JPS5820192Y2 - 外部加熱型の油揚げ装置 - Google Patents

外部加熱型の油揚げ装置

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JPS5820192Y2
JPS5820192Y2 JP12883780U JP12883780U JPS5820192Y2 JP S5820192 Y2 JPS5820192 Y2 JP S5820192Y2 JP 12883780 U JP12883780 U JP 12883780U JP 12883780 U JP12883780 U JP 12883780U JP S5820192 Y2 JPS5820192 Y2 JP S5820192Y2
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JP
Japan
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oil
frying pan
chamber
width direction
heating device
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JP12883780U
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JPS5751427U (ja
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初雄 桜沢
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、外部加熱型の油揚げ装置に関し、特に、フ
ライパンの底部幅方向に、フライパン内に連通ずる複数
の室を並べるとともに、加熱装置に連絡された主管路に
、前記室に個別に連続する枝管路を並列に接続し、各枝
管路には、各室に供給される油量を均一に調整するため
の弁を設けて、フライパン内の油温をフライパン幅方向
において均一にする。
従来の外部加熱型の油揚げ装置は、フライパン底部に、
幅方向に延在する室を設け、この室に外部加熱装置から
管路を介して油を導入したうえ、この送油圧力により室
からフライパン内に油を送込んでいた。
しかしながら、外部から室に油を導入する管が1本であ
り、しかも室はフライパンの幅方向に延在しているため
、室からフライパン内に送込まれる油量は、幅方向の各
部分において均一でない問題があった。
このことは、フライパン内の幅方向における油温の不均
一をもたらす結果、フライパン内を通過する食品の油揚
げ状態が、食品の通過場所によって不均一となって表わ
れる。
そこでこの考案の目的は、加熱された油をフライパンの
幅方向において、均一に供給することにあり、またこの
考案の目的は、油の全体の供給量を変化させても、フラ
イパンの幅方向には常時均一の油供給量を得ることにあ
る。
すなわちこの考案は、フライパン1内と外部の加熱装置
2とを管路により連結して、該加熱装置2により加熱さ
れて導入されたフライパン1内の油3中に無端コンベヤ
4を通過させて、該コンベヤ4による移送中に食品5を
油揚げする装置において、フライパン1の底部幅方向に
、フライパン1内に連通ずる複数の室6を並べるととも
に、加熱装置2に連絡された主管路7に、前記室6に連
続する枝管路8を並列に接続し、さらに各枝管路8には
、各室6に供給される油3量を均一に調整するための弁
9を設けた外部加熱型の油揚げ装置を提供する。
つぎに、この考案を図示実施例にしたがって説明する。
まず構成を説明すると、1がフライパンであり、その底
部1Cのうち、入口1a部分の底部と出口1b部分の底
部とが傾斜し、中央部分の底部が深く且つ水平に形成さ
れている。
このフライパン1内には食用油3が充填されており、し
かも、無端コンベヤ4が入口1aから出口1bまでの間
で油3中を通過するように掛渡しである。
無端コンベヤ4は、幅方向両側に無端状のチェノ10を
有し、両チェン10の間に枠がスラットコンベヤのよう
に掛渡してあり、この夫々の枠に複数の容器11が幅方
向に向けて一列に固定してある。
かくしてコンベヤ4は、幅方向の容器11の数と同数の
列をなした容器11が無端状に連続して形成される。
容器11は、少なくとも底部に多数の小孔が穿ってあり
、即席麺などの内部食品5が油3に浸漬できるようにな
っている。
そして無端コンベヤ4は、チェノ10がガイド(図示し
ない)によって案内されるようになっており、したか゛
つて第1図のようにフライパン1の底部1Cに沿った経
路になっている。
12はコンベヤ4の機枠であり、入口1aより外側にお
いて、コンベヤ4の容器11に食品5を受入れる受入部
13が形成され、また、出口1bより外側において、容
器11から食品5を排出する排出部14が形成される。
そして、機枠12には、]無無端コンベヤの回転軸とガ
