JPH0611495A - 自動探傷装置用ガイドシューの取付構造 - Google Patents

自動探傷装置用ガイドシューの取付構造

Info

Publication number
JPH0611495A
JPH0611495A JP4192887A JP19288792A JPH0611495A JP H0611495 A JPH0611495 A JP H0611495A JP 4192887 A JP4192887 A JP 4192887A JP 19288792 A JP19288792 A JP 19288792A JP H0611495 A JPH0611495 A JP H0611495A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide
guide shoe
shoe
hollow
hollow guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4192887A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Sakuragi
敏雄 桜木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP4192887A priority Critical patent/JPH0611495A/ja
Publication of JPH0611495A publication Critical patent/JPH0611495A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガイドシューのボルト締めを廃止すること
で、ガイドシュー交換時の着脱時間を短縮し、作業能率
の向上を図る。 【構成】 中空ガイド7の先端部にボールプランジャー
9を組込み、一方この中空ガイドの先端に装着されるガ
イドシュー6の外周には上記ボールプランジャーのボー
ルと係合する円周溝10を設けて、これらの係合により
装着するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、超音波などを利用し
た自動探傷装置に使用され、被検査材料のセンターリン
グガイドを目的としたガイドシューの着脱作業の簡素化
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は例えば実開昭58−154465
号公報に示された従来の自動探傷装置の一例を示す概略
構成図で、図において、1は自動探傷装置本体、2はこ
の自動探傷装置本体1の中央部を通過する被検査材料で
ある。3は軸受4によって支持されて回転する中空状の
シャフト、5はシャフト3の端面に固定されて共に回転
する探触子ホルダで、複数個の探触子(図示せず)を内
蔵している。6は被検査材料2をセンターリングガイド
するガイドシューで、自動探傷装置本体1の静止部分
(図示せず)に固定された中空ガイド7の先端に取り付
けられている。図5は図4におけるガイドシュー6の取
り付け構造の詳細を示したもので、8はガイドシュー6
を中空ガイド7に固定する為のボルトである。
【0003】次にガイドシューの交換要領について説明
する。被検査材料の外径が変わりガイドシューを交換す
る場合には、まず、ボルト8をスパナ等を用いて取り外
し、ガイドシューを手で引き抜く。次いで新しいサイズ
のガイドシューを手で中空ガイド7に挿入し、ボルト8
で締め付ける。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のガイドシューの
取付構造は以上のように構成されているので、ガイドシ
ューの交換時には、ボルトの着脱が必要であり、この作
業にかなりの時間を費やしていた。なお、ガイドシュー
は、被検査材料の外径が変わる度に交換が必要であり、
生産ライン上に設置された自動探傷装置では、数秒を争
う全体の組替時間の中で、その着脱時間がネックになる
という問題があった。
【0005】この発明は上記のような問題を解決するた
めになされたもので、ガイドシューの着脱にスパナなど
の工具を必要とせず、極めて短時間に交換作業ができる
と共に、装着状態でのガイドシューの脱落防止手段を兼
ね合わせて持つ、ガイドシューの取付構造を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るガイドシ
ューの取付構造は、ボルトを廃止して、中空ガイド側に
1個又は複数個のボールプランジャーを取り付けるとと
