JPH06116245A - 2,4−ジオキソ−イミダゾリジン−誘導体 - Google Patents
2,4−ジオキソ−イミダゾリジン−誘導体Info
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- JPH06116245A JPH06116245A JP5098098A JP9809893A JPH06116245A JP H06116245 A JPH06116245 A JP H06116245A JP 5098098 A JP5098098 A JP 5098098A JP 9809893 A JP9809893 A JP 9809893A JP H06116245 A JPH06116245 A JP H06116245A
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Abstract
造方法及びこれの使用方法。一般式Iの化合物の具体例
には次のものがある:(5- (S)- (3- グアニジノ
プロピル)- 2,4- ジオキソ- イミダゾリジン- 3-
イル)- アセチル- L- アスパルチル- L- フエニルア
ラニン- (4- アミノブチル)- アミド- アセタート。 【効果】 血小板凝集、癌細胞の転移及び骨表面での食
骨細胞形成の阻害物質として有効である。
Description
ミダゾリジン- 誘導体、その製造方法及びこれを血小板
凝集阻害物質として使用する方法に関する。
公報並びに公開されていないドイツ特許出願第4126
277.8号明細書中に、血小板凝集阻害作用を有する
ヒダントイン誘導体が記載されている。別の研究では、
本発明の化合物が血小板凝集の著しい阻害物質であるこ
とも示す。
1〜4の整数である。)、又は
中nは1〜6の整数である。)、-(CH2)p - C6 H4-
NH- X、-(CH2)p - C6 H4-C(=NH)-NH2又
は-(CH2)p - C6 H4-CH2-NH- X(式中pは夫々
1又は2を示す。
又は -C(=NH)-NH2 を示す;Xは水素、(C1-C
6)- アルキル又は式II
に無関係に水素又は(C1-C6)-アルキルである;R2
は水素又は(C1-C6)- アルキルを示す;R3 は水素又
はフエニルを示す;R4 は -COOR5 、- CO- N
(CH3)- R5 又は -CO- NH- R5 を示す;R5 は
(C1-C28)-アルキルを示す;これは a)モノ- 又はジ-(C1-C18)-アルキルアミノカルボニ
ル、アミノ-(C2-C14)-アルキルアミノカルボニル、ア
ミノ-(C1-C3)- アルキルフエニル-(C1-C3)- アルキ
ルアミノカルボニル、(C1-C18)-アルキルカルボニル
アミノ-(C1-C3)- アルキルフエニル-(C1-C3)- アル
キルアミノカルボニル又は(C1-C18)-アルキルカルボ
ニルアミノ-(C2-C14)-アルキルアミノカルボニルによ
って置換されている、但しアルキル基は一方でヒドロキ
シ、アミノ、メルカプト、(C1-C18)-アルコキシ、ハ
ロゲン、ニトロ、トリフルオロメチル、(C6-C14)-ア
リール又は(C6-C14)-アリール-(C1-C8)- アルキル
によって置換されていてよく、これは b)場合により更に加えてヒドロキシ、ヒドロキシカル
ボニル、アミノカルボニル、アミノ、メルカプト、(C
1-C18)-アルコキシ、(C1-C18)-アルコキシカルボニ
ル、(C6-C14)-アリール-(C1-C3)- アルコキシカル
ボニル、(C3-C8)- シクロアルキル、ハロゲン、ニト
ロ、トリフルオルメチル又はR6 の群から選ばれた同一
又は異なる基によって1- 又は数回置換されている;R
6 は(C6-C14)-アリール、(C6-C14)-アリール-(C
1-C8)- アルキル、単- 又は二環状5- 〜12- 員成ヘ
テロ環状環──これは芳香族で、部分的に水素化又は完
全に水素化されていてよく、ヘテロ元素として2又は3
個の同一又は異なる窒素- 、酸素- 又はイオウ- 原子を
含有することができる─、又は残基R7 を示し、この際
アリール- 及びこれとは無関係にヘテロ環状- 残基は、
(C1-C18)-アルキル、(C1-C18)-アルコキシ、ハロ
ゲン、ニトロ及びトリフルオロメチルより成る群から選
ばれた同一又は異なる残基によって場合により1- 又は
数回置換されていてよい;R7 は -NR8 R9 、 -OR
8 、 -SR8 、アミノ酸側鎖、天然又は非天然アミノ酸
- 、イミノ酸- 、場合によりN-(C1-C8)- アルキル化
された又は(C6-C14) アリール-(C1-C8)- アルキル
化されたアザアミノ酸- 又はジペプタイド- 残基──こ
の場合ペプチド結合を還元してNH- CH2 となすこと
ができる──、並びにそのエステル及びアミド──この
際遊離官能基は場合により水素又はヒドロキシメチルに
よって置換されてよいか又はペプチド化学に於て通常の
保護基によって保護されていてよい──、あるいは -C
OR7'(式中R7'はR7 と同一の意味を有する。)を示
す;R8 は水素、(C2-C18)-アルキル、(C6-C14)-
アリール-(C1-C8)- アルキル、(C1-C18)-アルキル
カルボニル、(C1-C18)-アルコキシカルボニル、(C
6-C14)-アリール-(C1-C18)-アルコキシカルボニル─
─この際アルキル基は場合によりアミノ基によって置換
されていてよい──、天然又は非天然アミノ酸- 、イミ
ノ酸- 、場合によりN-(C1-C8)- アルキル化された又
は(C6-C14)-アリール-(C1-C8)- アルキル化された
アザアミノ酸-又はジペプチド- 残基──この場合ペプ
チド結合を還元してNH- CH2 となすことができる─
─、を示す;R9 は水素、(C1-C18)-アルキル、(C
6-C14)-アリール又は(C6-C14)-アリール-(C1-C8)
- アルキルを示す。〕の化合物並びにその薬理学的に相
容な塩に関する。
い。好ましいアルキル基は、メチル、エチル、n- プロ
ピル、i- プロピル、n- ブチル、i- ブチル、s- ブ
チル及びt- ブチルである。同じことがアルコキシ、ア
ルコキシカルボニル又はアラルキルのような残基に対し
ていえる。
クロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロ
ヘキシル、シクロヘプチル及びシクロオクチルであり、
しかしこれらはたとえば(C1-C4)- アルキルによって
置換されていてよい。置換基の例は、4- メチルシクロ
ヘキシル及び2,3- ジメチルシクロペンチルである。
ニル、ナフチル、ビフエニル又はフルオレニルであり、
この際フエニル及びナフチルが好ましい。同じことがア
ラルキル又はアリールカルボニルの様な残基に対しても
いえる。アラルキル基は、特にベンジル並びに1- 及び
2- ナフチルメチルであり、これらは置換されていても
よい。置換されたアラルキル基は、たとえばハロベンジ
ル又は(C1-C4)- アルコキシベンジルである。
基は1,2- 、1,3- 又は1,4- 位で相互に存在す
る。1,3- 及び1,4- 位が好ましい。前記定義の範
囲のヘテロ環は、たとえばピロリル、フリル、チエニ
ル、イミダゾリル、ピラゾリル、オキザゾリル、イソオ
キザゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、テトラゾリ
ル、ピリジル、ピラジニル、ピリミジニル、インドリ
ル、イソインダゾリル、フタラジニル、キノリル、イソ
キノリル、キノキサリニル、キナゾリニル、キノリニル
又はベンゾ- 融合されたシクロペンタ- 、シクロヘキサ
- 又はシクロヘプタ- 融合された、これらの残基の誘導
体である。
ド、(C1-C7)- アルキル、たとえばメチル又はエチ
ル、フエニル又はフエニル-(C1-C4)- アルキル、たと
えばベンジルによって及び(又は)1又は数個の炭素原
子が(C1-C4)- アルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、
(C1-C4)- アルコキシ、たとえばメトキシ、フエニル
-(C 1-C4)- アルコキシ、たとえばベンジルオキシ又は
オキソによって置換されている、そして一部又は完全に
飽和していしよい。
ロリル、フエニル- ピロリル、たとえば4- 又は5- フ
エニル -2- ピロリル、2- フリル、2- チエニル、4
- イミダゾリル、メチル- イミダゾリル、たとえば1-
メチル -2- 、4- 又は5-イミダゾリル、1,3- チ
アゾール -2- イル、2- 、3- 又は4- ピリジル、2
- 、3- 又は4- ピリジル -N- オキシド、2- ピラジ
ニル、2- 、4- 又は5- ピリミジニル、2- 、3- 又
は5- インドリル、置換された2- インドリル、たとえ
ば1- メチル- 、5- メチル- 、5- メトキシ- 、5-
ベンジルオキシ- 、5- クロル- 又は4,5- ジメチル
-2- インドリル、1- ベンジル -2-又は3- インド
リル、4,5,6,7- テトラヒドロ -2- インドリ
ル、シクロヘプタ〔b〕- 5- ピロリル、2- 、3- 又
は4- キノリル、1- 、3- 又は4- イソキノリル、1
- オキソ -1,2- ジヒドロ -3- イソキノリル、2-
キノキシリニル、2- ベンゾフラニル、2- ベンゾチエ
ニル、2- ベンゾオキサゾリル又はベンゾチアゾリルで
ある。一部水素化された又は完全に水素化されたヘテロ
環状環は、たとえばジヒドロピリジニル、ピロリジニ
ル、たとえば2- 、3-又は4 -N- メチルピロリジニ
ル、ピペラジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、
テトラヒドロチエニル、ベンゾジオキソラニルである。
ヨード、特にフルオル又はクロルを示す。天然及び非天
然アミノ酸は、キラルである場合D- 又はL- 型で存在
することができる。α- アミノ酸が好ましい。たとえば
次のものが挙げられる(ホウベン- ヴェイル、有機化学
の方法、第XV/1及び2、シュツットガルト、197
4参照); Aad、Abu δAbu、ABz、2ABz、Ac
a、Ach、Acp、Adpd、Ahb、Aib、βA
ib、Ala、βAla、ΔAla、Alg、All、
Ama、Amt、Ape、Apm、Apr、Arg、A
sn、Asp、Asu、Aze、Azi、Bai、Bp
h、Can、Cit、Cys、(Cys)2、Cyta、
Daad、Dab、Dadd、Dap、Dapm、Da
su、Djen、Dpa、Dtc、Fel、Gln、G
lu、Gly、Guv、hAla、hArg、hCy
s、hGln、hGlu、His、hIle、hLe
u、hLys、hMet、hPhe、hPro、hSe
r、hThr、hTrp、hTyr、Hyl、Hyp、
3Hyp、Ile、Ise、Iva、Kyn、Lan
t、Lcn、Leu、Lsg、Lys、βLys、ΔL
ys、Met、Mim、Min、nArg、Nle、N
va、Oly、Orn、Pan、Pec、Pen、Ph
e、Phg、Pic、Pro、ΔPro、Pse、Py
a、Pyr、Pza、Qin、Ros、Sar、Se
c、Sem、Ser、Thi、βThi、Thr、Th
y、Thx、Tia、Tle、Tly、Trp、Trt
a、Tyr、Val、Tbg、Npg、Chg、Ch
a、Thia、2,2- ジフエニルアミノ酢酸、2-(p
-トリル)-2- フエニルアミノ酢酸、2-(p- クロルフ
エニル)アミノ酢酸。
酸の側鎖を意味する。アザアミノ酸は、天然又は非天然
アミノ酸であり、この際中央成分 -CHR- 又は -CH
2-を-NR- 又は -NH- に代える。
ばれるヘテロ環の残基が挙げられる:ピロリジン -2-
カルボン酸;ピペリジン -2- カルボン酸;テトラ- ヒ
ドロイソキノリン -3- カルボン酸;デカヒドロイソキ
ノリン -3- カルボン酸;オクタヒドロインドール -2
- カルボン酸;デカヒドロキノリン -2- カルボン酸;
オクタヒドロシクロペンタ〔b〕ピロール -2- カルボ
ン酸;2- アザ- ビシクロ -〔2.2.2〕オクタン -
3- カルボン酸;2- アザビシクロ〔2.2.1〕ヘプ
タン -3- カルボン酸;2- アザビシク〔3.1.0〕
ヘキサン -3- カルボン酸;2- アザスピロ〔4.4〕
ノナン -3- カルボン酸;2- アザスピロ〔4.5〕デ
カン -3- カルボン酸;スピロ(ビシクロ〔2.2.
1〕- ヘプタン)-2,3- ピロリジン -5- カルボン
酸;スピロ(ビシクロ〔2.2.2〕オクタン)-2,3
- ピロリジン -5- カルボン酸;2- アザトリシクロ
〔4.3.0.16.9 〕- デカン -3- カルボン酸;デ
カヒドロシクロヘプタ〔b〕ピロール -2- カルボン
酸;デカヒドロシクロオクタ〔c〕ピロール -2- カル
ボン酸;オクタヒドロシクロペンタ〔c〕ピロール -2
- カルボン酸;オクタヒドロ-イソインドール -1- カ
ルボン酸;2,3,3a,4,6a- ヘキサ- ヒドロシ
クロペンタ〔b〕ピロール -2- カルボン酸;2,3,
3a,4,5,7a- ヘキサヒドロインドール -2- カ
ルボン酸;テトラヒドロ- チアゾール -4- カルボン
酸;イソオキサゾリジン -3- カルボン酸;ピラゾリジ
ン -3- カルボン酸;ヒドロキシピロリン -2- カルボ
ン酸;これらすべては場合により置換されていてよい
(次式参照):
国特許第4344949号、第4,374,847号及
び第4,350,704号明細書;ヨーロッパ特許公開
第29,488号、第31,741号、第46,953
号、第49,605号、第49,658号、第50,8
00号、第51,020号、第52,870号、第7
9,022号、第84,164号、第89,637号、
第90,341号、第90,362号、第105,10
2号、第109,020号、第111,873号、第2
71,865号及び第344,682号公報から公知で
ある。
アミノ酸、イミノ酸及びアザアミノ酸を含有することが
できる。更に、天然又は非天然アミノ酸、イミノ酸、ア
ザアミノ酸及びジペプチドは、エステル又はアミドとし
て、たとえばメチルエステル、エチルアミド、セミカル
バジド又はω- アミノ-(C4-C8)- アルキルアミドとし
ても存在することができる。
基を保護することができる。適する保護基、たとえばウ
レタン保護基、カルボキシル保護基及び側鎖保護基は、
Hubbuch, Kontakte(メルク)1979,No.3、第1
4〜23頁、及びBuellesbach, Kontacte(メルク) 19
80、No.1、第23〜35頁に記載されている。特
に次のものが挙げられる:Aloc、Pyoc、Fmo
c、Tcboc、Z、Boc、Ddz、Bpoc、Ad
oc、Msc、Moc、Z(NO2)、Z(Haln ) 、
Bobz、Iboc、Adpoc、Mboc、Acm、
t.- ブチル、OBzl、ONbzl、OMbzl、B
zl、Mob、Pic、Trt. 一般式Iの化合物の生理学的に相容な塩は、特に薬学的
に使用可能な又は非毒性塩である。
カルボキシを含有する一般式Iの化合物から、アルカリ
- 又はアルカリ土類金属、たとえばNa、K、Mg及び
Caと共に、並びに生理学的に相容な有機アミン、たと
えばトリエチルアミン及びトリス-(2- ヒドロキシ−エ
チル)-アミンと共に形成する。
ノ基を含有する一般式Iの化合物は、無機酸、たとえば
塩酸、硫酸又はリン酸と共に及び有機カルボン- 又はス
ルホン酸、たとえば酢酸、クエン酸、安息香酸、マレイ
ン酸、フマール酸、酒石酸及びp- トルオールスルホン
酸塩と共に形成する。
- CO- (式中mは1又は2を示す。)、又は
(=NH)-NH2 ; -CH2-C6 H4-C(=NH)-NH
2 又は -CH2-C6 H4-CH2-NH2 を示す;R2 は水
素又はメチルを示す;R3 は水素を示す;R4 は -CO
- NH- R5 を示し、その際 -NH- R5 はα- アミノ
酸残基のω- アミノ-(C2-C8)- アルキルアミドを示す
ものが好ましい。
エニルアラニン- 又はフエニルグリシン- 残基の4- ア
ミノブチルアミドであるのが特に好ましい。本発明によ
る一般式Iの化合物を、一般式III
造することができ、この際上記式中R 1 〜R4 及びYは
上述の意味を有する。一般式IIIの化合物と一般式I
Vの化合物との縮合に、ペプチド化学の公知方法を使用
するのが有利である(たとえばホウベン- ヴェイル、有
機化学の方法,第15/1及び15/2巻、シュツット
ガルト、1974)。
基を可逆的な保護基によって保護することが必要であ
る。同じことが一般式IVの化合物のカルボキシル基に
対してもいえる。これはベンジル- 又はt.ブチルエス
テルとして存在するのが好ましい。生じうるアミノ基が
ニトロ- 又はシアノ基として存在し、カップリング後初
めて水素化によって形成される場合、アミノ基- 保護は
不必要である。
方法で離脱する。たとえばNO2-基(グアニジノ保
護)、ベンジルオキシカルボニル基及びベンジルエステ
ルを、水素化除去することができる。t.- ブチルタイ
プの保護基を、酸性離脱し、一方で9- フルオレニルメ
トキシカルボニル残基を第二アミンによって除去する。
ることができる:アミノ酸、N- アルキルアミノ酸又は
好ましくはそのメチル- 、エチル- 、ベンジル- 又は
t.- ブチルエステル、たとえば一般式V
る。)の化合物とたとえば一般式VI O=C=N-(CH2)m - COOCH3 (VI) (式中mは上述の意味を有する。) イソシアナートアルカンカルボン酸エステルとの反応に
よって、一般式VII
てエステル官能基のけん化下に閉環して、一般式III
a
ノ基を保護基、たとえばNO2 又はMtrによってブロ
ックすることができる。同様にアミノ基は側鎖中に保護
された形で(たとえばBoc- 又はZ- 誘導体として)
又は更にNO2-又はシアノ官能基として存在しなければ
ならない。これはその後還元してアミノ基へ、あるいは
シアノ基の場合ホルムアミジノ基に変わることができ
る。一般式IIIb
ボン酸エステルの代りにアミノ安息香酸エステルのイソ
シアナートを使用する場合に同様に得ることができる。
一般式IIIc
- (Graenacher)及びランドルト(Landolt) 、Helve. Chi
m. Acta 10(1927)808と同様にして得ること
ができる。
アミド、アミノ酸- 又はペプチド- 残基を示す。)のヒ
ダントインが、一般式X R12- O- CO- NH- CHR10- CO- NH- CH- CO- R11 (X) (式中R10及びR11は上述の意味を有し、R12はベンジ
ル又はt.- ブチルを示す。)のアルキルオキシカルボ
ニル- 又はアラルキルオキシカルボニルペプチドの塩基
性処理によって極めて一般に生じる(J.S.フルトン
(Fruton)及びM.ベルクマンデッカー(Dekker)、S.
P.タイラー(Taylor)、jr.及びJ.S.Fruton、
J.Biol. Chem. 180(1949)155−173;
M.E.コックス(Cox) 、H.G.カーグ(Carg)、J.
ハロウッド(Hollowood) 、J.M.ヒューゴ(Hugo)、
P.M.スコープス(Scopes)及びG.T.ヤング(Youn
g) 、J.Chem. Soc.(1965)6806−681
3;W.ヴオルター(Voelter) 及びA.アルテンブルグ
(Altenburg) 、Liebigs Ann. Chem.(1983)164
1−1655;B.シュベンザー(Schwenzer) 、E.ヴ
ェバー(Weber) 及びG.ロス(Losse) 、J. Prakt. Che
m. 327(1985)479−486)。その際しか
しN-末端アミノ酸をラセミ化し及びヒダントインを加
水分解して、 HOCO−CHR10−NH−CO−NH−CH2 −CO
−R11 の尿素誘導体となす(W. Voelter 及び A. Altenburg, L
iebigs Ann. Chem.(1983)1641−165
5)。
の化合物からヒダントインへの環化をテトラヒドロフラ
ン中で還流下にテトラブチルアンモニウムフルオリドで
処理して行う (J.プレス(Pless) 、J. Org. Chem. 3
9(1974)2644−2646)。
ミノ酸と次のグリシンとの間のペプチド結合をアセトニ
トリル中でビストリメチルシリルトリフルオルアセトア
ミドを用いてトリメチルシリル化することである(還流
下に4時間)(J.S.デイヴィース(Davies)、R.
K.メリット(Merritt) 及びR.C.トレッドゴールド
(Treadgold) 、J. Chem. Soc. Perkin Trans. I(19
82)2939−2947)。
用いて実施することができる: 1.O- メチルイソチオ尿素(S.ワイス(Weiss) 及び
H.クラマー(Krommer)、化学新聞98(1974)6
17−618); 2.S- メチルイソチオ尿素(R.F.ボーン(Borne)
、J. Med. Chem. 20(1977)771−77
6); 3.ニトロ -S- メチルイソチオ尿素(L.S.ハフナ
ー(Hafner)及びR.E.エバンス(Evans) 、J. Org. Ch
em. 24(1959)1157); 4.ホルムアミジンスルホン酸(K.キム(Kim) 、Y.
T.リン(Lin) 及びH.S.モシヤー(Mosher)、テトラ
ヘドロンレター29(1988)3183−3218
6); 5.3,5- ジメチル -1- ピラゾリル- ホルムアミジ
ニウム- ニトラート(F.L.スカット(Scott) 、D.
G.オダノヴエン(O' Donovan)及びJ.ライリー(Reill
y)、J. Amer. Chem. Soc. 75(1953)4053−
4054)。
から酸性媒体(たとえばジオキサン、メタノール又はエ
タノール)中にアルコール(たとえばメタノール又はエ
タノール)の付加によって及びアルコール(たとえばイ
ソプロパノール、メタノール又はエタノール)中でアン
モニアで引き続き処理して、製造することができる
(G.ワーグナー(Wagner)、P.リッチー(Richter) 及
びCh.ガルベ(Garbe) 、Pharmazie 29(1974)
12−55)。
2 Sのシアノ基への付加、次いで生じるチオアミドのメ
チル化、次いでアンモニアとの反応である(ドイツ民主
共和国特許第235866号明細書)。
末端から段階的に合成する。ペプチド結合を、ペプチド
化学の公知カップリング方法を実施することができる。
式Iの化合物及びその生理学的に妥当な塩を、ヒトに薬
剤として単独で、相互に混合して又は薬学的調製物の形
で投与することができ、これは経口又は非経口使用を可
能にし、そして有効成分として少なくとも1個の式Iの
化合物又はその塩の有効薬用量を、1又は数種の慣用の
薬学的に申し分のない担体物質、充填物質又は希釈物質
及び場合により1又は数種の添加物質を含有する。調製
物は一般に治療上有効な化合物約0.5〜90重量%を
含有する。
剤、糖衣丸、顆粒、硬- 及び軟ゼラチンカプセル、溶
液、シロップ、エマルジョン又は懸濁液又はエアゾール
の形で経口投与することができる。しかし投与を直腸
に、たとえば坐剤の形で、又は腸管外に、たとえば注射
溶液又はマイクロカプセルの形で、又は経皮に、たとえ
ば軟膏又はチンキ又は鼻腔内に、たとえば鼻スプレーの
形で行うことができる。薬学的調製物を公知方法で薬学
的に不活性な無機又は担体物質の使用下に製造すること
ができる。丸剤、フィルム錠剤、糖衣丸及び硬ゼラチン
カプセルの製造に、乳糖、とうもろこしでんぷん又はそ
の誘導体、タルク、ステアリン酸又はその塩等々を使用
することができる。軟ゼラチンカプセル及び坐剤に対す
る担体は脂質、ロウ、半固体の及び液状ポリオール、天
然又は硬化油等々である。溶液及びシロップの製造に対
する担体物質としてはたとえば水、ショ糖、軟化糖、ブ
ドウ糖、ポリオール等々が適当である。注射溶液の製造
に対する担体物質としてはたとえば水、アルコール、グ
リセリン、ポリオール、植物油等々が適当である。マイ
クロカプセル又はインブラントに対する担体物質として
は、たとえばグリコール酸及び乳酸から成るコポリマー
が適当である。
に更にたとえば充填物質、増量剤、砕解剤、結合剤、滑
剤、湿潤剤、安定剤、乳化剤、保存剤、甘味料、着色
料、嗜好料又は香料、増粘剤、希釈剤、緩衝物質、更に
溶剤又は溶解媒体、溶解促進剤、蓄積硬化を生じるため
の剤、並びに浸透圧の変化のための塩、被覆剤又は酸化
