JPH0611669A - 眼科用レンズ、特にコンタクトレンズの熱処理用装置 - Google Patents
眼科用レンズ、特にコンタクトレンズの熱処理用装置Info
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- JPH0611669A JPH0611669A JP5058206A JP5820693A JPH0611669A JP H0611669 A JPH0611669 A JP H0611669A JP 5058206 A JP5058206 A JP 5058206A JP 5820693 A JP5820693 A JP 5820693A JP H0611669 A JPH0611669 A JP H0611669A
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- B29D11/00865—Applying coatings; tinting; colouring
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- B29D11/00903—Applying coatings; tinting; colouring colouring or tinting on the surface
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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- B29D11/00—Producing optical elements, e.g. lenses or prisms
- B29D11/00009—Production of simple or compound lenses
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D11/00—Producing optical elements, e.g. lenses or prisms
- B29D11/00009—Production of simple or compound lenses
- B29D11/00038—Production of contact lenses
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F27—FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
- F27B—FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS IN GENERAL; OPEN SINTERING OR LIKE APPARATUS
- F27B9/00—Furnaces through which the charge is moved mechanically, e.g. of tunnel type; Similar furnaces in which the charge moves by gravity
- F27B9/14—Furnaces through which the charge is moved mechanically, e.g. of tunnel type; Similar furnaces in which the charge moves by gravity characterised by the path of the charge during treatment; characterised by the means by which the charge is moved during treatment
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- F27B9/00—Furnaces through which the charge is moved mechanically, e.g. of tunnel type; Similar furnaces in which the charge moves by gravity
- F27B9/30—Details, accessories, or equipment peculiar to furnaces of these types
- F27B9/38—Arrangements of devices for charging
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- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 本発明は、入口及び出口開口部(5、6)を
有する閉鎖型のほぼ円筒形のハウジング(4);該ハウ
ジング内に配置され、該入口及び出口開口部と接続する
開放型の移送路(P)に沿ってモ−ルド内に置かれた眼
科用レンズを移送する移送手段;及びハウジング内に配
置された加熱手段(11、12)よりなる眼科用レン
ズ、特にコンタクトレンズの熱処理用装置であって、ハ
ウジング(4)内の移送路(P)が、本質的に螺旋状の
形をなし、加熱手段(11、12)が、本質的に移送路
(P)の上部及び下部に配置されていることを特徴とす
る。 【効果】 本発明によれば、レンズの均一な熱処理が可
能となり、また連続的な操作及び広範囲な自動化が可能
となる。更に、本発明の装置は、そのサイズがコンパク
トであり、融通の効いた使用、例えば、単量体混合物を
重合する熱処理及び着色されるべきコンタクトレンズの
熱処理の両方に使用することが可能である。
有する閉鎖型のほぼ円筒形のハウジング(4);該ハウ
ジング内に配置され、該入口及び出口開口部と接続する
開放型の移送路(P)に沿ってモ−ルド内に置かれた眼
科用レンズを移送する移送手段;及びハウジング内に配
置された加熱手段(11、12)よりなる眼科用レン
ズ、特にコンタクトレンズの熱処理用装置であって、ハ
ウジング(4)内の移送路(P)が、本質的に螺旋状の
形をなし、加熱手段(11、12)が、本質的に移送路
(P)の上部及び下部に配置されていることを特徴とす
る。 【効果】 本発明によれば、レンズの均一な熱処理が可
能となり、また連続的な操作及び広範囲な自動化が可能
となる。更に、本発明の装置は、そのサイズがコンパク
トであり、融通の効いた使用、例えば、単量体混合物を
重合する熱処理及び着色されるべきコンタクトレンズの
熱処理の両方に使用することが可能である。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、眼科用レンズ、特にコ
ンタクトレンズの熱処理用装置に関する。
ンタクトレンズの熱処理用装置に関する。
【0002】
【従来の技術】眼科用レンズ、特にコンタクトレンズの
製造は、例えばキャスティング・モ−ルドの製作、単量
体混合物の調製、キャスティング工程などのような多く
の製造工程の他に、熱処理工程を含む。多くの場合、例
えば、眼科用レンズ製造用のキャスティング・モ−ルド
に入れられた単量体混合物の重合は、該充填されたモ−
ルドをオーブン様の容器に入れ、次いで熱処理を行なう
ことによって達成される。このようにして作られたレン
ズは、所望のコンタクトレンズを得るために更なる製造
工程で仕上げられる、所謂、半完成品である、又は、所
謂、ワンステップ・キャスティング・プロセス(フルモ
ールド法)で製造されるコンタクトレンズである。
製造は、例えばキャスティング・モ−ルドの製作、単量
体混合物の調製、キャスティング工程などのような多く
の製造工程の他に、熱処理工程を含む。多くの場合、例
えば、眼科用レンズ製造用のキャスティング・モ−ルド
に入れられた単量体混合物の重合は、該充填されたモ−
ルドをオーブン様の容器に入れ、次いで熱処理を行なう
ことによって達成される。このようにして作られたレン
ズは、所望のコンタクトレンズを得るために更なる製造