イドが支持されていて、この機枠12の上昇により無端
コンベヤ4も一体に上昇するようになっている。
15は押えコンベヤであり、無端コンベヤ4と同速に移
動し、且つ油3中において容器11の上面を覆う蓋をな
す。
この押えコンベヤ15も、幅方向両端に無端状のチェノ
を有し、両チェンの間に板体がスラットコンベヤのよう
に掛渡してあって、この板体が前記蓋をなす。
したがって板体には多数の小孔を穿っておくことも好適
である。
そして、この押えコンベヤ15も、ガイド(図示しない
)によって案内されるようになっており、しかも無端コ
ンベヤ4と同様に機枠12に支持されて、機枠12の上
昇により押えコンベヤ15も上昇するようになっている
16は揚重機であって、立設されたスクリューシャツH
6aと、これに噛合うギヤを内蔵したギヤボックス16
bと、ギヤを回転させる回転軸16 Cとからなり、
ギヤボックス16 bが機枠12に固定してあって、回
転軸16 Cの回転により、機枠12が昇降するように
構威しである。
17が回転軸16 Cを回転させるモータであり、これ
は機枠12に設置された蓋18上に設置しである。
また蓋18上には、無端コンベヤ4と押えコンベヤ15
とを駆動するモータ19も設置されている。
フライパン1の底部1Cには、その水平な部分において
、フライパン1内に連通ずる室6を設ける。
室6は、底部1Cが凹陥するように形成され、フライパ
ン1の幅方向に向けて複数並べられる。
この実施例ではフライパン1と一体または別体の板体を
用いてフライパン1の底部1Cを幅方向に長く凹陥させ
、且つ仕切板6aにより仕切って、幅方向に4つの室6
を形成している。
そしてこの4つの室6を1組として、その組Rをフライ
パン1の長手方向に4つ設けている。
各室6の一側には油3を室6に供給するための枝管路8
の先端が臨み、その他側は斜面6bをなす。
また室6の上面には、室6を斜面6b上部においてフラ
イパン1内と連通ずるように開口部6Cを形成する天板
6dが設置され、この天板6dは、ヒンジ6eによりフ
ライパン1の底部1Cに取付けられ、天板6dの回動に
より室6は上面が開放できるように構成しである。
かかる室6の組Rは、フライパン1の入口1a側の2組
が、開口部6Cを入口1a方向に向け、且つ出口1b側
の2組が開口部6Cを出口1b方向に向けである。
そして、フライパン1の底部1C長手方向中央には、排
油室20が凹陥して形成される。
排油室20は、上面全体が開口されてフライパン1内に
連通し、且つフライパン1の幅方向に延在している。
前記室6と排油室20と外部の加熱装置2との回路図が
第4図に示される。
加熱装置2はフライパン1とは別に設けられた熱交換器
からなり、熱源21であるボイラと連結されていて、熱
蒸気により油を加熱するようになっている。
加熱装置2の吐出側には、4本の主管路7が並列に連続
するとともに、各主管路7には、組Rをなす4つの室6
に各連続する4本の枝管路8を並列に接続しである。
かくして1本の主管路7は1つの組Rに給油する機能を
有する。
そして各主管路7には流量調節のための弁22が設けら
れ、また、各枝管路8には、1つの組Rの各室6に供給
される油3量を均一に調整するための弁9が設けである
また排油室20はフィルタ23を備えた戻り管路24を
介してポンプ25の吸込側に連続し、ポンプ25の吐出
側は加熱装置2の入口に連続している。
次に作用を説明する。
フライパン1.室6.管路7,8.24等の内部には、
フライパン1内に常時所定量の油3が備えられるように
油3か゛充填されている。
そして油3はポンプ25により吐出されて加熱装置2で
熱交換され加熱されて主管路7に至る。
そして弁22により設定される量の油3が枝管路8に分
岐されて室6に供給される。
主管路7から各枝管路8には、主管路7と各枝管路8と
の距離が同一ではない等の原因で、均一量の油が供給さ
れないため、弁9により、同一の組Rの各枝管路8を均
一量の油が通過するように予め設定しておく。
これにより同一の組Rの各室6には均等量の油が供給さ
れ、これが室6の斜面6bに案内されて開口部6Cから
フライパン1内に供給される。
かくして、加熱された油3がフライパン1内に、幅方向
に均等に供給されるため、油3の温度分布はフライパン
1の幅方向において均一になる。
そして前記供給された量と同一量の油が排油室20から
戻り管路24に吸引され、途中フィルタ23で濾過され
、ポンプ25を経て加熱装置2に送られ、ここで再度加
熱されて前記のとおりフライパン1内に循環する。
また、フライパン1内の油温分布を、長手方向において
変化させる場合は、4つの主管路7の各弁22を調節し
て各組Rからの油供給量を変化させることによりなす。
例えば人口1a付近の油温を出口1b付近より高くする
場合は、入口1a側の組Rからの油供給量を出口1b側
のそれより大にすればよい。
そして、各組Rからの油供給量を弁22により変更させ