もに、ガイドシュー側に上記ボールプランジャーのボー
ルと噛み合う円周溝を設けたものである。
【0007】また、上記円周溝に代えて直線溝を設け、
かつ中空ガイドの端面に頭付きのピンを1個または複数
個取り付けるとともに、これに対応するガイドシューの
フランジ部にだるま状の穴を設けたものである。
【0008】
【作用】この発明におけるガイドシューの取付構造で
は、ガイドシューを装着時、ボールプランジャーとガイ
ドシューの溝が噛み合う様に構成したので、装着と同時
に脱落防止手段が施され、このためボルトによる締付が
不要となり、極く短時間でのガイドシューの交換が可能
となる。
【0009】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1を図に基づいて説
明する。図1は自動探傷装置内部のガイドシューの取付
部分のみを示したもので、9は中空ガイド7の先端部に
装着されたボールプランジャー、10はフランジ付ガイ
ドシュー6の中空ガイド7の挿入部に設けられた円周
溝、11はガイドシュー6の先端部に設けた面取りであ
る。
【0010】次にガイドシューの着脱操作について説明
する。まず、引き抜く時には、ガイドシューを手で掴
み、引き抜き方向へ力を加えると、ボールプランジャー
のボールが外側へ押し戻され、噛み合いが解除されてそ
のまま引き抜くことが出来る。次に、挿入時は、ガイド
シューを手で掴み、中空ガイドへ挿入すると、ボールプ
ランジャーのボールがガイドシュー先端の面取り部によ
り、外側へ押し戻され挿入が可能となる。装着後はボー
ルがガイドシューの溝に噛み込み、装着後の脱落が防止
される。
【0011】実施例2.上記実施例1では、被検査材料
の進行方向が、図4において左から右方向への1方向の
みである場合の、ガイドシューを抜き出す様な強制的な
力が加わらないケースについて述べたが、被検査材料が
逆方向に進行してガイドシューに衝突する可能性のある
様なケースにおいては、図2、図3に示す構造として、
脱落防止に対する信頼性を増すことができる。図3は図
2の矢印Aの方向からガイドシューだけを見た図であ
る。図2、図3において、12はガイドシュー6に設け
られた直線溝、13は中空ガイド7に取り付けられた頭
付きピン、14はガイドシュー6のフランジ部6aに設
けられただるま状穴で、大径部は頭付きピンの頭が通過
でき、小径部は通過できない径に形成されている。
【0012】次に、この構成によるガイドシューの着脱
操作について説明する。まず、ガイドシューを取り外す
場合は、ガイドシューのフランジ部を手で掴み、反時計
方向にわずかだけ回転させる。すると、ボールプランジ
ャーと直線溝との噛み合いが外れるとともに、ダルマ穴
の大径部が頭付きピンの位置に来て、ガイドシューの引
き抜きが可能となる。次に、挿入の場合には、ガイドシ
ューのダルマ穴の大径部を、頭付きピンの位置に合わせ
て中空ガイドに挿入する。この時、ボールプランジャー
とガイドシューの直線溝の位置は一致しておらず、ボー
ルは外側へ押し出された状態で挿入される。そしてガイ
ドシューを完全に挿入したあと、時計方向へわずかに回
転させると、だるま穴の小径部が頭付きピンの位置に来
て抜け止めが施されるとともに、ボールプランジャーと
直線溝が一致して、ボールが溝に噛み込み、回転止めが
施される。
【0013】なお、以上の説明において、ボールプラン
ジャーは、中空ガイドに埋め込むこととしたが、中空ガ
イドの製作上またはメインテナンス上から、中空ガイド
と分離したアダプタを設けて、この中にボールプランジ
ャーを埋め込み、これを中空ガイドに取り付ける構造と
してもよい。
【0014】
【発明の効果】以上の通りこの発明によれば、装着後の
脱落防止用としてボルトを使わず、ボールプランジャ
ー、もしくはボールプランジャーと頭付きピンとの組み
合せで抜け止めを施すため、ガイドシューの交換時の着
脱操作がスパナ等の工具を用いることなく、極く短時間
で実施でき、自動探傷装置全体の組み替え時間の短縮に
大きく貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す断面図である。
【図2】この発明の実施例2を示す断面図である。
【図3】図2におけるガイドシューの側面図である。
【図4】従来の自動探傷装置を示す概略断面図である。
【図5】図4におけるガイドシュー部分のみを示した断
面図である。
【符号の説明】
1 自動探傷装置本体 6 ガイドシュー 7 中空ガイド 9 ボールプランジャー 10 円周溝 12 直線溝 13 頭付きピン 14 だるま穴