工程で仕上げられる、所謂、半完成品である、又は、所
謂、ワンステップ・キャスティング・プロセス(フルモ
ールド法)で製造されるコンタクトレンズである。
【0003】着色したコンタクトレンズ、例えばアイリ
スコンタクトレンズを製造するためには、さらに別の熱
処理工程が必要である。この工程において、着色される
べきコンタクトレンズは、所謂、ダイ・モ−ルドに入れ
られ、所望の色の染料溶液の所定量が加えられる。コン
タクトレンズの永久的な着色をするためには、レンズ及
び染料溶液を含むダイ・モ−ルドは、次いで予め定めた
時間、熱処理される。熱処理後、着色したコンタクトレ
ンズは、取り出され、必要に応じてさらに処理される。
スコンタクトレンズを製造するためには、さらに別の熱
処理工程が必要である。この工程において、着色される
べきコンタクトレンズは、所謂、ダイ・モ−ルドに入れ
られ、所望の色の染料溶液の所定量が加えられる。コン
タクトレンズの永久的な着色をするためには、レンズ及
び染料溶液を含むダイ・モ−ルドは、次いで予め定めた
時間、熱処理される。熱処理後、着色したコンタクトレ
ンズは、取り出され、必要に応じてさらに処理される。
【0004】多くの場合、熱処理は、所謂「バッチ法」
で行なわれ、単量体混合物を含む多数のキャスティング
・モ−ルド、又は着色されるコンタクトレンズを含む多
数のダイ・モ−ルドは、先ず第一にある種のオーブンに
入れられる。オーブンが満たされると、加熱が開始さ
れ、モ−ルドは、所要時間だけ加熱される。次いでオー
ブンは多少とも冷却され、モ−ルドが取り出される。こ
の種の熱処理は、非常に時間がかかり、さらに熱処理の
進行を綿密に観察する(そのために付加的人間が必要と
される)ことが要求されるという事実とは別に、多くの
場合、総てのレンズが同じ時間の熱処理を受けるという
保証はない。モ−ルドをその上に載置し、電気的に加熱
された加熱室の中をゆっくりと移送される回転可能なプ
レ−トよりなる、所謂回転オーブンも知られている。モ
−ルドは、人手により同じ開口部からプレ−ト上に置か
れ、かつ取り出される、そのため真に連続的な操作は、
不可能である。オーブン中でのモ−ルドの滞留時間は、
総てのレンズについて正確には同一ではなく、そのため
製造されたレンズの品質に差を生じる。この遣り方にお
いても、レンズの熱処理の進行を厳密に監視しなければ
ならない付加的人間の他に、オーブンに入れ、取り出す
ための付加的人間が必要である。
で行なわれ、単量体混合物を含む多数のキャスティング
・モ−ルド、又は着色されるコンタクトレンズを含む多
数のダイ・モ−ルドは、先ず第一にある種のオーブンに
入れられる。オーブンが満たされると、加熱が開始さ
れ、モ−ルドは、所要時間だけ加熱される。次いでオー
ブンは多少とも冷却され、モ−ルドが取り出される。こ
の種の熱処理は、非常に時間がかかり、さらに熱処理の
進行を綿密に観察する(そのために付加的人間が必要と
される)ことが要求されるという事実とは別に、多くの
場合、総てのレンズが同じ時間の熱処理を受けるという
保証はない。モ−ルドをその上に載置し、電気的に加熱
された加熱室の中をゆっくりと移送される回転可能なプ
レ−トよりなる、所謂回転オーブンも知られている。モ
−ルドは、人手により同じ開口部からプレ−ト上に置か
れ、かつ取り出される、そのため真に連続的な操作は、
不可能である。オーブン中でのモ−ルドの滞留時間は、
総てのレンズについて正確には同一ではなく、そのため
製造されたレンズの品質に差を生じる。この遣り方にお
いても、レンズの熱処理の進行を厳密に監視しなければ
ならない付加的人間の他に、オーブンに入れ、取り出す
ための付加的人間が必要である。
【0005】プレクシグラス製のフ−ドが付いたハウジ
ングよりなる、所謂、フラット・ベッド型オーブンを用
いることである種の改善がなされている。モ−ルドのた
めのホルダの付いた連続的なチェ−ン(曲折した形に配
置されている)が、ハウジングの内部に移動可能に据え
付けられている。このチェ−ンの移動速度は調整するこ
とが可能である。オーブンに熱を供給する電気的な加熱
要素が、曲折したチェ−ンの真下に配置されている。ハ
ウジングの一端において、モ−ルドは、チェ−ンに備え
られたホルダに挿入され、他端で、再び取り出すことが
できる。フラット・ベッド型オーブンでは連続操作が可
能ではあるが、ホルダへのモ−ルドの装・脱着は人手で
行なれるので、やはり、ホルダへのモ−ルドの装・脱着
を連続的に行なうための付加的人間を必要とする。加え
て、この種のフラット・ベッド型オーブンは、比較的大
きく、その長さは、約5m位、幅は、約1.5m以上で
ある。
ングよりなる、所謂、フラット・ベッド型オーブンを用
いることである種の改善がなされている。モ−ルドのた
めのホルダの付いた連続的なチェ−ン(曲折した形に配
置されている)が、ハウジングの内部に移動可能に据え
付けられている。このチェ−ンの移動速度は調整するこ
とが可能である。オーブンに熱を供給する電気的な加熱
要素が、曲折したチェ−ンの真下に配置されている。ハ
ウジングの一端において、モ−ルドは、チェ−ンに備え
られたホルダに挿入され、他端で、再び取り出すことが
できる。フラット・ベッド型オーブンでは連続操作が可
能ではあるが、ホルダへのモ−ルドの装・脱着は人手で
行なれるので、やはり、ホルダへのモ−ルドの装・脱着
を連続的に行なうための付加的人間を必要とする。加え
て、この種のフラット・ベッド型オーブンは、比較的大
きく、その長さは、約5m位、幅は、約1.5m以上で
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、課題は、上記
の欠点を克服する眼科用レンズ、特にコンタクトレンズ
の熱処理用の装置を提供することにある。新規な装置
は、特に、レンズの均一な熱処理を可能にするもので、
レンズの熱処理時間は、均一な長さとなる。この新規な
装置は又、連続的な操作を可能にし、広範囲な自動化を
可能にするものである。さらに、この装置は、そのサイ
ズがコンパクトであり、融通の効いた使用ができる。例
えば、単量体混合物を重合する熱処理及び着色されるべ
きコンタクトレンズの熱処理の両方に使用することがこ
の装置には可能である。
の欠点を克服する眼科用レンズ、特にコンタクトレンズ
の熱処理用の装置を提供することにある。新規な装置
は、特に、レンズの均一な熱処理を可能にするもので、
レンズの熱処理時間は、均一な長さとなる。この新規な
装置は又、連続的な操作を可能にし、広範囲な自動化を
可能にするものである。さらに、この装置は、そのサイ
ズがコンパクトであり、融通の効いた使用ができる。例
えば、単量体混合物を重合する熱処理及び着色されるべ
きコンタクトレンズの熱処理の両方に使用することがこ
の装置には可能である。
【0007】
【課題を解決しようとする手段】上記の及びその他の機
能の総ては、以下に述べる眼科用レンズ、特にコンタク
トレンズの熱処理用装置によって果たされる。
能の総ては、以下に述べる眼科用レンズ、特にコンタク
トレンズの熱処理用装置によって果たされる。
【0008】入口及び出口開口部を有する閉鎖型のほぼ
円筒形のハウジング;該ハウジング内に配置され、該入
口及び出口開口部と接続する開放型の移送路に沿ってモ
−ルド内に置かれた眼科用レンズを移送する移送手段;
及びハウジング内に配置された加熱手段よりなる眼科用
レンズ、特にコンタクトレンズの新規な熱処理用装置に
おいて、本発明によるハウジング内の移送路は、本質的
に螺旋状の形をなし、加熱手段は、本質的に移送路の上
部及び下部に配置されている。このように設計された装
置は、連続的な操作に最もよく適している。螺旋形に配
置された移送路は、熱処理の所要時間を確保するために
移送路が比較的長い場合においても、極めてコンパクト
なデザインの装置にすることができる。本発明の加熱要
素の配置は、重合されるべき単量体混合物又は着色され
るべきコンタクトレンズを含みこの装置の中を移送され
るキャスティング・モ−ルドの極めて均一な熱処理を確
