JPH0611451Y2 - 回転数測定器 - Google Patents
回転数測定器Info
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- JPH0611451Y2 JPH0611451Y2 JP4450188U JP4450188U JPH0611451Y2 JP H0611451 Y2 JPH0611451 Y2 JP H0611451Y2 JP 4450188 U JP4450188 U JP 4450188U JP 4450188 U JP4450188 U JP 4450188U JP H0611451 Y2 JPH0611451 Y2 JP H0611451Y2
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- light emitting
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、回転数測定器に係り、さらに詳しくは、光
学的な非接触式の回転数測定器をアダプタを介すること
で接触式の回転数測定器として用いようとする場合、受
光素子へのノイズ光の到達を少なくして正確な回転数を
検出することができるようにした回転数測定器に関す
る。
学的な非接触式の回転数測定器をアダプタを介すること
で接触式の回転数測定器として用いようとする場合、受
光素子へのノイズ光の到達を少なくして正確な回転数を
検出することができるようにした回転数測定器に関す
る。
[従来の技術] 回転数測定器は、各種装置の回転軸などからなる被測回
転体の回転数を検出するために用いられている。
転体の回転数を検出するために用いられている。
従来からあるこの種の回転数測定器については、接触式
の回転検出軸を有し、この回転検出軸を介して被測回転
体の回転数を直接に検出することができるようにした接
触方式のもののほか、第4図に示すように、被測回転体
に貼付した光反射テープ41に対し、本体部51に設けられ
ている制御回路54により制御されている点灯回路55を介
することで発光素子52からレンズ58を経た光を照射し、
回転周期に対応する反射光をレンズ58を介して受光素子
53で受光し、前記制御回路54により制御された適宜の受
光回路56を介することで回転パルスとして検出し、これ
を表示部57により回転数として表示することができるよ
うにした光学検出系を有してなる非接触方式のものとに
大別することができる。
の回転検出軸を有し、この回転検出軸を介して被測回転
体の回転数を直接に検出することができるようにした接
触方式のもののほか、第4図に示すように、被測回転体
に貼付した光反射テープ41に対し、本体部51に設けられ
ている制御回路54により制御されている点灯回路55を介
することで発光素子52からレンズ58を経た光を照射し、
回転周期に対応する反射光をレンズ58を介して受光素子
53で受光し、前記制御回路54により制御された適宜の受
光回路56を介することで回転パルスとして検出し、これ
を表示部57により回転数として表示することができるよ
うにした光学検出系を有してなる非接触方式のものとに
大別することができる。
また、近時においては、第4図に示したような非接触方
式による回転数測定器に対し、その着脱を可能としたア
ダプタを組み合わせてやることで、接触方式としても用
いることができるようにした汎用タイプのものも既に提
供されており、現場における被測定対象物の具体的な構
造や測定環境に柔軟に対応させながらその回転数を測定
することが可能となっている。
式による回転数測定器に対し、その着脱を可能としたア
ダプタを組み合わせてやることで、接触方式としても用
いることができるようにした汎用タイプのものも既に提
供されており、現場における被測定対象物の具体的な構
造や測定環境に柔軟に対応させながらその回転数を測定
することが可能となっている。
このような汎用タイプの回転数測定器に用いられる前記
アダプタ61については、例えば第5図に示すように、図
示しないケーシングからその一端を突出させた回転検出
軸62がその先端部に配置された接触子63を介すること
で、被測回転体40への当接が可能となって配設されてい
