JPH06115505A - トレーのストレッチ包装方法 - Google Patents
トレーのストレッチ包装方法Info
- Publication number
- JPH06115505A JPH06115505A JP4220675A JP22067592A JPH06115505A JP H06115505 A JPH06115505 A JP H06115505A JP 4220675 A JP4220675 A JP 4220675A JP 22067592 A JP22067592 A JP 22067592A JP H06115505 A JPH06115505 A JP H06115505A
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- Japan
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- tray
- stretch
- film
- heat
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- Pending
Links
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ストレッチフィルムで包装されるトレーにお
いて、トレーの底部でストレッチフィルムが折りたたま
れ、該フィルムの折りたたまれて重なり合った部分を熱
融着させるトレーのストレッチ包装方法を提供する。 【構成】 トレーを覆うストレッチフィルムが包装機に
搬送されるトレーの前後側で少なくとも一か所溶断シー
ルされて筒状となり、トレーの左右の両端においてはス
トレッチフィルムをトレーの底部で折りたたみ、その重
なり合った部分を耐熱性搬送用ベルトの下側に包装体の
進行方向に対して直角に逆八の字状に２〜７度傾斜して
取りつけられた二個の熱板によって融着されるトレーの
ストレッチ包装方法
いて、トレーの底部でストレッチフィルムが折りたたま
れ、該フィルムの折りたたまれて重なり合った部分を熱
融着させるトレーのストレッチ包装方法を提供する。 【構成】 トレーを覆うストレッチフィルムが包装機に
搬送されるトレーの前後側で少なくとも一か所溶断シー
ルされて筒状となり、トレーの左右の両端においてはス
トレッチフィルムをトレーの底部で折りたたみ、その重
なり合った部分を耐熱性搬送用ベルトの下側に包装体の
進行方向に対して直角に逆八の字状に２〜７度傾斜して
取りつけられた二個の熱板によって融着されるトレーの
ストレッチ包装方法
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、トレーをストレッチフ
イルムにて包装する包装方法に関するものである。
イルムにて包装する包装方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ストレッチフイルムによるトレー
の包装は、トレーの上方からストレッチフイルムを被
せ、トレーの底部でストレッチフイルムの端部を重ね合
わせてストレッチフイルムの粘着性のみで張り合せるも
のあるいは、底部全面を均一に加熱しストレッチフイル
ムの重ね合わせ部を熱融着させるものであった。
の包装は、トレーの上方からストレッチフイルムを被
せ、トレーの底部でストレッチフイルムの端部を重ね合
わせてストレッチフイルムの粘着性のみで張り合せるも
のあるいは、底部全面を均一に加熱しストレッチフイル
ムの重ね合わせ部を熱融着させるものであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のストレッチ
フイルムの粘着性のみで張り合せたトレー包装は、被包
装体が水分を多く含む場合、輸送時あるいは店頭での販
売時にトレー内の水分がトレーからはみ出し、張り合せ
部から外部に滲出して他の包装体に付着することがあっ
た。また、トレーの底部を均一に加熱してストレッチフ
イルムの重ね合わせ部を熱融着させる場合は、底部中央
のフイルムが重ね合わせになっていない部分は過剰に熱
を受けてフイルムが溶融して穴が開きトレー内の水分が
漏出したり、包装の見栄えを悪くするものであった。本
発明は、トレーの底部でストレッチフィルムが折りたた
まれ、該フィルムの折りたたまれて重なり合った部分を
熱融着されることにより、トレー内の水分の漏出を防止
するトレーのストレッチ包装方法を提供するものであ
る。
フイルムの粘着性のみで張り合せたトレー包装は、被包
装体が水分を多く含む場合、輸送時あるいは店頭での販
売時にトレー内の水分がトレーからはみ出し、張り合せ
部から外部に滲出して他の包装体に付着することがあっ
た。また、トレーの底部を均一に加熱してストレッチフ
イルムの重ね合わせ部を熱融着させる場合は、底部中央
のフイルムが重ね合わせになっていない部分は過剰に熱
を受けてフイルムが溶融して穴が開きトレー内の水分が
漏出したり、包装の見栄えを悪くするものであった。本
発明は、トレーの底部でストレッチフィルムが折りたた
まれ、該フィルムの折りたたまれて重なり合った部分を
熱融着されることにより、トレー内の水分の漏出を防止
するトレーのストレッチ包装方法を提供するものであ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明によると、包装機
内に搬送されストレッチフイルムで包被されるトレーの
前後側において、前記ストレッチフイルムが少なくとも
一か所溶断シールされ、前記トレーの左右の両端におい
て前記トレーの底部で前記ストレッチフイルムが折りた
たまれ、トレー底部の中央のフイルムが重なり合ってい
ない部分に過剰の熱が加わらず、トレー端部のフイルム
の重なり合った部分のみを熱融着させるトレーの包装方
法が提供される。
内に搬送されストレッチフイルムで包被されるトレーの
前後側において、前記ストレッチフイルムが少なくとも
一か所溶断シールされ、前記トレーの左右の両端におい
て前記トレーの底部で前記ストレッチフイルムが折りた
たまれ、トレー底部の中央のフイルムが重なり合ってい
ない部分に過剰の熱が加わらず、トレー端部のフイルム
の重なり合った部分のみを熱融着させるトレーの包装方
法が提供される。
【０００５】すなわち、ストレッチ包装機のトレーを搬
送するベルトの下側にトレーの搬送方向と直角に適宜幅
の熱板が逆ハの字状に角度αが２〜７度となるよう傾斜
させて取り付けることにより、ストレッチ包装されたト
レー底部の両端のストレッチフイルムの重なり合った部
分のみを熱融着させることができることを見出し本発明
に到達したものである。
送するベルトの下側にトレーの搬送方向と直角に適宜幅
の熱板が逆ハの字状に角度αが２〜７度となるよう傾斜
させて取り付けることにより、ストレッチ包装されたト
レー底部の両端のストレッチフイルムの重なり合った部
分のみを熱融着させることができることを見出し本発明
に到達したものである。
【０００６】以下本発明の一実施例を示す図面に基づい
て説明する。先ず、図１はストレッチ包装の模式図であ
り、図２はストレッチ包装機におけるトレー底部のスト
レッチフイルムの重なり合った部分のみを熱融着させる
ための熱板の取り付けの状態を示すものであり、図３は
ストレッチ包装をしたトレーの底部を示すものである。
て説明する。先ず、図１はストレッチ包装の模式図であ
り、図２はストレッチ包装機におけるトレー底部のスト
レッチフイルムの重なり合った部分のみを熱融着させる
ための熱板の取り付けの状態を示すものであり、図３は
ストレッチ包装をしたトレーの底部を示すものである。
【０００７】ストレッチフイルム２でトレー１を包装す
るに際し、ストレッチ包装機への進行方向に対してトレ
ーの前後でストレッチフイルム２を溶断シールしてトレ
ーを内包した筒状となし、然る後トレー１の左右両端裏
面においてはストレッチフイルム２を折りたたみ該フイ
ルムの粘着性によって前記折りたたんだ重ねあわせ部３
を固着し、更に前記トレーを搬送する耐熱性のベルトの
下側にトレーの進行方向に対して直角方向に２〜７度傾
斜させて逆ハの字状に取りつけられた熱板４にて前記ス
トレッチフイルムの折りたたみ部を熱融着させる。
るに際し、ストレッチ包装機への進行方向に対してトレ
ーの前後でストレッチフイルム２を溶断シールしてトレ
ーを内包した筒状となし、然る後トレー１の左右両端裏
面においてはストレッチフイルム２を折りたたみ該フイ
ルムの粘着性によって前記折りたたんだ重ねあわせ部３
を固着し、更に前記トレーを搬送する耐熱性のベルトの
下側にトレーの進行方向に対して直角方向に２〜７度傾
斜させて逆ハの字状に取りつけられた熱板４にて前記ス
トレッチフイルムの折りたたみ部を熱融着させる。
【０００８】ストレッチフイルムとしては、ポリエチレ
ン系フイルム、塩化ビニルフイルムなどがあり特に限定
されるものではないが、ポリプロピレンを芯層とし両表
面に線状低密度ポリエチレンを配した熱収縮性フイルム
が好ましい。この熱収縮性フイルムを用いる場合はスト
レッチ包装機にトレーを被覆したフイルム全体を加熱す
るヒーターを取り付ける。
ン系フイルム、塩化ビニルフイルムなどがあり特に限定
されるものではないが、ポリプロピレンを芯層とし両表
面に線状低密度ポリエチレンを配した熱収縮性フイルム
が好ましい。この熱収縮性フイルムを用いる場合はスト
レッチ包装機にトレーを被覆したフイルム全体を加熱す
るヒーターを取り付ける。
【０００９】前記熱板４の取り付け角度が２度未満の場
合は、トレーの底部が均一に加熱されるので折りたたみ
部を熱融着させる程度に熱板の温度を上げるとトレー底
部の中央のフイルムが溶融して穴が開き、熱板の温度を
底部中央のフイルムに穴が開かない程度にすると折りた
たみ部が熱融着しない。また、７度を越える場合は、ト
レーの側面あるいは底面の角に熱が集中してよい包装し
上がりが得られない。
合は、トレーの底部が均一に加熱されるので折りたたみ
部を熱融着させる程度に熱板の温度を上げるとトレー底
部の中央のフイルムが溶融して穴が開き、熱板の温度を
底部中央のフイルムに穴が開かない程度にすると折りた
たみ部が熱融着しない。また、７度を越える場合は、ト
レーの側面あるいは底面の角に熱が集中してよい包装し
上がりが得られない。
【００１０】また、前記熱板４はストレッチ包装機の全
幅を加熱できる程度の長さを有するものが、種々の大き
さのトレーの包装に対応できるので好ましい。さらに、
上記ストレッチ包装を行う際、トレーの上から適宜加圧
するとさらに仕上がりの良い包装が得られる。