実にしている。
円筒形のハウジング;該ハウジング内に配置され、該入
口及び出口開口部と接続する開放型の移送路に沿ってモ
−ルド内に置かれた眼科用レンズを移送する移送手段;
及びハウジング内に配置された加熱手段よりなる眼科用
レンズ、特にコンタクトレンズの新規な熱処理用装置に
おいて、本発明によるハウジング内の移送路は、本質的
に螺旋状の形をなし、加熱手段は、本質的に移送路の上
部及び下部に配置されている。このように設計された装
置は、連続的な操作に最もよく適している。螺旋形に配
置された移送路は、熱処理の所要時間を確保するために
移送路が比較的長い場合においても、極めてコンパクト
なデザインの装置にすることができる。本発明の加熱要
素の配置は、重合されるべき単量体混合物又は着色され
るべきコンタクトレンズを含みこの装置の中を移送され
るキャスティング・モ−ルドの極めて均一な熱処理を確
実にしている。
【0009】加熱手段が、移送路の上部及び下部にほぼ
螺旋状に配置され、眼科用レンズのための移送路と実質
的に一致しているので、熱放射は、モ−ルドが置かれて
いるエリアに集中してなされる。
螺旋状に配置され、眼科用レンズのための移送路と実質
的に一致しているので、熱放射は、モ−ルドが置かれて
いるエリアに集中してなされる。
【0010】移送路の上部及び下部への加熱手段、すな
わち管状の加熱コイルの系として設計されており、それ
を通して液体が流れ、それが自動調温可能な液体浴に接
続されている加熱手段の配置は、生産が極めて容易であ
る。加熱用液体がその中を均一に流れる管系は、極めて
均質な加熱ゾ−ンを生み出し、それは、加熱用螺旋の特
別な配置の結果、装置内のモ−ルドの移送路上に正確に
集中される。加えるに、液体浴中の液体の温度を上げた
り下げたりすることによって、及び/又は管系を流れる
加熱用液体の流量を変化させることによって、この種の
加熱は、調整が非常に容易である。この形式の加熱は
又、周囲温度の変化に比較的鋭敏でない。その理由は、
液体浴の熱容量が一般的に比較的大きいこと及びこのよ
うな温度変化に対する液体の反応が、通常、遅いことに
よる。好適には、モ−ルドが移送される移送路の幾つか
の所に、移送路の温度を局部的に監視する幾つかの温度
センサが配置される。このセンサは、液体浴の加熱手段
及び液体のポンピング手段と関係付けられている。温度
が、予め設定された基準値から偏位した場合、温度セン
サは、それに応じて調整されるべき加熱手段の加熱速度
及び/又はポンプのポンピング速度用の適当な信号を発
する。
わち管状の加熱コイルの系として設計されており、それ
を通して液体が流れ、それが自動調温可能な液体浴に接
続されている加熱手段の配置は、生産が極めて容易であ
る。加熱用液体がその中を均一に流れる管系は、極めて
均質な加熱ゾ−ンを生み出し、それは、加熱用螺旋の特
別な配置の結果、装置内のモ−ルドの移送路上に正確に
集中される。加えるに、液体浴中の液体の温度を上げた
り下げたりすることによって、及び/又は管系を流れる
加熱用液体の流量を変化させることによって、この種の
加熱は、調整が非常に容易である。この形式の加熱は
又、周囲温度の変化に比較的鋭敏でない。その理由は、
液体浴の熱容量が一般的に比較的大きいこと及びこのよ
うな温度変化に対する液体の反応が、通常、遅いことに
よる。好適には、モ−ルドが移送される移送路の幾つか
の所に、移送路の温度を局部的に監視する幾つかの温度
センサが配置される。このセンサは、液体浴の加熱手段
及び液体のポンピング手段と関係付けられている。温度
が、予め設定された基準値から偏位した場合、温度セン
サは、それに応じて調整されるべき加熱手段の加熱速度
及び/又はポンプのポンピング速度用の適当な信号を発
する。
【0011】特に好適な配置において、加熱手段は、ハ
ウジング内の固定した位置であって、一方が他方の上に
あるように配置された約40mm乃至約60mmの間隔をあ
けた二枚のほぼ円形のプレ−トの上に配置され、そして
前記の移送手段が、上部及び下部のプレ−トの間に配置
された回転可能なタ−ンテ−ブルによって形成される。
この配置において、移送路は、上部プレ−ト上にほぼ螺
旋形に配置され上部プレ−トからタ−ンテ−ブルの方向
に垂直に突き出しているガイド部材によって成り立って
いる。タ−ンテ−ブルが回転すると、タ−ンテ−ブル上
に置かれたモ−ルドは、入口開口部からガイド部材に沿
ってタ−ンテ−ブルの表面を横切り、出口開口部へと移
送される。
ウジング内の固定した位置であって、一方が他方の上に
あるように配置された約40mm乃至約60mmの間隔をあ
けた二枚のほぼ円形のプレ−トの上に配置され、そして
前記の移送手段が、上部及び下部のプレ−トの間に配置
された回転可能なタ−ンテ−ブルによって形成される。
この配置において、移送路は、上部プレ−ト上にほぼ螺
旋形に配置され上部プレ−トからタ−ンテ−ブルの方向
に垂直に突き出しているガイド部材によって成り立って
いる。タ−ンテ−ブルが回転すると、タ−ンテ−ブル上
に置かれたモ−ルドは、入口開口部からガイド部材に沿
ってタ−ンテ−ブルの表面を横切り、出口開口部へと移
送される。
【0012】好適には、タ−ンテ−ブルは、上部プレ−
トから約30mm乃至約35mm下の所に配置される。
トから約30mm乃至約35mm下の所に配置される。
【0013】タ−ンテ−ブルにより移送路に沿ってモ−
ルドが移送されるのを確実にするために、上部プレ−ト
に面しているタ−ンテ−ブルの上側に、該タ−ンテ−ブ
ルのほぼ中心から該タ−ンテ−ブルのほぼ外側のへりに
延びているリブ、バ−又はこれらと同等の搬送部材が備
えられている。
ルドが移送されるのを確実にするために、上部プレ−ト
に面しているタ−ンテ−ブルの上側に、該タ−ンテ−ブ
ルのほぼ中心から該タ−ンテ−ブルのほぼ外側のへりに
延びているリブ、バ−又はこれらと同等の搬送部材が備
えられている。
【0014】ガイド部材は、少なくとも上部プレ−トと
タ−ンテ−ブルとの間の距離の半分まで、好適にはリ
ブ、バ−又はこれらと同等の搬送部材の直ぐ近くまで延
びているのが、特に有利である。この態様において、タ
−ンテ−ブルの上部及び下部に置かれた加熱手段から放
射された熱は、モ−ルドの移送路上に集中せしめられ、
ガイド部材の隣接した湾曲部は、ある種の加熱チャンネ
ルを画定する。
タ−ンテ−ブルとの間の距離の半分まで、好適にはリ
ブ、バ−又はこれらと同等の搬送部材の直ぐ近くまで延
びているのが、特に有利である。この態様において、タ
−ンテ−ブルの上部及び下部に置かれた加熱手段から放
射された熱は、モ−ルドの移送路上に集中せしめられ、
ガイド部材の隣接した湾曲部は、ある種の加熱チャンネ
ルを画定する。
【0015】好適には、螺旋状のガイド部材の隣接する
湾曲部は、約35mm乃至約45mmの間隔で隔てられる。
湾曲部は、約35mm乃至約45mmの間隔で隔てられる。
【0016】ガイド部材に熱伝導性の低い素材を選択す
ることにより、ガイド部材は、移送路のそれぞれ隣接す
る湾曲部に関して熱障壁部材として作用する。
ることにより、ガイド部材は、移送路のそれぞれ隣接す
る湾曲部に関して熱障壁部材として作用する。
【0017】螺旋状の移送路に沿って、可能な限りモ−
ルドを一様に進めるためには、タ−ンテ−ブルはモータ
駆動であるのが好ましい。回転速度が調節可能な駆動モ
ータを用いることによって、タ−ンテ−ブルの回転速度
を調節することも可能であり、この態様においては、タ
−ンテ−ブル表面に螺旋形をなす特定の長さの移送路を
用いて、キャスティング・モ−ルドに入れられた重合さ
れるべき単量体混合物又はダイ・モ−ルドに入れられた
着色されるべきコンタクトレンズの熱処理の時間は、所
要の至適時間に調整され得る。タ−ンテ−ブルの駆動源
が、ウォームギヤモータである場合、特に有利である。
ルドを一様に進めるためには、タ−ンテ−ブルはモータ
駆動であるのが好ましい。回転速度が調節可能な駆動モ
ータを用いることによって、タ−ンテ−ブルの回転速度
を調節することも可能であり、この態様においては、タ