る。また、この回転検出軸62の他端に設けられている光
反射用回転板64は、反射部65と非反射部66とに二分割さ
れており、これらの反射部65と非反射部66とに対して
は、本体部51に設けられている制御回路54により制御さ
れている点灯回路55を介することで発光素子52から照射
された光が回転周期に対応して反射し、この反射光を受
光する受光素子53により前記制御回路54により制御され
た適宜の受光回路56を介することで回転パルスとして検
出し、これを表示部により回転数として表示することが
できるようになっている。
アダプタ61については、例えば第5図に示すように、図
示しないケーシングからその一端を突出させた回転検出
軸62がその先端部に配置された接触子63を介すること
で、被測回転体40への当接が可能となって配設されてい
る。また、この回転検出軸62の他端に設けられている光
反射用回転板64は、反射部65と非反射部66とに二分割さ
れており、これらの反射部65と非反射部66とに対して
は、本体部51に設けられている制御回路54により制御さ
れている点灯回路55を介することで発光素子52から照射
された光が回転周期に対応して反射し、この反射光を受
光する受光素子53により前記制御回路54により制御され
た適宜の受光回路56を介することで回転パルスとして検
出し、これを表示部により回転数として表示することが
できるようになっている。
[考案の解決しようとする課題] ところで、第4図に示したような非接触方式の回転数測
定器については、非接触方式であることの特性を生かす
ことにより、光学検出系と被測回転体との間の離間距離
が比較的長い場合により効果的に使用することができ
る。この場合、被測回転体との間の離間距離が比較的長
いが故に、発光素子からの照射光、もしくはその反射光
の光量が減衰することを予め考慮しておかなければなら
ず、このため、発光素子の発光輝度を上げたり、受光素
子の受光感度を高めてやる必要があった。
定器については、非接触方式であることの特性を生かす
ことにより、光学検出系と被測回転体との間の離間距離
が比較的長い場合により効果的に使用することができ
る。この場合、被測回転体との間の離間距離が比較的長
いが故に、発光素子からの照射光、もしくはその反射光
の光量が減衰することを予め考慮しておかなければなら
ず、このため、発光素子の発光輝度を上げたり、受光素
子の受光感度を高めてやる必要があった。
しかし、非接触方式の回転数測定器として上記したよう
な高い輝度の発光素子や感度のよい受光素子が組み込ま
れているものに対し、さらに前記アダプタを介在させる
ことで接触方式に切り換えてこれを使用しようとすると
きには、次のような不都合が生じ得るのも不可避的であ
る。
な高い輝度の発光素子や感度のよい受光素子が組み込ま
れているものに対し、さらに前記アダプタを介在させる
ことで接触方式に切り換えてこれを使用しようとすると
きには、次のような不都合が生じ得るのも不可避的であ
る。
すなわち、アダプタ内の発光素子の発光輝度が高いが
故、もしくは、受光素子の受光感度が高いが故に、非反
射部からの反射光や、ケーシング内で生じた乱反射光な
どのような本来は無効であるべきはずの反射光をも有効
な反射光として受光素子が受光してしまい、これがノイ
ズ光となって正確な回転数を測定出来なくなる結果を招
来するという問題があった。
故、もしくは、受光素子の受光感度が高いが故に、非反
射部からの反射光や、ケーシング内で生じた乱反射光な
どのような本来は無効であるべきはずの反射光をも有効
な反射光として受光素子が受光してしまい、これがノイ
ズ光となって正確な回転数を測定出来なくなる結果を招
来するという問題があった。
[課題を解決するための手段] この考案は、従来技術にみられた上記課題を解決すべく
なされたものであり、請求項1記載の考案によれば、そ
の構成上の特徴は、被測回転体に対する光の照射を可能
とした第1発光素子と、この第1発光素子からの照射光
を反射光として受光することを可能とした受光素子とを
備えた光学検出系を本体部に有し、この本体部に対し非
接触方式と接触方式との切換えを可能とすべく着脱可能
に組み合わされるアダプタには、前記被測回転体の回転
中心部に接離自在に当接される回転検出軸と、この回転
検出軸の回転速度に従って回転可能とし、かつ、透光部
と非透光部とを有する光透過用回転板と、この光透過用
回転板の一側方向から他側方向に位置する本体部の前記
受光部に対して光の照射を可能とした第2発光素子を前
記第1発光素子とは点灯時における発光輝度を異ならせ
て配設し、この第2発光素子と前記第1発光素子とは、
本体部に対しアダプタを装着した際には第2発光素子
を、本体部からアダプタを離脱させた際には第1発光素
子をそれぞれ点灯可能とすべく、点灯回路の切換回路を
配設したことにある。
なされたものであり、請求項1記載の考案によれば、そ
の構成上の特徴は、被測回転体に対する光の照射を可能
とした第1発光素子と、この第1発光素子からの照射光
を反射光として受光することを可能とした受光素子とを
備えた光学検出系を本体部に有し、この本体部に対し非
接触方式と接触方式との切換えを可能とすべく着脱可能
に組み合わされるアダプタには、前記被測回転体の回転
中心部に接離自在に当接される回転検出軸と、この回転
検出軸の回転速度に従って回転可能とし、かつ、透光部
と非透光部とを有する光透過用回転板と、この光透過用
回転板の一側方向から他側方向に位置する本体部の前記
受光部に対して光の照射を可能とした第2発光素子を前
記第1発光素子とは点灯時における発光輝度を異ならせ
て配設し、この第2発光素子と前記第1発光素子とは、
本体部に対しアダプタを装着した際には第2発光素子
を、本体部からアダプタを離脱させた際には第1発光素
子をそれぞれ点灯可能とすべく、点灯回路の切換回路を
配設したことにある。
また、同じ目的を達成すべくなされた請求項2記載の考
案は、被測回転体に対する光の照射を可能とした発光素
子と、この発光素子からの照射光を反射光として受光可
能な第1受光素子と、この第1受光素子とは受光感度を
異にする第2受光素子とを備えてなる光学検出系を本体
部に有し、この本体部に対し非接触方式と接触方式との
切換えを可能とすべく着脱可能に組み合わされるアダプ
タには、前記被測回転体の回転中心部に接離自在に当接
される回転検出軸と、この回転検出軸の回転速度に従っ
て回転可能とし、かつ、二分割された反射部と非反射部
とを有する光反射用回転板を配設するとともに、前記第
1受光素子と第2受光素子とは、本体部に対しアダプタ
を装着した際には第2受光素子で、本体部からアダプタ
を離脱させた際には第1受光素子で発光素子からの照射
光を反射光としてそれぞれ受光可能とすべく、受光回路
の切換手段を配設したことにその構成上の特徴がある。
案は、被測回転体に対する光の照射を可能とした発光素
子と、この発光素子からの照射光を反射光として受光可
能な第1受光素子と、この第1受光素子とは受光感度を
異にする第2受光素子とを備えてなる光学検出系を本体
部に有し、この本体部に対し非接触方式と接触方式との
切換えを可能とすべく着脱可能に組み合わされるアダプ
タには、前記被測回転体の回転中心部に接離自在に当接
される回転検出軸と、この回転検出軸の回転速度に従っ
て回転可能とし、かつ、二分割された反射部と非反射部
とを有する光反射用回転板を配設するとともに、前記第
1受光素子と第2受光素子とは、本体部に対しアダプタ
を装着した際には第2受光素子で、本体部からアダプタ
を離脱させた際には第1受光素子で発光素子からの照射
光を反射光としてそれぞれ受光可能とすべく、受光回路
の切換手段を配設したことにその構成上の特徴がある。
[実施例] 以下、図面に基づいてこの考案の実施例を詳説する。
第1図は、請求項1記載の考案の一実施例を示す概略構
成図である。
成図である。
すなわち、本体部1には、被測回転体40に対する光の照
射を可能とした第1発光素子2と、この第1発光素子2
からの照射光を反射光として受光することを可能とした
受光素子3とを備えた光学検出系を設けて形成されてい
る。
射を可能とした第1発光素子2と、この第1発光素子2
からの照射光を反射光として受光することを可能とした
受光素子3とを備えた光学検出系を設けて形成されてい
る。
この光学検出系をさらに詳しく説明すれば、前記第1発
光素子2は、制御回路4を介して点灯制御されている点
灯回路5により必要に応じてその点滅が可能となってお
り、後述の第2発光素子27に比較して高い発光輝度を得
ることができるLEDなどを用いることで形成されてい
る。
光素子2は、制御回路4を介して点灯制御されている点
灯回路5により必要に応じてその点滅が可能となってお
り、後述の第2発光素子27に比較して高い発光輝度を得
ることができるLEDなどを用いることで形成されてい
る。
また、前記受光素子3は、前記制御回路4により制御さ
れている適宜の受光回路6を介することで、有効な反射
光として検出された光を電気信号に変換することがで
き、これを表示部7を介してディジタル表示等、適宜の
表示方式により表示することができるようになってい
る。
れている適宜の受光回路6を介することで、有効な反射
光として検出された光を電気信号に変換することがで
き、これを表示部7を介してディジタル表示等、適宜の
表示方式により表示することができるようになってい
る。
一方、非接触方式を接触方式に切換えるべく、前記本体
部1に着脱可能に装着されるアダプタ21は、前記被測回
転体40の回転中心部に接離自在に当接される接触子23を
その一端に有してなる回転検出軸22と、この回転検出軸
22の回転速度に従って回転可能とし、かつ、適宜の透明
スリットなどからなる透光部25とそれ以外の不透明な非
透光部26とからなる光透過用回転板24を他端に有して形
成されている。しかも、この光透過用回転板24の一側方
向、例えば前記被測回転体40の側にあって前記透光部25
に対向する部位には、本体部1の前記受光素子3に対す
る光の照射を可能とした例えばLEDなどからなる第2
発光素子27をその点灯時の輝度が前記第1発光素子2の
輝度よりも低くなるようにして配設されている。
部1に着脱可能に装着されるアダプタ21は、前記被測回
転体40の回転中心部に接離自在に当接される接触子23を
その一端に有してなる回転検出軸22と、この回転検出軸
22の回転速度に従って回転可能とし、かつ、適宜の透明
スリットなどからなる透光部25とそれ以外の不透明な非
透光部26とからなる光透過用回転板24を他端に有して形
成されている。しかも、この光透過用回転板24の一側方
向、例えば前記被測回転体40の側にあって前記透光部25
に対向する部位には、本体部1の前記受光素子3に対す
る光の照射を可能とした例えばLEDなどからなる第2
発光素子27をその点灯時の輝度が前記第1発光素子2の
輝度よりも低くなるようにして配設されている。
また、このようにしてアダプタ21内に配設されている第
2発光素子27と、本体部1に配設されている第1発光素
子2とは、前記点灯回路5との関係で設けられた切換回
路8を介することで、本体部1に対しアダプタ21を装着
した際には第2発光素子27の側を、本体部1からアダプ
タ21を離脱させた際には第1発光素子2の側を各別に点
灯させることができるようにして形成されている。
2発光素子27と、本体部1に配設されている第1発光素
子2とは、前記点灯回路5との関係で設けられた切換回
路8を介することで、本体部1に対しアダプタ21を装着
した際には第2発光素子27の側を、本体部1からアダプ
タ21を離脱させた際には第1発光素子2の側を各別に点
灯させることができるようにして形成されている。
第2図は、上記切換回路8が介在される本体部1とアダ
プタ21との間の具体的な接続関係の一例を示したもので
ある。
プタ21との間の具体的な接続関係の一例を示したもので
ある。
すなわち、本体部1の側の第1発光素子2の回路と、ア
ダプタ21の側の第2発光素子27の回路とは、三箇所のコ
ネクタC1,C2,C3を介することで相互に接続可能となっ
て形成されている。これを、相互に接続関係にある場合
についてみれば、電源10からの印加電圧は、点灯を必要
とする際にH信号を出力する点灯回路5を介すること
で、第2発光素子27の側を点灯させることができるよう
になっている。また、本体部1からアダプタ21を離脱さ
せることで、三箇所の前記コネクタC1,C2,C3における
相互の接続関係を断った場合についてみれば、点灯を必
要とする際にH信号を出力する前記点灯回路5を介する
ことで、第1発光素子2の側を点灯させることができる
ようになっている。
ダプタ21の側の第2発光素子27の回路とは、三箇所のコ
ネクタC1,C2,C3を介することで相互に接続可能となっ
て形成されている。これを、相互に接続関係にある場合
についてみれば、電源10からの印加電圧は、点灯を必要
とする際にH信号を出力する点灯回路5を介すること
で、第2発光素子27の側を点灯させることができるよう
になっている。また、本体部1からアダプタ21を離脱さ
せることで、三箇所の前記コネクタC1,C2,C3における
相互の接続関係を断った場合についてみれば、点灯を必
要とする際にH信号を出力する前記点灯回路5を介する
ことで、第1発光素子2の側を点灯させることができる
ようになっている。
なお、光透過用回転板24における透光部25を光量を絞る
ことができる適宜の透明スリットにより形成している場
合、あるいは、光透過用回転板24の透光部25を光が透過
する際の減衰量などを考慮するならば、第1発光素子2
と第2発光素子27とは、同じ発光輝度のものを用いるこ
ともできる。
ことができる適宜の透明スリットにより形成している場
合、あるいは、光透過用回転板24の透光部25を光が透過
する際の減衰量などを考慮するならば、第1発光素子2
と第2発光素子27とは、同じ発光輝度のものを用いるこ
ともできる。
請求項1記載の考案は、このようにして構成されている
ので、非接触方式で使用する場合には、高い輝度を有す
る第1発光素子2を点灯させ、反射テープを貼着した被
測回転体40に向けて光を照射し、回転周期に対応する有
効な反射光を受光素子3で受光することができ、回転数
を正確に測定することができる。また、本体部1にアダ
プタ21を装着して接触方式として使用する場合には、切
換回路8を介することで、装着と同時に第2発光素子27
の側のみを点灯させることができるので、その照射光を
光透過用回転板24の透光部25を透過させることにより、
乱反射光などのような不必要な光を排除して有効な光の
みを受光素子3に送ることができる。したがって、アダ
プタ21を介在させた接触方式によっても、被測回転体40
の回転数を正確に測定することができる。
ので、非接触方式で使用する場合には、高い輝度を有す
る第1発光素子2を点灯させ、反射テープを貼着した被
測回転体40に向けて光を照射し、回転周期に対応する有
効な反射光を受光素子3で受光することができ、回転数
を正確に測定することができる。また、本体部1にアダ
プタ21を装着して接触方式として使用する場合には、切
換回路8を介することで、装着と同時に第2発光素子27
の側のみを点灯させることができるので、その照射光を
光透過用回転板24の透光部25を透過させることにより、
乱反射光などのような不必要な光を排除して有効な光の
みを受光素子3に送ることができる。したがって、アダ
プタ21を介在させた接触方式によっても、被測回転体40
の回転数を正確に測定することができる。
一方、第3図は、請求項2記載の考案の一実施例を示す
概略構成図である。
概略構成図である。
すなわち、本体部1は、被測回転体40に対する光の照射
を可能とした発光素子11と、この発光素子11からの照射
光を反射光として受光することができる第1受光素子12
と第2受光素子13とを有してなる光学検出系を備えて形
成されている。
を可能とした発光素子11と、この発光素子11からの照射
光を反射光として受光することができる第1受光素子12
と第2受光素子13とを有してなる光学検出系を備えて形
成されている。
この光学検出系をさらに詳しく説明すれば、前記発光素
子11は、制御回路4を介して点灯制御されている点灯回
路5により必要に応じてその点滅が可能となっており、
例えばLEDなどを用いて形成されている。また、前記
第1受光素子12と第2受光素子13とは、そのいずれか一
方、例えば第1受光素子12の側が第2受光素子13の側よ
りもその受光感度を高くして形成されており、前記制御
回路4により制御されている適宜の受光回路6を介する
ことで、それぞれが有効な反射光として検出した光を電
気信号に変換し、これを表示部7によりディジタル表示
等、適宜の表示方式により表示することができるように
なっている。
子11は、制御回路4を介して点灯制御されている点灯回
路5により必要に応じてその点滅が可能となっており、
例えばLEDなどを用いて形成されている。また、前記
第1受光素子12と第2受光素子13とは、そのいずれか一
方、例えば第1受光素子12の側が第2受光素子13の側よ
りもその受光感度を高くして形成されており、前記制御
回路4により制御されている適宜の受光回路6を介する
ことで、それぞれが有効な反射光として検出した光を電
気信号に変換し、これを表示部7によりディジタル表示
等、適宜の表示方式により表示することができるように
なっている。
このようにして形成されている本体部1に対し非接触方
式と接触方式との切換えを可能とすべく着脱可能に組み
合わされるアダプタ21は、前記被測回転体40の回転中心
部に接離自在に当接される回転検出軸22と、この回転検
出軸22の回転速度に従って回転可能とし、かつ、二等分
等、所定の表面積を有して二分割されている反射部31と
非反射部32とからなる光反射用回転板30とを有して形成
されている。
式と接触方式との切換えを可能とすべく着脱可能に組み
合わされるアダプタ21は、前記被測回転体40の回転中心
部に接離自在に当接される回転検出軸22と、この回転検
出軸22の回転速度に従って回転可能とし、かつ、二等分
等、所定の表面積を有して二分割されている反射部31と
非反射部32とからなる光反射用回転板30とを有して形成
されている。
また、前記第1受光素子12と第2受光素子13とは、仮に
第2受光素子13の側の受光感度を低くしてあるとすれ
ば、本体部1に対しアダプタ21を装着した際には第2受
光素子13の側で、本体部1からアダプタ21を離脱させた
際には受光感度の高い第1受光素子12で発光素子11から
の照射光を反射光としてそれぞれ各別に受光可能とすべ
く、受光回路6の切換手段14を配設することで形成され
ている。
第2受光素子13の側の受光感度を低くしてあるとすれ
ば、本体部1に対しアダプタ21を装着した際には第2受
光素子13の側で、本体部1からアダプタ21を離脱させた
際には受光感度の高い第1受光素子12で発光素子11から
の照射光を反射光としてそれぞれ各別に受光可能とすべ
く、受光回路6の切換手段14を配設することで形成され
ている。
この場合における切換手段14については、本体部1に対
するアダプタ21の着脱に応じて、受光回路6と第1受光
素子11との間の回路、もしくは、受光回路6と第2受光
素子12との間の回路をスイッチ等の開閉手段を介するこ
とで、いずれか一方の側が閉成されたときは他方が開成
されるようにして、その強制的な切換えを可能とした適
宜の手段を用いて形成することができる。
するアダプタ21の着脱に応じて、受光回路6と第1受光
素子11との間の回路、もしくは、受光回路6と第2受光
素子12との間の回路をスイッチ等の開閉手段を介するこ
とで、いずれか一方の側が閉成されたときは他方が開成
されるようにして、その強制的な切換えを可能とした適
宜の手段を用いて形成することができる。
請求項2記載の考案は、このようにして構成されている
ので、非接触方式で使用する場合には、高い輝度を有す
る発光素子11を点灯させ、反射テープを貼着した被測回
転体40に向けて光を照射し、回転周期に対応する有効な
反射光を受光感度の高い一方の側の受光素子、例えば第
1受光素子12光で受光することができ、回転数を正確に
測定することができる。また、本体部1にアダプタ21を
装着して接触方式として使用する場合には、切換手段14
を介することで、その装着と同時に受光感度の低い他方
の側の受光素子、例えば第2発光素子27の側でのみ反射
光を受光させることができるので、乱反射光などのよう
な不必要な光を排除して有効な光のみを捕捉することが
できる。したがって、アダプタ21を介在させた接触方式
によっても、被測回転体40の回転数を正確に測定するこ
とができる。
ので、非接触方式で使用する場合には、高い輝度を有す
る発光素子11を点灯させ、反射テープを貼着した被測回
転体40に向けて光を照射し、回転周期に対応する有効な
反射光を受光感度の高い一方の側の受光素子、例えば第
1受光素子12光で受光することができ、回転数を正確に
測定することができる。また、本体部1にアダプタ21を
装着して接触方式として使用する場合には、切換手段14
を介することで、その装着と同時に受光感度の低い他方
の側の受光素子、例えば第2発光素子27の側でのみ反射
光を受光させることができるので、乱反射光などのよう
な不必要な光を排除して有効な光のみを捕捉することが
できる。したがって、アダプタ21を介在させた接触方式
によっても、被測回転体40の回転数を正確に測定するこ
とができる。
なお、図中の符号9は、それぞれレンズを示す。
[考案の効果] 以上述べたようにこの考案によれば、比較的発光輝度の
高い発光素子を用い、かつ、アダプタを介することで接
触方式により被測回転体の回転速度を測定する場合であ
っても、発光素子からの照射光に起因する有効な反射光
のみを受光することができるので、正確な回転数を測定
することができる。
高い発光素子を用い、かつ、アダプタを介することで接
触方式により被測回転体の回転速度を測定する場合であ
っても、発光素子からの照射光に起因する有効な反射光
のみを受光することができるので、正確な回転数を測定
することができる。
特に、請求項1記載の考案によるときは、発光素子の側
に配置した切換回路を介することで、受光素子への到達
光の光量を必要に応じて変化させることができるので、
非接触、接触のいずれの方式による場合であっても被測
回転体の正確な回転数を測定することができる。
に配置した切換回路を介することで、受光素子への到達
光の光量を必要に応じて変化させることができるので、
非接触、接触のいずれの方式による場合であっても被測
回転体の正確な回転数を測定することができる。
また、請求項2記載の考案によるときは、受光素子の側
に配置した切換手段を介することで、受光素子の側の受
光感度を必要に応じて変化させることができるので、同
様に、非接触、接触のいずれの方式による場合であって
も被測回転体の正確な回転数を測定することができる。
に配置した切換手段を介することで、受光素子の側の受
光感度を必要に応じて変化させることができるので、同
様に、非接触、接触のいずれの方式による場合であって
も被測回転体の正確な回転数を測定することができる。
第1図は、請求項1記載の考案の一実施例を示す概略構
成図、第2図は、第1図における切換回路の一例を示す
回路図、第3図は、請求項2記載の考案の一実施例を示
す概略構成図、第4図と第5図とは、従来例についての
概略構成図である。 1……本体部、2……第1発光素子、 3……受光素子、4……制御回路、 5……点灯回路、6……受光回路、 7……表示部、8……切換回路、 10……電源、11……発光素子、 12……第1受光素子、13……第2受光素子、 14……切換手段、21……アダプタ、 22……回転検出軸、23……接触子、 24……光透過用回転板、25……透光部、 26……非透光部、27……第2発光素子、 30……光反射用回転板、31……反射部、 32……非反射部、40……被測回転体
成図、第2図は、第1図における切換回路の一例を示す
回路図、第3図は、請求項2記載の考案の一実施例を示
す概略構成図、第4図と第5図とは、従来例についての
概略構成図である。 1……本体部、2……第1発光素子、 3……受光素子、4……制御回路、 5……点灯回路、6……受光回路、 7……表示部、8……切換回路、 10……電源、11……発光素子、 12……第1受光素子、13……第2受光素子、 14……切換手段、21……アダプタ、 22……回転検出軸、23……接触子、 24……光透過用回転板、25……透光部、 26……非透光部、27……第2発光素子、 30……光反射用回転板、31……反射部、 32……非反射部、40……被測回転体
Claims (2)
- 【請求項1】被測回転体に対する光の照射を可能とした
第1発光素子と、この第1発光素子からの照射光を反射
光として受光することを可能とした受光素子とを備えた
光学検出系を本体部に有し、この本体部に対し非接触方
式と接触方式との切換えを可能とすべく着脱可能に組み
合わされるアダプタには、前記被測回転体の回転中心部
に接離自在に当接される回転検出軸と、この回転検出軸
の回転速度に従って回転可能とし、かつ、透光部と非透
光部とを有する光透過用回転板と、この光透過用回転板
の一側方向から他側方向に位置する本体部の前記受光部
に対して光の照射を可能とした第2発光素子を前記第1
発光素子とは点灯時における発光輝度を異ならせて配設
し、この第2発光素子と前記第1発光素子とは、本体部
に対しアダプタを装着した際には第2発光素子を、本体
部からアダプタを離脱させた際には第1発光素子をそれ