ても、各組Rにおける4つの室6間の油供給量は、弁9
により等しく設定されているから、各組R付近のフライ
パン1内の油温は幅方向において均一性が保持される。
かくしてフライパン1の長平方向において適宜な温度分
布を有し、且つ幅方向において均一な温度分布を有する
油3中を、即席麺等の食品5が、無端コンベヤ4の容器
11内に収容されて通過し、この通過中に油揚げされる
容器11内への食品5の供給は受入部13においてなし
、フライパン1の出口1bから出た食品5は排出部14
において無端コンベヤ4の反転時に容器11から排出さ
れて次工程に供給される。
そして油3中を通過中には、容器11の上面は押えコン
ベヤ15により覆われるため、食品5が浮上して容器1
1から離れることが防止される。
また、フライパン1内を掃除するときには、モータ17
を回転させることにより揚重機16を作動させる。
すなわち、回転軸6Cの回転により、ギヤボックス16
b内のギヤを回転させるとギヤボックス16bがスク
リューシャツH6aに沿って上昇して機枠12を引き上
げる。
これに伴って機枠12に支持された蓋18と、無端コン
ベヤ4と、押えコンベヤ15とが一体に上昇するから、
フライパン1の上面は開放され、且つ内部には油3だけ
が残る。
したがって、油3を排出すればフライパン1の底部1C
上面に沈下した食品5の破片等の掃除が容易に行なえる
このとき、室6上面の天板6dを、ヒンジ6eを中心に
回動させて室6上面を開放すれば、室6内の掃除も容易
になし得る。
以上から明らかなように、この考案によれば、フライパ
ンの底部幅方向に、フライパン内に連通ずる複数の室を
並べるとともに、加熱装置に連絡された主管路に、前記
室に個別に連続する枝管路を並列に接続し、さらに各枝
管路には、各室に供給される油量を均一に調整するため
の弁を設けたため、フライパンの幅方向において油温を
常時均一に保持することができる。
また、幅方向に連続する室への給油総量を変化させても
、各室への給油率が弁により調整されて同一であるから
、フライパン幅方向における油温は均一に上昇または下
降する。
したがってフライパン内の油温は幅方向において同一で
あるから、無端コンベヤによって移送される食品を、複
数の列をなしていても各列を均一に油揚げ処理すること
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例を示す正面図、第2図は
、室の平面図、第3図は、第2図のIII−III線断
面図、第4図は、回路図である。 図中 1はフライパン、2は加熱装置、3は油、4は無
端コンベヤ、5は食品、6は室、7は主管路、8は枝管
路、9は弁である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フライパン内と外部の加熱装置とを管路により連結して
    、該加熱装置により加熱されて導入されたフライパン内
    の油中に無端コンベヤを通過させて、該コンベヤによる
    移送中に食品を油揚げする装置において、フライパンの
    底部幅方向に、フライパン内に連通ずる複数の室を並べ
    るとともに、加熱装置に連絡された主管路に、前記室に
    個別に連続する枝管路を並列に接続し、さらに各枝管路
    には、各室に供給される油量を均一に調整するための弁
    を設けたことを特徴とする外部加熱型の油揚げ装置。
JP12883780U 1980-09-10 1980-09-10 外部加熱型の油揚げ装置 Expired JPS5820192Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12883780U JPS5820192Y2 (ja) 1980-09-10 1980-09-10 外部加熱型の油揚げ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12883780U JPS5820192Y2 (ja) 1980-09-10 1980-09-10 外部加熱型の油揚げ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5751427U JPS5751427U (ja) 1982-03-24
JPS5820192Y2 true JPS5820192Y2 (ja) 1983-04-26

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ID=29489204

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JP12883780U Expired JPS5820192Y2 (ja) 1980-09-10 1980-09-10 外部加熱型の油揚げ装置

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