防止剤を等々含有することができる。この調製物は2個
又は数種の一般式Iなる化合物及び更にその他の治療上
有効な物質を含有することもできる。
えば血流促進剤、たとえばジヒドロエルゴクリスチン、
ニセルゴリン、ブフエニン、ニコチン酸及びそのエステ
ル、ピリジルカルボノール、ベンシクラン、シンナリジ
ン、ナフチドロフリル、ラウバシン及びビンカミン;筋
変力作用陽性化合物、たとえばジゴキシン、アセチルジ
ゴキシン、メチルジゴキシン及びラナト- グリコシド;
冠状動脈拡張剤、たとえばカルボクロメン、ジピリジタ
モール、ニフエジピン及びペルヘキシリン;抗狭心性化
合物、たとえばイソソルビットジニトラート、イソソル
ビットモノニトラート、グリセロールニトラート、モル
シドミン及びヴエラパミル;β- 受容体遮断剤、たとえ
ばプロプラノロール、オキシプレノロール、アテノロー
ル、メトプロロール及びペンブトロールである。更にこ
の化合物はその他の脳代謝賦活物質、たとえばピラセタ
ム又はCNS- 活性物質、たとえばピルリンドール、ス
ルピリット等々と組合せることができる。
き、夫々個々の場合に個人の適用性に適合する。一般に
経口投与で一日薬用量約0.1〜1mg/kg体重、好
ましくは0.3〜0.5mg/kg体重が有効な結果を
生じるために適切である。静脈内適用に於て一日薬用量
は一般に約0.01〜0.3mg/kg体重、好ましく
は0.05〜0.1mg/kg体重である。一日薬用量
は一般に、特により多くの量を適用する場合、数回、た
とえば2,3又は4回の投与に分ける。
一日薬用量から上下にはずれることができる。薬学的調
製物は一般に薬用量あたり一般式(I)又はその薬学的
に妥当な塩の有効物質を0.2〜50mg、好ましくは
0.5〜10mgを含有する。
力──これはArg- Gly- Asp- 含有タンパク
質、たとえばフィブロネクチン、フィブリノーゲンの又
はいわゆるインテグリンとのフォンヴィレブランド(von
Willebrand)- ファクターの相互作用を惹起する──阻
害する。インテグリンは細胞膜- 糖タンパク質、Arg
- Gly- Asp- 含有細胞マトリックス- 糖タンパク
質に関するレセプターである(E.ルオスラーチ(Ruosl
ahti) 及びM.D.ピールシュバッハ(Pierschbacher)
、サイエンス23(1987)491−497;D.
R.フィリップス8Phillips) 、I.F.チャロ(Charo)
、L.V.パリス(Parise)及びL.A.フィッツゲラ
ルド(Fitzgerald)、血液71(1988)831−84
3)。更にこれは他の接着性タンパク質、たとえばヴト
ロネクチン、コラーゲン及びラミニンの対応するレセプ
ターへの結合を種々の細胞タイプの表面上で阻害する。
凝集、癌細胞の転移並びに骨表面での食骨細胞形成を阻
害する。一般式Iのヒダントイン誘導体は、急性的に血
栓症の危険で及び慢性的に動脈硬化症及び血栓症の予防
で、たとえば動脈血管疾患、たとえば急性心筋梗塞、心
筋梗塞の第二予防、溶解及び拡張後の再咬合予防(PT
CA)、不安定な狭心性、一過性虚血性発作、博動、冠
状バイパスの再咬合予防、肺動脈塞栓症、末梢動脈閉塞
性疾患、解剖する動脈瘤の予防及び治療で;静脈及びマ
イクロ循環血管障害、たとえば極度の静脈血栓症、伝染
された静脈内血餅、術後及び分娩後の外傷、外科又は感
染ショック、敗血症の治療で又は反応異常血小板を有す
る疾患、血栓性血小板減少紫斑病、子かん前症、生理前
症候群、透析又は体外循環の治療で使用され、更に癌手
術の間及び癌で予防的に使用される。また骨粗しょう症
を骨表面での食骨細胞の結合阻害によって抑制すること
ができる。
ィブリノーゲンの付着に於けるその阻害作用について試
験する。濾過された血小板を、ADP又はトロンビンで
活性化されたヒト、ドナー血液から使用する。
をマススペクトル及び(又は)NMR- スペクトルによ
って同定する。
ソ- イミダゾリジン -3- イル)-アセチル -L- アスパ
ルチル -L- フエニルアラニン-(4- アミノブチル)-ア
ミド- アセタート 1a:Z- Phe- NH-(CH2)4-NH- Boc N- ベンジルオキシカルボニル -L- フエニルアラニン
5.98g(20mmol)及び4-(t.- ブチルオキ
シカルボニルアミノ)-ブチルアミン- ヒドロクロリド
4.49g(20mmol)を、ジメチルホルムアミド
100ml中に溶解し、氷浴中で0℃に冷やす。ヒドロ
キシベンゾトリアゾール2.7g(20mmol)、D
CCI4.4g(20mmol)及びN- エチルモルホ
リン2.54ml(20mmol)の添加後、反応を一
晩撹拌する。沈殿した尿素を吸引濾取し、溶液を高減圧
で蒸発する。残留物を、酢酸エチルエステル200ML
中に取り、有機相を水、炭酸水素ナトリウム溶液及び硫
酸水素カリウム溶液で抽出し、硫酸マグネシウムで乾燥
する。濾過及び蒸発後、無定形生成物8.2g(87
%)が得られる。 1b:H- Phe- NH-(CH2)4-NH- Boc- ヒド
ロクロリド Z- Phe- NH-(CH2)4-NH- Boc 8.2g
(17.5mmol)を、メタノール300ml中で溶
解し、Pd/C1.5gを加える。次いで水素を導入
し、pH- 値をメタノール性塩酸の添加によってpH4
に保つ。反応の終了後、濾過し、濾液を蒸発する。エー
テルで粉砕後、無定形生成物6.5g(100%)が得
られる。 1c:H- L- アスパルチル(OtBu)-L- フエニル
アラニン -NH-(CH2) 4-NH- Boc ヒドロクロリ
ド Z- Asp(OtBu)-OH5.6g(17.4mmo
l)及びH- Phe-NH-(CH2)4-NH- Boc6.
5g(17.5mmol)を、ジメチルホルムアミド1
00ml中に溶解する。ヒドロキシベンゾトリアゾール
2.3g(17mmol)、DCCI 4.4g(2
1.3mmol)及びN- エチルモルホリン2.2ml
(17.3mmol)の添加後、反応を一晩撹拌する。
反応の終了後、減圧で蒸発する。残留物を、酢酸エチル
エステル中に取り、有機相を水及び炭酸水素ナトリウム
溶液で抽出し、次いで硫酸マグネシウムで乾燥する。濾
過及び蒸発後、クロマトグラフィーによって精製された
粗生成物9.7gが得られる。
水素化する。水素化の残留物を酢酸エチルエステル50
ml中に溶解し、石油エーテルで沈殿させる。4.9g
が得られる。FAB- MS507.3(M+H)+ 1d:5-(S)-(3- グアニジノプロピル)-2,4- ジ
オキソ- イミダゾリジン-3- イル)-アセチル -L- ア
スパルチル(OtBu)-L- フエニルアラニン-(4- B
oc- アミノブチル)-アミド H -L- アスパルチル(OtBu)-L- フエニルアラニ
ン -NH-(CH2)4-NH- Boc- ヒドロクロリド97
7mg(1.8mmol)及び5-(S)-(3-グアニジ
ノプロピル)-2,4- ジオキソ- イミダゾリジン -3-
イル)-酢酸500mgを、ジメチルホルムアミド5ml
中に溶解する。溶液にヒドロキシベンゾトリアゾール2
43mg(1.8mmol)及びDCCI 412mg
(2mmol)を加え、一晩撹拌する。反応の終了後溶
液を蒸発し、残留物を更に処理することなくシリカゲル
でクロマトグラフィー分離する(展開剤:CH2 C
l2 、CH2 OH、酢酸、水=85:10:2.5:
2.5)。生成物1.03g(76%)を単離する。F
AB- MS 746.6(M+H)+ 1e:(5-(S)-(3- グアニジノプロピル)-2,4-
ジオキソ- イミダゾリジン -3- イル)-アセチル -L-
アスパルチル -L- フエニルアラニン-(4- アミノブチ
ル)-アミドアセタート 5-(S)-(3- グアニジノプロピル)-2,4- ジオキソ
- イミダゾリジン -3- イル)-アセチル -L- アスパル
チル(OtBu)-L- フエニルアラニン-(4-Boc-
アミノブチル)-アミド1g(1.38mmol)を、9
0%水性トリフルオル酢酸15ml中に1時間室温で撹
拌する。次いで溶液を蒸発し、残留物を水中に取り、イ
オン交換体IRA- 93で4のpH- 値になるまで処理
する。溶液を、凍結乾燥し、残留物を1m酢酸でセファ
デックスLH20でクロマトグラフィー分離する。蒸発
及び凍結乾燥後、生成物735mg(90%)が得られ
る。FAB- MS 590.1(M+H)+ 〔例2〕 (5-(S)-(3- グアニジノプロピル)-2,4- ジオキ
ソ- イミダゾリジン -3- イル)-アセチル -L- アスパ
ルチル -L- フエニルアラニン-(6- アミノヘキシル)-
アミド- アセタート この化合物を、例1に記載した方法と同様に製造する。 FAB- MS 618.1(M+H)+ 〔例3〕 (5-(S)-(3- グアニジノプロピル)-2,4- ジオキ
ソ- イミダゾリジン -3- イル)-アセチル -L- アスパ
ルチル -L- フエニルアラニン-(8- アミノオクチル)-
アミド- アセタート この化合物を、例1に記載した方法と同様に製造する。 FAB- MS 646(M+H)+ 〔例4〕 (5-(R,S)-(4- ホルムアミジノベンジル)-2,4
- ジオキソ- イミダゾリジン -3- イル)-アセチル -L
- アスパルチル -L- フエニルアラニン-(4- アミノブ
チル)-アミド- アセタート この化合物を、例1に記載した方法と同様に製造する。 FAB- MS 623(M+H)+ 〔例5〕 (5-(R,S)-(4- ホルムアミジノベンジル)-2,4
- ジオキソ- イミダゾリジン -3- イル)-アセチル -L
- アスパルチル -L- フエニルアラニン-(6- アミノヘ
キシル)-アミド- アセタート この化合物を、例1に記載した方法と同様に製造する。 FAB- MS 651(M+H)+ 〔例6〕 (5-(R,S)-(4- ホルムアミジノベンジル)-2,4
- ジオキソ- イミダゾリジン -3- イル)-アセチル -L
- アスパルチル -L- フエニルアラニン-(8- アミノオ
クチル)-アミド- アセタート この化合物を、例1に記載した方法と同様に製造する。 FAB- MS 679(M+H)+ 〔例7〕 (5-(R,S)-(4- ホルムアミジノ- ベンジル)-2,
4- ジオキソ- イミダゾリジン -3- イル)-アセチル -
L- アスパルチル -L- リジン-(4- アミノブチル)-ア
ミド 7a:H- アスパルチル(OtBu)-L- リジン(Bo
c)-NH-(CH2)4-NH- Boc- ヒドロクロリド ジメチルホルムアミド20ml中にH- Lys(Bo
c)-NH-(CH2)4-NH- Boc- トシラート5.3
g、Z- Asp(OtBu)-OH2.91g、ヒドロキ
シベンゾトリアゾール1.21gを含有する溶液に、0
℃でN- エチルモルホリン1.17ml及びDCCI
1.98gを加える。1時間0℃で、4時間室温で撹拌
し、次いで一晩室温で放置する。沈殿を吸引濾取し、濾
液を減圧蒸発する。残留物を、酢酸エチルエステルと水
に分配する。有機相を炭酸水素ナトリウム溶液、硫酸水
素カリウム溶液及び水で抽出し、硫酸ナトリウムを介し
て乾燥し、蒸発する。残留物をエーテルで粉砕し、吸引
濾取する。得られた生成物(5.2g)を、メタノール
150ml中に溶解し、オートブュレットでメタノール
性塩酸を用いてpH4.5でPd/炭を介して水素化す
る。反応の終了後、触媒を吸引濾取し、濾液を蒸発す
る。 収量:4.12g無定形物質 α)D 24=+3.9o (c=1、メタノール) 7b:(5-(R,S)-(4- ホルムアミジノベンジル)-
2,4- ジオキソ- イミダゾリジン -3- イル)-アセチ
ル -L- アスパルチル(OtBu)-L- リジン(Bo
c)-(4- Boc- アミノブチル)-アミド ジメチルホルムアミド20ml中に、(5-(R,S)-