−ンテ−ブル表面に螺旋形をなす特定の長さの移送路を
用いて、キャスティング・モ−ルドに入れられた重合さ
れるべき単量体混合物又はダイ・モ−ルドに入れられた
着色されるべきコンタクトレンズの熱処理の時間は、所
要の至適時間に調整され得る。タ−ンテ−ブルの駆動源
が、ウォームギヤモータである場合、特に有利である。
【0018】本発明の装置の、特に好ましく、かつスペ
−スをとらないようにした態様は、入口開口部をハウジ
ングの中心付近に配置し、出口開口部をハウジングの側
壁領域に備えることである。好適には、入口開口部が、
ハウジングの上側から上部プレ−トを通り抜け、タ−ン
テ−ブルの直ぐ近く迄延びている垂直に配置されたシャ
フトにつながっている。
−スをとらないようにした態様は、入口開口部をハウジ
ングの中心付近に配置し、出口開口部をハウジングの側
壁領域に備えることである。好適には、入口開口部が、
ハウジングの上側から上部プレ−トを通り抜け、タ−ン
テ−ブルの直ぐ近く迄延びている垂直に配置されたシャ
フトにつながっている。
【0019】タ−ンテ−ブルの上部に存するシャフトの
出口領域の直径が、現在用いられているモ−ルドの寸法
に相当する約30mm乃至約35mmのほぼ円形の断面を有
する場合には、特に有利である。
出口領域の直径が、現在用いられているモ−ルドの寸法
に相当する約30mm乃至約35mmのほぼ円形の断面を有
する場合には、特に有利である。
【0020】本発明の装置の自動化可能性を増進するた
め、眼科用レンズを含むモ−ルドを入口開口部に移送す
る移送手段、例えば連続的に作動するモータ駆動のコン
ベヤベルトが、入口開口部の上端近傍にその端部を有し
ている。
め、眼科用レンズを含むモ−ルドを入口開口部に移送す
る移送手段、例えば連続的に作動するモータ駆動のコン
ベヤベルトが、入口開口部の上端近傍にその端部を有し
ている。
【0021】本発明の装置の特に摩擦のない操作は、眼
科用レンズを含むモ−ルドの正確なポジショニングを確
実にすべく備えられるストリッパが、シャフトの出口、
タ−ンテ−ブル手前に配置することにより確実に行われ
る。
科用レンズを含むモ−ルドの正確なポジショニングを確
実にすべく備えられるストリッパが、シャフトの出口、
タ−ンテ−ブル手前に配置することにより確実に行われ
る。
【0022】本発明の装置の自動化可能性を増進するた
め、好適な実施態様において、出口開口部は、タ−ンテ
−ブルの周辺のほぼ接線方向に向けられてハウジングの
外側に配置された移送傾斜路につながっている。
め、好適な実施態様において、出口開口部は、タ−ンテ
−ブルの周辺のほぼ接線方向に向けられてハウジングの
外側に配置された移送傾斜路につながっている。
【0023】さらに特に好ましい態様では、染料の添加
が、この装置内に統合されている。本発明の装置の変形
では、特に、定量可能な量の染料液の分注装置が備えら
れ、その出口孔は、入口開口部の下流であって移送路の
最も内側の湾曲部の上の領域に配置される。定量された
量の染料液の添加を開始時は、光電バリヤによって好適
に調整される。光電バリヤは、好適には、赤外線スキャ
ナーの形式であり、シャフトの出口と移送路の最も内側
の湾曲部にある分注装置の出口孔との間に配置される。
光電バリヤは、モ−ルドがそれを横切った時だけ応答
し、正確な時限で染料液の添加を行なう。このように修
正された装置は、とりわけ、一端が開放しているダイ・
モ−ルドに入れられた着色されるべきコンタクトレンズ
用の染色乾燥オーブンとしての用途に特に適している。
が、この装置内に統合されている。本発明の装置の変形
では、特に、定量可能な量の染料液の分注装置が備えら
れ、その出口孔は、入口開口部の下流であって移送路の
最も内側の湾曲部の上の領域に配置される。定量された
量の染料液の添加を開始時は、光電バリヤによって好適
に調整される。光電バリヤは、好適には、赤外線スキャ
ナーの形式であり、シャフトの出口と移送路の最も内側
の湾曲部にある分注装置の出口孔との間に配置される。
光電バリヤは、モ−ルドがそれを横切った時だけ応答
し、正確な時限で染料液の添加を行なう。このように修
正された装置は、とりわけ、一端が開放しているダイ・
モ−ルドに入れられた着色されるべきコンタクトレンズ
用の染色乾燥オーブンとしての用途に特に適している。
【0024】本発明の装置の多くの可能な用途は、染色
乾燥オーブンとしてのみならず、特に、コンタクトレン
ズ製造用のキャスティング・モ−ルドに含まれた単量体
混合物のための重合オーブンとして各種の好ましい変更
を行なって用いられ得るという事実によっても示され
る。
乾燥オーブンとしてのみならず、特に、コンタクトレン
ズ製造用のキャスティング・モ−ルドに含まれた単量体
混合物のための重合オーブンとして各種の好ましい変更
を行なって用いられ得るという事実によっても示され
る。
【0025】本発明は、以下に、詳細に説明される。本
質的な構成要素は、図面中に部分的図式的に、実施態様
の一例として示されている。
質的な構成要素は、図面中に部分的図式的に、実施態様
の一例として示されている。
【0026】本発明の、眼科用レンズ、特にコンタクト
レンズの熱処理用装置は、全体として、図1に符号1で
示されている。本装置は、入口開口部5及び装置の出口
側にある出口開口部6(図3参照)を有する閉鎖型の、
ほぼ円筒形のハウジング4よりなる。ハウジング4はテ
−ブル状の装置23の上部を形成するプレ−ト2上に配
置されている。ハウジング4の内部、ハウジングの高さ
のほぼ中ほどに配置されているものは、直径が約0.8
m乃至約2m、好適には約1.3mの回転可能なタ−ン
テ−ブル7である。タ−ンテ−ブルの上側には、ほぼ放
射状に伸びたリブ若しくはバ−8、又はそれと同等の搬
送部材を具備しており、それは、タ−ンテ−ブル7のほ
ぼ中心からタ−ンテ−ブルの周辺まで延び、約5mm乃至
約10mmの高さhを有している(図2参照)。二枚のプ
レ−ト10及び24が、タ−ンテ−ブル7の上と下に配
置されている。上部のプレ−ト10と下部のプレ−ト2
4との間隔dは、約40mm乃至約60mmである(図2参
照)。この配置において、タ−ンテ−ブル7は、上部の
プレ−ト10の下方約30mm乃至約35mmの距離wの所
に配置されている(図2参照)。
レンズの熱処理用装置は、全体として、図1に符号1で
示されている。本装置は、入口開口部5及び装置の出口
側にある出口開口部6(図3参照)を有する閉鎖型の、
ほぼ円筒形のハウジング4よりなる。ハウジング4はテ
−ブル状の装置23の上部を形成するプレ−ト2上に配
置されている。ハウジング4の内部、ハウジングの高さ
のほぼ中ほどに配置されているものは、直径が約0.8
m乃至約2m、好適には約1.3mの回転可能なタ−ン
テ−ブル7である。タ−ンテ−ブルの上側には、ほぼ放
射状に伸びたリブ若しくはバ−8、又はそれと同等の搬
送部材を具備しており、それは、タ−ンテ−ブル7のほ
ぼ中心からタ−ンテ−ブルの周辺まで延び、約5mm乃至
約10mmの高さhを有している(図2参照)。二枚のプ
レ−ト10及び24が、タ−ンテ−ブル7の上と下に配
置されている。上部のプレ−ト10と下部のプレ−ト2
4との間隔dは、約40mm乃至約60mmである(図2参
照)。この配置において、タ−ンテ−ブル7は、上部の
プレ−ト10の下方約30mm乃至約35mmの距離wの所
に配置されている(図2参照)。
【0027】上部プレ−ト10の下側にはガイド部材9
が付設されている。これは螺旋状に配置され、上部プレ
−ト10の下側から垂直に突き出しているガイド薄板に
よって形成されている。ガイド薄板の一端は、上部プレ
−トのほぼ中心領域に配置され、他端は、ハウジング4
の出口開口部6の領域(図3参照)で上部プレ−ト10
の周辺のほぼ接線方向に延びている。好ましくは、ガイ
ド部材9は、低熱伝導性の素材からできているのがよ
い。図2に示すように、螺旋状のガイド部材9の二つの
隣接する湾曲部の間の距離sは、約35mm乃至約45mm
である。ここで、ガイド部材は、上部プレ−ト10とタ
−ンテ−ブル7との間の距離wの少なくとも約半分まで
伸張している。このようにして、螺旋状のガイド部材9
の隣接する湾曲部は、入口開口部5から始まって螺旋状
に屈曲し、出口開口部6まで伸張しているチャンネル様
の移送路Pを画定している。チャンネル様の移送路Pの
高さは、約30mm乃至35mmであり、その幅は約35mm
乃至45mmである。移送路Pの全長は、約20m乃至約
30mである。
が付設されている。これは螺旋状に配置され、上部プレ
−ト10の下側から垂直に突き出しているガイド薄板に
よって形成されている。ガイド薄板の一端は、上部プレ
−トのほぼ中心領域に配置され、他端は、ハウジング4
の出口開口部6の領域(図3参照)で上部プレ−ト10
の周辺のほぼ接線方向に延びている。好ましくは、ガイ
ド部材9は、低熱伝導性の素材からできているのがよ
い。図2に示すように、螺旋状のガイド部材9の二つの
隣接する湾曲部の間の距離sは、約35mm乃至約45mm
である。ここで、ガイド部材は、上部プレ−ト10とタ
−ンテ−ブル7との間の距離wの少なくとも約半分まで
伸張している。このようにして、螺旋状のガイド部材9
の隣接する湾曲部は、入口開口部5から始まって螺旋状
に屈曲し、出口開口部6まで伸張しているチャンネル様
の移送路Pを画定している。チャンネル様の移送路Pの
高さは、約30mm乃至35mmであり、その幅は約35mm
乃至45mmである。移送路Pの全長は、約20m乃至約
30mである。
【0028】加熱手段11及び12は、それぞれ上部プ
レ−ト10及び下部プレ−ト24の上側に配置されてい
る。加熱手段11及び12の配置は、各々が螺旋状に伸
張したガイド部材9の二つの隣接する湾曲部のほぼ中間
にあるようになっている。図に示した本発明の実施態様
において、加熱手段11及び12は、管状の加熱コイル
系の形をなしている。各々の加熱コイルは、調節可能な
加熱手段25によって自動調温が可能な液体浴26に接
続されている。ポンプ又はそれと同等の移送システム
(図示せず)は、加熱コイル11及び12の中を通る自
動調温された加熱用液体の連続的なフロ−を提供する。
図1及び図2に示すように、移送路Pの幾つかの所に
は、チャンネル様の移送路Pにおける温度を局部的に監
視する温度センサ13が配置されている。温度センサ1
3は、液体浴26の加熱手段25及び加熱用液体のポン
ピング手段よ関係付けられている。温度が、予め設定さ
れた基準値から偏位した場合、温度センサ13は、それ
に応じて調整されるべき加熱手段25の加熱速度及び/
又はポンプのポンピング速度用及び予め選定したレベル
で安定せらるべき温度用の適当な信号を発する。上部プ
レ−ト10及びハウジング4のケ−シングとの間には、
加熱コイル11を組み込んだ断熱層27が備えられてい
る。この手段により、外部へのヒ−トロスを明らかに低
下させることができる。
レ−ト10及び下部プレ−ト24の上側に配置されてい
る。加熱手段11及び12の配置は、各々が螺旋状に伸
張したガイド部材9の二つの隣接する湾曲部のほぼ中間
にあるようになっている。図に示した本発明の実施態様
において、加熱手段11及び12は、管状の加熱コイル
系の形をなしている。各々の加熱コイルは、調節可能な
加熱手段25によって自動調温が可能な液体浴26に接
続されている。ポンプ又はそれと同等の移送システム
(図示せず)は、加熱コイル11及び12の中を通る自
動調温された加熱用液体の連続的なフロ−を提供する。
図1及び図2に示すように、移送路Pの幾つかの所に
は、チャンネル様の移送路Pにおける温度を局部的に監
視する温度センサ13が配置されている。温度センサ1
3は、液体浴26の加熱手段25及び加熱用液体のポン
ピング手段よ関係付けられている。温度が、予め設定さ
れた基準値から偏位した場合、温度センサ13は、それ
に応じて調整されるべき加熱手段25の加熱速度及び/
又はポンプのポンピング速度用及び予め選定したレベル
で安定せらるべき温度用の適当な信号を発する。上部プ
レ−ト10及びハウジング4のケ−シングとの間には、
加熱コイル11を組み込んだ断熱層27が備えられてい
る。この手段により、外部へのヒ−トロスを明らかに低
下させることができる。
【0029】タ−ンテ−ブル7は、テ−ブル状の装置2
3の低い部分3に収納された駆動手段(図示せず)に接
続されている。制御可能なウォームギヤモータが駆動装
置として好適に用いられる。プレ−ト2の上に据えつけ
られ、駆動装置に接続された制御装置20によって、駆
動装置の速度を予め選定することができる。
3の低い部分3に収納された駆動手段(図示せず)に接
続されている。制御可能なウォームギヤモータが駆動装
置として好適に用いられる。プレ−ト2の上に据えつけ
られ、駆動装置に接続された制御装置20によって、駆
動装置の速度を予め選定することができる。
【0030】螺旋状のチャンネル様移送路Pは、入口開
口部5から円筒形のハウジング4の出口開口部6に及ん
でいる。図示した本発明の装置の実施態様では、入口開
口部5は、ハウジング4のほぼ中心近くに配置されてい
るが(図1参照)、出口開口部6は、円筒形のハウジン
グ4の側部ケ−シングに付設されている。入口開口部5
は、ほぼ垂直に配置されたシャフト21につながってお
り、該シャフトは、ハウジング7の上部から上部プレ−
ト10を貫通してタ−ンテ−ブル7の直ぐ近くまで伸張
している。前記シャフトは、ほぼ円形の断面を有し、そ
の直径が、入口開口部5からタ−ンテ−ブル7に向かっ
て、例えば階段状に減少するように設計されている。明
らかに、このシャフトは、実質的に連続的に先細りの直
径を有するように設計されてもよい。タ−ンテ−ブル直
近の直径は、約30mm乃至約35mmである。チャンネル
様の移送路Pの領域において、回転の方向に面している
シャフト21の側壁は、移送路Pの高さの幾分上で省か
れている。その代わりに、シャフト21の出口の上部領
域においては、ストリッパ22、例えばストリッピング
プレートが、移送路Pの方向に約20mm乃至約40mm延
びている。図1に示すように、タ−ンテ−ブル7の回転
方向からみて、シャフト21の出口の少なくとも約60
mm下流に分注装置14の出口孔15が配置されている。
分注装置14は、例えば円筒形のハウジング4の上側に
配置され、分注される染料溶液の貯槽に連結されてい
る。出口孔15は、例えば、ハウジング4のケ−シング
及び螺旋形の移送路Pの最も内側の湾曲部の上にある上
部プレ−ト10を貫通して終わっている。しかしなが
ら、図示したように、前記の移送路の最も内側の湾曲部
の方向に、ほぼシャフト21から約100mmに及ぶ観察
窓28が、ハウジングのケ−シング及び上部プレ−トを
貫通して設けられてもよい。この場合、前記の出口孔を
有する供給ラインは、この窓を単に素通りする。光電バ
リヤ19、好適には赤外線スキャナーが、出口孔15の
口部と移送路Pの最も内側の湾曲部領域にあるシャフト
21の出口との間に備えられている。光電バリヤは、分
注装置14に接続され、染料溶液の分注を付勢する制御
パルスを発信する。
口部5から円筒形のハウジング4の出口開口部6に及ん
でいる。図示した本発明の装置の実施態様では、入口開
口部5は、ハウジング4のほぼ中心近くに配置されてい
るが(図1参照)、出口開口部6は、円筒形のハウジン
グ4の側部ケ−シングに付設されている。入口開口部5
は、ほぼ垂直に配置されたシャフト21につながってお
り、該シャフトは、ハウジング7の上部から上部プレ−
ト10を貫通してタ−ンテ−ブル7の直ぐ近くまで伸張
している。前記シャフトは、ほぼ円形の断面を有し、そ
の直径が、入口開口部5からタ−ンテ−ブル7に向かっ
て、例えば階段状に減少するように設計されている。明
らかに、このシャフトは、実質的に連続的に先細りの直
径を有するように設計されてもよい。タ−ンテ−ブル直
近の直径は、約30mm乃至約35mmである。チャンネル
様の移送路Pの領域において、回転の方向に面している
シャフト21の側壁は、移送路Pの高さの幾分上で省か