ぞれ点灯可能とすべく、点灯回路の切換回路を配設した
ことを特徴とする回転数計測器。 - 【請求項2】被測回転体に対する光の照射を可能とした
発光素子と、この発光素子からの照射光を反射光として
受光可能な第1受光素子と、第1受光素子とは受光感度
を異にする第2受光素子とを備えてなる光学検出系を本
体部に有し、この本体部に対し非接触方式と接触方式と
の切換えを可能とすべく着脱可能に組み合わされるアダ
プタには、前記被測回転体の回転中心部に接離自在に当
接される回転検出軸と、この回転検出軸の回転速度に従
って回転可能とし、かつ、二分割された反射部と非反射
部とを有する光反射用回転板を配設するとともに、前記
第1受光素子と第2受光素子とは、本体部に対しアダプ
タを装着した際には第2受光素子で、本体部からアダプ
タを離脱させた際には第1受光素子で発光素子からの照
射光を反射光としてそれぞれ受光可能とすべく、受光回
路の切換手段を配設したことを特徴とする回転数計測
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4450188U JPH0611451Y2 (ja) | 1988-04-01 | 1988-04-01 | 回転数測定器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4450188U JPH0611451Y2 (ja) | 1988-04-01 | 1988-04-01 | 回転数測定器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01148864U JPH01148864U (ja) | 1989-10-16 |
JPH0611451Y2 true JPH0611451Y2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=31270853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4450188U Expired - Lifetime JPH0611451Y2 (ja) | 1988-04-01 | 1988-04-01 | 回転数測定器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0611451Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012098032A (ja) * | 2010-10-29 | 2012-05-24 | Hioki Ee Corp | 回転計 |
JP2012108022A (ja) * | 2010-11-18 | 2012-06-07 | Hioki Ee Corp | 回転計 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5607913B2 (ja) * | 2009-11-10 | 2014-10-15 | 日置電機株式会社 | 回転計 |
JP5503360B2 (ja) * | 2010-01-15 | 2014-05-28 | シスメックス株式会社 | 試料調製装置 |
JP6411906B2 (ja) * | 2015-02-04 | 2018-10-24 | 日本電産シンポ株式会社 | 回転計 |
-
1988
- 1988-04-01 JP JP4450188U patent/JPH0611451Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012098032A (ja) * | 2010-10-29 | 2012-05-24 | Hioki Ee Corp | 回転計 |
JP2012108022A (ja) * | 2010-11-18 | 2012-06-07 | Hioki Ee Corp | 回転計 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01148864U (ja) | 1989-10-16 |
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