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空ガイドの先端に取替え可能に取付け
    られ、この中空ガイドの中を通す被検査材料をセンター
    リングガイドするためのフランジ付ガイドシューを備え
    たものにおいて、上記中空ガイドの先端部にボールプラ
    ンジャーを配置するとともに、上記ガイドシューの周り
    に上記ボールプランジャーのボールと係合する円周溝を
    設けたことを特徴とする自動探傷装置用ガイドシューの
    取付構造。
  2. 【請求項2】 中空ガイドの先端に取替え可能に取付け
    られ、この中空ガイドの中を通す被検査材料をセンター
    リングガイドするためのフランジ付ガイドシューを備え
    たものにおいて、上記中空ガイドの先端部にボールプラ
    ンジャーを配置するとともに、上記ガイドシューの周り
    に上記ボールプランジャーのボールと係合する軸方向の
    直線溝を設け、かつ上記中空ガイドの端面に頭付きピン
    を突設するとともに、上記ガイドシューのフランジ部に
    上記頭付きピンと係合するだるま穴を設けたことを特徴
    とする自動探傷装置用ガイドシューの取付構造。
JP4192887A 1992-06-25 1992-06-25 自動探傷装置用ガイドシューの取付構造 Pending JPH0611495A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4192887A JPH0611495A (ja) 1992-06-25 1992-06-25 自動探傷装置用ガイドシューの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4192887A JPH0611495A (ja) 1992-06-25 1992-06-25 自動探傷装置用ガイドシューの取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0611495A true JPH0611495A (ja) 1994-01-21

Family

ID=16298633

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4192887A Pending JPH0611495A (ja) 1992-06-25 1992-06-25 自動探傷装置用ガイドシューの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0611495A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005103675A1 (ja) * 2004-04-26 2005-11-03 Kabushiki Kaisha Toshiba 3次元超音波検査装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005103675A1 (ja) * 2004-04-26 2005-11-03 Kabushiki Kaisha Toshiba 3次元超音波検査装置
US7496456B2 (en) 2004-04-26 2009-02-24 Kabushiki Kaisha Toshiba 3D ultrasonographic device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5984595A (en) Tool holder
JPH05200610A (ja) 機械式チャック
US20070092354A1 (en) Weld nut or stud, fastening system and method
JP3415633B2 (ja) 工作物部材を組み立てるためのファスナー
US9212683B2 (en) Method of fastening a captive screw to a panel
WO2023202085A1 (zh) 一种刀柄锁紧套及刀库
US7421769B2 (en) Stud installation tool and method of stud installation
US5927913A (en) Tool holder
JPH0611495A (ja) 自動探傷装置用ガイドシューの取付構造
KR101019567B1 (ko) 원자력 발전 터빈 커플링용 체결볼트
JP2641857B2 (ja) 加工機械中心部における保持装置の交換機構
CN201211622Y (zh) 车床夹具
CN214213653U (zh) 一种用于拆卸托辊轴承的工具
CN213673919U (zh) 一种定位销拆卸装置
JP2000198082A (ja) プ―リ軸取外し装置
JPS6123924Y2 (ja)
JP2000266755A (ja) バーコードラベル貼付け装置
JPH07266156A (ja) ボルト締結治具およびボルト
KR100379895B1 (ko) 부싱 장착 기구
CN219425156U (zh) 一种粘尘机构
KR940010895B1 (ko) 나사부품의 공급체결방법 및 장치
CN218968369U (zh) 一种用于fpc端子加工生产用的供料装置
CN217572736U (zh) 一种带座轴承的拆卸工装
WO2024084670A1 (ja) 巻上機ブレーキ装置のブレーキパッド挿抜補助具及びブレーキパッド挿抜方法
CN110686821B (zh) 螺母扭拉试验装置及其螺母扭拉试验工装

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees