JPH06116240A - 光学活性2−プロパノール誘導体の製造法 - Google Patents
光学活性2−プロパノール誘導体の製造法Info
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Abstract
供。 【構成】光学活性3−クロロ−2−プロパノール誘導体
(I)を塩基で処理し、塩基存在下芳香族ヒドロキシ化
合物または複素環式ヒドロキシ化合物と反応させ光学活
性な2−プロパノール誘導体(II)を得る。 〔式中、R1は2,2−ジフェニルアセチル基、ジフェ
ニルメチル基、5−ジベンゾスベラニル基を、R2は非
置換または低級アルキル基、低級アルコキシ基等で置換
されているフェニル基、ナフチル基または複素芳香環
(特に5−キノリニル基)を、*は不斉炭素であること
を示す。〕 【効果】1−アミノ−3−アルコキシ−2−プロパノー
ル誘導体を光学純度の低下なしに得られる。
Description
品、特に光学活性2−プロパノール構造を持つ薬剤を製
造する方法に関する。
般にそれぞれの鏡像体が等量混合されたラセミ体として
存在する。これまでの医薬品は光学活性体の分離技術、
選択的合成法が十分確立されていなかったためラセミ体
として使用されることが多かった。しかし、生体物質は
光学活性体で構成されており、それらに作用する薬物も
多くの場合、異性体それぞれが異なる薬理活性を示すこ
とが考えられる。希にそれぞれの異性体及びラセミ体が
同様な活性を示すことがあるが、一般に目的とする薬物
活性と望まない薬物活性、すなわち副作用とで何らかの
相違が認められ、実際そのことに起因する不幸な事故も
過去に知られている。異性体間にほとんど作用の差がな
い場合、光学的に純粋な薬物を製造する必要性はないと
考えられるが、明らかに差がある場合、特に毒性に差が
あるとき必要性が生じる。本発明の目的とする2−プロ
パノール構造、特に1−アミノ−3−アルコキシ−2−
プロパノール構造は多くの医薬品に共通の部分構造であ
るが、不斉炭素を有する。このため、光学的な異性体間
で活性と毒性の間で差を持つ可能性が有ることから、そ
の光学的純粋な化合物を簡便に得る方法が望まれてい
た。これまで、これらの光学活性誘導体を得る方法とし
ては、まず光学分割法があげられる。しかし、適当な分
割剤を見いだし、数回の結晶化を行って光学純度を上げ
たのち目的物を回収しなくてはならず、しかも、目的の
立体を持つ化合物は50%以下、通常30−40%程度
しか得ることはできない。このため製造コスト上に問題
があった。また、近年、酸化反応、還元反応や加水分解
反応などでの不斉合成法の進歩が目ざましいが、応用範
囲が限られ、必ずしも目的化合物に適応できるとは限ら
ず、しかも十分満足のゆく高い光学純度が得られないこ
とが多い。そこで、光学活性化合物を得るために有力な
手段として、容易に変換可能な官能基を備えた光学活性
な原料を用いる方法がある。これらの原料として古くか
ら糖やアミノ酸などの天然物が用いられてきたが、近
年、グリシドール誘導体すなわちグリシジルトシレー
ト、エピクロルヒドリン、グリシジル m−ニトロベン
ゼンスルホネート等の光学純度の高い化合物が容易に入
手できるようになり、これらを用いた光学活性化合物の
合成法が報告されている。特に、これらの誘導体は1−
アミノ−3−アルコキシ−2−プロパノール誘導体の合
成に有用であるが、グリシジルトシレート、エピクロル
ヒドリンは容易に1位と3位に置換基を導入できる反
面、反応位置を完全に制御出来ないとラセミ化し光学純
度の低下を引き起こすという問題点があった。グリシジ
ルトシレートを用いて1−アミノ−3−アルコキシ−2
−プロパノール構造の光学活性体を合成している例は、
特開平1−121282、特開平1−279890、特
開平1−279887、EP454385に報告されて
いるが、何れもフェノール性水酸基の金属塩やアミンの
金属塩と反応させ選択的に1位スルフォネート基と反応
させ光学活性エポキシ化合物を得ている。これらの報告
のうち、高い光学純度を持った反応が詳細に示されてい
るのはピペラジン誘導体のナトリウム塩、カリウム塩、
リチウム塩と反応させているEP454385であり有
効な手段を提示している。しかしながら、J.A.C.
