャリッジ12のところでカ
バリングベルト13との間に挟まれて下部キャリッジ1
4へ送られる。下部キャリッジ14の下方には紙面に垂
直な方向へアンダーコンベア19が走行しており、下部
キャリッジ14がBの方向へ往復運動することによって
アンダーコンベア19上にクロスウェブが生成される。
【0013】上部キャリッジ12と下部キャリッジ14
とは、滑車15,16を介してロープ17で連結されて
いる。滑車15は上部キャリッジ12に取り付けられて
上部キャリッジ12と共に移動し、滑車16は固定フレ
ーム18に取り付けられている。ロープ17は一端が下
部キャリッジ14に、他端が固定フレーム18に結び付
けられている。したがって、上部キャリッジ12と下部
キャリッジ14とは互いに反対方向へ移動しながらそれ
ぞれ往復運動し、そのストローク距離は上部キャリッジ
12が下部キャリッジ14の半分になっている。そし
て、下部キャリッジ14から真下にウェブが吐出される
として、アンダーコンベア19上のクロスウェブCWに
ウェブが接する点P1と、カード機のメインシリンダ6
とドッファ9との接点P2との間の長さは、キャリッジ
12,14の位置に拘わりなく一定である。また、下部
キャリッジ14が往復運動するその両ストローク端の位
置にはリミットスイッチ20,21が設けられており、
キャリッジ12,14の移動方向反転信号がこのスイッ
チから出力されると、フィードベルト11の第1駆動ロ
ーラ23または第2駆動ローラ24にブレーキがかけら
れるようになっている。第1駆動ローラ23と第2駆動
ローラ24はフィードベルト11を交互に反対方向へ駆
動する。
【0014】フィードベルト11は、その送り速度をカ
ード機のドッファ9の表速に同期させるため、ドッファ
モータMdからの速度信号をサーボモータコントローラ
に取り入れ、このコントローラの制御の下でサーボモー
タがドッファモータMdと同期変速して駆動される。
【0015】本実施例ではドッファ9の表速に同期して
いるクロスラッパーのフィードベルト11の速度信号
と、リミットスイッチ20,21から出力されるキャリ
ッジ12,14の反転信号により、次のような演算が行
われる。
【0016】フィードベルト11の速度信号をVとし
て、キャリッジ12,14の反転時を起点とした場合、
微小時間dt(例えば100マイクロ秒)の経過毎に速度
dtを検出し、この検出値をキャリッジ12,14が次
に反転するまで累積加算してその累積加算値ΣVdtをメ
モリしておく。クロスフェブの幅を下部キャリッジ14
のストローク距離lと見なすと、このストローク距離l
に対する微小時間dt毎のキャリッジ移動距離dlは、微小
時間経過毎の速度信号Vdtと累積加算値ΣVdtとの間で
求められ、dl=(Vdt/ΣVdt)lで表される。そしてこ
の式から明らかなように、dl/l=Vdt/ΣVdtの関係
が成り立つ。
【0017】キャリッジ12,14の反転時から次の反
転時までで、フィードベルト11の速度Vすなわちドッ
ファ9の回転速度Vは、キャリッジ反転時に最大速度と
なって中間点通過時に最小速度となるように変速する。
この変速は、ストリッピングロール10から排出される
ウェブに段付が生じないようにスムーズに行われる。こ
の速度変化を正弦曲線に従って変化させるのが好都合で
あり、反転時から次の反転時までの位相を360°とし
て微小時間dt毎の角度変化dωを求めると、dω=(dl/
l)×360=(Vdt/ΣVdt)×360で表される。ま
た、反転の瞬間からn回の微小時間dtを経過した後の角
度をΣωnとし、これを求めると、Σωn=dω1+dω2
3+・・・・・+dωnで表される。
【0018】ここで、上述した点P1から点P2までのウ
ェブの長さをLとし、l/Lの余りを求めてこれをl'
とすると、タイミング補正角度αはα=(l'/l)×3
60で表される。すなわち、一定長さである点P1から
点P2までの長さLが、下部キャリッジ14のストロー
ク距離l(クロスフェブの幅)の整数倍であってl'が
0であった場合には、点P1上にあるウェブは、クロス
フェブに生成されるときに必ず点P2の位置に来ること
になる。しかしながら、実際には距離Lがちょうど距離
lの整数倍となることは希であり、殆どの場合には余り
がでるので、その場合には、点P1上にあったウェブが
その余りの長さl'だけずつ点P2からずれた位置に来る
ことになる。そして、その「ずれ分」の位相だけずらし
たタイミングでドッファ9の表速を変速させるように制
御すれば、クロスフェブの「みみ」の部分に相当する箇
所のウェブを見い出すことができ、そのタイミングでド
ッファモータMdの速度が速められ、そのときのウェブ
は目付が小さくされて薄くなる。
【0019】カード機のドッファ9またはストリッピン
グロール10の変速率Rを求めると、R=1+(K/2)
cos(Σωn+α)で表される。但し、Kは速度変動幅であ
る。このRを、速度設定器22によって出力されるカー
ド機のドッファ9あるいはストリッピングロール10の
速度設定信号に乗じた速度で、ドッファモータMdを変
速運転すると、カード機で生産されたウェブは、目付が
緩やかに増減することになる。そして、目付の小さい箇
所(ウェブの薄い箇所)はクロスフェブとなるときに折
返されて「みみ」部分となり、大きい箇所(厚い箇所)
はクロスフェブの中央部分となる。その結果、下部キャ
リッジ14から吐出されて生成されるクロスフェブは、
張力による縮みが「みみ」部分で大きくても、その部分
に相当する箇所で予め薄くされているので、縮んだ後の
クロスフェブは幅方向に大略均一な厚さとなる。すなわ
ち、クロスウェブを生成するに際して、「皺寄り」がな
いように十分な張力をかけてクロスラッピングを行え、
しかも縮みが生じてもクロスウェブは全幅にわたって大
略均一な厚さになる。
【0020】ドッファ9の変速率Rからも明らかなよう
に、この変速運転を表す波形はサインカーブに等しくな
る。原則的には、ピーク値またはディップ値の箇所を中
心として左右対称となる繰り返し波形に従って変速率が
設定されればよく、その意味においてサイン(コサイ
ン)カーブに限定されるものではない。しかしながら、
サインカーブによれば最も滑らかな変速運転が行われ
る。
【0021】例えば、上述のタイミング補正角度αが0
°の場合、すなわち点P1,P2間の距離Lがストローク
距離lのちょうど整数倍であったときにはR=1+(K
/2)cosωとなり、このサイン(コサイン)カーブに従
ってドッファ9を変速運転しながらクロスラッピングを
行うと、図3で示すように繰り返し波はクロスウェブの
中央部分でドッファ速度が遅く、両端部分で速くなる。
【0022】タイミング補正角度αが±45°ずれた場
合には、R=1+(K/2)cos(ω−45°)+1+(K/
2)cos(ω+45°)=2+(21/2/2)Kcosωとなる。
その繰り返し波は図4に示すようになり、その合成波
は、補正角度αが0°の場合に比べれば緩やかに変化す
る左右対称の曲線となる。ところで、この図4からも理
解できるように、サインカーブに従って変速させる場合
には、常にクロスラッピングの中央位置で最低速度(ク
ロスウェブは厚くなる)が得られ、しかもクロスウェブ
の幅方向には左右対称で両端ほど速度が大きくなる(ク
ロスウェブは薄くなる)。ただし、タイミング補正角度
αが±90°ずれた場合だけは、R=1+(K/2)cos
(ω−90°)+1+(K/2)cos(ω+90°)=2とな
り、図5に示すようにクロスウェブの全幅にわたって速
度が相殺され、全く変速運転が行われなかったのと同様
の結果となる。
【0023】さらに、上述の正弦波に1.5倍の高調波
を重畳させ、360°毎に高調波の位相を調整すれば、
R=1+(K/2)cosω+(K'/2)cos1.5ωとなり、
図6に示すように、中央位置での速度変化が少なく、か
つ両端位置での速度変化が強調されことになり、「み
み」部分で薄くなる効果を強調することが可能になる。
この場合、ドッファ9の表速で対応すると質量の大きい
ドッファ9を急激な変速に対応させることになるので、
むしろ質量の小さいストリッピングロール10の回転速
度を変速させることで対応したほうがよい。
【0024】上述のようにドッファ9を変速運転しなが
ら生成したクロスウェブについて、幅方向の8カ所の点
における目付量(g/m2)を測定し、従来の定速運転
の場合の同様の各点における目付量と比較してみた。な
お、本実施例におけるタイミング補正角度αは225°
とした。
【0025】
【表1】
【0026】CV値(変動係数)の%表示として目付量
のばらつき度を比較すると、従来技術ではCv値が3.
19、本実施例では1.69となり、ばらつき度が大幅
に改善されていることが理解できる。また、中央部分の
2からx7までの目付量を比較すると、本実施例が従来
技術よりもはるかに高い均一性を維持していることも分
かる。
【0027】なお、上述の実施例ではドッファ9または
ストリッピングロール10の速度を変速させることで目
付量に変化を与えているが、ドッファ9'とストリッピ
ングロール10'との間にコンデンスロール30を備え
たカード機を用いる場合には、コンデンスロール30の
回転速度を変えてやることで同等の効果をもたらすこと
もできる。この場合は、コンデンスロール30がドッフ
ァ9'の回転方向に対向して回転することでウェブを圧
縮するように作用するので、大きな目付量の変化ができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例の方法に使用されるカード機および
クロスラッパーの概略構成を示す図である。
【図2】 本実施例の方法に使用されるクロスラッパー
の概略構成を示す図である。
【図3】 タイミング補正角度が0°の場合の変速率の
繰り返し波を示すグラフ図である。
【図4】 タイミング補正角度が±45°ずれた場合の
繰り返し波のグラフ図である。
【図5】 タイミング補正角度が±90°ずれた場合の
繰り返し波のグラフ図である。
【図6】 正弦波に1.5倍の高調波を重畳させた場合
の繰り返し波のグラフ図である。
【図7】 クロスラッパーの一般的な概略構成を斜視的
に示す図である。
【図8】 本実施例の方法に使用される、コンデンスロ
ールを有するカード機の概略構成を示す図である。
【符号の説明】
1 ディシュプレート 2 フィード
ロール 3 テーカインロール 4 ブレスト
シリンダ 5 トランスポータ 6 メインシ
リンダ 7 ワーカー 8 ストリッ
パ 9 ドッファ 10 ストリ
ッピングロール 11 フィードベルト 12 上部キ
ャリッジ 13 カバリングベルト 14 下部キ
ャリッジ 15,16 滑車 17 ロープ 18 固定フレーム 19 アンダ
ーコンベア 20,21 リミットスイッチ 22 速度設
定器 23 第1駆動ローラ 24 第2駆
動ローラ 30 コンデンスロール

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード機から供給されるウェブ材をクロ
    スラッパー装置によりクロスウェブに生成するクロスウ
    ェブの製造方法において、 上記カード機から上記クロスラッパー装置へ供給される
    ウェブ材の目付量を周期的に変化させ、生成されるクロ
    スウェブの両端位置となる箇所に相当させて上記目付量
    を小さくして該クロスラッパーへ供給することを特徴と
    するクロスウェブの製造方法。
  2. 【請求項2】 上記ウェブ材の目付量の周期的変化は、
    上記カード機のドッファ(9)の回転速度を周期的に変
    速させることで達成される請求項1記載のクロスウェブ
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記ウェブ材の目付量の周期的変化は、
    上記カード機のストリッピングロール(10)の回転速
    度を周期的に変速させることで達成される請求項1記載
    のクロスウェブの製造方法。
  4. 【請求項4】 上記ウェブ材の目付量の周期的変化は、
    上記カード機のコンデンスロール(30)の回転速度を
    周期的に変速させることで達成される請求項1記載のク
    ロスウェブの製造方法。
  5. 【請求項5】 上記ウェブ材の目付量の周期的変化は、
    上記クロスラッパーのキャリッジ(14)の往復動作に
    同期するサインカーブに従う請求項1記載のクロスウェ
    ブの製造方法。
  6. 【請求項6】 上記正弦曲線に高次の高調波を重畳させ
    て行う請求項5記載のクロスウェブの製造方法。
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