JPH06114613A - ダイヤフラムチャックに於けるダイヤフラムの構造 - Google Patents
ダイヤフラムチャックに於けるダイヤフラムの構造Info
- Publication number
- JPH06114613A JPH06114613A JP28938792A JP28938792A JPH06114613A JP H06114613 A JPH06114613 A JP H06114613A JP 28938792 A JP28938792 A JP 28938792A JP 28938792 A JP28938792 A JP 28938792A JP H06114613 A JPH06114613 A JP H06114613A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diaphragm
- axial direction
- work
- cylinder chamber
- recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Gripping On Spindles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ダイヤフラムチャックに於いてダイヤフラム
を撓み易くし、ワーク把持爪のストローク量を大きくす
る。 【構成】 ベース１の軸方向の一端面に開口して断面円
形の凹所２を設けると共に、凹所２に連通して軸方向に
シリンダー室３、及びシリンダー室３に連通し他端面に
開口する空気の流通路４を設ける。シリンダー室３内に
軸方向に往復動するピストン５を設ける。凹所２の前面
にダイヤフラム９を止着する。ダイヤフラム９の中心孔
１０より外周端付近に向け放射状に等分に切り欠き溝１
１を形成する。切り欠き溝１１により区画された各ダイ
ヤフラム部にワーク把持爪１２を同心円上に設置する。
ダイヤフラム９の中心付近とピストンロッド７を連結す
る。
を撓み易くし、ワーク把持爪のストローク量を大きくす
る。 【構成】 ベース１の軸方向の一端面に開口して断面円
形の凹所２を設けると共に、凹所２に連通して軸方向に
シリンダー室３、及びシリンダー室３に連通し他端面に
開口する空気の流通路４を設ける。シリンダー室３内に
軸方向に往復動するピストン５を設ける。凹所２の前面
にダイヤフラム９を止着する。ダイヤフラム９の中心孔
１０より外周端付近に向け放射状に等分に切り欠き溝１
１を形成する。切り欠き溝１１により区画された各ダイ
ヤフラム部にワーク把持爪１２を同心円上に設置する。
ダイヤフラム９の中心付近とピストンロッド７を連結す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はダイヤフラムチャックに
於いて、ワーク把持爪を装着し、ワーク把持爪を作動さ
せワークを把持するダイヤフラムに関するものである。
於いて、ワーク把持爪を装着し、ワーク把持爪を作動さ
せワークを把持するダイヤフラムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ダイヤフラムの周縁部をピストン
の周縁部で押圧し、ダイヤフラムの押圧される側と反対
側に一体に設けているワーク把持爪でワークを把持して
いた。そして、ダイヤフラムに撓みを増大するための工
夫は皆無であった。
の周縁部で押圧し、ダイヤフラムの押圧される側と反対
側に一体に設けているワーク把持爪でワークを把持して
いた。そして、ダイヤフラムに撓みを増大するための工
夫は皆無であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ダイヤフラムチャック
はダイヤフラムをエアー等の圧力で直接ダイヤフラムを
押圧するか、又はピストンの押圧力でダイヤフラムを押
圧することにより、ダイヤフラムに撓みを与え、ダイヤ
フラムに装着されているワーク把持爪を動かしてワーク
を把持するのであるが、ダイヤフラムに撓みを与えるに
は大きな加圧力を必要とし、小さな加圧力ではどうして
もワーク把持爪のストローク量も少なくなるのである。
はダイヤフラムをエアー等の圧力で直接ダイヤフラムを
押圧するか、又はピストンの押圧力でダイヤフラムを押
圧することにより、ダイヤフラムに撓みを与え、ダイヤ
フラムに装着されているワーク把持爪を動かしてワーク
を把持するのであるが、ダイヤフラムに撓みを与えるに
は大きな加圧力を必要とし、小さな加圧力ではどうして
もワーク把持爪のストローク量も少なくなるのである。
【０００４】そこで本発明は、従来と同一の加圧力であ
ってもダイヤフラムの撓みが大きくなりワーク把持爪の
ストローク量も大きくすることのできるダイヤフラムの
構造を提供しようとするものである。
ってもダイヤフラムの撓みが大きくなりワーク把持爪の
ストローク量も大きくすることのできるダイヤフラムの
構造を提供しようとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、ベースの軸方向の一端面に設けられ、且つワ
ーク把持爪を装着し、エアー等の圧力でダイヤフラムを
撓ませワーク把持爪を作動させワークを把持するダイヤ
フラムチャックに於いて、ダイヤフラムの中央部に中心
孔が穿設され、該中心孔より外周端付近に向け放射状に
等分に切り欠き溝が形成されると共に、該切り欠き溝に
より区画された各ダイヤフラムに夫々ワーク把持爪が同
心円上に設置されていることを特徴とするものである。
本発明は、ベースの軸方向の一端面に設けられ、且つワ
ーク把持爪を装着し、エアー等の圧力でダイヤフラムを
撓ませワーク把持爪を作動させワークを把持するダイヤ
フラムチャックに於いて、ダイヤフラムの中央部に中心
孔が穿設され、該中心孔より外周端付近に向け放射状に
等分に切り欠き溝が形成されると共に、該切り欠き溝に
より区画された各ダイヤフラムに夫々ワーク把持爪が同
心円上に設置されていることを特徴とするものである。
【０００６】
【作用】本発明の作用を説明すれば、シリンダー室へ圧
縮されたエアーを送り込めば、ピストンロッドによりダ
イヤフラムの中心付近が内方より押圧され、ダイヤフラ
ムは外方へ撓み筒状ワークの内面にワーク把持爪が拡開
し圧着する。
縮されたエアーを送り込めば、ピストンロッドによりダ
イヤフラムの中心付近が内方より押圧され、ダイヤフラ
ムは外方へ撓み筒状ワークの内面にワーク把持爪が拡開
し圧着する。
【０００７】そして、ダイヤフラムは切り欠き溝で等分
に分離区画されているため、小さな加圧力でも撓み易
く、又撓みも大きくなる。
に分離区画されているため、小さな加圧力でも撓み易
く、又撓みも大きくなる。
【０００８】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づき説明す
れば、図１は本発明ダイヤフラムの構造の一実施例を示
した断面図、図２は同上の正面図、図３は本発明のダイ
ヤフラムの正面図である。
れば、図１は本発明ダイヤフラムの構造の一実施例を示
した断面図、図２は同上の正面図、図３は本発明のダイ
ヤフラムの正面図である。
【０００９】而して、図中１は工作機械のスピンドルに
着脱自在に装着するベースであり、該ベース１は軸方向
の一端面に開口する断面円形の凹所２を有すると共に、
凹所２に連通して軸方向にシリンダー室３、及びシリン
ダー室３に連通し他端面に開口する空気の流通路４を有
する。５はシリンダー室３内を軸方向に往復動するピス
トン、６はシリンダー室３内に筒部を嵌入した有底筒で
ピストンロッド７が挿通され、該ピストンロッド７にピ
ストン５の復帰用スプリング８が巻着されている。
着脱自在に装着するベースであり、該ベース１は軸方向
の一端面に開口する断面円形の凹所２を有すると共に、
凹所２に連通して軸方向にシリンダー室３、及びシリン
ダー室３に連通し他端面に開口する空気の流通路４を有
する。５はシリンダー室３内を軸方向に往復動するピス
トン、６はシリンダー室３内に筒部を嵌入した有底筒で
ピストンロッド７が挿通され、該ピストンロッド７にピ
ストン５の復帰用スプリング８が巻着されている。
【００１０】９は凹所２の前面に設けた薄肉の同一厚さ
のダイヤフラムであり、該ダイヤフラム９は外周端付近
がベース１の周縁に止着され、中央部に穿設した中心孔
１０より外周端付近に向け放射状に等分に切り欠き溝１
１が形成されている。１２は切り欠き溝１１により区画
されたダイヤフラム部に止着されたワーク把持爪であ
り、各ワーク把持爪１２は同心円上に設置されている。
のダイヤフラムであり、該ダイヤフラム９は外周端付近
がベース１の周縁に止着され、中央部に穿設した中心孔
１０より外周端付近に向け放射状に等分に切り欠き溝１
１が形成されている。１２は切り欠き溝１１により区画
されたダイヤフラム部に止着されたワーク把持爪であ
り、各ワーク把持爪１２は同心円上に設置されている。
【００１１】ダイヤフラム９の中心孔１０には内方より
前記ピストンロッド７及びピストン５を連結している螺
棒１３の先方部が中心孔１０の前後に当着した座金１４
を介して突出し、該突出部１５にナット１６が締着され
ている。そして、圧縮されたエアーを流通路４より圧入
し、ピストン５を押圧することにより、ダイヤフラム９
は外方に撓むものである。
前記ピストンロッド７及びピストン５を連結している螺
棒１３の先方部が中心孔１０の前後に当着した座金１４
を介して突出し、該突出部１５にナット１６が締着され
ている。そして、圧縮されたエアーを流通路４より圧入
し、ピストン５を押圧することにより、ダイヤフラム９
は外方に撓むものである。
【００１２】
【発明の効果】本発明に依れば、ダイヤフラムを切り欠
き溝で区画することにより、ダイヤフラムに対する加圧
力が同じでも従来のダイヤフラムより撓みを大きくでき
るから、ワーク把持爪のストローク量を大きくすること
ができるものである。又、構造的に簡単で価格も安価に
できるものであって有用な発明である。
き溝で区画することにより、ダイヤフラムに対する加圧
力が同じでも従来のダイヤフラムより撓みを大きくでき
るから、ワーク把持爪のストローク量を大きくすること
ができるものである。又、構造的に簡単で価格も安価に
できるものであって有用な発明である。
【図１】本発明の一実施例を示した断面図である。
【図２】本発明の一実施例を示した正面図である。
【図３】本発明ダイヤフラムの正面図である。
１ ベース ９ ダイヤフラム １０ 中心孔 １１ 切り欠き溝 １２ ワーク把持爪
Claims (1)
- 【請求項１】 ベースの軸方向の一端面に設けられ、且
つワーク把持爪を装着し、エアー等の圧力でダイヤフラ
ムを撓ませワーク把持爪を作動させワークを把持するダ
イヤフラムチャックに於いて、ダイヤフラムの中央部に
中心孔が穿設され、該中心孔より外周端付近に向け放射
状に等分に切り欠き溝が形成されると共に、該切り欠き
溝により区画された各ダイヤフラムに夫々ワーク把持爪
が同心円上に設置されていることを特徴とするダイヤフ
ラムチャックに於けるダイヤフラムの構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28938792A JPH06114613A (ja) | 1992-10-02 | 1992-10-02 | ダイヤフラムチャックに於けるダイヤフラムの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28938792A JPH06114613A (ja) | 1992-10-02 | 1992-10-02 | ダイヤフラムチャックに於けるダイヤフラムの構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06114613A true JPH06114613A (ja) | 1994-04-26 |
Family
ID=17742564
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28938792A Pending JPH06114613A (ja) | 1992-10-02 | 1992-10-02 | ダイヤフラムチャックに於けるダイヤフラムの構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06114613A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006513049A (ja) * | 2003-01-20 | 2006-04-20 | クロイツ ホフマン | 締付および／または制動装置 |
| JP2007203441A (ja) * | 2006-02-06 | 2007-08-16 | Seiko Instruments Inc | チャック装置 |
| KR100789843B1 (ko) * | 2007-06-14 | 2007-12-28 | (주) 보원산업 | 공작기계용 선반척의 탄성변형 흡수장치 |
-
1992
- 1992-10-02 JP JP28938792A patent/JPH06114613A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006513049A (ja) * | 2003-01-20 | 2006-04-20 | クロイツ ホフマン | 締付および／または制動装置 |
| JP2007203441A (ja) * | 2006-02-06 | 2007-08-16 | Seiko Instruments Inc | チャック装置 |
| JP4688048B2 (ja) * | 2006-02-06 | 2011-05-25 | セイコーインスツル株式会社 | チャック装置 |
| KR100789843B1 (ko) * | 2007-06-14 | 2007-12-28 | (주) 보원산업 | 공작기계용 선반척의 탄성변형 흡수장치 |
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