S.101,3666−3668,(1979)に明ら
かなようにグリシジルスルフォネートに比べエピクロル
ヒドリンは反応の位置選択性が得られにくい上、塩素イ
オン存在下での1,3−ジクロロ−2−プロパノ−ルの
生成などにより光学純度の低下を起こし易い。そのた
め、光学活性エピクロルヒドリンを用いた光学活性な1
−アミノ−3−アルコキシ−2−プロパノール誘導体の
合成報告は少なく、例えばChem.Pharm.Bu
ll.35,3691(1987)や同38(8)20
92−2096(1990)に見られるが貴重な光学活
性エピクロルヒドリンを過剰に用いなければならず、高
い光学純度も得られにくい。そこで、商業的に比較的容
易に得られる光学活性エピクロルヒドリンを用いた、よ
り簡便で、収率が高く光学純度も高い化合物を得られる
方法が望まれていた。
を解決するために鋭意検討した結果、光学活性なエピク
ロルヒドリンとピペラジン誘導体から容易に得られる光
学的に純粋な一般式(I)で表される3−クロロ−1−
アミノ−2−プロパノール誘導体を、水酸基を有するさ
まざまの芳香環、複素芳香環と反応させ、光学的に純粋
な2−プロパノール誘導体を得る方法を見いだし本発明
を完成させた。すなわち、本発明は一般式(I)[化
4]
ニルメチル基、5−ジベンゾスベラニル基を、*は不斉
炭素であることを示す。)で表される光学活性3−クロ
ロ−2−プロパノール誘導体を塩基で処理し、しかる
後、塩基存在下芳香族ヒドロキシ化合物または複素環式
ヒドロキシ化合物と反応させることを特徴とする一般式
(II)[化5]
キル基、低級アルコキシ基、ハロゲン原子、シアノ基、
ニトロ基で置換されているフェニル基、ナフチル基また
は複素芳香環を示す。)で表される光学活性2−プロパ
ノール誘導体の製造法に関するものである。
換、または低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロゲ
ン原子、シアノ基、ニトロ基で置換されているフェノー
ル、ナフトール等を意味し、複素環式ヒドロキシ化合物
とは非置換、または低級アルキル基、低級アルコキシ
基、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基で置換されてい
るキノリノール、イソキノリノール、キノキサリノー
ル、キナゾリノール等を意味する。低級アルキル基とは
炭素数1から4のメチル基、エチル基、プロピル基、ブ
チル基等を意味し、低級アルコキシ基とはメトキシ基、
エトキシ基、プロピルオキシ基、ブチルオキシ基等を意
味し、ハロゲン原子とはフッ素原子、塩素原子、臭素原
子、ヨウ素原子等を意味する。複素芳香環とはキノリ
ン、イソキノリン、キノキサリン、キナゾリン環等を意
味する。ここで用いられる塩基とは、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、炭酸カリウム、
水素化ナトリウム、ナトリウムメトキシド、カリウムt
−ブトキシド等の無機塩基、トリエチルアミン、DB
U、ピリジン等の有機塩基を意味する。この反応での光
学純度の低下を避けるために適当な溶媒中、クロロヒド
リン体を塩基での前処理を行うことが必要である。適当
な溶媒とは、非プロトン性で一般の有機合成反応に用い
られる溶媒を意味するが、DMF、THF、ジオキサ
ン、DMI等が好ましい。この時の前処理は氷冷下また
は室温で、特に制限はないが通常30分から数時間行う
のが良く、そののち相当するフェノール、ナフトール等
と室温から110℃の範囲で、特に制限はないが通常数
時間から1日加熱下反応させることでクロルプロパノー
ル体のラセミ化を最小限に抑えることができ目的の光学
活性体を得ることができる。
ロパノール誘導体は、光学活性エピクロルヒドリンとピ
ペラジン誘導体を付加反応させ容易に安定な結晶として
得ることができる。この反応は、氷冷下または室温で、
特に制限はないが通常数時間から1日、無溶媒条件下ま
たは溶媒存在下の非常に穏和な条件で反応できるが、適
当な溶媒、好ましくはエタノール、2−プロパノール等
を用い室温で行うのがよい。
るが、これらに限定されるものではない。 比較例1 ラセミ−1−{4−(ジベンゾスベラン−5−イル)ピ
ペラジン−1−イル}−1−3−(キノリン−5−イ
ル)オキシ−2−プロパノール t−ブトキシカリウム0.18gをDMF5mlに懸濁
し、5−ヒドロキシキノリン0.21gを加え室温で3
0分攪拌した。ついで、(2R)−3−クロロ−1−
{4−(ジベンゾスベラン−5−イル)ピペラジン−1
−イル}−2−プロパノール0.5gを加え1夜攪拌
し、さらに2時間80度に加熱した。酢酸エチルを加え
4%水酸化ナトリウム水溶液で洗浄した。乾燥後濃縮し
シリカゲルカラムで精製し目的物を得た。収率60%
1:1のラセミ混合物であった。 (ダイセル キラルセルOD ヘキサン:エタノール=
3:1,0.8ml/min.で分離、確認),(R)
体9.1分,(S)体19分
ペラジン−1−イル}−1−3−(キノリン−5−イ
ル)オキシ−2−プロパノール 5−ヒドロキシキノリン141mgをアセトニトリル3
0mlに加えさらにDBU141mgを加えた。つい
で、(2R)−3−クロロ−1−{4−(ジベンゾスベ
ラン−5−イル)ピペラジン−1−イル}−2−プロパ
ノール313mgを加え1夜攪拌し、さらに2時間加熱
還流した。酢酸エチルを加え4%水酸化ナトリウム水溶
液で洗浄した。乾燥後濃縮しシリカゲルカラムで精製し
目的物を得た。収率49% 1:1のラセミ混合物であ
った。
−5−イル)ピペラジン−1−イル}−2−プロパノー
ル N−(ジベンゾスベラン−5−イル)ピペラジン1.0
8gをイソプロピルアルコール10mlに懸濁し(R)
−(−)−エピクロルヒドリン1.08gを加え溶解し
た。室温で5時間攪拌し析出晶をろ取、乾燥した。 収量1.05g [α]D(25℃,c=1.0,CHCl3) +19.5
゜,光学純度 >98%e.e.(ダイセル キラルセ
ルOD ヘキサン/エタノール/メタノール=100/
2/2,1.2ml/min),(R)体9.5分,
(S)体8.4分 NMR(δppm;CDCl3)2.2〜2.9(m,
8H),3.5〜4.1(m,9H),3.96(s,
1H),7.0〜7.2(m,8H) なお、(2S)−エピクロルヒドリンを用い上記と同様
に反応することで(2S)−3−クロロ−1−{4−
(ジベンゾスベラン−5−イル)ピペラジン−1−イ
ル}−2−プロパノールを得ることが出来る。
ルアセチル)ピペラジン−1−イル}−2−プロパノー
ル N−(2,2−ジフェニルアセチル)ピペラジン0.5
gを2−プロパノール7ml中に懸濁し、(2R)−エ
ピクロルヒドリン0.42gを加えた。室温で1夜攪拌
の後、ヘキサン2mlを加え析出晶をろ取、乾燥した。 収量0.52g [α]D +21.7゜(25℃,c=1.0,CHC
l3)光学純度 >99%(ダイセル キラルセルO
D,ヘキサン:エタノール=5:1,1.2ml/mi
n.で分離) (R)体6.58分,(S)体5.83
分 NMR(δppm;CDCl3)2.1〜2.7(m,
6H),3.4〜4.95(m,7H),5.19
(s,1H),7.2〜7.4(m,10H) なお、(2S)−エピクロルヒドリンを用い上記と同様
に反応することで(2S)−3−クロロ−1−{4−
(2,2−ジフェニルアセチル)ピペラジン−1−イ
ル}−2−プロパノールを得ることが出来る。
ピペラジン−1−イル}−1−3−(キノリン−5−イ
ル)オキシ−2−プロパノール 参考例2で得られた(2R)−3−クロロ−1−{4−
(2,2−ジフェニルアセチル)ピペラジン−1−イ
ル}−2−プロパノール0.5gと水酸化リチウム1水
塩70mgをDMF5mlに溶解し室温で5時間攪拌し
た。ついで5−ヒドロキシキノリン220mgと28%
ナトリウムメトキシド0.3mlを加えた。110℃で
5時間加熱したのち酢酸エチルを加え水で洗浄した。乾
燥後濃縮し、シリカゲルカラムで精製し目的物を得た。 [α]D +14.2゜(23℃,C=1.0,CHC
l3)光学純度 96.9%e.e.(ダイセル キラ
ルパックAD メタノール:エタノール=1:1,0.
5ml/min.で分離)(R)体10.9分,(S)
体13.6分 NMR(δppm;CDCl3)3.3〜3.6(m,
3H),3.6〜3.8(m,2H),4.05〜4.
25(m,3H),5.18(s,1H),6.83
(d,1H),7.1〜7.45(m,11H),7.
57(t,1H),7.69(d,1H),8.4〜
8.55(m,1H)
ピペラジン−1−イル}−1−3−(キノリン−5−イ
ル)オキシ−2−プロパノール (2S)−3−クロロ−1−{4−(2,2−ジフェニ
ルアセチル)ピペラジン−1−イル}−2−プロパノー
ルを原料とし、実施例1と同様の反応を行い上記化合物
を得た。 [α]D −14.2゜(23℃,C=1.0,CHC
l3)光学純度 96.5%e.e.
ピペラジン−1−イル}−1−3−(キノリン−5−イ
ル)オキシ−2−プロパノール 参考例1で得られた(2R)−3−クロロ−1−{4−
(ジベンゾスベラン−5−イル)ピペラジン−1−イ
ル}−2−プロパノール0.5gとt−ブトキシカリウ
ム0.18gを氷冷下THF5mlに加え30分攪拌し
た。ついで、5−ヒドロキシキノリン0.21gとt−
ブトキシカリウム0.16gとDMF1.5mlを加え
20時間加熱還流した。酢酸エチルを加え4%水酸化ナ
トリウム水溶液で洗浄した。乾燥後濃縮しシリカゲルカ
ラムで精製し目的物を得た。(この時点での光学純度9
7.4%e.e.,収率61.3%) [α]D +20.8゜(23℃,C=1.0,CHC
l3)光学純度 98.9%e.e.(ダイセル キラ
ルセルOD ヘキサン:エタノール=3:1,0.8m
l/min.で分離,確認),(R)体9.1分,
(S)体19分 NMR(δppm;CDCl3)2.1〜3.0(m,
12H),3.1〜3.6(br.s,1H),3.7
〜4.4(m,3H),6.8(s,1H),6.9〜
7.9(m,11H),8.5(d,1H),8.8
(d,1H) IR νcm-1(KBr):2900,2800,16
20,1590,1570,1450,1260,11
40,1100
ピペラジン−1−イル}−1−3−(キノリン−5−イ
ル)オキシ−2−プロパノール (2S)−3−クロロ−1−{4−(ジベンゾスベラン
−5−イル)ピペラジン−1−イル}−2−プロパノー
ルを原料とし、実施例3と同様の反応を行い上記化合物
を得た。 [α]D −21.4゜(23℃,C=1.0,CHC
l3) 光学純度 98.4%e.e.
プロパノール誘導体は、比較的反応性の高い化合物であ
り、容易に他の誘導体へ導くことができる。その結果得
られる2−プロパノール誘導体は多くの医薬品にみられ
る部分構造であり非常に重要な合成中間体として利用で
きるが、ラセミ化する可能性がある。実際、比較例1、
比較例2に示すように通常行われる金属アルコキシドと
光学活性クロロプロパノール誘導体との反応では1:1
のラセミ混合物として得られる。しかしながら、光学活
性クロロプロパノール誘導体を適当な塩基で処理した後
フェノール、キノリノール等と反応させる本発明の方法
を用いることで光学純度の低下を引き起こすことなしに
容易に目的の光学活性化合物を得ることができるように
なった。2−プロパノール誘導体はこれまでも述べてき
たように医薬品に多くみられる部分構造でありその光学
活性体の簡便な合成法は強く望まれるものであったが、
特に特開平3−101662に含有される制癌効果増強
作用を有する複素環化合物の光学活性体の合成にも非常
に有用な方法となる。すなわち、本発明は光学活性クロ
ロプロパノール誘導体とキノリノール誘導体、イソキノ
リノール誘導体を反応させ簡便に、収率良く、光学純度
の高い制癌効果増強剤を得ることが出来る非常に有益な
方法を提供するものである。
Claims (2)
- 【請求項1】一般式(I)[化1] 【化1】 (式中、R1は2,2−ジフェニルアセチル基、ジフェ
ニルメチル基、5−ジベンゾスベラニル基を、*は不斉
炭素であることを示す。)で表される光学活性3−クロ
ロ−2−プロパノール誘導体を塩基で処理し、しかる
後、塩基存在下芳香族ヒドロキシ化合物または複素環式
ヒドロキシ化合物と反応させることを特徴とする一般式
(II)[化2] 【化2】 (式中、R1は前記と同じ、R2は非置換または低級アル
キル基、低級アルコキシ基、ハロゲン原子、シアノ基、
ニトロ基で置換されているフェニル基、ナフチル基また
は複素芳香環を示す。)で表される光学活性2−プロパ
ノール誘導体の製造法。 - 【請求項2】一般式(II)において、R2がキノリン
環である下記一般式(III)[化3]で表される光学
活性2−プロパノール誘導体の請求項1記載の製造法。 【化3】 (式中、R1、*は前記と同様である。)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26590192A JP3225107B2 (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 光学活性2−プロパノール誘導体の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26590192A JP3225107B2 (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 光学活性2−プロパノール誘導体の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06116240A true JPH06116240A (ja) | 1994-04-26 |
JP3225107B2 JP3225107B2 (ja) | 2001-11-05 |
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ID=17423680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26590192A Expired - Lifetime JP3225107B2 (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 光学活性2−プロパノール誘導体の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3225107B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002042284A1 (fr) * | 2000-11-22 | 2002-05-30 | Pola Chemical Industries, Inc. | Derives de piperazine dibenzosuberanyle et agents surmontant la resistance aux medicaments contenant ces derives |
-
1992
- 1992-10-05 JP JP26590192A patent/JP3225107B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002042284A1 (fr) * | 2000-11-22 | 2002-05-30 | Pola Chemical Industries, Inc. | Derives de piperazine dibenzosuberanyle et agents surmontant la resistance aux medicaments contenant ces derives |
JPWO2002042284A1 (ja) * | 2000-11-22 | 2004-03-25 | 竹内 勤 | ジベンゾスベラニルピペラジン誘導体および該誘導体を含む薬剤耐性克服剤 |
US6881841B2 (en) | 2000-11-22 | 2005-04-19 | Tsutomu Takeuchi | Dibenzosuberanyl piperazine derivatives and drug-resistance overcoming agents containing the derivatives |
AU2002214331B2 (en) * | 2000-11-22 | 2006-06-01 | Pola Chemical Industries, Inc | Dibenzosberanyl piperazine derivatives and drug-resistance overcoming agents containing the derivatives |
Also Published As
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---|---|
JP3225107B2 (ja) | 2001-11-05 |
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