幅を加熱できる程度の長さを有するものが、種々の大き
さのトレーの包装に対応できるので好ましい。さらに、
上記ストレッチ包装を行う際、トレーの上から適宜加圧
するとさらに仕上がりの良い包装が得られる。
【００１１】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明のストレッチ
包装方法はトレーの底部でストレッチフイルムの重なり
合った部分のみを熱融着させるのでトレー内の水分が輸
送時あるいは店頭での販売時に滲出して他の商品を汚す
ことがない。特にストレッチフイルムが熱収縮性である
場合は、フイルムが熱で収縮し緊迫性のある仕上がりの
良い包装体が得られるものである。
包装方法はトレーの底部でストレッチフイルムの重なり
合った部分のみを熱融着させるのでトレー内の水分が輸
送時あるいは店頭での販売時に滲出して他の商品を汚す
ことがない。特にストレッチフイルムが熱収縮性である
場合は、フイルムが熱で収縮し緊迫性のある仕上がりの
良い包装体が得られるものである。
【図１】ストレッチ包装の全体を示す模式図。
【図２】ストレッチ包装機において、トレーの底部でス
トレッチフイルムの重なり合った部分のみを熱融着させ
るための熱板の取り付けの状態を示す説明図。
トレッチフイルムの重なり合った部分のみを熱融着させ
るための熱板の取り付けの状態を示す説明図。
【図３】ストレット包装をしたトレーの底部を示す説明
図。
図。
１ トレー ２ ストレッチフイルム ３ ストレッチフイルムの重ね合わせ部 ４ 熱板
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成５年１１月１７日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
Claims (1)
- 【請求項１】 トレーのストレッチ包装において、トレ
ーを覆うストレッチフイルムが包装機に搬送されるトレ
ーの前後側で少なくとも一か所溶断シールされて筒状と
なり、前記トレーの左右の両端においては前記ストレッ
チフイルムをトレーの底部で折りたたみ、その重なり合
った部分を、耐熱性搬送用ベルトの下側に包装体の進行
方向に対して直角に逆ハの字状に２〜７度傾斜して取り
つけられた二個の熱板にて融着させることを特徴とする
トレーのストレッチ包装方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4220675A JPH06115505A (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | トレーのストレッチ包装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4220675A JPH06115505A (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | トレーのストレッチ包装方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06115505A true JPH06115505A (ja) | 1994-04-26 |
Family
ID=16754707
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4220675A Pending JPH06115505A (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | トレーのストレッチ包装方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06115505A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014069815A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Fuji Seal International Inc | 筒状ラベル付き容器 |
| JP2019073308A (ja) * | 2017-10-16 | 2019-05-16 | 大倉工業株式会社 | ストレッチフィルムを用いたスリーブ包装方法、スリーブ包装用ストレッチフィルム、およびスリーブ包装体の製造方法 |
-
1992
- 1992-07-27 JP JP4220675A patent/JPH06115505A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014069815A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Fuji Seal International Inc | 筒状ラベル付き容器 |
| JP2019073308A (ja) * | 2017-10-16 | 2019-05-16 | 大倉工業株式会社 | ストレッチフィルムを用いたスリーブ包装方法、スリーブ包装用ストレッチフィルム、およびスリーブ包装体の製造方法 |
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