(4- ホルムアミジノベンジル)-2,4- ジオキソ- イ
ミダゾリジン -3- イル)-酢酸1.54g、H-アスパ
ルチル(OtBu)-L- リジン(Boc)-NH-(CH2)
4-NH- Boc-ヒドロクロリド3.1g及びヒドロキ
シベンゾトリアゾール675mgを有する懸濁液に0℃
でDCCI 1.1gを加える。1時間0℃で撹拌し、
次いで4時間室温で放置する。沈殿を吸引濾取し、濾液
を減圧で蒸発する。精製のために物質をシリカゲル上で
メチレンクロリド/メタノール/水/酢酸=8.5:
1.5:0.2:0.2中でクロマトグラフィー分離す
る。 収量:3.26g無定形物質 α)D 24=−28.7o (c=1、メタノール) 7c:(5-(R,S)-(4- ホルムアミジノベンジル)-
2,4- ジオキソ- イミダゾリジン -3- イル)-アセチ
ル -L- アスパルチル -L- リジン-(4- アミノブチ
ル)-アミド- ジアセタート (5-(R,S)-(4- ホルムアミジノベンジル)-2,4
- ジオキソ- イミダゾリジン -3- イル)-アセチル -L
- アスパルチル(OtBu)-L- リジン(Boc)-(4
- Boc- アミノブチル)-アミド3.15gを、90%
水性トリフルオル酢酸30ml中に溶解する。室温で1
時間後、減圧で蒸発し、残留物を水とジエチルエーテル
に分画する。水性相(30ml)を、展開剤としてアン
バーライトIR93(アセタートの形で)50ml及び
水を介してクロマトグラフィー分離する。溶出液を凍結
乾燥し、物質2.42gを生じる。精製のために、物質
をセファデックスLH20(200×4cm)で酢酸、
n- ブタノール及び水から成る混合物でクロマトグラフ
ィー分離する。純粋な物質を有する分画を蒸発し、水に
溶解し、凍結乾燥する。 収量:2.27g α)D 24=−35.2o (c=1、水) 〔例8〕 (5-(R,S)-(3- グアニジノプロピル)-2,4- ジ
オキソ- イミダゾリジン-3- イル)-アセチル -L- ア
スパルチル -L- バリン-(4- アミノブチル)-アミド この化合物を、例1に記載した方法と同様に製造する。 FAB- MS 541(M+H)+
ル)-2,4- ジオキソ- イミダゾリジン -3- イル)-ア
セチル -L- アスパルチル -L- フエニルグリシン-(4
- アミノブチル)-アミド この化合物を、例1に記載した方法と同様に製造する。 FAB- MS(M+H)+ 例A 5mlあたり有効物質3mgを有するエマルジョンは次
の処方によって製造することができる: 有効物質 0.006g 中性油 適宜 ナトリウムカルボキシメチルセルロース 0.6g ポリオキシエチレンステアラート 適宜 純粋グリセリン 0.2〜2g 芳香物質 適宜 水(脱塩された又は蒸留された) 全量 100ml 例B 次の組成に従って錠剤を製造することができる: 有効物質 2mg ラクトース 60mg トウモロコシでんぷん 30mg 可溶性でんぷん 4mg ステアリン酸マグネシウム 4mg 100mg 例C 1カプセルあたり有効物質5MGを有する軟ゼラチンカ
プセルの製造にあたり次の組成が適当である: 有効物質 5mg ココヤシ油から成るトリグリセリドの混合物 150mg カプセル内容量 155mg 例D 糖衣丸の製造に対して次の組成が適当である。
含有する糖衣丸: 有効物質 6mg プロパノール 40mg 乳糖 90mg トウモロコシでんぷん 90mg 第二リン酸カルシウム 34mg 可溶性でんぷん 3mg ステアリン酸マグネシウム 3mg コロイドケイ酸 4mg 270mg 例F 本発明による有効物質及びその他の治療上の有効物質を
含有する糖衣丸: 有効物質 5mg ピルリンドール 5mg 乳糖 60mg トウモロコシでんぷん 90mg 第二リン酸カルシウム 30mg 可溶性でんぷん 3mg ステアリン酸マグネシウム 3mg コロイドケイ酸 4mg 200mg 例G 本発明による有効物質及びその他の治療上の有効物質を
含有するカプセル: 有効物質 5mg ニセルゴリン 5mg トウモロコシでんぷん 185mg 195mg 例H 1mlあたり有効物質1mgを有する注射用溶液は次の
処方によって製造することができる: 有効物質 1.0mg ポリエチレングリコール400 0.3mg 塩化ナトリウム 2.7mg 注射用水で1mlとなす。
るフィブリノーゲンのそのレセプター(糖タンパク質I
Ib/IIIa)への結合の阻害を、夫々活性な、濾過
したヒト- 血小板上で試験する。 125I- フィブリノー
ゲンの結合阻害のKi- 値を、ADP(10μM)によ
る刺激後に記載する。 文献:J.S.ベネット(Bennett) 及びG.ビラリー(V
ilaire) 、J. Clin. Invest.64、(1979)、13
93−1401 E.コルネキ(Kornecki)等、J. Biol. Chem.256(1
981)、5695−5701. G.A.マーグエリー等、J. Biol. Chem.254(19
79)、5357−5363. G.A.マーグエリー等、J. Biol. Chem.255(19
80)、154−161. 例 Ki(μM)、ADP- 刺激 1 2.50 2 2.44 3 3.21 4 0.32 7 0.17 官能テストとして、本発明の化合物によるADP- 又は
トロンビン- 刺激後の沈殿したヒト- 血小板の凝集阻害
を測定する。阻害のIC50- 値を記載する。 文献:G.A.マーグリエー等、J. Biol. Chem.254
(1979)、5357−5363. 例 IC50(μM) ADP- 刺激 トロンビン- 刺激 1 1.5 2.0 2 3.0 3.5 3 5.0 3.0 4 0.45 1.0 7 0.25 0.6
の転移及び骨表面での食骨細胞形成の阻害物質として有
効である。
Claims (7)
- 【請求項1】 一般式I 【化1】 〔式中Yは-(CH2)m - CO- (式中mは1〜4の整数
である。)、又は 【化2】 を示す;R1 は-(CH2)n - NH- X(式中nは1〜6
の整数である。)、-(CH2)p- C6 H4-NH- X、-
(CH2)p - C6 H4-C(=NH)-NH2 又は-(CH2)
p - C6 H4-CH2-NH- X(式中pは夫々1又は2を
示す。)を示す;この際 【化3】 の代りにX1 は -NHX、 -CH2 NHX又は -C(=
NH)-NH2 を示す;Xは水素、(C1-C6)- アルキル
又は式II 【化4】 の残基を示し、この際R’及びR”は相互に無関係に水
素又は(C1-C6)-アルキルである;R2 は水素又は
(C1-C6)- アルキルを示す;R3 は水素又はフエニル
を示す;R4 は -COOR5 、- CO- N(CH3)- R
5 又は -CO- NH- R5 を示す;R5 は(C1-C28)-
アルキルを示す;これは a)モノ- 又はジ-(C1-C18)-アルキルアミノカルボニ
ル、アミノ-(C2-C14)-アルキルアミノカルボニル、ア
ミノ-(C1-C3)- アルキルフエニル-(C1-C3)- アルキ
ルアミノカルボニル、(C1-C18)-アルキルカルボニル
アミノ-(C1-C3)- アルキルフエニル-(C1-C3)- アル
キルアミノカルボニル又は(C1-C18)-アルキルカルボ
ニルアミノ-(C2-C14)-アルキルアミノカルボニルによ
って置換されている、但しアルキル基は一方でヒドロキ
シ、アミノ、メルカプト、(C1-C18)-アルコキシ、ハ
ロゲン、ニトロ、トリフルオロメチル、(C6-C14)-ア
リール又は(C6-C14)-アリール-(C1-C8)- アルキル
によって置換されていてよく、これは b)場合により更に加えてヒドロキシ、ヒドロキシカル
ボニル、アミノカルボニル、アミノ、メルカプト、(C
1-C18)-アルコキシ、(C1-C18)-アルコキシカルボニ
ル、(C6-C14)-アリール-(C1-C3)- アルコキシカル
ボニル、(C3-C8)- シクロアルキル、ハロゲン、ニト
ロ、トリフルオルメチル又はR6 の群から選ばれた同一
又は異なる基によって1- 又は数回置換されている;R
6 は(C6-C14)-アリール、(C6-C14)-アリール-(C
1-C8)- アルキル、単- 又は二環状5- 〜12- 員成ヘ
テロ環状環──これは芳香族で、部分的に水素化又は完
全に水素化されていてよく、ヘテロ元素として2又は3
個の同一又は異なる窒素- 、酸素- 又はイオウ- 原子を
含有することができる─、又は残基R7 を示し、この際
アリール- 及びこれとは無関係にヘテロ環状- 残基は、
(C1-C18)-アルキル、(C1-C18)-アルコキシ、ハロ
ゲン、ニトロ及びトリフルオロメチルより成る群から選
ばれた同一又は異なる残基によって場合により1- 又は
数回置換されていてよい;R7 は -NR8 R9 、 -OR
8 、 -SR8 、アミノ酸側鎖、天然又は非天然アミノ酸
- 、イミノ酸- 、場合によりN-(C1-C8)- アルキル化
された又は(C6-C14) アリール-(C1-C8)- アルキル
化されたアザアミノ酸- 又はジペプタイド- 残基──こ
の場合ペプチド結合を還元してNH- CH2 となすこと
ができる──、並びにそのエステル及びアミド──この
際遊離官能基は場合により水素又はヒドロキシメチルに
よって置換されてよいか又はペプチド化学に於て通常の
保護基によって保護されていてよい──、あるいは -C
OR7'(式中R7'はR7 と同一の意味を有する。)を示
す;R8 は水素、(C2-C18)-アルキル、(C6-C14)-
アリール-(C1-C8)- アルキル、(C1-C18)-アルキル
カルボニル、(C1-C18)-アルコキシカルボニル、(C
6-C14)-アリール-(C1-C18)-アルコキシカルボニル─
─この際アルキル基は場合によりアミノ基によって置換
されていてよい──、天然又は非天然アミノ酸- 、イミ
ノ酸- 、場合によりN-(C1-C8)- アルキル化された又
は(C6-C14)-アリール-(C1-C8)- アルキル化された
アザアミノ酸-又はジペプチド- 残基──この場合ペプ
チド結合を還元してNH- CH2 となすことができる─
─、を示す;R9 は水素、(C1-C18)-アルキル、(C
6-C14)-アリール又は(C6-C14)-アリール-(C1-C8)
- アルキルを示す。〕の化合物並びにその薬理学的に相
容な塩。 - 【請求項2】 一般式I中、Yは-(CH2)m - CO-
(式中Mは1又は2を示す。)、又は 【化5】 を示す;R1 は -CH2-C6 H4-NH- C(=NH)-N
H2 ; -CH2-C6 H4-C(=NH)-NH2 又は -CH
2-C6 H4-CH2-NH2 を示す;R2 は水素又はメチル
を示す;R3 は水素を示す;R4 は -CO- NH- R5
を示し、その際 -NH- R5 はα- アミノ酸残基のω-
アミノ-(C2-C8)- アルキルアミドを示す、請求項1記
載の化合物。 - 【請求項3】 -NH- R5 は、バリン- 、リジン- 、
フエニルアラニン-又はフエニルグリシン- 残基の4-
アミノブチルアミドを示す、請求項2記載の化合物。 - 【請求項4】 一般式III 【化6】 の化合物と一般式IV 【化7】 の化合物とのフラグメント縮合を実施し、この際上記式
中R1 〜R4 及びYは請求項1に記載した意味を有す
る、請求項1記載の化合物の製造方法。 - 【請求項5】 血小板凝集の、癌細胞の転移又は骨表面
での食骨細胞形成の阻害物質として、請求項1記載の化
合物を使用する方法。 - 【請求項6】 有効物質として請求項1記載の一般式I
の化合物又はその生理学的に相容な塩で1又は数種と薬
学的に妥当な担体- 及び添加物質及び場合により更に他
の薬理学的に有効な物質1又は数種とを一緒に含有する
ことを特徴とする薬学的調製物。 - 【請求項7】 請求項1記載の一般式Iの化合物又はそ
の生理学的に相容な塩1又は数種と薬学的に妥当な担体
- 及び添加物質及び場合により更に他の薬理学的に有効
な物質1又は数種とを一緒にして適する投薬形となすこ
とを特徴とする、上記化合物又はその塩を含有する薬学
的調製物の製造方法。
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