れている。その代わりに、シャフト21の出口の上部領
域においては、ストリッパ22、例えばストリッピング
プレートが、移送路Pの方向に約20mm乃至約40mm延
びている。図1に示すように、タ−ンテ−ブル7の回転
方向からみて、シャフト21の出口の少なくとも約60
mm下流に分注装置14の出口孔15が配置されている。
分注装置14は、例えば円筒形のハウジング4の上側に
配置され、分注される染料溶液の貯槽に連結されてい
る。出口孔15は、例えば、ハウジング4のケ−シング
及び螺旋形の移送路Pの最も内側の湾曲部の上にある上
部プレ−ト10を貫通して終わっている。しかしなが
ら、図示したように、前記の移送路の最も内側の湾曲部
の方向に、ほぼシャフト21から約100mmに及ぶ観察
窓28が、ハウジングのケ−シング及び上部プレ−トを
貫通して設けられてもよい。この場合、前記の出口孔を
有する供給ラインは、この窓を単に素通りする。光電バ
リヤ19、好適には赤外線スキャナーが、出口孔15の
口部と移送路Pの最も内側の湾曲部領域にあるシャフト
21の出口との間に備えられている。光電バリヤは、分
注装置14に接続され、染料溶液の分注を付勢する制御
パルスを発信する。
【0031】入口開口部5のリップ部の上及び直接に隣
接する末端は、例えば、連続的にモータ駆動されるコン
ベヤーベルトよりなる移送手段16であり、該ベルトの
幅は、螺旋状のガイド部材の隣接する湾曲部間の間隔s
にほぼ等しく、該ベルトは、図示した実施態様において
は、斜道のように入口開口部5に向かって僅かに登りに
なっている。高さが数ミリメーター、例えば約3mm乃至
6mmの階段17が、前記入口開口部の直前のコンベヤー
ベルトの末端に備えられている。コンベヤーベルトの駆
動速度及びタ−ンテ−ブル7の回転速度は、互いに整合
せしめられ得る。
接する末端は、例えば、連続的にモータ駆動されるコン
ベヤーベルトよりなる移送手段16であり、該ベルトの
幅は、螺旋状のガイド部材の隣接する湾曲部間の間隔s
にほぼ等しく、該ベルトは、図示した実施態様において
は、斜道のように入口開口部5に向かって僅かに登りに
なっている。高さが数ミリメーター、例えば約3mm乃至
6mmの階段17が、前記入口開口部の直前のコンベヤー
ベルトの末端に備えられている。コンベヤーベルトの駆
動速度及びタ−ンテ−ブル7の回転速度は、互いに整合
せしめられ得る。
【0032】図3に示すように、螺旋状のガイド部材9
の隣接する湾曲部間の間隔sに相当する幅を有している
移送傾斜路18は、出口開口部6に隣接して備えられて
いる。この移送傾斜路は、タ−ンテ−ブル7の周辺のほ
ぼ接線方向に向いて置かれている。入口側と同様に、出
口側における移送傾斜路18は、モータ駆動のコンベヤ
ーベルトを有していてもよいが、図示するように、単に
滑り傾斜路の形をなしていてもよい。
の隣接する湾曲部間の間隔sに相当する幅を有している
移送傾斜路18は、出口開口部6に隣接して備えられて
いる。この移送傾斜路は、タ−ンテ−ブル7の周辺のほ
ぼ接線方向に向いて置かれている。入口側と同様に、出
口側における移送傾斜路18は、モータ駆動のコンベヤ
ーベルトを有していてもよいが、図示するように、単に
滑り傾斜路の形をなしていてもよい。
【0033】キャスティング・モ−ルド又は特殊なダイ
・モ−ルドに含まれる眼科用レンズ、特にコンタクトレ
ンズは、移送手段16によって入口開口部5に移送され
る。手で又は機械でもって、このモ−ルドは、移送手段
16上に置かれるが、該移送手段もまた実質的に十分自
動化された眼科用レンズの生産ラインの構成要素であ
る。モ−ルドFは、コンベヤーベルトによって入口開口
部5に移送される。コンベヤーベルトの末端において、
モ−ルドFの下端部が階段17にぶつかり、モ−ルドは
シャフト21内に倒れ込んでいく。この過程で、モ−ル
ドは、180°回転し、コンベヤーベルト上に置かれた
時にはモ−ルドの下側であったものが上側を向く。この
操作は、半分が他の半分よりも幾らか重いモ−ルドFを
用いることによって助力を受ける。この場合には、モ−
ルドFは、軽い半分が底側になるようにコンベヤーベル
ト上に置かれる。結果として上側の重いモ−ルドFは、
シャフト21の所定の場所に、ますます容易に倒れ込ん
でいく。モ−ルドFが、シャフト21を落下していき、
その底部に達すると、回転するタ−ンテ−ブル7上のリ
ブ又はバ−8によって移送されていく。シャフト21の
出口近傍にあるストリッパ22は、螺旋状の移送路Pの
最も内側の湾曲部の、二つの連続的な搬送リブ8によっ
て画定された区域Cにおける各モ−ルドFのポジショニ
ングを確実にする。
・モ−ルドに含まれる眼科用レンズ、特にコンタクトレ
ンズは、移送手段16によって入口開口部5に移送され
る。手で又は機械でもって、このモ−ルドは、移送手段
16上に置かれるが、該移送手段もまた実質的に十分自
動化された眼科用レンズの生産ラインの構成要素であ
る。モ−ルドFは、コンベヤーベルトによって入口開口
部5に移送される。コンベヤーベルトの末端において、
モ−ルドFの下端部が階段17にぶつかり、モ−ルドは
シャフト21内に倒れ込んでいく。この過程で、モ−ル
ドは、180°回転し、コンベヤーベルト上に置かれた
時にはモ−ルドの下側であったものが上側を向く。この
操作は、半分が他の半分よりも幾らか重いモ−ルドFを
用いることによって助力を受ける。この場合には、モ−
ルドFは、軽い半分が底側になるようにコンベヤーベル
ト上に置かれる。結果として上側の重いモ−ルドFは、
シャフト21の所定の場所に、ますます容易に倒れ込ん
でいく。モ−ルドFが、シャフト21を落下していき、
その底部に達すると、回転するタ−ンテ−ブル7上のリ
ブ又はバ−8によって移送されていく。シャフト21の
出口近傍にあるストリッパ22は、螺旋状の移送路Pの
最も内側の湾曲部の、二つの連続的な搬送リブ8によっ
て画定された区域Cにおける各モ−ルドFのポジショニ
ングを確実にする。
【0034】タ−ンテ−ブル7の回転によって、前記の
モ−ルドは、ガイド部材9に沿ってタ−ンテ−ブル7の
周辺に向かって外側へとゆっくり滑動して行き、出口開
口部6を経て移送傾斜路18によって、例えば収集容器
に移送されたり又は別の加工場所に運ばれて行く。スト
リッパ22を通過した直後に、前記モ−ルドは、光電バ
リヤ19を通過する。光電バリヤ19は、分注装置14
に接続され、モ−ルドが通過する時だけ応答する、その
場合、必要に応じて、一端が開放しており、着色される
べきレンズをその中に保持しているダイ・モ−ルドF
に、後設の出口孔15を介して正確な時限で予め設定し
た量の染料溶液の添加が行なわれる。通常、染料溶液の
約1.0ml乃至約5.0ml、好適には約1.5mlが添加
される。眼科用レンズの熱処理装置が、キャスティング
・モ−ルドFに含まれた単量体混合物の重合に用いられ
る場合、分注装置14のスイッチを切っておくことがで
きる。
モ−ルドは、ガイド部材9に沿ってタ−ンテ−ブル7の
周辺に向かって外側へとゆっくり滑動して行き、出口開
口部6を経て移送傾斜路18によって、例えば収集容器
に移送されたり又は別の加工場所に運ばれて行く。スト
リッパ22を通過した直後に、前記モ−ルドは、光電バ
リヤ19を通過する。光電バリヤ19は、分注装置14
に接続され、モ−ルドが通過する時だけ応答する、その
場合、必要に応じて、一端が開放しており、着色される
べきレンズをその中に保持しているダイ・モ−ルドF
に、後設の出口孔15を介して正確な時限で予め設定し
た量の染料溶液の添加が行なわれる。通常、染料溶液の
約1.0ml乃至約5.0ml、好適には約1.5mlが添加
される。眼科用レンズの熱処理装置が、キャスティング
・モ−ルドFに含まれた単量体混合物の重合に用いられ
る場合、分注装置14のスイッチを切っておくことがで
きる。
【0035】本発明の眼科用レンズの熱処理用に設計さ
れた装置は、連続的な操作に最も適している。螺旋状に
配置された移送路Pは、該移送路が、約15分乃至約3
0分の所要の熱処理時間を確保するために比較的長いも
のとしなければならない場合においても、装置1を非常
にコンパクトなものにすることを許容する。装置1の内
部の移送路Pが、約20m乃至約30mを要するときで
も、この装置に必要なスペ−スは、約1.6m四方に過
ぎない。本発明に従って加熱要素11及び12を配置す
ることは、この装置内を移送され、重合せしめられる単
量体混合物又は着色せしめられるレンズを含むキャステ
ィング・モ−ルドFに極めて均一な熱処理を行なうこと
を確実にする。加熱コイル11及び12が、それぞれ螺
旋形をした移送路Pの上部又は下部に配置され、眼科用
コンタクトレンズを含むモ−ルドのための移送路Pと本
質的に一致せしめられており、低熱伝導性の材料から作
られた螺旋状のガイド部材9によって螺旋状の移送路P
の個々の湾曲部を仕切り形つくることによる結果とし
て、熱放射は、移送路Pの領域に集中せしめられる。装
置1内の移送の間、各モ−ルドは、移送路のサブエリア
Cの内に常に位置せしめられている。このエリアは、ガ
イド部材9の隣接する湾曲部によって一方の側が遮蔽さ
れ、二つの連続した搬送リブ8によって他の側が束縛さ
れており、このエリア内には極めて均一な温度分布が存
在することになる。
れた装置は、連続的な操作に最も適している。螺旋状に
配置された移送路Pは、該移送路が、約15分乃至約3
0分の所要の熱処理時間を確保するために比較的長いも
のとしなければならない場合においても、装置1を非常
にコンパクトなものにすることを許容する。装置1の内
部の移送路Pが、約20m乃至約30mを要するときで
も、この装置に必要なスペ−スは、約1.6m四方に過
ぎない。本発明に従って加熱要素11及び12を配置す
ることは、この装置内を移送され、重合せしめられる単
量体混合物又は着色せしめられるレンズを含むキャステ
ィング・モ−ルドFに極めて均一な熱処理を行なうこと
を確実にする。加熱コイル11及び12が、それぞれ螺
旋形をした移送路Pの上部又は下部に配置され、眼科用
コンタクトレンズを含むモ−ルドのための移送路Pと本
質的に一致せしめられており、低熱伝導性の材料から作
られた螺旋状のガイド部材9によって螺旋状の移送路P
の個々の湾曲部を仕切り形つくることによる結果とし
て、熱放射は、移送路Pの領域に集中せしめられる。装
置1内の移送の間、各モ−ルドは、移送路のサブエリア
Cの内に常に位置せしめられている。このエリアは、ガ
イド部材9の隣接する湾曲部によって一方の側が遮蔽さ
れ、二つの連続した搬送リブ8によって他の側が束縛さ
れており、このエリア内には極めて均一な温度分布が存
在することになる。
【0036】加熱コイル11及び12には、自動調温さ
れた加熱用液体が通されている。このことは、液体浴2
6中の液体温度を上げたり下げたりすること及び/又は
管系に通される加熱用液体の流量を変えることにより、
移送路Pの内部温度が極めて容易に調整されることを許
容する。この加熱様式は、一般に液体浴26の熱容量が
比較的大きいこと、前記の液体は、通常、温度変化に対
する反応が比較的遅いことから、周囲の温度変化に対し
て比較的鋭敏でない。さらに、モ−ルドFが移送される
移送路Pの幾つかの所には、移送路Pの局部的な温度を
監視する幾つかの温度センサが配置されている。予め設
定した基準値から温度が偏位した場合、温度センサは、
それに応じて調整されるべき加熱装置の加熱速度及び/
又はポンプのポンピング速度用の適当な信号を発信す
る。好適には、約40℃乃至約70℃、好適には約56
℃の温度が選定される。
れた加熱用液体が通されている。このことは、液体浴2
6中の液体温度を上げたり下げたりすること及び/又は
管系に通される加熱用液体の流量を変えることにより、
移送路Pの内部温度が極めて容易に調整されることを許
容する。この加熱様式は、一般に液体浴26の熱容量が
比較的大きいこと、前記の液体は、通常、温度変化に対
する反応が比較的遅いことから、周囲の温度変化に対し
て比較的鋭敏でない。さらに、モ−ルドFが移送される
移送路Pの幾つかの所には、移送路Pの局部的な温度を
監視する幾つかの温度センサが配置されている。予め設
定した基準値から温度が偏位した場合、温度センサは、
それに応じて調整されるべき加熱装置の加熱速度及び/
又はポンプのポンピング速度用の適当な信号を発信す
る。好適には、約40℃乃至約70℃、好適には約56
℃の温度が選定される。
【0037】回転速度を0から好適に調節し得るウォー
ムギヤモータを用いることによって、モ−ルドFのため
の移送路Pが一定の長さの場合、キャスティング・モ−
ルドFに入れられた重合されるべき単量体混合物の、又
はダイ・モ−ルドFに入れられた着色されるべきコンタ
クトレンズの熱処理の時間は、タ−ンテ−ブル7の回転
速度を変えることによって所要の至適時間に調整するこ
とができる。
ムギヤモータを用いることによって、モ−ルドFのため
の移送路Pが一定の長さの場合、キャスティング・モ−
ルドFに入れられた重合されるべき単量体混合物の、又
はダイ・モ−ルドFに入れられた着色されるべきコンタ
クトレンズの熱処理の時間は、タ−ンテ−ブル7の回転
速度を変えることによって所要の至適時間に調整するこ
とができる。
【0038】本発明の装置は、コンパクトなデザインの
ものであり、連続的な操作ができる。この装置は多くの
可能な用途を有している。例えば、特定量の染料溶液及
び着色されるべきコンタクトレンズを含むモ−ルド用の
染色乾燥オーブンとして、又はコンタクトレンズ製造の
ためのキャスティング・モ−ルドの中に含まれた単量体
混合物用の重合オーブンとして用いることができる。特
に、この装置の設計は、コンタクトレンズのための実質
的に十分に自動化された生産ラインにそれを統合するこ
とを許容する。
ものであり、連続的な操作ができる。この装置は多くの
可能な用途を有している。例えば、特定量の染料溶液及
び着色されるべきコンタクトレンズを含むモ−ルド用の
染色乾燥オーブンとして、又はコンタクトレンズ製造の
ためのキャスティング・モ−ルドの中に含まれた単量体
混合物用の重合オーブンとして用いることができる。特
に、この装置の設計は、コンタクトレンズのための実質
的に十分に自動化された生産ラインにそれを統合するこ
とを許容する。
【図1】本発明の装置の一部切り欠き斜視図
【図2】第1図の線II−IIに添って切断した断面図
【図3】第1図の装置の出口側の斜視図
1・・・・・・・・・・・ 熱処理装置 4・・・・・・・・・・・ ハウジング 5・・・・・・・・・・・ 入口開口部 6・・・・・・・・・・・ 出口開口部 7・・・・・・・・・・・ タ−ンテ−ブル 8・・・・・・・・・・・ リブ、バ− 9・・・・・・・・・・・ ガイド部材 10・・・・・・・・・ 上部プレ−ト 11,12・・・・加熱手段 14・・・・・・・・・ 分注装置 15・・・・・・・・・ 出口孔 18・・・・・・・・・ 移送傾斜路 19・・・・・・・・・ 光電バリヤ 21・・・・・・・・・ シャフト 24・・・・・・・・・ 下部プレ−ト 25・・・・・・・・・ 液体浴の加熱装置 26・・・・・・・・・ 液体浴 F・・・・・・・・・・・ モ−ルド、キャスティング・モ−ルド、
ダイ・モ−ルド P・・・・・・・・・・・ 移送路
ダイ・モ−ルド P・・・・・・・・・・・ 移送路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 テオ バッハマン ドイツ国 8751 ハイゲンブリュッケン フリューリンクシュトラーセ 10 (72)発明者 ヘルムート ガイス ドイツ国 8752 クラインオストハイム ベルクシュトラーセ 1 (72)発明者 ロータル ハーゼ ドイツ国 5222 モールスバッハ/ジーク ハーナー シュトラーセ 55
Claims (21)
- 【請求項1】 入口及び出口開口部(5、6)を有する
閉鎖型のほぼ円筒形のハウジング(4);該ハウジング
内に配置され、該入口及び出口開口部と接続する開放型
の移送路(P)に沿ってモ−ルド内に置かれた眼科用レ
ンズを移送する移送手段;及びハウジング内に配置され
た加熱手段(11、12)よりなる眼科用レンズ、特に
コンタクトレンズの熱処理用装置であって、ハウジング
(4)内の移送路(P)が、本質的に螺旋状の形をな
し、加熱手段(11、12)が、本質的に移送路(P)
の上部及び下部に配置されていることを特徴とする装
置。 - 【請求項2】 加熱手段(11、12)が、移送路
(P)の上部及び下部にほぼ螺旋状に配置され、眼科用
レンズのための移送路(P)と実質的に一致している請
求項1に記載の装置。 - 【請求項3】 移送路(P)の上部及び下部にある加熱
手段(11、12)が、管状の加熱コイルの系として設
計されており、それを通して液体が流れ、それが自動調
温可能な液体浴(25、26)に接続されている請求項
1又は2に記載の装置。 - 【請求項4】 加熱手段(11、12)が、ハウジング
(4)内の固定した位置であって、一方が他方の上にあ
るように配置された約40mm乃至約60mmの間隔(d)
をあけた二枚のほぼ円形のプレ−ト(10、24)の上
に配置され;前記の移送手段が、上部及び下部のプレ−
ト(10、24)の間に配置された回転可能なタ−ンテ
−ブル(7)によって形成され;そして、移送路(P)
が、上部プレ−ト(10)上にほぼ螺旋形に配置され、
上部プレ−ト(10)からタ−ンテ−ブル(7)の方向
に垂直に突き出しているガイド部材(9)によって成り
立っている請求項1乃至3の何れか一つに記載の装置。 - 【請求項5】 タ−ンテ−ブル(7)が、上部プレ−ト
(10)から約30mm乃至約35mmの間隔(w)の所に
配置されている請求項4に記載の装置。 - 【請求項6】 上部プレ−ト(10)に面しているタ−
ンテ−ブル(7)の上側が、該タ−ンテ−ブルのほぼ中
心から該タ−ンテ−ブルのほぼ外側のへりに延びている
リブ、バ−(8)又はこれらと同等の搬送部材を備えて
いる請求項4又は5に記載の装置。 - 【請求項7】 ガイド部材(9)が、少なくとも上部プ
レ−ト(10)とタ−ンテ−ブル(7)との間の距離
(w)の半分まで、好適にはリブ、バ−又はこれらと同
等の搬送部材の直ぐ近くまで延びている請求項6に記載
の装置。 - 【請求項8】 螺旋状のガイド部材(9)の隣接する湾
曲部が、約35mm乃至約45mmの間隔(s)で隔てられ
ている請求項4乃至7の何れか一つに記載の装置。 - 【請求項9】 ガイド部材(9)が、移送路(P)のそ
れぞれ隣接する湾曲部に関して熱障壁部材として形成さ
れている請求項4乃至8の何れか一つに記載の装置。 - 【請求項10】 タ−ンテ−ブル(7)が、モータで駆
動されるものであり、その回転速度が、調節可能である
請求項4乃至9の何れか一つに記載の装置。 - 【請求項11】 タ−ンテ−ブル(7)の駆動源が、ウ
ォームギヤモータである請求項10に記載の装置。 - 【請求項12】 入口開口部(5)が、ハウジング
(4)の中心付近に配置され、出口開口部(6)が、ハ
ウジングの側壁の領域に備えられている請求項4乃至1
1の何れか一つに記載の装置。 - 【請求項13】 入口開口部(5)が、ハウジング
(4)の上側から上部プレ−ト(10)を通り抜け、タ
−ンテ−ブル(7)の直ぐ近く迄延びている垂直に配置
されたシャフト(21)につながっている請求項12に
記載の装置。 - 【請求項14】 シャフト(21)が、直径約30mm乃
至約35mmのほぼ円形の断面を有する請求項13に記載
の装置。 - 【請求項15】 眼科用レンズを含むモ−ルド(F)を
入口開口部(5)に移送することが可能な移送手段、例
えば、連続的に作動するモータ駆動のコンベヤーベルト
が、入口開口部(5)の上で終わっている請求項13又
は14に記載の装置。 - 【請求項16】 眼科用レンズを含むモ−ルド(F)の
正確なポジショニングを確実にすべく備えられるストリ
ッパが、シャフト(21)の出口、タ−ンテ−ブル
(7)手前に配置されている請求項15に記載の装置。 - 【請求項17】 出口開口部(6)が、タ−ンテ−ブル
(7)の周辺のほぼ接線方向に向けられてハウジング
(4)の外側に配置された移送傾斜路(18)につなが
っている請求項12乃至16の何れか一つに記載の装
置。 - 【請求項18】 定量可能な量の染料溶液を分注する装
置(14)が備えられ、その出口孔(15)が、入口開
口部(5)の下流であって移送路(P)の最も内側の湾
曲部の領域に配置されている請求項1乃至18の何れか
一つに記載の装置。 - 【請求項19】 光電バリヤ(19)、好適には赤外線
スキャナーが、入口開口部(5)と分注装置(14)の
出口孔(15)との間に配置されている請求項18に記
載の装置。 - 【請求項20】 一端が開放しているダイ・モ−ルド
(F)に入れられた着色されるべきコンタクトレンズの
ための染色乾燥オーブンとしての請求項1乃至19の何
れか一つに記載の装置(1)の用途。 - 【請求項21】 コンタクトレンズ製造用のキャスティ
ング・モ−ルド(F)内に含まれる単量体混合物の重合
のための重合用オーブンとしての請求項1乃至19の何
れか一つに記載の装置(1)の用途。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP92810196 | 1992-03-18 | ||
CH92810196.3 | 1992-03-18 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0611669A true JPH0611669A (ja) | 1994-01-21 |
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ID=8211885
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5058206A Pending JPH0611669A (ja) | 1992-03-18 | 1993-03-18 | 眼科用レンズ、特にコンタクトレンズの熱処理用装置 |
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FI (1) | FI931142A (ja) |
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MX (1) | MX9301482A (ja) |
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TW (1) | TW207986B (ja) |
ZA (1) | ZA931896B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160121277A (ko) * | 2015-04-10 | 2016-10-19 | 주식회사 매직콘 | 콘택트렌즈 성형 장치 |
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- 1993-03-15 FI FI931142A patent/FI931142A/fi not_active Application Discontinuation
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- 1993-03-16 AU AU35286/93A patent/AU3528693A/en not_active Abandoned
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- 1993-03-17 NO NO93930973A patent/NO930973L/no unknown
- 1993-03-17 US US08/032,232 patent/US5340399A/en not_active Expired - Lifetime
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